JP2000279363A - 食器洗浄乾燥機等の食器かご - Google Patents

食器洗浄乾燥機等の食器かご

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JP2000279363A
JP2000279363A JP11085700A JP8570099A JP2000279363A JP 2000279363 A JP2000279363 A JP 2000279363A JP 11085700 A JP11085700 A JP 11085700A JP 8570099 A JP8570099 A JP 8570099A JP 2000279363 A JP2000279363 A JP 2000279363A
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JP
Japan
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tableware
basket
dishwasher
vertical
tableware basket
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JP11085700A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Wakatsuki
芳紀 若月
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造、簡単な操作により各種大きさの
食器を効率的に収納することのできる食器洗浄乾燥機等
の食器かごを得ること。 【解決手段】 食器等を収納して洗浄槽内に収容する食
器洗浄乾燥機等の食器かご1において、上面から側面に
かけて長手方向にほぼ等間隔に設けた複数の嵌合穴19
を有し、食器かご1の底部に対向して着脱自在に装着さ
れる一対の食器支持具15a〜15bと、水平部26及
びこの水平部26の両端部を上方に折曲げた垂直部27
とによりほぼコ字状に形成され、水平部26の両端部及
び垂直部27の下部が食器支持具15a,15bの嵌合
穴19に着脱自在に嵌入される複数の食器支持枠25
a,25bとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器等を収納して
洗浄槽内に収容し、これら食器等を洗浄し乾燥する食器
洗浄乾燥機等の食器かごに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄乾燥機においては、洗浄する食
器等を収納した食器かごを洗浄槽内に収納し、この状態
で食器等に洗浄水を噴射して洗浄すると共に、洗浄後の
食器等の乾燥を行なっている。しかしながら、洗浄する
食器等は、大小の茶椀や皿、どんぶり、コップ等多岐に
わたっており、これらを効率よく洗浄するためには収納
する食器等の配置が面倒であり、このため食器かごに種
々工夫がこらされている。
【0003】図9は食器洗浄乾燥機の一例を模式的に示
した斜視図で、41は前面が開口された箱状の本体、4
2は本体41の開口部にヒンジを介して開閉自在に装着
され、下方に開放される扉である。43は本体41内に
設けられた洗浄槽で、その両内壁の下部には食器かご
(図示せず)を出し入れするためのレール44が設けら
れている。45は複数の洗浄水の噴射口を有し、洗浄槽
43の底部に回転自在に取付けられた噴射ノズル、46
は操作部である。
【0004】次に、上記のような食器洗浄乾燥機に使用
する従来の食器かごの一例について説明する。図10は
実用新案登録第2556613号公報に記載された食器
かごである。この食器かご51は、それぞれ一対の下受
け条体52の上に、一対の脚部54を有すると共に、そ
の脚部54からそれぞれ上方へ立設されたピン部55及
び脚部54間に上方へ隆起形成されて下方が開放する凸
状部56を有する食器支え体53を複数個配列して具備
し、各食器支え体53間において、横向きにした椀状食
器が下受け条体52に接し、反開口部側部位が食器の大
きさによって他方の食器支え体53のピン部55又は凸
状部56に接し、この状態で食器の開口縁部の下部と一
方の食器支え体53の凸状部56との間に空間部を形成
するようにしたものである(従来技術1)。
【0005】また、実開昭59−31371号公報に記
載された食器かごは、図11に示すように、多数の穴5
8が設けられた底部壁57の穴58に、外枠59をはめ
込んで食器かごを構成し、食器の大きさに応じて穴58
にピン60をはめ込んで食器の大きさに対応した収納空
間を形成するようにしたものである(従来技術2)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1の食器かご
においては、食器の支持部品が固定されているため、収
納できる食器の大きさあるいは深さに対する制約が大き
く、効率的な収納ができない。また、従来技術2の食器
かごは、ピンを抜き差しすることで食器の大きさや深さ
に対応するようにしているが、その都度ピンを底部壁の
穴に抜き差ししなければならないので、きわめて面倒で
ある。さらに、ピンを抜き差しする底部壁が格子状に形
成されているため、洗浄水の通るスペースが極端に狭
く、このため洗浄力が低下するという問題がある。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、簡単な構造、簡単な操作により各種大き
さの食器を効率的に収納することのできる食器洗浄乾燥
機等の食器かごを得ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る食器洗浄乾
燥機等の食器かごは、上面から側面にかけて長手方向に
ほぼ等間隔に設けた複数の嵌合穴を有し、前記食器かご
の底部に対向して着脱自在に装着される一対の食器支持
具と、水平部及び該水平部の両端部を上方に折曲げた垂
直部とによりほぼコ字状に形成され、前記水平部の両端
部及び垂直部の下部が前記食器支持具の嵌合穴に着脱自
在に嵌入される複数の食器支持枠とを備えたものであ
る。
【0009】また、上記の食器支持枠を、水平部と、そ
の両端部をほぼ直角に上方に折曲げて上下方向の中央部
近傍から斜め外方に折曲げた垂直部とによって形成した
ものである。
【0010】さらに、垂直部の基部を、収納する食器に
対応して内側又は外側に折曲げた食器支持枠を使用する
ようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明に
係る食器洗浄乾燥機等の食器かごの実施の形態1の斜視
図、及び本実施の形態の要部の斜視図、図2は図1
(a)の平面図である。図において、1は食器かごで、
2はステンレス線、鋼線等からなり、ほぼ四角形に折曲
げられて食器かご1の上部開口部を形成する主枠、3は
ほぼ凹状に折曲げられて両端部が主枠2に接合され、食
器かご1の周縁部及び底部を形成する複数の第1の外
枠、4はほぼ凹状に折曲げられて第1の外枠3と直交し
て両端部が主枠2に接合され、食器かご1の周縁部及び
底部を形成する複数の第2の外枠である。
【0012】5は第1、第2の外枠3,4の底部に取付
けられ、茶椀、皿、コップなどの収納部を形成する補助
枠、6は小物入れ、7は上部に載置された上部かご、8
は底部に設けた車輪である。そして、この食器かご1の
一部には、補助枠5が設けられていない空間領域10が
形成されており、この空間領域10には第1の支持枠3
と直交して、その底部に後述の食器支持具を取付ける2
本の取付枠11a,11bが所定の間隔を隔てて平行に
取付けられている。
【0013】15a,15bは一対の食器支持具で、図
3に示すように、例えば、合成樹脂によりブロック状の
形成された本体16と、本体16の対向側の側壁から突
設された保持部20とからなり、本体16の下面の長手
方向には、食器かご1の取付枠11a,11bに嵌合す
る嵌合溝17が設けられており、また、この嵌合溝17
と直交して食器かご1の第1の外枠3に嵌合する溝18
が設けられている。
【0014】19は本体16の長手方向にほぼ等しい間
隔で、上面から対向側の側面にかけて設けられたスリッ
ト状の複数の嵌合穴で、保持部20は各嵌合穴19に対
応して設けられている。そして、保持部20の中心部に
は嵌合穴19に連通する保持穴21が設けられており、
この保持穴21の上下にはスリット22が設けられてい
る。なお、嵌合穴19の幅及び保持穴21の径は、後述
の食器支持枠が嵌入しうる大きさになっている。23は
後述の食器支持枠の想定基準取付位置を表示する表示部
であるが、これは省略してもよい。
【0015】25a,25b(以下、単に25と記すこ
とがある)は例えばステンレス線、鋼線等からなる食器
支持枠で、図4に示すように、水平部26と、その両側
を上方にほぼ直角に折曲げて立設した垂直部27とから
なり、垂直部27の高さ方向のほぼ中央部から斜め外方
に設曲げられている。なお、水平部26の中央部を下方
にコ字状に折曲げた場合を示してあるが、これは直線状
に形成してもよい。
【0016】次に、上記のように構成した本発明の作用
を説明する。先ず、食器かご1の空間領域10に設けた
取付枠11a,11bに食器支持具15a,15bの嵌
合溝17を嵌合し、両者を対向させてセットする。そし
て、図4に示すように、食器支持具15a,15bの表
示部23が付された嵌合穴19に、食器支持枠25aの
水平部26の両端部及び垂直部27の下部を嵌入すると
共に、水平部26を保持部20のスリット22から保持
穴21内に嵌入する。なお、取付枠11a,11bを省
略し、食器保持具15a,15bを第1又は第2の外枠
3,4に直接取付けてもよい。
【0017】このとき、保持部20はスリット22が押
し広げられて弾性変形し、食器保持枠25aの水平部2
6が保持穴21内に挿入されると元の状態に戻る。同様
にして、次の表示部23が付された嵌合穴19に食器支
持枠25bを嵌入する。このときの状態を図1(b)に
示す。以下、同様にして順次食器支持枠25をセットす
る。
【0018】このようにして食器かご1内に食器支持具
15a,15b及び食器支持枠25a,25bをセット
したのち、食器支持枠25a,25bの間に例えば茶椀
やどんぶりのような食器を収納する。すなわち、図5に
示すように、深さH1 の食器30と深さH2 の食器31
を収納する場合、深さH1 の食器30は、表示部23を
付した基準の嵌合穴19に食器支持枠25a,25bを
セットした状態で収納することができる。
【0019】しかしながら、深さH2 の食器31は、食
器30の深さH1 との間にH2>H1の関係にあるため、
表示部23を付した嵌合穴19に食器支持枠25c,2
5dをセットした状態では、この間に収納することがで
きない。そこで、食器支持枠25dを、深さH2 の食器
31を収納できる位置に移動させてこれに対応する嵌合
穴19にセットして、収納する。このようにして、食器
支持枠25を収納する食器の深さに対応した位置にセッ
トすることにより、深さの異なる各種の食器を食器支持
枠25の間に容易に収納することができる。
【0020】以上の説明から明らかなように、本実施の
形態においては、洗浄する食器等を収納して食器洗浄乾
燥機の洗浄槽内に収容する食器かご1内に、補助枠5を
設けない空間領域10を形成してその底部に一対の取付
枠11a,11bを設け、この取付枠11a,11b
に、長手方向にほぼ等間隔で複数の嵌合穴19を有する
一対の食器支持具15a,15bを着脱自在に取付け、
この嵌合穴19に、収納する食器に対応した間隔で食器
支持枠25をセットしてそれぞれ食器を収納するように
したので、簡単な構造、簡単な操作により各種大きさの
食器を効率的に収容することができる。また、一部又は
全部の食器支持枠25を取外せば、広い空間領域10に
大きな食器等を収納することもできる。
【0021】[実施の形態2]図6〜図8は本発明の実
施の形態2の説明図で、食器支持枠に関するものであ
る。図6は直径がφP1 ±αの食器30(以下、基準の
食器という)を食器支持枠25の間に収納した状態を示
すもので、このとき、食器支持枠25の垂直部27の基
部はほぼ垂直(したがって、水平部26と垂直部27の
基部との角度θはほぼ90゜)に保持され、食器30は
前後に設けた食器支持枠25の間に確実に保持されて収
納される。
【0022】図7は直径がφP2 < φP1 −αで、基
準の食器30より小さい直径の食器32を食器支持枠2
5の間に収納した状態を示すもので、この場合は、垂直
部27の基部を若干内側に折曲げた(θ1 <θ)食器支
持枠25を使用することにより、前後に設けた食器支持
枠25の間に食器32が確実に保持されて収納される。
【0023】また、図8は直径がφP3 >φP1 +α
で、基準の食器30より大きい直径の食器31を食器支
持枠25の間に収納した状態を示すもので、この場合
は、食器支持枠25の垂直部の基部を若干外側に折曲げ
る(θ2 >θ)ことにより、食器31は前後に設けた食
器支持枠25の間に確実に保持されて収納される。
【0024】このように、本実施の形態においては、食
器の直径に応じた形状の食器支持枠25を使用すること
により、直径の異なる各種の食器を、前後に設けた食器
支持枠25の間に確実に保持して収納することができる
ので、食器かご1内に収納する食器の種類を増加するこ
とができる。なお、この場合、垂直部27の基部の曲げ
角度の異なる数種類の食器支持枠25をあらかじめ準備
しておいてもよく、あるいは、基準の食器支持枠25の
垂直部27の基部を、収納する食器の直径に応じてその
都度手で折曲げて使用してもよい。
【0025】上記の説明では、図1(a)及び図2に示
す食器かごに本発明を実施した場合を示したが、他の構
造の食器かごにも本発明を実施することができる。ま
た、本発明を食器洗浄乾燥機の食器かごに実施した場合
を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、洗
浄した食器等を乾燥する食器乾燥機の食器かごにも本発
明を実施することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る食器洗浄乾燥機等の食器か
ごは、上面から側面にかけて長手方向にほぼ等間隔に設
けた複数の嵌合穴を有し、前記食器かごの底部に対向し
て着脱自在に装着される一対の食器支持具と、水平部及
び該水平部の両端部を上方に折曲げた垂直部とによりほ
ぼコ字状に形成され、水平部の両端部及び垂直部の下部
が食器支持具の嵌合穴に着脱自在に嵌入される複数の食
器支持枠とを備え、食器支持具の嵌合穴に嵌入した食器
支持枠の間に食器を収納するようにしたので、簡単な構
造、簡単な操作により各種大きさの食器を効率的に収納
することができる。
【0027】また、上記の食器支持枠を、水平部と、そ
の両端部をほぼ直角に上方に折曲げて上下方向の中央部
近傍から斜め外方に折曲げた垂直部とによって形成した
ので、食器支持枠の間に収納した食器を確実に保持する
ことができる。
【0028】また、垂直部の基部を、収納する食器に対
応して内側又は外側に折曲げた食器支持枠を使用するよ
うにしたので、大きさの異なる食器を確実に保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄乾燥機
等の食器かごの斜視図、及びその要部の斜視図である。
【図2】 図1(a)の平面図である。
【図3】 図1(b)の食器支持具の斜視図である。
【図4】 食器支持具に食器支持枠を取付ける状態を示
す斜視図である。
【図5】 実施の形態1の作用説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態2の説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態2の説明図である。
【図9】 食器洗浄乾燥機の一例の斜視図である。
【図10】 従来の食器洗浄乾燥機の食器かごの一例の
斜視図である。
【図11】 従来の食器洗浄乾燥機の食器かごの他の例
の斜視図である。
【符号の説明】
1 食器かご、10 空間領域、15a,15b 食器
支持具、19 嵌合穴、25a,25b 食器支持枠、
26 水平部、27 垂直部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器等を収納して洗浄槽内に収容する食
    器洗浄乾燥機等の食器かごにおいて、 上面から側面にかけて長手方向にほぼ等間隔に設けた複
    数の嵌合穴を有し、前記食器かごの底部に対向して着脱
    自在に装着される一対の食器支持具と、 水平部及び該水平部の両端部を上方に折曲げた垂直部と
    によりほぼコ字状に形成され、前記水平部の両端部及び
    垂直部の下部が前記食器支持具の嵌合穴に着脱自在に嵌
    入される複数の食器支持枠とを備えたことを特徴とする
    食器洗浄乾燥機等の食器かご。
  2. 【請求項2】 食器支持枠を、水平部と、その両端部を
    ほぼ直角に上方に折曲げて上下方向の中央部近傍から斜
    め外方に折曲げた垂直部とによって形成したことを特徴
    とする請求項1記載の食器洗浄乾燥機の食器かご。
  3. 【請求項3】 垂直部の基部を、収納する食器に対応し
    て内側又は外側に折曲げた食器支持枠を使用することを
    特徴とする請求項1又は2記載の食器洗浄乾燥機の食器
    かご。
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