JP7376910B2 - フライパン立て - Google Patents

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本発明は、フライパンの収納高さを調節することができるフライパン立てに関するものである。
従来からキッチン下の引き出しや見開きに複数のフライパンを収納する場合、サイズの違うフライパンを重ねて収納していた。しかし、フライパンを重ねた場合には油で汚れた底面が調理する表面に接触するので好ましくない。そこで、フライパンを上下方向に距離を開けて重ねることができるフライパンラックが提供されている。しかしながら、取り出し易さを考慮すれば重ねることができるフライパンはせいぜい3段程度であり、収納効率に劣る。
これを解決するために、複数のフライパンを立てて収納する器具が提供されている。
特開2010-148788号公報 特開2012-085845号公報
特許文献1に記載されたフライパンラックは、線材で構成されたフライパンラックであるが、空間スペースを大きくとってあるので、フライパンを立てて収納する場合でも収納効率はよくない。また、特許文献2に記載されたキッチンラックもフライパンを立てて収納することを目的としているが、線材で構成された支持部材は平行に設けられた2本の支持杆に垂直に固定して設けられている。したがって、収納するフライパンは支持部材の個数に制限されると同時に、支持部材の間隔が狭いときにはフライパンは直立した状態で収納する形態に限定される。その反面、支持部材の間隔を広くすればフライパンを斜めに収納することができるが、収納する点数が少なくなる。
ところで、最近のキッチン下の収納スペースは引き出し式を採用しているものが増えている。そうすると、引き出しの収納効率を高めるために引き出し自体が浅くなりがちである。この場合、この引き出しにフライパンを収納しようとすると、フライパンを垂直にのみ収納できる構造であれば、立てたフライパンの頂部が引き出しの上面に衝突してしまい、引き出しを閉めることができないという課題がある。
本発明は、このような課題を解決することを目的としたものであり、キッチン下の収納部のスペースの高さが十分に設けられている場合にはフライパンを直立させて収納することができ、引き出しの高さが低い場合にはフライパンを斜めに収納して全体の高さを抑えることができるフライパン立てを提供する。
本発明は、上述した目的を達成するために、フライパン立ての線材を垂直に設定するか、斜めに設定するかを選択することができるようにした。その構成は、先ずベース部としては、板状の底部と、この底部の両側面からそれぞれ垂直に立ち上がる側壁部と、この側壁部の上側両面にそれぞれ設けられたフランジ部とならなり、前記側壁部には長手方向に複数の透孔が設けられる一方、前記フランジ部にはこのフランジ部の外側に複数の切り欠きが設けられたベース板からなっている。そして、前記両面のフランジ部の切り欠きを挟み、両側下端を内向きに折り曲げた第1の折り曲げ部を前記透孔に嵌合する仕切用の線材をベース部に組み立てる構成とした。そして、前記線材には、前記切り欠きを挟んだ付近で斜めに折り曲げた第2の折り曲げ部を有することとした。ここで、「付近」という説明は、線材を直立させる形態のときには第2の折り曲げ部は切り欠きよりも下に位置し、線材を斜めにする形態のときには第2の折り曲げ部は切り欠きよりも上に位置することを示している。また、透孔と切り欠きは、上下方向に対応する位置に設けられるという手段も用いた。この構成では、線材を直立させるときにはフランジ部の切り欠きを利用し、この切り欠きの直下にある透孔の隣の透孔に第1の折り曲げ部を嵌合することで線材は直立状態を維持する。一方、切り欠きとその直下の透孔を利用して線材を適用する場合には第2の折り曲げ部によって線材に角度が形成されているので、その角度の分だけ線材が斜めの状態を維持することになる。
さらに線材の第2の折り曲げ部としてより限定するために、線材が挟んだ切り欠きに対応する透孔の隣の透孔に折り曲げ部を嵌合する距離だけ折り曲げるという手段を用いた。この手段によると、線材のベース部に対する装着は切り欠きを基準としてその直下対応する透孔か、隣に対応する透孔に線材を嵌合することになり、装着作業に確実性を有する。
さらにまた、ベース部の底部には、長手方向中央部を除いた部分に貫通孔が設けるという手段を採用した。言い換えると、中央部は長手方向全体にわたって底面が存在しており、フライパンを収納した場合にはフライパンの最下部が底面に当接することになり、直接引き出しの底に当たらないので、引き出しを傷つけることがない。また、上記線材とは別に、側壁部の両端部上面からそれぞれ外側斜め方向に開いた支持部と、この支持部の上部を水平に接続した水平部とからなる線材をさらに設けるという手段では、水平部にフライパンのハンドルを架けることができ、安定した状態でフライパンを収納することができる。
本発明は、上記手段を採用することとしたので、フライパンの収納に際してこれを直立して収納するか、斜めにして収納するかを使用者が選択することができ、引き出しなどの収納スペースに応じた形態で収納することができるようになった。
本発明のフライパン立ての好ましい実施形態の第1の形態を示す斜視図 同、側面図 同、正面図 同、第2の形態を示す斜視図 同、側面図
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1~図3は本発明のフライパン立ての一実施形態を示した斜視図であって、1はベース板であり、平板状の底部2と、この底部2の両側面から垂直に立ち上げられた側壁部3・3と、この側壁部3・3からそれぞれ外側に向かって延長するフランジ部4・4を有している。5は長手方向両端に立ち上がる壁面である。6は側壁部3・3に複数等ピッチに形成された透孔、7はフランジ部4・4に複数等ピッチに形成された切り欠きである。なお、透孔6と切り欠き7は縁直線状に配列されている。次に、8はフライパン(図示せず)を立てるための線材であって、その下端は透孔6に嵌合するために内向きにほぼ直角に折り曲げられて第1の折り曲げ部9を形成している。また、10は線材の第2の折り曲げ部であり、線材を組み立てた際に切り欠き7に挟まれた部分よりも下方で斜め、すなわち鈍角に折り曲げられている。線材8は本実施形態では略M字状の態様であるが、この態様については特に限定する必要はない。11はベース板1の底部2に形成された貫通孔であり、長手方向に出現する一対の貫通孔の中央部12は底面が維持されている。底面に中央部12が存在するために、フライパンを収納した場合にはその最下面が中央部12に当接することになるので、本発明のフライパン立てを設置した場所、たとえば引き出しの底面を傷つけることを防止することができる。
上記実施形態において、線材8をベース板1に装着する際は2態様に装着することができる。図1は第1の態様であって、線材8が直立する形態である。この場合には、線材8を任意の切り欠き7に嵌合した状態で、第1の折り曲げ部9を当該切り欠き7の直下の透孔の隣の透孔6に嵌合する。図2が当該形態をよく示している。このように線材8を装着するためには、第2の折り曲げ部10による折り曲げ幅が透孔6、あるいは切り欠き7のピッチに一致させる必要がある。
なお、上記実施形態において、13は線材8とは別の線材であって、フランジ部4の両端にそれぞれの先端を差し込んで装着されている。線材13は装着した場合には外側に向かって拡開するように構成されており、フライパンのハンドルを立て掛けることが可能である。なお、拡開を実現するための斜め方向の角度は任意である。
図4~図5はフライパン立ての第2の形態を示すもので、線材8は斜めに装着された状を示している。この状態を実現するためには、線材8を任意の切り欠き7に嵌め込み、続いて第1の折り曲げ部9をはめ込んだ切り欠き7の直下に位置する透孔6に嵌合する。このようにすると、第2の折り曲げ部10の折り曲げ角度分だけ線材8の高さを抑制することができる。例えば、第2の折り曲げ部10が図5のように約60度で折り曲げられている場合には、線材8が直立する場合よりも約14%高さを抑えることができる。なお、斜めに装着する際に高さをさらに抑制するには、第2の折り曲げ部10の折り曲げ角度をさらに大きくすることで対応することが可能である。ただし、その際は切り欠き7と透孔6のピッチを広げて対応する必要があり、線材の装着可能数が減ることになるので、両面を考慮して適宜決定する必要がある。
1 ベース板
2 底部
3 側壁部
4 フランジ部
5 壁面
6 透孔
7 切り欠き
8 線材
9 第1の折り曲げ部
10 第2の折り曲げ部
11 貫通孔
12 中央部
13 別の線材

Claims (6)

  1. 平板状の底部と、この底部の両側面からそれぞれ垂直に立ち上がる側壁部と、この側壁部の上側からそれぞれ外側に向かって延長するフランジ部とならなり、前記側壁部には長手方向に複数の透孔が設けられる一方、前記フランジ部にはこのフランジ部の外側に複数の切り欠きが設けられたベース板と、
    前記切り欠きを前記底部の両側面から挟み、両側下端を内向きに折り曲げた第1の折り曲げ部を前記透孔に嵌合する仕切用の線材からなり、
    前記線材は、前記切り欠きを挟む部分よりも下方を前記長手方向に斜めに折り曲げた第2の折り曲げ部を有することを特徴とするフライパン立て。
  2. 透孔は切り欠きの直下に設けられた請求項1に記載のフライパン立て。
  3. 線材の第2の折り曲げ部は、線材が挟んだ切り欠きの直下の透孔の隣の透孔に嵌合可能に折り曲げた請求項2に記載のフライパン立て。
  4. 底部には、長手方向中央部の短手方向両側に貫通孔が前記長手方向に設けられた請求項1~3のいずれかに記載するフライパン立て。
  5. 請求項1~4の線材とは別に、側壁部の長手方向両端部上面からそれぞれ短手方向斜めに開いた支持部と、この支持部の上部を水平に接続した水平部とからなる線材をさらに設けたフライパン立て。
  6. 底部は、合成樹脂製である請求項1~5のいずれかに記載のフライパン立て。
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