JP2001136835A - 育苗ポットの移動用トレー - Google Patents
育苗ポットの移動用トレーInfo
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Abstract
も、育苗ポットが飛び出すことのない、育苗ポットの移
動用トレーを提供することである。 【解決手段】 育苗ポット12の高さより深い収納部1
6が連接され、育苗ポット12の上縁(18)の一部を
覆うように、収納部16の開口部20縁から突起22が
張り出した移動用トレー10とされることである。そし
て特に、略正方形の収納部16とされて、その四隅又は
その対向する二隅に突起22が設けられることである。
あるいはまた、育苗ポット12の上縁(18)の一部を
覆う押さえ部材(36)が着脱自在に設けられた移動用
トレー10とされることである。そして特に、収納部1
6の列毎、あるいは、収納部16全部に1個の押さえ部
材(36)が設けられることである。さらに、育苗ポッ
ト12を摘み出すための窪み26が桟24に設けられる
ことである。
Description
搬中に飛び出すのが防止された、育苗ポットの移動用ト
レーに関する。
た育苗ポットは、育苗の作業性を高めると同時に、その
まま出荷できる利点があり、従来より、種々の苗栽培に
広く用いられてきた。通常、育苗ポットは、個々の育苗
ポットが一個ずつ収容される収納部が連続して設けられ
たトレーか、あるいは、仕切りのない箱状であって育苗
ポットを纏めて収めるトレーに収容されて取り扱われ
る。前者のトレーでは、育苗ポットの型崩れや転倒など
が生じにくい特徴がある。
荷に伴う運搬中には、トラックの激しい振動や、積み降
ろし時の強い衝撃などを受けて、育苗ポット苗が収納部
から飛び出してしまい、苗を傷つけるトラブルが発生し
やすい。そして、このようなトラブルが生じると、出荷
先は、傷ついた苗だけでなくトレー全体の苗を引き取ら
ない場合が多く、出荷元にとって大きな損失になってい
る。
できるトレーの提案(実開平5−76249)がある。
すなわち、図19、図20に示されるように、トレー5
0の育苗ポット載置部52に、爪状の抜け止め突起54
を設け、この突起54の4個を、育苗ポット56の排水
孔58に挿入して引っ掛ける構成とされている。本提案
によれば、抜け止め突起54によって育苗ポット56が
トレー50に固定されるので、運搬時などでの、育苗ポ
ットの飛び出し防止に確かに有効であると期待される。
しかしながら、抜け止め突起54を、育苗ポット56の
排水孔58に位置合わせすることや、薄くて柔らかい排
水孔58の縁に、抜け止め突起54を確実に引っ掛ける
のは非常に難しいことであった。
点に鑑み、取扱が容易で、運搬時などでの育苗ポットの
飛び出しを防止できる育苗ポットの移動用トレーについ
て鋭意検討を重ねた結果本発明に至ったのである。
の移動用トレーの要旨とするところは、育苗ポットの収
納部が連設されてなるトレーにおいて、収納部は育苗ポ
ットの高さより深くされ、育苗ポットの上縁の一部を覆
うように、収納部の開口部縁から突起が張り出されたこ
とにある。
において、開口部が、四隅が円弧状の略正方形とされ、
少なくともその一隅に前記突起が設けられたことにあ
る。
または、対向する二隅に設けられたことにある。
レーの別の要旨とするところは、育苗ポットの収納部が
連設されてなるトレーにおいて、収納部の開口部の一部
を覆う押さえ部材が、着脱自在に設けられたことにあ
る。
において、収納部が縦横に格子状に連設されていて、押
さえ部材が、縦又は横に並ぶ少なくとも1列の収納部列
毎に設けられたことにある。
の収納部列間に設けられ、2列の収納部の、それぞれの
開口部の一部を覆うことにある。
状とされ、全ての収納部列に対して1個だけ設けられた
ことにある。
おいて、開口部の、突起が設けられてない縁部の一部、
または、押さえ部材に覆われない縁部の一部が、少なく
とも指先の幅で低くされたことにある。
移動用トレーの実施態様について、図面に基づいて詳し
く説明する。
用トレーの、特に有用な実施態様の一例を示すものであ
る。移動用トレー10の枠14内には、育苗ポットの収
納部16が縦横に格子状に連設されており、収納部16
は四隅が円弧状の略正方形とされている。また、それぞ
れの収納部16は桟24によって区切られており、各収
納部16の開口部20の四隅の縁から、舌状の突起22
が開口部20の内側に向けて張り出されている。そし
て、桟24の、収納部16の四辺を形成する部分のそれ
ぞれには、窪み26が設けられている。図2に説明され
るように、収納部16の深さは収納される育苗ポット1
2の高さより大きくされていて、突起22は、育苗ポッ
ト12の上縁18を覆うように設けられている。
て用いられる。まず、育苗ポット12を収納部16の開
口部20から押し入れるが、突起22に触る側壁部分は
内側に変形して挿入される。収納部16は、育苗ポット
12の高さより深いので、収納部16の底に達するまで
育苗ポット12が深く押し込まれると、育苗ポット12
は突起22と接触しないようになり、突起22に押され
て変形してた側壁部分が元に戻る。すなわち、育苗ポッ
ト12の上縁18が突起22の下に潜るように広がる。
育苗ポット12が空である時は勿論、用土19がすでに
入れられていたり、苗が植え込まれたりしていても、通
常、用土19が育苗ポット12の上縁18まで満たされ
ることはない。したがって、突起22に側面を押されれ
ば、上縁18部分が容易に曲げられて変形するので、育
苗ポット12は収納部16へ容易に挿入される。特に用
土19量が多くて、用土19部分が突起22に引っ掛か
る時には、手指で育苗ポット12の変形を助けながら挿
入する場合もある。
10は、育苗の過程で、生産現場を移動させられたり、
製品になってから出荷先に運ばれたりするが、育苗ポッ
ト12の上縁18が突起22によって蓋するように覆わ
れているため、激しい上下動を受けても、突起22に上
側を遮られて、育苗ポット12が移動用トレー10から
飛び出すことはなくなる。
は、育苗ポット12の上縁18を手で摘んで引き上げ
る。特に用土量が多い場合などには、挿入時と同様に、
手指で育苗ポット12の変形を助けながら引出すことも
ある。
くされる場合には、育苗ポット12を引き出す時に、育
苗ポット12の上縁18部分を手で摘むのが、桟24や
枠14に邪魔されて難しいことがある。本例の移動用ト
レー10では、桟24に、指先の幅より広い窪み26が
設けられているので、この窪み26部分で育苗ポット1
2の上縁18部分を容易に摘むことができて、移動用ト
レー10から育苗ポット12を引き出すのが非常に楽に
なる。なお、本発明でいう指先の幅とは、大人の人指し
指の平均的な幅を意味する。
部16は、その開口部20が、四隅が円弧状の略正方形
とされていて、本発明の特に好ましい実施態様である。
その理由を、図3〜図5を参照しながら説明する。図3
に示される、開口部28が円形の育苗ポット12は、略
正方形の開口部20を備えた収納部16に入れられる
と、図4に示されるように、収納部16と略同形に変形
する。そして、その四隅部30が尖り、曲率半径Rが小
さくなって、矢印で示す圧縮応力に対する抵抗力が増加
する。すなわち、移動用トレー10の運搬時などに、激
しい上下動を受けて突起22に下から突き当たっても、
上縁18部分が座屈して変形し、突起22をくぐり抜け
て飛び出したりしなくなる。
苗ポット12では、開口部28の四隅部30が外に拡が
ることになる。四隅部30の側面部を開放して、開放さ
れた側面部が投影される部分に限って突起22を設ける
という、プラスチック成形上有利な方法を採用するとす
れば、四隅部30が外に拡がる分だけ大きな突起が設け
られることになる。すなわち、図5に示されるように、
底32の縁33と開口部28の縁18との距離dが長く
なれば、開放された側面部が投影される部分34が広く
なって、より大きな突起22が設けられる。そして、突
起22が大きくできれば、育苗ポット12の飛び出しが
より確実に抑えられる。収納部16に入れる時の育苗ポ
ット12は円形なので、特に大きな突起22でない限
り、挿入の邪魔にならない。また、移動用トレー10か
ら育苗ポット12を取り出す時も、四隅部30を内に曲
げて突起22を避けるのであるが、元の丸い形に戻ろう
とする変形なので容易に行われる。
けられる収納部は、本例の略正方形の開口部形状に限定
されるものではない。例えば、図6に示されるように、
開口部20が円形であってもよいし、あるいは、六角形
や八角形の開口部とされてもよい。
れるように、収納部16の四隅に4個、または、図7
(a)に示されるように、対向する二隅に2個とされる
のが、育苗ポット12を偏ることなく抑えることができ
るので特に好ましい。しかしながら、育苗ポット12が
固くて変形しにくかったり特に細長だったりする場合
は、図7(b)に示されるように、一隅に突起22が設
けられるだけで、育苗ポット12の飛び出しを十分に防
止できる。あるいは、育苗ポット12の挿入や取り出し
の作業性を考慮して、図7(c)に示されるように、隣
り合う二隅に設けられることもある。また本発明は、図
7(d)に示されるように、略正方形の各辺に突起22
を設ける場合を含め、突起の数や配設場所が自由に選択
されるものであり、上述の数例に限定されるものではな
い。
い。例えば、図8(a)は、図1に示されるのと同様
の、扇状突起22を示し、同図(b)は略三角形の突起
22を示し、同図(c)は、育苗ポット12に向く側が
凹の三日月状の突起22を示している。また、同図
(d)は、2本の爪状の突起22を示している。突起2
2の厚みや大きさや形状は、移動用トレー10に収容す
る育苗ポット12の形状や大きさや固さなどによって、
最適に設計されるものである。
の別の実施態様を説明するものであり、収納部16の開
口部20の一部を覆う押さえ部材が、着脱自在に設けら
た例である。押さえ部材36は、移動用トレー10の枠
角に位置して、1個の収納部16だけを覆うものであ
り、押さえ部材37は枠14に位置して2個の収納部1
6を覆い、押さえ部材38は桟24に位置して4個の収
納部16を覆っている。
在の押さえ部材36、37、38を移動用トレー10か
ら外した状態で、育苗ポット12が収納部16に入れら
れる。そして、収納された育苗ポット12に対して、押
さえ部材36、37、38が逐次装着されるか、あるい
は、全部の育苗ポット12が収納されてから、押さえ部
材36、37、38が纏めて装着される。逆に、育苗ポ
ット12を取り出す時は、まず、移動用トレー10から
押さえ部材36、37、38が外される。したがって、
押さえ部材36、37、38の大きさは、育苗ポット1
2を収納部16に出し入れする作業性に直接影響しない
ので、育苗ポット12の飛び出しを確実に防止できるだ
けの、十分に大きい押さえ部材36、37、38とする
ことが出来る。
えば、図10(a)に示される押さえ部材39は、1本
の桟24に固定されて、その両側の6個の収納部16を
覆い、同図(b)に示される押さえ部材40は、その両
側の8個の収納部16を覆う短冊状の形状とされてい
る。また、同図(c)に示される押さえ部材41は、1
個の収納部16の周囲に沿って装着され、その収納部1
6の四隅と、隣接する4個の収納部16の一辺と、対角
する4個の収納部16の一隅とを覆う、ロの字形の形状
とされている。
の収納部16の全部を押さえる長い短冊状とされてい
て、本発明の特に有用な実施態様の一例である。1個の
押さえ部材42で1列全部の沢山の育苗ポット12を押
さえることができるので大変便利である。押さえ部材4
2の着脱は、移動用トレー10の横からの挿入または引
出しと、枠14への固定・取り外し作業で行われるが、
苗の葉を掻き分けるなどの必要がないので、葉の繁った
育苗ポット12に対しても、苗の品質を損なう恐れがな
い。
も、本発明の特に有用な実施態様の一例である。隣接す
る2列の収納部16列の間に長い短冊状として設けら
れ、この2列の収納部16全部の端部を押さえている。
1個の押さえ部材43で、2列全部の沢山の育苗ポット
12を押さえることができるので効率がよく、押さえ部
材43の着脱が、移動用トレー10の横からだけででき
るので大変便利である。押さえ部材43を連続的に設け
て、各収納部16の四隅が押さえられるようにされても
よいし、隔列毎に設けられて、各収納部16の二隅だけ
が押さえられるようにされてもよい。
する2列の収納部16列間に設けられた2個の短冊状押
さえ部47が、繋ぎ部48によって連結され、コの字形
の形状とされている。1個の押さえ部材44で、3列の
育苗ポット12を押さえることができるので、さらに効
率が上がり便利である。
1個の押さえ部材で移動用トレー10内の全ての育苗ポ
ット12を押さえることである。図14に示される押さ
え部材45は、移動用トレー10全幅に亘り、押さえ部
47が繋ぎ部48によって櫛状に連結されたものであ
り、全ての収納部16に対し、その一部を覆っている。
また、図15に示される押さえ部材46は、移動用トレ
ーの本体部11と同形の格子状とされ、全ての収納部1
6の四隅を覆うことができる。押さえ部材45または押
さえ部材46によれば、ただ一度の着脱操作で、全ての
育苗ポット12を固定または解放できるので、格別に便
利である。
在に係止される方法は特に限定されない。ネジやピンや
クリップなどの係止具を用いてもよいが、できれば、部
品数の少ない単純な機構とされるのが好ましい。例え
ば、図16(a)に示されるように、押さえ部材49又
は押さえ部47に設けた突起23を、桟24又は枠14
に設けた孔25に押し込んで嵌合させる方法でもよい。
あるいは、同図(b)に示されるように、押さえ部材4
9の端部又は繋ぎ部48の一部をコの字形に曲げ、枠1
4に引っ掛ける係止方法とされてもよい。
トレー10を例として、窪み26を設けることの有用性
をすでに説明した。押さえ部材を備えた移動用トレー1
0でも、窪み26は有用である。押さえ部材を備えた移
動用トレー10では、収納部16の深さは必ずしも育苗
ポット12の高さより大きくされない。育苗ポット12
が収納部16に収められた後に、押さえ部材が被せられ
るので、育苗ポット12の上縁18を曲げて押さえ付け
ることも可能であり、育苗ポット12の全部が収納部1
6に入ることが必要条件にはならないのである。しかし
ながら、収納部16が育苗ポット12より深くされれ
ば、育苗ポット12の上縁18が、押さえ部材によって
より確実に蓋されるので好ましく、このような移動用ト
レー10では、窪み26が設けられるのが望ましい。ま
た、育苗ポット12の材質や、苗の種類や性状によって
は、押さえ部材を着脱しなくても育苗ポット12を出し
入れできる場合がある。このような場合に備え、育苗ポ
ット12の取扱が楽になる、窪み26が設けられれば、
移動用トレー10の汎用性が高められる。
四隅に設けられた収納部16の、四辺を形成する桟24
及び枠14のそれぞれに設けられている。また、図18
に示される窪み26は、2個の押さえ部材43が四隅を
覆う収納部16の、押さえ部材43に覆われていない二
辺に設けられている。窪み26の配設される場所や数な
どは、収納部16や育苗ポット12の形状や大きさに基
づいて適切に設計される。また、窪み26の形状は、指
先幅より広く育苗ポット12の上縁18を摘める深さで
あればよく、長方形、台形、半円形等々、特に限定され
ない。
トに優れたポリプロピレンなどのプラスチックが好まし
く用いられる。また、紙屑などがリサイクル使用された
成形品なども好ましく用いられる。
に説明してきたが、本発明は上述の引用例示に限定され
ず、収納部の配設方法、突起の形状や配設方法、押さえ
部材の材質や形状や係止方法などにつき、その趣旨を逸
脱しない範囲内で種々なる改良、修正、変化を加えた態
様で実施し得るものである。
レーによれば、育苗ポットの上縁が突起によって蓋する
ように覆われるため、激しい上下動を受けても、突起に
上側を遮られて、育苗ポットが移動用トレーから飛び出
すことはなくなる。
の略正方形とされて、その少なくとも一隅に突起が設け
られれば、飛び出しを抑える効果がさらに向上する。す
なわち、育苗ポットは収納部と略同形に変形するのであ
るが、その、曲率が大きくなって、圧縮応力に対する抵
抗力が増加した隅部を突起が覆うようになるので、運搬
時などに、激しい上下動を受けて突起に下から突き当た
っても、育苗ポットの上縁部分が座屈したりせず、突起
をくぐり抜けて飛び出したりしなくなる。
ットでは、開口部の四隅部が外に拡がることになる。そ
の結果、四隅部の側面部を開放して、開放された側面部
が投影される部分に限って突起を設けるという、プラス
チック成形上有利な方法(金型を両側に開くだけで成形
品を取り出せる)を採用するとすれば、四隅部が外に拡
がる分だけ大きな突起が設けられることになる。すなわ
ち、より大きな突起が設けられて、育苗ポットの飛び出
しがより確実に抑えられる。
レーにおいて、収納部の四隅又は対向する二隅に突起が
設けられれば、育苗ポットを偏ることなく抑えることが
できるので、飛び出し防止効果が向上する。
用トレーによれば、育苗ポットの上縁が押さえ部材によ
って蓋するように覆われるため、激しい上下動を受けて
も、押さえ部材に上側を遮られて、育苗ポットが移動用
トレーから飛び出すことはなくなる。また、押さえ部材
が着脱自在とされていて、押さえ部材を外して育苗ポッ
トを出し入れできるので、作業が非常に楽になる。
列の収納部の、それぞれの開口部の一部を覆うようにさ
れれば、1個の押さえ部材で、少なくとも1列全部の沢
山の育苗ポットを押さえることができるので大変便利で
ある。また、押さえ部材の着脱は、移動用トレーの横か
らの挿入または引出しによって行うことができるので、
葉を掻き分けるなどの作業が不必要となり、葉の繁った
育苗ポットに対しても、苗の品質を損なう恐れがなくな
る。
接する2列の収納部列間に設けられ、2列の収納部の、
それぞれの開口部の一部を覆うようにされれば、1個の
押さえ部材で、2列全部の沢山の育苗ポットを押さえる
ことができるので効率がよく、押さえ部材の着脱が、移
動用トレーの横からだけでできるので大変便利である。
され、移動用トレー内の全ての収納部に対して1個だけ
設けられれば、ただ一度の着脱操作で、全ての育苗ポッ
トを固定または解放できるので格別に便利である。
収納部の開口部の、突起が設けられてない縁部の一部、
または、押さえ部材に覆われない縁部の一部が、少なく
とも指先の幅で低くされれば、育苗ポットの上縁を確実
に摘めるようになるので、育苗ポットを移動用トレーか
ら取り出すのに便利である。特に、収納部が育苗ポット
の高さより深くされて、突起又は押さえ部材による抑え
機能が高められた移動用トレーにおいては、育苗ポット
の上縁を摘んで引き出すのが難しいため、窪みが設けら
れることの上述の効果は非常に大きい。
である。
収納部を示し、突起を横切る断面図である。
る。
視図である。
面図である。
面図である。
し、同図(a)は対向する二隅に、同図(b)は一隅
に、同図(c)は隣り合う二隅に、同図(d)は四辺に
突起が設けられた例である。
(a)は扇状、同図(b)は略三角形、同図(c)は三
日月状、同図(d)は爪状の例である。
ものであり、移動用トレーの上面図である。
明する、移動用トレーの上面図であり、同図(a)と同
図(b)は短冊状、同図(c)はロの字形の例である。
明する、移動用トレーの上面図である。
明する、移動用トレーの上面図である。
明する、移動用トレーの上面図である。
明する、移動用トレーの上面図である。
明する、移動用トレーの上面図である。
するものであり、同図(a)は移動用トレーの桟部分を
拡大して示す縦断面図、同図(b)は移動用トレーの枠
部分を拡大して示す縦断面図である。
の斜視図である。
納部の斜視図である。
す斜視図である。
用トレーの、収納部を示す断面図である。
れる部分 36〜46、49:押さえ部材 47:押さえ部 48:繋ぎ部 50:トレー 52:載置部 54:抜け止め突起 58:排水孔 R:曲率半径 d:収納部の底の縁と開口部の縁との距離
Claims (8)
- 【請求項1】 育苗ポットの収納部が連設されてなるト
レーにおいて、該収納部は該育苗ポットの高さより深く
され、該育苗ポットの上縁の一部を覆うように、該収納
部の開口部縁から突起が張り出されたことを特徴とする
育苗ポットの移動用トレー。 - 【請求項2】 前記開口部が、四隅が円弧状の略正方形
とされ、少なくともその一隅に前記突起が設けられたこ
とを特徴とする請求項1に記載する育苗ポットの移動用
トレー。 - 【請求項3】 前記突起が、開口部の四隅、または、対
向する二隅に設けられたことを特徴とする請求項2に記
載する育苗ポットの移動用トレー。 - 【請求項4】 育苗ポットの収納部が連設されてなるト
レーにおいて、該収納部の開口部の一部を覆う押さえ部
材が、着脱自在に設けられたことを特徴とする育苗ポッ
トの移動用トレー。 - 【請求項5】 前記収納部が縦横に格子状に連設されて
いて、前記押さえ部材が、縦又は横に並ぶ少なくとも1
列の収納部列毎に設けられたことを特徴とする請求項4
に記載する育苗ポットの移動用トレー。 - 【請求項6】 前記押さえ部材が、隣接する2列の収納
部列間に設けられ、該2列の収納部の、それぞれの開口
部の一部を覆うことを特徴とする請求項5に記載する育
苗ポットの移動用トレー。 - 【請求項7】 前記押さえ部材が格子状又は櫛状とさ
れ、全ての収納部列に対して1個だけ設けられたことを
特徴とする請求項5に記載する育苗ポットの移動用トレ
ー。 - 【請求項8】 前記開口部の、突起が設けられてない縁
部の一部、または、押さえ部材に覆われない縁部の一部
が、少なくとも指先の幅で低くされたことを特徴とする
請求項1乃至請求項7に記載する育苗ポットの移動用ト
レー。
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JP3587107B2 JP3587107B2 (ja) | 2004-11-10 |
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JP (1) | JP3587107B2 (ja) |
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