JP4096982B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器等の洗浄および乾燥を行う食器洗い機に関するものである。
従来、この種の食器洗い機は、図4に示すように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。
図4に示すように、システムキッチンに収容された食器洗い機本体内1に設けた洗浄槽2は、上方に開口部3を有し、食器類4を収容する食器かご5を配置している。食器かご5の下方には、洗浄ノズル6を回転自在に設けており、洗浄槽2内に溜めた洗浄水をポンプ7によって循環させ、洗浄ノズル6より噴射して食器類4を洗浄する。また、洗浄槽2の前部に設けられた前面パネル8の上部には、排気口9が設けられ、送風手段10によって、洗浄槽2内の空気を、排気経路11を経由して排気口9より機外へ排出して食器類4の乾燥をする。
洗浄槽2の下方には、第1のレール12を固定しており、第1のレール12は、食器洗い機本体1に固定した第2のレール13に前後方向へ平行移動可能に支持されている。食器類4の出し入れを行う際には、前面パネル8に設けられたハンドル14をつかみ、洗浄槽2を前方に引き出し、上方の開口部3より食器類4の収容をする。次に洗浄槽2を食器洗い機本体1に戻し、運転を開始すると、洗浄槽2の底部に配置されたヒータ15によって洗浄水を加熱しながら、洗浄ノズル6から食器類4に向かって噴射し、食器類4の汚れを落とす洗浄行程を行う。その後、食器類4をすすいだ後、乾燥行程を行って運転を終了する。
特開2001−046301号公報
しかしながら、このような従来の食器洗い機の構成では、システムキッチンに収容された状態で、洗浄槽2内の空気を排出するためには、洗浄槽2の前方に排気口9を配置する必要がある。また、排気口9から排出される洗浄槽2内の空気は、洗浄槽2内の温度とほぼ同じ(約80℃)であり、場合によってはやけどの恐れがあるという課題を有していた。
また、洗浄中に洗浄槽2から排気経路11に浸入した洗浄水が滞留し、異臭の原因となったり、排気経路11に浸入した洗浄水や排気経路11で結露した洗浄水の蒸気の結露水が滞留することにより、排気経路11が塞がれて、蒸気がスムーズに排出されず、食器類4の乾燥時間が長くなるという課題を有していた。
上記課題を解決するために、外気と混合する構造をとって、排気温度を下げようとすると、排気経路11が長くなるため、排気経路11に浸入した洗浄水および排気経路11で結露した洗浄水の蒸気の結露水がより滞留し易くなり、より大きな課題となるものであった。また、外気と混合させるために、混合室を設け、外気をその混合室に送る電装部品等の第2の送風手段を用いた場合は、洗浄水および洗浄水の蒸気の結露水の滞留が多くなると、第2の送風手段の回転部等に水が浸入し故障の原因となるばかりでなく、第2の送風手段の充電部に水が浸入した場合は、その部分が錆びて、通電が不安定になったり、運転ができなくなるなどの課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、排気経路に浸入した洗浄水や排気経路で洗浄水の蒸気が結露して発生した結露水による異臭、乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、故障が少なく安心して使える食器洗い機を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、前方に開口部を有する食器洗い機本体と、前記食器洗い機本体内に引き出し自在に設けられ、内部の空気を排出する排気口を有する洗浄槽と、前記排気口から排出された空気を排気経路を通じて前記食器洗い機本体の外部に排出する開口と、前記洗浄槽内の空気を前記排気口を経て前記開口より排出する第1の送風手段と、前記第1の送風手段により排出された空気に外気を混合する第2の送風手段と、前記排気経路と前記洗浄槽とに連通し、前記排気口から排出された空気と外気を混合させた時に生じる結露水を前記洗浄槽内に戻す戻し経路とを備え、前記戻し経路の前記排気経路からの入口近傍に、前記洗浄槽から排出された空気を前記排気経路に導くとともに、前記洗浄槽から排出された空気が前記戻し経路を通じて前記洗浄槽へ戻ることを抑制する導風体を設けたもので、排気口から排出された高温の蒸気は外気と混合して温度が下がるので、開口から高温の蒸気が外部に排出されることが無い。又、排気経路に浸入した洗浄水や、排気経路内で結露した洗浄水の蒸気の結露水は、戻し経路から戻し穴を通して洗浄槽に戻されるので内部に滞留することがないので、これら滞留水を起因とする異臭、乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。さらに、効率良く洗浄槽から排出される排気と第2の送風手段から送られてくる外気を混合させることができ、また、洗浄槽から排気経路に排出された排気が機外に出ずに戻し穴から洗浄槽に戻ってしまう排気の量を低減することができ、乾燥性能の低下を防止することができる。
本発明の食器洗い機は、排気経路に浸入した洗浄水や排気経路内で洗浄水の蒸気が結露して発生した結露水が洗浄槽に戻されるので、排気経路内の滞留水を起因とする異臭および乾燥性能の低下を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使用することができる。また、効率良く洗浄槽から排出される排気と第2の送風手段から送られてくる外気を混合させることができ、また、洗浄槽から排気経路に排出された排気が機外に出ずに戻し穴から洗浄槽に戻ってしまう排気の量を低減することができ、乾燥性能の低下を防止することができる。
第1の発明は、前方に開口部を有する食器洗い機本体と、前記食器洗い機本体内に引き出し自在に設けられ、内部の空気を排出する排気口を有する洗浄槽と、前記排気口から排出された空気を排気経路を通じて前記食器洗い機本体の外部に排出する開口と、前記洗浄槽内の空気を前記排気口を経て前記開口より排出する第1の送風手段と、前記第1の送風手段により排出された空気に外気を混合する第2の送風手段と、前記排気経路と前記洗浄槽とに連通し、前記排気口から排出された空気と外気を混合させた時に生じる結露水を前記洗浄槽内に戻す戻し経路とを備え、前記戻し経路の前記排気経路からの入口近傍に、前記洗浄槽から排出された空気を前記排気経路に導くとともに、前記洗浄槽から排出された空気が前記戻し経路を通じて前記洗浄槽へ戻ることを抑制する導風体を設けたもので、排気口から排出された高温の蒸気は外気と混合して、温度が下がるので、開口から高温の蒸気が外部に排出されることが無い。又、排気経路に浸入した洗浄水や、排気経路内で結露した洗浄水の蒸気の結露水は、戻し経路から戻し穴を通して洗浄槽に戻されるので内部に滞留することがないので、これら滞留水を起因とする異臭、乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。さらに、効率良く洗浄槽から排出される排気と第2の送風手段から送られてくる外気を混合させることができ、また、洗浄槽から排気経路に排出された排気が機外に出ずに戻し穴から洗浄槽に戻ってしまう排気の量を低減することができ、乾燥性能の低下を防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第1の送風手段と第2の送風手段とに連通し、洗浄槽から排出される空気と外気とを混合する混合室を設けたもので、第1の送風手段により排出された空気に第2の送風手段から取り入れられた外気を混合室で十分に混合させることができ、混合気の温度を効率よく下げることができ、開口から高温の蒸気が外部に排出されることが無い。
第3の発明は、特に、第2の発明の戻し経路と洗浄槽とを連通させる戻し穴を、混合室より下方に配置したもので、外気と洗浄水の蒸気を混合させたときに発生する結露水を効率良く洗浄槽に戻すことができ、この結露水が排気経路に滞留することによる乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
第4の発明は、特に、第2または第3の発明の戻し経路は、混合室と洗浄槽とを連通するようにしたもので、外気と洗浄水の蒸気を混合させたときに発生する結露水を効率良く洗浄槽に戻すことができ、この結露水が排気経路に滞留することによる乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の戻し経路の底面を洗浄槽に向けて下方に傾斜させたもので、外気と洗浄水の蒸気を混合させたときに発生する結露水を効率良く洗浄槽に戻すことができ、この結露水が排気経路に滞留することによる乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
第6の発明は、特に、第1〜のいずれか一つの発明の戻し経路の洗浄槽への開口近傍の洗浄槽内に、洗浄水を遮蔽する遮蔽体を設けたもので、洗浄中に洗浄水に混じって食器の残菜等のゴミが、戻し穴から排気経路内に入るのを防止でき、異臭発生の防止およびゴミ等の固着による戻し穴の閉塞を防止でき、故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の側断面図、図2は、同食器洗い機の要部断面図、図3は、同食器洗い機の洗浄槽の内面の斜視図である。
図1〜図3において、システムキッチンに収容された食器洗い機本体16は、前部に、洗浄槽17を出し入れするための開口部16aを有し、洗浄槽17は、その洗浄槽17を食器洗い機本体16内に収納したときに、前記開口部16aを閉じる扉体となる前面パネル26を有すると共に、上方に開口部18を有し、食器類19を収容する食器かご20を配置している。食器かご20の下方には、洗浄水を噴射すると共に回転自在の洗浄ノズル21と、洗浄槽17内に溜めた洗浄水を洗浄ノズル21を介して循環させるポンプ22が設けられている。また、洗浄槽17の底部には、洗浄水と第1の送風手段23によって送風される空気とを加熱するヒータ24が配設されている。
排気口25は、洗浄槽17の前方に設けた前面パネル26と洗浄槽17との間に配設され、第1の送風手段23によって、洗浄槽17内の空気を排気口25より排気するように構成されている。また、開口27は、前面パネル26の上方に設けられ、排気口25と開口27は、排気経路28で連通させている。
第2の送風手段29は、第1の送風手段23とほぼ同じ能力を有し、外気を、図示しない開口部から取り入れ、前面パネル26の後方に配設した送風経路30に送るものである。送風経路30は、混合室31で、上記排気経路28と合流し、洗浄槽17内の空気と外気を混合している。混合室31で混合された混合気は開口27より機外に排出される。
戻し穴32は、混合室31の下方の洗浄槽17に形成され、戻し経路33を介して混合室31と連通している。戻し経路33の底面は、混合室31から戻し穴32に向かって傾斜している。また、戻し経路33の混合室31側には、洗浄槽17内の空気が混合室31に向かい易くするため導風体34を形成している。そして、戻し穴32の洗浄槽17内には、遮蔽体35が洗浄槽17で形成されている。
また、洗浄槽17の下部には、洗浄水の温度を検知する温度検知手段36を設け、洗浄・すすぎ・乾燥工程を逐次制御する制御手段37は、温度検知手段36からの信号によって第1の送風手段23、第2の送風手段29の運転時間を制御するように構成されており、洗浄・すすぎ工程で、温度検知手段36が、洗浄槽17の温度が所定の温度(例えば、50℃)に達したことを検知すると、第2の送風手段29が運転し、乾燥工程に入ると、第2の送風手段29を運転すると共に、第1の送風手段23を数分間間欠運転させた後、連続運転させ、一定の時間経過後に、第2の送風手段29の運転を停止するようにしている。
また、洗浄槽17の下方には、第1のレール38が固定されており、第1のレール38は食器洗い機本体16に固定した第2のレール39に前後方向へ平行移動可能に支持されている。食器類19の出し入れを行う際には、前面パネル26に設けられたハンドル40をつかみ、洗浄槽17を前方に引き出し、上方の開口部18より食器類19の収容をするようにしている。
上記のように構成された食器洗い機の動作、作用を説明する。
まず、使用者は、前面パネル26に設けたハンドル40をつかみ洗浄槽17を食器洗い機本体16から引き出し、洗浄槽17内に配置した食器かご20に汚れた食器類19をセットする。次に洗浄槽17を食器洗い機本体16に戻し、運転を開始すると、洗浄槽17内底に配置されたヒータ24によって洗浄水を加熱しながら、洗浄ノズル21から食器類19に向かって洗浄水が噴射され、食器類19の汚れを落とす洗浄工程が行われる。
その後、数回の溜めすすぎを行った後、ヒータ24によって、約80℃に加熱しながらすすぐ、加熱すすぎ工程を行った後、ヒータ24によって空気を加熱しながら、第1の送風手段23によって、水分を多く含んだ加熱空気を排気口25より排出しつつ、食器類19および洗浄槽17内部を乾かす乾燥工程を行って運転を終了する。
洗浄工程中に洗浄ノズル21から噴出された洗浄水が、排気口25から排気経路28に浸入しても、戻し経路33を経由し戻し穴32から洗浄槽17に戻されるため、排気経路28、送風経路30および混合室31に洗浄水が滞留することはない。また、戻し穴32の洗浄槽17側には、遮蔽体35が洗浄槽17に形成されているため、戻し穴32に直接洗浄水が当たることが無く、洗浄水と共に流れてくる食器類19の残菜等のゴミも戻し穴32に直接当たることはない。このため、戻し穴32から、洗浄水に含まれる食器類19の残菜等のゴミが混合室31や排気経路28等の経路に浸入することを防止することができる。
乾燥工程の初期は、特に水分を多く含んだ加熱空気が排気口25から排出されるが、第2の送風手段29を運転すると共に、第1の送風手段23を数分間間欠運転することにより、容易に第1の送風手段23の風量を落とすことができるため、排気口25から排出される洗浄槽17内の空気の温度を下げるとともに、空気の水分を減少させることで、加熱空気によるやけどや機外への結露を防止することができる。
また、同様の理由で、乾燥工程の初期に多く発生する混合室31内の結露水は、第1の送風手段23が間欠運転で停止した時に、洗浄槽17内の圧力が下がるので、戻し経路33を経由して戻し穴32から洗浄槽17に流れ出る。このとき、戻し穴32は、混合室31の下方の洗浄槽17に形成され、なおかつ、戻し経路33の底面は、混合室31から戻し穴32に向かって下方に傾斜しているので、スムーズに洗浄槽17へ結露水を流すことができる。そして、間欠運転後の送風量を従来のままの乾燥工程に戻すことによって、食器類19の乾燥性能の低下を防止することができる。間欠運転後の滞留した結露水は、乾燥終了後、第1の送風手段23が停止すれば、戻し穴32から洗浄槽17に流れ出る。また、乾燥工程中に数回、第1の送風手段23を停止すれば、結露水は洗浄槽17に戻すことができる。
このように結露水を、洗浄槽17内に回収することにより、空気に含まれる水分を減少させることができ、開口27より外部に排出される空気の水分をより少なくすることができ、機外への結露を防止することができる。
また、排気口25から排出された空気は、導風体34で混合室31に導かれるため、戻し穴32から洗浄槽17に戻る空気量を軽減することができ、混合室31で排気口25から排出された空気と第2の送風手段29から送られる外気を効率良く混合させることができる。
このように本実施の形態によれば、食器洗い機本体16内に内部の空気を排出する排気口を有する洗浄槽17を設け、前記洗浄槽17内の空気を前記排気口25を経て前記開口27より機外に排出する第1の送風手段23と、前記第1の送風手段23により前記排気口25から排出された洗浄槽17内の空気に外気を混合させる第2の送風手段29と、前記排気口25から排出された空気と外気を混合させた時に生じる結露水を前記洗浄槽17内に戻す戻し経路33とを備えたことにより、結露水を洗浄槽17に戻すことができ、これらの滞留水を起因とする異臭、乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
また、第1の送風手段23と第2の送風手段29とに連通し、洗浄槽17から排出される空気と外気とを混合する混合室31を設けたことにより、第1の送風手段23により排出された空気に第2の送風手段29から取り入れられた外気を混合室23で十分に混合させることができ、混合気の温度を効率よく下げることができ、開口27から高温の蒸気が外部に排出されることが無い。
また、戻し経路33を混合室31の下方に配置したことにより、外気と洗浄水の蒸気を混合させたときに発生する結露水を効率良く洗浄槽17に戻すことができ、この結露水が排気経路28に滞留することによる乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障や絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
また、戻し経路33は、混合室31と洗浄槽17とを連通するようにしたことにより、外気と洗浄水の蒸気を混合させたときに発生する結露水を効率良く洗浄槽17に戻すことができ、この結露水が排気経路28に滞留することによる乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
また、戻し経路33の底面を洗浄槽17に向けて下方に傾斜させることにより、外気と洗浄水の蒸気を混合させたときに発生する結露水を効率良く洗浄槽17に戻すことができ、この結露水が排気経路28に滞留することによる乾燥性能の低下、機外への結露を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
また、戻し経路33の混合室31側には、洗浄槽17内の空気を混合室31に導く導風体34を設けたことにより、洗浄槽17から排出される排気と第2の送風手段29から送られる外気を効率良く混合することができ、また、洗浄槽17から排気経路28に排出された排気が機外に出ずに戻し穴32から洗浄槽17に戻ってしまう排気の量を低減することができ、乾燥性能の低下を防止することができる。
また、戻し経路33の洗浄槽17への開口である戻し穴32の近傍の洗浄槽17内に洗浄水を遮蔽する遮蔽体35を設けたことにより、洗浄中に洗浄水に混じって食器類19の残菜等のゴミが、戻し穴32から戻し経路33を経て排気経路28に侵入するのを防止でき、異臭の発生の防止およびゴミ等の固着により戻し穴32の閉塞を防止でき、故障、絶縁不良等を防止することができ、安心して使える食器洗い機を提供することができる。
また、洗浄槽17は、前部に開口部16aを有する食器洗い機本体16に対し引き出し自在に設けたもので、システムキッチンに収容された食器洗い機本体16の洗浄槽17の前部から機外に排出される空気の温度を低くすることができるとともに、結露水を洗浄槽17に戻すことができるので、使用者の安全を確保できるとともに、使用感を向上させることができる。
以上のように、本発明に係る食器洗い機は、排気経路に浸入した洗浄水や排気経路内で洗浄水の蒸気が結露して発生した結露水が洗浄槽に戻されるので、排気経路内の滞留水を起因とする異臭および乾燥性能の低下を防ぎ、滞留水の浸入による故障、絶縁不良等を防止して、安心して使用することができるとともに、効率良く洗浄槽から排出される排気と第2の送風手段から送られてくる外気を混合させることができ、また、洗浄槽から排気経路に排出された排気が機外に出ずに戻し穴から洗浄槽に戻ってしまう排気の量を低減することができ、乾燥性能の低下を防止することができるもので、食器洗い機に限らず発生する蒸気を外部に排出するようにした衣類乾燥機、食品乾燥機など各種機器に適用できる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の側断面図 同食器洗い機の要部断面図 同食器洗い機の洗浄槽の内面の斜視図 従来の食器洗い機の側断面図
符号の説明
16 食器洗い機本体
16a 開口部
17 洗浄槽
23 第1の送風手段
25 排気口
26 前面パネル(扉体)
27 開口
28 排気経路
29 第2の送風手段
31 混合室
32 戻し穴
33 戻し経路
34 導風体
35 遮蔽体

Claims (6)

  1. 前方に開口部を有する食器洗い機本体と、前記食器洗い機本体内に引き出し自在に設けられ、内部の空気を排出する排気口を有する洗浄槽と、前記排気口から排出された空気を排気経路を通じて前記食器洗い機本体の外部に排出する開口と、前記洗浄槽内の空気を前記排気口を経て前記開口より排出する第1の送風手段と、前記第1の送風手段により排出された空気に外気を混合する第2の送風手段と、前記排気経路と前記洗浄槽とに連通し、前記排気口から排出された空気と外気を混合させた時に生じる結露水を前記洗浄槽内に戻す戻し経路とを備え、前記戻し経路の前記排気経路からの入口近傍に、前記洗浄槽から排出された空気を前記排気経路に導くとともに、前記洗浄槽から排出された空気が前記戻し経路を通じて前記洗浄槽へ戻ることを抑制する導風体を設けた食器洗い機。
  2. 第1の送風手段と第2の送風手段とに連通し、洗浄槽から排出される空気と外気とを混合する混合室を設けた請求項1記載の食器洗い機。
  3. 戻し経路と洗浄槽とを連通させる戻し穴を、混合室より下方に配置した請求項2に記載の食器洗い機。
  4. 戻し経路は、混合室と洗浄槽とを連通するようにした請求項2または3記載の食器洗い機。
  5. 戻し経路の底面を洗浄槽に向けて下方に傾斜させた請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  6. 戻し経路の洗浄槽への開口近傍の洗浄槽内に、洗浄水を遮蔽する遮蔽体を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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