JP2771842B2 - 歯車駆動機構 - Google Patents

歯車駆動機構

Info

Publication number
JP2771842B2
JP2771842B2 JP11256289A JP11256289A JP2771842B2 JP 2771842 B2 JP2771842 B2 JP 2771842B2 JP 11256289 A JP11256289 A JP 11256289A JP 11256289 A JP11256289 A JP 11256289A JP 2771842 B2 JP2771842 B2 JP 2771842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
planetary gear
driven
lever
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11256289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02291539A (ja
Inventor
博之 安藤
達治 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP11256289A priority Critical patent/JP2771842B2/ja
Publication of JPH02291539A publication Critical patent/JPH02291539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2771842B2 publication Critical patent/JP2771842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は歯車駆動機構、詳しくは、カメラ本体に内
蔵したモータ、またはカメラ本体に装着したモータの回
転力で歯車機構を駆動してフィルムの巻上げ動作、フィ
ルムの巻戻し動作、および撮影動作を行なうための歯車
駆動機構に関する。
[従来の技術] カメラ本体に装着した1つのモータによりフィルム巻
上げ、シャッタ駆動等、自動的にその係合を切替えて駆
動する機構に関しては、例えば特公昭51-36426号公報に
開示のモータによるシーケンス制御装置がある。このシ
ーケンス制御装置は複数の被駆動機構の歯車を駆動歯車
の周囲に配設し、上記駆動歯車に噛合する遊星歯車を介
して、順次に上記被駆動機構の歯車を駆動するものであ
る。また実公昭54-30987号公報に開示のモータ駆動撮影
装置は、モータにより駆動される駆動歯車に摩擦により
一体的に回転する回転アームと、その回転アームに支持
される遊星歯車とによって、シャッタ駆動部材および巻
上げ歯車を駆動するものである。また、更に、特開昭62
-129829号公報に開示のものは一個のモータの正回転で
絞りおよびミラーアップの駆動系の動作とフィルム巻上
げ,シャッタチャージ動作を行ない、上記モータの逆回
転でフィルム巻戻し動作を行なうものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述の特公昭51-36426号公報に開示された
ものは、負荷トルクの変化を利用できるフィルム巻上終
了以外の種々の負荷の駆動に適用する場合、自動的に駆
動切替を行なわせるためには電磁クラッチあるいはトル
ク調節手段を用いねばならなかった。また、レンズ系の
位置決め駆動用に適用しようとすると、更に、ロック機
構も必要となる。一方、実公昭54-30987号公報に開示さ
れたものでは、フィルム巻上げ動作とシャッタ機構の駆
動の2種の駆動のみを対象としており、多数の負荷を駆
動することはできない。更に、特開昭62-129829号公報
に開示のものは構造が複雑で部品も多い。
本発明の目的は、上述の不具合な点を解決し、より簡
単な部品構成によってフィルムの巻上、巻戻およびシャ
ッタとレンズ繰出を含めたカメラの全ての駆動を、正逆
転する単一のモータと歯車機構で行なう場合の歯車駆動
機構を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明による歯車駆動機構は、 モータ等の駆動源と、この駆動源によって正逆回転可
能に駆動される太陽歯車と、この太陽歯車と同軸上に支
持された回動レバーと、この回動レバーの一端に軸支さ
れ、上記太陽歯車と常に噛合する遊星歯車と、この遊星
歯車の公転軌跡上に設けられ、上記太陽歯車の正転時に
遊星歯車と噛合し回転駆動される第1の被駆動歯車と、
上記遊星歯車の公転軌跡上に設けられ、上記太陽歯車の
逆転時に遊星歯車と噛合し回転駆動される第2の被駆動
歯車と、上記太陽歯車の正転時に上記回動レバーの他端
と当接し、上記遊星歯車を上記第1の被駆動歯車と噛合
する位置に係止すると共に、該第1の被駆動歯車の停止
により生じる遊星歯車の公転力により、遊星歯車が第1
の被駆動歯車との噛合位置を越えて更に公転することを
許可する解除状態となる係止部材と、上記遊星歯車の公
転軌跡上に設けられ、該遊星歯車が上記第1の被駆動歯
車との噛合位置を越えて更に公転することにより遊星歯
車と噛合し回転駆動される第3の被駆動歯車と、上記第
1の被駆動歯車と第2の被駆動歯との間の、上記遊星歯
車の公転軌跡上に設けられ、上記太陽歯車の逆転時に上
記回動レバーの他端が上記係止部材に当接して、これを
上記解除状態から初期の状態に戻す公転力を遊星歯車に
与える送り歯車と、を具備することを特徴とする。
[実施例] 以下、図示の実施例によって本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す歯車駆動機構の平面
図である。この歯車駆動機構の構成は、カメラ本体12
と、正逆転可能な駆動モータ(図示せず)によって回転
駆動され、本体12に固植された支軸21に回転自在に取り
付けられた太陽歯車1と、支軸21に支点の軸孔2bが嵌着
され、太陽歯車1と摩擦接触状態で接合しており、一腕
端部に遊星歯車3を軸支する支軸23が固植されていて、
他腕端に係止ピン2aが固植されている回動レバー2と、
上記支軸23に回転自在に支持されていて、太陽歯車1と
噛合する遊星歯車3と、上記本体12の前記支軸21の右斜
上方位置(第1図において)に固植された支軸24に、支
点の軸孔4dが揺動自在に枢着され、左方に延び出した一
腕の端部にバネカケ孔4bを有すると共に、同一腕の中程
下側縁に設けられ、上記係合ピン2aに対して所定の圧力
角を有する係止部4aを有し、その係止部4aの位置に対し
て所定の開き角を有して右斜下方に延び出した他腕の内
側縁に形成されたカム部4cを有する係止部材である係止
レバー4と、この係止レバー4の他腕が当接し、同レバ
ーをその係止部4aと回動レバー2の係止ピン2aとが当接
する係止位置に規制するストッパ10aと、上記係止レバ
ー4の一腕が当接し、同レバーを上記係止部4aと係止ピ
ン2aとが当接しない不係止位置に規制するストッパ10b
と、一端を上記係止レバー4のバネカケ孔4bに、他端を
本体12に設けられたバネカケ孔12aにそれぞれかけ渡さ
れていて、係止レバー4を上記係止位置に付勢する場合
と、不係止位置に付勢する場合とを選択するトグルバネ
9と、太陽歯車1の周囲であって、遊星歯車3とその公
転時に噛合可能な位置にそれぞれ配設され、本体12に固
植された支軸25,26,27にそれぞれ回転自在に軸支され、
遊星歯車3の公転軌跡上に沿って配される第1の被駆動
歯車であるフィルム巻上げ用被駆動歯車(以下巻上げ用
歯車と称す)5と、第2の被駆動歯車である撮影動作用
被駆動歯車(以下、撮影用歯車と称す)6と、第3の被
駆動歯車であるフィルム巻戻し用被駆動歯車(以下、巻
戻し用歯車と称す)7と、太陽歯車1と同心状の歯形を
有し本体12に固着され公転する遊星歯車3と噛合可能な
扇状歯車である送り歯車8と、前記回動レバー2の係止
ピン2aに後述の所定位置で当接する回動レバー用ストッ
パ11a,11bで構成されている。
なお、上記巻上用歯車5は、これが回転駆動されたと
き、フィルム巻上機構(図示せず)を介してフィルムの
巻上げ動作を行なう、また、巻戻用歯車7は、これが回
転駆動されたとき、フィルム巻戻機構(図示せず)を介
してフィルムの巻戻しを行なう役目をし、また、撮影用
歯車6が回転駆動された場合、撮影レンズの繰出および
シャッタ動作を行なうものである。
次に、これらの歯車5〜7と回動レバー用ストッパ11
a,11bの配設位置について更に詳しく説明すると、先
ず、上記巻上用歯車5は回動レバー2の係止ピン2aが係
止レバー4の係止部4aと係止状態にあるときに遊星歯車
3が噛み合う位置に配設される。また、送り歯車8は、
回動レバー2が時計回り(以下CWと称す)に回動して、
その係止ピン2aが係止レバー4のカム部4cに対応する位
置に回動したとき遊星歯車3が噛み合う位置に配設さ
れ、係止レバー4をトグルバネ9の弾力に抗して回動さ
せるための公転力を遊星歯車3に与えるため、同遊星歯
車3に噛合させる。また、撮影用歯車6と回動レバー用
ストッパ11aの配設位置については、回動レバー2がCW
回りに回動し、遊星歯車3の送り歯車8との噛み合いが
外れてから、撮影用歯車6が遊星歯車3と噛み合うよう
な位置に、上記歯車6を配設し、回動レバー2がその回
動位置で留まるよう、係止ピン2aに当接した位置に回動
レバー用ストッパ11aを配設する。
また、巻戻用歯車7および回動レバー用ストッパ11b
の配設位置については、回動レバー2が後述するように
フィルム巻上げ終了に伴って、係止レバー4を押し上げ
て反時計回り(以下CCWと称す)に回動し、遊星歯車3
と巻上用歯車5の噛合が外れた位置で係止ピン2aに当接
する位置に回動レバー用ストッパ11bを配設し、また、
その回動レバー2の位置における遊星歯車3と噛み合う
ような位置に巻戻用歯車7を配設する。
そして係止レバー4は、係止ピン2aに対して係止位置
または、不係止位置にトグルバネ9で保持されるように
なっているが、その位置の切換は回動レバー2の回動に
よって行なわれる。即ち、係止位置にあるときは、係止
レバー4のカム部4cには回動レバー2がCW回動りに回動
して係止ピン2aが当該部を通過しても同係止ピン2aとは
接触しないが、係止レバー4が不係止状態にあるとき
は、係止ピン2aがカム部4cを押圧するので、係止レバー
4が係止位置方向のCCW回りに回動し、同時にトグルバ
ネ9がバネカケ孔12aの回りを変形しながら回動し、ト
グル作用の中立点を越えるとトグルバネ9の作用方向が
反転し、その反転付勢力によって係止レバー4は係止レ
バーストッパ10aに当接するまで回動して係止位置に切
換えられる。
また、係止レバー4と回動レバー2が係止している状
態で、巻上用歯車5の回転によるフィルム巻上中にフィ
ルムエンドに達した場合、その駆動トルクが増大する
が、回動レバー2にもそれに対応したCCW回りの付勢ト
ルクが反力として発生する。そして、トグルバネ9の力
量と係止部4aの圧力角で規制される係止部4aの係止トル
クよりも上記付勢トルクが大きくなると、係止部4aは回
動レバーの係止ピン2aによって押上げられる。そしてそ
の押上げの途中で、トグルバネ9の作用方向が反転して
トグルバネ9の反転付勢力によって、係止レバー4を係
止レバーストッパ10bに当接させ不係止位置に切換え
る。なお、通常のフィルム巻上動作時に回動レバーに作
用するトルクより上記の係止部4aの係止トルクは大きく
設定されているので巻上げ時には上記の係止解除が生じ
ることはない。
以上のように構成された本実施例の歯車駆動機構の動
作を、第1図〜第4図を用いて説明する。
カメラの撮影操作としては、通常フィルムを装填した
後、フィルムの1コマ目の頭出しを行ない、そして、レ
ンズ繰出しとシャッタ操作等の撮影動作を行なった後、
フィルムの巻上げ動作を行なう。そして、この撮影、巻
上げ動作の繰出し動作の後、フィルムが終了するとフィ
ルム巻戻し動作を行なって1つのシーケンスを終了す
る。
この一連の動作に対応させて説明すると、第1図は巻
上げ動作状態を示し、回動レバー2に保持されている遊
星歯車3は巻上用歯車5に噛合しており、更に、係止レ
バー4は係止レバーストッパ10aと当接して係止位置に
ある。そして、駆動モータを正転させ、太陽歯車1を第
1図のCCW回りに回転させる。太陽歯車1と摩擦接合状
態にある回動レバー2はCCW回りに付勢され、その係止
ピン2aが係止レバー4の係止部4aに当接した状態を保持
する。この状態で太陽歯車1がCCW方向に回転し、遊星
歯車3を介して巻上用歯車5が回転し、フィルムを巻上
げる。そして、巻上1コマ検出手段(図示せず)によ
り、1コマの巻上げ終了を検出すると、ここで駆動モー
タを一旦停止させる。
次に、駆動モータを逆転させ、太陽歯車1を第1図の
CW回りに回転させる。すると、回動レバー2と遊星歯車
3もCW方向に自転しながら公転し、遊星歯車3は送り歯
車8との噛合い位置を経由して撮影用歯車6と噛合する
状態となり回動レバー2の係止ピン2aを回動レバー用ス
トッパ11aと当接させて、駆動モータを停止させる。こ
の状態を撮影動作状態とし、第2図に示す。なお、この
場合、係止レバー4は係止位置のまま保持されている。
その後、カメラのシャッタレリーズ釦(図示せず)が
押されると、駆動モータが更に逆転し、太陽歯車1がCW
回りに回転し、遊星歯車3を介して撮影用歯車6をCW回
りに回転させ、レンズの繰出しとシャッタ動作を行なわ
せる。その後、駆動モータを正転させ、太陽歯車1をCC
W回りに回転させて、回動レバー2と遊星歯車3とは公
転させて送り歯車8との噛合位置を経由して再び第1図
に示される上述の巻上げ動作状態に戻る。そして、フィ
ルムの巻上げを行なって、撮影の1サイクルを終了す
る。このサイクルをフィルムエンドに達するまで繰返
す。
また、巻上げ動作中にフィルムエンドに達すると、巻
上用歯車5の駆動トルクが急上昇し、前述したように回
動レバー2のCCW回りの付勢トルクが係止部4aの係止ト
ルクより大きくなって、係止レバー4を押上げて回動レ
バー2が回動し、回動レバー用ストッパ11bに当接す
る。同時に、遊星歯車3が巻戻用歯車7と噛合する。前
述したように係止レバー4は押上げられると、トグルバ
ネ9のトグル作用による反転した付勢力によって、係止
レバーストッパ10bに当接し、不係止位置に保持される
ようになる。この状態はフィルム巻戻し動作状態であ
り、第3図に示される。そして、駆動モータが正転を続
けると、回動レバー2がストッパ11bに当接したままで
遊星歯車3を介して巻戻用歯車7がCCW方向に回転し、
巻戻しが行なわれる。そして、巻戻フィルムエンド検出
手段(図示せず)により巻戻し終了が検出されると、駆
動モータは逆転を開始する。それによって回動レバー2
はCW方向に回動して遊星歯車3は巻上用歯車5との噛合
位置を通過したあと、第4図に示されるように送り歯車
8と噛合状態となる。更に、回転を続けると回動レバー
2の係止ピン2aが不係止位置にある係止レバー4のカム
部4cを押圧し、係止レバー4をCCW方向に回動させ、前
述のトグルバネ9のトグル作用中立点まで到達すると係
止レバー4はCCW方向に付勢されて係止位置に切換えら
れるようになる。ここで、係止レバー4の動作位置に関
連して動作する位置検出スイッチ(図示せず)が設けら
れていれば、その検出信号により直ちに、駆動モータを
正転して、回動レバー2をCCW方向に回動し、第1図に
示される巻上げ状態にして作動を停止させることができ
る。また、係止レバー4の位置検出スイッチを設けない
場合は、駆動モータを遊星歯車3が撮影用歯車6と噛合
するまで逆回転させ、撮影用歯車6の回転により、シャ
ッタまたは、レンズ繰出しの状態信号を取り出し、その
信号によって駆動モータを正転に切換え、もとの巻上げ
状態まで戻すことも可能である。
なお、巻上げ状態においてフィルムエンドに到達する
以前に巻戻しを行なう必要がある場合、巻戻し指示操作
に伴って巻上げ用歯車の駆動トルクを増大させる機構
(図示せず)を設けるものとする。
[発明の効果] 上述のように、本発明の歯車駆動機構は、回動レバー
を有する遊星歯車による駆動機構であって、その周囲に
配設されている各被駆動歯車との噛合状態の切換は巻上
用歯車のフィルムエンド時のトルク増加によってトグル
機能を有する係止レバーの係止解除を行なうことによっ
て切換え、更に駆動モータの回転方向を変化させて回動
レバーを逆に回動させ、他の歯車と噛合するよう切換え
るようにしたので、巻上や巻戻、更にレンズ繰出しまた
は、シャッタ動作の歯車切換えのための複雑な機構やア
クチュエータを必要とせず、一台のモータの正逆転で駆
動できるものであって、しかも構成する部品点数は少な
くコンパクト化が容易であるなど顕著な効果を有する歯
車駆動機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す歯車駆動機構のフィ
ルム巻戻状態における要部の平面図、 第2図は、上記第1図の機構の撮影時の動作状態を示す
作用図、 第3図は、上記第1図の機構のフィルム巻戻動作状態を
示す作用図、 第4図は、上記第1図の機構における係止レバーを係止
位置に戻す動作状態を示す作用図である。 1……太陽歯車 2……回動レバー 3……遊星歯車 4……係止レバー(係止部材) 5……巻上げ用歯車(第1の被駆動歯車) 6……撮影用歯車(第2の被駆動歯車) 7……巻戻し用歯車(第3の被駆動歯車) 8……送り歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ等の駆動源と、 この駆動源によって正逆回転可能に駆動される太陽歯車
    と、 この太陽歯車と同軸上に支持された回動レバーと、 この回動レバーの一端に軸支され、上記太陽歯車と常に
    噛合する遊星歯車と、 この遊星歯車の公転軌跡上に設けられ、上記太陽歯車の
    正転時に遊星歯車と噛合し回転駆動される第1の被駆動
    歯車と、 上記遊星歯車の公転軌跡上に設けられ、上記太陽歯車の
    逆転時に遊星歯車と噛合し回転駆動される第2の被駆動
    歯車と、 上記太陽歯車の正転時に上記回動レバーの他端と当接
    し、上記遊星歯車を上記第1の被駆動歯車と噛合する位
    置に係止すると共に、該第1の被駆動歯車の停止により
    生じる遊星歯車の公転力により、遊星歯車が第1の被駆
    動歯車との噛合位置を越えて更に公転することを許可す
    る解除状態となる係止部材と、 上記遊星歯車の公転軌跡上に設けられ、該遊星歯車が上
    記第1の被駆動歯車との噛合位置を越えて更に公転する
    ことにより遊星歯車と噛合し回転駆動される第3の被駆
    動歯車と、 上記第1の被駆動歯車と第2の被駆動歯との間の、上記
    遊星歯車の公転軌跡上に設けられ、上記太陽歯車の逆転
    時に上記回動レバーの他端が上記係止部材に当接して、
    これを上記解除状態から初期の状態に戻す公転力を遊星
    歯車に与える送り歯車と、 を具備することを特徴とする歯車駆動機構。
  2. 【請求項2】上記第1の被駆動歯車、第2の被駆動歯車
    及び第3の被駆動歯車は、それぞれカメラのフィルム巻
    上げ機構、撮影機構及びフィルム巻戻し機構を駆動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の歯車駆動機構。
JP11256289A 1989-05-01 1989-05-01 歯車駆動機構 Expired - Fee Related JP2771842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11256289A JP2771842B2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 歯車駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11256289A JP2771842B2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 歯車駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02291539A JPH02291539A (ja) 1990-12-03
JP2771842B2 true JP2771842B2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=14589787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11256289A Expired - Fee Related JP2771842B2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 歯車駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2771842B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02291539A (ja) 1990-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2771842B2 (ja) 歯車駆動機構
US4107715A (en) Filmstrip metering device for a camera
US20040062540A1 (en) Method and system for driving an SLR camera
JPS60233627A (ja) カメラの電動巻上げ装置
JPS5838940A (ja) カメラの巻戻し装置
US5138352A (en) Camera
JP3393914B2 (ja) 駆動力伝達機構
JP2998645B2 (ja) 遊星ギヤ機構
JP3043892B2 (ja) 遊星歯車機構
JPH0320820Y2 (ja)
JP2712282B2 (ja) カメラの駆動制御装置
JPH0134776Y2 (ja)
USRE31516E (en) Filmstrip metering device for a camera
JPS6035058Y2 (ja) カメラのモ−タ巻戻し停止装置
JPS6053863B2 (ja) モ−タ−ドライブカメラにおける多重露出切換装置
JP2641454B2 (ja) モータ駆動カメラ
JPS6027379Y2 (ja) 一眼レフカメラの巻き戻し装置
JPH0727188A (ja) 駆動力伝達装置
JPH0193711A (ja) カメラの電動装置
JPS628035Y2 (ja)
JPH0714979Y2 (ja) カメラのトルク検知装置
JPH0614203Y2 (ja) カメラのモ−タ−ドライブ装置
JP2683146B2 (ja) カメラ
JP2763885B2 (ja) モータ内蔵カメラ
JPH0524915Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees