JP3407855B2 - 食器洗浄機用食器カゴ - Google Patents

食器洗浄機用食器カゴ

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JP3407855B2
JP3407855B2 JP28153497A JP28153497A JP3407855B2 JP 3407855 B2 JP3407855 B2 JP 3407855B2 JP 28153497 A JP28153497 A JP 28153497A JP 28153497 A JP28153497 A JP 28153497A JP 3407855 B2 JP3407855 B2 JP 3407855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食器洗浄機用食
器カゴ、特に、食器洗浄機の洗浄室内に設置され且つ食
器を所定姿勢にて保持する食器洗浄機用食器カゴに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の食器洗浄機用の食器カゴ
(9a)の使用状態での側面図であり、図10は、図9の食
器カゴ(9a)の平面図である。同図に示す食器カゴ(9a)
は、平面視にて矩形枠状に形成され且つ上下方向に延び
る外周部材(91)と、この外周部材(91)の下端部に取り付
けられた略水平な底部材(92)と、この底部材(92)に設け
られた複数の保持片(93)と、からなる。
【0003】保持片(93)の各々は、この食器カゴ(9a)に
入れられた食器(7) を横向き姿勢に挟んで保持する為の
ものである。そして、これら保持片(93)相互の間隔は、
前記保持される食器(7) の深さに対応して設定されてい
る。前記保持状態では、食器(7) が前記横向き姿勢とな
り且つ食器(7) 相互間に隙間が形成されるから、洗浄室
(90)のノズル(9b)から噴出する洗浄水が食器(7) の全体
に到達し、食器(7) の洗浄が良好に行われる。
【0004】尚、食器(7) としては、料理の種類に応じ
て、茶碗、皿、ドンブリなど様々な深さのものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、この食器カゴ
(9a)を、前記したような種々の食器を前記保持状態に収
容できる構成とすれば、どのような料理であってもそれ
に使用された食器を収容できる。ところが、この食器カ
ゴ(9a)の大きさは制約されているから、1種類当りの収
容個数が少なくなる。従って、食事後に洗浄すべき同一
種類の食器群を一度に収容できないこととなり易い。
【0006】一方、食事に使用する食器は、通常、料理
により異なる傾向となる。例えば、洋食では、皿類が多
く使用されてドンブリ類は殆ど使用されず、天丼・カツ
丼などのドンブリ料理では、ドンブリが多く使用されて
皿類は殆ど使用されない。この点に着目して前記のよう
な不都合を防止するものとして、例えば、皿類を多く収
容できる食器カゴと、ドンブリ類を多く収容できる食器
カゴの2つの食器カゴを用意することが考えられる。
【0007】ところが、使用しない方の食器カゴの保管
場所が必要となり、前記食器カゴが台所等の制約された
スペースで邪魔になり易い。本発明は、食器収容性能を
向上させ且つ食器洗浄機の外部にて保管場所を不要とし
た食器洗浄機用食器カゴを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の課題解
決手段は、『食器洗浄機の洗浄室内に設置され且つ食器
を所定姿勢にて保持する食器洗浄機用食器カゴであっ
て、平面視にて枠状で且つ上下方向に延びる外周部材
と、前記外周部材の前記上下方向の中程に取付けられる
略水平な仕切部材と、前記仕切部材の一方面側にて前記
仕切部材及び前記外周部材の少なくとも一方に設けられ
且つ第1種類の食器を保持する為の第1保持部材と、前
記仕切部材の他方面側にて前記仕切部材及び前記外周部
材の少なくとも一方に設けられ且つ前記第1種類の食器
とは深さの異なる第2種類の食器を保持する為の第2保
持部材とを具備し、前記第1保持部材側が上面側となる
状態と前記第2保持部材側が上面側となる状態の何れの
状態でも前記洗浄室内に設置可能であり、前記仕切部材
は、前記外周部材に一体的に取付けられ、前記外周部材
の前記上下方向の一方端部及び他方端部に各々複数設け
られるローラを更に具備し、前記一方端部と前記他方端
部の何れか下方側のローラの各々は、前記外周部材が前
記洗浄室に搬入自在となるように前記洗浄室内のレール
部に載置される』ことを特徴とする。
【0009】このものでは、第1保持部材側が上面側と
なる状態にて第1保持部材に第1種類の食器を保持させ
ることができる。又、第2保持部材側が上面側となる状
態にて第2保持部材に第2種類の食器を保持させること
ができる。また、このものでは、仕切部材が外周部材に
一体的に取付けられており、外周部材の上下を反転して
洗浄室内に設置することによって、第1保持部材側が上
面側となる状態と第2保持部材側が上面側となる状態の
何れかの状態にできる。そして、洗浄室内に設置する際
には、外周部材に設けられたローラの内の下方側のロー
ラの各々が洗浄室内のレール部に載置される。前記載置
された状態で、この食器カゴが洗浄室に対して搬入自在
となる。
【0010】ここで、請求項2の発明のように、『前記
第1保持部材は、前記仕切部材にのみ設けられ且つ第1
種類の食器を各々挟む複数の第1保持片であり、前記第
2保持部材は、前記仕切部材にのみ設けられ且つ前記第
2種類の食器を各々挟む複数の第2保持片である』もの
でもよい。このものでは、第1保持片側が上面側となる
状態にて第1種類の食器を第1保持片で各々挟むことに
よって、第1種類の食器が保持される。又、第2保持片
側が上面側となる状態にて第2種類の食器を第2保持片
で各々挟むことによって、第2種類の食器が保持され
る。
【0011】請求項3の発明は、『食器洗浄機の洗浄室
内に設置され且つ食器を所定姿勢にて保持する食器洗浄
機用食器カゴであって、平面視にて枠状で且つ上下方向
に延びる外周部材と、前記外周部材の前記上下方向の中
程に取付けられる略水平な仕切部材と、前記仕切部材の
一方面側にて前記仕切部材にのみ設けられ且つ第1種類
の食器を保持する為の第1保持部材と、前記仕切部材の
他方面側にて前記仕切部材にのみ設けられ且つ前記第1
種類の食器とは深さの異なる第2種類の食器を保持する
為の第2保持部材とを具備し、前記第1保持部材側が上
面側となる状態と前記第2保持部材側が上面側となる状
態の何れの状態でも前記洗浄室内に設置可能であり、前
記第1保持部材は、前記第1種類の食器を各々挟む複数
の第1保持片であり、前記第2保持部材は、前記第2種
類の食器を各々挟む複数の第2保持片であり、前記仕切
部材は、前記外周部材に対して天地反転可能に取付けら
れ、前記外周部材の下端部に設けられる複数のローラを
更に具備し、前記ローラの各々は、前記外周部材が前記
洗浄室に搬入自在となるように前記洗浄室内のレール部
に載置される』ことを特徴とする。
【0012】このものでは、外周部材に対して仕切部材
の天地を反転させることによって、前記仕切部材にのみ
設けられた第1保持片側が上面側となる状態と前記仕切
部材にのみ設けられた第2保持片側が上面側となる状態
の何れかの状態にできる。そして、洗浄室内に設置する
際には、外周部材の下端部に設けられたローラの各々が
洗浄室内のレール部に載置され、この状態で、この食器
カゴが洗浄室に対して搬入自在となる。
【0013】請求項4の発明のように、『前記仕切部材
には、該仕切部材の両面側の所定部分に設けられ且つ相
互の間隔が比較的多くの料理で使われる標準食器の深さ
に対応するように設定された複数の第3保持片を備え
る』ものでもよい。このものでは、例えば、茶碗、小鉢
及びコップ等の比較的多くの料理で使われる標準食器を
更に保持させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、第1保持部材側が上面側となる状態にて第1保持部
材に前記第1種類の食器を保持でき、第2保持部材側が
上面側となる状態にて第2保持部材に第2種類の食器を
保持できる。従って、従来のように第1種類の食器と第
2種類の食器の両方を同じ面に収容させる構成としてこ
の食器カゴと同じ大きさとしたものに比べて、第1種類
の食器と第2種類の食器の各々の収容数が多くなり、食
器収容性能が向上する。
【0015】又、1つの食器カゴで第1種類の食器と第
2種類の食器とに対応できるから、食器洗浄機の外部に
て食器カゴ用の保管スペースが不要となる。つまり、第
1種類の食器用のカゴと第2種類の食器用のカゴとを別
々に用意して択一的に使用するもののように前記使用さ
れないカゴが台所等で邪魔になるような不都合が生じな
い。
【0016】更に、前記状態を変えることによって第1
種類の食器でも第2種類の食器でも保持できる構成であ
るから、図9及び図10のもので仕切棒の位置を変化可
能な構成として第1種類の食器を洗浄する場合と第2種
類の食器を洗浄する場合とに対応させるものに比べて、
構成が簡素化され、強度や耐久性能が向上する。又、図
9及び図10のものでカゴの一部を取外し又は交換でき
る構成として第1種類の食器を洗浄する場合と第2種類
の食器を洗浄する場合とに対応させるものに比べて、取
り外された部品の保管場所が不要で前記部品の紛失の恐
れがないという点で優れている。
【0017】そして、仕切部材が外周部材に一体的に取
付けられているから、この食器カゴ全体の強度や耐久性
能が向上する。また、請求項3の発明では、外周部材の
下端部にのみローラを設けるだけでよいから、ローラが
少なくて済む。また、請求項4の発明では、茶碗、小鉢
及びコップ等の比較的多くの料理で使われる標準食器を
更に保持させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於ける食器洗浄機(1) を側方から見た概要説明図で
あり、図2は、図1の食器カゴ(100) の正立状態での平
面図であり、図3は、食器カゴ(100) の正立状態での正
面図であり、図4は、食器カゴ(100) の倒立状態での平
面図であり、図5は、食器カゴ(100) の倒立状態での正
面図である。
【0019】尚、図2では、前記正立状態での仕切部材
(3) より上方側部分のみを図示しており、図4では、前
記倒立状態での仕切部材(3) より上方側部分のみを図示
している。 [食器洗浄機(1) について]図1に示す食器洗浄機(1)
は、その前方端の開閉扉(11)により開閉される洗浄室(1
0)を備え、この洗浄室(10)には、後述の食器カゴ(100)
が搬入自在に収容される。この為、洗浄室(10)の左右両
側壁には、前後方向に延びるように設置され且つ食器カ
ゴ(100) のローラ(200) を載置する為の一対のレール部
(14)が設けられている。
【0020】又、この食器洗浄機(1) には、食器カゴ(1
00) に対して下方から洗浄水を噴出する回転式のノズル
(15)が備えられている。このノズル(15)は、洗浄室(10)
の底面から突出する支持体(13a) により支持され、支持
体(13a) からノズル(15)に洗浄水が供給される構成とな
っている。尚、支持体(13a) は、洗浄室(10)の底部に貯
留した洗浄水を吸引して圧送する圧送装置(13)の下流端
に設けられている。
【0021】[食器カゴ(100) の各部の構成について] *外周部材(2) 及び仕切部材(3) * 上記の食器カゴ(100) は、図1〜図5に示すように、平
面視にて矩形枠状で且つ上下方向に延びる外周部材(2)
と、外周部材(2) の上下方向の中央部に一体的に取付け
られた略水平な仕切部材(3) と、を具備する構成であ
る。尚、外周部材(2) 及び仕切部材(3) は、金属線を網
目状に組み合わせて形成されている。
【0022】そして、外周部材(2) の上下方向の一方端
部及び他方端部には、上記前後方向の左右両側部に位置
する複数のローラ(200) が設けられている。このもので
は、外周部材(2) が既述請求項1、2に記載の「外周部
材」に相当し、仕切部材(3) が既述請求項1、2に記載
の「仕切部材」に相当し、ローラ(200) が既述請求項
1、2に記載の「ローラ」に相当する。
【0023】*第1〜第3保持片(4)(5)(6) * この食器カゴ(100) には、図1〜図5に示すように、仕
切部材(3) の一方面側にて仕切部材(3) に対して一体的
に設けられ且つ第1種類の食器を各々保持する為の複数
の第1保持片(4) と、仕切部材(3) の他方面側にて仕切
部材(3) に対して一体的に設けられ且つ前記第1種類の
食器とは深さの異なる第2種類の食器を各々保持する為
の複数の第2保持片(5) と、が備えられている。
【0024】前記第1種類の食器は、例えば、皿(7a)で
あり、第2種類の食器は、例えば、ドンブリ(7b)であ
る。第1保持片(4) は、図2に示すように、仕切部材
(3) の一方面側の前側部分に於いて左右方向に間隔をあ
けて並んでいる。そして、第1保持片(4) の1つづつ
は、図1〜図3に示すように、仕切部材(3) から並列状
態に突出する一対の金属製の棒状部材から構成されてい
る。更に、第1保持片(4) 相互の間隔は、前記第1種類
の食器を横向き姿勢で保持できる間隔、つまり、前記食
器の深さに対応する間隔、に設定されている。
【0025】第2保持片(5) は、図4に示すように、仕
切部材(3) の他方面側の前側部分に於いて左右方向に間
隔をあけて並んでいる。そして、第2保持片(5) の1つ
づつは、図1、図4及び図5に示すように、仕切部材
(3) から並列状態に突出する一対の金属製の棒状部材か
ら構成されている。更に、第2保持片(5) 相互の間隔
は、前記第2種類の食器を横向き姿勢で保持できる間
隔、つまり、前記食器の深さに対応する間隔であり、第
1保持片(4) の間隔よりも大きく設定されている。
【0026】このものでは、第1保持片(4) が既述請求
項1に記載の「第1保持部材」、請求項2に記載の「第
1保持片」に相当する。又、第2保持片(5) が既述請求
項1に記載の「第2保持部材」、請求項2に記載の「第
2保持片」に相当する。更に、この食器カゴ(100) に
は、図1〜図5に示すように、前記の第1・第2保持片
(4)(5)に加えて、複数の第3保持片(6) が備えられてい
る。これら第3保持片(6) は、仕切部材(3) の一方面側
の後側部分、及び、仕切部材(3) の他方面側の後側部分
に於いて左右方向に並ぶように仕切部材(3) に対して一
体的に設けられている。そして、第3保持片(6) の1つ
づつは、第1・第2保持片(4)(5)と同様、仕切部材(3)
から並列状態に突出する一対の金属製の棒状部材から構
成されている。更に、第3保持片(6) 相互の間隔は、例
えば、茶碗、小鉢及びコップ等の比較的多くの料理で使
われる標準食器の深さに対応するように設定されてい
る。
【0027】[食器カゴ(100) の使用について]この食
器カゴ(100) では、仕切部材(3) が外周部材(2) に一体
的に取付けられており、外周部材(2) の上下を反転して
洗浄室(10)内に設置することによって、第1保持片(4)
側が上面側となる正立状態と第2保持片(5) 側が上面側
となる倒立状態の何れかの状態とすることができる。
【0028】そして、外周部材(2) に設けたローラ(20
0) の内の下方側のローラ(200) の各々が洗浄室(10)の
レール部(14)に載置されることによって、この食器カゴ
(100)が洗浄室(10)内に設置されたものとなる。 *第1種類の食器を洗浄する場合* 上記第1種類の食器(カレー皿(7a)等)を洗浄する場合
には、食器カゴ(100)を前記正立状態として、洗浄室(1
0)の外部にて食器カゴ(100) の上方から第1保持片(4)
相互間に第1種類の食器の各々を横向き姿勢にて挿入す
る。これによって、前記食器の各々が第1保持片(4) の
各々によって挟まれて前記横向き姿勢に保持された状態
となる。
【0029】そして、食器カゴ(100) を洗浄室(10)に搬
入させて開閉扉(11)を閉じた状態で、食器洗浄機(1) の
運転を指示すると、ノズル(15)が回転しながらその上面
のノズル孔(15a) から洗浄水が噴出する。この洗浄水
は、食器の各々に当たって汚れ等を落とすものとなる。
このとき、食器の各々が前記横向き姿勢にて間隔をあけ
て保持されているから、前記洗浄水が食器の全体に到達
し、洗浄が良好に行われる。
【0030】*第2種類の食器を洗浄する場合* 上記第2種類の食器(ドンブリ(7b)等)を洗浄する場合
には、食器カゴ(100)を前記倒立状態として、洗浄室(1
0)の外部にて食器カゴ(100) の上方から第2保持片(5)
相互間に第2種類の食器の各々を横向き姿勢にて挿入す
る。これによって、前記食器の各々が第2保持片(5) の
各々によって挟まれて前記横向き姿勢に保持された状態
となる。
【0031】そして、食器カゴ(100) を洗浄室(10)に搬
入させて開閉扉(11)を閉じた状態で、食器洗浄機(1) の
運転を指示すると、上記と同様に、ノズル(15)から噴出
する洗浄水によって、食器の各々が洗浄される。この場
合でも、食器の各々が前記横向き姿勢にて間隔をあけて
保持されているから、前記洗浄水が食器の全体に到達
し、洗浄が良好に行われる。
【0032】この食器カゴ(100) では、上記したよう
に、第1種類の食器の洗浄に際して、上記正立状態にて
第1保持片(4) により上記第1種類の食器を保持させ、
又、第2種類の食器の洗浄に際して、上記倒立状態にて
第2保持片(5) により上記第2種類の食器を保持させる
構成となっている。従って、従来のように第1種類の食
器と第2種類の食器の両方を同じ面に収容させる構成と
したものに比べて、食器カゴが平面視にて同じ大きさで
も第1種類の食器と第2種類の食器の各々の収容数が多
くなり、食器収容性能が向上する。
【0033】又、この1つの食器カゴ(100) で第1種類
の食器と第2種類の食器とに対応できるから、食器洗浄
機(1) の外部にて食器カゴ用の保管スペースが不要とな
る。つまり、第1種類の食器用のカゴと第2種類の食器
用のカゴとを別々に用意して択一的に使用するもののよ
うに前記使用されないカゴが台所等で邪魔になるような
不都合が生じない。
【0034】そして、図9及び図10のもので仕切棒の
位置を変化可能な構成として第1種類の食器を洗浄する
場合と第2種類の食器を洗浄する場合の両方に対応させ
るものに比べて構成が簡素化され、強度や耐久性能が向
上している。又、図9及び図10のものでカゴの一部を
取外し又は交換できる構成として第1種類の食器を洗浄
する場合と第2種類の食器を洗浄する場合の両方に対応
させるものに比べて、部品の保管場所が不要となり且つ
前記部品の紛失の恐れがないという点で優れている。
【0035】更に、仕切部材(3) が外周部材(2) に一体
的に取付けられているから、前記した取外し又は交換で
きる構成のものに比べて、この食器カゴ(100) の強度や
耐久性能が向上している。 [他の実施の形態].図6は、本願発明の他の実施の
形態に於ける食器カゴ(100a)を正面から見た組立て説明
図である。
【0036】上記の実施の形態では、外周部材(2) と仕
切部材(3) とを一体的に設けてカゴ全体の上下を反転さ
せることによって、第1保持片(4) 側が上面側となる状
態と第2保持片(5) 側が上面側となる状態の何れかの状
態にできる構成としたが、図6に示すように、外周部材
(2) に対して仕切部材(3) のみの天地を反転させること
によって、第1保持片(4) 側が上面側となる状態と第2
保持片(5) 側が上面側となる状態の何れかの状態にでき
る構成としてもよい。
【0037】具体的には、同図に示すように、仕切部材
(3) が外周部材(2) に対して別体に形成されると共に、
外周部材(2) の上下方向の中程に設けた複数の係合片(3
00)によって外周部材(2) に挿入された仕切部材(3) が
支持される構成とし、仕切部材(3) にのみ第1保持片
(4) 及び第2保持片(5) が設けられたものが採用でき
る。このものでは、仕切部材(3) を外周部材(2) から取
り外してその天地を反転させて再び外周部材(2) に取付
けることによって、前記した何れかの状態とできる。
【0038】このものでは、外周部材(2) の下端部にの
みローラ(200) が設けられるから、ローラ(200) が少な
くて済む。この場合、外周部材(2) が既述請求項3に記
載の「外周部材」に相当し、仕切部材(3) が既述請求項
3に記載の「仕切部材」に相当し、ローラ(200)が既述
請求項3に記載の「ローラ」に相当する。また、第1保
持片(4) が既述請求項3に記載の「第1保持部材」及び
「第1保持片」に相当し、第2保持片(5) が既述請求項
3に記載の「第2保持部材」及び「第2保持片」に相当
する。
【0039】.図7は、本願発明の他の実施の形態に
於ける食器カゴ(100b)の正面図であり、図8は、図7の
食器カゴ(100b)のVIIIーVIII断面図である。上
記の実施の形態では、既述請求項1の「第1保持部材」
を仕切部材(3) に設けた第1保持片(4) とし、「第2保
持部材」を仕切部材(3) に設けた第2保持片(5) とした
が、これを、同図に示すように、「第1保持部材」を外
周部材(2) に設けた第1保持片(4a)とし、「第2保持部
材」を外周部材(2) に設けた第2保持片(5a)としてもよ
い。
【0040】又、「第1保持部材」を仕切部材(3) の一
方面側にて外周部材(2) 及び仕切部材(3) の両方に設
け、「第2保持部材」を仕切部材(3) の他方面側にて外
周部材(2) 及び仕切部材(3) の両方に設けてもよい。更
に、上記の実施の形態では、「第1保持部材」及び「第
2保持部材」を一対の棒状部材により構成したが、これ
を、板状部材により構成してもよい。
【0041】.上記の実施の形態では、第1種類の食
器と第2種類の食器に加えて上記標準食器も収容する構
成としたが、これを、前記標準食器を収容せずに第1種
類の食器と第2種類の食器のみを収容する構成としても
よい。 .図6、図7及び図8の実施の形態の食器カゴ(100a)
(100b)は、標準食器を保持する第3保持片(6) を備えな
い構成としたが、これら食器カゴ(100a)(100b)を、第3
保持片(6) を備える構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける食器洗浄機(1)
を側方から見た概要説明図
【図2】図1の食器カゴ(100) の正立状態での平面図
【図3】食器カゴ(100) の正立状態での正面図
【図4】食器カゴ(100) の倒立状態での平面図
【図5】食器カゴ(100) の倒立状態での正面図
【図6】本願発明の他の実施の形態に於ける食器カゴ(1
00a)を正面から見た組立て説明図
【図7】本願発明の他の実施の形態に於ける食器カゴ(1
00b)の正面図
【図8】図7の食器カゴ(100b)のVIIIーVIII断
面図
【図9】従来の食器洗浄機用の食器カゴ(9a)の使用状態
での側面図
【図10】図9の食器カゴ(9a)の平面図
【符号の説明】
(1) ・・・食器洗浄機 (10)・・・洗浄室 (100) ・・・食器カゴ (2) ・・・外周部材 (3) ・・・仕切部材 (4) ・・・第1保持片 (5) ・・・第2保持片

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器洗浄機の洗浄室内に設置され且つ食
    器を所定姿勢にて保持する食器洗浄機用食器カゴであっ
    て、 平面視にて枠状で且つ上下方向に延びる外周部材と、 前記外周部材の前記上下方向の中程に取付けられる略水
    平な仕切部材と、 前記仕切部材の一方面側にて前記仕切部材及び前記外周
    部材の少なくとも一方に設けられ且つ第1種類の食器を
    保持する為の第1保持部材と、 前記仕切部材の他方面側にて前記仕切部材及び前記外周
    部材の少なくとも一方に設けられ且つ前記第1種類の食
    器とは深さの異なる第2種類の食器を保持する為の第2
    保持部材とを具備し、 前記第1保持部材側が上面側となる状態と前記第2保持
    部材側が上面側となる状態の何れの状態でも前記洗浄室
    内に設置可能であり、 前記仕切部材は、前記外周部材に一体的に取付けられ、 前記外周部材の前記上下方向の一方端部及び他方端部に
    各々複数設けられるローラを更に具備し、 前記一方端部と前記他方端部の何れか下方側のローラの
    各々は、前記外周部材が前記洗浄室に搬入自在となるよ
    うに前記洗浄室内のレール部に載置される食器洗浄機用
    食器カゴ。
  2. 【請求項2】 前記第1保持部材は、前記仕切部材にの
    み設けられ且つ前記第1種類の食器を各々挟む複数の第
    1保持片であり、 前記第2保持部材は、前記仕切部材にのみ設けられ且つ
    前記第2種類の食器を各々挟む複数の第2保持片である
    請求項1に記載の食器洗浄機用食器カゴ。
  3. 【請求項3】 食器洗浄機の洗浄室内に設置され且つ食
    器を所定姿勢にて保持する食器洗浄機用食器カゴであっ
    て、 平面視にて枠状で且つ上下方向に延びる外周部材と、 前記外周部材の前記上下方向の中程に取付けられる略水
    平な仕切部材と、 前記仕切部材の一方面側にて前記仕切部材にのみ設けら
    れ且つ第1種類の食器を保持する為の第1保持部材と、 前記仕切部材の他方面側にて前記仕切部材にのみ設けら
    れ且つ前記第1種類の食器とは深さの異なる第2種類の
    食器を保持する為の第2保持部材とを具備し、 前記第1保持部材側が上面側となる状態と前記第2保持
    部材側が上面側となる状態の何れの状態でも前記洗浄室
    内に設置可能であり、 前記第1保持部材は、前記第1種類の食器を各々挟む複
    数の第1保持片であり、 前記第2保持部材は、前記第2種類の食器を各々挟む複
    数の第2保持片であり、 前記仕切部材は、前記外周部材に対して天地反転可能に
    取付けられ、 前記外周部材の下端部に設けられる複数のローラを更に
    具備し、 前記ローラの各々は、前記外周部材が前記洗浄室に搬入
    自在となるように前記洗浄室内のレール部に載置される
    食器洗浄機用食器カゴ。
  4. 【請求項4】 前記仕切部材には、該仕切部材の両面側
    の所定部分に設けられ且つ相互の間隔が比較的多くの料
    理で使われる標準食器の深さに対応するように設定され
    た複数の第3保持片を備える請求項1乃至3のいずれか
    に記載の食器洗浄機用食器カゴ。
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