JP5533551B2 - キッチンラック - Google Patents

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Description

本発明は、フライパンや鍋蓋など外観扁平な調理器具を収納するキッチンラックに関するものである。
一般に、台所や調理場で使用されるフライパンや鍋蓋などの外観扁平な調理器具は、調理終了後に洗剤などを使用して洗浄し、布巾などによって水分を取り除いたり、または壁に吊しておくか、専用のラックを使用し立て掛けたりして水分を蒸発させ、次の調理が行えるようにしている。なお、布巾などによって水分を取り除く場合においても、拭き取り後は、壁に吊しておくか、または専用のラックなどに収納している。
さらに、深さが異なったり、大きさの異なるフライパンなどを複数利用して調理する場合には、洗浄後の乾燥や収納する場所が必要になるとともに、限られたスペースを有効活用して、これら深さや大きさの異なるフライパンを収納することができる専用のラックが不可欠となってくる。
また、最近のキッチンは、備え付けの抽斗に、フライパンや鍋蓋などを立てた状態のまま収納することができるタイプのものがある。そのため、深さや大きさの異なるフライパンや鍋蓋を効率良く立て掛けられ、かつ抽斗に無理なく収納することができる専用のラックが必要となる。
そこで、限られたスペースのキッチンの上や抽斗に収納する専用のラックとして、例えば、下記特許文献1においては、下貫板が所定の間隔を隔てて相対向して設けられ、かつ、前記下貫板を跨がって複数の仕切板が立設された鍋蓋収納ラックであって、前記複数の仕切板の周辺部に溝を設けたものが提案されている。
しかし、この従来の鍋蓋収納ラックは、上記下貫板に跨がり、間隔を置いて立設されている複数の仕切板同士の間隔が、製造過程において決められてしまうため、鍋蓋の高さ寸法や摘み部の高さ寸法に合うように、想定される寸法ごとに、いくつもの仕切板を立設しなければならず、ラック自体が大型化してしまい、キッチンに備え付けの引き出しに入らなくなってしまうという問題がある。また収納する引き出しの大きさに合わせてラックを製造すると、ラックを使用できる鍋蓋が限定されてしまうという問題もある。
そこで、下記特許文献2においては、引き出しに設置して、フライパンや片手鍋などを保持・収納するためのフライパンラックであって、前記ラックは少なくともその一部が線材によって構成されており、前記ラック上面に可動する仕切り棒が設けられ、前記仕切り棒と前記ラック上面の間は嵌合部材によって接続されたものが提案されている。
この従来のフライパンラックは、上記ラック上面に設けられた上記仕切り棒を可動させることにより、収納スペースを変更することができ、簡単に様々の深さ寸法のフライパンを効率良く収納することができるものである。
実用新案登録第3121019号公報 特開2010148788号公報
ところが、この従来のフライパンラックは、ラック上面に設けられた上記仕切り棒をスライドさせることにより、簡単に収納スペースを変更することができるが、上記仕切り棒が架橋されているラック上面は、幅寸法が上記仕切り棒の長さ寸法により設定されてしまうために、収納できるフライパンの直径寸法が、自ずと決まってしまい、大きな直径寸法のフライパンを収納することができないという問題がある。
また、このフライパンラックは、フライパンを立てた状態でしか収納することができないため、限られたスペースしかないキッチンの上などに載置し、複数個のフライパンを収納する際には、当該フライパンの柄のスペースも確保する必要があるという問題もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、フライパンや鍋蓋など外観扁平な調理器具を収納する際に、異なる大きさの調理器具を収納することができ、かつ限られたスペースでも容易に載置することができるキッチンラックを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、フライパンや鍋蓋などの外観扁平な調理器具を収納するキッチンラックであって、両端部に対向配置されて上記調理器具を支承する一対の支持部材と、これら支持部材間に平行に配置されて両端部が各々上記支持部材の側面下部に接合された一対の第1の支持杆と、これら第1の支持杆の上方に間隔おいて配設されて、両端部が各々上記支持部材の上記側面下部に接合された一対の第2の支持杆と、上記支持部材間に配置されて上記調理器具を支承する一対の第2の支持部材とを備えてなり、上記第2の支持部材は、互いの両側面下部同士を連結する一対の第1の連結杆と、当該第1の連結杆の上方に平行に配設された一対の第2の連結杆によって一体化され、これら第1および第2の連結杆が上記第1および第2の支持杆の間に挿入されて配置された際に、上記支持部材間に移動自在に設けられるとともに、上記一対の第1の支持杆のには、上記第2の支持部材が、上記第1および第2の連結杆の間に上記一対の第1の支持杆が挿入されて配置された際に、一方の上記第2の支持部材の側面下部に当接し、上記第2の支持部材の移動を規制するストッパー部材が架設されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記一対の第2の支持部材は、各々が線材によって門型状に形成されていることを特徴とするものである。
そして、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記一対の支持部材は、一方の上記支持部材の頂辺部に、対向する他方の上記支持部材に対して、下方から上方に向かい離間する方向に曲折された支持脚部が形成されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、上記一対の支持部材およびこれら支持部材間に配置された一対の第2の支持部材は、上記一対の支持部材の一方から他方に向かうに従って高さ寸法が低くなるように、上記一対の支持部材の一方が上記一対の第2の支持部材の一方よりも高く形成されているとともに、上記一対の支持部材の他方が上記一対の第2の支持部材の他方よりも低く形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、上記一対の支持部材および上記一対の第2の支持部材には、各々の頂辺部の中央に凹部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項1〜3に記載の本発明によれば、一体化された一対の第2の支持部材の第1および第2の連結杆が、第1および第2の支持杆の間に挿入されて配置された際に、一対の支持部材間に移動自在に設けられているため、水平面に当該一対の支持部材を立設させて載置する場合には、一体化された上記一対の第2の支持部材の上記第1および第2の連結杆を、上記第1および第2の支持杆の間に沿って移動させることにより、上記支持部材と上記第2の支持部との間隔を調整することができる。これにより、様々な深さ寸法のフライパンを収納することができる。
また、上記一対の第1の支持杆のには、上記第1および第2の連結杆の間に上記第1の支持杆が挿入されて配置された際に、一方の上記第2の支持部材の側面下部に当接し、上記第2の支持部材の移動を規制するストッパー部材が架設されているため、上記一対の支持部材の一方側を水平面に載置して、上記一対の第2の支持部材のいずれかに、フライパンまたは鍋蓋を水平に載置しても、上記一対の第2の支持部材が下方に落下することを防止することができる。これにより、フライパンや鍋蓋を立て掛けて収納するだけでなく、鉛直方向に複数収納するこができ、用途や限られたスペースに適合させて使用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、上記一対の第2の支持部材は、各々が線材により門型状に形成されているため、上記一対の支持部材を水平面に立設させて使用している状態から、90°回転させて、上記一対の支持部材の一方を水平面に載置して使用する状態に変更する場合、またはその逆の変更の場合には、上記一対の第2の支持部材の弾性を利用し、その側面下部近傍を弾性に抗して内方に押圧することにより、上記第1および第2の連結杆を上記第1および第2の支持杆の間に挿入して配置、または上記第1および第2の連結杆を上記第1の支持杆に挟んで配置することを簡便に行うことができる。
また、上記一対の第2の支持部材が持つ弾性により、一体化された上記一対の第2の支持部材を移動する際に、上記第1および第2の支持杆の間から外れることがないとともに、移動した位置を保持することができる。また、上記第1の支持杆を挟んで配置されている状態においても、ストッパー部材に当接されている位置を保持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記一対の支持部材は、一方の上記支持部材の頂辺部に、対向する他方の上記支持部材に対して、下方から上方に向かい離間する方向に曲折された支持脚部が形成されているため、当該支持脚部が形成された上記一対の支持部材の一方側を水平面に載置した場合に、上記第1および第2の支持杆側に傾斜させることができる。この結果、各々の上記一対の支持部材、およびこれら上記支持部材間に配置された上記一対の第2の支持部材に、フライパンや鍋蓋などを載置した際に、落下することを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記一対の支持部材、およびこれら支持部材間に配置された上記一対の第2の支持部材は、上記一対の支持部材の一方から他方に向かって高さ寸法が低くなるように、各々の高さ寸法が形成されているため、高さ寸法が最も高い上記一対の支持部材の一方側を水平面に載置した場合に、調理器具を載置する上記一対の支持部材および上記一対の第2の支持部材の内、最下位に配置される上記支持部材の載置場所が大きくなり、自ずと最下位に配置される上記支持部材に大きい重量物を載置することになる。これにより、上記キッチンラックを安定させて収納することができる。
請求項5に記載の発明によれば、上記一対の支持部材および上記一対第2の支持部材には、各々の頂辺部の中央に凹部が形成されているため、鍋蓋に設けられた摘み部を掛けて収納することができる。これにより、上記キッチンラックに衝撃が与えられた場合に、外観扁平かつ円板状に形成さえた鍋蓋が上記キッチンラックより離脱することを防止することができる。
本発明のキッチンラックの一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)右側面図である。 図1に記載のキッチンラックにフライパンを収納した状態を示す斜視図である。 図1に記載のキッチンラックにフライパンを収納したまま抽斗に収納した状態を示す斜視図である。 本発明のキッチンラックの一実施形態の変形例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)右側面図、(d)は水平面に載置した状態を示すである。 図4に記載のキッチンラックにフライパンを収納した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態のキッチンラック1は、両端部1aに対向配置されて調理器具kを支承する一対の支持部材2が形成されている。この一対の支持部材2は、ステンレスやアルミニウムなどの金属製の線材により台形環状に形成されている。また、一対の支持部材2は、一方の支持部材2cが、他方の支持部材2dより高さ寸法が高く形成されている。そして、各々の頂辺部2bの中央には、略半円形状の凹部10が形成されている。さらに、一方の支持部材2cには、頂辺部2bの凹部10を挟み、他方の支持部材2dに対して離間する方向であって、かつ一方の支持部材2cに対して90°曲折された支持脚部9が形成されている。また、一対の支持部材2は、一方の支持部材2cの底辺部と、他方の支持部材2dの底辺部に補強杆11が架設されている。
また、一対の支持部材2間には、この支持部材2間に平行に配置されて、両端部3aが各々支持部材2の側面下部2aに接合された一対の第1の支持杆3と、この第1の支持杆3の上方に間隔おいて配設されて、両端部4aが各々支持部材2の側面下部2aに接合された一対の第2の支持杆4が形成されている。この一対の第1および第2の支持杆3、4は、ステンレスやアルミニウムなどの金属製の線材により形成されている。
そして、第1の支持杆3の両端部3aが、一対の支持部材2の各々の側面下部2aのR状に形成された角部と、この角部から連続して伸びる直線部との間に、溶接などにより一体的に接合されている。また、第2の支持杆4は、第1の支持杆3と平行に間隔を置いて配置され、両端部4aが、一対の支持部材2の各々の側面下部2aに、溶接などにより一体的に結合されている。
さらに、平行に配設された一対の第1および第2の支持杆3、4の間隔は、後述する一対の第1および第2の連結杆6、7が挿入可能な寸法に配置されている。また、一対の第1の支持杆3の外面に形成されたストッパー部材8は、一対の支持部材2と同質のステンレスやアルミニウムなどの金属製性の線材により形成され、一対の第1の支持杆3の間に架設されている。
また、一対の支持部材2間に配置されて、調理器具kを支承する一対の第2の支持部材5は、ステンレスやアルミニウムなどの金属製の線材により門型状に形成されている。また、一対の第2の支持部材5の側面は、台形環状に形成された一対の支持部材2の側面の傾斜角度と同一の角度により傾斜されている。そして、一対の支持部材5は、一方の支持部材5cが、他方の支持部材5dより高さ寸法が高く形成されている。なお、一対の支持部材5の一方の支持部材5cは、一対の支持部材2の一方の支持部材2cより高さ寸法が低く形成され、他方の支持部材5dは、一対の支持部材2の他方の支持部材2dより高さ寸法が高く形成されている。さらに、一対の第2の支持部材5の各々の頂辺部5bの中央には、略半円形状の凹部10が形成されている。
そして、一対の第2の支持部材5間には、互いの両側面下部5a同士を連結する一対の第1の連結杆6と、第1の連結杆6の上方に平行に配設された一対の第2の連結杆7とが形成されている。この一対の第1および第2の連結杆6、7は、ステンレスやアルミニウムなどの金属製の線材により形成されている。この第1の連結杆6と第2の連結杆7とは、線材により角形状に形成した枠体を対向する対向する辺同士が平行になるように、もう一方の対向する辺の中央を曲折して形成されている。
さらに、一対の第1および第2の連結杆6、7は、一対の第2の支持部材5の側面下部5aから外方に突出するとともに、第1の連結杆6が各々の側面下部5aの端部から第1の支持杆の径寸法程度の間隔を置いて配置され、曲折部の両端部を一対の第2の支持部材5の各々の側面下部5aに溶接などにより一体的に連結されることにより、一対の第2の支持部材5が一体化されて移動部材12が形成されている。
また、一対の第1および第2の連結杆6、7は、その間隔が、第1の支持杆3の径寸法と同寸法により配設されているとともに、上述したように、第1および第2の支持杆3、4の間に挿入されて配置された際に、移動部材12を一対の支持部材2間に移動自在に設けている。
また、図4は、本発明の一実施形態の変形例を示すものであり、図1に示したものと同一構成部分については、同一記号を付してその説明を簡略化する。
この変形例では、上記一実施例と同様の構成により形成されている。また、一対の支持部材2の一方の支持部材2c側を水平面に載置することにより、一対の支持部材の一方の支持部材2c、および一対の第2の支持部材に、フライパンrや鍋蓋mを載置可能に配置される。また、移動部材12は、一対の第1および第2の連結杆6、7の間に、一対の第1の支持杆3が挿入されるとともに、一対の第1の支持杆3の間に架設されたストッパー部材8に、一対の第2の支持部材5の側面下部5aが当接して配置されている。
以上の構成によるキッチンラック1を用いて、フライパンrおよび鍋蓋mなどの外観扁平な調理器具kを収納するには、まず、図1(c)に示すように、キッチンラック1を水平面に載置して、一対の支持部材2および一対の第2の支持部材5が立設するように配置する。このときに、移動部材12の一対の第1および第2の連結杆6、7を、第1および第2の支持杆3、4の間に挿入する。
次いで、図2に示すように、フライパンrを一対の支持部材2の一方の支持部材2cと、一対の第2の支持部材5の一方の第2の支持部材5cとの間に挿入して収納する。このとき、フライパンrの深さ寸法が大きい場合には、移動部材12の一対の第1および第2の連結杆6、7を、一対の第1および第2の支持杆3、4の間を摺動させて、支持部材2と第2の支持部材5との間隔をフライパンrの深さ寸法に合わせて調整する。この際に、一対の第2の支持部材5は、自らの弾性により、一対の第1および第2の支持杆3、4を押圧し、移動した位置を保持する。
さらに、キッチンラック1を載置する場所が狭い場合には、フライパンrの柄を上方に向けて収納し、また場所に余裕がある場合には、フライパンrの柄を水平面に当接させて収納する。そして、図3に示すように、フライパンrおよび鍋蓋mをキッチンラック1に収納した状態のまま、キッチンに備え付けの抽斗t内に収納することができる。この際に、鍋蓋mは、一対の支持部材2および一対の第2の支持部材5の各々の頂辺部2b、5bの中央に形成された凹部10に、鍋蓋mの摘み部を掛けて収納する。
また、図4に示す一実施形態の変形例では、まず、移動部材12の一対の第1および第2の連結杆6、7の間に、第1の支持杆3を挿入する。このときに、一方の第2の支持部材5cの側面下部5aを第1の支持杆3に架設されているストッパー部材8に当接させる。次いで、図4(d)に示すように、一対の支持部材2の一方の支持部材2c側を水平面に載置する。このときに、一方の支持部材2cの頂辺部2bに形成されている支持脚部9が、水平面に当接するため、キッチンラック1は、一対の第1および第2の支持杆3、4側に傾斜する。
そして、図5に示すように、フライパンrの底面部を一対の第2の支持部材5の一方の支持部材5cに載置する。このときに、移動部材12は、一方の支持部材5cの側面下部5aがストッパー部材8に当接されているため、フライパンrを載置しても、落下することはない。また、一対の支持部材2の一方の支持部材2cの頂辺部2bに形成されている支持脚部9により、キッチンラック1が一対の支持杆3、4側に傾斜しているため、収納するフライパンrや鍋蓋mが手前側に滑り落ちてくるのを防ぐことができる。
さらに、調理器具kを載置する一対の支持部材2、および一対の第2の支持部材は、水平面側の一方の支持部材2cが最も載置場所が大きくなっているため、直径寸法が大きく重い調理器具kを一方の支持部材2cに載置することになる。これにより、キッチンラック1が安定する。
上述の実施形態によるキッチンラックによれば、移動部材12の第1および第2の連結杆6、7が、第1および第2の支持杆3、4の間に挿入されて配置された際に、一対の支持部材2間に移動自在に設けられているため、水平面に支持部材2を立設させて載置する場合には、移動部材12の第1および第2の連結杆6、7を、第1および第2の支持杆3、4の間に沿って移動させることにより、支持部材2と第2の支持部材間5の間隔を調整することができる。これにより、様々な深さ寸法のフライパンrを収納することができる。
また、一対の第1の支持杆3の外面には、移動部材12の第1および第2の連結杆6、7の間に第1の支持杆3が挿入されて配置された際に、第1の支持杆3の外面から突出する第2の支持部材5の側面下部5aが当接され、移動部材12の移動を規制するストッパー部材8が設けられているため、一対の支持部材2の一方の支持部材2a側を水平面に載置して、一対の第2の支持部材5のいずれかに、フライパンrまたは鍋蓋mを水平に載置しても、移動部材12ごと下方に落下することを防止することができる。これにより、フライパンrや鍋蓋mを立て掛けて収納するだけでなく、鉛直方向に複数収納するこができ、用途や限れたスペースに適合させて使用することができる。
そして、一対の第2の支持部材5は、各々が線材により門型状に形成されているため、一対の支持部材2を水平面に立設させて使用している状態から、90°回転させて、一対の支持部材2の一方を水平面に載置して使用する状態に変更する場合、またはその逆の変更の場合には、一対の第2の支持部材5の弾性を利用し、その側面下部5a近傍を弾性に抗して内方に押圧することにより、第1および第2の連結杆6、7を第1および第2の支持杆3、4の間に挿入して配置、または第1および第2の連結杆6、7を第1の支持杆3に挟んで配置することを簡便に行うことができる。
さらに、一対の第2の支持部材5が持つ弾性により、一体化された一対の第2の支持部材5を移動する際に、第1および第2の支持杆3、4の間から外れることがないとともに、移動した位置を保持することができる。また、第1の支持杆3を挟んで配置されている状態においても、ストッパー部材8に当接されている位置を保持することができる。
また、一対の支持部材2は、一方の支持部材2cの頂辺部2bに、対向する他方の支持部材2dに対して、下方から上方に向かい離間する方向に曲折された支持脚部9が形成されているため、当該支持脚部9が形成された一対の支持部材2の一方の支持部材2cを水平面に載置した場合に、第1および第2の支持杆3、4側に傾斜させることができる。この結果、各々の一対の支持部材2、およびこれら支持部材2間に配置された一対の第2の支持部材5に、フライパンrや鍋蓋mなどを載置した際に、落下することを防止することができる。
そして、一対の支持部材2、およびこれら支持部材2間に配置された移動部材12の一対の第2の支持部材5は、一対の支持部材2の一方から他方に向かって高さ寸法が低くなるように、各々の高さ寸法が形成されているため、高さ寸法が最も高い一対の支持部材2cを水平面に載置した場合に、調理器具kを載置する一対の支持部材2および一対の第2の支持部材5の内、最下位に配置される一方の支持部材2cの載置面が大きくなり、自ずと最下位に配置される一方の支持部材2cに大きい重量物を載置することになる。これにより、キッチンラック1を安定させて収納することができる。
さらに、一対の支持部材2および一対の第2の支持部材5には、各々の頂辺部2b、5bの中央に凹部10が形成されているため、鍋蓋mに設けられた摘み部を掛けて収納することができる。これにより、キッチンラック1に衝撃が与えられた場合に、外観扁平かつ円板状に形成さえた鍋蓋mがキッチンラック1より離脱することを防止することができる。
なお、上記実施の形態において、一対の支持部材2を線材により角環状に形成した場合のみ説明したが、これに限定されるものでなく、例えば、線材を楕円状に形成した円環状、または角形や円形に形成された平板でも対応可能である。
フライパンまたは鍋蓋などの調理器具の整理および収納に利用することができる。
1 キッチンラック
1a 両端部
2 支持部材
2a 側面下部
2b 頂辺部
2c 一方
2b 他方
3 第1の支持杆
3a 両端部
4 第2の支持杆
4a 両端部
5 第2の支持部材
5a 側面下部
5b 頂辺部
5c 一方
5d 他方
6 第1の連結杆
7 第2の連結杆
8 ストッパー部材
9 支持脚部
10 凹部
k 調理器具
r フライパン
m 鍋蓋

Claims (5)

  1. フライパンや鍋蓋などの外観扁平な調理器具を収納するキッチンラックであって、
    両端部に対向配置されて上記調理器具を支承する一対の支持部材と、
    これら支持部材間に平行に配置されて両端部が各々上記支持部材の側面下部に接合された一対の第1の支持杆と、
    これら第1の支持杆の上方に間隔おいて配設されて、両端部が各々上記支持部材の上記側面下部に接合された一対の第2の支持杆と、
    上記支持部材間に配置されて上記調理器具を支承する一対の第2の支持部材とを備えてなり、
    上記第2の支持部材は、互いの両側面下部同士を連結する一対の第1の連結杆と、当該第1の連結杆の上方に平行に配設された一対の第2の連結杆によって一体化され、これら第1および第2の連結杆が上記第1および第2の支持杆の間に挿入されて配置された際に、上記支持部材間に移動自在に設けられるとともに、
    上記一対の第1の支持杆のには、上記第2の支持部材が、上記第1および第2の連結杆の間に上記一対の第1の支持杆が挿入されて配置された際に、一方の上記第2の支持部材の側面下部に当接し、上記第2の支持部材の移動を規制するストッパー部材が架設されていることを特徴とするキッチンラック。
  2. 上記一対の第2の支持部材は、各々が線材によって門型状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキッチンラック。
  3. 上記一対の支持部材は、一方の上記支持部材の頂辺部に、対向する他方の上記支持部材に対して、下方から上方に向かい離間する方向に曲折された支持脚部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のキッチンラック。
  4. 上記一対の支持部材およびこれら支持部材間に配置された一対の第2の支持部材は、上記一対の支持部材の一方から他方に向かうに従って高さ寸法が低くなるように、上記一対の支持部材の一方が上記一対の第2の支持部材の一方よりも高く形成されているとともに、上記一対の支持部材の他方が上記一対の第2の支持部材の他方よりも低く形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキッチンラック。
  5. 上記一対の支持部材および上記一対の第2の支持部材には、各々の頂辺部の中央に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のキッチンラック。
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