JP4346758B2 - クリップによる取付け構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車におけるインストルメントパネル(以下はインパネと略称する)などの被取付け部材にセンタクラスタやレジスタなどの取付け部材をはめ込み状態で着脱可能に取り付けるためのクリップによる取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にインパネなどの内装部品は、主として高級車では樹脂成形品であるコア材(インパネインサート部材)の表面を表皮で被った構造になっている。そして表皮は、塩化ビニールなどの樹脂製の表皮材と発泡ウレタンなどのクッション層とからなり、このクッション層は表皮材とコア材とを結合するとともに、表皮に適度のクッション性をもたせるといった役目を果たす。
【0003】
図6は従来のインパネに対するセンタクラスタの取付構造の一例を表した断面図である。この図面からも明らかなようにインパネ60は、そのコア材62の表面が表皮64で被われた構造になっているとともに、センタクラスタ70が取り付けられる個所の奥側にクリップ受け入れ部66を備えている。このクリップ受け入れ部66にはクリップ用の取付け孔68があけられており、かつクリップ受け入れ部66の一部は表皮64がなく、コア材62が露出している。一方、センタクラスタ70はその裏面においてリブ72とクリップ保持部材74とを備え、この保持部材74の先端部に金属クリップ76が取り付けられている。
【0004】
前記の金属クリップ76を取付け孔68に差し込むことによってインパネ60にセンタクラスタ70が取り付けられる。これと同時に前記リブ72の先端面がクリップ受け入れ部66におけるコア材62の表面に当たり、それによってセンタクラスタ70がインパネ60に対して位置決めされる。つまりインパネ60はセンタクラスタ70に対し、コア材62の表面を基準として取り付けられるので、金属クリップ76と取付け孔68の縁との係止位置(金属クリップ76の挿入位置)は常にほぼ一定に保たれる。
【0005】
ところで表皮64は、所定の金型内に表皮材64a及びクッション層64bを成形するための原料、例えば粉末状のウレタンをコア材62とともにセットした後、金型を加熱してウレタンを発泡させることにより成形される。ウレタンの発泡による体積膨張を常に一定に管理することは難しいので、クッション層64bの厚みにばらつきが生じ、結果的に表皮64の厚みSに±1.0mm程度の誤差を覚悟しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
こういった条件の下でインパネ60に対してセンタクラスタ70を前記のようにコア材62の表面を基準として取り付けると、前記のように金属クリップ76の挿入位置はほぼ一定に保たれる反面、インパネ60の表皮64とセンタクラスタ70との表面が同一面とならず、相互の境目に段差ができてしまう。したがってこの境目の部分に、段差を隠すための意匠上の対策が必要となる。また例えば前記取付け孔68に位置ずれや寸法誤差があると、これらもインパネ60に対するセンタクラスタ70の偏りとなって現れる。
これに対して前記リブ72の先端面を表皮64に当てると、センタクラスタ70は表皮64を基準としてインパネ60に取り付けられることとなる。この場合は表皮64の厚みSに誤差があってもセンタクラスタ70と表皮64との表面がほぼ同一面になるが、今度は金属クリップ76と取付け孔68の縁との係止位置にばらつきが生じる。
【0007】
本発明はこの課題を解決しようとするもので、その一つの目的は、インパネなどの被取付け部材の表皮を基準としてセンタクラスタなどの取付け部材を取り付けることにより両部材の表面を意匠的に同一面となるようにし、その上で表皮におけるクッション層の厚みのばらつきを吸収して取付け孔とクリップとの係止状態を保持し、また取付け孔などの位置ずれや寸法誤差も吸収して表皮を基準とした高精度の取り付けを可能とすることである。
【0008】
本発明の他の一つの目的は、比較的簡単な構成のクリップにより、被取付け部材に対して取付け部材を三次元の各座標軸に沿って移動調整可能とすることである。
本発明の別の目的は、取付け部材に対するクリップの傾きなどを防止してクリップが取付け孔から外れるなどといった不具合を解消することである。
本発明のさらに別の目的は、クリップが取付け孔に差し込まれるまでは取付け部材に対するクリップの位置をほぼ一定に保ち、取付け孔に対するクリップの差し込みを容易とすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するためのもので、請求項1記載の発明は、コア材の表面がクッション層を有する表皮で被われた被取付け部材に対して所定の取付け部材がクリップにより取り付けられる構造で、しかも被取付け部材のクリップ受け入れ部の表皮に取付け部材の表皮当て部を当て、それを基準として被取付け部材と取付け部材との表面を意匠的に同一面となるように合わせている取付け構造であって、前記被取付け部材のクリップ受け入れ部は、クリップの先端部を差し込むことでこのクリップが係止される取付け孔を備え、前記取付け部材はクリップの基端部が結合状態に保持される保持部を備えている。そしてクリップの先端部が前記取付け孔に対して三次元の各座標軸のうちのクリップ差し込み方向の座標軸を含む二つの座標軸に沿って移動調整可能で、またクリップの基端部が前記保持部に対して残る一つの座標軸に沿って移動調整可能に構成されている。
【0010】
このように表皮を基準として被取付け部材と取付け部材との表面を意匠的に同一面となるように合わせることができ、そのうえで取付け孔に対するクリップの差し込み方向の移動調整によってクッション層の厚みのばらつきを吸収して取付け孔とクリップとの係止状態を保持できる。また取付け孔及び保持部に対するそれぞれの移動調整により、例えば取付け孔の位置ずれや寸法誤差を吸収でき、被取付け部材に対する取付け部材の偏りを補正できる。これらのことから取付け部材を被取付け部材に対して適正に取り付けることができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のクリップによる取付け構造であって、取付け孔がクリップ差し込み方向の座標軸とは別の座標軸に沿った方向に長い略長方形に設定され、保持部が残る一つの座標軸に沿った方向に長い略長方形の保持空間を備えている。一方、クリップの先端部には前記取付け孔に差し込み可能で、かつこの取付け孔の長手方向へ移動可能な係止片が形成されている。この係止片は取付け孔の縁と係止する係止肩を備え、この係止肩と取付け孔の縁との係止位置がクリップ差し込み方向に関して調整可能となっている。またクリップの基端部は前記保持空間に差し込み可能で、その状態においてこの保持空間の長手方向へ移動可能となっている。
この発明によれば、比較的簡単な構成のクリップにより、請求項1記載の発明による三次元の各座標軸に沿った移動調整を行うことができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のクリップによる取付け構造であって、クリップの基端部と取付け部材の保持部とが、この基端部が保持空間の長手方向へ移動するときの取付け部材に対するクリップの姿勢を保持するための案内手段を備えている。
この場合には前記案内手段によって取付け部材に対するクリップの傾きが防止され、例えば取付け孔とクリップの先端部との係止が外れるといったことが回避される。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項2記載のクリップによる取付け構造であって、クリップの基端部が弾性片を備え、この弾性片の弾性力により、クリップの先端部が被取付け部材の取付け孔に差し込まれるまでは、クリップを保持空間の長手方向のほぼ中央位置に保持するように構成されている。
この弾性片の機能により、取付け部材に対するクリップの位置がほぼ一定に保たれるので、クリップの先端部を取付け孔に差し込む作業などが容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1はクリップによる取付け構造を表した断面図、図2は同じく取付け構造を表した分解斜視図である。この取付け構造は、具体的には被取付け部材であるインパネ10に取付け部材であるセンタクラスタ20がクリップ30によって取り付けられている。そしてインパネ10のコア材12、センタクラスタ20及びクリップ30は、個々に合成樹脂による一体成形品であり、コア材12の表面は表皮14で被われている。
【0015】
この表皮14は、すでに説明したように例えば塩化ビニール製の表皮材14aと発泡ウレタン製のクッション層14bとによって構成されている。この表皮材14aはインパネ10の表面に質感をもたせるなどの役割を果たし、またクッション層14bは表皮材14aとコア材12とを結合するとともに表皮14に適度のクッション性をもたせる役割を果たす。なお表皮14の成形の概要を説明すると、図6で示す従来技術の場合と同様に発泡成形金型内の意匠面に表皮材14aをセットし、この表皮材14aとその上にウレタンの粉末及びコア材12の順にセットする。そして金型を加熱することにより、ウレタンが発泡(膨張)してクッション層14bがつくられると同時に表皮材14aとコア材12とが結合される。
【0016】
前記インパネ10は、センタクラスタ20が取り付けられる個所の奥側においてクリップ受け入れ部16を備えており、当然ここもコア材12の表面が表皮14で被われた構造になっている。このクリップ受け入れ部16には、その表裏に貫通するクリップ用の取付け孔18があけられている。一方、センタクラスタ20の裏面には保持リブ22を介して角筒形状の保持部24が形成されており、この保持部24の内部はその端面で開口したクリップ用の保持空間26になっている。また保持部24の相対向する壁には、それぞれ保持空間26に連通する係合窓28が形成されている(図2)。
【0017】
図3は図1の主要箇所を表した拡大図、図4は図3の右側面図である。主としてこれらの図面において、インパネ10に対するセンタクラスタ20の位置を決定する三次元の座標軸を示すと、図3の左右方向に関する座標軸X、図4の左右方向に関する座標軸Y、図3,4の上下方向(クリップ差し込み方向)に関する座標軸Zとなる。そして前記取付け孔18は座標軸Yに沿って長い略長方形の孔に設定され(図4)、保持空間26は座標軸Xに沿って長い略長方形の孔となっている(図3)。
【0018】
前記クリップ30は、取付け孔18に差し込まれる先端部32と、保持空間26に差し込まれる基端部42とに大別される。この先端部32は、基板40の片側の面から垂直に延びる支柱34と、この支柱34の先端部の両側から基板40に向かって折り返すように形成された一対の係止片36とを備えている。これらの係止片36のほぼ中間部は、それぞれ外側に張りだしたテーパ面形状の係止肩38となっており、これらの係止肩38の斜面38aが取付け孔18における短辺側の両縁に対して係止可能となっている。
【0019】
前記基端部42は、基板40の反対側の面から垂直に延びる支持部44と、この支持部44の片面に形成されて前記係合窓28のいずれかに係合可能な係止突起46と、同じく支持部44における先端付近の両側から湾曲した形状に張りだし、かつそれぞれの自由端が基板40側に向いた弾性片48とを備えている。そして係止突起46が係合窓28に係合することにより、基端部42が保持部24に対して抜け止め状態に保持される。また、両弾性片48は保持空間26における長辺側の両内面に対し、弾性力をもって接するようになっている。なお支持部44の先端部には、この支持部44よりも幅のあるガイド片50が形成されている。このガイド片50は保持空間26の底面に相当するガイド面29に接触するようになっており、これらによって基端部42が保持空間26の長手方向へ移動するときの「案内手段」が構成されている。
【0020】
前記インパネ10にセンタクラスタ20を取り付けるには、まずセンタクラスタ20における保持部24の保持空間26にクリップ30の基端部42を差し込む。これによって前記係合窓28のいずれか一方に前記係止突起46が係合し、保持部24に対して基端部42が抜け止めされた状態となる。またこのときに前記の両弾性片48は保持空間26の内面に接し、基端部42が保持空間26の長手方向(座標軸Xに沿った方向)のほぼ中央位置に保持される。ただし、これらの弾性片48を弾性変形させながら基端部42を保持空間26内において座標軸Xに沿った方向へ移動させることは可能である。
【0021】
このようにクリップ30を前もってセンタクラスタ20に装着し、つぎにその先端部32をインパネ10におけるクリップ受け入れ部16の取付け孔18に差し込む。これによって両係止片36が弾性によって撓みながら取付け孔18に入り込み、両係止肩38の斜面38aが取付け孔18の縁に係止する。そしてこの先端部32は取付け孔18の長手方向(座標軸Yに沿った方向)へ移動させることができるとともに、クリップ差し込み方向(座標軸Zに沿った方向)に関し、両係止肩38の斜面38aと取付け孔18の縁との係止位置を調整することが可能である。
【0022】
さて前記のようにクリップ30の両係止片36が取付け孔18の縁に係止するのとほぼ同時に、保持部24の端面24aがクリップ受け入れ部16における表皮14の表面に当たる。したがってセンタクラスタ20は表皮14を基準としてインパネ10に取り付けられることとなる。すでに説明したように表皮14のクッション層14bは、発泡成形時においてその厚みにばらつきが生じ、結果的に表皮14の厚みに±1.0mm程度の誤差が生じる。しかしながら表皮14そのものを基準としたときのクリップ受け入れ部16の個所の表面とその他の個所の表面との誤差は僅か(±0.3mm程度)である。したがって表皮14を基準とすることにより、インパネ10の表皮14とセンタクラスタ20との相互の表面が意匠的に同一面となる。
【0023】
前記クッション層14bの厚みのばらつきは、取付け孔18の縁とクリップ30の係止肩38との係止位置のずれとなって現れるが、これは取付け孔18に対するクリップ30の座標軸Zに沿った方向の移動により吸収される。この係止位置の変化が、図5における実線(基準位置)及び仮想線(±1.0mmの位置)によって示されている。
なお保持部24の端面24aは、表皮を基準としてインパネ10にセンタクラスタ20を取り付けるための「表皮当て部」の一例であり、これに代えてセンタクラスタ20の裏面からリブなどを立て、その先端面をクリップ受け入れ部16の表皮14に当てるようにしてもよい。
【0024】
一方、インパネ10の取付け孔18、あるいはセンタクラスタ20の保持部24などにおけるそれぞれの位置ずれや寸法誤差については、保持部24の保持空間26に対するクリップ30の座標軸Xに沿った方向への移動、ならびに取付け孔18に対するクリップ30の座標軸Yに沿った方向への移動によって吸収される。したがってインパネ10に対してセンタクラスタ20が座標軸X,Yに沿った方向に偏って取り付けられることが回避される。
【0025】
また保持空間26内でのクリップ30の基端部42の移動は、前記ガイド片50とガイド面29とによって案内される。これによって保持部24に対するクリップ30の傾きが防止され、例えば取付け孔18に対するクリップ30の先端部32の係止がクリップ30の傾きにより外れるといったことを解消できる。しかも先端部32が取付け孔18に差し込まれるまでは、前記のように基端部42(つまりクリップ30)は保持部24に対して一定位置に保持されている。したがって取り付け作業中に取付け孔18の位置を視認できないような場合でも、クリップ30の先端部32を比較的容易に取付け孔18に差し込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップによる取付け構造の概要を表した断面図。
【図2】同じくクリップによる取付け構造を表した分解斜視図。
【図3】図1の主要箇所を表した拡大図。
【図4】図3の右側面図。
【図5】図3の一部を拡大して表した説明図。
【図6】従来のクリップによる取付構造の一例を表した断面図。
【符号の説明】
10 インパネ(被取付け部材)
12 コア材
14 表皮
14a 表皮材
14b クッション層
16 クリップ受け入れ部
18 取付け孔
20 センタクラスタ(取付け部材)
24 保持部
24a 端面(表皮当て部)
26 保持空間
30 クリップ
32 先端部
42 基端部

Claims (4)

  1. コア材の表面がクッション層を有する表皮で被われた被取付け部材に対して所定の取付け部材がクリップにより取り付けられる構造で、しかも被取付け部材のクリップ受け入れ部の表皮に取付け部材の表皮当て部を当て、それを基準として被取付け部材と取付け部材との表面を意匠的に同一面となるように合わせている取付け構造であって、
    前記被取付け部材のクリップ受け入れ部は、クリップの先端部を差し込むことでこのクリップが係止される取付け孔を備え、前記取付け部材はクリップの基端部が結合状態に保持される保持部を備え、クリップの先端部が前記取付け孔に対して三次元の各座標軸のうちのクリップ差し込み方向の座標軸を含む二つの座標軸に沿って移動調整可能で、またクリップの基端部が前記保持部に対して残る一つの座標軸に沿って移動調整可能に構成されているクリップによる取付け構造。
  2. 請求項1記載のクリップによる取付け構造であって、
    取付け孔がクリップ差し込み方向の座標軸とは別の座標軸に沿った方向に長い略長方形に設定され、保持部が残る一つの座標軸に沿った方向に長い略長方形の保持空間を備え、一方、クリップの先端部には前記取付け孔に差し込み可能で、かつこの取付け孔の長手方向へ移動可能な係止片が形成され、この係止片は取付け孔の縁と係止する係止肩を備え、この係止肩と取付け孔の縁との係止位置がクリップ差し込み方向に関して調整可能となっており、またクリップの基端部は前記保持空間に差し込み可能で、その状態においてこの保持空間の長手方向へ移動可能となっているクリップによる取付け構造。
  3. 請求項2記載のクリップによる取付け構造であって、
    クリップの基端部と取付け部材の保持部とが、この基端部が保持空間の長手方向へ移動するときの取付け部材に対するクリップの姿勢を保持するための案内手段を備えているクリップによる取付け構造。
  4. 請求項2記載のクリップによる取付け構造であって、
    クリップの基端部が弾性片を備え、この弾性片の弾性力により、クリップの先端部が被取付け部材の取付け孔に差し込まれるまでは、クリップを保持空間の長手方向のほぼ中央位置に保持するように構成されているクリップによる取付け構造。
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