JPH0524915Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0524915Y2
JPH0524915Y2 JP1985168381U JP16838185U JPH0524915Y2 JP H0524915 Y2 JPH0524915 Y2 JP H0524915Y2 JP 1985168381 U JP1985168381 U JP 1985168381U JP 16838185 U JP16838185 U JP 16838185U JP H0524915 Y2 JPH0524915 Y2 JP H0524915Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
gear
rewinding
switch
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985168381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6276326U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985168381U priority Critical patent/JPH0524915Y2/ja
Publication of JPS6276326U publication Critical patent/JPS6276326U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0524915Y2 publication Critical patent/JPH0524915Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 技術分野 本考案は、フイルム給送装置に関し、より詳細
には、フイルム巻上駆動とフイルム巻戻駆動をモ
ータでもつて行なうフイルム給送装置に関するも
のである。
(b) 従来技術 一般に、この種のフイルム給送装置は、モータ
の回転力を巻上ギヤ系に伝達しフイルム巻上げス
プールに伝達することによつてフイルム巻上げを
行なつている。そして、フイルムの終端が適宜の
手段によつて検出されると、切換スイツチが作動
してモータが逆回転されると共に、モータの回転
力が巻戻しギヤ系に切換えられ、所定のフイルム
巻戻し動作が行なわれるようになる。
このような自動巻上、自動巻戻を行い得るもの
として、実開昭58−128426号公報に記載されたフ
イルム自動巻戻装置が知られている。
この公報記載のフイルム自動巻戻装置は、スプ
ロケツトを駆動するスプロケツトギヤと、スプー
ルを駆動するスプールギヤと、巻戻フオークを駆
動する巻戻ギヤと、前記駆動ギヤからスプロケツ
トギヤまたは巻戻ギヤに回転を伝達する中間ギヤ
群とを有し、この中間ギヤ群を前記スプロケツト
の過超トルク発生時にこれを吸収する定トルクば
ねで付勢されたアーム部材を含む四節リンク機構
に支持してスプロケツトに過大トルクが加わつた
とき前記アーム部材の変位により中間ギヤを巻戻
しギヤ側に噛合するように切換え自在に形成し
て、フイルム切断防止用の伝達トルク制限機構と
しての機能を付与すると共に、フイルムの巻上げ
巻戻しのギヤ系列の自動切換機能を付与し、また
巻戻系列への切換時に巻戻スイツチが投入されて
モータに逆転指令が出され、且つその投入状態を
拘束手段によつて機械的に保持するようにしてフ
イルムの存在の検出手段や巻戻し信号の電気的ホ
ールド手段を不要化している。
そして、この従来のものは、巻戻終了後、カメ
ラの裏蓋を開ければ、拘束手段が解除されて最初
の巻上時のギヤ系列を形成するように構成されて
いる。
しかしながら、このように構成された従来の自
動巻戻装置は、フイルムが最大撮影可能枚数まで
巻上げられていない状態(フイルムの巻上げ途中
状態)でフイルムを取外して現像を行うような場
合、暗室中でカメラの裏蓋を開いてフイルムの露
光部分と未露光部分の間を切つて2分し、スプー
ルに巻回されている露光済のフイルムを引き出そ
うとしても、上述したように、カメラの裏蓋を開
けたときギヤ系列が巻上側に切換つているため、
スプールやスプロケツトが殆ど回転できない状態
となり露光済フイルム部分を取出すことができな
いという致命的な問題がある。
従つて、フイルムの所定駒数に達する途中にお
いて裏蓋を開け、すでに撮影されたフイルムを切
断して取り出して現像処理を行ない、パトローネ
に残つている未撮影フイルムはそのまま継続して
使用する場合には、フイルム巻上軸がフリーな状
態にならず撮影済のフイルムの取り出しが出来な
いという問題点がある。
(c) 目的 本考案は、上述の問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的は、所定駒数に達しない段
階で、裏蓋を開けてフイルム巻上スプールに巻回
された撮影済フイルムをスムーズに取り出し得る
フイルム給送装置を提供することにある。
(d) 構成 本考案は、上述の問題点を解消するために、
正・逆転可能なモータと、このモータの回転をフ
イルム巻上ギヤ系とフイルム巻戻ギヤ系に選択的
に伝達する伝達手段と、一方の移動端と他方の移
動端との移動に伴い前記モータへの通電極性をそ
れぞれ巻上方向と巻戻方向へ切換え得るように不
動部材に対し移動可能に配設された切換手段とを
有するフイルム給送装置において、裏蓋の開放動
作に基づく変位で前記切換手段を前記一方の移動
端に移動させ前記モータへの通電極性を巻上方向
に切換えさせる設定手段と、フイルム巻上動作中
にフイルムが終端まで巻上げられたときの巻上ス
プールの過負荷に基づく巻上ギヤ系の変位で前記
切換手段を直接または間接に前記他方の移動端に
移動させ前記モータへの通電極性を巻戻方向に切
換えさせる巻上終了検知手段と、外部操作可能で
あつて、前記裏蓋が閉成されているときの操作時
には前記切換手段を直接または間接に前記他方の
移動端に移動させて前記モータへの通電極性を巻
戻方向に切換えさせると共に前記伝達手段による
回転伝達をフイルム巻上系からフイルム巻戻系へ
切換え、一方、前記裏蓋が開放されているときの
操作時には前記切換手段を前記一方の移動端から
移動させることなく前記伝達手段による回転伝達
をフイルム巻上系からフイルム巻戻系へ切換える
巻戻操作手段を具備することを特徴としたもので
ある。
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て説明する。
第1図において、不動部材に対して回転自在に
なるように支持されたモータ1の出力軸2の先端
にはモータギヤ3が固定されている。このモータ
1の周囲には、その外周面に高摩擦係数を有する
摩擦部材が形成された有底円筒状のフイルムの巻
上スプール4が不動部材に対して回動自在に支持
されている。この巻上スプール4の底面には、上
記出力軸2の逃げ穴が形成されると共に爪車式の
1方向クラツチ5の爪車5bが固定され、この1
方向クラツチ5のクラツチ爪5aは、スプールギ
ヤ6と一体になつている。このスプールギヤ6の
歯面は、小径のギヤ7に噛合し、このギヤ7には
軸を介してギヤ8が固定されている。このギヤ8
の歯面は、大径のギヤ10に一体化された小径の
ギヤ9の歯面に噛合している。
また、上記モータギヤ3の下位には、クラツチ
レバー11が配設されている。このクラツチレバ
ー11は、不動部材に固定された支軸11′に対
して回動自在に支持され、この支軸11′には、
大径のギヤ12と小径のギヤ13が一体化された
ものが回動自在に取り付けられ、このギヤ12の
歯面は上述のモータギヤ3に噛合している。ま
た、巻上終了検知手段の要部をなすクラツチレバ
ー11は、一端が不動部材に固定された引張りば
ね11″によつて支軸11′を中心にして反時計回
りの回動習性が与えられている。このようなクラ
ツチレバー11には、上記ギヤ13の歯面に噛合
するギヤ14が回動自在に支持され、このギヤ1
4には、小径のギヤ15が一体に固定されてい
る。このギヤ15の歯面は、不動部材に回動自在
に支持された軸18に所定のフリクシヨンをもつ
て枢支されたギヤ16に噛合していて、このギヤ
16には、小径のギヤ17が一体に固定されてい
る。このような軸18の下部には、モータ1の回
転力を後述するフイルム巻上ギヤ系とフイルム巻
戻ギヤ系に選択的に伝達する伝達手段の要部をな
す切換レバー19が固定され、同切換レバー19
の先端には、下方に折曲げ形成された係合部20
が形成されている。さらに、切換レバー19の中
間部には、支軸21が固定され、この支軸21に
は、大径のギヤ22と小径のギヤ23とが一体化
されたものが回動自在に取り付けられている。そ
して、上記ギヤ22の歯面は、ギヤ17に噛合す
ると共に後述するように選択的にギヤ10に噛合
するようになつている。また、ギヤ23は、巻戻
し系の中間歯車列24の一端側ギヤに後述するよ
うに選択的に噛合するようになつている。このよ
うな中間歯車列24の他端の歯面は、大径のギヤ
25に噛合し、このギヤ25に小径のギヤ26が
一体に固定されている。このギヤ26の歯面に
は、巻戻フオーク28が取り付けられたギヤ27
が噛合している。
また、上記クラツチレバー11の近傍には、ス
イツチ保持レバー50(第2図参照)が設けられ
ている。このスイツチ保持レバー50の中間部
は、不動部材に回動自在に支持されると共に一端
には引張りばね51が取り付けられ、反時計回り
の回動習性が与えられ、他端には内方に延出する
係止部52が形成されている。
さらに、上記切換レバー19の係合部20を軸
18を中心にして反時計回りに回動させるための
巻戻操作手段としての巻戻レバー53(第2図参
照)が配設されている。この巻戻レバー53の中
間部が不動部材に対して回動自在に支持されると
共に、一端には引張りばね56が取り付けられ、
反時計回りの回動習性が与えられ、他端には内方
に延出する係止部54が形成され、中間部の内方
には上記スイツチ保持レバー50を時計回りに回
動させるための係合部55が立上り形成されてい
る。
一方、上記モータ1への通電極性を巻戻駆動時
と巻上駆動時で互いに回転方向が逆になるように
する切換手段としてのスイツチレバー57が不動
部材に対して図において横方向に摺動自在になる
ように配設され、このスイツチレバー57に設け
られたブラシによつて選択的な電気接続がなされ
る接触板58も設けられている。また、スイツチ
レバー57は、引張りばね59によつて左方向の
摺動習性が与えられている。同スイツチレバー5
7の中間部は、コ字状に折曲げ形成され同スイツ
チレバー57の先端(図において右端)には、上
述のスイツチ保持レバー50の係止部52によつ
て係止される。被系止部60が形成されている。
上記スイツチレバー57をセツトする設定手段と
してのスイツチセツトレバー61が上記スイツチ
レバー57のコ字状に折曲された部位に配設さ
れ、このスイツチセツトレバー61の中間部は、
不動部材に回動自在に支持され、引張りばね61
aによつて時計回り方向の回動習性が与えられ、
一方の腕62は、下方にのびだしてその外端部で
上記スイツチレバー57の中間部を押圧出来るよ
うになつている。さらに、スイツチセツトレバー
61の他腕63は、カメラ裏蓋(図示せず)の開
閉に連動する中介部材としての裏蓋セツトピン6
4によつて押圧されるようになつている。
さらに、上述のスプールギヤ6の歯面には、ギ
ヤ65が噛合し、このギヤ65には小径のギヤ6
6が一体に固定されている。また、このギヤ66
の歯面には、フイルムカウンタ(図示せず)等に
連結される連結軸69に対して巻きクラツチ68
を介して回動力を与えるギヤ67が噛合してい
る。
次に、このように構成された本実施例に係るフ
イルム給送装置の動作を説明する。
カメラの裏蓋を開くに伴つて中介部材としての
裏蓋セツトピン64が外方に退避すると、引張り
ばね61aの引張り力によつてスイツチセツトレ
バー61の他腕63が時計回りに回動し、これに
伴つて同スイツチセツトレバー61の一方の腕6
2によつてスイツチレバー57が右方に摺動され
る。すると、スイツチ保持レバー50の係止部5
2によつてスイツチレバー57の被係止部60が
係止される。尚、このときには、巻戻レバー53
は時計回り方向に回動されておらず、従つて、そ
の係合部55によつてスイツチ保持レバー50が
押圧されていない状態である。従つてスイツチ保
持レバー50がロツク状態にある。そしてギヤ2
2がギヤ10および17に噛合した状態である。
従つて、このような状態でフイルムの装填を行
ないカメラ裏蓋を閉じると、裏蓋により裏蓋セツ
トピン64を介してスイツチセツトレバー61の
他腕が押されスイツチセツトレバー61が反時計
回りに回動するが、スイツチレバー57は依然と
してロツク状態が保持されている。
そして、モータ1への通電がなされると、モー
タギヤ3の回転が次の経路で伝達され、巻上スプ
ール4が反時計り方向に回転する。即ち、モータ
ギヤ3→ギヤ12→ギヤ13→ギヤ14→ギヤ1
5→ギヤ16→ギヤ17→ギヤ22→ギヤ10→
ギヤ9→ギヤ8→ギヤ7→スプールギヤ6→1方
向クラツチ5→巻上スプール4、という伝達経路
でもつてフイルム巻上が行なわれる。
ここで、フイルムの終端迄巻上が進むと、フイ
ルムが停止し、従つて、巻上スプール4が停止
し、巻上系に過負荷がかかるため、クラツチレバ
ー11上に軸支されたギヤ15がギヤ16の歯面
から離れる方向に移動する、そのためにクラツチ
レバー11が軸11′を中心にして引張りばね1
1″の引張り力に抗して時計回りに回動する。こ
れに伴つて、クラツチレバー11の一端でスイツ
チ保持レバー50を時計回りに押し回すため、ス
イツチ保持レバー50の係合部52とスイツチレ
バー57の被係止部60との係止状態が外れ、引
張りばね59の引張り力で同スイツチレバー57
が左方に移動する。すると、切換手段としてのス
イツチレバー57に設けられたブラシと接触板5
8の接触状態がモータ1を逆転するに適正なもの
に変化される。
モータ1が逆転されることによつてギヤ16,
17と軸18との間の摩擦抵抗によつて切換レバ
ー19が軸18を中心にして反時計回りに回動さ
れ、これに伴つてギヤ22とギヤ10との噛合が
外れギヤ23が中間ギヤ列24に噛合する。従つ
て、モータギヤ3の回転が次の伝達経路でもつて
巻戻フオーク28に伝達される。
即ち、モータギヤ3→ギヤ12→ギヤ→13→
ギヤ14→ギヤ15→ギヤ16→ギヤ17→ギヤ
22→ギヤ23→中間ギヤ列24→ギヤ25→ギ
ヤ26→ギヤ27→巻戻フオーク28という経路
でもつてフイルム巻戻を行なうことが出来る。
そして、フイルム巻戻が終了すると図示しない
例えばフイルムの給送路に配設されたフイルムス
イツチが作動しモータ1への通電が断たれるので
一連のフイルム巻戻動作が完了する。
しかる後、撮影済のフイルムを取り出すために
裏蓋を開くと、裏蓋セツトピン64が外方に退避
し、これに伴つてスイツチセツトレバー61が引
張りばね61aの引張り力によつて時計回りに回
動する。すると、スイツチレバー57が右方に移
動され、その先端に形成された被係止部60が係
止部52によつてロツクされる。これと同時に接
触板58がモータ1を正転するに適正な状態にさ
れ、フイルム巻上の開始に備えられる。
ところで、フイルムを装填してフイルム最大駒
数の途中まで撮影を行なつた状態でフイルムの途
中巻戻しを行なうには、裏蓋を閉成した状態で巻
戻しレバー53を操作する。この巻戻レバー53
を第2図の矢印をもつて示す方向に操作すると、
巻戻レバー53が時計回りに回動し、係止部54
で切換レバー19の係合部20が押圧され、切換
レバー19が反時計方向に回動される。これと同
時に係合部55でスイツチ保持レバー50が時計
回りに回動し、その係止部52でそれまでスイツ
チレバー57の被係止部60を係止していた状態
から係止を解除した状態となる。このとき、裏蓋
は閉成されているから、スイツチレバー57は、
引張ばね59によつて左方へ摺動し、接触板58
の接触状態が入れ換り、モータ1が逆転し上述し
たような伝達系路を介して、巻戻しフオーク28
が回転して、フイルムの巻戻しが行なわれる。
一方、フイルム最大駒数の途中迄撮影を行なつ
た段階で裏蓋を開けた状態にしてフイルムを取り
出す場合の動作につき説明する。巻戻しレバー5
3を内方に押圧すると、上述と同様に切換レバー
19が反時計回り方向に回動される。これと同時
に係合部55でスイツチ保持レバー50が時計回
りに回動し、その係止部52でそれまでスイツチ
レバー57の被係止部60を係止していた状態か
ら係止を解除した状態となるが、裏蓋が開かれて
いるときは、スイツチセツトレバー61の一方の
腕62によつてスイツチレバー57が係止されて
いるので同スイツチレバー57は、停止したま
ま、言い換えれば接触板58はモータ1を正転す
る適正な接続状態になつているのである。
従つて、切換レバー19が反時計回りに回動す
ることによつてギヤ10からギヤ22の噛合が外
れる。よつてモータ1による巻戻しはできない
が、巻上スプール4がフリーな状態になるため同
巻上スプール4に巻回された撮影済フイルムを引
き出すことによつて容易にフイルム取り出しを行
なうことが出来る。
スイツチレバー57は、フイルム巻上の動作に
備えられたものになつているので、再びフイルム
の装填を行なえば上述と全く同様のフイルム巻上
を行なわせることができる。
(e) 効果 このように本考案によれば、フイルム巻上動作
中にフイルムが終端まで巻上げられたときの巻上
スプールの過負荷を検出してモータの回転力をフ
イルム巻上ギヤ系からフイルム巻戻ギヤ系に切換
えるようにしてフイルム自動巻戻しを実現すると
共に、フイルムの巻戻終了後の裏蓋開閉により巻
戻状態から巻上状態への再設定を実現するように
したカメラにおける従来の致命的欠陥、すなわ
ち、最大撮影可能枚数に達しない段階で、例えば
暗室中において裏蓋を開放してフイルムの露光部
分と未露光部分との間を切断してフイルムを2分
し、当該露光部分のフイルムを取り出そうとして
も取り出すことが従来装置ではできなかつたもの
を、本考案によれば、簡単な操作で円滑且つ軽快
に当該露光部分のフイルムを取り出すことがで
き、また当該未露光部分を巻上スプールに再び装
填して裏蓋を閉じるだけの操作によりフイルムの
巻上げをすることができ、従つて従来装置のよう
に未露光部分も共に巻戻されてフイルムを無駄に
することがなく、種々の条件下でフイルムを最大
限、撮影のために活用し得ると共に、従来装置の
ように、巻戻操作部材の接作を誤まつて未露光部
分のフイルムをパトローネに巻込んでしまつた
り、巻戻操作部材の切換えを失念してフイルムの
再装填後裏蓋を閉成してからそのことに気づくと
いつた、誤操作あるいは操作の失念による誤動作
を確実に防止し得るフイルム給送装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すフイルム給送
装置の斜視図、第2図は、第1図の要部拡大斜視
図である。 1……モータ、11……クラツチレバー、19
……切換レバー、18,21……軸、20……係
合部、50……スイツチ保持レバー、52……係
止部、53……巻戻レバー、54……係止部、5
5……係合部、57……スイツチレバー、60…
…被係合部、61……スイツチセツトレバー、6
4……裏蓋セツトピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正・逆転可能なモータと、このモータの回転を
    フイルム巻上ギヤ系とフイルム巻戻ギヤ系に選択
    的に伝達する伝達手段と、一方の移動端と他方の
    移動端との移動に伴い前記モータへの通電極性を
    それぞれ巻上方向と巻戻方向へ切換え得るように
    不動部材に対し移動可能に配設された切換手段と
    を有するフイルム給送装置において、裏蓋の開放
    動作に基づく変位で前記切換手段を前記一方の移
    動端に移動させ前記モータへの通電極性を巻上方
    向に切換えさせる設定手段と、フイルム巻上動作
    中にフイルムが終端まで巻上げられたときの巻上
    スプールの過負荷に基づく巻上ギヤ系の変位で前
    記切換手段を直接または間接に前記他方の移動端
    に移動させ前記モータへの通電極性を巻戻方向に
    切換えさせる巻上終了検知手段と、外部操作可能
    であつて、前記裏蓋が閉成されているときの操作
    時には前記切換手段を直接または間接に前記他方
    の移動端に移動させて前記モータへの通電極性を
    巻戻方向に切換えさせると共に前記伝達手段によ
    る回転伝達をフイルム巻上系からフイルム巻戻系
    へ切換え、一方、前記裏蓋が開放されているとき
    の操作時には前記切換手段を前記一方の移動端か
    ら移動させることなく前記伝達手段による回転伝
    達をフイルム巻上系からフイルム巻戻系へ切換え
    る巻戻操作手段を具備することを特徴とするフイ
    ルム給送装置。
JP1985168381U 1985-10-31 1985-10-31 Expired - Lifetime JPH0524915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985168381U JPH0524915Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985168381U JPH0524915Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6276326U JPS6276326U (ja) 1987-05-15
JPH0524915Y2 true JPH0524915Y2 (ja) 1993-06-24

Family

ID=31101209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985168381U Expired - Lifetime JPH0524915Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0524915Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720719A (en) * 1980-07-14 1982-02-03 Canon Inc Winding/rewinding switching unit for camera

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128426U (ja) * 1982-02-24 1983-08-31 株式会社リコー カメラにおけるフイルム自動巻戻し装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720719A (en) * 1980-07-14 1982-02-03 Canon Inc Winding/rewinding switching unit for camera

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6276326U (ja) 1987-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2767380B2 (ja) 自動巻戻自動巻取写真機
JPH0235968B2 (ja)
JPH0524915Y2 (ja)
JP2894734B2 (ja) 電動駆動カメラ
USRE32558E (en) Autorewinding self-threading camera
JP2890641B2 (ja) 巻上げ・巻戻し装置
JPH071363B2 (ja) フィルムの巻上・巻戻装置
US4380381A (en) Camera with motor driven winding-up device
JPS5838940A (ja) カメラの巻戻し装置
JPH0320820Y2 (ja)
JP2623244B2 (ja) フイルム巻上げ機構の制御方法
JPS6322288B2 (ja)
JPH0714979Y2 (ja) カメラのトルク検知装置
US4411506A (en) Photographic camera
JPH0723779Y2 (ja) カメラのスイッチ機構
JPS5838939A (ja) カメラの巻戻し停止装置
JPS631573B2 (ja)
JPH0423229Y2 (ja)
JPS58166334A (ja) カメラのフイルム巻戻し機構
JPH0733218Y2 (ja) カメラのフイルム巻戻し装置
JPS628035Y2 (ja)
JP2771842B2 (ja) 歯車駆動機構
JPH0234675Y2 (ja)
JPH0727188A (ja) 駆動力伝達装置
JPH0247729B2 (ja)