JPH0675358U - 食器洗浄機用食器かご - Google Patents

食器洗浄機用食器かご

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JPH0675358U
JPH0675358U JP1794693U JP1794693U JPH0675358U JP H0675358 U JPH0675358 U JP H0675358U JP 1794693 U JP1794693 U JP 1794693U JP 1794693 U JP1794693 U JP 1794693U JP H0675358 U JPH0675358 U JP H0675358U
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JP
Japan
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groove
shelf
container
basket
dishwasher
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Pending
Application number
JP1794693U
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English (en)
Inventor
泰男 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時に食器収容の邪魔にならず、かつ、
載置面積の大きい棚を有する。 【構成】 食器かご13の所定位置に、水平内方に延び
る水平溝部30aと鉛直下方に延びる鉛直溝部30bと
からなる略逆L字形の溝30が所定間隔で並設されてい
る。また、この溝30に矩形枠体からなる棚29a,2
9bが、その回動軸部31a,31bが前記溝30の内
縁に少なくとも2点で当接するとともに、使用時には前
記水平溝部30aに位置し、不使用時には前記垂直溝部
30bに位置するように設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は食器洗浄機に使用される食器かごに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食器洗浄機に使用される食器かごとしては、例えば、図8に示すような ものがある(実開昭62─100163号公報参照)。 この食器かごでは、コップ等を収容する棚1は、食器かご2の支軸3を中心と してその縁部を回動自在に設けられた第1棚部4と、該第1棚部4の反対側の縁 部に支軸5を中心として回動自在に設けられた第2棚部6とからなる。 このような棚1は、使用時には図8中実線で示す状態に傾けて、その上面にコ ップ等を載置し、不使用時には一旦第2棚部6を第1棚部4の上面に折り畳んだ 後、2点鎖線で示すように両者を前記食器かご2の側壁に向かって回動させてお く。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の食器かごでは、棚1は支軸3を中心として回動自在 に設けただけであるので、不使用時であるにも拘わらず、内方に傾く結果、食器 かごに茶碗、皿等を載置する際の妨げとなっていた。 また、棚に載置した食器あるいは不使用時の棚が食器かごが収容される洗浄槽 の天井面に干渉しないようにするため、支軸3の位置および棚1の大きさが制限 されていた。 本考案は前記問題点に鑑み、不使用時に食器収容の邪魔にならず、かつ、載置 面積の大きい棚を有する食器洗浄機用食器かごを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、食器を載置され、洗浄槽内に収容される食 器洗浄機用食器かごにおいて、食器かご本体の所定位置に、水平内方に延びる水 平溝部と鉛直下方に延びる鉛直溝部とからなる略逆L字形の溝を所定間隔で形成 する一方、該溝に矩形枠体からなる棚を、該棚の回動軸部が前記溝の内縁に少な くとも2点で当接するとともに、使用時には前記水平溝部に位置し、不使用時に は前記垂直溝部に位置するように設けたものである。
【0005】
【実施例】
次に、本考案の実施例について添付図面に従って説明する。 図1は食器洗浄機を示し、本体11内には洗浄槽12が形成され、内部には後 述する食器かご13が収容されている。食器かご13の下方には図示しないモー タの駆動によって回転するノズル15が配されている。このノズル15は中空の 棒材を中央部で回転自在に支持し、一端部に吹出孔15aを、他端部に両端に吹 出孔15aを有する中空の棒材を回転自在に取り付けたもので、前記各吹出孔1 5aから上方に向かって洗浄水が吹き出されるようになっている。前記洗浄槽1 2の底壁には、食器Aから除去された食べ滓を回収するためのフィルタ16が着 脱可能に取り付けられ、このフィルタ16の下方にはヒータ17を有する水溜部 12aが形成されている。そして、水溜部12aに収容された洗浄水は、ヒータ 17で加熱された後、モータ18によって駆動するポンプ14の働きによりノズ ル15の吹出孔15aから上方に吹き出されるようになっている。
【0006】 前記食器かご13は、鉄製の線材に樹脂をコーティングして矩形の枠体形状に 形成したもので、底面両側部にローラ19が回転自在に設けられ、洗浄槽12に 出し入れできるようになっている。そして、この食器かご13は、椀等の深底容 器保持部21と、皿等の浅底容器保持部22と、コップ,湯飲み,小皿等の円筒 容器等保持部23とから構成され、その一部には小物容器24が着脱自在に取り 付けられるようになっている。
【0007】 前記深底容器保持部21は図2の下半部に示され、下方支持棒25と上方支持 棒26とからなる。下方支持棒25は、底面内で、その長手方向に並設した複数 の線材(合計6本)25aと、この線材25aに直交して架設した線材25bと からなる。線材25bは中央部が屈曲されることにより、大型深底容器用の支持 部25cが形成されている。
【0008】 一方、上方支持棒26は、図3に示すように、底面から所定寸法H上方の同一 平面内に所定間隔で並設され、食器かご13の両側縁部間に架設されている。各 上方支持棒26は両端から所定寸法内側の2箇所が同一方向へ略コ字形に屈曲さ れることにより、隣接する一部を共有して交互に反対方向に開口する3つの屈曲 部26a,26bがそれぞれ形成されている。屈曲部26aの幅は両側の屈曲部 26bに比べて広くなっており、中央の屈曲部26aが丼等の大型深底容器の保 持用、両側の屈曲部26bが椀等の小型深底容器の保持用である。
【0009】 このような形状の深底容器保持部21では、深底容器A1の載置は、この深底 容器A1を横向きにして各上方支持棒26間に位置させるだけでよい。すなわち 、図4に示すように、小型の椀では、外表面が屈曲部26bのa点で、開口縁部 が前記線材25aのb点でそれぞれ支持されることにより位置規制される。大型 の丼等では、前記同様、外表面が屈曲部26a、開口縁部を前記線材25aでそ れぞれ支持される外、前記支持部25c(図4中2点鎖線で示す)で横方向(線 材25aの軸方向)への位置ずれが規制される。
【0010】 このように、前記深底容器保持部21によれば、椀等の小型の深底容器のみな らず、丼等の大型のものであっても食器かご13に整列させて載置することがで きる。このため、従来のように、他の食器Aを収容した後、余ったスペースに大 型深底容器を載置するといった面倒がなくなり、出入作業がスムーズに行く。
【0011】 前記浅底容器保持部22は図2の上半部に示され、底面内で長手方向に所定間 隔で線材22aを並設し、該線材22aにそれぞれ一対の係止突部28を所定ピ ッチで立設させたものである。各係止突部28の先端は、前記深底容器保持部2 1の上方支持棒25と同一高さで、同一方向へ略直角に屈曲されている(ただし 、両端に位置するものには屈曲部分は設けられていない)。また、線材22a又 は22bには、載置する皿の深さに応じた位置に、着脱可能に係止部22cが固 定されている。
【0012】 このような浅底容器保持部22では、皿等の浅底容器A2は各係止突部28の 間に位置し、その外表面がc点で示す前記係止突部28の屈曲部分(屈曲してい ないものではその先端部)で、縁部が前記係止部22cでそれぞれ支持されて位 置規制される。
【0013】 このように、前記深底容器保持部21と浅底容器保持部22の高さを同一とし たので、食器かご13の上面に従来の皿保持部のような突出部分がなくなり、鍋 等の大きな容器であっても干渉を気にせずにスムーズに出入作業を行なうことが できる。しかも、傾いて載置されることがなくなり、その載置状態が非常に安定 するので、従来のように洗浄時に位置ずれすることがなく、好ましい洗浄作業を 行なうことができる。
【0014】 前記円筒容器等保持部23は、図5および図6に示すように、食器かご13の 両端縁部から上方に突出する矩形枠体23aに棚29a,29bをそれぞれ回動 自在に設けたものである。すなわち、矩形枠体23aの両側上部では線材が屈曲 されることにより略逆L字形の溝30が形成され、この溝30は水平内方に延び る水平溝部30aと鉛直下方に延びる鉛直溝部30bとから構成されている。
【0015】 前記棚29aは、コップ等を載置できるように枠体に複数の線材を平行に架設 した構造となっており、棚29bでは小皿を横向きで整列させて保持できるよう に途中部分が同一方向に屈曲されている。棚29a,29bの一方の縁部側の両 端には外方に回動軸部31a,31bがそれぞれ延設されており、棚29aの回 動軸部31aでは所定間隔で突出する線材、棚29bの回動軸部31bでは四角 形の枠体でそれぞれ形成されている。前記棚29a,29bは、その回動軸部3 1a,31bを前記矩形枠体の溝30に摺動自在に係合した状態で矩形枠体23 aに取り付けられている。
【0016】 前記棚29a,29bは、使用時、図5および図6中実線で示すように、その 回動軸部31a,31bが溝30の水平溝部30aに位置して側方に突出してい る。そして、この使用状態から棚29a,29bを回動させると、この棚29a ,29bは徐々に起き上がる。回動軸部31a,31bの下縁部は鉛直溝部30 bを下方に移動し、その下方への移動寸法分、棚29a,29bの起き上がり寸 法が抑えられる。しかも、不使用状態では、2点鎖線で示すように、回動軸部3 1a,31bが溝30の垂直溝部30bに位置して従来のように内方に倒れるこ となく直立し、他の食器収容の邪魔とはならない。 このように、前記棚29a,29bによれば、簡単な機構で洗浄槽12の高さ 寸法を大きくすることなく、大きな食器の載置面積を得ることが可能となる。
【0017】 前記小物容器24は、図7に示すように、上方が開口する箱形状で、その角部 は図2中右上角部に示される食器かごの形状に沿うように円弧形状となっている 。この小物容器24の側壁は線材を格子状に組み合わせた構造である。また、底 壁は取り外し可能で、多数の小孔が形成されている。さらに、内部空間の下半部 には着脱自在に断面十字形状の仕切壁24aが設けられ、これにより、箸,スプ ーン等の小物A3を鉛直方向に対して所定角度の範囲内で立たせることができ、 これらが側方に突出して他の食器収容の邪魔になることがない。前記小物容器2 4の角部上方には、この小物容器24を食器かご13の枠体に係止できるように 側方から下方に向かって係止部24bが延設されている(円弧形状の角部を除く 対称な位置にそれぞれ設けられている)。また、側壁の格子構造は、水平方向に 延びる2つの線材を食器かご13の枠体で兼用するようになっている。このため 、食器かご13中の食器の載置可能な空間を、食器かご13を構成する線材の直 径と等しい寸法だけ広く利用することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る食器洗浄機用食器かごによれば 、水平内方および鉛直下方に延びる溝を形成して、この溝に棚の回動軸部を少な くとも2点で当接させて摺動させながら棚を回動させるようにしたので、溝の鉛 直溝部の長さ分だけ洗浄槽の高さ寸法を大きくすることなく、棚の面積を大きく することができる。しかも、棚を起こした不使用状態では、回動軸部が鉛直溝部 に位置して内方に倒れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る食器洗浄機の正面図である。
【図2】 図1の食器かごの平面図である。
【図3】 図2の側面図である。
【図4】 図1の椀の載置状態を示す斜視図である。
【図5】 図1の深底容器用の棚を示す部分正面図であ
る。
【図6】 図1の小皿用の棚を示す部分正面図である。
【図7】 図1の小物容器を示す正面図である。
【図8】 従来例に係る食器かごの棚近傍の正面図であ
る。
【符号の説明】
13…食器かご、30…溝、30a…水平溝部、30b
…垂直溝部、31a,31b…回動軸部、A…食器、A
1…深底容器、A2…浅底容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を載置され、洗浄槽内に収容される
    食器洗浄機用食器かごにおいて、食器かご本体の所定位
    置に、水平内方に延びる水平溝部と鉛直下方に延びる鉛
    直溝部とからなる略逆L字形の溝を所定間隔で形成する
    一方、該溝に矩形枠体形状の棚を、該棚の回動軸部が前
    記溝の内縁に少なくとも2点で当接するとともに、使用
    時には前記水平溝部に位置し、不使用時には前記垂直溝
    部に位置するように回動自在に設けたことを特徴とする
    食器洗浄機用食器かご。
JP1794693U 1993-04-09 1993-04-09 食器洗浄機用食器かご Pending JPH0675358U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026578B1 (ko) * 2006-09-25 2011-04-01 파나소닉 주식회사 식기 세척기
JP2014018263A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Panasonic Corp 食器洗い機
JP2017176319A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機
WO2020094296A1 (en) * 2018-11-06 2020-05-14 Arcelik Anonim Sirketi A dishwasher comprising a drawer

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