JP7115866B2 - 洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄機に関する。
従来の洗浄機としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の洗浄機は、洗浄室を有する本体と、洗浄室から排出された水蒸気を凝縮して水蒸気の包含量が減少した空気を排出する熱交換器と、を備えている。
特開2011-206110号公報
上記従来の洗浄機では、すすぎ運転終了後に洗浄室内の水蒸気と給水との間で熱交換させる熱交換器と、水蒸気を熱交換器に導く送風機とが設けられているので、すすぎ運転後の洗浄室内の水蒸気量を少なくすることができる。しかしながら、洗浄室内の水蒸気を全て熱交換できない場合もあるので、ドアを開放した際には、ドアから水蒸気が排出されることがある。ドアから排出された水蒸気は、洗浄機が設置された部屋の天井に結露を発生させる。
本発明は、ドアを開けた際に排出される水蒸気によって、洗浄機が設置された部屋の天井に結露が発生することを抑制できる洗浄機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗浄機は、被洗浄物を洗浄する洗浄機であって、被洗浄物を収容する洗浄室と、洗浄室から水蒸気を排出する開口部と、上下動自在に設けられていると共に上下方向の移動によって洗浄室を開閉可能なドアと、を有する本体部と、開口部から排出された水蒸気を凝縮して水蒸気の包含量が減少した空気をドアの上方の空間に向けて排出するように設けられた排気部と、開口部から水蒸気を取り込んで排気部から空気を排出させるファンと、を有する熱交換ユニットと、ドアの開閉を検知する検知部と、ファンの動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、被洗浄物の洗浄動作においてファンを作動させると共に、洗浄動作の完了後に検知部によってドアが開けられたことを検知すると、ファンを作動させる。
この構成の洗浄機では、被洗浄物の洗浄動作においてファンを作動させると共に、洗浄動作の完了後に検知部によってドアが開けられたことを検知すると、ファンを作動させる。洗浄動作においてファンを作動させることによって洗浄室の水蒸気を減らしたとしても、ドアを開放した際には、洗浄室から水蒸気が排出されることがある。この構成の洗浄機では、ドアが開けられたときにファンを作動させることにより、ドアを開放した際にドア上方に排出される水蒸気が、排気部からドア上方の空間に向かって排出される空気によって拡散される。これによって、洗浄機が設置された部屋の天井に結露が発生することを抑制できる。
本発明の洗浄機では、排気部は、上下方向において最高高さ位置に位置するドアよりも上方に位置し、ドアの上部外表面に向けて空気を排出するように設けられていてもよい。この構成の洗浄機では、排気部から排出された空気がドアの上部外表面に接触するため、当該空気によってドアの上部を冷却することができる。これにより、ドア内において上部に滞留している水蒸気を凝縮することができる。その結果、ドアを開放した際に排出される水蒸気量をより一層少なくすることができる。
本発明によれば、ドアを開けた際に排出される水蒸気によって、洗浄機が設置された部屋の天井に結露が発生することを抑制できる。
図1は、一実施形態に係る食器洗浄機の斜視図である。 図2は、一実施形態に係る食器洗浄機の概略構成を示す断面図である。 図3は、食器洗浄機の内部構成を示す側面図である。 図4は、熱交換ユニットを示す斜視図である。 図5は、ドアが開いた状態での食器洗浄機の内部構成を示す側面図である。 図6は、一実施形態に係る食器洗浄機の機能構成を示すブロック図である。 図7は、一実施形態に係る食器洗浄機の動作を示すフローチャートである。 図8は、一実施形態に係る食器洗浄機の動作の変形例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。以下の説明においては、図1で規定する方向(上下方向、前後方向、左右方向(幅方向))を説明に用いる。
図1及び図2に示されるように、食器洗浄機1は、ステンレス製のパネルで覆われた洗浄機本体(本体部)2を有している。洗浄機本体2は、洗浄室3が形成された上側部分2Aと、機械室4が形成された下側部分2Bとに仕切られている。洗浄機本体2の背面側におけるコーナ部には、上側部分2Aと下側部分2Bとに渡って上下方向に延びる支柱6が配置され、支柱6,6間には背面パネル5が配置されている。
洗浄機本体2の上側部分2Aには、洗浄室3の開閉を行うための箱型のドア7が設けられている。このドア7は、ステンレス製の一対の支柱6,6により上下動自在に案内されると共に、前方において水平方向に延在するハンドル8Aによって上下動する。ドア7は、上下方向において最下高さ位置に位置して、洗浄室3を閉じる第1位置P1(図5参照)と、上下方向において最高高さ位置に位置して、洗浄室3を開く第2位置P2(図5参照)と、の間で移動する。
ハンドル8Aの両端には左右一対の回動アーム8B,8Bの先端が固定され、回動アーム8B,8Bはドア7の側面7Aに沿って斜めに配置されている。回動アーム8B,8Bには、ドア7の側面7Aに沿って配置されたリンク部8Cの一端が回動自在に連結され、リンク部8Cの他端は、軸ピン8Dを介してドア7に連結されており、ハンドル8Aの回動運動に対してドア7が上下運動可能となっている。洗浄機本体2の底面の四隅には脚部9が取り付けられている。
洗浄機本体2の下側部分2Bの上端には、ドア7の開閉を検知するドアスイッチ(検知部)7Sが設けられている。ドアスイッチ7Sは、ドア7が開いたことを検知すると、検知信号をコントローラ(制御部)50に送出する(図6参照)。洗浄機本体2の側面には、食器洗浄機1を操作する操作パネル10が設けられている。操作パネル10には、電源ボタン、洗浄開始ボタン等が設けられている。
図2に示されるように、洗浄室3内には、ラックレール11が着脱自在に配置されており、このラックレール11上に、飲食後の皿や茶碗等の食器(被洗浄物)が並べられた格子状の食器ラックが載置される。洗浄室3の上部には、放射状に延びる3本のアームからなる上側洗浄ノズル12Aと、2本のアームからなる上側すすぎノズル13Aとがそれぞれ回転自在に配置されている。同様に、洗浄室3の下部には、放射状に延びる3本のアームからなる下側洗浄ノズル12Bと、2本のアームからなる下側すすぎノズル13Bとがそれぞれ回転自在に配置されている。食器ラックに並べられた食器は、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bによって上下から洗浄水が噴射され、すすぎノズル13A,13Bによって上下からすすぎ水が噴射される。
洗浄室3の底部には、機械室4内に突出するように洗浄水タンク15が設けられている。洗浄室3と洗浄水タンク15との間には、フィルタ18が着脱自在に配置されている。
洗浄水タンク15の前壁には、洗浄水吸込口を介して洗浄ポンプ23が接続されている。洗浄ポンプ23の吐出口には洗浄水吐出管21が接続されている。洗浄水吐出管21は、第1洗浄水吐出管21Aと第2洗浄水吐出管21Bとに分岐して、第1洗浄水吐出管21Aは上側洗浄ノズル12Aに接続され、第2洗浄水吐出管21Bは下側洗浄ノズル12Bに接続されている。
機械室4内には、外部から給水管(図示せず)を介してすすぎ水が供給されるすすぎ水タンク25が配置されている。すすぎ水タンク25には、すすぎ水吸込管29を介してすすぎポンプ27が接続されている。すすぎポンプ27の吐出口にはすすぎ水吐出管31が接続されている。すすぎ水吐出管31は、第1すすぎ水吐出管31Aと第2すすぎ水吐出管31Bとに分岐して、第1すすぎ水吐出管31Aは上側すすぎノズル13Aに接続され、第2すすぎ水吐出管31Bは下側すすぎノズル13Bに接続されている。第1すすぎ水吐出管31Aは、第1洗浄水吐出管21A内に配置されている。すなわち、第1洗浄水吐出管21A及び第1すすぎ水吐出管31Aは、二重管構造を成している。
機械室4内には、食器洗浄機1の動作全般を制御するコントローラ50が内蔵された電装ボックス(図示せず)などが収容されている。
図3に示されるように、洗浄機本体2は、洗浄室3内の水蒸気を排気する開口部2Hを有する。開口部2Hは、背面パネル5を厚み方向(前後方向)に貫通して形成されている。開口部2Hは、洗浄機本体2の背面パネル5の上端部に配置されている。開口部2Hは、洗浄機本体2の幅方向に沿って延在している。
図1及び図3に示されるように、食器洗浄機1は、熱交換ユニット60を備えている。熱交換ユニット60は、筐体62と、熱交換器64と、排気ファン68と、を有している。熱交換ユニット60は、洗浄機本体2の洗浄室3から排出された水蒸気を凝縮して、水蒸気の包含量が減少した空気(以下、単に「空気」とも称する。)を外部に排出する。熱交換ユニット60では、水蒸気(空気)の流通する経路において、上流側から、熱交換器64及び排気ファン68がこの順番で配置されている。
筐体62は、熱交換器64及び排気ファン68を収容する。筐体62は、箱状の部材である。筐体62は、洗浄室3から排気された水蒸気を流通させると共に、熱交換器64により熱交換された空気を流通させる流路(ダクト)を構成している。筐体62は、洗浄機本体2の背面パネル5に固定されている。具体的には、筐体62の下端部に設けられたブラケット62a,62b(図4参照)が、洗浄機本体2の背面パネル5の上端部に固定されている。筐体62は、洗浄機本体2の背面側において、上下方向に延在している。
図4に示されるように、筐体62は、吸気口63aと、排出口(排気部)63b(図3参照)と、を有する。吸気口63aは、水蒸気を筐体62内に取り入れる。吸気口63aは、筐体62の下部に設けられている。吸気口63aは、洗浄機本体2の背面パネル5に設けられた開口部2Hに接続されている。これにより、洗浄機本体2の洗浄室3と筐体62とは、連通している。
排出口63bは、水蒸気の包含量が減少した空気を外部に排出する。排出口63bは、筐体62の上部に設けられている。排出口63bは、吸気口63aと連通している。排出口63bは、第2位置P2に位置するドア7(すなわち、洗浄室3を開放状態にするドア7の位置)よりも上方かつドア7の上方の空間に向けて前方に空気を排出するように設けられている。更に詳細には、図5に示されるように、排出口63bは、ドア7の上部外表面7Bに向けて空気を排出するように設けられている。図4に戻り、排出口63bには、グリル61が配置されている。グリル61には、空気を排出する複数の開口部が設けられている。グリル61によって、排気ファン68が覆われるため、作業者等が排気ファン68に接触すること防止できる。
熱交換器64は、フィン及び流路管(いずれも図示せず)等を有している。流路管の一端には、給水管(図示せず)が接続されている。給水管は、流路管に水を供給する。給水管には、図示しない水道等の水源から水が供給される。流路管の他端には、排水管(図示せず)が接続されている。排水管は、流路管を通過した水を排出する。排水管は、すすぎ水タンク25に接続されている。すなわち、熱交換器64の流路管を流通した水は、すすぎ水タンク25に排出される。熱交換器64は、筐体62内を流通する水蒸気と接触する。熱交換器64は、流路管を流通する水と水蒸気との間で熱交換を行う。
排気ファン68は、筐体62において、水蒸気(空気)の流通経路の下流部に配置されている。排気ファン68は、開口部2Hから熱交換ユニット60に水蒸気を取り込んで排出口63bから空気を排出させる。排気ファン68は、筐体62の排出口63b近傍に配置されている。具体的には、排気ファン68は、筐体62の上端部に配置され、前方に突出したダクト部62cに配置されている。本実施形態では、排気ファン68は、4個設けられている。排気ファン68は、幅方向に沿って並んで配置されている。排気ファン68は、ブラケット69に取り付けられている。排気ファン68の数は、適宜設定される。
続いて、食器洗浄機1の動作について、図7を参照して説明する。最初に、食器洗浄機1は、電源スイッチがONされると、すすぎ水タンク25内の温水をすすぎポンプ27によって洗浄室3へ噴射することにより、洗浄水タンク15内へ温水が供給される。すすぎ水タンク25内の温水の温度は、例えば、80℃前後に設定されている。これにより初期給湯が行われる。そして、初期給湯量に合った量の洗剤が洗浄水タンク15内へ供給されて、洗浄水タンク15内の洗浄水の洗剤濃度が所定濃度となる。
初期給湯後、ユーザが食器をラッキングして、ドア7を閉めると、ドアスイッチ7Sにより、ドアが閉められたことが検知されると共に、運転開始信号がコントローラ50へ入力される。運転開始信号がコントローラ50へ入力されると、食器の洗浄が開始される(ステップS01)。食器の洗浄は、洗浄水タンク15内の洗浄水を洗浄室3内の食器に向けて噴射することにより行われる。洗浄水タンク15内の洗浄水の温度は、例えば、60℃~70℃となるように設定されている。
洗浄ポンプ23が始動することにより、洗浄水タンク15内に貯留された洗浄水は、洗浄水吐出管21などを介して上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bに圧送されて、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bから洗浄室3内の食器に向けて噴射される。このとき、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bは噴射力の反力によって回転し続けるため、洗浄水が食器に満遍なく当てられて、食器の汚れが効率良く洗い落とされる。
この洗浄室3内に噴射された洗浄水は、食器から洗い落とされた残菜などがフィルタ18によって取り除かれつつ洗浄水タンク15内に回収される。洗浄水タンク15内に回収された洗浄水は、洗浄ポンプ23により再び洗浄室3内に循環供給される。洗浄水による食器の洗浄が所定時間行われると、洗浄ポンプ23の作動を停止する。これにより、食器洗浄機1の動作が一時的に休止する(ステップS02)。
次に、すすぎポンプ27が始動することにより、すすぎ水タンク25内に貯留されたすすぎ水は、すすぎ水吐出管31などを介して上側及び下側すすぎノズル13A,13Bに圧送されて、各すすぎノズル13A,13Bから食器に向けて噴射される(ステップS03)。すすぎ水タンク25から圧送されるすすぎ水の温度は、例えば、80℃前後に設定されている。このとき、各すすぎノズル13A,13Bもまた、噴射力の反力によって回転し続けるため、すすぎ水が食器に満遍なく当てられて、食器のすすぎが効率良く行われる。
この食器に噴射されたすすぎ水は、フィルタ18を介して洗浄水タンク15内に回収されて洗浄水と混ざり合い、次回の洗浄工程における洗浄水として使用される。洗浄室3内にすすぎ水が噴射されて洗浄水タンク15内に回収されると、一定水位を超える余剰な洗浄水は、オーバーフロー管(図示省略)から外部に排出される。
上側すすぎノズル13A及び下側すすぎノズル13Bから食器にすすぎ水が噴射されると、洗浄室3内に水蒸気が発生する。本実施形態の食器洗浄機1では、すすぎ工程が開始されると排気ファン68が作動を開始し、洗浄室3内で発生した水蒸気が排気ファン68によって排出される(ステップS04)。なお、排気ファン68の作動開始タイミングは、このタイミングに限定されず、上側洗浄ノズル12A及び下側洗浄ノズル12Bから水が噴射される洗浄工程S01から開始されてもよいし、洗浄工程S01の終了後に開始されてもよい。また、排気ファン68の作動開始タイミングは、食器洗浄機1の動作が一時的に休止したときから開始されてもよい。
排気ファン68によって洗浄室3から水蒸気が排出されると、水蒸気は、開口部2Hを介して熱交換ユニット60の熱交換器64に送り出される。水蒸気は、熱交換器64が配置された流路を流通する。熱交換器64では、流路を流通する「水蒸気」と、熱交換器64を流通する「水」との間で熱交換が行われる。
排気ファン68は、すすぎ工程が終了した後も作動を継続する。すなわち、洗浄室3で発生した水蒸気が、排気ファン68によって熱交換ユニット60に排出され続ける。コントローラ50は、すすぎ工程の終了後、排気ファン68が第1所定時間(例えば、15秒間)作動したか否かを監視する(ステップS05)。排気ファン68の作動によって、すすぎ工程の終了後に洗浄室3の水蒸気の回収が第1所定時間行われると、洗浄室3内には、水蒸気(湯気)がほとんど存在していない状態となる。なお、すすぎ工程の終了後、排気ファン68が作動する第1所定時間は15秒に限定されず、15秒よりも長くてもよいし短くてもよい。排気ファン68が作動する時間は、洗浄室3に発生する水蒸気の量に応じて適宜設定されればよい。
すすぎ工程の終了後、排気ファン68が第1所定時間作動すると、洗浄が終了した旨(又は水蒸気が回収された旨)の報知がブザーによってなされる(ステップS06)。これにより、作業者は、ドア7を開けることができる状態となる。すなわち、食器洗浄機1による洗浄動作(洗浄工程、すすぎ工程、水蒸気回収工程)が完了する。排気ファン68は、このタイミングで作動が停止されてもよいし、継続されてもよい。その後、コントローラ50は、ドア7の開閉の有無を監視する(ステップS07)。本実施形態の食器洗浄機1では、ドア7が開けられると(S07:YES)、ステップS06のタイミングで排気ファン68の作動を停止していた場合には、排気ファン68の作動を再開する。すなわち、コントローラ50は、洗浄動作の完了後にドアスイッチ7Sによってドア7が開けられたことを検知すると、排気ファン68を作動させる。ステップS06のタイミングで排気ファン68の作動を停止していなかった場合には、排気ファン68の作動を継続していることになる。いずれの場合も、ドア7が開けられた後も、排気ファン68が作動する(ステップS08)。
ドア7が開けられた後、排気ファン68は第2所定時間(例えば、20秒間)作動する。これにより、ドア7が開けられた際にドア7の上方に排出される水蒸気が、熱交換ユニット60の排出口63bから排出される空気によって拡散される。コントローラ50は、ドア7が開けられてからの時間が第2所定時間経過したか否かを監視する(ステップS09)。コントローラ50は、ドア7が開けられた後、排気ファン68を第2所定時間作動させると(S09:YES)、排気ファン68の作動を停止させ(ステップS10)、一連の動作を終了する。
洗浄が終了した旨(又は水蒸気が回収された旨)の報知がブザーによってなされた(ステップS06)後、ドア7が開けられない場合(S07:NO)、ステップS06のタイミングで排気ファン68の作動を停止していた場合には、排気ファン68の作動を再開する。なお、ステップS06のタイミングで排気ファン68の作動を停止していなかった場合には、排気ファン68の作動を継続していることになる。いずれの場合も、洗浄が終了した後、排気ファン68は作動している(ステップS11)。
コントローラ50は、ブザーによる報知(ステップS06)がなされてから第3所定時間(例えば、30秒間)経過したか否かを監視する(ステップS12)。ステップS06のタイミングで排気ファン68の作動が停止していた場合には、排気ファン68は、ステップS06を起点に第3所定時間作動する。ステップS06のタイミングで排気ファン68の作動を停止していなかった場合には、排気ファン68は、ステップS06を起点に第3所定時間、作動を延長する。
コントローラ50による監視中(ステップS12)にドア7が開けられたことを検知した場合には、前述のステップS08及びステップS09を実行する。すなわち、ドア7が開けられた後、排気ファン68は第2所定時間作動する。一方、コントローラ50は、ブザーによる報知(ステップS06)がなされてからの時間が第3所定時間経過した場合には、排気ファン68の作動を停止させ(ステップS13)、一連の動作を終了する。
続いて、本実施形態に係る食器洗浄機1の作用効果について説明する。上記実施形態に係る食器洗浄機1では、被洗浄物の洗浄動作において排気ファン68を作動させると共に、洗浄動作の完了後にドアスイッチ7Sによってドア7が開けられたことを検知すると、排気ファン68を作動させる。洗浄動作において排気ファン68を作動させることによって洗浄室の水蒸気を減らしたとしても、ドア7を開放した際には、洗浄室3から水蒸気が排出されることがある。この構成の食器洗浄機1では、ドア7が開けられたときに排気ファンを68作動させることにより、ドア7を開放した際にドア7上方に排出される水蒸気が、排出口63bからドア7上方の空間に向かって排出される空気によって拡散される。これによって、食器洗浄機1が設置された部屋の天井に結露が発生することを抑制できる。
上記実施形態に係る食器洗浄機1では、排出口63bは、上下方向において最高高さ位置(第2位置P2)に位置するドア7よりも上方に位置し、ドア7の上部外表面7Bに向けて空気を排出するように設けられている。食器洗浄機1では、洗浄動作の完了後、ドア7が開けられるときには、熱交換器64に対する給水が完了している。具体的には、食器洗浄機1では、すすぎ工程を開始して、すすぎ水タンク25内の水位が下がったことが水位検知部(図示せず)によって検知されると、熱交換器64への水(冷水)の供給が開始される。熱交換器64への水の供給は、洗浄が終了した旨がブザーによって報知される頃には完了している。そのため、ドア7が開けられた後に熱交換器64により凝縮された空気は、温度が低くなる。食器洗浄機1では、排出口63bから排出された当該空気がドア7の上部外表面7Bに接触するため、空気によってドア7の上部を冷却することができる。これにより、ドア7内において上部に滞留している水蒸気を凝縮することができる。その結果、ドア7を開放した際に排出される水蒸気量をより一層少なくすることができる。
上記実施形態に係る食器洗浄機1では、コントローラ50は、すすぎ工程が開始されると排気ファン68の作動を開始させる。この構成の食器洗浄機1では、すすぎ工程において洗浄室3で発生した水蒸気を回収できる。そのため、食器洗浄機1では、すすぎ工程が終了してから水蒸気を回収する場合に比べて、水蒸気を効率良く回収できる。
上記実施形態に係る食器洗浄機1では、コントローラ50は、洗浄が終了した旨(又は水蒸気が回収された旨)の報知が行われた後、ドア7が開けられない場合、排気ファン68の作動を再開する。これにより、食器洗浄機1では、ドア7が開かれるまで、洗浄室3内の水蒸気の回収が行われる。したがって、食器洗浄機1では、洗浄室3内に残留する水蒸気をより確実に回収できる。その結果、食器洗浄機1では、ドア7を開放した際に排出される水蒸気量をより一層少なくすることができる。これにより、食器洗浄機1が設置された部屋の天井に結露が発生することをより一層抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態において、図7のステップS06の終了報知後に排気ファン68が停止している場合には、ステップS06の終了報知後、すぐにドア7が開けられないまま第3所定時間(例えば、5分間)が経過すると、そのまま一連の動作を終了してもよい。ステップS06の終了報知後も排気ファン68が作動している場合には、排気ファン68を停止させて一連の動作を終了する。
上記実施形態では、図7において、ドア7が開かれた場合、排気ファン68をドア7が開かれてから第2所定時間作動させる形態を一例に説明した。しかし、食器洗浄機1は、図8に示される動作を行ってもよい。なお、図8におけるステップS20~ステップS25までの動作は、図7のステップS01~ステップS06と同じ動作である。
図8に示されるように、コントローラ50は、洗浄が終了した旨をブザーによって報知すると、排気ファン68を作動させる。食器洗浄機1では、ステップS25のタイミングで排気ファン68の作動を停止していた場合には、排気ファン68の作動を再開する。ステップS25のタイミングで排気ファン68の作動を停止していなかった場合には、排気ファン68の作動を継続していることになる。いずれの場合も、ブザーによって報知された後も、排気ファン68が作動する(ステップS26)。
コントローラ50は、排気ファン68を作動させた後、ドア7の開閉の有無を監視する(ステップS27)。コントローラ50は、ドア7が開けられると(S27:YES)、ブザーによる報知(ステップS25)がなされてからの時間が第4所定時間(例えば、30秒間)経過したか否かを監視する(ステップS28)。コントローラ50は、第4所定時間が経過した場合には(S28:YES)、排気ファン68の作動を停止させ(ステップS29)、一連の動作を終了する。
一方、コントローラ50は、ドア7が開けられないと(S27:NO)、ブザーによる報知(ステップS26)がなされてからの時間が第4所定時間経過したか否かを監視する(ステップS30)。コントローラ50は、第4所定時間が経過した場合には(S30:YES)、排気ファン68の作動を停止させ(ステップS29)、一例の動作を終了する。食器洗浄機1では、ステップS30において第4所定時間が経過しない間に、ドア7が開けられると、前述のステップS28及びステップS29を実行する。
上記実施形態では、排出口63bが、ドア7の上部外表面7Bに向けて空気を排出するように設けられている形態を一例に説明した。しかし、排出口63bは、少なくとも、上下方向において最高高さ位置に位置するドア7よりも上方かつドア7の上方の空間に向けて空気を排出するように設けられていればよい。
上記実施形態では、ドア7の開閉をドアスイッチ7Sによって検知する形態を一例に説明した。しかし、ドア7の開閉は、他の手段によって検知されてもよい。
本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態、上記変形例及びその他の変形例として記載の内容を適宜組み合わせてもよい。
1…食器洗浄機、2…洗浄機本体、2H…開口部、3…洗浄室、7…ドア、7B…上部外表面、7S…ドアスイッチ、15…洗浄水タンク、25…すすぎ水タンク、50…コントローラ(制御部)、60…熱交換ユニット、62…筐体、63a…吸気口、63b…排出口(排気部)、64…熱交換器、68…排気ファン(ファン)。

Claims (2)

  1. 被洗浄物を洗浄する洗浄機であって、
    前記被洗浄物を収容する洗浄室と、前記洗浄室から水蒸気を排出する開口部と、上下動自在に設けられていると共に上下方向の移動によって前記洗浄室を開閉可能な箱型のドアと、を有する本体部と、
    前記開口部から排出された前記水蒸気を凝縮して前記水蒸気の包含量が減少した空気を前記ドアの上方の空間に向けて排出するように設けられた排気部と、前記開口部から前記水蒸気を取り込んで前記排気部から前記空気を排出させるファンと、を有する熱交換ユニットと、
    前記ドアの開閉を検知する検知部と、
    前記ファンの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    洗浄工程、すすぎ工程及び前記すすぎ工程の後に行われる水蒸気回収工程を含む前記被洗浄物の洗浄動作が終了すると洗浄が終了した旨の報知を行い、
    前記水蒸気回収工程において前記ファンを作動させると共に、前記報知後に前記ファンを所定時間作動させ、
    前記報知後の前記所定時間内に前記検知部によって前記ドアが開けられたことを検知した場合には、前記ファンの作動を前記所定時間内において継続させると共に前記所定時間の経過後に前記ファンの作動を停止させ、
    前記報知後の前記所定時間内に前記検知部によって前記ドアが開かれたことを検知しなかった場合には、前記所定時間の経過後に前記ファンの作動を停止させる、洗浄機。
  2. 前記排気部は、上下方向において最高高さ位置に位置する前記ドアよりも上方に位置し、前記ドアの上部外表面に向けて前記空気を排出するように設けられている、請求項1に記載の洗浄機。
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