JP2001137702A - 吸着剤およびハロゲン化芳香族異性体の製造方法 - Google Patents

吸着剤およびハロゲン化芳香族異性体の製造方法

Info

Publication number
JP2001137702A
JP2001137702A JP32841499A JP32841499A JP2001137702A JP 2001137702 A JP2001137702 A JP 2001137702A JP 32841499 A JP32841499 A JP 32841499A JP 32841499 A JP32841499 A JP 32841499A JP 2001137702 A JP2001137702 A JP 2001137702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
adsorbent
isomer
halogenated aromatic
meta
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32841499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001137702A5 (ja
JP4411711B2 (ja
Inventor
Masatoshi Watanabe
正敏 渡辺
Kazuyoshi Iwayama
一由 岩山
Masato Yoshikawa
正人 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP32841499A priority Critical patent/JP4411711B2/ja
Publication of JP2001137702A publication Critical patent/JP2001137702A/ja
Publication of JP2001137702A5 publication Critical patent/JP2001137702A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4411711B2 publication Critical patent/JP4411711B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ハロゲン化芳香族異性体混合物を分離するため
の吸着剤及び分離方法を提供することができる。 【解決手段】Cs及び/又はRbを含有するゼオライト
で、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモル数)
/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上であるこ
とを特徴とする吸着剤を用いることにより、ハロゲン化
芳香族異性体混合物から1異性体を効率よく分離し製造
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化芳香族
異性体を吸着分離により製造する方法とそのための吸着
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化芳香族異性体を分離する方法
として、精密蒸留法、深冷分離法、吸着分離法が従来知
られているが、本発明は、吸着分離法に関する。
【0003】精密蒸留法の場合、ハロゲン化芳香族異性
体間の沸点の差は小さく非常に高段数を有する精密蒸留
塔が必要であり、深冷分離法では、冷却における設備及
びエネルギーコストは多大なものである。このような問
題を解決するものとして、吸着分離法が研究・開発され
てきた。特公昭37−5155号公報には、X型ゼオラ
イトにアルカリ金属、アルカリ土類金属イオンを導入し
た吸着剤がハロゲン化芳香族化合物異性体の分離に使用
できることが開示されている。又、特開昭53−105
434号公報にはY型ゼオライトにCsやRb等の各種
イオンで交換した吸着剤によりジクロロベンゼン異性体
混合物から特定の異性体を分離する方法が開示されてい
る。特開昭57−31627号公報、特開昭57−35
528号公報、特開昭57−91933号公報には、K
イオン交換Y型ゼオライトを吸着剤としたクロロトルエ
ン異性体の吸着分離方法が開示されている。さらに特開
昭58−131923号公報、特開昭59−17622
3号公報には、それぞれAgおよびKイオン交換Y型ゼ
オライト、NaおよびCuイオン交換Y型ゼオライトを
吸着剤としたm−クロロトルエンの分離法が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらのような吸着剤
でも分離することは可能であるが、十分な性能が得られ
ない。
【0005】すなわち本発明の課題はハロゲン化芳香族
異性体混合物の吸着剤および効率的な吸着分離方法を提
供することである。特に、2置換ハロゲン化芳香族異性
体混合物からメタ−異性体を分離するための吸着剤及び
吸着分離方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の吸着剤は、「Cs及び/又はRbを含有す
るゼオライトで、〔(ゼオライト中のCs及び/又はR
bのモル数)/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1
以上であることを特徴とする吸着剤。」である。
【0007】また、本発明の置換芳香族異性体の吸着分
離方法は、「Cs及び/又はRbを含有するゼオライト
で、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモル数)
/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上である吸
着剤を用いてハロゲン化芳香族異性体混合物から少なく
とも一種の異性体を分離することを特徴とするハロゲン
化芳香族異性体の製造方法。」である。
【0008】ハロゲン化芳香族異性体としては下式で示
される2置換ハロゲン化芳香族異性体が好ましく挙げる
ことが出来る。
【0009】
【化2】 (式中Xは炭素数1〜6のアルキル基またはハロゲンを
示し、Yはハロゲンを示す。)
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、吸着剤としてCs及
び/又はRbを含有することを特徴とするゼオライトで
あって、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモル
数)/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上であ
る吸着剤を用いることが特徴である。ゼオライトとは、
通常は多孔性の結晶性アルミノシリケートのことを言う
が、本発明においては、アルミニウムの代わりに、鉄や
ガリウムなど他の金属の入った結晶性メタロシリケート
でも良い。どのような結晶性メタロシリケートでも良い
が、イオン交換能がある方が好ましいので、3価または
2価の金属のメタロシリケートが好ましい。用いるゼオ
ライトの種類は特に制限がないが、細孔入り口径は酸素
12員環以上、細孔構造は多次元のものが好ましく、そ
のようなゼオライトとしては、β型、フォージャサイト
型が例としてあげられるが、好ましくはフォ−ジャサイ
ト型ゼオライトが用いられる。それはアルミノシリケー
トの場合次式で示される。
【0011】0.9±0.2M2/n O:Al2 3 :x
SiO2 :yH2 O ここで、Mはカチオンを示し、nはその原子価を表す。
フォ−ジャサイト型ゼオライトでは上式のxは通常2〜
6の範囲である。フォ−ジャサイト型ゼオライトは、x
が2〜3を有するX型ゼオライトとxが3〜6を有する
Y型ゼオライトに区別されている。更には、Y型ゼオラ
イトから脱アルミニウム化してxを6以上にした超安定
化ゼオライトUSYがある。本発明ではいずれも用いる
ことができるが、X型、Y型ゼオライトが好ましく用い
られる。
【0012】分離するハロゲン化芳香族異性体の種類に
よってはX型ゼオライトとY型ゼオライトで吸着分離性
能に差が生じる場合もある。例えばクロロトルエン異性
体混合物からメタ−クロロロルエンを非吸着成分、即ち
ラフィネート成分として分離する場合にはY型ゼオライ
トの方が好ましいが、吸着成分、即ちエクストラクト成
分として分離する場合にはX型ゼオライトの方が好まし
い。またyは水和の程度により異なる。
【0013】フォ−ジャサイト型ゼオライトは通常、カ
チオンMがナトリウムを含む型で得られるが、このカチ
オンはイオン交換により様々なカチオンに置き換えるこ
とができる。カチオン交換の方法は通常、目的のカチオ
ンを含む化合物、例えば塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、炭酸
塩、水酸化物などの水溶液にゼオライトを接触させるこ
とにより実施される。イオン交換量はカチオンの種類に
より異なるが水溶液中に含まれる量やイオン交換処理回
数により任意に設定することができる。イオン交換後に
は十分に水洗し、交換されて水溶液中に溶出したナトリ
ウムイオンや例えば塩素イオン、硝酸イオンなどを除去
するのが好ましい。
【0014】本発明で用いられる吸着剤に含まれるカチ
オンとしては、Cs及び/またはRbが必須である。勿
論これらのカチオンはイオン交換点になくても良く、ゼ
オライトに含まれていればよいが、イオン交換点にこれ
らのカチオンが存在している方が好ましい。その含有量
は、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモル数)
/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上である必
要がある。好ましくは0.3以上、特に好ましくは0.
5以上である。これらの範囲とすることで、ハロゲン化
芳香族異性体を分離する際に、効率よく分離を行うこと
が出来る。なお、イオン交換の上限は通常、ゼオライト
中のAlのモル数に対して等量迄である。換言すれば、
約1.0迄である。しかし、本発明で用いるCs及び/
又はRbはイオン半径が大きいため、X型或いはY型ゼ
オライトのイオン交換点全てと交換できない。おおよ
そ、0.7迄であると推定される。
【0015】CsまたはRb含有率の測定方法は、特に
限定されないが、原子吸光法、蛍光X線法、エネルギー
分散型X線分析装置などの元素の比率が特定できる方法
で測定することができる。具体的には、ゼオライト中に
含まれている元素を探索し、定量することによって上記
のCsまたはRb含有率を導き出す。成型体の場合は、
バインダーが含まれるので、バインダーの含有量がわか
っている場合は、バインダー分のアルミニウムは差し引
いてCsまたはRbの含有率を出す。バインダー量が不
明瞭な場合は、簡便に、SiとAl以外の金属中のCs
またはRbの含有率で置き換えても良い。分離するハロ
ゲン化芳香族異性体によって、好ましく共存して含まれ
る金属は異なる。クロロトルエン異性体混合物からメタ
クロロトルエンをラフィネート成分として分離する場合
にK及び/又はAgを含んでいることが好ましい。ジク
ロロベンゼン異性体混合物からメタジクロロベンゼンを
ラフィネート成分として分離する場合、Cs、Rb以外
にPb及び/又はKを含んでいることが好ましい。
【0016】一般に吸着剤は、成型して用いる。成型体
はゼオライトのみを固めたものでも、アルミナ、粘土な
どのバインダ−と共に造粒したものでも良い。造粒の仕
方は、例えばアルミナなどのバインダーと共に混練りし
た後、押し出し機で押しだし、マルメライザーでまるめ
ることによって作ることができる。その粒径は、通常、
0.1mm以上である。これより小さいと圧損が大きくな
る。大きさの上限は通常5mmであるが、本発明の吸着剤
の場合は、CsやRbのような大きなカチオンを使うの
で、拡散を有利に進めるために、粒径は小さい方が好ま
しい。1mm以下が好ましくさらに好ましくは0.5mm以
下である。
【0017】吸着剤は、使用する前に予めゼオライト中
の結晶水を除去する。通常は200〜600℃で加熱す
ることにより、結晶水をほとんど除去することができ
る。
【0018】本発明の吸着剤を用いて、ハロゲン化芳香
族異性体混合物から特定の異性体を吸着分離するための
吸着分離技術は、いわゆるクロマト分取法であってもよ
いし、また擬似移動床による吸着分離方法でもよい。擬
似移動床による分離が、特定の1異性体を分離して製造
する場合には、最も好ましく用いられる。
【0019】擬似移動床による連続的吸着分離技術は基
本的操作として、次に示す吸着操作、濃縮操作、脱着操
作及び脱着剤回収操作を連続的に循環して実施される。 (1)吸着操作:2又は3置換芳香族異性体混合物を含
む原料供給物が、本発明の吸着剤と接触して吸着力が強
い成分ほど選択的に吸着される。強吸着成分はエクスト
ラクト成分として後で述べる脱着剤とともに回収され
る。 (2)濃縮操作:弱吸着成分はさらに吸着剤と接触させ
られ吸着力が弱い成分ほど高純度化されて、脱着剤とと
もにラフィネ−トから回収される。 (3)脱着操作:高純度化された弱吸着成分はラフィネ
−トとして回収される一方、強吸着成分は脱着剤によっ
て吸着剤から追出され、脱着剤をともなってエクストラ
クト成分として回収される。 (4)脱着剤回収操作:実質的に脱着剤のみを吸着した
吸着剤は、ラフィネート流れの一部と接触させられ該吸
着剤に含まれる脱着剤の一部が脱着剤回収流れとして回
収される。
【0020】上記、擬似移動賞による吸着分離操作を模
式的に示したのが図1である。吸着剤を充填した吸着室
1〜12が連続的に循環して連結されている。
【0021】吸着分離されるハロゲン化芳香族異性体は
好ましくは
【0022】
【化3】 (式中Xは炭素数1〜6のアルキル基又はハロゲンを示
し、Yはハロゲンを示す。)である。例えば、クロロト
ルエン、ジクロロベンゼン、クロロエチルベンゼン、ク
ロロプロピルベンゼン、クロロクメン、ブロモトルエン
等があげられる。本発明吸着剤を用いた場合、クロロト
ルエンやジクロロベンゼン異性体の分離においてはその
効果は特に顕著である。
【0023】上記吸着分離方法に使用される脱着剤とし
ては、特に限定されないが、例えばアルキル置換芳香族
炭化水素やハロゲン化芳香族またはハロゲン化アルキル
置換芳香族炭化水素等が用いられる。アルキル置換芳香
族炭化水素の具体例としては、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、プロピルベンゼン、ブチルベンゼン、ト
リメチルベンゼン、ジエチルベンゼン、テトラメチルベ
ンゼンなどを例示できる。ハロゲン化芳香族炭化水素の
具体例としては、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、
トリクロロベンゼンなどを例示できる。またハロゲン化
アルキル置換芳香族炭化水素の具体例としては、クロロ
トルエン、ジクロロトルエン、クロロキシレンなどを例
示できる。これらの脱着剤は、単独でも混合して用いて
も良い。脱着剤は、分ける物質によって最適の脱着剤を
選択すればよい。2置換のハロゲン化芳香族化合物から
メタ体をラフィネート成分として分離する場合、例えば
クロロトルエン異性体からのメタ−クロロトルエンの分
離やジクロロベンゼン異性体混合物からメタージクロロ
ベンゼンの分離の場合は、脱着剤は、ハロゲンを含まな
い芳香族化合物が好ましく、特にアルキル置換芳香族化
合物が好ましい。中でもキシレンが好ましく用いられ、
特に好ましくはメタキシレンである。又、置換のハロゲ
ン化芳香族化合物からメタ体をエクストラクト成分とし
て分離する場合も、キシレンが好ましく、特にパラーキ
シレンが好ましい。
【0024】吸着分離方法の操作条件は特に限定されな
いが、通常温度は室温から350℃、好ましくは50〜
250℃であり、また圧力は通常大気圧から20MP
a、好ましくは大気圧から3MPaである。本発明の吸
着分離方法は気相でも実施されうるが、操作温度を低く
して原料供給物または脱着剤の好ましくない副反応を減
じるために液相で実施するのが好ましい。
【0025】本発明において、吸着分離方法とは、単に
分離する方法だけでなく、吸着分離によって、特定の物
質を製造することも意味することは言うまでもない。
【0026】
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明する。
【0027】実施例中、吸着剤の吸着特性は次式の吸着
選択率 αをもって表した。
【0028】
【数1】 ここで、o、m、pはそれぞれ2置換芳香族異性体のオ
ルト体、メタ体、パラ体を表し、Aは吸着相、Uは吸着
相と平衡にある液相を示す。上式におけるα値が1より
大きければ大きい程、メタ体がオルト体よびパラ体に比
べより吸着されにくく、1より小さければメタ体がオル
ト体およびパラ体に比べより吸着されやすい。
【0029】メタ体を非吸着成分であるラフィネート成
分として分離するにはαo/m、αp/mともに1より大きい
ことが必要であり、分離効率から言えば、ともに1.4
以上がより好ましい。メタ体を吸着成分であるエクスト
ラクト成分として分離するにはαo/m、αp/mともに1よ
り小さいことが必要であり、分離効率から言えば、とも
に0.7以下がより好ましい。
【0030】〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbの
モル数)/ゼオライト中のAlのモル数〕は、実施例
中、Rb含有率、Cs含有率として示す。エネルギー分
散型X線装置を用いて、Rb、Cs含有率を導いた。
【0031】(吸着剤の調製) 吸着剤1 ナトリウムタイプX型ゼオライト(以下Na−Xと表
す。)(東ソー(株)製・ゼオラムF−9粉末品)10
0重量部にバインダ−としてアルミナゾル(日産化学2
00番;Al23=10wt%)をアルミナ換算で25
重量部添加してO.15〜0.5mmφに造粒されたN
aX型ゼオライトを120℃で乾燥後、500℃で焼成
した。Cs含有率は0である。
【0032】吸着剤2 ナトリウムタイプY型ゼオライト(以下Na−Yと表
す。)(東ソ−(株)製・ゼオラムNa−5.1Y粉末
品)100重量部にバインダ−としてアルミナゾル(日
産化学200番;Al23=10wt%)をアルミナ換
算で15重量部添加して0.15〜0.5mmφに造粒
されたNaY型ゼオライトを120℃で乾燥後、500
℃で焼成した。Cs含有率は0である。
【0033】吸着剤3 10gの吸着剤1に7.94gの硝酸セシウムを40c
cの純水に溶解した硝酸セシウム溶液を80℃で1時間
接触させた後、液を濾別し、十分に水洗した後、乾燥し
て調製した。Cs含有率は、0.4であった。
【0034】吸着剤4 10gの吸着剤1に3.00gの硝酸ルビジウムを40
ccの純水に溶解した硝酸ルビジウム溶液を80℃で1
時間接触させた後、液を濾別し、十分に水洗した後、乾
燥して調製した。Rb含有率は0.2であった。
【0035】吸着剤5 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗した。これに7.21gの硝酸セシウムを4
0ccの純水に溶解した硝酸セシウム溶液を80℃で1
時間接触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調
製した硝酸セシウム溶液と同様の条件下で接触させるこ
とをさらに1回(全部で2回)繰り返して行い、液を濾
別し、十分に水洗した後、乾燥して調製した。Cs含有
率は0.5であった。
【0036】吸着剤6 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗した。これに1.26gの硝酸銀を40cc
の純水に溶解した硝酸銀溶液を80℃で1時間接触させ
た後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した硝酸銀
溶液と同様の条件下で接触させることをさらに1回(全
部で2回)繰り返して行い、液を濾別後、十分に水洗し
た。
【0037】さらにこれに7.21gの硝酸セシウムを
40ccの純水に溶解した硝酸セシウム溶液を80℃で
1時間接触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに
調製した硝酸セシウム溶液と同様の条件下で接触させる
ことをさらに1回(全部で2回)繰り返して行い、液を
濾別後、十分に水洗し、乾燥して調製した。Cs含有率
は0.5であった。
【0038】吸着剤7 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗した。これに1.26gの硝酸銀を40cc
の純水に溶解した硝酸銀溶液を80℃で1時間接触させ
た後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した硝酸銀
溶液と同様の条件下で接触させることをさらに1回(全
部で2回)繰り返して行い、液を濾別後、十分に水洗し
た。
【0039】さらにこれに2.88gの硝酸セシウムを
40ccの純水に溶解した硝酸セシウム溶液を80℃で
1時間接触させた後、液を濾別後、十分に水洗し、乾燥
して調製した。Cs含有率は0.3であった。
【0040】吸着剤8 使用する硝酸セシウム量を1.44gとした以外は吸着
剤7と同様に調製した。Cs含有量は0.1であった。
【0041】吸着剤9 使用する硝酸セシウム量を0.72gとした以外は吸着
剤7と同様に調製した。Cs含有量は0.05であっ
た。
【0042】吸着剤10 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗した。これに1.26gの硝酸銀を40cc
の純水に溶解した硝酸銀溶液を80℃で1時間接触させ
た後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した硝酸銀
溶液と同様の条件下で接触させることをさらに1回(全
部で2回)繰り返して行い、液を濾別後、十分に水洗
し、乾燥して調製した。Cs含有率は0であった。
【0043】吸着剤11 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗した。これに1.26gの硝酸銀を40cc
の純水に溶解した硝酸銀溶液を80℃で1時間接触させ
た後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した硝酸銀
溶液と同様の条件下で接触させることをさらに1回(全
部で2回)繰り返して行い、液を濾別後、十分に水洗し
た。さらにこれに5.45gの硝酸ルビジウムを40c
cの純水に溶解した硝酸ルビジウム溶液を80℃で1時
間接触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製
した硝酸ルビジウム溶液と同様の条件下で接触させるこ
とをさらに1回(全部で2回)繰り返して行い、液を濾
別後、十分に水洗し、乾燥して調製した。Rb含有率は
0.4であった。
【0044】吸着剤12 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗し、乾燥して調製した。Cs含有率は0であ
った。
【0045】吸着剤13 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗した。これに2.45gの硝酸鉛を40cc
の純水に溶解した硝酸鉛溶液を80℃で1時間接触させ
た後、液を濾別し、十分に水洗した。さらにこれに7.
21gの硝酸セシウムを40ccの純水に溶解した硝酸
セシウム溶液を80℃で1時間接触させた後、液を濾別
し、同様の方法で新たに調製した硝酸セシウム溶液と同
様の条件下で接触させることをさらに1回(全部で2
回)繰り返して行い、液を濾別後、十分に水洗し、乾燥
して調製した。Cs含有率は0.5であった。
【0046】吸着剤14 10gの吸着剤2に4.0gの硝酸カリウムを40cc
の純水に溶解した硝酸カリウム溶液を80℃で1時間接
触させた後、液を濾別し、同様の方法で新たに調製した
硝酸カリウム溶液と同様の条件下で接触させることをさ
らに7回(全部で8回)繰り返して行い、液を濾別後、
十分に水洗した。これに2.45gの硝酸鉛を40cc
の純水に溶解した硝酸鉛溶液を80℃で1時間接触させ
た後、液を濾別し、十分に水洗した後、乾燥して調製し
た。Cs含有率は0であった。 (吸着実験) 実施例1,2、比較例1 吸着剤3と4のp−キシレン脱着剤下におけるクロロト
ルエン異性体間の吸着選択性を測定した。測定方法は、
内容積6mlのオートクレーブに液相混合物2.6gと
500℃で焼成した吸着剤2.4gを充填し、130℃
で1時間ときどき攪拌しながら放置した。仕込んだ液相
混合物の組成は、n−ノナン:脱着剤(p−キシレ
ン):クロロトルエン( o:m:p=39.2:40.2:20.6 )=
5:50:50(量重比)である。n−ノナンは、ガス
クロマトグラフィー分析での内標物質として添加したも
ので上記実験下では実質的に吸着に不活性なものであ
る。
【0047】該吸着剤と接触させた後の液相混合物の組
成をガスクロマトグラフィ−より分析し、(1)式を用
いてクロロトルエン異性体間の吸着選択率を求めた。結
果を表1に示す。表1より明らかなように、Cs又はR
bを含有するX型ゼオライトからなる吸着剤がクロロト
ルエン異性体混合物からメタークロロトルエンが強吸着
成分、即ちエクストラクト成分として分離できることが
わかる。
【0048】
【表1】 実施例3〜7、比較例2,3 500℃で焼成した吸着剤5〜11を使用し、脱着剤に
m−キシレンを使用した以外は実施例1,2と同様にし
て行った。結果を表2に示す。表2より明らかなよう
に、Cs又はRbを含むY型ゼオライトはクロロトルエ
ン異性体混合物からメタークロロトルエンが弱吸着成
分、即ちラフィネート成分として分離できることがわか
る。
【0049】Cs含有量率が0.05以下ではαo/mの
吸着選択率が低いことが分かる。
【0050】
【表2】 比較例4,5 500℃で焼成した吸着剤10,12を使用し、脱着剤
にm−キシレンと3,4−ジクロロトルエンを用いた以
外は実施例1〜2と同様にして行った。結果を表3に示
す。
【0051】
【表3】 実施例8,9 500℃で焼成した吸着剤6を使用し、脱着剤の種類を
変えた以外は実施例1,2と同様にして行った。結果を
表4に示す。脱着剤としてはキシレンが好ましく、特に
m−キシレン脱着剤がm−クロロトルエンをラフィネー
ト成分として好ましく分離することが分かる。
【0052】
【表4】 実施例10 500℃で焼成した吸着剤6を、長さ1m、内径4.6
mmのステンレスカラムに充填し、130℃のオイルバ
ス中において脱着剤であるm−キシレンを1.5ml/
分(室温)の一定流量で流している状態で、クロロトル
エン(CT)(o:m:p=39.2:40.2:20.6 ):n−ノナン
(n−C9)=100:5(重量比)の混合物1.5m
lをカラム入口に導入した。n−ノナンは、流出時間の
基準とするものであり、他の成分に比較してその吸着は
事実上無視できる。カラム出口から流出してくる液を一
定時間の間隔でサンプリングし、ガスクロマトグラフに
より分析して図2に示す流出曲線を得た。
【0053】比較例6 500℃で焼成した吸着剤10を使用し、脱着剤に3,
4−ジクロロトルエンを用いた以外は実施例11と同様
にして行った。図3にその流出曲線を示す。図2、3に
示した各成分のピーク位置からCs、Ag及びKを含む
Y型ゼオライト吸着剤とm−キシレン脱着剤の組合せに
よりメタークロロトルエンを非吸着成分としてより効率
的に分離できることがわかる。
【0054】実施例11 吸着剤13のm−キシレン脱着剤下におけるジクロロベ
ンゼン異性体間の吸着選択性を測定した。測定方法は、
内容積6mlのオートクレーブに液相混合物2.6gと
500℃で焼成した吸着剤2.5gを充填し、130℃
で1時間ときどき攪拌しながら放置した。仕込んだ液相
混合物の組成は、n−ノナン:脱着剤(m−キシレ
ン):ジクロロベンゼン( o:m:p=39.6:40.0:20.4 )=
5:50:50(量重比)である。n−ノナンは、ガス
クロマトグラフィー分析での内標物質として添加したも
ので上記実験下では実質的に吸着に不活性なものであ
る。
【0055】該吸着剤と接触させた後の液相混合物の組
成をガスクロマトグラフィ−より分析し、(1)式を用
いてジクロロベンゼン異性体間の吸着選択率を求めた。
結果を表5に示す。
【0056】
【表5】 比較例7,8 500℃で焼成した吸着剤14を使用し、脱着剤にm−
キシレンと3,4−ジクロロトルエンを使用した以外は
実施例12と同様にして行った。結果を表6に示す。
【0057】
【表6】 実施例12 500℃で焼成した吸着剤13を約160g調製し、
4.6mmφx1mのカラム12本に充填し、その内、
4本を脱着帯、3本を濃縮帯、3本を吸着帯、2本を脱
着剤回収帯とし、擬似移動床法によりジクロロベンゼン
(DCB)異性体混合物の吸着分離性能を調べた。供給
原料であるジクロロベンゼン異性体混合物の組成はo−
/m−/p−=38:41:21であった。脱着剤とし
てメターキシレンを用い、操作温度120℃で行った。
性能曲線を図4に示した。
【0058】比較例9 500℃で焼成した吸着剤14を約145g調製し、
4.6mmφx1mのカラム12本に充填し、その内、
4本を脱着帯、3本を濃縮帯、3本を吸着帯、2本を脱
着剤回収帯とし、擬似移動床法によりジクロロベンゼン
異性体混合物の吸着分離性能を調べた。供給原料である
ジクロロベンゼン異性体混合物の組成はo−/m−/p
−=38:41:21であった。脱着剤として3,4−
ジクロロトルエンを用い、操作温度120℃で行った。
性能曲線を図4に示した。
【0059】実施例12及び比較例9では、m−体は非
吸着成分であるためラフィネート側で製品として回収さ
れる。性能曲線図4は、エクストラクト中のメタ体が低
濃度側でラフィネート中のメタ体が高濃度で得られるほ
ど、分離性能が良いことを示す。本発明に基づく吸着剤
と脱着剤の組み合わせによりジクロロベンゼン異性体混
合物からm−体をより効率的に分離出来ることが分か
る。
【0060】
【発明の効果】本発明により、Cs及び/又はRbを含
有するゼオライトを必須成分とした吸着分離剤を用いる
ことにより、ハロゲン化芳香族異性体混合物から1異性
体を効率よく分離し製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態様である擬似移動床による吸
着分離操作を模式的に示す図である。
【図2】本発明の実施例10における各成分の流出量の
時間変化を示す図である。
【図3】本発明の比較例6における各成分の流出量の時
間変化を示す図である。
【図4】実施例12、比較例9におけるジクロロベンゼ
ン異性体混合物の吸着分離性能を示す図である。
【符号の説明】
1〜12:吸着室 13:脱着剤供給ライン 14:エクストラクト抜き出しライン 15:異性体混合物供給ライン 16:ラフィネート抜き出しライン 17:脱着剤回収ライン 18:バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G066 AA13B AA15B AA20A AA20B AA22A AA22B AA62B CA33 DA10 EA20 4H006 AA02 AD17 BB11 BD20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Cs及び/又はRbを含有するゼオライト
    で、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモル数)
    /ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上であるこ
    とを特徴とする吸着剤。
  2. 【請求項2】ゼオライトがフォージャサイト型ゼオライ
    トであることを特徴とする請求項1記載の吸着剤。
  3. 【請求項3】ゼオライトがX型ゼオライトであることを
    特徴とする請求項1記載の吸着剤。
  4. 【請求項4】ゼオライトがY型ゼオライトであることを
    特徴とする請求項1記載の吸着剤。
  5. 【請求項5】ゼオライトがCs及び/又はRbを含有
    し、かつK及び/又はAgを含有することを特徴とする
    請求項1、2および4のいずれか記載の吸着剤。
  6. 【請求項6】ゼオライトがCs及び/又はRbを含有
    し、且つK及び/又はPbを含有することを特徴とする
    請求項1、2および4のいずれか記載の吸着剤。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれか1項記載の吸着
    剤を用いてハロゲン化芳香族異性体混合物から少なくと
    も一種の異性体を吸着分離することを特徴とするハロゲ
    ン化芳香族異性体の製造方法。
  8. 【請求項8】ハロゲン化芳香族異性体が下記に示す2置
    換ハロゲン化芳香族異性体であることを特徴とする請求
    項7記載のハロゲン化芳香族異性体の製造方法。 【化1】 (式中Xは炭素数1〜6のアルキル基またはハロゲン、
    Yはハロゲンを示す。)
  9. 【請求項9】2置換ハロゲン化芳香族異性体がクロロト
    ルエンまたはジクロロベンゼンであることを特徴とする
    請求項8記載のハロゲン化芳香族異性体の製造方法。
  10. 【請求項10】ハロゲンを含まない芳香族化合物を主成
    分とする脱着剤を用いることを特徴とする請求項7〜9
    のいずれか1項記載のハロゲン化芳香族異性体の製造方
    法。
  11. 【請求項11】脱着剤の主成分がキシレンであることを
    特徴とする請求項10記載のハロゲン化芳香族異性体の
    製造方法。
  12. 【請求項12】Cs及び/又はRbを含有するY型ゼオ
    ライトで、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモ
    ル数)/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上で
    ある吸着剤と、メタ−キシレンを主成分とする脱着剤を
    用いて、2置換ハロゲン化芳香族異性体混合物からメタ
    −体をラフィネート成分として分離することを特徴とす
    る請求項8記載のハロゲン化芳香族異性体の製造方法。
  13. 【請求項13】Cs及び/又はRbを含有するX型ゼオ
    ライトで、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモ
    ル数)/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上で
    ある吸着剤と、パラ−キシレンを主成分とする脱着剤を
    用いて、2置換ハロゲン化芳香族異性体混合物からメタ
    −体をエクストラクト成分として分離することを特徴と
    する請求項8記載のハロゲン化芳香族異性体の製造方
    法。方法。
  14. 【請求項14】Cs及び/又はRbを含有するY型ゼオ
    ライトで、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモ
    ル数)/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上
    で、かつK及び/又はAgを含有する吸着剤とメタ−キ
    シレンを主成分とする脱着剤を用いて、クロロトルエン
    異性体混合物からメタ−クロロトルエンをラフィネート
    成分として分離することを特徴とする請求項9記載のハ
    ロゲン化芳香族異性体の製造方法。
  15. 【請求項15】Cs及び/又はRbを含有するY型ゼオ
    ライトで、〔(ゼオライト中のCs及び/又はRbのモ
    ル数)/ゼオライト中のAlのモル数〕が0.1以上
    で、かつK及び/又はPbを含有する吸着剤とメタ−キ
    シレンを主成分とする脱着剤を用いて、ジクロロベンゼ
    ン異性体混合物からメタ−ジクロロベンゼンをラフィネ
    ート成分として分離することを特徴とする請求項9記載
    のハロゲン化芳香族異性体の製造方法。
JP32841499A 1998-11-20 1999-11-18 ハロゲン化芳香族異性体の製造方法 Expired - Fee Related JP4411711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32841499A JP4411711B2 (ja) 1998-11-20 1999-11-18 ハロゲン化芳香族異性体の製造方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33051598 1998-11-20
JP10-330515 1998-11-20
JP24963299 1999-09-03
JP11-249632 1999-09-03
JP32841499A JP4411711B2 (ja) 1998-11-20 1999-11-18 ハロゲン化芳香族異性体の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001137702A true JP2001137702A (ja) 2001-05-22
JP2001137702A5 JP2001137702A5 (ja) 2006-12-28
JP4411711B2 JP4411711B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=27333854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32841499A Expired - Fee Related JP4411711B2 (ja) 1998-11-20 1999-11-18 ハロゲン化芳香族異性体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4411711B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4411711B2 (ja) 2010-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0046068B1 (en) Process for separating a mononuclear halogenated toluene isomer
JPS6323976B2 (ja)
JP2007238484A (ja) パラ−キシレン異性体の分離方法
KR920003117B1 (ko) 디클로로큐멘 이성질체의 분리방법
JP2001137702A (ja) 吸着剤およびハロゲン化芳香族異性体の製造方法
KR100537444B1 (ko) 할로겐화 에틸벤젠의 이성화 방법
US6262322B1 (en) Adsorbent for aromatic isomers and production of aromatic isomers
JP3807061B2 (ja) ハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法
JPS6324981B2 (ja)
JP2576725B2 (ja) 2,4−ジクロロトルエンの分離方法
JPH09188638A (ja) ジハロゲン化ベンゼン異性体の分離方法
JP5017952B2 (ja) p−ジクロロベンゼンの分離方法
JP2002012566A (ja) ハロゲン化アルキル芳香族化合物異性体の製造方法
JPH01250330A (ja) 3,5―ジクロルクメンの分離方法
JPH0112732B2 (ja)
JPH06239808A (ja) 2−メチル−3−ニトロベンゾトリフルオライドの分離方法
JPS58131923A (ja) クロルトルエン異性体の分離方法
JPH0112733B2 (ja)
JPH09316015A (ja) 2,4−ジクロロトルエンまたは2,6−ジクロロトルエンの分離方法
JP2004238391A (ja) ジクロロフェノール分離方法
JPH0786092B2 (ja) ジクロロベンゼン異性体の分離方法
JPH09316014A (ja) 2,4−ジクロロトルエンまたは2,6−ジクロロトルエンの分離方法
JPH0112734B2 (ja)
JPH0112735B2 (ja)
JP2009084184A (ja) 2,5−ジクロロトルエンの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees