JP2001153114A - クリップによる取付け構造 - Google Patents

クリップによる取付け構造

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 表面を意匠的に同一面となるようにし、その
上で表皮におけるクッション層の厚みのばらつきを吸収
して取付け孔とクリップとの係止状態を保持し、また取
付け孔などの位置ずれや寸法誤差も吸収して表皮を基準
とした高精度の取り付けを可能とする。 【解決手段】 被取付け部材10のクリップ受け入れ部
16は、クリップ30の先端部32を差し込むことでこ
のクリップ30が係止される取付け孔18を備え、取付
け部材20はクリップ30の基端部42が結合状態に保
持される保持部24を備えている。そしてクリップ30
の先端部32が取付け孔18に対して三次元の各座標軸
のうちのクリップ差し込み方向の座標軸を含む二つの座
標軸に沿って移動調整可能で、またクリップ30の基端
部42が保持部24に対して残る一つの座標軸に沿って
移動調整可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車に
おけるインストルメントパネル(以下はインパネと略称
する)などの被取付け部材にセンタクラスタやレジスタ
などの取付け部材をはめ込み状態で着脱可能に取り付け
るためのクリップによる取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にインパネなどの内装部品は、主と
して高級車では樹脂成形品であるコア材(インパネイン
サート部材)の表面を表皮で被った構造になっている。
そして表皮は、塩化ビニールなどの樹脂製の表皮材と発
泡ウレタンなどのクッション層とからなり、このクッシ
ョン層は表皮材とコア材とを結合するとともに、表皮に
適度のクッション性をもたせるといった役目を果たす。
【0003】図6は従来のインパネに対するセンタクラ
スタの取付構造の一例を表した断面図である。この図面
からも明らかなようにインパネ60は、そのコア材62
の表面が表皮64で被われた構造になっているととも
に、センタクラスタ70が取り付けられる個所の奥側に
クリップ受け入れ部66を備えている。このクリップ受
け入れ部66にはクリップ用の取付け孔68があけられ
ており、かつクリップ受け入れ部66の一部は表皮64
がなく、コア材62が露出している。一方、センタクラ
スタ70はその裏面においてリブ72とクリップ保持部
材74とを備え、この保持部材74の先端部に金属クリ
ップ76が取り付けられている。
【0004】前記の金属クリップ76を取付け孔68に
差し込むことによってインパネ60にセンタクラスタ7
0が取り付けられる。これと同時に前記リブ72の先端
面がクリップ受け入れ部66におけるコア材62の表面
に当たり、それによってセンタクラスタ70がインパネ
60に対して位置決めされる。つまりインパネ60はセ
ンタクラスタ70に対し、コア材62の表面を基準とし
て取り付けられるので、金属クリップ76と取付け孔6
8の縁との係止位置(金属クリップ76の挿入位置)は
常にほぼ一定に保たれる。
【0005】ところで表皮64は、所定の金型内に表皮
材64a及びクッション層64bを成形するための原
料、例えば粉末状のウレタンをコア材62とともにセッ
トした後、金型を加熱してウレタンを発泡させることに
より成形される。ウレタンの発泡による体積膨張を常に
一定に管理することは難しいので、クッション層64b
の厚みにばらつきが生じ、結果的に表皮64の厚みSに
±1.0mm程度の誤差を覚悟しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】こういった条件の下で
インパネ60に対してセンタクラスタ70を前記のよう
にコア材62の表面を基準として取り付けると、前記の
ように金属クリップ76の挿入位置はほぼ一定に保たれ
る反面、インパネ60の表皮64とセンタクラスタ70
との表面が同一面とならず、相互の境目に段差ができて
しまう。したがってこの境目の部分に、段差を隠すため
の意匠上の対策が必要となる。また例えば前記取付け孔
68に位置ずれや寸法誤差があると、これらもインパネ
60に対するセンタクラスタ70の偏りとなって現れ
る。これに対して前記リブ72の先端面を表皮64に当
てると、センタクラスタ70は表皮64を基準としてイ
ンパネ60に取り付けられることとなる。この場合は表
皮64の厚みSに誤差があってもセンタクラスタ70と
表皮64との表面がほぼ同一面になるが、今度は金属ク
リップ76と取付け孔68の縁との係止位置にばらつき
が生じる。
【0007】本発明はこの課題を解決しようとするもの
で、その一つの目的は、インパネなどの被取付け部材の
表皮を基準としてセンタクラスタなどの取付け部材を取
り付けることにより両部材の表面を意匠的に同一面とな
るようにし、その上で表皮におけるクッション層の厚み
のばらつきを吸収して取付け孔とクリップとの係止状態
を保持し、また取付け孔などの位置ずれや寸法誤差も吸
収して表皮を基準とした高精度の取り付けを可能とする
ことである。
【0008】本発明の他の一つの目的は、比較的簡単な
構成のクリップにより、被取付け部材に対して取付け部
材を三次元の各座標軸に沿って移動調整可能とすること
である。本発明の別の目的は、取付け部材に対するクリ
ップの傾きなどを防止してクリップが取付け孔から外れ
るなどといった不具合を解消することである。本発明の
さらに別の目的は、クリップが取付け孔に差し込まれる
までは取付け部材に対するクリップの位置をほぼ一定に
保ち、取付け孔に対するクリップの差し込みを容易とす
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためのもので、請求項1記載の発明は、コア材の表
面がクッション層を有する表皮で被われた被取付け部材
に対して所定の取付け部材がクリップにより取り付けら
れる構造で、特に被取付け部材のクリップ受け入れ部の
表皮に取付け部材の表皮当て部を当て、それを基準とし
て被取付け部材と取付け部材との表面を意匠的に同一面
となるように合わせている取付け構造であって、前記被
取付け部材のクリップ受け入れ部は、クリップの先端部
を差し込むことでこのクリップが係止される取付け孔を
備え、前記取付け部材はクリップの基端部が結合状態に
保持される保持部を備えている。そしてクリップの先端
部が前記取付け孔に対して三次元の各座標軸のうちのク
リップ差し込み方向の座標軸を含む二つの座標軸に沿っ
て移動調整可能で、またクリップの基端部が前記保持部
に対して残る一つの座標軸に沿って移動調整可能に構成
されている。
【0010】このように表皮を基準として被取付け部材
と取付け部材との表面を意匠的に同一面となるように合
わせることができ、そのうえで取付け孔に対するクリッ
プの差し込み方向の移動調整によってクッション層の厚
みのばらつきを吸収して取付け孔とクリップとの係止状
態を保持できる。また取付け孔及び保持部に対するそれ
ぞれの移動調整により、例えば取付け孔の位置ずれや寸
法誤差を吸収でき、被取付け部材に対する取付け部材の
偏りを補正できる。これらのことから取付け部材を被取
付け部材に対して適正に取り付けることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のク
リップによる取付け構造であって、取付け孔がクリップ
差し込み方向の座標軸とは別の座標軸に沿った方向に長
い略長方形に設定され、保持部が残る一つの座標軸に沿
った方向に長い略長方形の保持空間を備えている。一
方、クリップの先端部には前記取付け孔に差し込み可能
で、かつこの取付け孔の長手方向へ移動可能な係止片が
形成されている。この係止片は取付け孔の縁と係止する
係止肩を備え、この係止肩と取付け孔の縁との係止位置
がクリップ差し込み方向に関して調整可能となってい
る。またクリップの基端部は前記保持空間に差し込み可
能で、その状態においてこの保持空間の長手方向へ移動
可能となっている。この発明によれば、比較的簡単な構
成のクリップにより、請求項1記載の発明による三次元
の各座標軸に沿った移動調整を行うことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載のク
リップによる取付け構造であって、クリップの基端部と
取付け部材の保持部とが、この基端部が保持空間の長手
方向へ移動するときの取付け部材に対するクリップの姿
勢を保持するための案内手段を備えている。この場合に
は前記案内手段によって取付け部材に対するクリップの
傾きが防止され、例えば取付け孔とクリップの先端部と
の係止が外れるといったことが回避される。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2記載のク
リップによる取付け構造であって、クリップの基端部が
弾性片を備え、この弾性片の弾性力により、クリップの
先端部が被取付け部材の取付け孔に差し込まれるまで
は、クリップを保持空間の長手方向のほぼ中央位置に保
持するように構成されている。この弾性片の機能によ
り、取付け部材に対するクリップの位置がほぼ一定に保
たれるので、クリップの先端部を取付け孔に差し込む作
業などが容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1はクリップによる取付け構造を表した断面
図、図2は同じく取付け構造を表した分解斜視図であ
る。この取付け構造は、具体的には被取付け部材である
インパネ10に取付け部材であるセンタクラスタ20が
クリップ30によって取り付けられている。そしてイン
パネ10のコア材12、センタクラスタ20及びクリッ
プ30は、個々に合成樹脂による一体成形品であり、コ
ア材12の表面は表皮14で被われている。
【0015】この表皮14は、すでに説明したように例
えば塩化ビニール製の表皮材14aと発泡ウレタン製の
クッション層14bとによって構成されている。この表
皮材14aはインパネ10の表面に質感をもたせるなど
の役割を果たし、またクッション層14bは表皮材14
aとコア材12とを結合するとともに表皮14に適度の
クッション性をもたせる役割を果たす。なお表皮14の
成形の概要を説明すると、図6で示す従来技術の場合と
同様に発泡成形金型内の意匠面に表皮材14aをセット
し、この表皮材14aとその上にウレタンの粉末及びコ
ア材12の順にセットする。そして金型を加熱すること
により、ウレタンが発泡(膨張)してクッション層14
bがつくられると同時に表皮材14aとコア材12とが
結合される。
【0016】前記インパネ10は、センタクラスタ20
が取り付けられる個所の奥側においてクリップ受け入れ
部16を備えており、当然ここもコア材12の表面が表
皮14で被われた構造になっている。このクリップ受け
入れ部16には、その表裏に貫通するクリップ用の取付
け孔18があけられている。一方、センタクラスタ20
の裏面には保持リブ22を介して角筒形状の保持部24
が形成されており、この保持部24の内部はその端面で
開口したクリップ用の保持空間26になっている。また
保持部24の相対向する壁には、それぞれ保持空間26
に連通する係合窓28が形成されている(図2)。
【0017】図3は図1の主要箇所を表した拡大図、図
4は図3の右側面図である。主としてこれらの図面にお
いて、インパネ10に対するセンタクラスタ20の位置
を決定する三次元の座標軸を示すと、図3の左右方向に
関する座標軸X、図4の左右方向に関する座標軸Y、図
3,4の上下方向(クリップ差し込み方向)に関する座
標軸Zとなる。そして前記取付け孔18は座標軸Yに沿
って長い略長方形の孔に設定され(図4)、保持空間2
6は座標軸Xに沿って長い略長方形の孔となっている
(図3)。
【0018】前記クリップ30は、取付け孔18に差し
込まれる先端部32と、保持空間26に差し込まれる基
端部42とに大別される。この先端部32は、基板40
の片側の面から垂直に延びる支柱34と、この支柱34
の先端部の両側から基板40に向かって折り返すように
形成された一対の係止片36とを備えている。これらの
係止片36のほぼ中間部は、それぞれ外側に張りだした
テーパ面形状の係止肩38となっており、これらの係止
肩38の斜面38aが取付け孔18における短辺側の両
縁に対して係止可能となっている。
【0019】前記基端部42は、基板40の反対側の面
から垂直に延びる支持部44と、この支持部44の片面
に形成されて前記係合窓28のいずれかに係合可能な係
止突起46と、同じく支持部44における先端付近の両
側から湾曲した形状に張りだし、かつそれぞれの自由端
が基板40側に向いた弾性片48とを備えている。そし
て係止突起46が係合窓28に係合することにより、基
端部42が保持部24に対して抜け止め状態に保持され
る。また、両弾性片48は保持空間26における長辺側
の両内面に対し、弾性力をもって接するようになってい
る。なお支持部44の先端部には、この支持部44より
も幅のあるガイド片50が形成されている。このガイド
片50は保持空間26の底面に相当するガイド面29に
接触するようになっており、これらによって基端部42
が保持空間26の長手方向へ移動するときの「案内手
段」が構成されている。
【0020】前記インパネ10にセンタクラスタ20を
取り付けるには、まずセンタクラスタ20における保持
部24の保持空間26にクリップ30の基端部42を差
し込む。これによって前記係合窓28のいずれか一方に
前記係止突起46が係合し、保持部24に対して基端部
42が抜け止めされた状態となる。またこのときに前記
の両弾性片48は保持空間26の内面に接し、基端部4
2が保持空間26の長手方向(座標軸Xに沿った方向)
のほぼ中央位置に保持される。ただし、これらの弾性片
48を弾性変形させながら基端部42を保持空間26内
において座標軸Xに沿った方向へ移動させることは可能
である。
【0021】このようにクリップ30を前もってセンタ
クラスタ20に装着し、つぎにその先端部32をインパ
ネ10におけるクリップ受け入れ部16の取付け孔18
に差し込む。これによって両係止片36が弾性によって
撓みながら取付け孔18に入り込み、両係止肩38の斜
面38aが取付け孔18の縁に係止する。そしてこの先
端部32は取付け孔18の長手方向(座標軸Yに沿った
方向)へ移動させることができるとともに、クリップ差
し込み方向(座標軸Zに沿った方向)に関し、両係止肩
38の斜面38aと取付け孔18の縁との係止位置を調
整することが可能である。
【0022】さて前記のようにクリップ30の両係止片
36が取付け孔18の縁に係止するのとほぼ同時に、保
持部24の端面24aがクリップ受け入れ部16におけ
る表皮14の表面に当たる。したがってセンタクラスタ
20は表皮14を基準としてインパネ10に取り付けら
れることとなる。すでに説明したように表皮14のクッ
ション層14bは、発泡成形時においてその厚みにばら
つきが生じ、結果的に表皮14の厚みに±1.0mm程度の
誤差が生じる。しかしながら表皮14そのものを基準と
したときのクリップ受け入れ部16の個所の表面とその
他の個所の表面との誤差は僅か(±0.3mm程度)であ
る。したがって表皮14を基準とすることにより、イン
パネ10の表皮14とセンタクラスタ20との相互の表
面が意匠的に同一面となる。
【0023】前記クッション層14bの厚みのばらつき
は、取付け孔18の縁とクリップ30の係止肩38との
係止位置のずれとなって現れるが、これは取付け孔18
に対するクリップ30の座標軸Zに沿った方向の移動に
より吸収される。この係止位置の変化が、図5における
実線(基準位置)及び仮想線(±1.0mmの位置)によっ
て示されている。なお保持部24の端面24aは、表皮
を基準としてインパネ10にセンタクラスタ20を取り
付けるための「表皮当て部」の一例であり、これに代え
てセンタクラスタ20の裏面からリブなどを立て、その
先端面をクリップ受け入れ部16の表皮14に当てるよ
うにしてもよい。
【0024】一方、インパネ10の取付け孔18、ある
いはセンタクラスタ20の保持部24などにおけるそれ
ぞれの位置ずれや寸法誤差については、保持部24の保
持空間26に対するクリップ30の座標軸Xに沿った方
向への移動、ならびに取付け孔18に対するクリップ3
0の座標軸Yに沿った方向への移動によって吸収され
る。したがってインパネ10に対してセンタクラスタ2
0が座標軸X,Yに沿った方向に偏って取り付けられる
ことが回避される。
【0025】また保持空間26内でのクリップ30の基
端部42の移動は、前記ガイド片50とガイド面29と
によって案内される。これによって保持部24に対する
クリップ30の傾きが防止され、例えば取付け孔18に
対するクリップ30の先端部32の係止がクリップ30
の傾きにより外れるといったことを解消できる。しかも
先端部32が取付け孔18に差し込まれるまでは、前記
のように基端部42(つまりクリップ30)は保持部2
4に対して一定位置に保持されている。したがって取り
付け作業中に取付け孔18の位置を視認できないような
場合でも、クリップ30の先端部32を比較的容易に取
付け孔18に差し込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップによる取付け構造の概要を表した断面
図。
【図2】同じくクリップによる取付け構造を表した分解
斜視図。
【図3】図1の主要箇所を表した拡大図。
【図4】図3の右側面図。
【図5】図3の一部を拡大して表した説明図。
【図6】従来のクリップによる取付構造の一例を表した
断面図。
【符号の説明】
10 インパネ(被取付け部材) 12 コア材 14 表皮 14a 表皮材 14b クッション層 16 クリップ受け入れ部 18 取付け孔 20 センタクラスタ(取付け部材) 24 保持部 24a 端面(表皮当て部) 26 保持空間 30 クリップ 32 先端部 42 基端部
フロントページの続き (72)発明者 永宮 正彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 熊沢 聡太郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D023 BA01 BB25 BC00 BD29 BE03 BE36 3D044 BA12 BA14 BB01 BC13 BC30 BD02 3J001 FA11 GB01 HA02 HA07 JC03 JC06 JC12 KA14 KA19 KA26 KB01 3J022 DA12 EA02 EB02 EC02 FA01 FB03 FB13 HA03 HB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア材の表面がクッション層を有する表
    皮で被われた被取付け部材に対して所定の取付け部材が
    クリップにより取り付けられる構造で、特に被取付け部
    材のクリップ受け入れ部の表皮に取付け部材の表皮当て
    部を当て、それを基準として被取付け部材と取付け部材
    との表面を意匠的に同一面となるように合わせている取
    付け構造であって、 前記被取付け部材のクリップ受け入れ部は、クリップの
    先端部を差し込むことでこのクリップが係止される取付
    け孔を備え、前記取付け部材はクリップの基端部が結合
    状態に保持される保持部を備え、クリップの先端部が前
    記取付け孔に対して三次元の各座標軸のうちのクリップ
    差し込み方向の座標軸を含む二つの座標軸に沿って移動
    調整可能で、またクリップの基端部が前記保持部に対し
    て残る一つの座標軸に沿って移動調整可能に構成されて
    いるクリップによる取付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクリップによる取付け構
    造であって、 取付け孔がクリップ差し込み方向の座標軸とは別の座標
    軸に沿った方向に長い略長方形に設定され、保持部が残
    る一つの座標軸に沿った方向に長い略長方形の保持空間
    を備え、一方、クリップの先端部には前記取付け孔に差
    し込み可能で、かつこの取付け孔の長手方向へ移動可能
    な係止片が形成され、この係止片は取付け孔の縁と係止
    する係止肩を備え、この係止肩と取付け孔の縁との係止
    位置がクリップ差し込み方向に関して調整可能となって
    おり、またクリップの基端部は前記保持空間に差し込み
    可能で、その状態においてこの保持空間の長手方向へ移
    動可能となっているクリップによる取付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のクリップによる取付け構
    造であって、 クリップの基端部と取付け部材の保持部とが、この基端
    部が保持空間の長手方向へ移動するときの取付け部材に
    対するクリップの姿勢を保持するための案内手段を備え
    ているクリップによる取付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のクリップによる取付け構
    造であって、 クリップの基端部が弾性片を備え、この弾性片の弾性力
    により、クリップの先端部が被取付け部材の取付け孔に
    差し込まれるまでは、クリップを保持空間の長手方向の
    ほぼ中央位置に保持するように構成されているクリップ
    による取付け構造。
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