JP2606894Y2 - 高床筆洗器 - Google Patents

高床筆洗器

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JP2606894Y2
JP2606894Y2 JP1993020824U JP2082493U JP2606894Y2 JP 2606894 Y2 JP2606894 Y2 JP 2606894Y2 JP 1993020824 U JP1993020824 U JP 1993020824U JP 2082493 U JP2082493 U JP 2082493U JP 2606894 Y2 JP2606894 Y2 JP 2606894Y2
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繁雄 根本
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繁雄 根本
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、水彩画等を描く絵筆を
洗浄する高床筆洗器に関する。
【0002】
【従来の技術】水彩画を描く時に絵筆を洗浄するには筆
洗器に水を入れ、その筆洗器内で洗浄するのが一般的で
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来一般に用いられて
いる絵筆を洗浄する洗浄器は、容器と蓋より成り、蓋を
外して容器内に水を入れるものであり、絵筆の毛を部分
を容器内の水の中に入れて振り動かすことで洗浄するの
で、十分に洗浄できないことがあり、そのような場合に
は絵筆の毛の部分を容器の底におしつけて洗浄してい
る。
【0004】このために、容器の高さを低くして絵筆の
毛の部分を容器の底に押しつけても絵筆をもっている手
が水の中に入らないようにする必要があり、従来の筆洗
器は高さが低いために容器内に入る水の量が少なく多数
回絵筆を洗浄すると水が汚れるので、容器内の水を頻繁
に交換しなければならない。
【0005】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした高床筆洗器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上部が開口した容器1
と、この容器1の上部に取付けた洗浄用網2と、前記容
器1に取付けた取手3と、前記容器1の開口部に着脱自
在に取付けた蓋4を備え、前記容器1は、内部を複数の
縦仕切り板15により複数の水槽に区分された形状で、
この複数の水槽におけるいくつかの水槽の上部に洗浄用
網2が着脱自在に取付けられ、残りの水槽の上部は開口
し、前記蓋4は、容器1の開口部に嵌合して取付けられ
た皿状の第1蓋体40と、この第1蓋体40に開閉自在
に取付けた皿状の第2蓋体41を有し、かつこの第1蓋
体40には複数の絵具収納凹部を形成し、第2蓋体41
には指掛け用孔57とその指掛け用孔57を開閉する指
掛け用板58を設けた形状である高床筆洗器。
【0007】
【作 用】容器1の上部に設けた洗浄用網2によって絵
筆の毛の部分をこすりながら洗浄できるから、十分に絵
筆を洗浄できるし、容器1を深くして多量の水を入れて
も絵筆を持つ手が水の中に入ることがない。したがっ
て、容器1内の水が汚れ難くなって頻繁に水を交替する
必要がない。容器1内に複数の水槽を形成し、いくつか
の水槽の上部に洗浄用網2を取付け、残りの水槽の上部
を開口したので、少なくとも1つの水槽を洗浄用とし、
残りの水槽をすすぎ用に利用できる。蓋体4をパレット
として利用する場合は、蓋4を外し第1蓋体40と第2
蓋体41を開放し、指掛け用板58を開放して指掛け用
穴57に手の指を挿通して第2蓋体41を手で持つこと
ができるので、蓋体4をしっかりと持つことができる。
しかも、指掛け用穴57を指掛け用板58で閉じること
で、蓋体4を容器1の開口部に取付けて蓋として利用す
る場合に指掛け用穴57から蓋体4の内部にゴミ等が入
り込むことを防止できる。
【0008】
【実 施 例】図1と図2に示すように、容器1と洗浄
用網2と取手3と蓋4より筆洗器を構成している。前記
容器1は図1と図2と図3と図4に示すように、相対向
した一対の第1縦板10,10と相対向した一対の第2
縦板11,11と底板12によって上部が開口した平面
矩形状で底板12から開口縁までの高さが高いほぼ箱状
となり、その一対第2縦板11,11の中央部下方は凹
んで凹部13を形成して内面の中央部上下方向中間位置
に一対の上向段部14,14が一体的に形成してあり、
この一対の上向段部14,14間に亘って一対の縦仕切
り板15,15が一対の第2縦板11の内面間に亘って
一体形成されて第1・第2・第3水槽16,17,18
を構成し、その縦仕切り板15の上端面15aは容器1
の開口縁1aよりも若干下方位置となり、かつその上端
面15aにはV字状の切欠溝19が複数形成してある。
【0009】前記洗浄用網2は図4ないし図7に示すよ
うに、多数の穴20を有する網目板状の第1網部21と
第2網部22を下向きほぼU字状の連結部23で一体的
に連結して成り、その連結部23は第1板24と第2板
25を下向きほぼU字状となり、その第1板24と第2
板25には開口窓部26がそれぞれ形成してある。そし
て、洗浄用網2は連結部23を一方の縦仕切り板15の
上部に嵌め込んで容器1に取付けられ、その第1網部2
1が第1水槽16の上部に位置すると共に、第2網部2
2を第2水槽17の上部に位置している。
【0010】前記取手3は図1と図2と図4に示すよう
に、一対の取付部30,30と把持部31によりほぼU
字状となり、その取付部30は幅狭で薄厚の板状とな
り、把持部31は一対の取付部30,30の上端部間に
一体的に設けた上下横板32,32と、この上下横板3
2,32間に一体的に設けた縦板33で断面I字状とな
り、その縦板33には径の異なる穴34が複数形成して
ある。前記一対の取付部30,30の下部が容器1の一
対の第1縦板10,10の上部にピン35で上下回動自
在に取付けられ、持ち運ぶ時には取手3を真直ぐ上向き
とし、絵筆洗浄時には下方に回動することで容器1の第
1縦板10の上部に一体的に設けた突起36の山形状の
上面に取付部30を当接することで水平よりも下向きの
姿勢とし、前記縦板33の穴34に絵筆や鉛筆を挿入し
て保持できるようにしてある。
【0011】前記蓋4は図1と図2と図8ないし図10
に示すように、第1蓋体40と第2蓋体41を開閉自在
に連結して成り、その第1蓋体40は底板42と周壁4
3により前記容器1の開口縁に嵌合する大きさの矩形状
で浅い皿状となった本体44と、その周壁43に一体的
に設けたフランジ45より構成されて、周壁43が容器
1の開口縁1aに嵌合し、かつフランジ45が開口縁1
aの上部に当接して第1蓋体40は容器1に着脱自在と
なり、その底板42は中間部においてほぼV字状に折曲
して一側凹部46と他側凹部47を形成し、一側凹部4
6は隔壁48により複数に区画されて絵具を色分けして
収納できるようになり、前記フランジ45の一側部には
突起片49が一体的に設けられ、フランジ45の他側部
には一対のピン挿通部50が一体的に設けてあり、周壁
43と連続してリブ51が一体的に設けられ、このリブ
51はフランジ45より突出している。
【0012】前記第2蓋体41は底板52と周壁53よ
り前記第1蓋体40とほぼ同一大きさの矩形状で浅い皿
状の本体54と、その周壁53に一体的に設けたフラン
ジ55より成り、周壁53の開口周縁には前記第1蓋体
40のリブ51が嵌合する段部56が形成されて第1蓋
体40と第2蓋体41は相互に嵌合するようになり、そ
の底板52には指掛け用孔57が形成され、この指掛け
用孔57を開閉する指掛け用板58がピン59で開閉自
在に取付けてある。前記フランジ55の一側部にはピン
挿通部60が形成され、他側部には係合穴61が形成さ
れ、第1蓋体40と第2蓋体41はピン挿通部50,6
0をピン62で回動自在に連結することで開閉自在とな
り、閉じた時に第1蓋体40の突起片49が第2蓋体4
1の係合穴61に係合して振動などで開放しないように
してある。
【0013】次に絵筆の洗浄について説明する。蓋4を
外して取手3を水平よりも下方に回動した状態で容器1
を載置し、容器1の第1・第2・第3水槽16,17,
18に水を注入する。これにより取手3の穴34に絵筆
や鉛筆を入れて置くことができる。絵筆の毛の部分を洗
浄用網2の第1又は第2網部21,22に押しつけて洗
浄する。この時、穴20によって絵筆の毛の部分をしご
くことができるから十分に洗浄できるし、その洗浄用網
2は第1・第2水槽16,17の上部に取付けられて第
1・第2水槽16,17の上部で洗浄できるから第1・
第2・第3水槽16,17,18を深くできるばかり
か、絵筆の柄を持っている手が水中に浸ることがなく、
しかも第1・第2水槽16,17の上部のみで洗浄する
から下部の水を攪拌することがなく水をあまり汚すこと
がない。
【0014】絵筆の毛の部分を洗浄したら、第3水槽1
8内の水ですすぎ洗いをし、縦仕切り板15の切欠溝1
9で毛の部分をしごいて水切りする。また、水を交換す
る時には洗浄用網2を縦仕切り板15より外し、水を注
入後に再び取付ける。
【0015】蓋4を外したら第1蓋体40と第2蓋体4
1を開放し、指掛け用板58を開放して指掛け用穴57
に手の指を挿通して第2蓋体41を手で持つことで、蓋
4をパレットとして利用できる。
【0016】
【考案の効果】容器1の上部に設けた洗浄用網2によっ
て絵筆の毛の部分をこすりながら洗浄できるから、十分
に絵筆を洗浄できるし、容器1を深くして多量の水を入
れても絵筆を持つ手が水の中に入ることがない。したが
って、容器1内の水が汚れ難くなって頻繁に水を交替す
る必要がない。容器1内に複数の水槽を形成し、いくつ
かの水槽の上部に洗浄用網2を取付け、残りの水槽の上
部を開口したので、少なくとも1つの水槽を洗浄用と
し、残りの水槽をすすぎ用に利用できる。蓋体4をパレ
ットとして利用する場合は、蓋4を外し第1蓋体40と
第2蓋体41を開放し、指掛け用板58を開放して指掛
け用穴57に手の指を挿通して第2蓋体41を手で持つ
ことができるので、蓋体4をしっかりと持つことができ
る。しかも、指掛け用穴57を指掛け用板58で閉じる
ことで、蓋体4を容器1の開口部に取付けて蓋として利
用する場合に指掛け用穴57から蓋体4の内部にゴミ等
が入り込むことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部破断した全体正面図である。
【図2】一部破断した全体側面図である。
【図3】容器の平面図である。
【図4】容器と洗浄用網の斜視図である。
【図5】洗浄用網の平面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】蓋の平面図である。
【図9】図8のC−C断面図である。
【図10】蓋の斜視図である。
【符号の説明】
1…容器、2…洗浄用網、3…取手、4…蓋、15…縦
仕切り板、20…穴、40…第1蓋体、41…第2蓋
体、57…指掛け用孔、58…指掛け用板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口した容器1と、この容器1の
    上部に取付けた洗浄用網2と、前記容器1に取付けた取
    手3と、前記容器1の開口部に着脱自在に取付けた蓋4
    を備え、 前記容器1は、内部を複数の縦仕切り板15により複数
    の水槽に区分された形状で、この複数の水槽におけるい
    くつかの水槽の上部に洗浄用網2が着脱自在に取付けら
    れ、残りの水槽の上部は開口し、 前記蓋4は、容器1の開口部に嵌合して取付けられた皿
    状の第1蓋体40と、この第1蓋体40に開閉自在に取
    付けた皿状の第2蓋体41を有し、かつこの第1蓋体4
    0には複数の絵具収納凹部を形成し、第2蓋体41には
    指掛け用孔57とその指掛け用孔57を開閉する指掛け
    用板58を設けた形状である高床筆洗器。
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