JP2013220234A - 厨房機器および該厨房機器が組み込まれるキッチンキャビネット - Google Patents

厨房機器および該厨房機器が組み込まれるキッチンキャビネット Download PDF

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Abstract

【課題】引出し部を前方へ引き出し移動および押し込み格納可能にキッチンキャビネットに組み込むよう構成したキャビネット組込み型の厨房機器において、前面に操作部や運転表示部が見えないデザイン性に優れたものにすることができるものでありながら、運転状態を容易に視認することができるようにする。
【解決手段】引出し部2の前部上面に、引き出し状態において外部に露出する操作部10を備えるとともに、引出し部2の前部側面に、運転状況に応じた表示光をて発する発光部11を備え、引出し部2を押し込み格納した状態において、発光部11から発せられた表示光を、横側方に向けて導いた後、引出し部前面の横側方箇所においてキッチンキャビネットの前方に向けて反射する導光部16を配備してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、システムキッチンにおいて、キッチンキャビネットの収容凹部に組み込まれる、いわゆるキッチンキャビネット組込み型厨房機器、例えば食器洗浄機、食器洗浄乾燥機、グリル、電子レンジ、オーブン、などの厨房機器、および該厨房機器が組み込まれるキッチンキャビネットに関する。
前記したキャビネット組込み型の厨房機器の一例である食器洗浄機としては、例えば、特許文献1に示されるように、前面が開口された箱状の本体をキッチンキャビネットに組込み、洗浄槽を備えた引き出し部を本体の前面に引き出し可能に装着し、引き出し部の前端近くの上面に操作部と運転状態表示用のランプを装備し、引き出し部を本体に押し込んだ状態において、ランプから上向きに発せられた表示光をキッチンキャビネットにおけるカウンタートップの前端部下面で反射して、カウンタートップの下面と引き出し部上端との隙間から前方に導くよう構成したものが知られている。
特開2007−97804号公報
上記構成によると、引き出し部の前端上面に備えたランプからの光を引き出し部の上端とカウンタートップとの隙間から前方に導くので、引き出し部の前面を操作部や運転表示部が見えないデザイン性に優れたものにすることができる特徴を有するものであるが、運転状態を示す表示光の視認性において改良の余地があった。
すなわち、キッチンキャビネットの前に立ったユーザーの視点は高い位置にあって、カウンタートップを見下ろすことになるので、引き出し部の上端とカウンタートップとの隙間からの表示光が見づらいものとなる。また、一般にカウンタートップは、デザイン上の理由により、格納された機器や収納扉より数mm程度前方に突出されるので、上記表示光がカウンタートップの前端で遮られて見えにくくなり、運転状態をしっかり目視するためには屈み込む必要がある場合があり、煩わしいものとなる。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、キッチンキャビネットに組み込まれる厨房機器がその操作部や運転表示部がキッチンキャビネット前面から見えないようにして当該キッチンキャビネットをデザイン性に優れたものにすることができるという特徴を発揮しながら、前記厨房機器の運転状態を容易に視認できるようにすることを解決すべき課題とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
本発明による厨房機器は、キッチンキャビネット前面の収容凹部に対して、その前方へ引き出し移動および後方へ押し込んで格納可能とされた引出し部を備えたキャビネット組込み型厨房機器であって、当該厨房機器は、前記引出し状態において前記収容凹部外部に露出する操作部を備えるとともに、前記引出し部には、前記厨房機器の運転状態に応じた表示光を発する発光部を設けると共に、前記引出し部を前記操作部と共に前記押し込み格納した状態においては、前記発光部から発せられた表示光を入光すると共に所定方向に導光して後、前記引出し部の側面側から前記キッチンキャビネットの収納凹部前方に向けて反射する導光部を具備し、前記導光部は、前記引出し部が前記押し込み格納されているときに、前記発光部に対向して当該発光部からの表示光が入射できる入光部と、前記入射した光を横側方に導く案内部と、前記案内部で導かれた光を前記キッチンキャビネット前方に向けて反射する反射部とを備えていることを特徴とするものである。
本発明の厨房機器をキッチンキャビネットの収容凹部に収容する場合、本発明の厨房機器では、その引出し部を前記収容凹部に押し込み格納した状態においては、引出し部の前面の操作部や発光部が外部に露出することはなく、引出し部の前面に設ける前扉などを、操作部や発光部の影響を受けることなく、例えばキッチンキャビネット全体と共に、調和した任意のデザインにすることができる。
それでいながら、厨房機器をキッチンキャビネットの収容凹部に収容した状態で、発光部から発せられた運転状況を報知する表示光を、引出し部とこれの横側に近接して隣接する収納扉や他の機器との間に形成された縦長の隙間から前方に向けて導くことができるので、キッチンキャビネットの前に立ったユーザーは、カウンタートップで邪魔されることなく、屈むようなこともなく、表示光を視認することができ、結果として、厨房機器の運転状況などが容易に確認することができるようになる。
また、前記導光部は、押し込み格納位置にある前記発光部に近接対向する入光部と、入射した光を横側方に導く案内部と、前記案内部で導かれた光を前方に向けて反射する反射部とを備えてあるので、発光部からの表示光を拡散させることなく効率よく所望の方向に導くことができる。なお、導光部は透明材からなる単一の導光部材から構成することができる。
本発明の好ましい実施態様では、前向きに開口された本体ケースをキッチンキャビネット前面の収容凹部内に収容固定し、この本体ケースに前記引出し部を引き出しおよび押し込み移動可能に収容するよう構成し、前記本体ケースの前端部に、横側方に突出する縦長の張出し部を備えるとともに、この張出し部に前記導光部を取り付けてある。
この構成によると、本体ケースの張出し部は、本体ケースをキッチンキャビネットに挿入固定する際の位置決めフランジとして機能するとともに、導光部の支持部材として機能する。
前記張出し部は、化粧カバーで構成することができる。
本発明の他の実施態様においては、前記導光部は透明材からなる単一の導光部材からなり、この導光部材に、押し込み格納位置にある前記発光部に近接対向する入光部と、入射した光を横側方に導く案内部と、この案内部で導かれた光を前方に向けて反射する反射部とを備えてある。
この構成によると、単一の導光部材で、発光部からの表示光を拡散させることなく効率よく所望の方向に導くことができる。
本発明の他の実施態様においては、前記発光部の表示光は、運転状況に応じた運転情報報知用と、異常情報に応じた異常情報報知用であり、前記運転情報報知用及び前記異常情報報知用の両表示光を行うのか、または前記異常情報報知用のみの表示光を行うのかを選択可能に構成している。
この構成によると、機器の運転状況のみならず、異常発生をも容易に報知することができる。
本発明の他の実施態様においては、前記引出し部が、その内部に食器洗浄槽を備えたものである。好ましくは、前記食器洗浄機槽内部の乾燥運転の実行機能と、前記乾燥運転の実行に際しての前記食器洗浄機槽の空気の循環流動機能と、前記循環流動中に前記空気の除湿機能とを具備している。この構成によると、前面のデザイン性に優れた食器洗浄機とすることができる。除湿機能がある食器洗浄機は、除湿用の排気部を前面に設けなくても良くなる。
本発明によるキッチンキャビネットは、前面に厨房機器収容凹部を備え、この収容凹部に厨房機器を組み込むキッチンキャビネットであって、前記に記載の厨房機器が前記収容凹部に組み込まれた、ことを特徴とする。
好ましくは、前記キッチンキャビネットは、前記導光部の前記反射部と対向する位置に、光の反射率を増加させる反射体を貼付している。
このように、本発明によれば、引き出し部を、前面に操作部や運転表示部が見えないデザイン性に優れたものにすることができる特徴を発揮しながら、キッチンキャビネットのカウンタートップで邪魔されることなく運転状態を光表示で容易に視認することができる。
図1は、厨房機器の一例として前扉付きの食器洗浄機の斜視図である。 図2は、前記食器洗浄機をその引出し部を本体ケースから少し引き出した状態で示す斜視図である。 図3(a)は引出し部を本体ケースに押し込み格納した状態で示す食器洗浄機の平面図、図3(b)は引出し部を本体ケースから少し引き出した状態で示す食器洗浄機の平面図である。 図4は、前記前扉を取り外した状態で示す食器洗浄機の斜視図である。 図5は、食器洗浄機を本体ケースと引出し部とを分解した状態で示す斜視図である。 図6(a)(b)は、本体ケースの前部右側に取り付けられるサイドカバーの斜視図である。 図7は、食器洗浄機の引出し部上部に取り付けられる操作部の平面図である。 図8は、図7の操作部の斜視図である。 図9(a)は図7の操作部の右側に取り付けられるLED発光素子内蔵の発光部の正面側からの斜視図、図9(b)は前記発光部の背面側からの斜視図である。 図10(a)は図9の発光部に対向するようにサイドカバーの上部に取り付けられる導光部の一方側からの斜視図、図10(b)は前記導光部の他方側からの斜視図である。 図11は、前記食器洗浄機を組み込んだシステムキッチンの正面図である。 図12は、図11のシステムキッチンにおいて、運転状況の報知箇所を示すため上部から見て拡大した平面図である。 図13は、前記食器洗浄機において、その基本的な構成および機能を説明するための概略構成図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例を説明する。図1ないし図5に、本発明に係るキャビネット組み込み型の厨房機器の一例である食器洗浄機Aを示す。図1は、厨房機器の一例として前扉付きの食器洗浄機の斜視図、図2は、前記食器洗浄機をその引出し部を本体ケースから少し引き出した状態で示す斜視図、図3(a)は引出し部を本体ケースに押し込み格納した状態で示す食器洗浄機の平面図、図3(b)は引出し部を本体ケースから少し引き出した状態で示す食器洗浄機の平面図、図4は、前記前扉を取り外した状態で示す食器洗浄機の斜視図、図5は、食器洗浄機を本体ケースと引出し部とを分解した状態で示す斜視図である。これらの図を参照して、実施形態の食器洗浄機Aは、乾燥機能を備えたものであって、前面に向けて開口した箱形の本体ケース1と、これに前面から引き出し移動および押し込み移動可能に組み込まれる引出し部2とからなり、引出し部2の内部に食器洗浄槽3が備えられるとともに、引出し部2の前面に取っ手付きの前扉4が取り付けられている。この食器洗浄機Aは、図11で示すシステムキッチンにおけるキッチンキャビネット5の収容凹部に収容される。キッチンキャビネット5の収容凹部には、食器洗浄機Aが収容されているので当該収容凹部は図11には現れない。
そして、本体ケース1は、キッチンキャビネット5の前面にある収容凹部に収容されてネジ止め固定され、本体ケース1の前端開口の左右両横側辺に沿って外向きフランジ状に取り付けた縦長の張り出し部としてのサイドカバー6(図2、図4、図6参照)が取り付けられている。このサイドカバー6は美観向上のため化粧カバーとして構成することができる。
本体ケース1をキッチンキャビネット5の収納凹部に前方から挿入する際に、サイドカバー6をキャビネット5の収容凹部入り口両側の前面部に受け止め支持させることで、本体ケース1がキャビネット5の収容凹部内に位置決めされて当該収容凹部内に連結固定されるようになっている。
引出し部2は、食器洗浄槽3(図5参照)を備えて上向きに開放された箱状に構成され、その内部に、洗浄/乾燥用の各種機構が後述するように装備されるとともに、引出し部2の前端に備えられた前カバー2a(図4、図5参照)の前面に、食器洗浄機Aの左右横側に近接する収納扉や他の機器の前面デザインに合わせた材質や表面仕様の前扉4が取り付けられている。
前カバー2aの上端部には、段違い状に形成された上面にタッチパネル型の操作スイッチ7群とモニター8群を備えた、操作ユニットとして、横長のブラケット9(図7、図8参照)が取り付けられて、食器洗浄機Aの運転モード選択や起動操作などを行う操作部10(図1ないし図5参照)が構成されている。そして、引出し部2をキッチンキャビネット5に押し込み格納した状態(図11、図3(a)参照)では、操作部10がキッチンキャビネット5のカウンタートップ5aの下に隠され、引出し部2を引き出した状態(図11、図3(b)参照)で操作部10が露出されて操作スイッチ7群を操作することができるようになる。
前記操作部10の左右両端部には、運転状況を表示光によって報知するための発光部11(図4、図9参照)が備えられている。この発光部11は、発光ユニットとして、操作部10のブラケット9(図7、図8参照)にネジ連結されるブラケット12に、上下2個のLED発光素子13(図9参照)を組み付けて構成されており、これらLED発光素子13は、横外側方に向けて運転状況を報知する表示光を発するようになっている。なお、ブラケット12の横側面にはLED発光素子13から発せられた表示光を透過させる孔14(図9(b)参照)が形成されるとともに、LED発光素子13を配線接続するためのコネクタ15(図9(b)参照)が一体形成されている。
他方、図6(a)(b)に示すように、本体ケース1の左右側辺にそれぞれ備えられたサイドカバー6の上端部には、引出し部2が押し込み格納された状態(図11、図12参照)において、前記発光部11のLED発光素子13の発光方向に対向する導光部16が備えられている。この導光部16は、透明樹脂材からなる単一の導光部材17を、サイドカバー6の上端に連なるよう位置決め係合してネジ連結したものとして構成されている。
そして、導光部材17の内端部は、図6(a)(b)、図10(a)(b)に示すように、発光部11のLED発光素子13の発光方向に対向しその表示光が入射される入光部17iとなり、導光部材17自体が入射した光を横外方に導く案内部17gとなっている。導光部材17の入光部17iの外端部は平面視で45度に傾斜されて、入光部17iに入射され案内部17gから横外方に導かれてきた表示光を、45度前方に向けて全反射(好ましくは乱反射)する反射部17rとされている。
ここで、図11、図12に示すように、引出し部2における前扉4の横外端は、サイドカバー6の横外端より若干(数mm程度)内方に位置するよう設定されて、食器洗浄機Aの横に臨設する収納扉や機器などの隣接部Bと前扉4との間に隙間cが形成されるようになっている。従って、この隙間cの奥に導光部材17の反射部17rが位置することになり、発光部11のLED発光素子13から点線矢印で示すように発せられた表示光は、導光部材17の入光部17iに入射し、案内部17gで導かれ、反射部17rで45度前方に向けて全反射されることで、前扉4と隣接部Bとの間の隙間cから前方に向けて照射されることになる。
このように、キッチンキャビネット5の前に立っているユーザーは、カウンタートップ5aの前端部に邪魔されることなく、かつ、屈み込むことなく、引出し部2を押し込み格納しての運転状況を、前扉4と隣接部Bとの間に形成された縦長の隙間cから照射される表示光によって、確認することができるようになる。
なお、運転状況の光報知は、操作部10での選択操作によってON/OFFすることができ、運転情報の報知が不要な場合には、発光部11からの発光を停止しておくことができる。ただし、運転情報報知が停止設定されている場合でも、異常発生時には、異常情報報知は実行され、早急な点検整備の必要が知らされるようになっている。
前記操作部10においては各種の運転モードを選択することができ、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転、消臭運転の順に実行させる連続運転モードや、乾燥運転のみを実行させる乾燥運転モードなどを任意に選択することができ、さらに、連続運転モードとしても、標準運転コース、念入り運転コース、スピーディ運転コース、快速運転コースが準備されている。
図13に、上記食器洗浄機Aにおける機能部の概略が示されており、その基本的な構成および機能を以下に説明する。
引出し部2には、食器洗浄槽3に洗浄水を供給する給水路20、および、給水路開閉用の給水弁21が備えられるとともに、食器洗浄槽3の底部下方には、正逆転の切換えによって洗浄ポンプおよび排水ポンプとして機能するポンプ22が設けられている。また、食器洗浄槽3の内部には、洗浄ノズル23やヒータ24などが備えられ、さらに、食器を収納する洗浄かご25が脱着自在に装備されている。
前記ポンプ22は、食器洗浄槽3の底部に形成した水貯留用凹部26に給水管27を介して接続されるとともに、排水管28に接続されている。水貯留用凹部26には導水管29を介して水位センサ30が接続されている。
食器洗浄槽3の前側には、食器洗浄槽3の空気を循環流動させながら除湿して槽内を乾燥する乾燥ユニット31が設置されている。つまり、食器洗浄槽3の前壁部には、食器洗浄槽3の空気を取り出して乾燥ユニット31に供給する吸気口32と、乾燥ユニット31で除湿された空気を食器洗浄槽3に戻す還元口33とが形成され、シロッコファンからなる循環ファン34によって吸気口32から吸引した空気を吸気経路35を介して除湿部36に導いて除湿した後、還元経路37および還元口33を経て食器洗浄槽3に戻すよう構成されている。
前記除湿部36には、縦向き姿勢で並列配備された複数の平板状の伝熱体37と、これら伝熱体37群に向けて上方から除湿用の水を吹き付ける噴出ノズル38とが備えられており、吸気口32から吸引した空気を伝熱体37群の間を上方に向けて流動させながら噴出ノズル38で水を吹き付けることで、空気中の水分を凝縮させ、凝縮したドレン水を吸気経路35の底部に沿って流下させて、水貯留用凹部26に回収するよう構成されている。
なお、除湿用の水は、給水の一部が遮断弁40および水圧安定用のガバナ41を経て噴射ノズル38に供給されるようになっている。
そして、ヒータ24を通電加熱作動させた状態で、循環ファン34の通風作動および噴射ノズル38の水噴射作動を行わせることにより、食器洗浄槽3から吸引した空気を除湿部36で除湿処理した後、食器洗浄槽3に戻し、かつ、ヒータ24による加熱によって収容された食器を乾燥する乾燥運転が行われるのである。
なお、水貯留用凹部26に溜まる水にヒータ24が浸漬することがないように、水位センサ30による水位検出情報に基づいてポンプ22による排水制御が実行される。
また、ヒータ24を停止させた状態で、循環ファン34の通風作動および噴射ノズル38の水噴射作動を行わせることにより、食器洗浄槽3から吸引した空気中の臭気成分を除湿部において除湿用水に吸収し、脱臭した空気を食器洗浄槽3に還元供給することで消臭運転を行うことができる。
〔他の実施例〕
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)上記実施例では引出し部2の両横側にそれぞれ発光部11および導光部16を配備して、引出し部2の左右箇所に表示光を導く場合を例示したが、引出し部2と隣接部Bとの左右間に上下に長い隙間cがあるので、引き出し部2の横一側にのみ発光部11および導光部6を上下に長く配備して、引出し部2の横一側だけで集中して表示することも可能である。この場合、表示する内容に応じて発光部11からの異なった色の表示光を発するようにしておくと、表示内容の認識が容易となる。
(2)上記実施例では、食器洗浄槽3を備えた箱形の引出し部2を直線スライドして出し入れする食器洗浄機Aを例示しているが、引出し部2としての前扉を前方に揺動して開放する前開き仕様の食器洗浄機に適用することもできる。
(3)前記導光部16としては、発光部11に対して斜めに対向する反射板のみを用いて構成することもできる。
(4)隣接部Bの側面に反射シール(反射体)を貼っても良い。導光部材17の反射部17rの一部分17jは、図12に示すように、直線になっているため、案内部17gから導かれてきた表示光の一部が、反射シールに当たり、反射シール全体が光る。前記前扉4の設置位置により、導光部材17の全体が隠れたとしても、隙間Cから表示光を確認することができる。
1 本体ケース
2 引き出し部
3 食器洗浄槽
4 前扉
5 キッチンキャビネット
6 張出し部(サイドカバー)
10 操作部
11 発光部
16 導光部
17 導光部材
17i 入光部
17g 案内部
17r 反射部

Claims (7)

  1. キッチンキャビネット前面の収容凹部に対して、その前方へ引き出し移動および後方へ押し込んで格納可能とされた引出し部を備えたキャビネット組込み型厨房機器であって、
    当該厨房機器は、前記引出し状態において前記収容凹部外部に露出する操作部を備えるとともに、
    前記引出し部には、前記厨房機器の運転状態に応じた表示光を発する発光部を設けると共に、
    前記引出し部を前記操作部と共に前記押し込み格納した状態においては、前記発光部から発せられた表示光を入光すると共に所定方向に導光して後、前記引出し部の側面側から前記キッチンキャビネットの収納凹部前方に向けて反射する導光部を具備し、
    前記導光部は、前記引出し部が前記押し込み格納されているときに、前記発光部に対向して当該発光部からの表示光が入射できる入光部と、前記入射した光を横側方に導く案内部と、前記案内部で導かれた光を前記キッチンキャビネット前方に向けて反射する反射部とを備えている、
    ことを特徴とするキャビネット組込み型の厨房機器。
  2. キッチンキャビネット前面の収容凹部に収容固定され、かつ、前面が開口した本体ケースを備えると共に、
    前記引出し部は、前記本体ケースの前記開口から引き出し移動および押し込み格納可能とされ、
    前記本体ケースの前端部に、横側方に突出する縦長の張出し部を備えると共に、前記張出し部に前記導光部を備えている、
    請求項1に記載のキャビネット組込み型厨房機器。
  3. 前記発光部の表示光は、運転状況に応じた運転情報報知用と、異常情報に応じた異常情報報知用であり、前記運転情報報知用及び前記異常情報報知用の両表示光を行うのか、または前記異常情報報知用のみの表示光を行うのかを選択可能に構成している請求項1または2に記載のキャビネット組込み型厨房機器。
  4. 前記引出し部が、その内部に食器洗浄槽を備えたものである、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のキャビネット組込み型厨房機器。
  5. 前記食器洗浄槽内部の乾燥運転の実行機能と、前記乾燥運転の実行に際しての前記食器洗浄槽の空気の循環流動機能と、前記循環流動中に前記空気の除湿機能とを具備した、
    請求項4に記載のキャビネット組込み型厨房機器。
  6. 前面に厨房機器の収容凹部を備え、前記収容凹部に前記厨房機器を組み込むキッチンキャビネットであって、前記請求項1ないし5のいずれかに記載の厨房機器が前記収容凹部に組み込まれる、ことを特徴とするキッチンキャビネット。
  7. 前記キッチンキャビネットにおける前記導光部の前記反射部と対向する位置に、光の反射率を増加させる反射体を貼付した、請求項6に記載のキッチンキャビネット。
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