JP2003061894A - 食器洗浄機用保持具及び食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機用保持具及び食器洗浄機

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JP2003061894A
JP2003061894A JP2001259602A JP2001259602A JP2003061894A JP 2003061894 A JP2003061894 A JP 2003061894A JP 2001259602 A JP2001259602 A JP 2001259602A JP 2001259602 A JP2001259602 A JP 2001259602A JP 2003061894 A JP2003061894 A JP 2003061894A
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cleaning
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Junichi Kitamura
淳一 北村
Isao Tachikawa
功 立川
Kazue Okazaki
和恵 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上かごに保持された湯飲み、コップなどの飲用
容器状の洗浄対象物にも、充分な洗浄水が噴射され、下
かごに保持された洗浄対象物と同様に上かごに保持され
た湯飲み、コップなどの飲用容器状の洗浄対象物にも充
分な洗浄作用が行われるような食器洗浄機用保持具を提
供することにある。 【解決手段】食器洗浄機内に配置されて洗浄対象物を保
持する食器洗浄機用保持具3であって、大皿状の洗浄対
象物16を立ち姿勢で保持する大皿用保持部12、1
3、小皿状の洗浄対象物17を立ち姿勢で保持する小皿
用保持部11、及び、椀状の洗浄対象物18を横倒れ姿
勢で保持する椀用保持部14が、水平又は略水平方向に
並べて設けられ、湯飲み、コップなどの飲用容器状の洗
浄対象物19を天地反転姿勢で保持する飲用容器用保持
部4が、洗浄液の通過を許容する網状に形成されて、前
記小皿用保持部11の上方相当箇所に設けられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機内に配
置されて洗浄対象物を保持する食器洗浄機用保持具、及
び、その食器洗浄機用保持具が設置される食器洗浄機に
関する。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄機用保持具は、洗浄対象物とな
る小皿、大皿、皿、碗、湯飲み、コップ等の食器類を保
持するのに使用される。そして、食器洗浄機では、この
ように洗浄対象物となる食器類が食器洗浄機用保持具に
よって保持された状態で、洗浄作業が行われるようにな
っている。一般的に、洗浄作業は、洗浄対象物に対して
洗剤を含ませた洗浄水を噴出して洗浄対象物に付着した
汚れを洗い落とす洗浄工程と、洗浄工程後に洗浄対象物
に付着している洗浄水を洗い流すすすぎ工程と、洗浄工
程及びすすぎ工程後に水分が付着した洗浄対象物を乾燥
させる乾燥工程とが行われるようになっており、食器洗
浄機用保持具は、いずれの工程においても洗浄対象物を
保持できるようになっている。
【0003】このような食器洗浄機用保持具の具体例と
して、例えば特許第3129313号公報に記載されて
いる食器洗浄機用保持具がある。図9に示すように、こ
の食器洗浄機用保持具106は、金属等の線材によって
形成された下かご101と上かご102とで構成され、
下かご101は主に皿状の洗浄対象物16、17を立ち
姿勢で保持し、椀状の洗浄対象物18を横倒れ姿勢で保
持し、上かご102は、主に湯飲み、コップなどの飲用
容器状の洗浄対象物19を天地反転姿勢で保持するよう
になっている。そして、上かご102は、下かご101
の椀状の洗浄対象物18を保持している保持部の上方相
当箇所に設けられている。
【0004】また、一般的に、食器洗浄機では、食器洗
浄機用保持具106の下方の洗浄槽の下面に設けられた
洗浄ノズル107より洗浄水を上方へ向けて噴出し、下
かご101を通過させて、洗浄対象物へ洗浄水を噴射さ
せることによって、洗浄対象物に対して洗浄作用するよ
うになっている。そして、上かご102に保持された飲
用容器状の洗浄対象物19へは、洗浄水を、下かご10
1、下かご101に保持された椀状の洗浄対象物18、
及び、上かご102を通過させて噴射させることによっ
て、洗浄作用するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗浄機用保
持具では、上述したように、湯飲み、コップなどの飲用
容器状の洗浄対象物を保持した上かごの下方相当箇所の
保持部に保持された椀状の洗浄対象物には、洗浄水が噴
射されるものの、椀状の洗浄対象物の内部に噴射された
洗浄水の多くは、椀状の洗浄対象物の内面あるいは側面
にて、上方には通過せずに、下方あるいは水平方向へ反
射されることとなり、その結果、椀状の洗浄対象物が、
洗浄水が上方へ噴射されることを遮り、上かごに保持さ
れた湯飲み、コップなどの飲用容器状の洗浄対象物に充
分な洗浄水が噴射されず、湯飲み、コップなどの飲用容
器状の洗浄対象物に洗浄作用が充分に行われないという
問題があった。本発明は、かかる実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、上かごに保持された湯飲み、
コップなどの飲用容器状の洗浄対象物にも、充分な洗浄
水が噴射され、下かごに保持された洗浄対象物と同様に
上かごに保持された湯飲み、コップなどの飲用容器状の
洗浄対象物にも充分な洗浄作用が行われるような食器洗
浄機用保持具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1記載の発明〕
請求項1に記載の発明は、食器洗浄機内に配置されて洗
浄対象物を保持する食器洗浄機用保持具であって、大皿
状の洗浄対象物を立ち姿勢で保持する大皿用保持部、小
皿状の洗浄対象物を立ち姿勢で保持する小皿用保持部、
及び、椀状の洗浄対象物を横倒れ姿勢で保持する椀用保
持部が、水平又は略水平方向に並べて設けられ、湯飲
み、コップなどの飲用容器状の洗浄対象物を天地反転姿
勢で保持する飲用容器用保持部が、洗浄液の通過を許容
する網状に形成されて、前記小皿用保持部の上方相当箇
所に設けられている点を特徴とする。
【0007】すなわち、飲用容器用保持部の下方位置に
保持される洗浄対象物が、小皿状の洗浄対象物となるの
で、小皿用保持部に小皿状の洗浄対象物が保持された状
態であっても、その下方の洗浄ノズルから噴出される洗
浄水が飲用容器用保持部に保持された洗浄対象物に噴射
されることを遮るものが少なくなるので、湯飲み、コッ
プなどの飲用容器状の洗浄対象物にも充分に洗浄水が噴
射されることとなる。つまり、洗浄ノズルから上方へ向
けて噴出された洗浄水は、洗浄小皿状の洗浄対象物に噴
射されることになるが、洗浄水が下方あるいは水平方向
へ反射されることは少なく、洗浄水の多くは、小皿状の
洗浄対象物の隙間から、さらに上方へ向けて噴出される
ことになり、その結果、小皿用保持部にて保持された小
皿状の洗浄対象物の上方の、飲用容器用保持部に保持さ
れた飲用容器状の洗浄対象物へも、洗浄作用を行うため
の充分な洗浄水が噴射されることとなる。また、大皿用
保持部の上方に飲用容器用保持部を設けるに比べて、飲
用容器用保持部の高さが高くなることを抑制できる。
【0008】従って、飲用容器用保持部の高さが高くな
ることを抑制しながらも、飲用容器用保持部に保持され
た湯飲み、コップなどの飲用容器状の洗浄対象物をも、
良好に洗浄できる食器洗浄機用保持具を得るに至った。
【0009】〔請求項2記載の発明〕請求項2に記載の
発明は、前記飲用容器用保持部が、前記小皿用保持部の
上方を覆う状態で位置して洗浄対象物を保持する容器保
持状態と前記小皿用保持部の上方を開放するように退避
する退避状態とに切換え自在に構成されている点を特徴
とする。
【0010】すなわち、飲用容器用保持部を小皿用保持
部の上方を開放するように退避させることによって、小
皿用保持部の上方から、小皿状の洗浄対象物を挿脱する
ことができるようになる。
【0011】従って、小皿用保持部の上方相当箇所に飲
用容器用保持部を設けながらも、小皿状の洗浄対象物
を、小皿用保持部へ挿脱し易い食器洗浄機用保持具を得
るに至った。
【0012】〔請求項3記載の発明〕請求項3に記載の
発明は、請求項1又は2記載の食器洗浄機用保持具が、
洗浄槽の内部に設置された食器洗浄機であって、前記洗
浄槽の底部に、前記食器洗浄機用保持具の下方から洗浄
液を噴出供給する洗浄ノズルが設けられ、前記食器洗浄
用保持具が、洗浄液の通過を許容するかご状に形成され
ている食器洗浄機である。
【0013】すなわち、洗浄槽の底部に洗浄液を噴出供
給する洗浄ノズルが設けられ、さらに、洗浄槽内部に
は、かご状に形成された請求項1又は2記載の食器洗浄
機用保持具が設置された食器洗浄機となる。そして、洗
浄ノズルから洗浄水が噴出されて、請求項1又は2記載
の食器洗浄機用保持具が奏する作用効果が得られること
になる。
【0014】従って、飲用容器用保持部の高さが高くな
ることを抑制しながらも、飲用容器状の洗浄対象物の洗
浄をも良好に行える食器洗浄機を得るに至った。
【0015】〔請求項4記載の発明〕請求項4に記載の
発明は、前記小皿用保持部及び前記飲用容器用保持部
が、前記洗浄槽の奥側に相当する位置に設けられている
点を特徴とする。
【0016】すなわち、請求項3において、洗浄槽の奥
側に小皿用保持部及び飲用容器用保持部が位置すること
となり、大皿用保持部及び椀用保持部が洗浄槽の手前側
に相当する位置に設けられた食器洗浄機となる。
【0017】従って、小皿状の洗浄対象物及び飲用容器
状の洗浄対象物だけでなく、重量及び径の大きい大皿、
椀等の洗浄対象物も保持部に挿脱し易く、洗浄対象物が
扱い易い食器洗浄機が得られる。ちなみに、食器洗浄機
用保持具への洗浄対象物の挿脱は、洗浄槽手前側の位置
から行うものであり、洗浄槽の奥側の位置への大皿、椀
等の重量及び径の大きい洗浄対象物の挿脱を行うとき
は、洗浄槽の奥行き長さに相当した洗浄対象物の移動が
強いられる作業となるので、作業者にとって非常に負担
が大きくなる作業となる。一方、本発明のように、洗浄
槽の手前側の位置に大皿用保持部及び椀用保持部を設け
ると、作業者にとって、大皿、椀等の重量及び径の大き
い洗浄対象物の挿脱における負担が大きく軽減され、洗
浄槽の奥側への小皿状の洗浄対象物及び飲用容器状の洗
浄対象物の挿脱も、負担が大きくないものである。従っ
て、全ての洗浄対象物の挿脱が行い易いものとなる。
【0018】〔請求項5記載の発明〕請求項5に記載の
発明は、前記洗浄槽が、洗浄機本体ケーシングに対して
水平又は略水平方向に沿って、引き出し及び収納移動自
在に構成されている点を特徴とする。
【0019】すなわち、請求項3又は請求項4におい
て、洗浄槽を洗浄機本体ケーシングから引き出すだけ
で、全ての洗浄対象物を、上方から食器洗浄機用保持具
へ挿脱可能な食器洗浄機となる。
【0020】従って、請求項3又は請求項4における食
器洗浄機用保持具を設けた食器洗浄機において、一層洗
浄対象物を食器洗浄機用保持部へ挿脱し易いものとな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の食器洗浄機用保持
具及び食器洗浄機の実施の形態について、図面に基づい
て説明する。図1に示すように、食器洗浄機は、前面が
開口する箱状の収納装置本体としての本体ケーシング1
を備え、且つ、本体ケーシング1の内側の収納空間内に
水平又は略水平方向に挿脱自在な上部が開口された容器
としての洗浄槽2を備えている。前記洗浄槽2は、図2
に示すように、上面部が開口され、内部にかご状に形成
された食器洗浄機用保持具としての食器かご3が着脱自
在に備えられ、皿、椀、どんぶり、コップ等の洗浄対象
物を保持できるように構成されている。さらに、食器洗
浄機では、食器かご3の下方の洗浄槽2の底部には、洗
浄液を噴出供給する洗浄ノズル9が設けられ、食器かご
3に保持された洗浄対象物に対して洗浄液が噴出供給さ
れて、洗浄工程及びすすぎ工程が行われることになる。
【0022】食器かご3は、図3、図4に示すように、
ステンレス線材を屈曲させて成形されており、飲用容器
用保持部としての上かご4と下かご5の2段構造となっ
ており、図2に示すように、下かご5は大皿状の洗浄対
象物16や小皿状の洗浄対象物17を立ち姿勢で保持
し、椀、どんぶり等の椀状の洗浄対象物18を横倒れ姿
勢で保持し、上かご4は主にカップ、湯飲み等の飲用容
器状の洗浄対象物19を天地反転姿勢で保持するように
構成されている。
【0023】つまり、下かご5は、図4に示すように、
小皿状の洗浄対象物17を立ち姿勢で保持する小皿用保
持部11、大皿状の洗浄対象物16を立ち姿勢で保持す
る大皿用保持部としての中皿状体用保持部12や大皿状
体用保持部13、椀状の洗浄対象物18を横倒れ姿勢で
保持する椀用保持部としての茶碗用保持部14や汁椀用
保持部15a、15bとによって構成され、大皿、小
皿、茶碗、汁椀、どんぶり等の洗浄対象物を各保持部に
て保持できるようになっている。さらに、スプーン、フ
ォーク、箸等の長尺状の小物を保持するための小物入れ
6を備えるようになっており、皿、椀、どんぶり等の洗
浄対象物は、洗浄対象物の径方向が洗浄槽の引き出し方
向Aと略直交するように、且つ、洗浄対象物の径方向と
直交する方向に2列並べて収納できるように構成されて
いる。
【0024】上かご4は、下かご5の小皿用保持部11
が、洗浄槽2の引き出し方向奥側に相当する位置に設け
られており、この小皿用保持部11の上方相当箇所に設
けられている。そして、図5、図7に示すように、湯飲
み、コップなどの飲用容器状の洗浄対象物19を天地反
転姿勢で保持できるようになっている。また、洗浄対象
物を置かないときは、上方側に折り曲げて、下かごへの
洗浄対象物の出し入れに対して支障とならないようにす
ることができるように構成されている。
【0025】次に、各保持部の形状について説明する。
上かご4は、略平行な2本の回動線材26に略直交する
ように、載置線材25が、飲用容器状の洗浄対象物19
を天地反転姿勢で保持できるような間隔を隔てて、多数
本設けられて構成されている。そして、回動線材26の
一端側は、上かご支持線材24に設けられた回動線材支
持軸27を軸として回動自在に支承され、上かご4は、
図5に示すように、小皿用保持部の上方を覆う状態で位
置して洗浄対象物を保持する容器保持状態4aと、小皿
用保持部の上方を開放するように退避する退避状態4b
との間で、回動線材支持軸27の軸心周りで回転揺動自
在となるように構成されている。
【0026】小皿用保持部11、中皿用状体保持部1
2、茶碗用保持部14、及び、汁椀用保持部15aは、
2本の基体線材21が略平行に配設され、これら基体線
材21に略直交するように、前後に各保持部毎に挿入さ
れる洗浄対象物の寸法に対応させた間隔を隔てて、左右
対となる直立線材22が、多数本設けられ、さらに、こ
れら各直立線材22が直線状のものが上方の幅が広くな
るように設けられて、各保持部が形成されている。
【0027】汁椀用保持部15bは、2本の基体線材2
1が略平行に配設され、これら基体線材21に略直交す
るように、前後に各保持部毎に挿入される洗浄対象物の
寸法に対応させた間隔を隔てて、左右対となる直立線材
22が、多数本設けられ、さらに、傾斜線材23は直線
状のものが上方の幅が広くなるように、且つ、基体線材
21に沿う方向に若干の傾斜を持たせて設けられて、保
持部が形成されている。
【0028】大皿状体用保持部13は、2本の基体線材
21が略平行に配設され、これら基体線材21に、形状
の異なる第1支持体7と第2支持体8とが、挿入される
食器の寸法に対応させた間隔を隔てて交互に一列状に並
べる状態で多数本設けられ、隣接する第1支持体7と第
2支持体8との間では、大皿状の洗浄対象物16を立ち
姿勢で保持できるともに、隣接する第1支持体7によっ
て、どんぶり状の洗浄対象物20を横倒れ姿勢で保持で
きるように構成されることによって、どんぶり用保持部
としても兼用できるように、保持部が形成されている。
【0029】以上のような構成の食器洗浄機を用いるこ
とにより、図8に示すように、洗浄水が、小皿用保持部
11にて保持された小皿状の洗浄対象物17隙間を通過
して、上かご4にて保持されたカップ、湯飲み等の飲用
容器状の洗浄対象物19へも噴射されることとなり、上
かご4と下かご5に保持された全ての洗浄対象物が、良
好に洗浄されることとなる。
【0030】〔別実施形態〕 (1)先の実施形態の食器洗浄機用保持具では、ステン
レス線材を用いて組み立てられたものであったが、これ
に限定されるものではない。例えば、金属線材によって
組み立てられ、その表面に合成樹脂被膜を厚く付着させ
たものにしても良い。あるいは、プラスチック樹脂を成
形させたものにしても良い。
【0031】(2)先の実施形態の食器洗浄機では、小
皿用保持部及び飲用容器用保持部が、洗浄槽の奥側に相
当する位置に設けられて構成されたものであったが、こ
れに限定されるものではない。例えば、小皿用保持部及
び飲用容器用保持部が、洗浄槽の手前側に相当する位置
に設けられた構成にしても良い。
【0032】(3)先の実施形態の食器洗浄機用保持具
では、本体ケーシングの内側の収納空間内に水平又は略
水平方向に挿脱自在な上部が開口された容器としての洗
浄槽に備えられていたが、これに限定されるものではな
い。例えば、正面が開放された矩形箱状の本体ケース
に、開閉自在な扉が備えられ、本体ケースの内部に、食
器などの被洗浄物を洗浄するための洗浄槽が設けられ、
この洗浄槽は、正面が被洗浄物の出入口として広く開放
されており、扉を閉じることにより扉の内側面により洗
浄槽が密閉状に閉塞されるように構成されているような
食器洗浄機に用いても良い。
【0033】(4)先の実施形態の食器洗浄機では、
皿、椀、どんぶり等の洗浄対象物は、洗浄対象物の径方
向が洗浄槽の引き出し方向と略直交するように、且つ、
洗浄対象物の径方向と直交する方向に2列並べて収納で
きるように構成されていたが、これに限定されるもので
はない。例えば、皿、椀、どんぶり等の洗浄対象物は、
洗浄対象物の径方向が洗浄槽の引き出し方向と略平行に
収容するように構成しても良い。また、洗浄対象物の径
方向と直交する方向に3列あるいはそれ以上に並べて収
納できるように構成しても良い。
【0034】(5)先の実施形態の食器洗浄機では、上
かごを回動支持軸の軸心周りで回転揺動自在となるよう
に構成することによって、上かごが、小皿用保持部の上
方を覆う状態で位置して洗浄対象物を保持する容器保持
状態と、小皿用保持部の上方を開放するように退避する
退避状態とに、切換え自在に構成されていたが、これに
限定されるものではない。例えば、上かごが、小皿用保
持部の上方を覆う状態で位置して洗浄対象物を保持する
容器保持状態と、小皿用保持部の上方を開放するように
退避する退避状態とに、着脱自在に構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】食器洗浄機の全体斜視図
【図2】食器洗浄機の構成を示す縦断側面図
【図3】食器かごの斜視図
【図4】食器かごの平面図
【図5】食器かごの側面図
【図6】下かごに洗浄対象物を収納した状態を示す平面
【図7】下かごと上かごに洗浄対象物を収納した状態を
示す平面図
【図8】洗浄水の通過経路を示す一部切欠き側面図
【図9】従来の食器洗浄機の縦断面図
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2 洗浄槽 3 食器洗浄機用保持具 4 飲用容器用保持部 9 洗浄ノズル 11 小皿用保持部 13 大皿用保持部 14、15 椀用保持部 16 大皿状の洗浄対象物 17 小皿状の洗浄対象物 18 椀状の洗浄対象物 19 飲用容器状の洗浄対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 和恵 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 Fターム(参考) 3B082 BA01 FF01 FF07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器洗浄機内に配置されて洗浄対象物を
    保持する食器洗浄機用保持具であって、 大皿状の洗浄対象物を立ち姿勢で保持する大皿用保持
    部、小皿状の洗浄対象物を立ち姿勢で保持する小皿用保
    持部、及び、椀状の洗浄対象物を横倒れ姿勢で保持する
    椀用保持部が、水平又は略水平方向に並べて設けられ、
    湯飲み、コップなどの飲用容器状の洗浄対象物を天地反
    転姿勢で保持する飲用容器用保持部が、洗浄液の通過を
    許容する網状に形成されて、前記小皿用保持部の上方相
    当箇所に設けられている食器洗浄機用保持具。
  2. 【請求項2】 前記飲用容器用保持部が、前記小皿用保
    持部の上方を覆う状態で位置して洗浄対象物を保持する
    容器保持状態と前記小皿用保持部の上方を開放するよう
    に退避する退避状態とに切換え自在に構成されている請
    求項1記載の食器洗浄機用保持具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の食器洗浄機用保持
    具が、洗浄槽の内部に設置された食器洗浄機であって、
    前記洗浄槽の底部に、前記食器洗浄機用保持具の下方か
    ら洗浄液を噴出供給する洗浄ノズルが設けられ、 前記食器洗浄用保持具が、洗浄液の通過を許容するかご
    状に形成されている食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 前記小皿用保持部及び前記飲用容器用保
    持部が、前記洗浄槽の奥側に相当する位置に設けられて
    いる請求項3記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 前記洗浄槽が、洗浄機本体ケーシングに
    対して水平又は略水平方向に沿って、引き出し及び収納
    移動自在に構成されている請求項3又は4記載の食器洗
    浄機。
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KR101977580B1 (ko) * 2019-02-07 2019-05-13 권경민 공간수납형 식기 건조대

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