JP2017093937A - 食器洗浄機 - Google Patents

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博之 塙
Hiroyuki Hanawa
博之 塙
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Abstract

【課題】システムキッチンのカウンターの構成に関係なく、簡単な構成でカウンター下部の木製部材の結露による腐朽を抑制できる食器洗浄機を提供することを目的とする。【解決手段】排気口を有し、前面側に引出し可能であり、食器類を収容可能に上面が開口した箱状を成す本体と、本体が収納される、前面が開口した箱状の外郭とで構成され、上方にカウンターを有するシステムキッチン内に設置される食器洗浄機であって、外郭の上面の前端部に、排気口からの排気がカウンターの下部に直接排出されないよう抑制する抑制部材を備えたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、システムキッチンに組み込まれる食器洗浄機に関するものである。
食器洗浄機においては、通常、食器の洗浄終了から乾燥に移行する工程で食器洗浄機の本体外に蒸気を排出する。システムキッチンに組み込まれるビルトイン式と呼ばれる食器洗浄機では、その排出した蒸気がシステムキッチンの上面に位置するカウンター下部に使用される木製部材を結露させることがあり、当該木製部材は、使用するたびに食器洗浄機から排出される蒸気によって繰り返し結露することで腐朽してしまうことがある。
そこで従来、カウンター下部の木製部材が腐食しないように、カウンターの木製部材に結露防止のための部材を設けることで、カウンターの木製部材が腐朽しないように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−288928号公報(第3頁、図2)
特許文献1に記載の技術によれば、カウンター下部の木製部材を覆うように結露防止のための部材を設けているので、木製部材の結露を防止でき、木製部材の腐朽を抑制できるようになっている。
しかしながらシステムキッチンのカウンターの構成は、キッチンメーカー毎、あるいは同じキッチンメーカーでも型名毎に仕様が異なり、木製部材の形状、大きさ、表面の状態等は多種多様である。
そのため、カウンター下部の木製部材に結露防止のための部材を設ける特許文献1に記載の構成では、木製部材が多種多様な形状、大きさ、表面の状態であるので、例えば粘着剤等で貼り付ける構成では、木製部材の大きさが小さく粘着剤が張り付く面積が確保できなかったり、貼り付け面がざらざらしていて粘着性能が確保できなかったり、ということが懸念される。それによって取付けが不確実となって、剥がれ落ちてしまうこともあり、意図する木製部材の結露を防止するという効果を安定して得られない、という課題がある。
また、カウンターの構成は、キッチンメーカー毎、あるいは同じキッチンメーカーでも型名毎に仕様が異なり、木製部材の形状、大きさ、表面の状態等は多種多様で、システムキッチンカウンター下部と食器洗浄機が取り付く高さが異なることがある。よって、システムキッチンカウンター下部と食器洗浄機との隙間が異なることから、食器洗浄機と結露防止のための部材との距離が一定ではなくなるため、システムキッチン毎に木製部材の結露防止の性能が安定しない、という課題がある。
本発明は、前述の課題を解決するためになされたもので、システムキッチンのカウンターの構成に関係なく、簡単な構成でカウンター下部の木製部材の結露による腐朽を抑制できる食器洗浄機を提供することを目的とする。
課題を解決する本発明に係る食器洗浄機は、排気口を有し、前面側に引出し可能であり、食器類を収容可能に上面が開口した箱状を成す本体と、本体が収納される、前面が開口した箱状の外郭とで構成され、上方にカウンターを有するシステムキッチン内に設置される食器洗浄機であって、外郭の上面の前端部に、排気口からの排気がカウンターの下部に直接排出されないよう抑制する抑制部材を備えたものである。
本発明によれば、外郭の上面の前端部に、前記排気口からの排気が前記カウンターの下部に直接排出されないよう抑制する抑制部材を備えたので、カウンター下部の木製部材の形状、大きさ、表面の状態等が異なっても、その影響を受けることなく抑制部材を確実に設けることができ、木製部材の結露を防止し、カウンター下部の木製部材の腐朽を抑制するという効果が安定して得られる。
また、外郭の上面の前端部に、排気口からの排気がカウンターの下部に直接排出されないよう抑制する抑制部材を抑制部材を備えたので、カウンター下部の木製部材の形状、大きさ、表面の状態等が異なっても、その影響を受けることなく、使用時において食器洗浄機と抑制部材との距離が常に一定となるため、木製部材の結露を防止し、カウンター下部の木製部材の腐朽を抑制するという効果が安定して得られる。
本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の外郭が見えるようにシステムキッチンから取り外した状態で上面方向から見た要部斜視図である。 (a)本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機の構成を示す要部概略断面図、(b)本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機の抑制部材単体の斜視図である。 (a)本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機の構成を示す要部概略断面図、(b)本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機の抑制部材単体の斜視図である。 (a)本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機の構成を示す要部概略断面図、(b)本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機の抑制部材単体の斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機の本体の、抑制部材を取り付ける箇所が見えるように外郭から引き出した状態で上面方向から見た要部斜視図である。
実施の形態1
(全体の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の構成を示す概略断面図、図2は本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の外郭が見えるようにシステムキッチンから取り外した状態で上面方向から見た要部斜視図である。図1、2により、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の概略構成を説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100はシステムキッチンK内に組み込まれて使用される。食器洗浄機100は、例えば金属材で形成された、前面が開口している箱状の外郭1と、その外郭1の開口している前面側に引き出し可能で、外郭1内に収容可能な本体で構成される。
外郭1は、図2に示す外郭上面1a、外郭右側面1bと図示しない外郭左側面、外郭底面、外郭後面を有しており、前述のように前面が開口している。その外郭1の開口した前面に収容される本体は、例えば樹脂材で形成された、上面が開口している洗浄槽2と、洗浄槽2から排出された排気が通過する排気経路16と、排気経路16を通過した排気を本体外に排気する排気口17を有している。
洗浄槽2を有する本体は、洗浄槽2の外側に設けられた可動レールと外郭右側面1b及び外郭左側面の内側に設けられた固定レールからなるスライドレール3により、外郭1前面の開口から引き出し可能に外郭1内に収容される。
前述のように洗浄槽2は上面が開口していて、その開口から被洗浄物である食器類4が出し入れ自在である。洗浄槽2の内部には食器かご5が配設されており食器類4は食器かご5に載置される。
洗浄槽2内には、食器類4を洗浄するための洗浄ノズル7が設けられている。洗浄ノズル7は、洗浄槽2の外側底部に取り付けられた洗浄ポンプ6aによって圧送された洗浄水の噴出による反力によって回転力が与えられ回転することで、洗浄水をまんべんなく食器類4に噴きかけることができる。洗浄ポンプ6aと洗浄ノズル7で洗浄装置6が構成される。
洗浄槽2内側底部には、食器洗浄機100の一般的な洗浄、すすぎ、乾燥に至る一連の工程において、洗浄工程及びすすぎ工程では洗浄水を加熱し、乾燥工程では後述する第1の送風装置13から洗浄槽2内に送風される空気を加熱するヒーター8が配設される。なお、すすぎ工程は洗浄水を加熱するとしたが、すすぎ工程は複数に分かれている場合があり、この複数のすすぎ工程の中には洗浄水を加熱しない工程がある場合もあるので、必ずしもすすぎ工程の全てで洗浄水を加熱するとは限らない。
本体の洗浄槽2の上面開口は、本体の洗浄槽2が外郭1内に収容されると、その動作に連動して下降する中蓋10で機械的に閉塞される。反対に外郭1から引き出されるとその動作に連動して上昇する。
中蓋10は外郭1の内側上部に設けられている。中蓋10は裏面にパッキン10aを有し、前後一対のリンクを含む左右一対のリンク機構10bにより上下動可能に取り付けられている。
本体の洗浄槽2が外郭1内に収容されると、その動作に連動してリンク機構10bにより中蓋10が下降し、外郭1の内部に完全に押し込まれたときに洗浄槽2の上面の開口がパッキン10aでシールされ閉塞される。これにより洗浄工程及びすすぎ工程のときの洗浄水は外部に飛散しない。
中蓋10は、本体の洗浄槽2の収容、引出しに連動して外郭1の内部で、リンク機構10bの動作範囲内で若干の前後移動はあるが、その位置にとどまり洗浄槽2の上面の開口を閉塞、開放するもので、外郭1の内部から外へは出ない。
本体の前方にはドア9が設けられており、ドア9は洗浄槽2が外郭1の内部に完全に押し込まれたときに外郭1の前面を覆うように構成されている。ドア9は、化粧パネル9aと本体の洗浄槽2を引き出すためのハンドル9bとを有し、支持部9cを介して洗浄槽2に固定される。
化粧パネル9aは、食器洗浄機100が収納されるシステムキッチンKの扉や引き出し等の前面意匠と同じ意匠、材質のパネルである。ハンドル9bは、使用者が本体の洗浄槽2を外郭1の前方へ引き出すときにつかんだり手の指を引っ掛けたりするものであるが、ハンドル9bもシステムキッチンKの扉や引き出しに設けられた図示しないハンドルと同じ意匠、材質である。
よって、本体の洗浄槽2が外郭1に収容されると、システムキッチンKの前面意匠と同じ意匠、材質で構成されたドア9が外郭1の前面を覆うので、食器洗浄機100を組み込んでもシステムキッチンKの意匠の統一性を阻害することがない。なお、本発明の実施の形態1の食器洗浄機では、ドア9に本体を引き出すためのハンドル9bを有する形態としたが、ハンドル9bがなくてもよく、ドア9の前面に凹状の手掛けを形成し、それを使用して本体を引き出すようにしてもよい。
ドア9の後方、洗浄槽2の上面の開口前方で本体上部には、一連の洗浄、すすぎ、乾燥工程等、洗浄を設定する電源入切ボタン12aや運転動作を開始させるスタートボタン12b、洗浄工程を設定する図示しないボタンを有する操作部12が設けられている。
洗浄槽2の外側底部には、洗浄槽2内部に本体外部の空気を導入する第1の送風装置13が設けられている。本体外部の空気は、洗浄槽2内の前方下部に設けられている送風口14から、第1の送風装置13により洗浄槽2内部に送り込まれる。
洗浄槽2内部に送り込まれた空気は、洗浄槽2内の前方上部に設けられている排出口15から排出され、排出口15に一端が連通する排気経路16に送りこまれる。排気経路16は洗浄槽2とドア9の間で本体内に設けられており、下方に屈曲部を配した前後方向にU字形に形成され、他端に排気口17が設けられている。排気口17は図1に示すようにドア9の後方で、本体の上面側に開口している。よって、排気口17からの排気は、システムキッチンKの上方に設けられているカウンター20の下部へ向かって送りだされる。
排気経路16の前方に排気経路16と前後方向で少なくとも一部が面接触し、一端が排気口17の手前で排気経路16に合流する送風経路18が設けられている。送風経路18は他端に第2の送風装置19を有する。第2の送風装置19は本体外部の空気を導入し、第1の送風装置13により洗浄槽2内から排出口15と排気経路16を経由して排出される空気に、本体外部の空気を混合させて排気口17から本体外へ排気する。
前述のように排気口17はドア9の後方で、本体の上面側に開口しているので、本体前面に排気用の開口を設けなくてよいので、システムキッチンKの意匠を損なうことがない。
外郭1の外郭上面前端部111には、排気口17とカウンター20の下部との間に入り込み、排気口17を覆うように設けられた抑制部材21aが設けられている。抑制部材21aは外郭1の外郭上面前端部111に取付けられることで、本体の洗浄槽2が外郭1内に完全に収容されると、抑制部材21aと排気口17との位置関係は、組み込まれるシステムキッチンKの仕様、形態に関係なく常に一定となる。
抑制部材21aにより排気口17からの排気は抑制され、カウンター20の下部に直接排出されることはない。なお、抑制部材21aの取付け方法は特に限定されるものではなく、接着材による貼り付けや、両面テープ等による貼り付け等、可能な方法で取り付けられる。
ドア9の後方で洗浄槽2との間で本体内に設けられた制御装置11が設けられている。制御装置11は、操作部12からの洗浄工程の設定入力により、洗浄装置6やヒーター8の通電、第1の送風装置13及び第2の送風装置19の動作を制御する。
(動作)
前述のように構成された食器洗浄機100の洗浄の流れ、動作を説明する。使用者がドア9に設けられたハンドル9bを用い本体の洗浄槽2を外郭1から引き出し、洗浄槽2内に配置された食器かご5に汚れた食器類4を配置する。
次に図示しない洗剤を洗浄槽2内に入れ、操作部12にある電源入切ボタン12aを操作して電源をいれる。その後、図示しない洗浄工程のコース選択ボタンにより運転コースを選択し、スタートボタン12bを操作し、洗浄槽2を外郭1内の収納位置まで押し込む。
このとき、中蓋10はリンク機構10bにより後方かつ下方に移動し、洗浄槽2の開口を閉塞する。同時に、洗浄槽2が完全に押し込まれた位置にあることを図示しないスイッチが検知して、図示しない信号線で検知信号を制御装置11に送り、制御装置11が洗浄運転を開始させる。
次に制御装置11は、図示しない給水弁を開いて洗浄水となる水道水を洗浄槽2内に給水する。さらに、洗浄槽2内側底部に配置されたヒーター8によって洗浄水を加熱する。食器類4の汚れを落としやすくするためと、洗剤が効果を発揮する適温、例えば60℃になるようにヒーター8によって洗浄水を加熱しながら、洗浄ノズル7から食器類4に向かって洗浄水を噴射し、食器類4の汚れを落とす洗浄工程を行う。洗浄水の温度は、洗浄槽2内側底部に設けられた温度センサー22によって検知している。なお、温度センサー22は空気の温度も検知可能である。
次に、すすぎ工程として複数回洗浄水を入れ替えてすすぎを行う。すすぎ工程の最後に給水した洗浄水はヒーター8によって約80℃に加熱しながらすすぐ加熱すすぎを行う。この加熱すすぎは、菌等を死滅させるために手洗いではできない高温にしている。
高温の加熱すすぎが終了し洗浄水が排水され、その後、食器類4を乾燥させる乾燥工程が開始され、第1の送風装置13によって本体外部の空気が洗浄槽2内に導入される。洗浄槽2内は高温のすすぎが終了した直後であり、高温となった洗浄水から発生した高温高湿の蒸気が充満している。
乾燥工程の開始直後には、洗浄槽2内に高温の蒸気が充満しているので、導入された本体外部の空気によって、高温高湿の蒸気が排気経路16に排出される。高温高湿の蒸気は排気経路16において、第2の送風装置19により本体外部の空気と混合されることにより高温は緩和されるが、高湿であるために温度が下がるとより結露しやすい状態となる。
前述のように、排気口17はドア9の後方で、本体の上面側に開口している。よって、排気口17からの高湿の排気は、システムキッチンKの上方に設けられているカウンター20の下部へ向かって送りだされる。
カウンター20の下部には、カウンター20の構造体として、例えば木製のカウンター下部部材20aが設けられている。ここでいう木製とは、薄い木の板を重ねて形成された合板、木のおがくずを圧縮して固形にしたもの等、素材が木であるものを含んでいる。
排気口17とカウンター20の下部との間には、排気口17を覆うように外郭1の外郭上面前端部111に設けられた抑制部材21aが配設されているので、カウンター下部部材20aに、高湿の排気が直接噴きつけられることはない。よって、食器洗浄機100を使用するたびに、カウンター下部部材20aが高湿の排気を直接受けて湿潤することがない。
なお、抑制部材21aは、カウンター下部部材20aが高湿の排気を直接受けないようにするため、キッチンカウンター20の前端と同じ位置あるいは、化粧パネル9の前端まで延設されていることが望ましく、システムキッチンKの意匠性も考慮し、キッチンカウンター20の前端から前方に突出はさせない。また、抑制部材21aの長手方向は外郭上面前端部111と同じ長さであれば、取付け位置が分かりやすく作業性がよいが、それに限定されるものではなく、排気口の長手寸法よりも大きく、排気口を覆う長さであればよい。
高温高湿の蒸気を排出した後、食器類4の乾燥を促進するため、第1の送風装置13により洗浄槽2内に導入された本体外部からの空気をヒーター8によって加熱しながら、食器類4および洗浄槽2の内部を乾かす乾燥工程を行い、予め設定された所定の時間を経過した後、あるいは予め設定された所定の温度に到達したことを温度センサー22で検知した後、制御装置11は食器洗浄機100の運転を終了する。
以上のように、本発明の実施の形態1の食器洗浄機によれば、外郭1の外郭上面前端部111に、排気口17からの排気がカウンター20の下部に直接排出されないよう抑制する抑制部材21aを備えたので、木製の構造体であるカウンター下部部材20aが、直接高温高湿の受けることがなく、カウンター下部部材20aが結露により湿潤し腐朽することを抑制するという効果が安定して得られる。
また、抑制部材21aは外郭1の外郭上面前端部111に、排気口17とカウンター20の下部との間に入り込み、排気口17を覆うように設けられているので、本発明の実施の形態1の食器洗浄機が組み込まれるシステムキッチンKの仕様により、カウンター下部部材20aの形状、大きさ、表面の状態等が異なっても、その影響を受けることなく抑制部材21aを確実に設けることができ、カウンター下部部材20aの結露による湿潤を防止できるので、木製の構造体であるカウンター下部部材20aの腐朽を抑制するという効果が安定して得られる。
実施の形態2
本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機と抑制部材の形状が異なる。その他の構成は本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機と同様の構成である。よって、ここでは本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機と異なる抑制部材について図3(a)、(b)を用いて説明し、それ以外の説明は省略する。
図3(a)は本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機の構成を示す要部概略断面図、図3(b)は本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機の抑制部材単体の斜視図である。図3(a)に示すように、抑制部材21bは外郭1の外郭上面前端部111にその一端側が取り付けられている。
図3(b)に示すように、抑制部材21bには立ち上がり部21b1が設けられていて、立ち上がり部21b1に連なる前面側折り曲げ片21b2が設けられている。抑制部材21bは立ち上がり部21b1があることで抑制部材21bの前面側折り曲げ片21b2が、排気口17から距離が離れるようになるので排気されやすくなり、実施の形態1と同様の効果を奏しつつ、排気されやすいことで乾燥性能が向上する。また、立ち上がり部21b1が邪魔板となり、本体側へ排気が流れにくくなるという効果も得られる。
なお、立ち上がり部21b1は垂直に立ちあがっていても、前方に傾斜するように立ちあがっていてもよいが、排気を前方に送りやすくできるということから、前方に傾斜するように立ちあがっている方が望ましい。
実施の形態3
本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機は、本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機と抑制部材の形状が一部異なる。その他の構成は本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機と同様の構成である。よって、ここでは本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機と一部異なる抑制部材について図4(a)、(b)を用いて説明し、それ以外の説明は省略する。
図4(a)は本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機の構成を示す要部概略断面図、図4(b)は本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機の抑制部材単体の斜視図である。図4(a)に示すように、抑制部材21cは外郭1の外郭上面前端部111にその一端側が取り付けられている。
図4(b)に示すように、抑制部材21cには立ち上がり部21c1が設けられていて、立ち上がり部21c1に連なる前面側折り曲げ片21c2が設けられている。さらに前面側折り曲げ片21c2には、カウンター20の下部側へ折り曲がる折り曲げ部21c3が設けられている。
抑制部材21cは立ち上がり部21c1があることで抑制部材21cの前面側折り曲げ片21c2が、排気口17から距離が離れるようになるので排気されやすくなり、実施の形態2と同様の効果を奏しつつ、排気されやすいことで乾燥性能が向上する。また、立ち上がり部21c1が邪魔板となり、本体側へ排気が流れにくくなるという効果も得られる。
さらにカウンター20の下部へ折り曲がる折り曲げ部21c3が設けられているので、実施の形態1、2と同様の効果を奏しつつ、カウンター20の下部への排気の侵入防止効果が向上する。
実施の形態4
本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機は、本発明の実施の形態1〜3に係る食器洗浄機と抑制部材の形状と取り付け位置が異なる。その他の構成は本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機と同様の構成である。よって、ここでは本発明の実施の形態1〜3に係る食器洗浄機と異なる抑制部材の形状と取り付け位置について図5(a)、(b)及び図6を用いて説明し、それ以外の説明は省略する。
図5(a)、(b)に示すように、抑制部材21dは排気口17と本体の洗浄槽2の上面の開口との間で、排気口17の傾斜している外側側壁17aにその一端側の傾斜部21d4が取付けられている。抑制部材21dは傾斜部21d4から連なる立ち上がり部21d3、さらに前面側折り曲げ片21d1へと連なり、排気口17を覆うように取付けられる。このように取付けられるので、抑制部材21dと排気口17との位置関係は常に一定となり排気口17を覆うことができ、カウンター20の下部への排気の侵入を防止するができる。なお、抑制部材21dの取付け方法は特に限定されるものではなく、接着材による貼り付けや、両面テープ等による貼り付け等、可能な方法で取り付けられる。
以上のように、本発明の実施の形態4の食器洗浄機によれば、抑制部材21dは排気口17と本体の洗浄槽2の上面の開口との間に、その一端側が取付けられているので、木製の構造体であるカウンター下部部材20aが、直接高温高湿の受けることがなく、カウンター下部部材20aが結露により湿潤し腐朽することを抑制するという効果が安定して得られる。
また、抑制部材21dと排気口17との位置関係は常に一定であるので、本発明の実施の形態4の食器洗浄機が組み込まれるシステムキッチンKの仕様により、カウンター下部部材20aの形状、大きさ、表面の状態等が異なっても、その影響を受けることなく抑制部材21aを確実に設けることができ、カウンター下部部材20aの結露による湿潤を防止できるので、木製の構造体であるカウンター下部部材20aの腐朽を抑制するという効果が安定して得られる。
なお、本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機の抑制部材21dでは、図5(b)に仮想の破線で示しているが、前面側折り曲げ片21d1の前端部に、カウンター20の下部側へ折り曲がる折り曲げ部21d2を設けてもよい。折り曲げ部21d2を設けることで、カウンター20の下部への排気の侵入防止効果が向上する。
K システムキッチン、1 外郭、1a 外郭上面、1b 外郭右側面、2 洗浄槽、3 スライドレール、4 食器類、5 食器かご、6 洗浄装置、6a 洗浄ポンプ、7 洗浄ノズル、8 ヒーター、9 ドア、9a 化粧パネル、9b ハンドル、9c 支持部、10 中蓋、10a パッキン、10b リンク機構、11 制御装置、12 操作部、12a 電源入切ボタン、12b スタートボタン、13 第1の送風装置、14 送風口、15 排出口、16 排気経路、17 排気口、17a 外側側壁(取付け部)、18 送風経路、19 第2の送風装置、20 カウンター、20a カウンター下部部材、21a 抑制部材、21b 抑制部材、21b1 立ち上がり部、21b2 前面側折り曲げ片、21c 抑制部材、21c1 立ち上がり部、21c2 前面側折り曲げ片、21c3 折り曲げ部、21d 抑制部材、21d1 前面側折り曲げ片、21d2 折り曲げ部、21d3 立ち上がり部、21d4 傾斜部、22 温度センサー、100 食器洗浄機 、111 外郭上面前端部。

Claims (7)

  1. 排気口を有し、前面側に引出し可能であり、食器類を収容可能に上面が開口した箱状を成す本体と、
    前記本体が収納される、前面が開口した箱状の外郭とで構成され、上方にカウンターを有するシステムキッチン内に設置される食器洗浄機であって、
    前記外郭の上面の前端部に、前記排気口からの排気が前記カウンターの下部に直接排出されないよう抑制する抑制部材を備えた食器洗浄機。
  2. 前記排気口は、前記本体上面側に開口している請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記抑制部材は、前記外郭の上面から前記カウンター下部に近づくように、折り曲げられている請求項1あるいは請求項2何れかに記載の食器洗浄機。
  4. 前記抑制部材は、一端側が前記外郭の上面の前端部に取り付けられ、他端側は前面に延びており、前記他端側に前記カウンター下部方向へ折り曲がる折り曲げ部を設けた請求項1〜請求項3何れか1項に記載の食器洗浄機。
  5. 前面側に引出し可能であり、食器類を収容可能に上面が開口した箱状を成す本体と、
    前記本体が収納される、前面が開口した箱状の外郭と、で構成され、上方にカウンターを有するシステムキッチン内に設置される食器洗浄機であって、
    前記本体は、前記上面側で且つ前記上面の前記開口よりも前記前面寄りに設けられた排気口を有し、前記排気口と前記本体の前記上面の前記開口の間に、前記排気口からの排気が前記カウンターの下部に直接排出されないよう抑制する抑制部材を備えた食器洗浄機。
  6. 前記抑制部材は、一端が前記排気口と前記本体の前記上面の前記開口の間に取り付けられ、途中で前面側へ折り曲げられており、他端側は前記排気口を覆うように前面側へ延設されている請求項5に記載の食器洗浄機。
  7. 前記抑制部材は、前記他端側に前記カウンター下部方向へ折り曲がる、折り曲げ部を設けた請求項6に記載の食器洗浄機。
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