JP4260425B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭で通常行われる水道水を用いた洗浄において、水道水中の殺菌を目的とした残留塩素による被洗浄物の変褪色が問題となっている。特に衣料等の洗濯のようにすすぎ工程に水道水を用い、乾燥まで含めて水道水との接触時間が長いものに変褪色が問題となっている。
【0003】
塩素捕捉剤を用い、水道水中の残留塩素を低下させて被洗浄物の変褪色を防止する試みは種種の先行技術において記載されている。例えば、特開昭62-263296号公報、特開平11-241092号公報、特開平11-302687号公報等には塩素捕捉剤を用いる液体洗浄剤組成物が記載されているが、これらは洗浄工程では十分な塩素捕捉効果を有していても、すすぎ工程においては残留量が低く効果が不十分であったり、保存により組成物が変色するといった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、洗浄力、保存による耐変色性、及び被洗浄物の変褪色防止性に優れる液体洗浄剤組成物を提供することにある。特に、水道水中の残留塩素による被洗浄物の変褪色防止性に優れる衣料用液体洗浄剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)一般式(I)にて示されるアミン化合物から選ばれる少なくとも1種〔以下、(a)成分という〕、
【0006】
【化6】
Figure 0004260425
【0007】
〔式中、R1は炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基、R2及びR3は、個々に、炭素数1〜6のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、Xは−NH−、−CONH−、−COO−及び−O−から選ばれる基、nは2〜6の整数を示す。〕
(b)アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種〔以下、(b)成分という〕、
(c)一般式(II)にて示される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種〔以下、(c)成分という〕、
Y−(R5−O)m−R6 (II)
〔式中、Yは水素原子又はR4−O−、R4及びR6は、個々に、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基もしくはアルケニル基、R5は炭素数2〜6のアルキレン基、mは2〜500の整数を示す。〕
及び(d)水〔以下、(d)成分という〕
を含有し、JIS K 3362:1998記載の界面活性剤相当分が10〜60質量%であり、JIS K 3362:1998記載の20℃で測定するpHが8〜12である液体洗浄剤組成物に関する。
【0008】
また、本発明は、加熱した(d)成分の一部と界面活性剤の少なくとも一部の混合溶液に、融点以上に加熱した(a)成分を添加混合し、(d)成分の残部を冷媒として添加混合する工程を有する、上記本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法に関する。
【0009】
また、本発明は、上記本発明の液体洗浄剤組成物のアルカリ性水溶液に繊維製品を接触させ、その後、酸性水により繊維製品をすすぐ工程を有する、繊維製品の洗浄方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
<(a)成分>
(a)成分の一般式(I)において、R1は炭素数15〜21、更に炭素数15〜19のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、特にアルキル基が好ましい。また、R2及びR3は、個々に、好ましくは同一であって、炭素数1〜3、更に炭素数1のアルキル基又はヒドロキシアルキル基が好ましく、特にアルキル基が好ましい。Xは−CONH−が好ましい。nは2〜4、更に3が好ましい。
【0011】
中でも、(a)成分として一般式(III)にて示されるアミン化合物から選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。
【0012】
【化7】
Figure 0004260425
【0013】
〔式中、R1は炭素数13〜21、好ましくは15〜21、より好ましくは15〜19のアルキル基又はアルケニル基、好ましくはアルキル基、R2及びR3は、個々に、好ましくは同一であって、炭素数1〜6、好ましくは1〜3、より好ましくは1のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、好ましくはアルキル基、nは2〜6、2〜4、好ましくは3の整数を示す。〕。
【0014】
被洗浄物の変褪色防止性、洗浄性能の点で、組成物中の(a)成分の比率は、0.1〜10質量%が好ましく、0.2〜5質量%がより好ましく、0.3〜3質量%が更に好ましく、0.4〜2質量%が特に好ましい。
【0015】
<(b)成分>
本発明の(b)成分であるアルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンなどがあり、特にモノエタノールアミンが好ましい。
【0016】
被洗浄物の変褪色防止性、洗浄性能の点で、組成物中の(b)成分の比率は、0.1〜10質量%が好ましく、0.5〜8質量%がより好ましく、1〜5質量%が更に好ましく、1〜3質量%が特に好ましい。
【0017】
<(c)成分>
(c)成分の一般式(II)において、R5は炭素数2〜3のアルキレン基が好ましい。また、一般式(II)中、−(R5−O)m−は炭素数2〜6のアルキレンオキサイドのランダム付加やブロック付加でも良く、中でもエチレンオキサイド(以下、EOと表記する)及び/又はプロピレンオキサイド(以下、POと表記する)が好ましく、EOとPOのランダム付加やブロック付加でも良い。
【0018】
(c)成分として一般式(IV)にて示される非イオン性化合物及び一般式(V)にて示される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種を含有することが安定性、洗浄性能の点で好ましく、一般式(IV)にて示される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種及び一般式(V)にて示される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種を、それぞれ含有することがより好ましい。
【0019】
4a−O−(R5a−O)m1−H (IV)
〔式中、R4aは炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基、R5aは炭素数2〜6、好ましくは2〜3のアルキレン基、m1は2〜30、好ましくは5〜25、より好ましくは5〜20の整数を示す。〕
HO−(R5b−O)m2−H (V)
〔式中、R5bは炭素数2〜6、好ましくは2〜3のアルキレン基、m2は10〜50、好ましくは10〜30の整数を示す。〕。
【0020】
式(IV)中、−O−(R5a−O)m1−はEO及び/又はPOが好ましく、EOとPOのランダム付加やブロック付加でも良い。中でも洗浄性能の点で、EOとPOのブロック付加であることが好ましく、EOブロック−POブロック−EOブロックの順に配列したブロック付加であることがより好ましい。具体的には以下の式(IV-1)の化合物が挙げられる。
RO(EO)p(PO)q(EO)rH (IV-1)
〔Rは炭素数8〜20の直鎖一級のアルキル基である。Eはエチレン基、Pはプロピレン基である。p、q及びrは平均付加モル数であり、p>0、q=1〜4、r>0、p+q+r=6〜18であり、p+r=5〜16である。〕。
【0021】
一般式(IV-1)の非イオン性化合物は、周知の方法で合成された、もしくは天然油脂から誘導されたRのアルキル基を有するアルコールにEO、POの順序で付加した後、再度EOを付加することで合成される。
【0022】
安定性、洗浄性能の点で、組成物中の(c)成分の比率は1〜50質量%が好ましく、5〜45質量%がより好ましく、10〜40質量%が更に好ましく、15〜40質量%が特に好ましい。
【0023】
<(d)成分>
本発明の液体洗浄剤組成物は(d)成分として水を含有する。洗浄性能、安定性の点で、組成物中の(d)成分の比率は、10〜90質量%が好ましく、20〜80質量%がより好ましく、30〜80質量%が更に好ましく、40〜80質量%が特に好ましい。
【0024】
<(e)成分>
本発明の液体洗浄剤組成物を用いた場合、水道水中の残留塩素がすすぎ工程中までに十分除去される。このため、塩素による殺菌効果の低減を補足し、例えば、被洗浄物を陰干し等の長時間乾燥条件で乾燥させる場合等の生乾き臭発生を防止する等の目的で、(e)成分として一般式(VI)、(VII)及び(VIII)にて示される水溶性抗菌剤化合物から選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。中でも一般式(VIII)にて示される水溶性抗菌剤化合物から選ばれる少なくとも1種を含有することがより好ましい。
【0025】
【化8】
Figure 0004260425
【0026】
〔式中、R1c及びR6cは炭素数5〜19のアルキル基又はアルケニル基であり、R2c、R3c及びR4cは、それぞれ、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−又は
【0027】
【化9】
Figure 0004260425
【0028】
である。R5cは炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7c)n'−である。ここでR7cはエチレン基又はプロピレン基であり、n’は1〜10の数である。m’は0又は1である。Z-は陰イオン基、好ましくはハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオン又は脂肪酸イオンである。〕
【0029】
【化10】
Figure 0004260425
【0030】
〔式中、R8c〜R11cの中で2つ以上、好ましくは2つは、炭素数8〜14、好ましくは8〜10のアルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、好ましくはメチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基である。Z-は陰イオン基、好ましくはハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオン又は脂肪酸イオンである。〕。
【0031】
一般式(VI)において、▲1▼Xがパラフェニレン基(−C64−)でm’=1の場合、R1cは好ましくは炭素数5〜16、更に好ましくは炭素数6〜13、最も好ましくは炭素数7〜10のアルキル基であり、R5cは好ましくは−(O−R7c)n'−基であり、R7cは好ましくはエチレン基であり、n’は好ましくは1〜5の数であり、R2c、R3c及びR4cは好ましくはメチル基又はヒドロキシエチル基である。また、一般式(VI)において、▲2▼m’=0の場合あるいは▲3▼Xが−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−でm’=1の場合、R1cは好ましくは炭素数7〜18、更に好ましくは炭素数9〜17、最も好ましくは炭素数11〜16のアルキル基であり、R5cは好ましくはメチレン基であり、R2c、R3c及びR4cは好ましくはメチル基又はヒドロキシエチル基である。
【0032】
一般式(VII)において、R6cは好ましくは炭素数8〜18、更に好ましくは炭素数11〜17のアルキル基である。
【0033】
本発明では、一般式(VI)の化合物が殺菌効果の点で好ましい。
【0034】
また、一般式(VIII)において、好ましくはR8c〜R11cのうち2つが炭素数8〜10のアルキル基であり、残りの2つがメチル基又はヒドロキシエチル基である。
【0035】
本発明では、一般式(VIII)の化合物を単独でも使用できるが、一般式(VI)及び一般式(VII)の少なくとも1つの化合物と併用することが効果の点で好ましく、質量比は〔一般式(VIII)の化合物〕/〔一般式(VI)の化合物+一般式(VII)の化合物〕=1/10〜10/1、特に1/5〜5/1が好ましい。
【0036】
本発明の液体洗浄剤組成物は、(e)成分を0.1〜20質量%、更に0.5〜15質量%、特に1〜10質量%含有することが、抗菌性、洗浄性能の点で好ましい。
【0037】
<その他の成分>
更に本発明の液体洗浄剤組成物には、任意成分として従来より洗浄剤剤に配合することが知られている成分を配合することができる。このような任意成分として、リン酸塩(トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩、リン酸三ナトリウム等)、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩等の水溶性無機ビルダー;アルミノケイ酸塩(A型ゼオライト、P型ゼオライト、X型ゼオライト、非晶質アルミノケイ酸塩等)、結晶性ケイ酸塩等の水不溶性無機ビルダー;エタノール メタノール プロパノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール等の炭素数1〜4の低級アルコール、トルエンスルホン酸(塩)、キシレンスルホン酸(塩)等の可溶化剤;二価金属イオン捕捉能を有する多価カルボン酸塩としてニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、イミノ二酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩、グリコールエーテルジアミン四酢酸塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩及びトリエチレンテトラミン六酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩、マロン酸、コハク酸、ジグリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等の塩;ポリアクリル酸塩、ポリマレイン酸塩、カルボキシメチルセルロース、アクリル酸−マレイン酸共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸―酢酸ビニル共重合体若しくはその塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、及び特開昭59−62614号公報の請求項1〜21(1頁3欄5行〜3頁4欄14行)記載のポリマー等の再汚染防止剤又は分散剤0.01〜10質量%;ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤0.01〜10質量%;ポリオキシアルキレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレンフェニルエーテル等の相調整剤又は洗浄力向上剤0.01〜10質量%;アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素0.001〜10質量%;塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)等の酵素安定化剤0.005〜10質量%;過炭酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウム等の漂白剤0.01〜10質量%;テトラアセチルエチレンジアミン、特開平6−316700号の一般式(I−2)〜(I−7)で示される化合物等の漂白活性化剤0.01〜10質量%;チノパールCBS(チバスペシャリティケミカルス社製)やホワイテックスSA(住友化学社製)等の蛍光染料0.001〜1質量%;特開平10−60480号公報の請求項1記載のシリコーン等の柔軟基剤を0.1〜2質量%;ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム及び亜硫酸水素ナトリウム等の酸化防止剤0.01〜2質量%;シリコーン、シリカ等の調泡剤0.01〜2質量%;水溶性色素;香料;抗菌防腐剤等を配合することができる。
【0038】
<界面活性剤相当分>
本発明の液体洗浄剤組成物は、JIS K 3362:1998記載の界面活性剤相当分が10〜60質量%であり、洗浄性能、溶解性の点で15〜50質量%が好ましく、20〜45質量%がより好ましく、25〜45質量%が更に好ましい。
【0039】
界面活性剤相当分としては、本発明の(a)成分、(c)成分、(e)成分の他、従来、液体洗浄剤組成物に配合することが知られている界面活性剤が挙げられる。なお洗浄性を高める観点から、界面活性剤は、再汚染防止性の点で陰イオン界面活性剤、皮脂汚れ洗浄性の点で非イオン界面活性剤を主界面活性剤として使用することが好ましい。
【0040】
陰イオン界面活性剤としては、炭素数10〜18のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸、アルキル硫酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル、アルファスルホ脂肪酸アルキル(例えばメチル)エステル、炭素数8〜20の脂肪酸等、及びこれらの塩が好ましい。
【0041】
陰イオン界面活性剤の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム等のアルカリ土類金属、モノ、ジ、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられるが、特にアルカノールアミンを用いることで液安定性が向上することから好適である。組成物中の陰イオン界面活性剤の含有量は、好ましくは5〜50質量%、より好ましくは10〜40質量%である。
【0042】
(c)以外の非イオン界面活性剤としては、脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド等が挙げられる。組成物中の非イオン界面活性剤の含有量は、(c)成分を含めた総量で、好ましくは5〜50質量%、より好ましくは10〜40質量%である。
【0043】
また、更に被洗浄物などの柔軟性を向上させるためには、(e)成分以外のモノ長鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤を、好ましくは組成物中0.5〜10質量%、特に1〜5質量%含有することが好ましい。柔軟性向上効果の点で、長鎖アルキル基が炭素数12〜22、特に14〜20のアルキル基である長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩が好ましい。陽イオン界面活性剤の対イオンとしては、ハロゲン化物イオン、CH3S04 -、C2H5S04 -、CH3COO-又はHCOO-が好ましい。更に柔軟性を高めるため、陽イオン界面活性剤を陰イオン界面活性剤に対して、陽イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤=3/1〜1/2、更に2/1〜1/2、特に1.2/1〜1/1.2のモル比で配合することが好ましい。
【0044】
その他の界面活性剤として、液の安定性及び泥汚れ洗浄性の点で、両性界面活性剤を配合してもよい。両性界面活性剤としてアルキルカルボベタイン、アルキルアミドプロピルアミンオキサイド、アルキルスルホベタイン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドアミン型ベタイン及びアルキルイミダゾリン型ベタインなどが配合できる。両性界面活性剤は、好ましくは組成物中1〜20質量%含有される。
【0045】
<pH>
本発明の液体洗浄剤組成物は、JIS K 3362:1998記載の20℃で測定するpHが8〜12であり、洗浄性能、損傷性の点で9〜11.5が好ましく、9.5〜11がより好ましく、10〜11が更に好ましい。pH調整剤によりこのような範囲になるように調整することが好ましく、本発明の(b)成分によって調整されることが好ましいが、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム等のアルカリ金属珪酸塩等を用いることができる。
【0046】
<溶存酸素濃度>
本発明の液体洗浄剤組成物は保存安定性向上の点で溶存酸素濃度が5ppm(質量比)以下であることが好ましく、3ppm以下がより好ましく、1ppm以下が更に好ましい。組成物中の溶存酸素を低下させるために、配合時や貯蔵時に配合槽や貯槽を減圧しても良いし、気体透過性・液体不透過性の隔膜の片側に組成物を流し、他の側を減圧することにより溶存酸素を低下させても良いし、チッソガス等の不活性ガスにより置換しても良い。この溶存酸素濃度は、例えば堀場製作所社製水質チェッカーU−10により測定できる。
【0047】
<粘度>
本発明の液体洗浄剤組成物の20℃における粘度は、取り扱いの容易さの点で10〜400mPa・sが好ましく、30〜300mPa・sがより好ましく、50〜200mPa・sが更に好ましい。粘度調整剤によりこのような範囲になるように調製することが好ましい。なお、これらの粘度は、B型粘度計((株)東京計器製、VISCOMETER MODEL DVM-B)を用い、ローター3又は4、回転数60r/min、測定時間60秒の条件で測定されたものである。粘度調整剤として、減粘剤としてはエタノール、メタノール、プロパノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール等の炭素数1〜4の低級アルコール、トルエンスルホン酸(塩)、キシレンスルホン酸(塩)等を用いることができ、増粘剤としては水溶性高分子、無機電解質を用いることができる。水溶性高分子としては、ポリマレイン酸、ポリイタコン酸、ビニルメチルエーテル-無水マレイン酸共重合物等が挙げられる。無機電解質としては、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム等が挙げられる。
【0048】
<製造方法>
本発明の液体洗浄剤組成物は、生産効率、エネルギー効率の点で、加熱した(d)成分の一部と界面活性剤の少なくとも一部の混合溶液に、融点以上に加熱した(a)成分を添加混合し、(d)成分の残部を冷媒として添加混合する工程を有する方法により製造されることが好ましい。
【0049】
(b)成分の添加時期は、(d)成分の残部と同時もしくはそれ以後が好ましい。また、(c)成分として界面活性剤に該当しないものを用いる場合の添加時期は加熱した(d)成分の添加と同時もしくはそれ以後が好ましく、より好ましくは加熱した(d)成分を添加した後である。
【0050】
加熱した(d)成分の一部と界面活性剤の少なくとも一部の混合溶液の温度は、(a)成分の融点T(℃)に対して、T−5℃〜T+20℃であることが好ましい。また、加熱された(a)成分の温度はT+3℃〜T+20℃であることが好ましい。冷媒として用いる(d)成分の温度は5℃〜T−10℃であることが好ましい。また、加熱して用いる(d)成分と、冷媒として用いる(d)成分の質量比が、10/1〜1/10であることがより好ましい。
【0051】
<洗浄方法>
本発明の液体洗浄剤組成物を用いた洗浄方法としては、洗浄性能、被洗浄物の変褪色防止性の点で、本発明の液体洗浄剤組成物を希釈(好ましくは0.03〜0.3質量%水溶液、より好ましくは0.05〜0.2質量%水溶液)してアルカリ性水溶液(好ましくは20℃におけるpH8〜12、より好ましくは9〜11、更に好ましくは10〜11)を調製し、これに被洗浄物である繊維製品を接触させ、次に繊維製品を酸性水(好ましくは20℃におけるpH5.5以上7未満、より好ましくは5以上7未満)によりすすぐ工程を有する洗浄方法が好ましい。
【0052】
【実施例】
表1に示す液体洗浄剤組成物を以下の方法で調製し、その洗浄力、保存安定性、変褪色防止性を下記の方法により評価した。結果を表1に示す。
【0053】
〔液体洗浄剤の製造〕
(a)成分、エタノール、酵素、香料、(d)成分の半量以外の成分を、(d)成分の他の半量と減圧下混合し、(a)成分の融点より5℃高い温度に調整する。これと融点より5℃高い温度に調整した(a)成分とを減圧下混合する。次に、これと10℃に調整した残りの(d)成分とを減圧下混合する。次にこれに残りの成分を減圧下混合し、液体洗浄剤組成物を得る。得られた組成物の溶存酸素濃度は何れも1ppm以下であった。また、得られた組成物の界面活性剤相当分(JIS K 3362:1998)は何れも25〜45質量%であった。
【0054】
〔洗浄力評価〕
(I)洗浄力試験方法
(1)人工汚染布の作成
使用した人工汚染布は10cm×10cmの木綿布に2gの下記組成よりなるモデル汚れを均一に塗布したものである。
【0055】
<モデル汚れ組成>
下記A、B、C、D、Eの合計が100質量%になるようにBの量を調節した。なお、それぞれの%は最終汚垢成分中の割合(質量%)である。
・A:ラウリン酸0.44%、ミリスチン酸3.15%、ペンタデカン酸2.35%、パルミチン酸6.31%、ヘプタデカン酸0.44%、ステアリン酸1.60%、オレイン酸7.91%、トリオレイン13.33 %、パルミチン酸n−ヘキサデシル 2.22 %、スクアレン6.66%の混合物
・C:卵白レシチン液晶物1.98%〔蒸留水80mlにアルギニン塩酸塩11.37 g、ヒスチジン4.20g、セリン2.44gを溶解し、濃塩酸でpHを 5.0に調整した後、この溶液と卵白レシチンをミキサーで充分に混ぜ合わせて、卵白レシチン液晶物を得たもの。〕
・D:鹿沼赤土8.11%
・E:カーボンブラック 0.025%
・B:塩化カルシウム(2水塩) 105mgを秤取し、蒸留水に溶かして1000mlとして得た硬水にて合計 100%になるようにバランスをとる。
【0056】
(2)洗浄条件及び評価方法
評価用洗浄剤組成物希釈水溶液1リットルに上記人工汚染布5枚を入れ、ターゴトメーターにて100r/minで次の条件で洗浄した。
【0057】
<洗浄条件>
洗浄時間;10分間
洗浄剤濃度;0.07%
水の硬度;71.2mg CaCO3/リットル(4°DH)
水温;20℃
すすぎ;pH6の水にて5分間
洗浄力は汚染前の原布及び洗浄前後の、550nm における反射率を測色色差計(日本電色(株)製、Z−300 A)にて測定し、次式によって洗浄率(%)を求めた(表中には5枚の洗浄率の平均値を示した。)。
【0058】
【数1】
Figure 0004260425
【0059】
上記の洗浄率から以下の基準で洗浄力を評価した。
評価基準
◎:洗浄率60%以上
○:洗浄率55%以上、60%未満
△:洗浄率50%以上、55%未満
×:洗浄率50%未満。
【0060】
〔変褪色防止性評価〕
(1)試験布の調製
試験布としては、木綿ブロード2023布を染料Cibacron Blue F-GFN (チバガイギー社製)5%水溶液で染色した布を用いた。
【0061】
(2)測定条件及び評価方法
<洗浄条件>
表1に示された組成の液体洗浄剤組成物を用いて、液体洗浄剤の洗濯液中の濃度を33mg/Lとし変褪色効果を調べた。洗濯条件としては、二槽式洗濯機(TOSHIBA 銀河3.6 VH-360S1)で20℃水道水を用いて、洗浄10分→脱水30秒→ため濯ぎ4分→脱水30秒→ため濯ぎ4分→脱水3分→陰干し6時間を1工程として、5回累積洗浄を行った。なお、ため濯ぎには何れもpH6の水を用いた。洗浄後の布のΔE*値を調べた。
【0062】
<測色方法>
測色は、色差計(日本電色工業株式会社製:ND(F)-300A型)を用いてL*値、a*値、b*値を測色し、次式によりΔE*値を求めた。ΔE*値が小さいほど累積洗浄による変色が少ないことを意味する。
【0063】
【数2】
Figure 0004260425
【0064】
上記のΔE*値から以下の基準で変褪色防止性を評価した。
評価基準
◎:ΔE*値3未満
○:ΔE*値4未満、3以上
△:ΔE*値5未満、4以上
×:ΔE*値5以上。
【0065】
〔保存安定性評価〕
50mLのサンプルビン(No.6広口規格ビン、ガラス製、直径40mm、高さ80mmの円筒形)に、液体洗浄剤組成物を40mL充填し、蓋をした後、40℃及び5℃の恒温室で60日間静置した。5℃保存品を基準として、40℃保存品の色及び匂いを一対評価した。
評価基準
○:色及び匂いの変化が殆どない。
【0066】
△:色及び匂いの変化がややあるが気にならない程度である。
【0067】
×:色及び匂いの変化が顕著に認められる。
【0068】
【表1】
Figure 0004260425
【0069】
・アミン化合物1:RCONH(CH2)3N(CH3)2(R:炭素数17のアルキル基)
・アミン化合物2:RCOO(CH2)3N(CH3)2(R:炭素数17のアルキル基)
・アミン化合物3:RO(CH2)3N(CH3)2(R:炭素数18のアルキル基)
・アミン化合物4:RNH(CH2)3N(CH3)2(R:炭素数18のアルキル基)
・非イオン性化合物1:炭素数10〜14の直鎖第1級アルコールにEOを平均5モル、POを平均2モル、EOを平均3モルの順にブロック付加させたもの
・非イオン性化合物2:炭素数12〜14の2級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの
・非イオン性化合物3:炭素数12〜14の1級アルコールにEOを平均15モル付加させたもの
・非イオン性化合物4:ポリエチレングリコール(重量平均分子量1000、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定)
・非イオン性化合物5:ポリエチレングリコール(重量平均分子量10000、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定)
・非イオン性化合物6:ポリプロピレングリコール(重量平均分子量10000、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定)
【0070】
【化11】
Figure 0004260425
【0071】
・LAS−Na:直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベンゼンスルホン酸ナトリウム
・脂肪酸:ヤシ油脂肪酸
・陽イオン界面活性剤:コータミン86W(花王株式会社製)
・ポリマー:特開平10−60476号公報の4頁段落0020の合成例1の方法で合成したフェノキシポリエチレングリコール、アクリル酸、マレイン酸共重合体
・蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャリティケミカルス社製)
・酵素:エバラーゼ16.0L−EX(プロテアーゼ、ノボザイムズ社製)

Claims (7)

  1. (a)一般式(I)にて示されるアミン化合物から選ばれる少なくと
    も1種、
    Figure 0004260425
    〔式中、R1は炭素数15〜21のアルキル基又はアルケニル基、R2及びR3は、個々に、炭素数1〜6のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、Xは−NH−、−CONH−、−COO−及び−O−から選ばれる基、nは2〜6の整数を示す。〕
    (b)アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種、
    (c)一般式(II)にて示される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種、
    Y−(R5−O)m−R6 (II)
    〔式中、Yは水素原子又はR4−O−、R4及びR6は、個々に、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基もしくはアルケニル基、R5は炭素数2〜6のアルキレン基、mは2〜500の整数を示す。〕
    及び(d)水
    を含有し、JIS K 3362:1998記載の界面活性剤相当分が10〜60質量%であり、JIS K 3362:1998記載の20℃で測定するpHが8〜12である液体洗浄剤組成物。
  2. (a)として一般式(III)にて示されるアミン化合物から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1記載の液体洗浄剤組成物。
    Figure 0004260425
    〔式中、R1は炭素数15〜21のアルキル基又はアルケニル基、R2及びR3は、個々に、炭素数1〜6のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、nは2〜6の整数を示す。〕
  3. (c)として一般式(IV)にて示される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種、及び一般式(V)にて示される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1又は2記載の液体洗浄剤組成物。
    4a−O−(R5a−O)m1−H (IV)
    〔式中、R4aは炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基、R5aは炭素数2〜6のアルキレン基、m1は2〜30の整数を示す。〕
    HO−(R5b−O)m2−H (V)
    〔式中、R5bは炭素数2〜6のアルキレン基、m2は10〜50の整数を示す。〕
  4. 更に、(e)一般式(VI)、(VII)及び(VIII)にて示される水溶性抗菌剤化合物から選ばれる少なくとも1種を0.1〜20質量%含有する請求項1〜3いずれか記載の液体洗浄剤組成物。
    Figure 0004260425
    〔式中、R1c及びR6cは炭素数5〜19のアルキル基又はアルケニル基であり、R2c、R3c及びR4cは、それぞれ、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。
    Xは−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−又は
    Figure 0004260425
    である。R5cは炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7c)n'−である。ここでR7cはエチレン基又はプロピレン基であり、n’は1〜10の数である。m’は0又は1である。Z-は陰イオン基である。〕
    Figure 0004260425
    〔式中、R8c〜R11cの中で2つ以上は炭素数8〜10のアルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Z-は陰イオン基である。
  5. (a)成分を0.1〜10質量%、(b)成分を0.1〜10質量%、(c)成分を1〜50質量%、(d)成分を10〜90質量%含有する請求項1〜4いずれか記載の液体洗浄剤組成物。
  6. 加熱した(d)の一部と界面活性剤の少なくとも一部の混合溶液に、融点以上に加熱した(a)を添加混合し、(d)の他の一部を冷媒として添加混合する工程を有する、請求項1〜5いずれか記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
  7. 請求項1〜5いずれか記載の液体洗浄剤組成物のアルカリ性水溶液に繊維製品を接触させ、その後、酸性水により繊維製品をすすぐ工程を有する、繊維製品の洗浄方法。
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