JPS62157021A - モ−タドライブカメラ - Google Patents

モ−タドライブカメラ

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JPS62157021A
JPS62157021A JP29802085A JP29802085A JPS62157021A JP S62157021 A JPS62157021 A JP S62157021A JP 29802085 A JP29802085 A JP 29802085A JP 29802085 A JP29802085 A JP 29802085A JP S62157021 A JPS62157021 A JP S62157021A
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lever
mirror
motor
link
shutter
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Kazuo Ishikawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ミラーアップ駆動、フィルム巻−ヒげおよび
シャッタチャージ等を行なうモータからの駆動系をカメ
ラボディ内に効率よく組込み配置させるようにしてなる
モータドライブカメラの改良に関する。
〔従来の技術〕
最近の一眼レフカメラは、その多機能化が著しく、これ
らを可能な限り自動化することで、速写性や操作性等を
大幅に向上させることが必要とされている。そして、こ
のような点を満足し得るものとして、カメラボディ内に
モータを内蔵することで、ミラーアップ、フィルム巻上
げおよびシャッタチャージ等の撮影動作を自動的に行な
うモータドライブカメラが普及しつつあり、本出願人も
、たとえば特開昭53−141815号公報や特開昭5
7−99830号公報等に示されるような構成を有する
ものを既に提案している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来構成によるモータドライブ
カメラによれば、その構成部品点数が多く、構造が複雑
で、組立性の面で問題となるばかりでなく、モータおよ
びその駆動系の組込みスペースがある程度要求されるこ
とから、カメラボディ全体の大型化等を招く虞れもあり
、と述したモータおよびその駆動系をコンパクトな構成
とし、かつこれらをカメラボディ内に効率よく組込むご
とが可能となる何らかの対策を講じることが必要とされ
ている。
すなわち、上述した従来装置では、モータの出力軸をカ
メラボディの上、下方向に引出し、これらをカメラボデ
ィ上、下側にそれぞれ配設したフィルム巻上げ機構およ
びミラーアップ機構を駆動する駆動源として用いるよう
な構成としており、クラッチ機構等の使用を必要最小限
とし、各部の動作上の信頼性をある程度確保し得るもの
の、構成部品点数が増大し、組立性等の面で問題で、ま
たモータからの駆動力伝達に関与する部品が多いことか
ら、モータの小型化を図るうえでも問題をもつものであ
った。さらに、この種のモータドライブカメラでは、ボ
ディ下部にモータを駆動するためのバッテリの収納部を
設けることが必要で、モータ下端からも出力軸を引出す
従来構成では、全体の大型化を避けることができず、実
用上問題の大きいものであった。
特に、この種のモータドライブカメラにおいては、シャ
ッタチャージ機構やミラーアップ機構を構成するリンク
、レバー系の終端部分を、ミラーボックスの側部に効率
よく組込み、その部分のコンパクト化や構成の簡素化を
図ることが望まれており、これはモータへの負荷を軽減
するためにも大きく影響するもので、これらの点を考慮
しなければならないものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このような要請に応えるために本発明に係るモータドラ
イブカメラは、ミラーボックス側部下側からモータ正転
時に駆動されるスライドレバーと、これに下端側が連結
されるとともにスプリングにより常時は一体に回動して
ミラーアップを行なえるようにダブルレバー構造とされ
た第1および第2のミラーアップレバーとでミラーアッ
プレバー系を構成し、一方ミラーボックス側部上側から
モータ逆転時に回動される第1のリンクレバー、前記第
2のミラーアップレバーと干渉しない状態で下方に延設
された第2のリンクレバー、および他端部にシャッタチ
ャージピンを有する回動自在な第3のリンクレバーとで
シャッタチャージリンク系を構成し、かつそのシャッタ
チャージビンをシャッタチャージ状態で係止保持すると
ともにミラーアップ時における移動終期においてスライ
ドレバーと係合して係止状態が解除されるセットレバ−
を付設するようにしたものである。
〔作用〕
本発明によれば、モータの正、逆円方向への回転力によ
り選択的にミラーアップ側のスライドレバー、シャッタ
チャージ側の第1のリンクレバーを適宜駆動することで
、ミラーアップおよびシャッタチャージを必要に応じて
効率よく駆動し得るとともに、簡単なレバー、リンク構
成であるため、コンパクト化されてなるミラーボックス
側部機構部を構成し得るものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第8図は本発明に係るモータドライブカメ
ラの一実施例を示し、これらの図において、まず、全体
を符号lで示すモータドライブカミラの概略構成を第1
図を用いて@単に説明すると、符号2は外観を想像線で
示したカメラボディlaの図中左側に配設されてなるフ
ィルムの巻取リスブールで、このスプール2には周知の
ように、カメラボディlaの右側に設けられた巻戻し軸
3に装填されているパトローネ4から引出されるフィル
ム(図示せず)が巻上げ操作に応じて順次巻付けられる
ものである。なお、図中1bは前記カメラボディ1aの
下部に一体的に付設された八ツテリ収納部、5はカメラ
ボディlaの中央部に配設されてなるミラーボックスで
、さらに本実施例では上述した巻戻し軸3をその上部に
配設した小型モータ6で単独に回転駆動し得るような構
成とした場合を示している。
また、前記ミラーボックス5の後方に配設されるシャッ
タ機構7は、第2図に示すような枠体7a上を、マグネ
ットによるホールド状態が解除されることで走行する先
幕、後幕(図示せず)を備えてなる構成であり、図中8
は後述するシャッタチャージ機構のチャージビンにより
図中矢印方向に押」二げられることでチャージ状態とさ
れるシャッタセットレバ−である。
そして1本実施例によるモータドライブカメラlによれ
ば、第1図、さらには第3図ないし第6図に示すように
、フィルムの巻取リスブール2内に組込み配設され出力
軸10aをカメラボディla上方に突出させてなる正、
逆両方向に回転可能なモータ10と、その回転力を伝達
する減速歯車列11を有しカメラボディla上側に配設
された上部ユニット12と、これに対向してミラーボッ
クス5の下側に配設され前記減速歯車列11で減速され
たモータ10の回転力が上部ユニット12から垂下して
設けられた回転伝達軸13を介して伝達される下部ユニ
ット14と、これら上、下ユニッ) 12.14間でミ
ラーボックス5側方に配設された側部ユニッ)15を備
えてなる構成としている。そして、前記上部ユニット1
2において減速歯車列11の途中には、一方向クラッチ
16を介して選択的に接続されるフィルム巻上げ機構1
7およびシャッタチャージ機構18を構成する部材が適
宜配設されるとともに、下部ユニット14には、前記モ
ータ10の回転方向に応じてミラーボックス5内でミラ
ー(図示せず)をスプリング等による復帰習性に抗して
上昇させるミラーアップ機構19を構成する部材が配設
され、さらに側部ユニット15には、前記シャッタチャ
ージ機構18およびミラーアップ機構19を構成するリ
ンク、レバー系が適宜配設されている。
これを第3図以下を用いて詳述すると、まず、前記減速
歯車列11は、第3図に示す上部ユニット12内で前記
モータlOの出力軸10a上に設けられた歯車11a、
その周囲を取囲むごとく配設された複数の段付歯車11
b、llc、11d、lieおよび前記一方向クラッチ
16(たとえばポールクラッチ等)を組込んでなる大、
小歯車20a、20bのうちの大歯車20aによって構
成され、かつこの大歯車20aは、第5図から明らかな
ように、前記回転伝達軸13上に設けられた歯車13a
に1vA合することで、モータ10の正、逆両方向での
回転を下部ユニッ)14側のミラーアップ機構19(第
6図および第4図参照)に伝達して所要のミラーアップ
動作を行なうような構成とされている。なお、第3図中
実線で示す矢印aは、モータlOの正転時の各部の回転
方向、破線で示す矢印すは逆転時における回転方向で、
また第5図中12a、12bは前記上部ユニット12が
介在される上、下地板である。
一方、前記減速歯車列11に対し一方向クラッチ16を
介して選択的に連結される小歯車20bは、モータ10
の逆転時においてのみ回転駆動されるように構成されて
おり、かつこの小歯車20bに噛合する歯車21.22
により、前記フィルム巻上げ機構17およびシャッタチ
ャージ機構18が適宜駆動される。すなわち、第3図中
23゜24は前記フィルム巻上げ機構17を構成する歯
車21に噛合するフィルムこま送り用のスプロケットギ
ヤおよびスプールギヤで、これによりフィルムが−こま
づつスプール2に巻取られるものである。なお、図中2
1aは逆転防止用の爪レバーである。そして、このよう
な構成において、モータ10の逆転時には、フィルムの
巻王げ動作が自動的に行なわれることは明らかであろう
また、前記歯車22はシャッタチャージ機構18を構成
するチャージカム25と一体の歯車26に噛合し、モー
タlOの逆転時にシャッタチャージを行なうような構成
とされている。すなわち、図中27.28は前記チャー
ジカム25により所要の方向に回動される第1および第
2のセットレバ−で、その第2のセットレバ−28の先
端28aが第4図に示す側部ユニット15においてその
ヒ端部側に設けられている第1のリンクレバー29の一
端に突設された係合ピン29aと係合し、これを回動さ
せることでシャッタチャージを行なうものである。
このような側部ユニット15側でのリンク構成を第4図
を用いて説明すると、図中30は第1のリンクレバー2
9の他端に枢支された第2のリンクレバー、31はその
他端に一端が枢支されかつ他端にシャフタチャージピン
32を有する第3のりンクレパーで、このシャッタチャ
ージピン32が第2図においてシャッタセットレバ−8
を押圧することでチャツタチャージが行なわれるもので
ある。なお、図中33は側部ユニット15の地板、34
は第1のリンクレバ−29を支軸29bを介して図中反
時計方向に付勢するスプリング、31aは第3のリンク
レバー31の支軸、30a、30bは第2のりンクレパ
ー30両端の連結ピンである。ごらに、図中35は地板
33上に支軸35aを介して枢支されかつスプリング3
6により常時反時計方向に付勢されているセットレバ−
で、このセットレバ−35の係止fi35bで前記シャ
ッタチャージピン32が係止されることで、シャッタチ
ャージ状態が保持されるような構成とされ、かつこのセ
ットレバ−35は後述するミラーアップ機構18側のし
八−系の一部にてその他端35cが押圧されることによ
りミラーアップ動作終端部付近で係1ト状態が解除され
るようになっている。
なお、第3図において符号37は前記モータlOの停止
信号を送出するタイミングスイッチ38をオン・オフさ
せるスイッチレバーで、スプリング37aにより常時反
時計方向に付勢されるとともに、前記第2のセットレバ
−28の一部に突設されている係合ピン28bによりミ
ラーアップ時において時計方向に回動され、スイッチ3
8をオンさせるような構成とされている。さらに、この
スイッチレバー37の先端に形成されている爪部37b
は前記チャージカム25および歯車26と一体に設けら
れた円板26aの周縁に形成されている切欠き26bに
対しシャッタチャージ状態に噛合するような構成とされ
ている。また、図中39は第1のセットレバ−27の他
端27’aの動きに連動して絞り機構(図示せず)側を
制御するレバーである。
一方、下部ユニー2ト14内に設けられているミラーア
ップ機構19は、第6図に示すように、前記回転伝達軸
13の下端に設けられた歯車13bに1−合する歯車列
40a、40b、40cを介してモータ10の回転力が
伝達される歯車41−Fに設けられたラチェットギヤ4
2を有し、このラチェットギヤ42の周方向に設けられ
た複数のカム溝42aに係合する係合ピン43aを有す
るラチェットアーム43と、このアーム43の支軸43
bが設けられたミラーレバー44とが配設されている。
なお、図中42bはラチェットギヤ42の支軸、44a
はミラーレバー44の支軸、45はこのレバー44を図
中時計方向に付勢するスプリング、46は前記アーム4
3の先端を図中想像線で示すミラーアップ状態において
係+hする係市ビンで、また47aは前記側部ユニット
15側のミラーアップ用のスライドレバー47の係合端
である。
そして、このような構成によれば、モータ10の正転時
においてラチェットギヤ42が図中a方向に回転するこ
とにより係合ピン43aを介して押出されるアーム43
により付勢力に抗してミラーレバー44が回動されるこ
とで、後述するミラーアップが行なわれるとともに、そ
の終端部において図中想像線で示すように、アーム43
の係合ビン43a部分がラチェットギヤ42の支軸42
bとアーム支軸43bとを結ぶ線分(デッドポイント)
を乗越え、アーム43が食込み状態で係止保持されるこ
とで、ミラーアップ状態が維持されるものである。また
、撮影が終了してモータ10が逆転すると、アーム43
の係合ビン43a部分が、スプリング45の付勢力に補
助されてデッドポイントを逆に乗越え、その結果ミラー
レバー44は図中実線で示す元の状態に回動復帰するも
のである。
=・方、側部ユニット15側のミラーアップ機構19は
、第4図に示すように、地板33上でその高さ方向中央
部分の支軸48を中心に回動自在に支持され常時は一体
的に回動するダブルレバーとしての第1および第2のミ
ラーアップレバー49.50を有し、これらはスプリン
グ51の付勢力により互いに逆方向への付勢力を与えら
れている。すなわち、第1のミラーアップレバー49は
、地板33下側で左、右方向に摺動自在に支持されてい
るスライドレバー47の他端側に連結されることで、こ
のレバー47にその一端51aが係止されているスプリ
ング51により図中反時計方向に付勢されている。一方
、この第1のミラーアンプレバー49に突設された係合
部49aに対し下端部50aが係合しかつ上端部50b
が地板33上に穿設された弧状溝52から突出している
図示せぬミラー側のビン53と対向するように延設され
ている第2のミラーアップレバー50は、スプリング5
1の他端51bが係1トされることで、支軸48を中心
として図中時計方向に付勢されており、これによりこの
第2のミラーアラプレ/< −50は前記係合部49a
に係合して常時は第1のミラーアップレバ−49と一体
に回動動作される。
ここで、このスプリング51は、第2のミラーアップレ
バー50の一部に突設されたボス部50Cに巻回される
ことで装着されているが、これはスペース的な理由から
で、前記支軸48上に巻回して装着してもよいことは容
易に理解されよう。
また、上述したスプリング51の下端係IF部分として
は、図示した例に限定されず、第1のミラーアップレバ
ー49に直接係11ニさせるようにしてもよいものであ
る。なお、−上述したようにスプリング51の他端51
bで弾性支持されている第2のミラーアップレバー50
の上端部50bは、前記ミラー側のビン53よりも上方
に移動し得るように構成され、ミラーアップ時において
ビン53に係合して前記係合部49aから離間するよう
にスプリング51をたわませることで、ミラーのバウン
ド等を吸収し得るような構成とされている。
以上の構成によるモータドライブカメテlによれば、レ
リーズ信号によりスプール2内に組込まれたモータlO
が正転する(第9図(a)参照)ことにより、前記回転
伝達軸13を介して上部ユニット12に連結されている
下部および側部ユニッ)14.15に配設したミラーア
ップ機構19が前述したように作動してミラーが上昇動
作し、かつこれに連動して予めチャージ状態とされてい
るシャッタ7が撮影動作を行なうものである。すなわち
、上述したレリーズ信号によりシャッタ機構7内のFC
マグネット、scマグネットがそれぞれ先幕、後幕をホ
ールドするとともに、上述したミラーアップ動作の最終
時点で前記スライドレバ一端47aがセットレバ−35
を解除し、シャッタ走行可能な状態とされる。また、そ
の結果として元の状態に復帰するシャッタチャージ機構
18によりその内部に組込まれたタイミングスイッチ3
8がオンし、これによりモータ10の回転が停止される
とともに、その信号からタイマ等でΔt1遅延した時点
で先幕がスタートし、次でこれに所定時間遅れて後幕が
スタートし、一連の露光動作が行なわれるものである。
そして、この後幕スタート時点からΔt2だけ遅れてモ
ータlOが逆転を開始し、これにより前記ミラーアップ
機構19におけるラチェットアーム43の食込みで係止
保持されているミラーアップ状態が解除され、ミラーは
それ自身に付設されている復旧用スプリングで下降動作
する。また。
このモータlOの逆転動作時には、前記一方向クラッチ
16を介してフィルム巻上げ機構17およびシャ7タチ
ヤージ機構18がモータlOと連結され、フィルムの巻
上げ動作を行なうとともに、前記チャージカム25の回
転によりセットレバ−27,28,ごらにリンクレバー
29,30.31の働3により、シャンタチャージが行
なわれるものである。そして、このシャッタチャージ状
態は、前記スイッチレバー37の爪部37bがチャージ
カム25 fillの切欠き26bに係合することで、
レリーズ待期状態として保持され、またこのときスイフ
チ38がオフされることで、第9図(a)に示すように
、モータ10が停市され、一連の撮影動作が行なわれる
ものである。
なお、上述した構成によるモータドライブカメラlにお
いて、フィルムの巻戻し時においては、モータ10の回
転伝達系から、フィルムの回転にH′AC)するスプロ
ケットギヤ23およびスプールギヤ24(第3図参照)
を切離すことが必要とされる。このため、木実雄側によ
れば、第7図および第8図に示すスプロケット解除釦6
0を押圧操作することで、フィルム側のスプール2およ
びスプロケット61を、モータ10と連結された歯車2
1a(第3図中21参照)を歯車列から切離してフリー
状態とし、かつ前記解除釦60の抑圧操作に連動してオ
ンするスイッチ(図示しない)からの信号により駆動さ
れる別置の小型モータ6により、供給スプール側を回転
駆動してフィルムの巻戻し動作を行なわせるものである
。ここで、図中21bは前記スプロケットギヤ23、ス
プールギヤ24に常時噛合する歯車、62はこの歯車2
1bとかしめ等で一体化されるとともに前記釦60の抑
圧操作によって歯車21aとの係合状態が解除されるク
ラッチ板、63はばね受け、64はばねで、また65は
解除釦60の先端側の一部に凹設された係止部60aに
係合することで、この釦60を押圧状態に係止保持する
セットレバ−165aはその付勢用スプリングである。
そして、解除釦60によるクラッチ板62切離し時には
、このクラッチ板62は前記スプール2側の歯車21b
とは釦60の周囲で自由に回転し、一方モータ10側が
再び回転して歯車21a側に回転が伝達されると、解除
釦60も回転して係止状態が解除され、その結果クラッ
チ板62が接合された通常状態に戻るものである。この
ときのタイムチャートを第9図(b)に示している。
したがって、上述した構成によるモータドライブカメラ
lによれば、モータ10の正、通雨方向での回転出力を
利用することでその駆動系に加わる負荷を適切かつバラ
ンスよく分散し、駆動効率を向−ヒさせ得るとともに、
正転時におけるミラーア・ンブ、逆転時における巻りげ
およびシャ−2タチヤージ動作を行なうにあたっての減
速歯車列11の共用化を図れ、これにより負荷も軽減さ
れることからモータ10の小型化をも図れる等といった
利点を奏するものである。yらに、−11述したように
スプール2内にモータ10を組込むとともに、その出力
軸10aをボディ1a11方のみに突出させることで、
ボディ1aの下側に八ツテリ収納部1bAv−が付設さ
れる場合にあたっても、何ら支障を生じないものであり
、機構全体のコンパクト化を図り、効率のよいカメラボ
ディla内での配設状態を得ることも可能である。
特に、本発明によれば、ミラ−ボックス5側部下側から
モータ10正転時に駆動されるスライドレバー47、ス
プリング51で常時は一体に回動されるダブルレバー構
造である第1および第2のミラーアップレバー49.5
0でミラーアップレバー系を構成し、一方ミラーボック
ス5側部上側からモータ逆転時に回動される第1のりン
クレハ−29、nll記第2のミラーアップレバー50
と干渉しない状態で下方に延設されている第2のリンク
レバー30、およびシャッタチャージピン32を有する
第3のリンクレバー31でシャッタチャージリンク系を
構成してなる構成であるため、その構成が簡素化され、
しかも全体としてコンパクト化された効率のよい構造で
あり、その利点は大きいものである。
さらに、上述した本発明による構成では、シャッタチャ
ージピン32をシャッタチャージ状態で係止保持すると
ともにミラーアップ時における移動終期においてスライ
ドレバ−47と係合して係11二状態が解除されるセ−
/ t・レバー35を付設するようにしているため、シ
ャッタ機構7として応答性のよいものを使用すれば、モ
ータ10の停止信号を送出するスイッチ(38)をいず
れか一方の機構部に一つだけ付設すればよいという利点
を有しているものである。
なお1本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由であ
る。たとえば上述した実施例では、フィルムの巻戻しを
カメラボディ1a内の別の個所に内設した小型モータ6
を用いるようにした場合を示しているが1本発明はこれ
に限定されず、クラッチ等を介して本発明によるスプー
ル2内モータIQを利用したり、あるいは手動操作によ
り巻戻し動作を行なわせるようにしてもよいことは勿論
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明に係るモータドライブカメ
ラによれば、ミラーボックス側部下側からモータ正転時
に駆動されるスライドレバー、スプリングにより常時は
一体に回動されるダブルレバー構造である第1および第
2のミラーアップレバーでミラーアラプレ/へ一系を構
成し、一方ミラーボックス側部ヒ側からモータ逆転時に
回動される第1のリンクレバー、前記第2のミラーアン
プレバーとは干渉しないように配設された第2のリンク
レバ−、シャッタチャージピンを有する第3のリンクレ
バーでシャッタチャージリンク系を構成し、かつシャッ
タチャージピンをシャッタチャージ状態で係止保持しミ
ラーアップ時における移動終期にスライドレバーと係合
して係上状態が解除されるセットレバ−を付設するよう
にしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、モー
タの正、逆円方向への回転力により選択的にミラーアッ
プ側のスライドレバー、シャッタチャージ側の第1のリ
ンクレバーを適宜駆動することで、ミラーアップおよび
シャッタチャージを必要に応じて効率よく駆動し得ると
ともに、簡単なレバー、リンク構成であるため、コンパ
クト化されてなるミラーボックス側部機構部を構成し得
る等といった種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るモータドライブカメラの一実施例を示
すものであり、第1図はカメラボディ内での各部の位置
関係を説明するための概略構成図、第2図はシャッタ機
構の概略正面図、第3図は減速山車列を有する上部ユニ
ットの概略平面図、第4図は側部ユニットの概略側面図
、第5図は上部ユニットの要部断面図、第6図は下部ユ
ニー21・の概略底面図、第7図および第8図は上部ユ
ニットにおけるフィルム巻戻し操作釦部分の要部断面図
およびその係止構造を示す概略斜視図、第9図(a)、
(b)は撮影時および巻戻し時におけるタイムチャート
図である。 1eeeφモータドライブカメラ、1a・・・・カメラ
ボディ、2・φ・11巻取りスプール、5・・φ・ミラ
ーボックス、7・1111@シャッタ機構、10・・・
・モータ、lOa番拳拳・出力軸、11・・・・減速1
&I東列、12拳φ・・−に1部ユニット、l 3 s
 * * *回転伝達軸、14・・・φ下部ユニット、
15φ・・・側部ユニット、16φ拳昏φ一方向クラッ
チ、17・・・拳フィルム巻とげ機構、18・・・番シ
ャッタチャージ機構、19・・番・ミラーアップ機構、
2511・・・チャージカム、27.28・・拳・セッ
トレバ−129,30,31−・・・リンクレバ−13
2Φ・・・シャッタチャージピン、35・・・・セット
レバ−137・・会・スイッチレバー、38・・・・タ
イミングスイッチ、42・−・・ラチェットギヤ、43
・・・・ラチェットアーム、44・・・・ミラーレバー
、47φΦ・・スライドレバー、49,50・・・φミ
ラーアップレバー、5111・・・スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ミラーボックス側部下側で水平方向に摺動可能に支持さ
    れたミラーアップ用スライドレバーと、その上方で一方
    向への回動習性を付与された状態で回動可能に支持され
    先端がスライドレバー側に連結された第1のミラーアッ
    プレバーと、この第1のレバーと同軸上で回動可能に支
    持され下端部が第1のレバーの反付勢方向側に設けた係
    合部に係合可能に延設されかつ上端部がミラーボックス
    側部に突出しているミラー連結ピンに係合可能に対設さ
    れ第1のレバーと逆方向への付勢力が与えられている第
    2のミラーアップレバーと、前記ミラーボックス側部上
    側で回動可能に支持され一方向への回動習性が付与され
    た第1のリンクレバーと、その下端側に連結されかつ前
    記第2のミラーアップレバーと干渉しない状態で下方に
    延設された第2のリンクレバーと、その下端に一端部が
    連結されるとともに他端部にシャッタチャージピンが設
    けられた回動自在な第3のリンクレバーと、これをシャ
    ッタチャージ状態で係止保持するとともに前記スライド
    レバーのミラーアップ時における移動終期において係合
    して係止状態が解除されるセットレバーを備え、モータ
    正転時において第2のミラーアップレバーがミラーアッ
    プ方向に回動するように前記スライドレバーを移動させ
    るとともに、モータ逆転時においては前記第1のリンク
    レバーをシャッタチャージ方向に回動させるように構成
    したことを特徴とするモータドライブカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001188299A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Sigma Corp 一眼レフカメラのミラークイックリターン機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188299A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Sigma Corp 一眼レフカメラのミラークイックリターン機構
JP4593709B2 (ja) * 1999-12-28 2010-12-08 株式会社シグマ 一眼レフカメラのミラークイックリターン機構

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