JP2001152200A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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Abstract
存安定性に優れる液体洗浄剤を提供する。 【解決手段】 (a)カチオン系抗菌剤、(b)アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポ
リオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩及びアルフ
ァスルホ脂肪酸アルキルエステル塩から選ばれる1種以
上の陰イオン界面活性剤、(c)両性界面活性剤、アミ
ンオキサイド系界面活性剤、アルカノールアミド系界面
活性剤及びアミドアミノ酸系界面活性剤から選ばれる1
種以上を、特定比率で含有する液体洗浄剤組成物。
Description
に関する。
防臭の観点から殺菌効果を液体洗浄剤に配合する試みが
なされている。特開平1−197598号公報には水溶
性4級アンモニウム塩を含有する貯蔵安定性に優れる組
成物が開示されている。また、特開平6−122893
号公報にはEDTA等のキレート剤と水溶性4級アンモ
ニウム塩を配合された殺菌効果及び柔軟効果に優れる組
成物が開示されている。
性化合物を液体洗浄剤に配合することによる汚れの再付
着が起こり、洗浄効果が低下するという問題が有る。ま
た、抗菌効果も十分満足できるレベルではなかった。
汚染防止による洗浄効果の両者を満足する液体洗浄剤を
提供することにある。
ン系抗菌剤0.1〜10重量%、(b)アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル硫酸塩及びアルファスルホ
脂肪酸アルキルエステル塩から選ばれる1種以上の陰イ
オン界面活性剤、(c)両性界面活性剤、アミンオキサ
イド系界面活性剤、アルカノールアミド系界面活性剤及
びアミドアミノ酸系界面活性剤から選ばれる1種以上
0.1〜10重量%を含有する液体洗浄剤組成物に関す
る。
性のものが好ましく、通常市販されているものを使用し
てもよく、また周知の方法で合成されたものを用いるこ
とができる。ここで、本発明における水溶性とは、20
℃の水への溶解度が1g/100g以上、好ましくは2
g/100g以上であることをいう。更に抗菌剤として
は、木綿金巾#2003に該化合物1重量%を均一に付
着させた布を用いJIS L 1902「繊維製品の抗
菌性試験法」に準じた方法で抗菌性試験を行い阻止帯が
見られる化合物が好ましい。
(1)〜(3)で表される化合物から選ばれる1種以上
が好ましい。
キル基又はアルケニル基であり、R2、R3は炭素数1〜
3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Xは
−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−
又は、
基であり、R5は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O
−R7)n−である。ここでR7はエチレン基もしくはプロ
ピレン基であり、nは1〜10の数である。mは0又は
1である。さらにY-は陰イオン基、好ましくはハロゲ
ンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオン又は脂肪
酸イオンである。〕
数8〜14のアルキル基であり、それ以外は炭素数1〜
3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Y-
は陰イオン基、好ましくはハロゲンイオン、炭素数1〜
3のアルキル硫酸イオン又は脂肪酸イオンである。〕。
レン基(−C6H4−)でm=1の場合、R1は好ましく
は炭素数5〜16、更に好ましくは炭素数6〜13、最
も好ましくは炭素数7〜10のアルキル基であり、R5
は好ましくは−(O−R7)n−基であり、R7は好ましく
はエチレン基であり、nは好ましくは1〜5の数であ
り、R2及びR3は好ましくはメチル基又はヒドロキシエ
チル基であり、R4は好ましくはメチレン基である。ま
た、一般式(1)において、m=0の場合(1−2−
a)あるいはXが−COO−、−OCO−、−CON
H−、−NHCO−でm=1の場合(1−2−b)、R
1は好ましくは炭素数7〜18、更に好ましくは炭素数
9〜17、最も好ましくは炭素数11〜16のアルキル
基であり、R5は好ましくはメチレン基であり、R2及び
R3は好ましくはメチル基又はヒドロキシエチル基であ
り、R4は好ましくはメチレン基である。
炭素数8〜18、更に好ましくは炭素数11〜17のア
ルキル基である。
R11のうち2つが炭素数8〜10のアルキル基であり、
残りの2つがメチル基、エチル基又はヒドロキシエチル
基である。
効果の点で好ましい。
でも使用できるが、一般式(1)及び/又は一般式
(2)の化合物と併用することが効果の点で好ましく、
重量比は〔一般式(3)の化合物〕/〔一般式(1)の
化合物+一般式(2)の化合物〕=1/10〜10/
1、特に1/5〜5/1が好ましい。
を0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜7重量%、
更に好ましくは1〜5重量%含有する。
好ましい。)ベンゼンスルホン酸塩、アルキル(炭素数
10〜18が好ましい。)硫酸エステル塩、ポリオキシ
アルキレン(アルキレンオキシド平均付加モル数5〜2
0が好ましい。)アルキル(炭素数10〜18が好まし
い。)エーテル硫酸塩及びアルファスルホ脂肪酸アルキ
ル(好ましくはメチル)エステル塩から選ばれる陰イオ
ン界面活性剤であり、対イオンとしてはナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属以外に、マグネシウム等のアル
カリ土類金属及び/又はモノ、ジ、トリエタノールアミ
ン等のアルカノールアミン等を使用するが、特にアルカ
ノールアミンを用いることで液安定性が向上することか
ら好適である。
ンゼンスルホン酸塩としては、例えば花王(株)製のネ
オペレックスF25又はネオペレックスF65、She
ll社製のDobs102等を用いることができる。ま
た、工業的には、洗剤用原料として広く流通しているア
ルキルベンゼンをクロルスルホン酸、亜硫酸ガス等の酸
化剤を用いてスルホン化してアルキルベンゼンスルホン
酸とし、組成物中で中和しながら添加しても良い。アル
キル基の平均炭素数は10〜14が好ましい。また、
アルキル硫酸エステル塩としては、例えば花王(株)製
のアルキル鎖の炭素数が12のアルキル硫酸エステル塩
であるエマールTD(液状)を組成物に添加しても良い
し、同じく花王(株)製のエマール10パウダー(粉
末)をそのまま、又は予備溶解槽で溶解させ組成物に添
加しても良い。工業的には天然アルコール及び/又はオ
キソ法で合成されたアルコールを例えば希釈亜硫酸ガス
を用い、連続薄膜式硫酸化反応機で硫酸化を行い、反応
物をNaOH、モノエタノールアミン等のアルカリ水溶
液中で中和することによって合成されたものを用いても
良い。アルキル基の平均炭素数は10〜14が好まし
い。ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩と
しては、例えば花王(株)製のエマールE−27Cやエ
マールE−70Cをそのまま組成物に添加しても良い
し、工業的には平均炭素数10〜18の直鎖もしくは分
岐鎖1級アルコール又は直鎖2級アルコールに、エチレ
ンオキサイドを1分子当たり平均0.5〜5モル付加さ
せ、これを例えば特開平9−137188号記載の方法
を用いて硫酸化して得たものを用いても良い。アルキル
基の平均炭素数は10〜14が好ましい。アルファス
ルホ脂肪酸アルキルエステル塩は、炭素数10〜18、
好ましくは10〜14の脂肪酸のアルキルエステルを通
常の硫酸化、例えば希釈亜硫酸ガスを用いて連続薄膜式
硫酸化反応器で硫酸化する方法や、ジクロロエタン等の
溶媒を用いてクロルスルホン酸等で硫酸化する方法によ
り得ることができる。硫酸化反応物はNaOH等のアル
カリ剤で中和される。本発明では、特にのアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩あるいはのポリオキシアルキレン
アルキルエーテル硫酸塩が抗菌効果の点で好ましい。
前記(a)成分と(b)成分の比率は、抗菌効果及び再
汚染防止効果の点で、モル比で(a)/(b)=2〜1
0、好ましくは2〜9である。また、本発明の液体洗浄
剤組成物は、(b)成分を0.1〜10重量%、更に
0.1〜8重量%、特に0.2〜5重量%含有すること
が好ましい。
イド系界面活性剤、アルカノールアミド系界面活性剤及
びアミドアミノ酸系界面活性剤から選ばれる1種以上で
ある。
(4)で表されるベタイン型両イオン性界面活性剤が挙
げられる。
基又はアルケニル基、aは1〜4の整数、bは0又は1
の数、R13及びR14はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル
基又は−(CH2CH2O)dH(dは平均で1〜3の整
数)、R15は−CH2CH(OH)CH2SO3 -、−(C
H2)eSO3 -又は−(CH2)fCOO-(eは2〜5の整
数、fは1〜3の整数)を示す。〕これらのうち、下記
一般式(5)で表されるカルボベタイン型界面活性剤が
最も好ましい。
基、アルケニル基又はR17−CONH(CH2)h−(R17
は炭素数7〜19のアルキル基又はアルケニル基、hは
1〜5の整数)で表される基、gは1〜5の整数を示
す。〕更に一般式(5)中のR16としては、炭素数8〜
16のアルキル基もしくはアルケニル基又はR17−CO
NH(CH2)3(R17は炭素数7〜15のアルキル基又は
アルケニル基)が好ましく、g=1が好ましい。
ては、下記一般式(6)で表される化合物が挙げられ
る。
基又はアルケニル基、R19及びR20はそれぞれメチル
基、エチル基又はヒドロキシエチル基、iは0又は1、
jは0〜3の整数を示す。〕中でも、一般式(6)中の
R19及びR20が共にメチル基、i=0、j=0の化合物
が好ましい。
は、下記一般式(7)で表される化合物が挙げられる。
基又はアルケニル基、k及びlはそれぞれ0〜10の整
数を示し、k+l≧1である。〕中でも、一般式(7)
中のR21が炭素数7〜15のアルキル基又はアルケニル
基、k+l=1〜5、特に1又は2の化合物が好まし
い。
記一般式(8)で表される化合物が挙げられる。
基又はアルケニル基、mは2〜4の整数、Gは−CH2
CH(OH)CH2SO3 -、−(CH2)pSO3 -又は−(CH
2)qCOO-(pは2〜5の整数、qは1〜3の整数)、
Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウム、有機アンモニウム又はこれらの混合物を示
す。〕ここで、Mの具体例としては、水素、リチウム、
ナトリウム、カリウム、1/2カルシウム、1/2マグ
ネシウム、アンモニウム、モノ、ジ又はトリエタノール
アンモニウム、モノ、ジ又はトリイソプロパノールアン
モニウム等が挙げられる。
点から一般式(5)のカルボベタイン型両性活性剤が最
も好ましい。
を、洗浄性、殺菌・抗菌効果及び刺激性の観点から、
0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜7重量%、更
に好ましくは1〜5重量%含有する。前記(a)成分と
(c)成分の比率は、再汚染防止効果の点で、モル比で
(a)/(c)=0.5〜10、更に1〜8、特に2〜
6が好ましい。
剤として、洗浄性を向上させる点から非イオン界面活性
剤を配合することが好ましい。非イオン界面活性剤とし
ては、下記(i)〜(iv)のようなものが使用できる。
(i)平均炭素数が8〜20の直鎖1級アルコール又は
直鎖2級アルコール由来のアルキル基又は分岐鎖アルコ
ール由来のアルキル基又はアルケニル基を有し、エチレ
ンオキサイド(以下EO)を平均で1〜20モルを付加
したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル。(ii)平均炭素数が8〜20のアルキル基又はアル
ケニル基を有し、EOを平均で1〜15モル及びプロピ
レンオキサイド(以下PO)を平均で1〜5モル付加し
たポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル。この場合EO及びPOはランダム付加でもブロック
付加でもいずれでもよい。(iii)下記一般式(9)で
表されるアルキル多糖界面活性剤。 R23−(OR24)xWy (9) 〔式中、R23は炭素数8〜18のアルキル基もしくはア
ルケニル基、又はアルキルフェニル基、R24は炭素数2
〜4のアルケニル基、Wは炭素数5又は6の還元糖に由
来する残基、xは平均値0〜6の数、yは平均値1〜1
0の数を示す。〕(iv)脂肪酸アルカノールアミド、ポ
リヒドロキシ脂肪酸アミド。
しく、(ii)の非イオン界面活性剤の中では、下記一般
式(10)で示される非イオン界面活性剤を用いること
で、特にエリ・そで口汚れに対する高洗浄力を得ること
ができる。 R25O(EO)r(PO)s(EO)tH (10) 〔式中、R25は炭素数8〜20の直鎖のアルキル基又は
アルケニル基である。EOはオキシエチレン基、POは
オキシプロピレン基を示す。r、s及びtは平均付加モ
ル数を表しr>0、s=1〜4、t>0、r+s+t=
6〜14、r+t=5〜12である。好ましくはr+s
+t=7〜14、r+t=6〜12、s=1〜2であ
る。〕一般式(10)の非イオン界面活性剤は、周知の
方法で合成された、もしくは天然油脂から誘導されたR
25のアルキル基を有するアルコールにEO、POの順序
で付加した後、再度EOを付加することで合成される。
面活性剤を10〜50重量%、更に10〜45重量%、
特に15〜40重量%含有することが好ましい。
ヤシ由来の脂肪酸塩を0.1〜10重量%、更に0.1
〜5重量%、特に0.5〜2重量%含有することが好ま
しい。
金属の水酸化物、ケイ酸塩、炭酸ナトリウム等の炭酸
塩、及びアルカノールアミン等のアルカリ剤0.01〜
10重量%(特に液体洗浄剤組成物のpHを7.5〜1
1(20℃)にするために必要な量を配合することが好
ましい。);エタノール等のアルコール類、エチレング
リコール及びプロピレングリコール等のグリコール類、
分子量200以上〜数千位の低分子量のポリエチレング
リコール及びポリプロピレングリコールなどのポリアル
キレングリコール類、パラトルエンスルホン酸、安息香
酸塩(防腐剤としての効果もある)並びに尿素等の減粘
剤及び可溶化剤0.01〜30重量%;ポリオキシアル
キレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレンフェニ
ルエーテル等の相調整剤及び洗浄力向上剤0.01〜1
0重量%;ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸
塩、イミノ二酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩、
グリコールエーテルジアミン四酢酸塩、ヒドロキシエチ
ルイミノ二酢酸塩及びトリエチレンテトラミン六酢酸塩
等のアミノポリ酢酸塩、マロン酸、コハク酸、ジグリコ
ール酸、リンゴ酸、酒石酸及びクエン酸等の塩等の金属
イオン捕捉剤0.1〜20重量%;ポリアクリル酸塩、
ポリマレイン酸塩、カルボキシメチルセルロース、平均
分子量5000以上のポリエチレングリコール、アクリ
ル酸−マレイン酸共重合体若しくはその塩、無水マレイ
ン酸−ジイソブチレン共重合体若しくはその塩、無水マ
レイン酸−メチルビニルエーテル共重合体若しくはその
塩、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体若しくはそ
の塩、無水マレイン酸―酢酸ビニル共重合体若しくはそ
の塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、及び
特開昭59−62614号公報の請求項1〜21(1頁
3欄5行〜3頁4欄14行)記載のポリマー等の再汚染
防止剤及び分散剤0.01〜10重量%;ポリビニルピ
ロリドン等の色移り防止剤0.01〜10重量%;過炭
酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウム等の漂白剤0.01
〜10重量%;テトラアセチルエチレンジアミン、特開
平6−316700号の一般式(I−2)〜(I−7)
で示される漂白活性化剤等の漂白活性化剤0.01〜1
0重量%;アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ及びセ
ルラーゼ等の酵素0.001〜2重量%;塩化カルシウ
ム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)等
の酵素安定化剤0.001〜2重量%;チノパールCB
S(チバスペシャリティケミカルス社製)やホワイテッ
クスSA(住友化学社製)等の蛍光染料0.001〜1
重量%;特開平10−60480号公報の請求項1記載
のシリコーン等の柔軟基剤を0.1〜2重量%;シリカ
等の消泡剤0.01〜2重量%;ブチルヒドロキシトル
エン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム及び
亜硫酸水素ナトリウム等の酸化防止剤0.01〜2重量
%;青味付け剤;香料;抗菌防腐剤等を配合することが
できる。
(c)成分と任意成分と残部の水とからなる。
菌性に優れ、液体安定性が良好であり、かつ汚れ再付着
防止性に優れる。
れた組成物を用いて下記のように殺菌性、汚れ再付着防
止性及び液安定性の評価を行った。その結果を表1に示
す。
した菌(Staphylococcus aureus
IFO12732)を滅菌蒸留水に懸濁し、約107
〜108Cells/mLを0.1mL採取し、滅菌蒸
留水で所定の濃度(抗菌剤濃度1、5、10、25、5
0、75、100、200、300、500ppm)に
希釈した液10mLに接種し、室温にて作用させた。一
定時間(5、10、15、30分)毎に菌接触液を一白
金耳量採取し、後培養用のSCDLP培地0.3mLの
入ったミクロシャーレ(CORNING社製、96−C
ells Wells)へ接種した〔各洗浄剤組成物に
ついて希釈率10種(濃度)×菌接触時間4種(時間)
=40カ所〕。37℃2日間培養し、菌の発育を肉眼で
観察し、効果の強度を殺菌エリア数で判定した。すなわ
ち、ミクロプランター上で菌の生育していない箇所を測
定することで判定した(最大40)。
裁断し、5枚1組とした。評価用洗剤水溶液1Lにカー
ボンブラック0.25gを加え、ターゴトメーターにて
洗浄(洗浄時間10分、液体洗剤濃度0.07%、硬度
71.2mgCaCO3/L、水温20℃)した後、2
0℃水道水にて5分間流水すすぎを行った。 再汚染防止率 洗浄前の原布(白布)及び試験後の汚染布の460nm
における反射率を日本電色工業(株)300Aにて測定
し、次式によって再汚染防止率を求める。 再汚染防止率(%)=〔(原布の反射率−試験後の反射
率)/原布の反射率〕×100 評価法 上記式にて得られた再汚染防止率より、汚れ再付着防止
性を下記のごとく評価した。 ◎;再汚染防止率が50%以上である。 ○;再汚染防止率が40%以上50%未満である。 △;再汚染防止率が30%以上40%未満である。 ×;再汚染防止率が30%未満である。
ン(No.6広口規格ビン、ガラス製、直径40mm、
高さ80mmの円筒形)に、表1の液体洗浄剤組成物を
40mL充填し、蓋をした後、25℃の恒温室で30日
間静置した。液体の安定性は目視で外観を下記の基準で
判定した。 ○;均一液体相であり、液安定性に優れる。 ×;分離又は析出が認められる。
アルキル基(平均炭素数12.0)、R2、R3がメチル
基、mが0、R4、R5がメチレン基、Y-が塩化物イオ
ンである化合物 ・化合物b:一般式(1)のR1が1,1,3,3−テ
トラメチルブチル基、R2、R3がメチル基、Xが
(OCH2CH2)2−、Y-が塩化物イオンである化合物 ・化合物c:一般式(2)のR6が平均炭素数16のア
ルキル基、Y-が塩化物イオンである化合物 ・化合物d:一般式(3)のR8、R9が平均炭素数10
のアルキル基、R10、R 11がメチル基、Y-が塩化物イ
オンである化合物 ・陰イオン界面活性剤e:炭素数10〜14の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸(平均分子量323) ・陰イオン界面活性剤f:平均炭素数12の直鎖第1級
アルコールにEOを1分子当たり平均4モル付加させた
アルキルエーテル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤g:平均炭素数12の分岐鎖第1
級アルコールにEOを1分子当たり平均3モル付加させ
たアルキルエーテル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤h:平均炭素数14の直鎖第1級
アルキル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤i:平均炭素数16の分岐鎖第1
級アルキル硫酸マグネシウム塩 ・化合物j:ラウリルベタイン(アンヒトール20BS
/花王(株)製) ・化合物k:ラウリルアミドプロピルベタイン(アンヒ
トール20AB/花王(株)製) ・化合物l:ラウリルカルボキシメチルヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタイン(アンヒトール20YB/
花王(株)製) ・非イオン界面活性剤m:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均5モル、POを平均2モル、
EOを平均3モルの順にブロック付加させたもの ・非イオン界面活性剤n:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均12モル付加させたもの ・非イオン界面活性剤o:炭素数10〜14の直鎖第2
級アルコールにEOを平均8モル付加させたもの ・非イオン界面活性剤p:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均10モル、POを平均2モル
ランダム付加させたもの ・脂肪酸:炭素数12〜14のヤシ油系脂肪酸・高分子
化合物:無水マレイン酸ジイソブチレン共重合体(モル
比50/50、平均分子量5000) ・ポリエチレングリコールフェニルエーテル:ポリオキ
シエチレンモノフェニルエーテル(EO平均3モル付
加) ・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボ
ノルディスクバイオインダストリー株式会社製) ・蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャリテ
ィケミカルス社製)
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)カチオン系抗菌剤0.1〜10重
量%、(b)アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル
硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル硫酸塩及びアルファスルホ脂肪酸アルキルエステル塩
から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤、(c)両
性界面活性剤、アミンオキサイド系界面活性剤、アルカ
ノールアミド系界面活性剤及びアミドアミノ酸系界面活
性剤から選ばれる1種以上0.1〜10重量%を含有す
る液体洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 (a)カチオン系抗菌剤が下記一般式
(1)〜(3)で表される化合物から選ばれる1種以上
である請求項1記載の液体洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中R1及びR6は炭素数5〜19のアルキル基又はア
ルケニル基であり、R2、R3は炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO−、
−OCO−、−CONH−、−NHCO−又は、 【化2】 である。R4は炭素数1〜3のアルキレン基であり、R5
は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7)n−であ
る。ここでR7はエチレン基もしくはプロピレン基であ
り、nは1〜10の数である。mは0又は1である。さ
らにY-は陰イオン基である。〕 【化3】 〔式中、R8〜R11の中で2つ以上は炭素数8〜14の
アルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基である。Y-は陰イオン基
である。〕 - 【請求項3】 (c)成分が両性界面活性剤である請求
項1又は2記載の液体洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP34207199A JP4267156B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 液体洗浄剤組成物 |
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