JP2596756B2 - 一眼レフレックスカメラ用シャッタ - Google Patents
一眼レフレックスカメラ用シャッタInfo
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- JP2596756B2 JP2596756B2 JP62202162A JP20216287A JP2596756B2 JP 2596756 B2 JP2596756 B2 JP 2596756B2 JP 62202162 A JP62202162 A JP 62202162A JP 20216287 A JP20216287 A JP 20216287A JP 2596756 B2 JP2596756 B2 JP 2596756B2
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- Japan
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- shutter
- opening
- opened
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- operating
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
- G03B9/10—Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一眼レフレックスカメラ用のシャッタ、特
に駆動モータによりシャッタ羽根を作動して露出作動を
行なうシャッタに関する。
に駆動モータによりシャッタ羽根を作動して露出作動を
行なうシャッタに関する。
(従来技術) シャッタ羽根の開閉動作を駆動モータにより行なわせ
るようにしたシャッタは、レリーズ操作によりモータを
正転させてシャッタ羽根を徐々に開き、開口量が被写体
輝度に対応する値に達したところでモータを逆転させて
シャッタ羽根を閉じるように構成されている。
るようにしたシャッタは、レリーズ操作によりモータを
正転させてシャッタ羽根を徐々に開き、開口量が被写体
輝度に対応する値に達したところでモータを逆転させて
シャッタ羽根を閉じるように構成されている。
斯るシャッタを一眼レフレックスカメラ用に適用する
時、被写体構図を決めるためシャッタ羽根を開放させて
おき、撮影動作を開始する際に一旦閉成させねばならな
いが、モータに追従してシャッタ羽根が閉じることにな
り、緩やかに回転するモータでは、実際に露出作動が遂
行されるまでに時間的遅れを生じ、撮影者が意図したシ
ャッタチャンスと撮影される画面との間にずれを生じ
る。
時、被写体構図を決めるためシャッタ羽根を開放させて
おき、撮影動作を開始する際に一旦閉成させねばならな
いが、モータに追従してシャッタ羽根が閉じることにな
り、緩やかに回転するモータでは、実際に露出作動が遂
行されるまでに時間的遅れを生じ、撮影者が意図したシ
ャッタチャンスと撮影される画面との間にずれを生じ
る。
斯る問題を解決するためには、モータ速度を早くすれ
ば良いが、モータの消費電流が大きくなるため、電池の
消耗が激しく、またモータが大型化する等の問題があ
り、携帯用のカメラに適さないという問題がある。
ば良いが、モータの消費電流が大きくなるため、電池の
消耗が激しく、またモータが大型化する等の問題があ
り、携帯用のカメラに適さないという問題がある。
(目的) 本発明には、このような問題に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、撮影動作を開始する
際には、急速にシャッタ羽根を閉成して即刻露出作動を
遂行することが可能なシャッタを提供することにある。
あって、その目的とするところは、撮影動作を開始する
際には、急速にシャッタ羽根を閉成して即刻露出作動を
遂行することが可能なシャッタを提供することにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本発明は斯る目的を達成するためにシャッ
タ開口を開放した状態から、レリーズ操作に応動して単
一の駆動モータにより露出作動を行う一眼レフレックス
カメラ用シャッタにおいて、前記シャッタ開口を開放お
よび閉成した状態を形成するシャッタ羽根と、前記シャ
ッタ羽根を作動する操作部材と、前記シャッタ羽根によ
り前記シャッタ開口を閉成する方向へ前記操作部材を付
勢する付勢手段と、初期状態において、前記シャッタ開
放した状態で前記操作部材を係止する係止部材と、初期
状態から第2の方向への移動により、前記係止部材と前
記操作部材との係止を解除して前記付勢手段の付勢力に
より前記シャッタ開口を急速に閉成させた後、第1の方
向へ移動して前記付勢手段に抗して前記シャッタ開口を
緩やかに開放させ、次いで前記シャッタ開口が開放され
且つ前記係止部材と前記操作部材とが係止解除された状
態で再び第2の方向へ移動して前記シャッタ開口を緩や
かに閉成させるように前記操作部材を駆動する駆動部材
とを備えている。
タ開口を開放した状態から、レリーズ操作に応動して単
一の駆動モータにより露出作動を行う一眼レフレックス
カメラ用シャッタにおいて、前記シャッタ開口を開放お
よび閉成した状態を形成するシャッタ羽根と、前記シャ
ッタ羽根を作動する操作部材と、前記シャッタ羽根によ
り前記シャッタ開口を閉成する方向へ前記操作部材を付
勢する付勢手段と、初期状態において、前記シャッタ開
放した状態で前記操作部材を係止する係止部材と、初期
状態から第2の方向への移動により、前記係止部材と前
記操作部材との係止を解除して前記付勢手段の付勢力に
より前記シャッタ開口を急速に閉成させた後、第1の方
向へ移動して前記付勢手段に抗して前記シャッタ開口を
緩やかに開放させ、次いで前記シャッタ開口が開放され
且つ前記係止部材と前記操作部材とが係止解除された状
態で再び第2の方向へ移動して前記シャッタ開口を緩や
かに閉成させるように前記操作部材を駆動する駆動部材
とを備えている。
または、シャッタ開口を開放した状態から、レリーズ
操作に応動して単一の駆動モータにより露出作動を行う
一眼レフレックスカメラ用シャッタにおいて、前記シャ
ッタ開口を開放および閉成した状態を形成するシャッタ
羽根と、前記シャッタ羽根を作動する操作部材と、前記
シャッタ羽根により前記シャッタ開口を閉成する方向へ
前記操作部材を付勢する付勢手段と、初期状態において
前記シャッタ開放した状態で前記操作部材を係止する係
止部材と、初期状態から第1の方向への移動により、前
記係止部材と前記操作部材との係止を解除して前記付勢
手段の付勢力により前記シャッタ開口を急速に閉成させ
た後、さらに第1の方向へ移動して前記付勢手段に抗し
て前記シャッタ開口を緩やかに開放させ、次いで前記シ
ャッタ開口が開放され且つ前記係止部材と前記操作部材
とが係止解除された状態から第2の方向へ移動して前記
シャッタ開口を緩やかに閉成させるように前記操作部材
を駆動する駆動部材とを備えた構成とすることもでき
る。
操作に応動して単一の駆動モータにより露出作動を行う
一眼レフレックスカメラ用シャッタにおいて、前記シャ
ッタ開口を開放および閉成した状態を形成するシャッタ
羽根と、前記シャッタ羽根を作動する操作部材と、前記
シャッタ羽根により前記シャッタ開口を閉成する方向へ
前記操作部材を付勢する付勢手段と、初期状態において
前記シャッタ開放した状態で前記操作部材を係止する係
止部材と、初期状態から第1の方向への移動により、前
記係止部材と前記操作部材との係止を解除して前記付勢
手段の付勢力により前記シャッタ開口を急速に閉成させ
た後、さらに第1の方向へ移動して前記付勢手段に抗し
て前記シャッタ開口を緩やかに開放させ、次いで前記シ
ャッタ開口が開放され且つ前記係止部材と前記操作部材
とが係止解除された状態から第2の方向へ移動して前記
シャッタ開口を緩やかに閉成させるように前記操作部材
を駆動する駆動部材とを備えた構成とすることもでき
る。
さらに、シャッタ開口を開放した状態から、レリーズ
操作に応動して単一の駆動モータにより露出作動を行う
一眼レフレックスカメラ用シャッタにおいて、前記シャ
ッタ開口を開放および閉成した状態を形成するシャッタ
羽根と、前記シャッタ羽根を作動する操作部材と、前記
シャッタ羽根により前記シャッタ開口を閉成する方向へ
前記操作部材を付勢する付勢手段と、前記シャッタ開口
が開放状態から急速に閉成するように前記操作部材を駆
動する第1のカム部と、前記シャッタ開口が閉成状態か
ら緩やかに開放するように前記操作部材を駆動する第2
のカム部とを有する駆動部材とを備えた構成としてもよ
い。
操作に応動して単一の駆動モータにより露出作動を行う
一眼レフレックスカメラ用シャッタにおいて、前記シャ
ッタ開口を開放および閉成した状態を形成するシャッタ
羽根と、前記シャッタ羽根を作動する操作部材と、前記
シャッタ羽根により前記シャッタ開口を閉成する方向へ
前記操作部材を付勢する付勢手段と、前記シャッタ開口
が開放状態から急速に閉成するように前記操作部材を駆
動する第1のカム部と、前記シャッタ開口が閉成状態か
ら緩やかに開放するように前記操作部材を駆動する第2
のカム部とを有する駆動部材とを備えた構成としてもよ
い。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を、図示した実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は第1の発明の一つの実施例を示したものであ
って、駆動部材1は長溝1a,1aを介して固定基板A上の
ピン1b,1bに走行可能に取付けられており、ここにはピ
ニオン3aと噛合って、後述する駆動モータ4から駆動力
を受けるラック部1cとシャッタ羽根8を全開位置に保持
するため、操作部材7を係止する係止部材6のピン6aに
係合する突起1dが形成され、さらに駆動部材1の露出作
動開始では、シャッタ羽根8を不作動にするための走行
方向に平行な部分2aとシャッタ羽根8を回動させる傾斜
した部分2bと、段部2c,2dとから成るカム部2が形成さ
れていて、このカム部2にはバネ7b(付勢手段)によっ
て右旋性を与えられた操作部材7の一方の腕端に設けた
ピン7aが当接する。
って、駆動部材1は長溝1a,1aを介して固定基板A上の
ピン1b,1bに走行可能に取付けられており、ここにはピ
ニオン3aと噛合って、後述する駆動モータ4から駆動力
を受けるラック部1cとシャッタ羽根8を全開位置に保持
するため、操作部材7を係止する係止部材6のピン6aに
係合する突起1dが形成され、さらに駆動部材1の露出作
動開始では、シャッタ羽根8を不作動にするための走行
方向に平行な部分2aとシャッタ羽根8を回動させる傾斜
した部分2bと、段部2c,2dとから成るカム部2が形成さ
れていて、このカム部2にはバネ7b(付勢手段)によっ
て右旋性を与えられた操作部材7の一方の腕端に設けた
ピン7aが当接する。
操作部材7は、軸7cにより、固定基板A上に回動可能
に支持され、他方の腕端に設けたピン7dがシャッタ羽根
8の溝8bに係合しており、爪部7eを係止部材6に係止さ
れている。
に支持され、他方の腕端に設けたピン7dがシャッタ羽根
8の溝8bに係合しており、爪部7eを係止部材6に係止さ
れている。
係止部材6はピン1bにより回動可能に支持され、バネ
6により、左旋性を与えられている。
6により、左旋性を与えられている。
駆動モータ4は、ピニオン4aを備えたモータであり、
公知の電子回路により正逆回転を制御される。
公知の電子回路により正逆回転を制御される。
ピニオン4aは、ピニオン3と噛合いピニオン3と同転
で1体のピニオン3aは、ラック1cと噛合い、順次減速さ
れる。
で1体のピニオン3aは、ラック1cと噛合い、順次減速さ
れる。
シャッタ羽根8は、軸8aにより固定基板Aに枢支さ
れ、溝8bをピン7dにより作動されることによって、固定
基板Aに形成されたシャッタ開口Bを開閉する。なお、
図を簡略化するためシャッタ羽根8を一枚だけ示したが
複数枚で形成してもよい。
れ、溝8bをピン7dにより作動されることによって、固定
基板Aに形成されたシャッタ開口Bを開閉する。なお、
図を簡略化するためシャッタ羽根8を一枚だけ示したが
複数枚で形成してもよい。
第2図は駆動モータ4の回転方向とシャッタ羽根8に
よるシャッタ開口Bの開閉状態を経過時間との関係で示
した線図である。
よるシャッタ開口Bの開閉状態を経過時間との関係で示
した線図である。
次に、その作動方法を第2図との関係で説明する。
第1図の状態で、撮影レンズの焦点調節がシャッタ開
口Bを通して行なわれた後、カメラのレリーズ釦により
撮影のために図示しない電子回路に電源が接続されると
駆動モータ4が左方向に逆転し、ピニオン4a,3を旋回し
てラック1cを駆動し、駆動部材1を右方向(第2の方
向)に移動する。
口Bを通して行なわれた後、カメラのレリーズ釦により
撮影のために図示しない電子回路に電源が接続されると
駆動モータ4が左方向に逆転し、ピニオン4a,3を旋回し
てラック1cを駆動し、駆動部材1を右方向(第2の方
向)に移動する。
駆動部材1は右方向に移動して、突起1dでピン6aを押
し、バネ6bに抗して係止部材6をピン1bのまわりに右旋
回させ係止部材6と爪部7eとの係合を解く。
し、バネ6bに抗して係止部材6をピン1bのまわりに右旋
回させ係止部材6と爪部7eとの係合を解く。
爪部7eの係止を解かれると、操作部材7は、バネ7bに
より、軸7cのまわりに右旋回し、ピン7aが、カム部2の
平行部2aに当接するまで、ピン7dにより溝8bを作動し
て、シャッタ羽根8を軸8aのまわりに左旋回させ、開口
Bをシャッタ羽根8により急速に閉鎖する。
より、軸7cのまわりに右旋回し、ピン7aが、カム部2の
平行部2aに当接するまで、ピン7dにより溝8bを作動し
て、シャッタ羽根8を軸8aのまわりに左旋回させ、開口
Bをシャッタ羽根8により急速に閉鎖する。
これと同時に一眼レフレックスカメラのミラーが撮影
状態位置へ退避していることは勿論であるが、開口Bを
通過した光線がフィルム面へ到達しないように設けられ
る遮光板も撮影状態位置へ退避する。これらの構成は、
この種のカメラでは通常構成されていることであるから
図示しない。
状態位置へ退避していることは勿論であるが、開口Bを
通過した光線がフィルム面へ到達しないように設けられ
る遮光板も撮影状態位置へ退避する。これらの構成は、
この種のカメラでは通常構成されていることであるから
図示しない。
また、シャッタ羽根8が開口Bを閉鎖するべく上記係
止が解かれた時点t1で駆動モータ4は逆転から正転に変
わる。この反転タイミングを制御する手段は駆動モータ
4の起動時点からの経過時間、または回転数の計測、或
いは駆動部材1、係止部材6、操作部材7、シャッタ羽
根8等の変位に対応した検出器の作動等の公知の方法に
よって構成できるが、詳記しない。
止が解かれた時点t1で駆動モータ4は逆転から正転に変
わる。この反転タイミングを制御する手段は駆動モータ
4の起動時点からの経過時間、または回転数の計測、或
いは駆動部材1、係止部材6、操作部材7、シャッタ羽
根8等の変位に対応した検出器の作動等の公知の方法に
よって構成できるが、詳記しない。
駆動モータ4が正転すると、駆動部材1は左方向(第
1の方向)に移動し、操作部材7がシャッタ羽根8を完
全に閉鎖する時点t2(第2図(B)では誇張して書いた
が、t1から瞬時後である。)からピン7aがカム部2の平
行部2aに沿って移動し、次に傾斜部2bにより押上げられ
る時点t3に至り、操作部材7を軸7cのまわりに、バネ7b
に抗して左旋回し、従ってピン7dによりシャッタ羽根8
は開口部Bを徐々に開きはじめる。
1の方向)に移動し、操作部材7がシャッタ羽根8を完
全に閉鎖する時点t2(第2図(B)では誇張して書いた
が、t1から瞬時後である。)からピン7aがカム部2の平
行部2aに沿って移動し、次に傾斜部2bにより押上げられ
る時点t3に至り、操作部材7を軸7cのまわりに、バネ7b
に抗して左旋回し、従ってピン7dによりシャッタ羽根8
は開口部Bを徐々に開きはじめる。
一方、駆動モータ4が正転を開始した時点t1から、図
示しない公知の露出制御電子回路が起動し、被写体の明
るさに応答する経過時間を計測し、適正露出が得られた
時点t4で、駆動モータ4を再び逆転する。従って、駆動
部材1が再び右方向(第2の方向)に移動し、同時にカ
ム部2にピン7aが追従して操作部材7はバネ7bにより右
旋回し、シャッタ羽根8が左旋回して開口Bを閉鎖して
露出を終了する。
示しない公知の露出制御電子回路が起動し、被写体の明
るさに応答する経過時間を計測し、適正露出が得られた
時点t4で、駆動モータ4を再び逆転する。従って、駆動
部材1が再び右方向(第2の方向)に移動し、同時にカ
ム部2にピン7aが追従して操作部材7はバネ7bにより右
旋回し、シャッタ羽根8が左旋回して開口Bを閉鎖して
露出を終了する。
シャッタ羽根8が完全に閉鎖完了し、作動を停止した
時点t5で駆動モータ4は停止し、続いて図示しない前記
ミラー及び遮光板が復帰して初期状態に戻ると、時点t6
で駆動モータ4が正転し、前記作動と同様に駆動部材
1、操作部材7が作動してシャッタ羽根8は、開口部B
を再び開く。
時点t5で駆動モータ4は停止し、続いて図示しない前記
ミラー及び遮光板が復帰して初期状態に戻ると、時点t6
で駆動モータ4が正転し、前記作動と同様に駆動部材
1、操作部材7が作動してシャッタ羽根8は、開口部B
を再び開く。
第2図(A)に示す通り、シャッタ羽根8が開口部B
の全開位置を越えて、さらに駆動モータ4が正転する
と、ピン7aはカム部2の段部2c,2dに沿って操作部材7
を左旋回させた時点t7で、逆転を開始する。即ち、段部
2dにピン7aが当接したとき爪部7eは係止部材6によって
再び係止可能な状態となり、バネ6bにより係止部材6が
左旋回する。このように駆動部材1の右方向移動により
両者は係合する。
の全開位置を越えて、さらに駆動モータ4が正転する
と、ピン7aはカム部2の段部2c,2dに沿って操作部材7
を左旋回させた時点t7で、逆転を開始する。即ち、段部
2dにピン7aが当接したとき爪部7eは係止部材6によって
再び係止可能な状態となり、バネ6bにより係止部材6が
左旋回する。このように駆動部材1の右方向移動により
両者は係合する。
駆動モータ4が逆転し、各部材が初期状態に戻った時
点t8で1サイクルの動作が完了し、駆動モータ4が停止
する。
点t8で1サイクルの動作が完了し、駆動モータ4が停止
する。
なお、上記説明においてカム部2の段部2c,2dは説明
の都合上、節度をもたせるため設けたものであるから、
実質上は傾斜部2bの延長上に形成されていればよい。
の都合上、節度をもたせるため設けたものであるから、
実質上は傾斜部2bの延長上に形成されていればよい。
また、突起1dとピン6aの関係は、駆動モータ4が初期
に逆転することにより作用するように構成したが、第3
図に第2の発明の実施例の要部のみを示すように、駆動
モータ4が逆転することなく初期から正転して駆動部材
1を左方向(第1の方向)に移動することで全ての作動
が開始されるようにしてもよい。即ち、駆動モータ4の
正転により、駆動部材1の下方突起31dがピン36aを押し
て係止レバー36をピン1bのまわりに右旋回させ、従っ
て、係止レバー36の肩部36bがピン6aを押して、係止部
材6と爪部7eとの係合を解くことができる。下方突起31
dが左端に達した時、ピン36aは突起31dをのりこえ、突
起31dの右側へ変位する。
に逆転することにより作用するように構成したが、第3
図に第2の発明の実施例の要部のみを示すように、駆動
モータ4が逆転することなく初期から正転して駆動部材
1を左方向(第1の方向)に移動することで全ての作動
が開始されるようにしてもよい。即ち、駆動モータ4の
正転により、駆動部材1の下方突起31dがピン36aを押し
て係止レバー36をピン1bのまわりに右旋回させ、従っ
て、係止レバー36の肩部36bがピン6aを押して、係止部
材6と爪部7eとの係合を解くことができる。下方突起31
dが左端に達した時、ピン36aは突起31dをのりこえ、突
起31dの右側へ変位する。
なお、第3図の実施例において、係止部材6には左旋
回を与えるバネ6b(第1図参照、第3図では省略)が張
架され、係止レバー36との間にバネ36cが張架されてい
る。上記構成であるから、駆動部材1の左方向への移動
により、上記の通り作動を開始し、第4図(B)に示す
各時点t0、t1、・・・t7の作動を行ない、係止部材6が
爪部7eを係止し、続いて駆動モータ4が逆転し、時点t8
に至る過程で、下方突起31dがピン36aをピン1bのまわり
に左旋回させ、バネ36cに抗して係止レバー36を左旋回
させるが、係止部材6が左旋回することなく、さらに駆
動部材が右方向へ移動すると、ピン36aが下方突起31dか
ら離脱し、バネ36cにより、係止レバー36は第3図の状
態に戻り、1サイクルの作動を終了する。第5図は、第
1図の駆動部材1をシャッタ開口Bのまわりに回動する
ように配置した第1の発明の他の実施例で、第1図と同
一の作用効果を有する部分は同一符号とし、若干の変形
を行なった部分には50を加えた符号で示した。
回を与えるバネ6b(第1図参照、第3図では省略)が張
架され、係止レバー36との間にバネ36cが張架されてい
る。上記構成であるから、駆動部材1の左方向への移動
により、上記の通り作動を開始し、第4図(B)に示す
各時点t0、t1、・・・t7の作動を行ない、係止部材6が
爪部7eを係止し、続いて駆動モータ4が逆転し、時点t8
に至る過程で、下方突起31dがピン36aをピン1bのまわり
に左旋回させ、バネ36cに抗して係止レバー36を左旋回
させるが、係止部材6が左旋回することなく、さらに駆
動部材が右方向へ移動すると、ピン36aが下方突起31dか
ら離脱し、バネ36cにより、係止レバー36は第3図の状
態に戻り、1サイクルの作動を終了する。第5図は、第
1図の駆動部材1をシャッタ開口Bのまわりに回動する
ように配置した第1の発明の他の実施例で、第1図と同
一の作用効果を有する部分は同一符号とし、若干の変形
を行なった部分には50を加えた符号で示した。
次に、その作動方法を説明すると、第1図の場合と同
様にカメラ操作に応答する作動がなされ、駆動モータ4
が逆転すると、ピニオン4a,3,3aにより歯車51cが作動さ
れ駆動部材51が開口Bのまわりに左旋回(第2の方向)
し、突起51dが突起56aを押し、係止部材56を軸56cのま
わりにバネ56bに抗して右旋回させ、爪部7eと係止部材5
6との係合を解く。
様にカメラ操作に応答する作動がなされ、駆動モータ4
が逆転すると、ピニオン4a,3,3aにより歯車51cが作動さ
れ駆動部材51が開口Bのまわりに左旋回(第2の方向)
し、突起51dが突起56aを押し、係止部材56を軸56cのま
わりにバネ56bに抗して右旋回させ、爪部7eと係止部材5
6との係合を解く。
操作部材7はバネ7bにより急速に右旋回してこれと連
結されたシャッタ羽根8(第5図では省略)を作動して
開口Bを閉鎖する。
結されたシャッタ羽根8(第5図では省略)を作動して
開口Bを閉鎖する。
このとき、前述のミラー、遮光板が同様に作動するこ
とは勿論であり、続いて駆動モータ4が正転すると、駆
動部材51が右旋回(第1の方向)して、カム部2により
ピン7aが押され、操作部材7は軸7cのまわりに左旋回
し、シャッタ羽根8を作動して、シャッタ開口Bを徐々
に開く。第1図の場合と同様に適正露出が得られた時点
t4で公知の電子回路により駆動モータ4が再び逆転し、
駆動部材51が左旋回(第2の方向)して、操作部材7は
バネ7bにより、ピン7aがカム部2に追従して右旋回する
のでシャッタ羽根8を作動して開口Bを閉じ露出を終了
する。
とは勿論であり、続いて駆動モータ4が正転すると、駆
動部材51が右旋回(第1の方向)して、カム部2により
ピン7aが押され、操作部材7は軸7cのまわりに左旋回
し、シャッタ羽根8を作動して、シャッタ開口Bを徐々
に開く。第1図の場合と同様に適正露出が得られた時点
t4で公知の電子回路により駆動モータ4が再び逆転し、
駆動部材51が左旋回(第2の方向)して、操作部材7は
バネ7bにより、ピン7aがカム部2に追従して右旋回する
のでシャッタ羽根8を作動して開口Bを閉じ露出を終了
する。
第1図の場合と同様に時間の経過時点t5に至りミラ
ー、遮光板が復帰すると、(時点t6)駆動モータ4が正
転し、駆動部材51を右旋回して操作部材7を介して、シ
ャッタ羽根8が開口Bを開く。
ー、遮光板が復帰すると、(時点t6)駆動モータ4が正
転し、駆動部材51を右旋回して操作部材7を介して、シ
ャッタ羽根8が開口Bを開く。
駆動モータ4が、さらに正転して操作部材7がさらに
左旋回すると、爪部7eが係止部材56により係止される。
経過時点t7に至ると駆動モータ4が逆転し各部材が第5
図の状態に戻った時点t8で1サイクルの動作が完了し、
駆動モータ4が停止する。
左旋回すると、爪部7eが係止部材56により係止される。
経過時点t7に至ると駆動モータ4が逆転し各部材が第5
図の状態に戻った時点t8で1サイクルの動作が完了し、
駆動モータ4が停止する。
第6図は、第3図の場合と同様に駆動モータ4が初期
から正転して始動する第2の発明の他の実施例を示し、
第1図と同一の作用効果を有する部分は同一符号とし、
若干の変形を行なった部分には60を加えた符号で示した
要部説明図である。
から正転して始動する第2の発明の他の実施例を示し、
第1図と同一の作用効果を有する部分は同一符号とし、
若干の変形を行なった部分には60を加えた符号で示した
要部説明図である。
次に、その作動方法を説明すると、第3図の場合と同
様にカメラ操作に応答する作動がなされ、駆動モータ4
が正転して駆動部材61が右方向(第1の方向)に移動す
ると、突起61dにピン66aが追従して係止部材66はバネ66
bにより軸66cのまわりに左旋回し、ピン66aに比べて軸6
6cからの距離が充分に遠い位置にある先端部66dを拡大
した速度で旋回し、爪部7eの作動域から退避させる。
様にカメラ操作に応答する作動がなされ、駆動モータ4
が正転して駆動部材61が右方向(第1の方向)に移動す
ると、突起61dにピン66aが追従して係止部材66はバネ66
bにより軸66cのまわりに左旋回し、ピン66aに比べて軸6
6cからの距離が充分に遠い位置にある先端部66dを拡大
した速度で旋回し、爪部7eの作動域から退避させる。
従って操作部材7はバネ7bにより軸7cのまわりに急速
に右旋回して、これと連結されたシャッタ羽根8(第6
図では省略)を作動し、開口Bを閉鎖する。以下、第3
図の場合と同様に作動が行なわれるが重複するので説明
を省略する。
に右旋回して、これと連結されたシャッタ羽根8(第6
図では省略)を作動し、開口Bを閉鎖する。以下、第3
図の場合と同様に作動が行なわれるが重複するので説明
を省略する。
第7図は、第3図の場合と同様に駆動モータ4が初期
から正転して始動する第3の発明の実施例を示し、第1
図と同一の作用効果を有する部分は同一符号とし、若干
の変形を行なった部分には70を加えた符号で示した要部
説明図であり、第8図に経過時間に対する開閉状態の線
図を示す。
から正転して始動する第3の発明の実施例を示し、第1
図と同一の作用効果を有する部分は同一符号とし、若干
の変形を行なった部分には70を加えた符号で示した要部
説明図であり、第8図に経過時間に対する開閉状態の線
図を示す。
次に、その作動方法を説明すると、第3図の場合と同
様にカメラ操作に応答する作動がなされ、駆動モータ4
が正転して駆動部材71が軸71bのまわりに左旋回する
と、ピン7aがカム72の第1のカム部72cから離脱し、操
作部材7はバネ7bにより軸7cのまわりに左旋回し、ピン
7dによりこれと連結されたシャッタ羽根8(第7図では
省略)を作動して開口Bを閉鎖する。以下、第3図の場
合と同様に作動が行われ、露出の終了のために駆動モー
タ4が逆転して、駆動部材71が右旋回し、終了時点t5で
ミラー、遮光板が前述の場合と同様に復帰し、その時点
t6で駆動モータ4が正転して駆動部材71を左旋回させ第
1のカム部72cよりなだらかな第2のカム部72dによりピ
ン7aを押し、操作部材7を右旋回してシャッタ羽根8が
開口Bを開く。
様にカメラ操作に応答する作動がなされ、駆動モータ4
が正転して駆動部材71が軸71bのまわりに左旋回する
と、ピン7aがカム72の第1のカム部72cから離脱し、操
作部材7はバネ7bにより軸7cのまわりに左旋回し、ピン
7dによりこれと連結されたシャッタ羽根8(第7図では
省略)を作動して開口Bを閉鎖する。以下、第3図の場
合と同様に作動が行われ、露出の終了のために駆動モー
タ4が逆転して、駆動部材71が右旋回し、終了時点t5で
ミラー、遮光板が前述の場合と同様に復帰し、その時点
t6で駆動モータ4が正転して駆動部材71を左旋回させ第
1のカム部72cよりなだらかな第2のカム部72dによりピ
ン7aを押し、操作部材7を右旋回してシャッタ羽根8が
開口Bを開く。
本実施例の場合には、この時点t7で1サイクルの作動
が完了し、ピン7aが第1のカム部72cに押されて停止す
る。
が完了し、ピン7aが第1のカム部72cに押されて停止す
る。
なお、第7図において軸71bは、シャッタ開口Bと一
致しても良いが、開口Bの周辺部の一点に設けることに
よりカメラ形態を好ましくすることが出来る。
致しても良いが、開口Bの周辺部の一点に設けることに
よりカメラ形態を好ましくすることが出来る。
また、操作部材7はバネ7bによる作動に代えて、公知
の電磁力発生手段を付勢手段として用い、旋回力を付勢
させてもよい。
の電磁力発生手段を付勢手段として用い、旋回力を付勢
させてもよい。
以上の説明で明らかな如く、駆動モータの作動初期に
おいて、シャッタ羽根を急速に閉鎖することが可能であ
るから、操作開始から比較的早い時点でシャッタの露出
作動が開始されることになり、駆動モータを動力とする
シャッタを一眼レフレックスカメラに適用した場合にお
いても、シャッタチャンスの遅れを最小に留めることが
可能である。
おいて、シャッタ羽根を急速に閉鎖することが可能であ
るから、操作開始から比較的早い時点でシャッタの露出
作動が開始されることになり、駆動モータを動力とする
シャッタを一眼レフレックスカメラに適用した場合にお
いても、シャッタチャンスの遅れを最小に留めることが
可能である。
即ち、一眼レフレックスカメラの場合には、ミラーの
退避動作が必要であるため、一般のカメラに比べてシャ
ッタチャンスの遅れを生じるが、その上に駆動モータを
動力とするシャッタには、冒頭に述べた通りの問題があ
り、この時間が重畳されると実用上に問題を生じること
になる。本発明により、斯る問題点を解消した駆動モー
タを、動力とするシャッタは、一眼レフレックスカメラ
にも適用することが可能となり極めて有効である。
退避動作が必要であるため、一般のカメラに比べてシャ
ッタチャンスの遅れを生じるが、その上に駆動モータを
動力とするシャッタには、冒頭に述べた通りの問題があ
り、この時間が重畳されると実用上に問題を生じること
になる。本発明により、斯る問題点を解消した駆動モー
タを、動力とするシャッタは、一眼レフレックスカメラ
にも適用することが可能となり極めて有効である。
なお、上記実施例の外にも、用途に合わせた変更を加
えて本発明を実施することが可能である。
えて本発明を実施することが可能である。
(発明の効果) 本発明によると、シャッタの初期状態から駆動モータ
の動作が開始する時に、付勢手段の付勢力によってシャ
ッタ羽根が急速に閉鎖するので、モータの大型化や消費
電流の増大を招くことなく、比較的簡単な駆動機構で、
露出動作が開始するまでの時間が短縮できる。また、露
出動作におけるシャッタ開閉は駆動モータに依存し、露
出前のシャッタ閉成は付勢手段に依存して高速化してい
るので、上記の通り露出動作が開始するまでの時間を短
縮しながらも、露出動作の安定性が保たれる。
の動作が開始する時に、付勢手段の付勢力によってシャ
ッタ羽根が急速に閉鎖するので、モータの大型化や消費
電流の増大を招くことなく、比較的簡単な駆動機構で、
露出動作が開始するまでの時間が短縮できる。また、露
出動作におけるシャッタ開閉は駆動モータに依存し、露
出前のシャッタ閉成は付勢手段に依存して高速化してい
るので、上記の通り露出動作が開始するまでの時間を短
縮しながらも、露出動作の安定性が保たれる。
図は本発明の実施例を示し、第1図はカメラが撮影準備
完了状態を示す。第2図は、第1図のシャッタの作動タ
イミングを示すチャートで右方向へ時間の経過を示して
いる。 第3図は、第1図の部分的な他の実施例を示し、その作
動タイミングを第4図に示す。 第5図は第3の実施例を示し、第1図に対応して示し
た。 第6図は第4の実施例を示し、第7図は第5の実施例を
示し、いずれも第1図に対応して示した。 第8図は第7図の作動タイミングを示す。 1,31,51,61,71……駆動部材 4……駆動モータ 6,56,66……係止部材 7……操作部材 7b……付勢手段(バネ) 8……シャッタ羽根 72……カム 72c……第1のカム部 72d……第2のカム部 B……シャッタ開口
完了状態を示す。第2図は、第1図のシャッタの作動タ
イミングを示すチャートで右方向へ時間の経過を示して
いる。 第3図は、第1図の部分的な他の実施例を示し、その作
動タイミングを第4図に示す。 第5図は第3の実施例を示し、第1図に対応して示し
た。 第6図は第4の実施例を示し、第7図は第5の実施例を
示し、いずれも第1図に対応して示した。 第8図は第7図の作動タイミングを示す。 1,31,51,61,71……駆動部材 4……駆動モータ 6,56,66……係止部材 7……操作部材 7b……付勢手段(バネ) 8……シャッタ羽根 72……カム 72c……第1のカム部 72d……第2のカム部 B……シャッタ開口
Claims (3)
- 【請求項1】シャッタ開口を開放した状態から、レリー
ズ操作に応動して単一の駆動モータにより露出作動を行
う一眼レフレックスカメラ用シャッタにおいて、 前記シャッタ開口を開放および閉成した状態を形成する
シャッタ羽根と、 前記シャッタ羽根を作動する操作部材と、 前記シャッタ羽根により前記シャッタ開口を閉成する方
向へ、前記操作部材を付勢する付勢手段と、 初期状態において、前記シャッタ開放した状態で前記操
作部材を係止する係止部材と、 初期状態から第2の方向への移動により、前記係止部材
と前記操作部材との係止を解除して前記付勢手段の付勢
力により前記シャッタ開口を急速に閉成させた後、第1
の方向へ移動して前記付勢手段に抗して前記シャッタ開
口を緩やかに開放させ、次いで前記シャッタ開口が開放
され且つ前記係止部材と前記操作部材とが係止解除され
た状態で再び第2の方向へ移動して前記シャッタ開口を
緩やかに閉成させるように前記操作部材を駆動する駆動
部材と を備えたことを特徴とする一眼レフレックスカメラ用シ
ャッタ。 - 【請求項2】シャッタ開口を開放した状態から、レリー
ズ操作に応動して単一の駆動モータにより露出作動を行
う一眼レフレックスカメラ用シャッタにおいて、 前記シャッタ開口を開放および閉成した状態を形成する
シャッタ羽根と、 前記シャッタ羽根を作動する操作部材と、 前記シャッタ羽根により前記シャッタ開口を閉成する方
向へ、前記操作部材を付勢する付勢手段と、 初期状態において、前記シャッタ開放した状態で前記操
作部材を係止する係止部材と、 初期状態から第1の方向への移動により、前記係止部材
と前記操作部材との係止を解除して前記付勢手段の付勢
力により前記シャッタ開口を急速に閉成させた後、さら
に第1の方向へ移動して前記付勢手段に抗して前記シャ
ッタ開口を緩やかに開放させ、次いで前記シャッタ開口
が開放され且つ前記係止部材と前記操作部材とが係止解
除された状態から第2の方向へ移動して前記シャッタ開
口を緩やかに閉成させるように前記操作部材を駆動する
駆動部材と を備えたことを特徴とする一眼レフレックスカメラ用シ
ャッタ。 - 【請求項3】シャッタ開口を開放した状態から、レリー
ズ操作に応動して単一の駆動モータにより露出作動を行
う一眼レフレックスカメラ用シャッタにおいて、 前記シャッタ開口を開放および閉成した状態を形成する
シャッタ羽根と、 前記シャッタ羽根を作動する操作部材と、 前記シャッタ羽根により前記シャッタ開口を閉成する方
向へ、前記操作部材を付勢する付勢手段と、 前記シャッタ開口が開放状態から急速に閉成するように
前記操作部材を駆動する第1のカム部と、前記シャッタ
開口が閉成状態から緩やかに開放するように前記操作部
材を駆動する第2のカム部とを有する駆動部材と を備えたことを特徴とする一眼レフレックスカメラ用シ
ャッタ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62202162A JP2596756B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | 一眼レフレックスカメラ用シャッタ |
GB8818810A GB2208721B (en) | 1987-08-13 | 1988-08-08 | Shutter mechanism for a single lens reflex camera |
DE3827097A DE3827097C2 (de) | 1987-08-13 | 1988-08-10 | Kameraverschluß |
US07/232,435 US5140362A (en) | 1987-08-13 | 1988-08-15 | Shutter for single lens reflex camera |
SG517/93A SG51793G (en) | 1987-08-13 | 1993-04-21 | Shutter mechanism for a single lens reflex camera |
HK682/93A HK68293A (en) | 1987-08-13 | 1993-07-15 | Shutter mechanism for a single lens reflex camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62202162A JP2596756B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | 一眼レフレックスカメラ用シャッタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6444924A JPS6444924A (en) | 1989-02-17 |
JP2596756B2 true JP2596756B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=16452985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62202162A Expired - Fee Related JP2596756B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | 一眼レフレックスカメラ用シャッタ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5140362A (ja) |
JP (1) | JP2596756B2 (ja) |
DE (1) | DE3827097C2 (ja) |
GB (1) | GB2208721B (ja) |
HK (1) | HK68293A (ja) |
SG (1) | SG51793G (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5999752A (en) * | 1997-06-05 | 1999-12-07 | Minolta Co., Ltd. | Exposure controller for use in a camera |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB922604A (en) * | 1960-11-08 | 1963-04-03 | Kamera & Kinowerke Dresden Veb | Photographic camera with cocking by electric motor |
US3945025A (en) * | 1973-11-12 | 1976-03-16 | Polaroid Corporation | Exposure control system |
JPS5834818B2 (ja) * | 1976-02-16 | 1983-07-29 | オリンパス光学工業株式会社 | フォ−カルブレ−ンシャッタ−カメラ用 |
DE2827811C3 (de) * | 1978-06-24 | 1981-11-19 | Prontor-Werk Alfred Gauthier Gmbh, 7547 Wildbad | Verfahren und photographische Kamera zur Durchführung von Blitzlichtaufnahmen unter Verwendung eines Elektronen-Blitzgeräts |
US4360258A (en) * | 1980-10-02 | 1982-11-23 | Olympus Optical Company Ltd. | Lens shutter mechanism for camera |
JPS619631A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-17 | Seiko Koki Kk | カメラにおける電磁駆動シヤツタ |
JPS6299733A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | シヤツタ駆動装置 |
US4984003A (en) * | 1988-07-22 | 1991-01-08 | Copal Company Limited | Device for opening and closing shutter blade without bounce |
-
1987
- 1987-08-13 JP JP62202162A patent/JP2596756B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-08-08 GB GB8818810A patent/GB2208721B/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-08-10 DE DE3827097A patent/DE3827097C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-08-15 US US07/232,435 patent/US5140362A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-04-21 SG SG517/93A patent/SG51793G/en unknown
- 1993-07-15 HK HK682/93A patent/HK68293A/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8818810D0 (en) | 1988-09-07 |
US5140362A (en) | 1992-08-18 |
GB2208721A (en) | 1989-04-12 |
DE3827097C2 (de) | 1998-04-16 |
JPS6444924A (en) | 1989-02-17 |
SG51793G (en) | 1993-06-25 |
HK68293A (en) | 1993-07-23 |
GB2208721B (en) | 1991-02-20 |
DE3827097A1 (de) | 1989-03-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |