JP2597887Y2 - 育苗ポット固定枠体 - Google Patents

育苗ポット固定枠体

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JP2597887Y2
JP2597887Y2 JP1993070293U JP7029393U JP2597887Y2 JP 2597887 Y2 JP2597887 Y2 JP 2597887Y2 JP 1993070293 U JP1993070293 U JP 1993070293U JP 7029393 U JP7029393 U JP 7029393U JP 2597887 Y2 JP2597887 Y2 JP 2597887Y2
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Inventor
勝義 高橋
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中谷総業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は開口面が底面より大きい
育苗ポットを個々に収納する枠で形成する収納部を前後
左右に連接して成る方形の一体成形育苗ポット固定枠体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プラスチック製育苗ポットを生産、
搬送用の樹脂トレー(枠箱)に収納する場合、仕切枠の
ない箱型のトレイに育苗ポットを密接して収納するか、
または仕切枠を一体成形したトレーに整列して収納して
いる。仕切枠のない箱型のトレイに収納する場合は、形
状不安定なため育苗ポットは土入れ自動機適性を欠き、
仕切枠を一体成形したトレーはトレー成形用金型が複雑
で、トレーそのものがコスト高になると共に、土入れ作
業に際して縦横の仕切枠の交差点に土が堆積する欠点が
あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
欠点を除いて、市販のトレーに挿着して使用すると共
に、開口面が底面より広く、横断面が角形または円形の
育苗ポットの携帯具としても便利に使用でき、特に熱可
塑性樹脂を射出成形した硬質育苗ポット、又はブロー成
形した軟質育苗ポットのトレイへの収納と固定に適し、
土入れ作業に際してはポット外にこぼれた土をトレー外
に落として搬送することができる、育苗ポットを個々に
収納する収納部を前後左右に連接して成る方形の育苗ポ
ット固定枠体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本考案によ
り、正方形の収納部の各隅部に丸みをつけ、枠体の外周
縁部の少なくとも一対の対向辺中の収納部連接部として
の仕切片に折曲可能な支持脚片を設け、支持脚片には係
止孔を穿ち、前記対向辺の支持脚片裏面側に係止孔に嵌
合する突起を形成し、相隣接する4個の収納部の連接部
中心に貫通孔を設けたことにより解決される。
【0005】支持脚片は固定枠体と水平な位置から上方
向にほぼ180度、下方向にほぼ90度回動する。支持
脚片には手掛片掛け外し用孔または突起を設けた。
【0006】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本考案を説明する。
【0007】
【実施例】図1は本考案による育苗ポット固定枠体の平
面図である。固定枠体全体を1で示してある。この実施
例では固定枠体1に6個の育苗ポットを個々に挿着する
収納部2を3個づつ合計6個2列に設けてあり、枠体全
体は長方形である。固定枠体1の外周縁部の四つの対向
辺のうち1対の対向辺には折り曲げ可能な支持脚片4を
一体成形によって取り付けてある。取り付け位置は隣接
する収納部2の連接部である仕切片3である。この支持
脚片4により固定枠体1を市販の長方形のトレー11
(図7)の中に入れたとき、またはトレー11外で使用
するとき固定枠体1が載置面に直接接触しないように設
置され、育苗ポットを挿着したとき育苗ポットの底部が
載置面に接触せず、宙づり状態で枠体中に保持され、土
入れ作業の際に育苗ポットに入らなかった土をトレー外
に排出し易くする。
【0008】図3に示すように、支持脚片4を水平位置
から下方へ約90度折り曲げて固定枠体1をトレー11
内またはトレー11外で平らな面に設置するとき支持脚
片4を固定するために突起13を前記対向辺に一体成形
してある。突起13は支持脚片4の係止孔5に嵌合す
る。
【0009】各収納部2は正方形で、この収納部2の各
隅部は角を削除して丸みをつけてある。各収納部間の仕
切片3は相隣接する収納部2の連接部になっている。相
隣接する4個の収納部2の連接部中心には手の指を入れ
る貫通孔6を穿ってある。貫通孔6は自動機による土入
れの際、育苗ポット7に入らなかった土が枠体1中に残
らず且つトレーの外へ落ちるようにした貫通孔でもあ
る。前記隅部の丸みもトレー内でトレー11の壁部との
間、及びトレー内で隣接する他の育苗ポット固定枠体1
との間に隙間ができ、こぼれた土がここからトレー11
の外へ落ちるように工夫したものである。
【0010】図2は前記固定枠体1の側面図である。仮
想線で示したのは育苗ポット7である。支持脚片4は図
示のように水平に延ばしたときは位置aを占める。支持
脚片4は取り付け位置を支点として位置aから上方へ9
0度折り曲げて位置cを、そして更に90度合計180
度折り曲げて位置dを占め且つ位置aから下方へ90度
折り曲げて位置bにくるように取り付け部がヒンジ8に
なっている。
【0011】図3は支持脚部4の折り曲げ詳細図であ
る。この図でわかるように支持脚片4が位置bにきたと
きは突起13は係止孔5を通り抜けた恰好になる。つま
り突起13はそれよりやや小さい係止孔5を材料の弾力
利用によって押し広げて通過したあと元に戻って係止孔
5と係止して支持脚片4をそこで固定させることができ
る。
【0012】図4は固定枠体1の斜視図である。支持脚
片4には図6に示した手掛片10を着脱可能に引っかけ
るための孔9を穿ってある。他の実施例として支持脚片
に突起を設け、手掛片に係止用孔を穿ってもよい。
【0013】図5は支持脚片4を外周縁部の対向する辺
に2個づつ設けた場合を示す。図6は育苗ポット7を挿
着した固定枠体1に手掛片10を装着した場合を示す。
手掛片10は掛け外し可能である。このように固定枠体
1はトレー外で育苗ポット7を搬送する場合にも使用で
きる。
【0014】図7に1つのトレー11に図1及び図4に
示した固定枠体1を4個収納した例を示す。12は隣接
する固定枠体1の間にできた隙間である。土入れの際こ
ぼれた土がこれらの隙間12及び貫通孔6からトレー外
に排出される。符号1−〜1−は図1及び図4から
分かるように支持脚片4の取り付け位置を示す。
【0015】図8は図7のA−A線に沿う断面図であ
る。固定枠体1はこのように支持脚部4を立ててトレー
11の中に収納される。なお育苗ポットは横断面が角形
のものを例示したが、円形のものでも同様に扱える。
【0016】
【考案の効果】上記のような本考案による育苗ポット固
定枠体は市販の箱型トレーに容易に安定収納可能である
ともに、複数個をトレー内に収容して自動土入れ作業す
るときも隣接のものとの間にできる隙間から土をトレー
外に落とすことができる。またトレー外での搬送も着脱
自在の手掛片の使用により容易且つ簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】育苗ポット固定枠体の平面図である。
【図2】図1の育苗ポット固定枠体の正面断面図であ
る。
【図3】支持脚部の折り曲げと突起の位置関係を示す詳
細図である。
【図4】育苗ポット固定枠体の斜視図である。
【図5】外周縁部の一辺に1個と他の辺に2個の支持脚
片を設けた固定枠体の斜視図である。
【図6】手掛片を装着した固定枠体の斜視図である。
【図7】育苗ポット固定枠体4個をトレーに挿着した平
面図である。
【図8】図7のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 固定枠体 2 収納部 3 仕切片 4 支持脚片 5 係止孔 6 貫通孔 7 育苗ポット 8 ヒンジ 9 手掛片掛け外し孔 10 手掛片 11 トレー 12 隙間 13 突起

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口面が底面より大きい育苗ポットを個
    々に収納する枠で形成する収納部を前後左右に連接して
    成る方形の一体成形育苗ポット固定枠体において、正方
    形の収納部(2)の各隅部に丸みをつけ、枠体(1)の
    外周縁部の少なくとも一対の対向辺中の収納部連接部と
    しての仕切片(3)に折曲可能な支持脚片(4)を設
    け、支持脚片(4)には係止孔(5)を穿ち、前記対向
    辺の支持脚片裏面側に係止孔(5)に嵌合する突起(1
    3)を形成し、相隣接する4個の収納部の連接部中心に
    貫通孔(6)を設けたことを特徴とする育苗ポット固定
    枠体。
  2. 【請求項2】 支持脚片(4)が水平位置から上方へほ
    ぼ180度、下方へほぼ90度回動可能であることを特
    徴とする請求項1の育苗ポット固定枠体。
  3. 【請求項3】 支持脚片(4)に手掛片(10)の掛け
    外し用孔または突起(9)を設けたことを特徴とする請
    求項1の育苗ポット固定枠体。
JP1993070293U 1993-12-28 1993-12-28 育苗ポット固定枠体 Expired - Fee Related JP2597887Y2 (ja)

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