JP3073696U - 梱包用箱 - Google Patents

梱包用箱

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JP3073696U JP2000003714U JP2000003714U JP3073696U JP 3073696 U JP3073696 U JP 3073696U JP 2000003714 U JP2000003714 U JP 2000003714U JP 2000003714 U JP2000003714 U JP 2000003714U JP 3073696 U JP3073696 U JP 3073696U
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JP
Japan
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packing
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plant pot
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智典 齋藤
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物ポット等の梱包作業や取出作業をする際
に、苗木を折損することなく、植物ポットを容易に収納
したり、箱内から容易に取り出すことのできる、極めて
簡易な構成の梱包用箱を提供する。 【解決手段】 本考案に係る梱包用箱1は、外箱2と、
外箱2内に収容された中箱3とから成り、中箱3の上縁
部に取手部6a,6bを設けている。また、中箱3の取
手部6a,6bは、中箱3の上縁部両端において、対向
して延設形成されている。さらに、中箱3の取手部6
a,6bに、手指差込用の開口部10を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、植物の苗木を植して成る植物ポット等を複数梱包して搬送 するのに好適な梱包用箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の梱包用箱においては、例えば、上方が開蓋する箱体内に仕切板を配して 箱内に複数の区画を設け、区画のそれぞれに、植物の苗木を植して成る植物ポッ ト等を個別に収容し、箱体を閉蓋してから粘着テープ等で止着する手段が採られ ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の梱包手段においては、植物ポット等を梱包する 際に、深底状の箱体内に設けた区画のそれぞれに、植物ポットを1個づつ納めな ければならないため、その梱包作業が非常に煩雑となっていた。また、植物ポッ ト等を取り出す際も、深底状の箱体内に手を入れて、各区画に納めている植物ポ ットを1個づつ取り出さなければならず、非常に面倒であった。しかも、梱包作 業中に植物ポット等を転倒させて、苗木を折損してしまう等の弊害も生じていた 。
【0004】 そこで、本考案は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創案されたもので、 植物ポット等の梱包作業や取出作業をする際に、苗木を折損することなく、植物 ポットを容易に収納したり、箱内から容易に取り出すことのできる、極めて簡易 な構成の梱包用箱を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、外箱と、外箱内に収容された中箱とから成り、 中箱の上縁部に取手部を設けたことで、上述した課題を解決した。
【0006】 また、中箱を収容する外箱は、中箱の高さの約3倍の高さを有していることで 、同じく上述した課題を解決した。
【0007】 さらに、外箱内に、取手部を有する複数の中箱が収容されたことで、同じく上 述した課題を解決した。
【0008】 また、中箱の取手部は、中箱の上縁部両端において、対向して延設形成された ことで、同じく上述した課題を解決した。
【0009】 加えて、中箱に設けた取手部の縦方向の長さは、中箱の高さよりも大きく形成 されていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0010】 また、中箱の取手部に、手指差込用の開口部を設けたことで、同じく上述した 課題を解決した。
【0011】 この他、中箱の開口部を、取手部の上縁部寄りに設けたことで、同じく上述し た課題を解決した。
【0012】 また、中箱内に仕切板を配し、中箱内を複数に区画したことで、同じく上述し た課題を解決した。
【0013】 本考案に係る梱包用箱においては、中箱の上縁部両端に設けた取手部の開口部 に手指を差し入れて両手で引き上げることで、外箱に収容されている中箱を容易 に持ち上げることができる。
【0014】 そして、中箱は、仕切板を介して複数に区画されており、複数の植物ポット等 を個別に収容できる。
【0015】 また、外箱内に複数の中箱を収容したときには、大量の植物ポット等を1つの 外箱内にコンパクトに梱包できる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の一実施の形態を説明する。本考案に係る梱包用 箱1は、図1に示すように、外箱2と、外箱2内に収容される1又は2以上の中 箱3とから成る。この外箱2は、その上方において、例えば箱の前後に対向して 延設した2枚の耳部5c,5dと、箱の左右に対向して延設した2枚の蓋部5a ,5bを介して、扉状に開蓋するものである。外箱2に収容される中箱3は、例 えば外径が約45φの有底筒形の植物ポットP等を複数隣接して収容するために 、中箱3内に仕切板4を配している。この仕切板4は、中箱3内を、例えば縦横 各4マスで合計16マス等に区画するように、矩形板片を縦横格子状に組み付け て形成されている。
【0017】 中箱3を収容する外箱2は、図2に示すように、中箱3の高さの約3倍の高さ (深さ)を有している。そのため、ビニールカバー7により苗木部分が包装され た植物ポットPを納めている中箱3を外箱2内に収容したときに、外箱2の上方 に、植物ポットPの苗木部分が配置される余剰空間を確保している。また、植物 ポットPのビニールカバー7内には、品目や価格等を記録したバーコードカード 8が投入されている。外箱2・中箱3・仕切板4のそれぞれは、段ボール等の厚 紙製材や、発泡スチロール等の発泡合成樹脂製材等で作成されている。また、外 箱2の側面には、外注生産時・ロットナンバー(梱包年月日を6桁で記入)を捺 印し、その近隣には社内打ち出し日シールを貼付してある。尚、梱包の際には、 外箱2の蓋部5a,5bを閉蓋してから、例えばエバーセルテープ9等で封止す るものである。
【0018】 植物ポットP等を納める中箱3は、その上縁部両端に、横幅と同じ長さを有す る矩形板状の取手部6a,6bを対向して延設している。この一対の取手部6a ,6bそれぞれを両手で保持して引き上げることで、外箱2に収容している中箱 3を容易に持ち上げて、外箱2の中から中箱3を取り出すことができるのである 。そして、中箱3の取手部6a,6bの縦方向の長さは、図2に示すように、中 箱3の高さよりも大きく(約2倍)形成されている。また、外箱2に収容してい る中箱3の取り出しを容易に行なうために、取手部6a,6bの上縁部寄りに、 例えば円形・長円形・矩形等の手指差込用の開口部10を設けている。
【0019】 次に、本考案の使用の一例を説明する。まず、植物ポットPを梱包する際には 、図1に示すように、中箱3内に仕切板4を配し、各区画内に、ビニールカバー 7で包装された植物ポットPを順次セットする。このとき、植物ポットPのビニ ールカバー7内には、バーコードカード8を投入しておく。そして、中箱3に設 けた取手部6a,6bの開口部10に手指を差し入れて中箱3を持ち上げ、外箱 2内に中箱3をガタ付くことのないように収容する。このとき、中箱3の取手部 6a,6bは、図2に示すように、外箱2の内壁面に当接した状態となり、外箱 2と中箱3により箱(2,3)の側面の厚みが増すため、箱(2,3)全体の強 度を維持している。次に、外箱2の蓋部5a,5bを閉蓋してから、例えばエバ ーセルテープ9等で封止すれば梱包が完了する。この外箱2の側面には、外注生 産時・ロットナンバー(梱包年月日を6桁で記入)を捺印し、その近隣には社内 打ち出し日シールを貼付する。
【0020】 一方、梱包した植物ポットPを取り出す際には、まずエバーセルテープ9を剥 がして外箱2の蓋部5a,5bを開蓋させる。そして、中箱3に設けた取手部6 a,6bの開口部10に手指を差し入れて中箱3を持ち上げ、外箱2の中から中 箱3を取り出す。そして、中箱3に納めている植物ポットPを順次取り出す。
【0021】 尚、本考案は、植物ポットPを収納する梱包用箱1として説明したが、これに 限定されることはなく、植物ポットP以外の物を収納して良いことは勿論である 。また、本考案は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の目 的を達成できる範囲での改良・変形等は、本考案に全て包含されるものである。
【0022】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されており、例えば、植物ポットPの梱包作業や箱 内からの取出作業を簡便に行ない、苗木を折損することなく多数の植物ポットP を容易に搬送できる。
【0023】 すなわち、本考案は、外箱2と、外箱2内に収容された中箱3とから成り、中 箱3の上縁部に取手部6a,6bを設けたことから、中箱3の取手部6a,6b それぞれを両手で保持して引き上げることで、外箱2に収容されている中箱3を 容易に持ち上げることができる。
【0024】 また、中箱3を収容する外箱2は、中箱3の高さの約3倍の高さを有している ので、ビニールカバー7により苗木部分が包装された植物ポットP等を納めてい る中箱3を外箱2内に収容したときに、外箱2の上方に、植物ポットPの苗木部 分が配置される余剰空間を確保できる。
【0025】 さらに、外箱3内に、取手部6a,6bを有する複数の中箱3が収容されたと きには、所定の小物を多数納めた中箱3を積み重ねて、1つの外箱3で大量の小 物を搬送できる。
【0026】 また、中箱3の取手部6a,6bは、中箱3の上縁部両端において、対向して 延設形成されているため、この取手部6a,6bを両手で掴み易く、誰もが簡単 に中箱3を持ち上げて、外箱2内から中箱3を取り出すことができる。
【0027】 加えて、中箱3に設けた取手部6a,6bの縦方向の長さは、中箱3の高さよ りも大きく形成されているので、外箱2内に中箱3を収容した際、中箱3の取手 部6a,6bが外箱2の内壁面に当接した状態となり、外箱2と中箱3により箱 (2,3)の側面の厚みが増すため、箱(2,3)全体の強度を維持できる。従 って、搬送時に生じる振動や圧力等にも充分に耐え得る梱包用箱1を提供できる 。
【0028】 また、中箱3の取手部6a,6bに、手指差込用の開口部10を設けたので、 この開口部10に手指を差し入れて、誰もが簡単に中箱3を持ち上げて、外箱2 内から中箱3を取り出すことができる。
【0029】 この他、中箱3の開口部10を、取手部6a,6bの上縁部寄りに設けたこと から、所定の高さを有する深底の外箱2内に中箱3を収容したときであっても、 外箱2の蓋部5a,5b近傍に中箱3の開口部10が位置することとなり、この 開口部10に手指を差し入れて、楽な姿勢で中箱3を簡単に持ち上げることがで きる。
【0030】 また、中箱3内に仕切板4を配し、中箱3内を複数に区画したことから、植物 ポットP等の多数の小物を、中箱3内に整理して納めることができる。さらに、 仕切板4がクッション材として機能し、梱包用箱1の搬送時に衝撃が加えられた ようなときも、植物ポットP等が破壊されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る梱包用箱を用いた梱包の手順を説
明した概略斜視図である。
【図2】図1に示した梱包用箱のX−X線断面図であ
る。
【符号の説明】
P…植物ポット 1…梱包用箱 2…外箱 3…中箱 4…仕切板 5a…蓋部 5b…蓋部 5c…耳部 5d…耳部 6a…取手部 6b…取手部 7…ビニール
カバー 8…バーコードカード 9…エバーセル
テープ 10…開口部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、外箱内に収容された中箱とから
    成り、中箱の上縁部に取手部を設けたことを特徴とする
    梱包用箱。
  2. 【請求項2】 中箱を収容する外箱は、中箱の高さの約
    3倍の高さを有している請求項1記載の梱包用箱。
  3. 【請求項3】 外箱内に、取手部を有する複数の中箱が
    収容された請求項1または2記載の梱包用箱。
  4. 【請求項4】 中箱の取手部は、中箱の上縁部両端にお
    いて、対向して延設形成された請求項1乃至3のいずれ
    か記載の梱包用箱。
  5. 【請求項5】 中箱に設けた取手部の縦方向の長さは、
    中箱の高さよりも大きく形成されている請求項1乃至4
    のいずれか記載の梱包用箱。
  6. 【請求項6】 中箱の取手部に、手指差込用の開口部を
    設けた請求項1乃至5のいずれか記載の梱包用箱。
  7. 【請求項7】 中箱の開口部を、取手部の上縁部寄りに
    設けた請求項6記載の梱包用箱。
  8. 【請求項8】 中箱内に仕切板を配し、中箱内を複数に
    区画した請求項1乃至7のいずれか記載の梱包用箱。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024186862A1 (en) * 2023-03-07 2024-09-12 Sabogal Daniel Apparatus and method for the conservation, shipment and exhibition of fresh flowers

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