JP2003104476A - 卵収容トレー - Google Patents

卵収容トレー

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JP2003104476A
JP2003104476A JP2001305037A JP2001305037A JP2003104476A JP 2003104476 A JP2003104476 A JP 2003104476A JP 2001305037 A JP2001305037 A JP 2001305037A JP 2001305037 A JP2001305037 A JP 2001305037A JP 2003104476 A JP2003104476 A JP 2003104476A
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tip
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JP2001305037A
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Mikiro Akigawa
幹郎 秋川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】菌が増殖するおそれを低減すると共に、再利用
による資源の有効活用を図ることができながら、卵収容
時に卵を破損し難くするようにする。 【解決手段】卵の先端部を収容するための先端収容凹部
1を、トレー基板2に形成し、前記先端収容凹部に卵の
先端部を収容した状態で卵を立設姿勢に支持するため
に、前記先端収容凹部から遠ざかる側に頂部を向けた錐
体形状の卵支持壁3を、前記先端収容凹部1を囲堯する
状態で前記先端収容凹部のまわりで少なくとも3箇所に
配置して、前記トレー基板に形成すると共に、前記卵支
持壁夫々に、卵の側周部を受け入れ可能な受け入れ窓4
を設けてある卵収容トレーTであって、前記受け入れ窓
に卵の側周部を受け入れる時に卵の側周部に接当可能に
突出し、且つ、その受け入れ窓の内外に弾性変形自在な
突出弾性片部5を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卵の先端部を収容
するための先端収容凹部を、トレー基板に形成し、前記
先端収容凹部に卵の先端部を収容した状態で卵を立設姿
勢に支持するために、前記先端収容凹部から遠ざかる側
に頂部を向けた錐体形状の卵支持壁を、前記先端収容凹
部を囲堯する状態で前記先端収容凹部のまわりで少なく
とも3箇所に配置して、前記トレー基板に形成すると共
に、前記卵支持壁夫々に、卵の側周部を受け入れ可能な
受け入れ窓を設けてある卵収容トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、卵を収容するための収容容器と
してパルプモールド製のものが用いられることが多い
が、パルプモールド容器は吸湿性があるために、結露水
等を吸水し菌の温床となり易いという問題や、再利用し
たとしても消毒洗浄することができないため不衛生であ
ることから使い捨てにされることが多く、多量の廃棄物
を生み出すことになるという問題などがあるため、近
年、次のような卵収容トレーが提案されている。
【0003】この卵収容トレーは、図15,16に示す
ように、卵21の先端部21aを収容するための先端収
容凹部1を、トレー基板2に形成し、前記先端収容凹部
1に卵21の先端部21aを収容した状態で卵21を立
設姿勢に支持するために、前記先端収容凹部1から遠ざ
かる側に頂部を向けた錐体形状の卵支持壁3を、前記先
端収容凹部1を囲堯する状態で前記先端収容凹部1のま
わりで少なくとも3箇所に配置して(図中では4箇所配
置したものを例示)、前記トレー基板2に形成すると共
に、前記卵支持壁3夫々に、卵21の側周部21bを受
け入れ可能な受け入れ窓4を設けて、先端収容凹部1に
卵21の先端部21aを収容し、卵支持壁3に設けた受
け入れ窓4に卵21の側周部21bを受け入れて支持す
ることで、卵21を立設姿勢にて収容することを可能に
構成されるものである。このような卵収容トレーは、例
えば合成樹脂等の吸湿性のない材質のものから形成する
ことで、菌が増殖するおそれを低減させることができる
と共に、洗浄殺菌を行うことで、再利用して資源の有効
活用を図ることができるという利点を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の卵収容トレーでは、先端収容凹部1に卵21の
先端部21aを収容し、卵支持壁3に設けた受け入れ窓
4に卵21の側周部21bを受け入れて支持すること
で、卵21を立設姿勢にて収容すると、図16に示すよ
うに、卵21の外周が、先端収容凹部1の縁1a、或い
は、卵21の側周部21bを受け入れ可能な受け入れ窓
4の縁4a(特に下側の縁)に直接当接するまで、卵が
挿入されてしまう不具合がある。すると、例えば、流れ
作業で自動的に卵収容トレー内に卵を詰め込む場合、卵
詰め込み装置により前記先端収容凹部の上方から卵を落
下投入して卵収容トレーに卵を詰め込む作業を行うと、
落下投入した卵が先端収容凹部或いは受け入れ窓の縁に
直接当接する衝撃によって、その卵にひびが入ったり、
卵が割れてしまうなどの問題があり、この点において改
良の余地が残されていた。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、菌が増殖するおそれを低減する
と共に、再利用による資源の有効活用を図ることができ
ながら、卵収容時に卵を破損し難くすることができる卵
収容トレーを提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、図1・2・3・4・5・6・11・12に例
示するごとく、卵21の先端部21aを収容するための
先端収容凹部1を、トレー基板2に形成し、前記先端収
容凹部1に卵21の先端部21aを収容した状態で卵2
1を立設姿勢に支持するために、前記先端収容凹部1か
ら遠ざかる側に頂部を向けた錐体形状の卵支持壁3を、
前記先端収容凹部1を囲堯する状態で前記先端収容凹部
1のまわりで少なくとも3箇所に配置して、前記トレー
基板2に形成すると共に、前記卵支持壁3夫々に、卵2
1の側周部21bを受け入れ可能な受け入れ窓4を設け
てある卵収容トレーであって、前記受け入れ窓4に卵2
1の側周部21bを受け入れる時に卵21の側周部21
bに接当可能に突出し、且つ、その受け入れ窓4の内外
に弾性変形自在な突出弾性片部5を設けてあるところに
ある。
【0007】〔作用効果〕突出弾性片部は、受け入れ窓
に卵の側周部を受け入れる時に卵の側周部に接当可能に
突出しているため、先端収容凹部に対して上方から卵を
挿入すると、卵の先端部が先端収容凹部内に挿入される
一方で、卵の側周部が受け入れ窓に受け入れられる時、
卵の側周部は、突出弾性片部に当接することとなる。す
ると、かかる突出弾性片部は受け入れ窓の内外に弾性変
形自在であるため、突出弾性片部が、卵の挿入に伴う押
し付け力により受け入れ窓の内側(つまり卵支持壁の裏
面側よりも内方側)へと弾性変形する一方で、その突出
弾性片部の受け入れ窓の外側(つまり卵支持壁の表面側
よりも外方側)へ復元しようとする付勢力によって、卵
の側周部側を突出弾性片部により当接支持した状態を維
持するという弾性支持を行いながら、最終的に、卵の側
周部側が受け入れ窓に受け入れ収容支持され、卵の先端
部側が先端収容凹部に収容されることとなる。
【0008】よって、先端収容凹部の上方から卵を挿入
し収容する際には、卵の外周は、先端収容凹部或いは受
け入れ窓の縁ではなく、まず突出弾性片部に当接するこ
ととなり、しかも、その当接時の衝撃力は突出弾性片部
の弾性変形により吸収されるため、卵収容時に衝撃によ
り卵にひびが入ったり卵が割れたりすることを防止する
ことができる。
【0009】さらに、上述のように、収容された卵は、
その側周部を、少なくとも3箇所に配置される卵支持壁
夫々の突出弾性片部の受け入れ窓外側へむけて復元しよ
うとする付勢力にて弾性支持されているため、卵が搬送
時等にがたついたりし難く、収容された卵の立設姿勢を
安定に維持し、互いに隣接収容される卵どうしが衝突し
て卵が破損するおそれを低減することもできる。
【0010】しかも、本発明に係る卵収容トレーは前記
突出弾性片部を備えていることから、卵支持壁に設けら
れる受け入れ窓に対する卵の受け入れ具合を、卵の大き
さに応じて自在に調節することができる。つまり、卵の
大きさが小さい場合には、その自重も卵の大きさに応じ
て比較的軽くなるため、前記先端収容凹部への卵の挿入
に伴う押し付け力も比較的弱くなり、突出弾性片部が必
要以上に受け入れ窓の内側へ押し付けられることなく、
適度に卵を受け入れ窓へ受け入れる共に、突出弾性片部
により卵を安定に支持にして、安定姿勢で卵を収容する
ことができる。一方、卵の大きさが大きい場合には、そ
の自重も卵の大きさに応じて比較的重く、前記先端収容
凹部への卵の挿入に伴う押し付け力も比較的強くなり、
突出弾性片部が必要十分に受け入れ窓の内側へ押し付け
られ、突出弾性片部により卵の側周部を支持しながら、
卵の先端部を必要十分に前記先端収容凹部内に挿入し
て、確実且つ安定に卵を収容することができる。従っ
て、本発明に係る卵収容トレーによれば、卵の大きさ毎
に専用のトレーをわざわざ準備することなく、単一サイ
ズのトレーで兼用化することも可能となり、経済性及び
利便性を向上させることもできる。
【0011】尚、本発明に係る卵収容トレーが、例えば
合成樹脂等の吸湿性のない材質のものから形成すること
で、菌が増殖するおそれを低減させることができると共
に、洗浄殺菌を行うことで、再利用して資源の有効活用
を図ることができるという利点をも備えているのは、い
うまでもない。
【0012】従って、菌が増殖するおそれを低減すると
共に、再利用による資源の有効活用を図ることができな
がら、卵収容時に卵を破損し難くすることができるよう
になり、その上、単一の卵収容トレーに、各種大きさの
卵を安定姿勢で収容することもでき、経済性及び利便性
を向上させることが可能である。
【0013】請求項2記載の発明の特徴構成は、上記請
求項1の特徴構成に加えて、図11,12に例示するご
とく、前記卵支持壁3と前記突出弾性片部5とを弾性材
で一体形成し、前記突出弾性片部5を、前記卵支持壁3
よりも薄肉に形成してあるところにある。
【0014】〔作用効果〕本構成によれば、上述の請求
項1の発明による作用効果を期待することができるのに
加えて、例えば合成樹脂等の弾性材により卵支持壁と突
出弾性片部とを、突出弾性片部の方が卵支持壁よりも薄
肉となるように、一体形成すればよいので、簡単に成形
することができ、簡便である。尚、突出弾性片部を卵支
持壁よりも薄肉とすることで、突出弾性片部に十分な弾
性を備えさせることができる一方、卵支持壁にもある程
度の弾性を備えさせることができるため、その卵支持壁
に設けられる受け入れ窓の縁部に卵の外周が当接したと
しても、卵にひびが入ったり、卵が割れたりし難くな
り、より一層、収容時に卵が破損し難くすることも可能
となる。
【0015】請求項3記載の発明の特徴構成は、上記請
求項1又は2の特徴構成に加えて、図1・2・3・4・
5・6・11・12に例示するごとく、前記突出弾性片
部5を、前記受け入れ窓4の側縁4bの互いに対向する
部分から、夫々互いに近接する方向に突出するように設
けてあるところにある。
【0016】〔作用効果〕上記請求項1又は2の発明に
よる作用効果を期待することができるのに加えて、本構
成では、突出弾性片部を、受け入れ窓の側縁の互いに対
向する部分から、夫々互いに近接する方向に突出させて
あるので、卵を先端収容凹部の上方から挿入すると、卵
の側周部は曲面形状であることから、その互いに対向す
る突出弾性片部の先端間にて開放される受け入れ窓に卵
の側周部を受け入れさせ易く、しかも、突出弾性片部
は、その先端側が卵に当接する一方でその後端側が受け
入れ窓の側縁にて固定されているので、卵の挿入にとも
ない弾性変形し易くなる。このため、より円滑且つ安定
に卵を収容することが可能となる。
【0017】請求項4記載の発明の特徴構成は、上記請
求項1又は2の特徴構成に加えて、図13に例示するご
とく、前記突出弾性片部5を、前記受け入れ窓4の上縁
4cから下方に向けて突出するように設けてあるところ
にある。
【0018】〔作用効果〕上記請求項1又は2の発明に
よる作用効果を期待することができるのに加えて、本構
成では、突出弾性片部を受け入れ窓の上縁から下方に向
けて突出させてあるので、卵を先端収容凹部の上方から
挿入すると、突出弾性片部の突出方向と卵の挿入方向は
いずれも、上方から下方に向かう方向となるため、卵の
挿入が突出弾性片部により誘導促進され、より円滑且つ
安定に卵を収容することが可能となる。
【0019】請求項5記載の発明の特徴構成は、上記請
求項1〜4の何れかの特徴構成に加えて、図1・2・3
・4・5・6・11に例示するごとく、前記卵支持壁3
を、頭部を切り欠いた截頭錐体形状に形成し、その卵支
持壁3のうちの少なくとも一部の頂部に、上方に突出す
る突部31を設けると共に、前記先端収容凹部1のうち
の少なくとも一部の底部1bに、前記突部31を嵌入自
在な嵌入孔11を設けてあるところにある。
【0020】〔作用効果〕上記請求項1〜4のいずれか
の発明による作用効果を期待することができるのに加え
て、本構成では、卵収容トレーが複数ある場合に、卵収
容トレーの、頭部を切り欠いた截頭錐体形状に形成して
ある卵支持壁の一部の頂部に設けられる上方に突出する
突部を、別の卵収容トレーの、先端収容凹部のうちの少
なくとも一部の底部に設けてある嵌入孔に嵌入させるこ
とで、複数の卵収容トレーを積層させることができ、複
数の卵収容トレーを積層させながら卵を収容させること
で、多数の卵を安定且つ合理的に収容することができる
ようになる。
【0021】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0023】図1に本発明に係る卵収容トレーTの一実
施形態の上方からの斜視図を、図2に前記卵収容トレー
Tの下方からの斜視図を、図3に前記卵収容トレーTの
平面図(表面側)を、図4に前記収容トレーTの平面図
(裏面側)を、図5に前記卵収容トレーTの(イ)一部
側面図及び、(ロ)図3におけるA−A一部断面図を、
図6に前記卵収容トレーTの(イ)一部側面図及び、
(ロ)図3におけるB−B一部断面図を示す。
【0024】図1〜4に示すように、当該実施形態で
は、前記卵収容トレー(以下、単にトレーと適宜略称す
ることがある)Tは、平面視でほぼ正方形となる方形状
に形成してあり、卵の先端部を収容するための先端収容
凹部1を、トレー基板2に形成し、先端収容凹部1に卵
の先端部を収容した状態で卵を立設姿勢に支持するため
に、先端収容凹部1から遠ざかる側に頂部を向けた錐体
形状の卵支持壁3を、先端収容凹部1を囲堯する状態で
先端収容凹部1のまわり4箇所に配置して、前記トレー
基板2に形成すると共に、前記卵支持壁3夫々に、卵の
側周部を受け入れ可能な受け入れ窓4を設け、しかも、
その受け入れ窓4に卵の側周部を受け入れる時に卵の側
周部に接当可能に突出し、且つ、その受け入れ窓4の内
外に弾性変形自在な突出弾性片部5を設けてあり、当該
実施形態では、先端収容凹部1とトレー基板2と卵支持
壁3と突出弾性片部5とを、ポリプロピレン樹脂(弾性
材の一例)で射出成形により一体形成してある。尚、図
3,4に示すように、便宜上、方形状に形成してあるト
レーの各頂点をa,b,c,dとする。
【0025】前記先端収容凹部1は、図1〜5に示すよ
うに、卵の先端部を収容することが可能となるように、
トレー基板2をトレーの上方から下方に向けて突出させ
て形成されるものである。この先端収容凹部1のトレー
基板2面上に連なる開口形状(つまり上縁1aにより形
成される形状)、及び、そのトレー下方へ向けての突出
形状は、卵の先端部を収容することができれば如何なる
ものでもよいが、当該実施形態では、図3〜5に示すよ
うに、先端収容凹部1を、その断面形状がほぼ円錐台形
状となるように形成してある。しかも、当該実施形態で
は、先端収容凹部1の底部1bのほぼ中央に、後述する
ように、支持壁3の頂部に形成される突部31を嵌入自
在な嵌入孔11を形成してあり、複数のトレーTを簡便
に積み重ねて多段状にして使用可能に構成してある。図
1〜4に示すように、当該実施形態では、このような先
端収容凹部1を複数設け、互いに隣接する前記先端収容
凹部1を、トレーの辺ab(cd)方向及び辺bc(d
a)方向にて等間隔に離間するように形成してある。具
体的には、図3に示すように、辺ab(cd)の略中心
位置において辺bc(da)と略同方向に沿うCL点線
位置に、夫々の中心点間が49mm離間するように先端
収容凹部1を6ヶ並設し、そして、このCL点線位置に
並設される6ヶの先端収容凹部1を中心として、夫々の
中心点間が49mm離間するように辺ab(cd)方向
に5ヶ並設することにより30ヶの先端収容凹部1を設
けて、最大で30個の鶏卵(卵の一例)を収容すること
が可能に構成してある。尚、当該実施形態では、一例と
して、先端収容凹部1のトレー基板2に連なる開口の径
は25mm、嵌入孔11の径は8mmに形成してある。
【0026】そして、このように構成される先端収容凹
部1のまわりには、前記卵支持壁3を設け、図1〜6に
示すように、先端収容凹部1に卵の先端部側を収容した
状態で、卵の側周部を支持するように構成してある。具
体的には、図に示すように、卵支持壁3は、前記先端収
容凹部1とは反対方向の、トレー基板2からトレーの上
方に向かう方向に突出するものであり、先端収容凹部1
から遠ざかる側に頂部を向けた錐体形状となるように形
成してある。また、この卵支持壁3は、先端収容部1内
にその先端部が収容される卵の側周部を、安定に支持す
ることが可能となるように、先端収容凹部1を囲堯する
状態でその先端収容凹部1のまわりで少なくとも3箇所
に配置すると共に、各卵支持壁3のうち、先端収容凹部
1に卵の先端部側を収容した状態にて卵の側周部に面す
る部分には、卵の側周部を受け入れ可能となる受け入れ
窓4を設ければよい。当該実施形態では、先端収容凹部
1のまわり4箇所に卵支持壁3を均等配置してあり、卵
支持壁3の先端収容凹部1に臨む側が円錐体形状となる
ように構成してあるが、先述のように先端収容凹部1を
複数並設してあるので、図1〜4に示すように、互いに
隣接する4ヶの先端収容凹部1の中央に円錐体の頭部を
略水平に切り欠いた截頭円錐体形状の卵支持壁3(3
a,3b)をトレー基板2に形成してある。具体的に
は、辺bc(da)の略中心位置に辺ab(cd)と略
同方向に沿うCL点線位置に、截頭円錐体形状の第一卵
支持壁3aをその底面(或いは頂部)の中心点間が49
mm離間するように並設し、そのCL点線位置に並設し
た第一卵支持壁3aを中心として夫々の中心点間が49
mm離間するように辺bc(da)方向に5ヶ並設して
30ヶの第一卵支持壁3aを設けると共に、辺bc(d
a)方向の両端側には前記第一卵支持壁3aをほぼ垂直
方向に沿ってほぼ2等分した第二卵支持壁3bを夫々5
ヶずつ並設配置してあり、最大で30個の鶏卵(卵の一
例)を支持することが可能に構成してある。尚、当該実
施形態では、前記卵支持壁3(3a,3b)は中空状に
形成すると共に、その底部及び頂部には開口を形成して
あり、一例として底部の開口の径は42mm、頂部の開
口の径は10.5mmに形成し、且つ、いくつかの第一
卵支持壁3aの頂部には、前記先端収容凹部1に形成さ
れる嵌入孔11に嵌入自在な突部31を形成してある。
【0027】そして、卵支持壁3夫々に設けられる卵の
側周部を受け入れるための受け入れ窓4は、先端収容凹
部1に卵21の先端部21aを収容した状態にて卵21
の側周部21bを受け入れ可能となるように形成してあ
れば、如何なる形状でもよい。当該実施形態では、一例
として図1〜6に示すように、卵支持壁3の上面(下
面)と略平行な上辺及び下辺を有する縦長の台形状に形
成してある。
【0028】さらに、前記受け入れ窓4の縁部には、受
け入れ窓4に卵の側周部を受け入れる時に卵の側周部に
接当可能に突出し、且つ、受け入れ窓4の内外に弾性変
形自在な突出弾性片部5を一体形成してあり、しかも、
当該実施形態では前記卵支持壁3よりも突出弾性片部5
を薄肉に形成することで、十分な弾性を備えさせてあ
る。当該実施形態では、図1〜6に示すように、前記突
出弾性片部5を、受け入れ窓4の側縁4bの互いに対向
する部分から、夫々互いに近接する方向に突出するよう
に設けてある。因みに、当該実施形態では、図5に示す
ように、前記夫々互いに近接する方向に突出する突出弾
性片部5の上端側を、前記側縁4bから下方に向かい且
つ互いに近接する方向に向かう斜辺部5aに形成してあ
るので、卵の挿入が前記斜辺部5aの下向きの斜辺形状
により誘導促進され、より円滑且つ安定に卵を収容する
ことが可能となる。尚、突出弾性片部5を設ける受け入
れ窓4の側縁4bの高さ位置は、受け入れ窓4に卵の側
周部を受け入れる時に、突出弾性片部5が卵の側周部に
接当可能となる位置に設けてあれば如何なる箇所でもよ
いのはいうまでもない。
【0029】そして、当該実施形態では、図1〜4に示
すように、トレー基板2の辺bc側及び辺da側端部の
略中央を局部的にへこませて把持部hを形成し、把持部
hを用いてトレーTを持ち運び易くすると共に、後述す
るようにトレーTを多段状に積み重ねる操作の際に、ト
レーの向きを簡単に確認することができるように構成し
てある。
【0030】尚、図1〜6に示すように、前記先端収容
凹部1と同程度に、トレー基板2からトレーの下方に向
けて突出するガイド凹部Gをトレー基板2の外縁近傍に
形成してもよく、その場合には、トレーTを多段状に積
み重ねた場合に、上側に配置されるトレーTの確実に安
定姿勢に維持することが可能となる。当該実施形態で
は、図3,4に示すように、辺bc(da)方向に6列
ずつ配置される先端収容凹部1のうち、辺bc寄りの2
列及び辺da寄りの2列において、辺ab(cd)に沿
って5ヶ並設される先端収容凹部1の前後のトレー基板
2の外縁近傍に、三角柱形状のガイド凹部Gを形成して
ある。尚、図に示すように、ガイド凹部Gの底部には貫
通孔を形成し、トレーTを洗浄する際にガイド凹部G内
に洗浄液が残留し難くしてある。
【0031】また、当該実施形態では、図1〜6に示す
ように、トレーの周縁に沿う周縁リブR1や、最も辺b
c(da)側寄りに並設配置される先端収容凹部1間を
辺bc(da)方向と同方向に沿って結ぶ横方向リブR
2や、辺ab(cd)方向に沿って先端収容凹部1間
(及び先端収容凹部1とガイド凹部Gと)を結ぶ4つの
縦方向リブR3を夫々トレー基板2の裏面側に一体形成
したり、図3に示すように第二卵支持壁3bを結ぶ側方
リブR4をトレー基板2の表面側に一体形成して、トレ
ーT自体の強度を補強してある。尚、周縁リブR1・横
方向リブR2・縦方向リブR3・側方リブR4は、夫々
適宜必要に応じて設ければよいのはいうまでもない。
【0032】次に、以上のように構成される卵収容トレ
ーTの使用方法について説明する。
【0033】図7,11,12に示すように、トレーT
1の上方から先端収容凹部1に卵21の先端部21a側
から挿入すると、卵21の先端部21aを先端収容凹部
1内に収容すると共に、卵21の側周部21bを突出弾
性片部5にて弾性支持しながら受け入れ窓4内に収容支
持して、卵21を立設姿勢にて安定に支持することがで
きる。
【0034】本発明に係るトレーTによると、このよう
に卵21の側周部21bは突出弾性片部5にて弾性支持
されるため、図11に示すように、卵21は、その外周
が先端収容凹部1や受け入れ窓4に直接当接することな
く、先端収容凹部1や受け入れ窓4に対して隙間空間を
維持したまま突出弾性片部5に接当し、弾性支持され
る。尚、一例として図11には、実線でLLサイズの鶏
卵の平均外形を、仮想線でMサイズの鶏卵の平均外形を
示してあるが、図に示すように本発明の卵収容トレーT
によれば、卵のサイズにかかわらず、卵の自重に応じ
て、卵21を先端収容凹部1や受け入れ窓4に対して隙
間空間を維持したまま突出弾性片部5にて接当しながら
弾性支持することができるため、卵を卵トレーTに詰め
るときの衝撃を吸収して卵の破損を防止することができ
る。さらに、本発明に係る卵収容トレーTによると、図
11,12に示すように、卵を突出弾性片部5にて弾性
支持することで、収容した卵を従来の卵収容トレーに比
べより確実に支持することが可能となり、図7に示すよ
うに卵21を収容した状態にて、卵21ががたついた
り、移動したりし難いため、互いにトレーの横方向或い
は縦方向に隣接する卵どうしが位置ずれすることにより
衝突してしまい破損するのを防止することができる。
【0035】そして、前記卵収容トレーTは、図7に示
すように1枚のみで使用してもよいが、図8に示すよう
に、卵を収容してあるトレーT1に、さらに別のトレー
T2を積み重ねて用いることができる。つまり、トレー
T2を、トレーT1と平面視で同形状となる姿勢から水
平方向に90度回転させて、トレーT1の把持部hを形
成してある辺側とトレーT2の把持部hを形成してある
辺側どうしが重ならないように配置して、前記嵌入孔1
1に前記突部31を挿入して積み重ねるとよい。する
と、図9,11に示すように、トレーT2の卵支持壁3
aの裏面側にて形成される空間内に卵21の上部側を収
容して、卵収容トレーTを蓋部材としても用いることが
でき、互いにトレーの横方向或いは縦方向に隣接する卵
どうしが衝突して破損してしまうのを確実に防止するこ
とが可能となる。
【0036】さらに、このようにトレーT1の上に積み
重ね配置したトレーT2にも卵21を収容することも勿
論可能であり、例えば、図10に示すように、さらに卵
21を収容したトレーT2に、別の空のトレーT3を上
述と同様にしてトレーT2の上に積み重ねて用いること
も可能である。そして、このように多段状に積み重ねた
状態のトレーT1,T2,T3を、図10に示すよう
に、合成樹脂フィルム(ポリエチレン樹脂フィルム、又
は、ポリプロピレン樹脂フィルム等)Fによりシュリン
ク包装すると、ゴミやホコリがトレー内に侵入するのを
完全に防止することができ、例えば、飲食店、ホテル、
学校給食、病院等の調理場等に多量の卵を無菌状態で搬
送したり、また、シュリンク包装した状態のまま冷蔵庫
に保管したりして利用することがでる。また、使用後の
トレーは、回収・洗浄殺菌処理を行うことで、再利用し
て資源の有効活用を図ることができる。
【0037】因みに、図11,16からわかるように、
本発明に係るトレーTの場合、卵21はその外周が先端
収容凹部1や受け入れ窓4に直接当接することなく突出
弾性片部5により弾性支持されるため、従来のトレーに
比べると、収容状態における卵21の高さ位置は高い位
置となる。そこで、当該実施形態では、トレー基板2か
らの先端収容凹部1の外高H1、トレー基板2からの卵
支持壁3の外高H2の比、H2/H1を従来のトレーよ
りも大きく設定し、H2/H1を7.5以上とすること
で、トレーを多段状に積み重ね使用する際、図11に示
すように、下側のトレーに収容される卵21の上部が、
上側に重ね配置されるトレーの先端収容凹部1の外周に
当接することのないように構成してあり、例えば、トレ
ーTの全高(H1+H2)=51.3mmとすること
で、S〜3Lまでのサイズの鶏卵を単一のトレーに収容
することが可能となる。
【0038】〔別実施形態〕以下に他の実施形態を説明
する。 〈1〉 突出弾性部材5は、先の実施形態で説明した構
成に限るものではなく、例えば、図13に示すように、
受け入れ窓4の上縁4cから下方(下縁4a)に向けて
突出するように形成したり、又は、図14に示すように
受け入れ窓4の下縁4aから上方(上縁4c)に向けて
突出するように形成してもよい。そして、突出弾性部材
5は、受け入れ窓4に卵の側周部を受け入れる時に卵の
側周部に接当可能に突出し、且つ、受け入れ窓4の内外
に弾性変形自在なのであればよく、図12・13・14
に示すように、受け入れ窓4と同一面上(つまり卵支持
壁3の母線上)に突出するものでも、或いは、受け入れ
窓4の外側(つまり卵支持壁3の表側面よりも外方)に
突出するものでも、或いは、受け入れ窓4の内側(つま
り卵支持壁3の裏面側よりも内方)に突出するものでも
よい。
【0039】〈2〉 また、先端収容凹部1とトレー基
板2と卵支持壁3と突出弾性片部5とを一体形成するに
あたっては、その他の各種弾性材(例えば、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等)
から成形してもよいが、透明な材質のものから形成する
とトレーへの卵の充填(詰め)具合を容易にレーザー検
出することが可能となり利便である。尚、一体形成にあ
たっては、射出成形に限らずその他の成形法により成形
してもよい。そして、このように先端収容凹部1とトレ
ー基板2と卵支持壁3と突出弾性片部5とを一体形成す
る構成例に限らず、卵支持壁3と突出弾性片部5とのみ
を一体形成してもよいし、或いは、卵支持壁3と突出弾
性片部5とを別体に形成してもよい。
【0040】〈3〉 先の実施形態では、卵の一例とし
て鶏卵を30個収容する構成例を説明したが、卵収容ト
レーに収容する卵は鶏卵に限らず、例えばアヒルの卵等
如何なる卵でも適宜選択すればよく、そして、収容個数
も適宜設定すればよい。尚、本発明に係る卵収容トレー
は、前述したごとく単一のトレーに各種サイズの卵を収
容可能であるため、ほぼ同一サイズの卵を収容する形態
に限らず、各種サイズの卵を混合収容する形態で使用し
てもよい。
【0041】〈4〉 そして、卵支持壁3は先の実施形
態で説明した截頭円錐体形状に限るものではなく、例え
ば、截頭角錐体等の各種截頭錐体形状、各種角錐体や円
錐体等の錐体形状から適宜選択すればよく、また、一方
の側面が角錐体形状で他方の側面が円錐体形状となるよ
うな錐体形状のものでもよい。また、卵支持壁3は、先
端収容凹部を囲堯する状態で先端収容凹部のまわりで少
なくとも3箇所に配置してあればよく、これまでの実施
形態で例示した4箇所に配置してある例に限定されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る卵収容トレーの一実施形態の上方
からの斜視図
【図2】図1に示した卵収容トレーの下方からの斜視図
【図3】図1に示した卵収容トレーの平面図(表面側)
【図4】図1に示した卵収容トレーの平面図(裏面側)
【図5】図1に示した卵収容トレーの(イ)辺bc(d
a)側からの一部側面図、(ロ)図3におけるA−A線
による一部断面図
【図6】図1に示した卵収容トレーの(イ)辺ab(c
d)側からの一部側面図、(ロ)図3におけるB−B線
による一部断面図
【図7】本発明に係る卵収容トレーの一使用例の説明図
【図8】本発明に係る卵収容トレーの一使用例の説明図
【図9】本発明に係る卵収容トレーの一使用例の説明図
【図10】本発明に係る卵収容トレーの一使用例の説明
【図11】本発明に係る卵収容トレーの卵収容時の説明
【図12】図11中のC−C線による断面図
【図13】本発明に係る卵収容トレーの別実施形態の説
明図
【図14】本発明に係る卵収容トレーの別実施形態の説
明図
【図15】従来の卵収容トレーの斜視図
【図16】従来の卵収容トレーの説明図
【符号の説明】
T(T1,T2,T3) 卵収容トレー 1 先端収容凹部 2 トレー基板 3(3a,3b) 卵支持壁 4 受け入れ窓 4b 受け入れ窓の側縁 4c 受け入れ窓の上縁 5 突出弾性片部 11 嵌入孔 21 卵 21a 卵の先端部 21b 卵の側周部 31 突部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E006 AA04 BA10 CA02 DA03 DB04 3E033 AA10 BA16 CA20 DA08 DD11 DD13 FA02 3E066 AA43 BA01 CA01 FA13 GA03 JA01 KA20 LA07 NA60 3E096 AA09 BA26 BB09 CA06 CC02 DA03 DB04 DC01 EA02 FA08 FA09 FA10 FA16 FA28 GA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卵の先端部を収容するための先端収容凹
    部を、トレー基板に形成し、 前記先端収容凹部に卵の先端部を収容した状態で卵を立
    設姿勢に支持するために、 前記先端収容凹部から遠ざかる側に頂部を向けた錐体形
    状の卵支持壁を、前記先端収容凹部を囲堯する状態で前
    記先端収容凹部のまわりで少なくとも3箇所に配置し
    て、前記トレー基板に形成すると共に、前記卵支持壁夫
    々に、卵の側周部を受け入れ可能な受け入れ窓を設けて
    ある卵収容トレーであって、 前記受け入れ窓に卵の側周部を受け入れる時に卵の側周
    部に接当可能に突出し、且つ、前記受け入れ窓の内外に
    弾性変形自在な突出弾性片部を設けてある卵収容トレ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記卵支持壁と前記突出弾性片部とを弾
    性材で一体形成し、前記突出弾性片部を、前記卵支持壁
    よりも薄肉に形成してある請求項1記載の卵収容トレ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記突出弾性片部を、前記受け入れ窓の
    側縁の互いに対向する部分から、夫々互いに近接する方
    向に突出するように設けてある請求項1又は2記載の卵
    収容トレー。
  4. 【請求項4】 前記突出弾性片部を、前記受け入れ窓の
    上縁から下方に向けて突出するように設けてある請求項
    1又は2記載の卵収容トレー。
  5. 【請求項5】 前記卵支持壁を、頭部を切り欠いた截頭
    錐体形状に形成し、その卵支持壁のうちの少なくとも一
    部の頂部に、上方に突出する突部を設けると共に、 前記先端収容凹部のうちの少なくとも一部の底部に、前
    記突部を嵌入自在な嵌入孔を設けてある請求項1〜4の
    何れか1項に記載の卵収容トレー。
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