JP2001188299A - 一眼レフカメラのミラークイックリターン機構 - Google Patents

一眼レフカメラのミラークイックリターン機構

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JP2001188299A JP37199599A JP37199599A JP2001188299A JP 2001188299 A JP2001188299 A JP 2001188299A JP 37199599 A JP37199599 A JP 37199599A JP 37199599 A JP37199599 A JP 37199599A JP 2001188299 A JP2001188299 A JP 2001188299A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転動作を一方向の僅少回転と他方
向の多数回転に分け、多数回転でのモータの負荷を軽減
させながらミラー及びシャッターチャージを行う方法の
ミラークイックリターン機構を得る。 【構成】 モータ40を正回転でミラーとシャッターチ
ャージ、逆回転でチャージの解除の二動作に分け、モー
タ40の出力軸に連結する減速機構を通して回転せしむ
チャージカム34とラッチ円盤33を設け、チャージカ
ム34に摺動するチャージレバー20と、ラッチ円盤3
3に摺動するラッチレバー20によって、シャッター及
びミラーのフルチャージ状態で緊張状態に保ち、モータ
40の僅少の逆回転動作でこの緊張状態を解くことによ
りミラー1を跳ね上げ、ミラー保持レバー15とラッチ
円盤33によってミラーを跳ね上げ緊張状態に保ち、次
の正回転の初期で、ラッチを解除してミラーを下し、継
続回転でミラーとシャッターをチャージする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一眼レフカメラのミ
ラーボックス機構に関し、特にミラーのクイックリター
ン機構に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ内蔵一眼レフカメラのミラーボッ
クス機構ではミラーの上昇と下降動作のほか、シャッタ
ーの始動動作とシャッターのチャージ動作が必要なた
め、それぞれを個々のモータで行わせる方法やミラーと
シャッターチャージ動作をモータでおこない、それらの
始動を電磁プランジャーでおこなう方法などあるがいず
れも機構の複雑さや価格面の問題があり、この解決策と
して、一個のモータの正逆回転によって、それぞれの駆
動を行う方法が提案されている。過去、本発明者が提案
した直接モータの正転でミラーを上げ、逆転の初期段階
で下す方法(特公昭60−26203号公報)や逆転で
ミラーアップばねをチャージした後ミラーを跳ね上げ、
正転でミラーを下す方法(特公昭62−38439号公
報)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特公昭60−2620
3号公報で示す方法の場合は減速したモータ回転で直接
ミラーを上げる方法のため、ミラーの上昇速度が遅く、
またモータの回転速度の依存性が強かった。また特公昭
62−38439号公報で示す方法の場合はミラー上昇
速度を上げるためのばねを用いているが、スタート時に
モータによるチャージの時間が必要であるため、いずれ
も連続撮影において、シャッター動作を含むミラーのク
イックリターンの速度に問題があり、正確で高速なシャ
ッターとミラーのシークエンス動作を保証する機構が望
まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するため、モータの回転動作を一方向の僅少回
転と他方向の多数回転に分け、僅かな一方向回転でミラ
ー及びシャッターのチャージを解除せしめ、ミラー上昇
動作、及びシャッター動作を可能にし、他方向回転の初
期でミラーを下降せしめ、その後継続する多数回転でモ
ータの負荷を軽減させながらミラー及びシャッターチャ
ージを行う方法で解決を図った。
【0005】
【発明の実施の形態】モータの回転を正回転によるミラ
ーとシャッターチャージ、逆回転によるチャージの解除
の二動作に分け、モータの出力軸に連結する減速機構を
通して回転せしむチャージカムとラッチ円盤を設け、チ
ャージカムに摺動するチャージレバーと、ラッチ円盤に
摺動するラッチレバーによって、シャッター及びミラー
のフルチャージ状態で、緊張状態に保ち、モータの僅少
の逆回転動作でこの緊張状態を解くことによるチャージ
レバーの復元動作でミラーを跳ね上げ、ミラー保持レバ
ーとラッチ円盤によってミラーを跳ね上げ緊張状態に保
つ。次の正回転の初期で、ラッチを解除してミラーを下
し、継続回転でミラーとシャッターをチャージするよう
構成したミラーのクイックリターン機構を提案する。
【0006】
【実施例】以下、図面等を参照して本発明の最も良好な
実施形態を説明する。
【0007】図1は本発明のミラークイックリターン機
構の構成平面図であり、図2はその動作説明図である。
図3は本発明のミラークイックリターン機構の作動回路
ブロック図で、図4はモータ、ミラー及びシャッター機
構の作動タイミングチャートを示している。図1はミラ
ー1が下降したファインダーの観察位置にあり、図示し
てないシャッターのセットレバーピン18が最上のチャ
ージ位置で、ミラー上昇のためのばね22がチャージさ
れた状態の撮影可能なスタート前の状態を示している。
【0008】ファインダー系のミラー1はミラー受け2
で受けられ、ヒンジ軸3を中心に上下約45゜揺動可能
で、図示されていないばねによって常に下方向に付勢さ
れている。ミラー受け2に固設されている駆動軸4のロ
ーラ5にはリターンレバーA6の左先端部6aが接して
いて、リターンレバーA6がリターンレバー軸7を中心
にミラー1の下方向の付勢ばねに逆らって右方向に回動
すれば、ミラー1はヒンジ軸3を中心に円弧状に上昇す
るようになっている。
【0009】リターンレバーA6のリターンレバー軸7
を同軸として、リターンレバーB8がありリターンレバ
ーA6に対してピンA9とピンB10に図示してないミ
ラー1の戻しスプリングよりも強いRスプリング11が
掛けられ、リターンレバーB8の切り欠き部8aがピン
A9をストッパーとして附勢されている。
【0010】また、リターンレバーB8の先端部にはピ
ンC12が植設されていて、リターンレバーC軸14を
回転軸としたリターンレバーC13のホーク部13aに
侠持されている。またリターンレバーC13の他の先端
にはM保持レバー軸17を回転軸としたミラー保持レバ
ー15が設置されていて、リターンレバーC13の突起
部13Bをストッパーとして、常時、後述するラッチ円
盤33の円周側面に接するようMスプリング16で附勢
されている。これによってリターンレバーA6及びB8
の動きに連動してリターンレバーC13が回動し、これ
に応じてミラー保持レバー15がラッチ円盤33の円周
側面を接触移動することになる。
【0011】リターンレバーB8の下方の突出部8bに
近接して、チャージレバー20の右腕部20cの先端に
キックレバー29が設置されていて、Kスプリング31
によって枝部29bがCHピンB32をストッパーとし
て附勢されている。これはチャージレバー20がチャー
ジレバー軸21を回転軸として左方向に回転したとき、
キックレバー29の先端部29aがリターンレバーB8
の突出部8bに当たり、リターンレバーB8と、これに
合わせたリターンレバーA6の右方向回転によって、ミ
ラー1を蹴上げていくことになる。
【0012】チャージレバー20の左腕部20aの先端
に植設されているチャージピン19によって、図示しな
いシャッターのセットレバーピン18に作用し、チャー
ジレバー20の回転でシャッターのセットレバーをチャ
ージしたり、或いは解除したりできるようになってい
る。チャージレバー20の下方腕部20bの摺動先端2
0dは後述のチャージカム34の面を摺動し、下方腕部
20bには同じく重なるようにSラッチレバー軸26を
中心に回動可能なラッチレバー25が設置されていて、
CHピンA24をストッパーとしてSスプリングピン2
8に掛けたSスプリング28によって附勢されていて、
先端突起部25aはチャージカム34の上に重畳してあ
るラッチ円盤33の円周側面に接するようになってい
る。チャージレバー20はチャージレバー軸21を中心
に静止側のばね掛けピン23と下方腕部20bの縁に掛
けた強いばね22によって常に左方向回転の附勢が与え
られている。
【0013】チャージ機構としてはモータ40の出力軸
に固設しているモータピニオン39に噛合する平歯車3
8とこれに噛合する小歯車37及びチャージギヤー軸3
6を回転軸としたチャージギヤー35によって減速機構
を構成し、チャージギヤー35に固設されているチャー
ジカム34を回転させることによって、一回転周期でチ
ャージがおこなえるようになっている。またチャージギ
ヤー35にはチャージカム34と重畳してラッチ円盤3
3が固設されていて、側面には係止溝A33aと係止溝
B33bが刻まれている。ラッチ円盤33の側面をほぼ
対向の位置でミラー保持レバー15とラッチレバー25
がラッチ円盤33に常時接触する習性が与えられて、摺
動できる形を採っている。
【0014】このような図1に示す機械構成において、
本発明の意図する動作をさせるために必要な電子回路の
ブロック図を図3に、主な各機構のタイムシークエンス
を図4に示してあるが、本発明の動作について、これら
二つの図を参照しながら図2の動作説明図に従って説明
すると、図2の(I)図は本発明の構成を示した図1と
同じく撮影可能なスタート前のミラー受け2の駆動軸4
が最下位のミラー1が下降したファインダー観察位置に
ある状態で、チャージレバー20の中心に掛けてあるば
ね22はチャージ状態の左腕部20aの先端にあるチャ
ージピン19によって図示してないシャッターのセット
レバーピン18が最上位置にある。このチャージ状態を
保持しているのは下方腕部20bにあるラッチレバー2
5の先端25aがラッチ円盤33の係止溝A33aに没
入し、チャージレバー20の復元を阻止しているためで
ある。ラッチレバー25の対向位置にあるミラー保持レ
バー15はミラー1が下降状態にあるので、縁がラッチ
円盤33の係止溝B33bから外れた側面に接触した状
態にある。図2に示すようにチャージギヤー軸36を同
軸として回転角検知用の摺動基板50が設置してあり、
摺動子49と摺動パターンによってスイッチ42のSW
1と43のSW2を構成している。
【0015】つぎに撮影を開始するために図3に示すレ
リーズSW41をON(図4の[1])にしスタート信
号をCPU44に送ると先ず最初にドライバー(1)4
5を通してシャッターの先幕マグネット(Mg1)47
と後幕マグネット(Mg2)48に通電し、シャッター
のセットレバーが解除しても両方の幕がかってに走行し
ないように保持する(図4の[7][8])。その後C
PU44内で若干時間を置いてからドライバー(2)4
6に送る信号によって、モータ40に逆転電流を流し
(図4の[2])、モータ40が逆転始めるとモータピ
ニオン39から平歯車38、小歯車37からチャージギ
ヤー35へと減速動力が得られ、図2の(II)に示すよ
うにラッチ円盤33の係止溝A33aが左回転しはじめ
る。回転がからに進むまえの僅少回転位置で、ラッ
チレバー25の突出部先端25aがラッチ円盤33の係
止溝A33aから外れて、ラッチレバー25はラッチ円
盤33の側面を滑って図の状態になり、ばね22の復元
力に従ってチャージレバー20が急速に左回転して、下
方腕部20bの摺動先端20dが図のようにチャージカ
ム34の最小振れの谷部に当たり停止する。
【0016】この動作過程において、チャージレバー2
0の右腕部20cの先端に設置しているキックレバー2
9の先端部29aがリターンレバーB8の突出部8bを
左側に押すため、Rスプリング11を通してリターンレ
バーA6はリターンレバー軸7を中心に右方向回転し左
先端部6aにあるローラー5を押し上げていく(図4の
[5])が、ミラー1が上がりきった状態でも更にチャ
ージレバー20が左回転を継続するようになっているた
め、今度はRスプリング11に逆らってリターンレバー
B8を更に右方向に回転させ、キックレバー29の先端
部29aが図のようにリターンレバーB8の突出部8b
から潜り抜け前方に出て停止する。また、リターンレバ
ーB8の左回転に伴って、ピンC12に連結しているリ
ターンレバーC13のホーク部13aも下がってくるた
め、リターンレバーC軸14を中心にリターンレバーC
13が左回転し、ミラー保持レバー15が縁をラッチ円
盤33の側面に接触し、沿いながら、持ち上がってい
く。リターンレバーC13の回転に従って、ミラー保持
レバー15がリターンレバーC13の突起部13bまで
屈折した状態になり、ラッチ円盤33がからに回転
した時点で、係止溝B33bが丁度ミラー保持レバー1
5の先端部15aの真下にきて、飛び込み、ミラー1は
上昇位置で保持されることになる。この状態のラッチ円
盤33のの位置ではスイッチ42のSW1がONし、
CPU44の判断によりモータ40の電流を遮断し、回
転が停止する(図4の[3][2])。
【0017】これら一連の動作は非常に短時間で行わ
れ、前記のスイッチ42のSW1がONし、モータ40
が停止する前に完了しているため、この信号によってC
PU44はミラー上昇完了と判断し若干の時間を置いて
図4の[7]に示すように先幕マグネット47のMg1
電流を遮断し先幕を走行せしめ、定められた露出時間t
を算定して、[8]に示すように後幕マグネット48の
Mg2電流を遮断して後幕を走行せしめ、シャッター作
動を完了する。次にCPU44はシャッターの後幕マグ
ネット48のMg2電流を遮断した後、幕走行時間と安
定するまでの時間を取ってから、ドライバー(2)46
に信号を送り、モータ40に正転電流を流しモータ40
を正回転させると、図2の(II )に示すようにチャー
ジカム34とラッチ円盤33は右回転での位置から
の位置に戻り始める。この回転の初段でラッチ円盤33
の係止溝B33bからミラー保持レバー15の先端部1
5aが外れ、ラッチ円盤33の側面を滑って、図のよう
なミラー保持レバー15が開いた形でラッチ円盤33の
側面に接触した状態を保つ。この動作より、リターンレ
バーC13は急速に軸14を中心に右方向に回転するた
め、これに連動してリターンレバーB8が左方向に回転
を戻す。この時はまだチャージレバー20の摺動先端2
0dはチャージカム34の谷部あり、チャージレバー2
0を動かさないが、前述したようにリターンレバーB8
の突出部8bはキックレバー29の先端部29aの後ろ
にきているため、リターンレバーB8はキックレバー2
9を押しながら初期位置まで戻ることができ、同時にリ
ターンレバーA6もスタート位置に戻り、ミラー1も初
期のファインダー観察位置に戻る(図4の[5])。こ
の回転動作でスイッチ42のSW1は遮断した後、の
位置でスイッチ43のSW2はオンになるがモータ正回
転は継続され(図4の[3][4][2])て、図2の
(IV)の状態に移る。
【0018】同方向の回転継続により、接触しているチ
ャージレバー20の摺動先端20dはチャージカム34
の傾斜部にかかり、回転に応じて摺動先端20dを左側
に押し、チャージレバー20をチャージレバー軸21を
中心にして右回転しながらばね22のチャージととも
に、チャージピン19によるセットレバーピン18を押
し上げ、シャッターのチャージをおこなっていく(図4
の[6])。このチャージカム34とラッチ円盤33の
回転に合わせてチャージレバー20の右回転の様子を図
2の(IV)で示しているが、(イ)の位置はチャージカ
ム34のピークはの位置の(ホ)であり、まだチャー
ジ状態に入ってなく、ラッチレバー25は縁をラッチ円
盤33に接触した(a)の状態にある。チャージレバー
20の右回転に従って、ラッチレバー25は立ち上がっ
てきて、チャージ完了位置では(b)の状態にあり、ま
だチャージレバー20の戻りを阻止する状態にならない
ため、チャージカム34のピークがさらに進んだ(ヘ)
の位置に来るとチャージレバー20は更に進んだ(ロ)
の位置に来て若干オーバーチャージ気味になり、ラッチ
レバー25の先端突出部25aはラッチ円盤33から浮
き上がるため、ラッチレバー25は(c)のようにスト
ッパーのCHピンA24に当たる位置まで屈折し、先端
突出部25aがラッチ円盤33の中心であるチャージギ
ヤー軸36に向いた状態になる。チャージカム34の回
転が更に進み(ト)の位置に来ると、ピークがチャージ
レバー20の摺動先端20dから外れるためばね22の
復元力で戻ろうとするが、ラッチレバー25の先端突出
部25aがラッチ円盤33の側面に当たり、阻止され
る。この状態でラッチレバー25の先端突出部25aが
ラッチ円盤33の側面を滑りながらチャージカム34と
ラッチ円盤33はの位置を過ぎ更に回転を続け、一回
転した(ホ)のの位置(と同じ位置)に来たところ
でラッチ円盤33の係止溝Aの33aに飛び込み、回転
が阻止されると同時にスイッチ43がオンし、その信号
によりCPU44が初期位置に戻ったことを判定しモー
タ電流を遮断する(図4の[2])。
【0019】モータ40の回転で得られるチャージカム
34とラッチ円盤33の正回転は図2の(II )、(I
V)で示すようにから始まってを通り越してに戻
り、更に通り越して、すなわちまでの一回転以上す
るため、摺動基板50のスイッチ42のSW1とスイッ
チ43のSW2は図4の[2]に示すように正転に対応
した[3]及び[4]のようなスイッチモードとなるが
CPU44の論理判断によりモータ40は正確に位置
(の位置)で停止することができるようになってい
る。正回転によって得られるチャージレバー20の右回
転で左腕部20aでシャッターのチャージを行う一方、
右腕部20cは図2の(IV)に示すようにキックレバー
29は先に戻っているリターンレバーB8の突出部8b
に対して、縁を擦りながら屈折した形で潜り抜け、チャ
ージレバー20がチャージ完了位置に近接した時点で、
キックレバー29の先端部29aが突出部8bから外
れ、Kスプリング31の復元力で頭を持ち上げて、初期
状態に復帰する。このようにしてチャージレバー20が
完全チャージ状態に戻り、モータ40の回転が停止する
チャージカム34とラッチ円盤33がの位置、すなわ
ちの位置に戻ることによって(I)の状態に戻り、一
作動を完了する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な機構で一個のモータの正転、逆転作用を応用して、
モータの回転速度や応答性の依存性を少なくした所望の
ミラーのクイックリターン機構が提供できる実用的効果
は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミラークイックリターン機構の構成平
面図である。
【図2】その動作説明図である。
【図3】本発明のミラークイックリターン機構の作動回
路ブロック図である。
【図4】モータ、ミラー及びシャッター機構の作動タイ
ミングチャート図である。
【符号の説明】
1 ミラー 2 ミラー受け 5 ローラ 6 リターンレバーA 8 リターンレバーB 11 Rスプリング 13 リターンレバーC 15 ミラー保持レバー 16 Mスプリング 20 チャージレバー 25 ラッチレバー 29 キックレバー 31 Kスプリング 33 ラッチ円盤 34 チャージカム 40 モータ 44 CPU 45 ドライバー(1) 46 ドライバー(2) 47 先幕マグネット 48 後幕マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H020 MA05 MC22 MC34 MC43 MC94 ME03 ME14 2H054 CA16 CB02 CB04 CB07 CB09 CB14 2H082 DD17 DD34

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動式一眼レフカメラのシャッター機構
    及びミラー機構を一個のモータの一方向回転と他高方向
    回転で駆動させるミラークイックリターン機構におい
    て、ミラーチャージとシャッターチャージのためのチャ
    ージカムと該チャージカムに連動し、円周上に二個の係
    止溝を持つラッチ円盤とを有し、該チャージカムにはチ
    ャージレバーが接触し、ラッチ円盤には前記チャージレ
    バーに設置されているラッチレバーとミラーに連動する
    ミラー保持レバーが接触し、前記チャージカムの回転で
    得られる前記チャージレバーのフルチャージ状態で前記
    ラッチレバーの先端が前記ラッチ円盤の一つの係止溝で
    ラッチされ、前記チャージレバーに連動してミラーを上
    昇せしめるリターンレバーのミラー上昇位置で、ミラー
    保持レバーが前記ラッチ円盤の他の係止溝でラッチされ
    るように構成することにより、モータの僅少な一方向回
    転によって前記チャージレバーのラッチが解除され、こ
    れに連動するミラー上昇位置で保持される前記ミラー保
    持レバーのラッチがモータの他方向回転の初期段階で解
    除され、ミラーが下降作動するよう構成したことを特徴
    とする一眼レフカメラのミラークイックリターン機構。
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