JP6340582B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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本発明は食器類を洗浄する食器洗い機で、特にビルトインタイプの食器洗い機に関する。
従来、この種の食器洗い機は図4のように構成されている(例えば、特許文献1参照)。図8は従来の食器洗い機の側面断面図で、システムキッチンに組み込まれた状態を示す。なお、破線で記載された部分は洗浄槽が引き出された状態を示す。図8に示すように、システムキッチンKに収容された食器洗い機本体101内に設けられた洗浄槽102は、案内レール103により出し入れ自在に配置されている。また、洗浄槽102は、上面に開口を有し、食器類104を収容する食器かご105が配置されている。食器かご105の下方には洗浄ノズル106が回転自在に設けられている。洗浄槽102内に溜めた洗浄水をポンプ107が循環させ、ヒータ108により加熱された洗浄水を洗浄ノズル106より噴射して食器類104を洗浄する。
洗浄槽102の前方に設けられたドア109の上部にはハンドル110と排気口111が設けられている。第1の送風装置112は、洗浄槽102内の空気を排気口111より機外へ排出して食器類104の乾燥をする。このとき、第2の送風装置113は、機外の空気を洗浄槽102から排出された空気に排気口111の手前で混合し、排気される空気の温度と湿度を低下させる。これにより、排気口111やキッチンカウンター114への結露を抑制するとともに、使用者に不快感を与えることを防止している。
ハンドル110は、前面に操作部115を備える。操作部115は、洗浄プログラムを選択するなどの運転設定ができ、表示部115aを有して前面から動作状態を視認することができるように構成されている。また、ドア109の下部にシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ材質からなる同じ意匠の化粧パネル116が取り付けられ、システムキッチンKのデザイン性を向上させている。
しかしながら、特許文献1の構成において、化粧パネル116は、ドア109の大部分を占めてデザイン性を向上してはいるが、食器洗い機として特有のハンドル110が上部に残っている。そのため、システムキッチンKの意匠としては、ハンドル110だけが異質なデザインとなっているという課題があった。
そこで、ドア109の全面を完全にシステムキッチンKの扉の意匠に合わせることが検討されている。そのような構成になると、操作部115は洗浄槽2を引き出したときに見える開口の前部上面に設けることができるが、表示部115aは洗浄槽2が食器洗い機本体101内に収納されると見えなくなってしまうという課題が発生する。そして、このような課題に対して、表示部115aの光を反射させたり、導光したりする導光部を設け、ドア109の上部とキッチンカウンターとの隙間や、ドア109と左右隣の引き出しとの隙間まで光を導き、使用者が前方から動作状態を視認できるようにする技術が開示されている(例えば、特許文献2〜4参照)。
特開2007−068601号公報 特開2007−097804号公報 特開2007−097800号公報 特開2013−220234号公報
しかしながら、前記特許文献のうち、特許文献2および3に記載された構成では、
光を導く導光部が上を向いているため、上部から滴下してくる水を防ぐように対応する必要があり、もし何らかの原因で導光部に水が浸入して表示部を有する制御基板に達してしまうと、故障につながるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、隙間に表示部の光を導いて動作状態を視認できるようにして、ドアの前面全てにシステムキッチンの扉と同じ意匠の化粧パネルを装着できるようにし、システムキッチンのデザイン性を向上させるとともに、上方から水が浸入してきたとしても、表示部の制御基板へ水が浸入することを防止できる食器洗い機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、前面が開口された筐体と、前記筐体内に出し入れ自在に設けられた洗浄槽と、前記洗浄槽の前方に設けられ前記洗浄槽が前記筐体内に収容されたときに前記筐体の前面を覆うドアと、前記洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄装置と、一連の洗浄運転を実行する制御装置と、前記洗浄運転を設定する操作部とを備え、前記ドアは、前記洗浄槽の前方に設けられた化粧パネルと前記洗浄槽を引き出すためのハンドルとを有し、前記操作部は設定ボタンと表示装置とを有し、前記表示装置は、発光部を含む制御基板と、前記発光部の光を導く導光部と、前記導光部により導かれた光を放射する表示開口部とを有し、前記表示開口部は前記化粧パネルの端面外側に沿って設けられ、前記表示装置は、前記表示開口部から浸入した水が前記制御基板に到達しないように構成されたものである。
これにより、発光部を含む制御基板への水の浸入を防止し、表示装置や操作部の誤動作や故障を防止できる。また、ドアの周囲の隙間を有効に活用して動作状態の表示の視認性を確保できるので、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着でき、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
本発明の食器洗い機は、食器から滴下したりするなどした水が表示装置の表示開口部から内部に浸入した場合でも、発光部を含む制御基板に到達しないようにしたので、表示装置および表示装置を有する操作部の誤動作や故障を防止できる。また、表示開口部を化粧パネルの端面外側に沿って設けることによりドアの周囲の隙間を有効に活用して動作状態の表示の視認性を確保できるので、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着でき、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機が収納されるシステムキッチンの要部斜視図 本実施の形態における食器洗い機の側面断面図(図1のA−A断面図) 図2の要部側面断面図 本実施の形態における食器洗い機の要部斜視図 本実施の形態における食器洗い機の側面断面図(図1のB−B断面図) 図5の要部側面断面図 本実施の形態における食器洗い機の要部正面図 従来の食器洗い機の側面断面図
第1の発明の食器洗い機は、前面が開口された筐体と、前記筐体内に出し入れ自在に設けられた洗浄槽と、前記洗浄槽の前方に設けられ前記洗浄槽が前記筐体内に収容されたときに前記筐体の前面を覆うドアと、前記洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄装置と、一連の洗浄運転を実行する制御装置と、前記洗浄運転を設定する操作部とを備え、前記ドアは、前記洗浄槽の前方に設けられた化粧パネルと前記洗浄槽を引き出すためのハンドルとを有し、前記操作部は設定ボタンと表示装置とを有し、前記表示装置は、発光部を含む制御基板と、前記発光部の光を導く導光部と、前記導光部により導かれた光を放射する表示開口部とを有し、前記表示開口部は前記化粧パネルの端面外側に沿って設けられ、前記表示装置は、前記表示開口部から浸入した水を誘導する突起部が前記導光部の内面に形成され、浸入した水が前記制御基板に到達しないように構成されたものである。
これにより、制御基板への水の浸入を防止し、表示装置や操作部の誤動作や故障を防止できる。また、表示開口部を化粧パネルの端面外側に沿って設けることによりドアの周囲の隙間を有効に活用して動作状態の表示の視認性を確保できるので、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着でき、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記表示装置は、浸入した水を前記制御基板に近づかない方向に誘導する誘導経路を有するものである。これにより、確実に制御基板への水の浸入を防止できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記発光部から照射された光を前記表示開口部に導く導光部材が前記導光部に設けられ、前記導光部材は、浸入した水を誘導する突起部を有するものである。これにより、導光部材を伝って浸入した水を、突起部により確実に発光部に近づかないように誘導できる。また、一体に形成することで安価に構成できる。
の発明は、第1から第のうちいずれかの発明において、前記表示装置は、浸入した水を吸水する吸水部材を有するものである。これにより、浸入した水が少量であれば吸水部材に拡散させて容易に蒸発させることができ、多めの水であれば吸水部材を伝わせて排出し、制御基板への水の浸入を防止できる。
の発明は、第1から第のうちいずれかの発明において、前記洗浄槽内の空気を排気する送風装置と排気口とを備え、前記排気口は前記表示開口部と一体に形成され、前記ドアの端面外側に沿って設けられたものである。これにより、ドアの周囲の隙間を有効に活用し、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着でき、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機が収容されたシステムキッチンの要部斜視図である。図2は、本実施の形態における食器洗い機の側面断面図で、図1のA−Aに沿った断面図であり、引き出し方式のビルトインタイプの食器洗い機がシステムキッチンに収納された状態を示す。なお、図2において、二点鎖線で記載された部分は洗浄槽が引き出された状態を示す。図3は、図2の要部側面断面図であり、キッチンカウンター前部と食器洗い機の前上部の排気口近傍を示す。図4は、本実施の形態における食器洗い機の要部斜視図であり、ドアの上部端面に設けられた排気口を示す。
図1において、食器洗い機DはシステムキッチンKに収納されている。食器洗い機Dのドア9として設けられた化粧パネル9aの周囲には、所定寸法の隙間S1、S2、S3、S4が存在する。図2において、食器洗い機Dは、箱状に形成され前面が開口した筐体1の内部に洗浄槽2を備える。洗浄槽2は、上面が開口し、筐体1の両側壁の内側に水平に配設された案内レール3に懸架され、前後方向に出し入れ自在に設置されている。洗浄槽2は、内部に食器類4を整列配置するための食器かご5を有し、食器類4に洗浄水を噴射して洗浄する洗浄装置6を備えている。洗浄装置6は、洗浄槽2に給水された洗浄水を循環させる洗浄ポンプ6aと、洗浄ポンプ6aで圧送された洗浄水を食器類4に噴射する洗浄ノズル6bとを含む。また、洗浄槽2の底部には、洗浄運転の洗いステップやすすぎステップにおいては洗浄水を加熱し、乾燥ステップにおいては洗浄槽2内に送風される空気を加熱するヒータ8が配設されている。
洗浄槽2の前方にはドア9が設けられ、ドア9は洗浄槽2が筐体1の内部に完全に押し込まれたときに筐体1の前面を覆う。ドア9は、洗浄槽2の前方に設けられた化粧パネル9aと洗浄槽2を引き出すためのハンドル9bとを有し、支持部9cを介して洗浄槽2に固定される。化粧パネル9aは、食器洗い機が収納されるシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠で同じ材質のパネルであり、ドア9の全面に装着される。ハンドル9bは、使用者が洗浄槽2を筐体1の外へ引き出すときに手でつかんだり指を引っ掛けたりするが、ハンドル9bもシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠で同じ材質である。
従来の食器洗い機のドアは、その前面の大部分がシステムキッチンの扉と同じ意匠の化粧パネルが装着されていたとしてもハンドルの意匠は異なり、ロックを解除する操作レバーを内蔵していたり、操作スイッチや運転ランプなどが配設されていたりする。しかし、本実施の形態の食器洗い機Dは、ドア9の前面の意匠はハンドル9bを含めてシステムキッチンKと完全に同じであり、一見しただけでは食器洗い機Dが収納されていることが判別しにくいような構成である特徴を有する。
洗浄槽2の上面の開口を閉塞する中蓋10が筐体1の内側上部に設けられている。中蓋10は裏面にパッキン10aを有するとともに、前後一対のリンクを含む左右一対のリンク機構10bにより上下動自在に配置されている。そして、洗浄槽2の前後の動きに応じて上下に移動して洗浄槽2が筐体1の内部に完全に押し込まれたときに上面の開口を閉塞する。また、食器洗い機の洗いステップ、すすぎステップ、乾燥ステップなどの一連の洗浄運転を実行する制御装置11が洗浄槽2とドア9の間に設置されている。さらに、使用者が一連の運転の設定などを行う操作部21と設定ボタン12が洗浄槽2の前部上面に設けられている。
洗浄槽2内に外部の空気を送風する第1の送風装置13が洗浄槽2の底面外側に設けられ、第1の送風装置13から連通する送風孔14が洗浄槽2の前面下部に設けられている。洗浄槽2内の空気が排出される排出孔15が洗浄槽2の前面上部に設けられている。そして、排出孔15に一端が連通する排気経路16がドア9と洗浄槽2との間に配設されている。排気経路16は、下方に屈曲部を配した前後方向にU字形に形成され、他端に排気口17を有する。
排気経路16の前方に排気経路16と前後方向で少なくとも一部が面接触し、一端が排気口17の手前で排気経路16に合流する送風経路18が配設されている。送風経路18は他端に第2の送風装置19を有する。これにより、第1の送風装置13により洗浄槽2内から排出孔15と排気経路16を経由して排出される空気は、第2の送風装置19により送風される洗浄槽2外の空気と混合されて排気口17から食器洗い機の機外へ排気される。
排気口17は、化粧パネル9aの前面よりも後方で化粧パネル9aの上部端面9dの外側に沿って設けられ、化粧パネル9aとキッチンカウンターKaの隙間S1から前方へ排気するように構成されている。この構成により、収容されるシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネル9aをドア9の前面全てに装着することができるとともに、システムキッチンKのデザイン性を向上させることができる。
そして、図2と図3に示すように、排気口17と、排気口17の近傍で化粧パネル9aの上部に位置する排気経路16とは、横方向に長い下部の長面となる部分が化粧パネル9aの上部端面9dで構成されている。すなわち、横方向に長い上部の長面16aと上下方向に短い左右の短部16bが排気経路16として他の部分と一体で成形されており、左右の短部16bの下端が化粧パネル9aの上部端面9dに当接することにより細長い矩形の排気口17が形成される。また、排気口17の適当な位置に、短部16bと平行に少なくとも1箇所のリブ16cが化粧パネル9aの上部端面9dと当接するように形成されている。そして、左右の短部16bとリブ16cの下端は、化粧パネル9aが支持部9cに固定されるときに化粧パネル9aの上部端面9dが当接し、上方向の位置を規制する。
さらに、図2において、温度センサー20が洗浄槽2の底面外側に設けられている。制御装置11は、温度センサー20により洗浄槽2に洗浄水がない運転直後に雰囲気温度を検知し、洗浄水が給水された後の洗いステップとすすぎステップでは洗浄水の温度を検知し、乾燥ステップでは洗浄槽2内の空気の温度を検知する。制御装置11は、温度センサー20の信号によって洗いステップ、すすぎステップ、乾燥ステップを制御し、洗浄運転を実行する。また、制御装置11は、第1の送風装置13と第2の送風装置19の運転時間を制御する。そして、乾燥ステップに入ると、運転開始直後に検知した雰囲気温度に応じて、第1の送風装置13と第2の送風装置19との運転時間の組合せを制御し、洗浄槽2からの高温高湿の空気と外部の空気との混合割合を調節する。これにより、排気口17から排気される空気の温度と湿度を低下させ、周囲への結露を防止するとともに使用者に不快感を与えないようにしている。
つぎに、洗浄運転を設定する操作部と、操作部に設けられた表示装置の構成について詳細に説明する。図5は、本実施の形態における食器洗い機の側面断面図で、図1のB−Bに沿った断面図である。図6は、図5の要部側面断面図であり、洗浄槽の前上部の操作部近傍を示す。図7は、本実施の形態における食器洗い機の要部正面図であり、ドア上部端面に設けられた表示装置の表示開口部と排気口の近傍を示す。図3の斜視図は食器洗い機を正面から見て左側の排気口近傍を示したが、図7は食器洗い機を正面から見て右側の開口部近傍を示す。
図5と図6において、洗浄槽2の前部上面に設けられた操作部21は、洗浄プログラムの選択を受け付ける設定ボタン12と、受け付けた状態を表示する表示装置22とを有している。表示装置22は、発光部23(例えばLEDランプ)を備えた制御基板24と、発光部23の光を導く導光部材25が設けられた導光部26と、導光部26により導かれた光を放射する表示開口部27とを有している。図7において、上述した排気口17と表示開口部27とは一体で構成され、ドア9に設けられた化粧パネル9aの端面外側の1つ
である上部端面9dに沿って設けられている。
使用者は、操作部21の設定ボタン12により食器洗い機の洗浄プログラムを選択する。設定ボタン12の入力を受け付けたり、動作状態などを表示する発光部23を制御したりする制御基板24は、設定ボタン12の下方に配設されている。発光部23は制御基板24に実装されている。そのため、設定ボタン12を透過性にしたとしても、洗浄運転を実行するために洗浄槽2が筐体1に収納されれば、使用者は発光部23の光を視認することができなくなる。そこで、本実施の形態では、発光部23から導光部26が形成され、発光部23の光は、導光部26の先端に設けられた表示開口部27から放射されるように構成されている。
導光部26は、例えば、内面に反射体を形成して連続反射で光を導いてもよいが、本実施の形態では、光を透過する樹脂で形成した導光部材25が内部に設けられている。導光部材25は、導光部26の形状に沿って屈曲した形状をなし、導光部材25の上端は表示開口部27から見えるように設けられ、下端は制御基板24の発光部23の直上に設けられている。これにより、導光部材25は発光部23から照射された光を表示開口部27まで導き、表示開口部27から前方に光を放射する。そして、使用者は、ドア9上部の隙間S1を通して放射された光を表示として視認できる。また、上述した排気口17と同様に、この構成により、収容されるシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネル9aをドア9の前面全てに装着することができるとともに、システムキッチンKのデザイン性を向上させることができる。
さらに、導光部材25の後面25aと前面25bには、それぞれ導光部26の横方向に沿って突起部28と突起部29とが一体に形成されている。後面25aの突起部28は、発光部23より前方の屈曲部25cの近傍に上方向に設けられ、導光部材25の垂直部分とで溝部30を形成している。溝部30には、図示しない前面に向けた開口または側面の開口が設けられている。また、前面25bの突起部29は、発光部23より前方の屈曲部25cの近傍に下方向に設けられている。さらに、導光部材25の後面25aに対向する導光部26の内面下部に下方向の突起部31が一体に形成されており、溝部30の内側に挿入されている。
以上のように構成された食器洗い機について、以下その動作、作用を説明する。使用者がドア9に設けられたハンドル9bをつかんで洗浄槽2を筐体1から引き出し、洗浄槽2内に配置された食器かご5に汚れた食器類4を配置する。次に洗剤を入れ、操作部21にある設定ボタン12により運転コースを選択し、運転開始のボタンを押す。そして、洗浄槽2を筐体1内の収納位置まで押し込む。このとき、中蓋10はリンク機構10bにより後方かつ下方に移動し、洗浄槽2の開口を閉塞する。同時に、マイクロスイッチ(図示せず)は洗浄槽2が完全に押し込まれた位置にあることを検知して検知信号を制御装置11に送り、制御装置11は洗浄運転を開始する。
制御装置11は、洗浄運転を開始すると、給水弁(図示せず)を開いて洗浄水となる水道水を給水する。さらに、洗浄槽2に配置されたヒータ8によって洗浄水を加熱しながら、洗浄ノズル6bから食器類4に向かって噴射し、食器類4の汚れを落とす洗いステップを行う。その後、すすぎステップとして複数回洗浄水を入れ替えてすすぎを行った後、新たに給水した洗浄水をヒータ8によって約80℃に加熱しながらすすぐ加熱すすぎステップを行う。その後、洗浄水を排水し、ヒータ8によって洗浄槽2内の空気を加熱しながら、第1の送風装置13によって水分を多く含んだ高温空気を排出孔15より排出して食器類4および洗浄槽2の内部を乾かす乾燥ステップを行い、所定の時間や所定の温度に到達することにより運転を終了する。
つぎに、洗浄運転における操作部21の動作、作用について説明する。操作部21に含まれる表示装置22において、発光部23は、発光色を変化させることができ、また点灯したり点滅したりして、動作状態を表示する。本実施の形態では、洗浄工程中は青色、乾燥工程中は橙色に点灯し、使用者に動作状態を知らせる。さらに異常発生時には素早く点滅し、ブザー音とともに使用者に報知する。
また、食器洗い機はシステムキッチンKにビルトインされているため、使用者が食器類4をセットする前にシンクでの下洗いなどで飛散した水や、セットするときに使用者の濡れた手や濡れた食器類4から滴る水が、化粧パネル9aや操作部21に付着する。しかしながら、操作部21に設けられた制御基板24に水が浸入することは故障を招くため、これを防止する必要がある。本実施の形態では、導光部材25に形成された突起部などにより水を排除する誘導経路を構成し、制御基板24に水が浸入することを防止しているので、その作用について説明する。
表示開口部27は化粧パネル9aの上部端面9dで前方に開放されている。そのため、表示開口部27から水が浸入する可能性がある。少量の水であれば、化粧パネル9aが取り付けられたわずかな隙間に吸引されるなどして導光部材25には達せず、操作部21内に浸入することはない。ただし、水の量が多い場合や直接導光部材25に水が付着した場合、水は操作部21内に浸入して導光部材25や導光部26の内面を伝い落ちる。
このとき、導光部材25の前面25bを伝った水は、導光部材25の屈曲部25cの近傍に下向きに形成された突起部29に遮られて滴下し、発光部23や制御基板24に到達することはない。また、導光部材25の後面25aを伝った水は、導光部材25の屈曲部25cの近傍に一体に設けられた突起部28により形成された溝部30に溜まり、図示しない前面に向けた開口または側面の開口から下方に排出され、発光部23や制御基板24に到達することはない。
さらに、導光部材25の後面25aに対向する導光部26の内面を伝った水は、導光部26の内面下部に下方向に形成された突起部31により溝部30に導かれ、前面に向けた開口または側面の開口から下方に排出され、発光部23や制御基板24に到達することはない。
このようにして、導光部材25などに形成された突起部28、29、31と溝部30により誘導経路が構成され、操作部21に浸入した水は確実に排出されて発光部23や制御基板24に到達することはなく、操作部21や表示装置22の誤動作や故障を防止することができる。
また、導光部材25と導光部26の内面との間に吸水部材(図示せず)を配設してもよい。この構成により、浸入した水が少量であれば吸水部材に拡散させて容易に蒸発させることができる。また、多めの水であれば吸水部材を伝わせて誘導経路として排出し、制御基板への水の浸入を、より確実に防止することができる。
通常、キッチンカウンターKaと化粧パネル9aの上部端面9dとの隙間S1は数ミリ程度と狭い。その狭い隙間S1へ排気経路および排気口を設けて機外へ排気したり、表示開口部27を設けて表示したりする構成とした場合、排気口17および表示開口部27の高さ寸法は非常に小さくなる。そこで、本実施の形態のように、排気経路16の下部の長面に相当する部分を化粧パネル9aの上部端面9dで構成すれば、排気経路16および排気口17の面積を最大限に確保することができるため、必要な風量を確保して乾燥性能の低下を防止することができる。同様に、表示開口部27の下部の長面に相当する部分を化粧パネル9aの上部端面9dで構成すれば、表示開口部27の面積を最大限に確保するこ
とができるため、導光部材25を介して表示開口部27から放射される光量も多くなり、前方からの視認性を向上させることができる。
また、排気口17および表示開口部27は化粧パネル9aの前面より後方に配置されているため、食器洗い機がシステムキッチンKに収納された状態において使用者からは直接は見えにくく、特にキッチンカウンターKaの近くに立てば見えなくなる。そのため、ドア9の意匠を合わせた食器洗い機が収納されるシステムキッチンKのデザイン性を損なうことがない。ただし、表示開口部27から放射された光は化粧パネル9aの上部端面9dを照らすため、使用者がキッチンカウンターKaの近くに立っても、動作状態の表示を視認することができる。
また、ドア9に取り付けられる化粧パネル9aは、ドア9に隣り合うシステムキッチンKの扉や引き出しの上下位置に合わせて微調整される。そのため、排気口17が化粧パネル9aに閉塞されて排気が阻害されたり、表示開口部27が閉塞されて光の放射が阻害されるおそれがある。しかしながら、本実施の形態によれば、短面16bとリブ16cの下端により上方向への取り付け位置が規制されるため、排気口17からの排気や表示開口部27からの光の放射が阻害されることはない。さらに、化粧パネル9aをドア9の支持部9cへ固定する際に、短面16bとリブ16cの下端に合わせて位置決めできるため、作業性が向上する。
なお、本実施の形態では、排気口17および表示開口部27が一体に形成されるとともに化粧パネル9aの上部端面9dに設けられ、化粧パネル9aとキッチンカウンターKaの隙間S1に配設される構成としているが、これに限るものではない。例えば、排気口17と表示開口部27が別々に構成されて離れて設置されてもよい。また、そのいずれであっても、化粧パネル9aの左右の端面外側に沿って設けられて化粧パネル9aとシステムキッチンKの扉との左右隙間S3、S4に配設されたり、化粧パネル9aの下部端面の隙間S2に設けられたりする構成としてもよい。そして、それぞれの方向に対して排気口17や表示開口部27が化粧パネル9aの取り付け位置を規制するようにしてもよい。
以上のように、食器洗い機において、洗浄槽の空気を排気する排気口が化粧パネルの端面外側に沿って設けられることにより、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着できるとともに、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
また、表示装置の表示開口部が化粧パネルの端面外側に沿って設けられ、表示装置は、表示開口部から浸入した水が制御基板に到達しないように構成されることにより、発光部を含む制御基板への水の浸入を防止し、表示装置や操作部の誤動作や故障を防止できる。また、ドアの周囲の隙間を有効に活用して動作状態の表示の視認性を確保できるので、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着でき、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、表示開口部から浸入した水が前記制御基板に到達しないように構成されたことにより、発光部を含む制御基板への水の付着を防止し、表示装置や操作部の誤動作や故障を防止できるとともに、ドアの周囲の隙間を有効に活用して動作状態の表示の視認性を確保できるので、収納されるシステムキッチンの扉と同じ意匠の化粧パネルが前面全てに施されたデザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。
1 筐体
2 洗浄槽
4 食器類
6 洗浄装置
6a 洗浄ポンプ
6b 洗浄ノズル
9 ドア
9a 化粧パネル
9b ハンドル
9c 支持部
9d 上部端面
11 制御装置
12 設定ボタン
13 第1の送風装置
17 排気口
18 送風経路
19 第2の送風装置
21 操作部
22 表示装置
23 発光部
24 制御基板
25 導光部材
26 導光部
27 表示開口部
28 突起部(誘導経路)
29 突起部(誘導経路)
30 溝部(誘導経路)
31 突起部(誘導経路)

Claims (5)

  1. 前面が開口された筐体と、前記筐体内に出し入れ自在に設けられた洗浄槽と、前記洗浄槽の前方に設けられ前記洗浄槽が前記筐体内に収容されたときに前記筐体の前面を覆うドアと、前記洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄装置と、一連の洗浄運転を実行する制御装置と、前記洗浄運転を設定する操作部とを備え、前記ドアは、前記洗浄槽の前方に設けられた化粧パネルと前記洗浄槽を引き出すためのハンドルとを有し、前記操作部は設定ボタンと表示装置とを有し、前記表示装置は、発光部を含む制御基板と、前記発光部の光を導く導光部と、前記導光部により導かれた光を放射する表示開口部とを有し、前記表示開口部は前記化粧パネルの端面外側に沿って設けられ、前記表示装置は、前記表示開口部から浸入した水を誘導する突起部が前記導光部の内面に形成され、浸入した水が前記制御基板に到達しないように構成された食器洗い機。
  2. 前記表示装置は、浸入した水を制御基板に近づかない方向に誘導する誘導経路を有する請求項1記載の食器洗い機。
  3. 前記発光部から照射された光を前記表示開口部に導く導光部材が前記導光部に設けられ、前記導光部材は、浸入した水を誘導する突起部を有する請求項1または2記載の食器洗い機。
  4. 前記表示装置は、浸入した水を吸水する吸水部材を有する請求項1からのうちいずれか1項記載の食器洗い機。
  5. 前記洗浄槽内の空気を排気する送風装置と排気口とを備え、前記排気口は前記表示開口部と一体に形成され、前記ドアの端面外側に沿って設けられた請求項1からのうちいずれか1項記載の食器洗い機。
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