JP2002345578A - 収納体 - Google Patents

収納体

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JP2002345578A
JP2002345578A JP2001155353A JP2001155353A JP2002345578A JP 2002345578 A JP2002345578 A JP 2002345578A JP 2001155353 A JP2001155353 A JP 2001155353A JP 2001155353 A JP2001155353 A JP 2001155353A JP 2002345578 A JP2002345578 A JP 2002345578A
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JP
Japan
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basket
tableware
dish
storage space
holding
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JP2001155353A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Sakashita
典之 坂下
Takahiro Nakamura
崇広 仲村
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Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗い機や食器乾燥機による作業終了後の
食器類を食器籠から一個づつ取り出して別異の収納場所
に移し替える作業を不要にすることができる収納体を提
供すること。 【解決手段】 食器洗い機若しくは食器乾燥機の食器籠
25を収納する収納スペースSを備えて食器棚10が構
成されている。前記収納スペースSには、当該収納スペ
ースSとその前方との間で移動可能なスライド部材26
が設けられている。このスライド部材26は、食器籠2
5を一定位置に保持する籠取付部材58を備え、この籠
取付部材58は、その上部に食器類Eが収容された食器
籠25を載せることができるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収納体に係り、更に
詳しくは、食器洗い機や食器乾燥機による作業終了後の
食器類等を食器籠から一個づつ取り出して別異の収納場
所に収納する手間を省くことのできる収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器類等を自動的に洗浄、乾
燥する食器洗い機や食器乾燥機が知られている。これら
食器洗い機等は、それらの内部に食器類等が収容された
食器籠を配置した状態で食器類等の洗浄、乾燥等の作業
を行うようになっているが、当該作業後においては、次
なる食器類等の洗浄等を行うことができるように、作業
終了後の食器類を食器洗い機等から取り出す必要があ
る。この際、食器籠から食器類を一個づつ取り出して食
器棚等に移し替えるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに食器類等を食器籠から一個づつ取り出して食器棚等
に収納することは、手間と時間がかかる他、食器類等の
汚損を招来する可能性が高くなるという不都合がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、食器洗い機や食器
乾燥機による作業終了後の食器類等を食器籠から一個づ
つ取り出して別異の収納場所に移し替える作業を不要に
することができる収納体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、食器洗い機若しくは食器乾燥機の食器籠
を収納する収納スペースを備え、前記収納スペースに
は、前記食器籠を所定位置に保持する籠取付部材が設け
られる、という構成を採っている。このような構成によ
れば、食器洗い機若しくは食器乾燥機による洗浄、乾燥
等の作業終了後に、食器類等が収容された食器籠ごと収
納体に収納することができ、食器籠から食器類等を一個
づつ取り出して別異の場所に移し替える作業が不要とな
る。この際、スペアーの食器籠を併用することにより、
食器類等を保持したままの状態で食器籠が収納体の内部
に収納されていても、次なる食器類等に対する食器洗い
機等による作業が可能となる。また、籠取付部材によ
り、食器籠が所定位置に保持可能な構成となっているた
め、収納スペース内の食器籠から食器類等を取り出した
際等における食器籠の位置ズレが抑制され、食器籠に収
容された他の食器類等の不用意な脱落や食器類同士の干
渉等を防止することもできる。
【0006】また、本発明は、食器洗い機若しくは食器
乾燥機の食器籠を収納する収納スペースを備え、前記収
納スペースには、前後方向に移動可能なスライド部材が
設けられ、当該スライド部材は、前記食器籠を所定位置
に保持する籠取付部材を備える、という構成を採ること
が好ましく、これによっても前述した効果を得ることが
できる他、収納スペースの奥行側に収納された食器類等
を簡単に取り出すことが可能となる。このため、収納ス
ペースの上方等にその奥行側へのアクセス空間を形成す
る必要がなくなり、収納スペースの上下幅を必要最小限
に設定することができる。ここにおいて、前記籠取付部
材は、前記食器籠と係合して前記スライド部材の移動に
伴う食器籠の移動を規制する規制部が形成される、とい
う構成を採用するとよい。これにより、スライド部材を
移動したときであっても、当該スライド部材上の食器籠
の位置ズレを規制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における食器籠は、第1の
籠と、この第1の籠の上部に着脱自在に保持される第2
の籠とを含み、前記籠取付部材は、前記第1及び第2の
籠を分離した状態で保持する第1及び第2の支持体によ
り構成することもできる。このような構成によれば、食
器籠の上下幅を小さくした状態で当該食器籠を収納スペ
ースに収納することができ、当該収納スペースの上下幅
を一層小さくして収納体全体の小型化を促進することが
できる。ここで、前記第1と第2の支持体の少なくとも
一方は、前記第1又は第2の籠の保持位置を調整可能に
設けられる、という構成を併用することもできる。この
ような構成によれば、第1又は第2の籠を比較的自由な
位置で保持させることができ、第1又は第2の籠の収納
に関する自由度を高めることができる。
【0008】なお、本明細書において、「手前」、「奥
行」、「前」、「後」、「左」、「右」等の位置若しく
は方向を示す用語は、特に明示しない限り、図1の収納
体を正面側から見た状態を基準として用いる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0010】[第1実施例]図1には、第1実施例に係
る収納体の概略斜視図が示されている。この図におい
て、収納体としての食器棚10は、食器類E等が収納さ
れる上側収納部12と、この上側収納部12の下方に位
置し、例えば、引き出しや扉付き収納部等からなる下側
収納部13とを備えて構成されている。
【0011】前記上側収納部12は、特に限定されるも
のではないが、正面側が開放する箱状に形成され、上下
両側に位置する頂壁及び底壁15,16と、これら頂壁
15及び底壁16の左右両側間にそれぞれ位置する左右
一対の側壁18,18と、これら側壁18,18の後端
側間に位置する後壁20と、側壁18,18の前端側に
それぞれヒンジ連結される観音開き状の扉21,21
と、側壁18,18の各内面間における上下複数箇所に
掛け渡される棚板23と、最下段の棚板23と底壁16
との間に形成される収納スペースSに対して前後に移動
可能に設けられるとともに、食器籠25を保持可能なス
ライド部材26とを備えて構成されている。
【0012】前記扉21は、略方形状の枠材21Aと、
これら枠材21Aの内側に嵌め込まれたガラス板21B
とを備えて構成されており、扉21を閉塞したときであ
っても、上側収納部12の内部に収納された食器類E等
をガラス板21B越しに略視認できるようになってい
る。
【0013】前記収納スペースSは、食器類E等が収容
された食器籠25をスライド部材26に保持した状態
で、最下段の棚板27に干渉することなく食器類Eや食
器籠25を収納可能なサイズに設けられている。
【0014】前記食器籠25は、鋼等の線材を折り曲
げ、或いは、接続すること等により形成されたものであ
り、図示省略した食器洗い機、食器乾燥機、若しくは食
器洗い乾燥機等の付属品としてそれらの内部に着脱され
るようになっている。この食器籠25は、特に限定され
るものではないが、図2に示されるように、最も下側に
配置される下籠28と、この下籠28の上部に着脱自在
に保持される第1の籠としての中籠29と、この中籠2
9の上部に着脱自在に保持される第2の籠としての上籠
30とにより構成される。
【0015】下籠28は、略方形状の下枠体32と、こ
の下枠体32の内部における前側に形成されるととも
に、中籠29が載せられる中籠設置部33と、この中籠
設置部33の後方に設けられる食器立て34及び小物入
れ35とからなる。前記下枠体32のうち左右両側部分
には、前後方向に延びる直線部37,37と、これら直
線部37,37の各途中二箇所に設けられるとともに、
内側に向かって凹む略く字状若しくは略へ字状の屈曲部
38とが形成されており、これら屈曲部38は略左右対
称となる位置に設けられる。
【0016】中籠29は、中籠設置部33の平面サイズ
と略同一若しくは若干大きな平面サイズに設けられた略
方形状の上枠体40と、この上枠体40の左右両側各二
箇所から垂下するとともに、前記屈曲部38に係合可能
な側面視略V字状の脚部42と、上枠体40の左右両側
の略中央部からそれぞれ起立する把手部43,44と、
上枠体40の内部に形成される食器立て45と、上枠体
40における右端部分に設けられるとともに、上籠30
が載せられる上籠保持部46とを備えて構成されてい
る。上籠保持部46は、上枠体40の前後両側で起立す
る略枠状の前後一対の線材46A,46Aによって構成
され、各線材46A,46Aの上端部46B,46B間
に上籠30を掛け渡すことによって、右側の食器立て4
5の上方位置で上籠30を保持できるようになってい
る。
【0017】前記上籠30は、上枠体40よりも小さい
平面サイズの網棚状をなすベース部49と、このベース
部49の複数箇所で起立配置されたコップ立て50と、
ベース部49の前後両側に設けられるとともに、先端側
がやや下方に屈曲する側面視略逆L字状のフック部5
1,51とを備えている。これらフック部51,51の
各先端側間の離間幅は、前記上端部46B,46Bの離
間幅と略同一に設定され、これによって、各上端部46
B,46Bにフック部51,51の各先端側が係合して
前述した上籠30の掛け渡しが可能となる。
【0018】前記スライド部材26は、図3に示される
ように、板状の底部材53と、この底部材53の前端側
及び後端側に位置する前板54及び背部材55と、これ
ら前板54及び背部材55の左右両端側間にそれぞれ位
置する一対の側部材57,57と、これら各部材53〜
57の内側に設けられるとともに、食器籠25を保持す
る籠取付部材58とを備えて構成されている。なお、側
部材57,57の外面側には、スライド部材26を前後
方向に移動可能にする公知の移動機構Mが設けられてい
る。
【0019】前記籠取付部材58は、鋼製等の線材を折
り曲げ、或いは、接続等することによって形成されたも
のであり、中籠29と上籠30を分離した状態で保持す
る第1及び第2の支持体59,60により構成されてい
る。
【0020】前記第1の支持体59は、相互に略同一形
状を備えた二本の線材を略左右対称に配置することによ
って構成される。すなわち、第1の支持体59は、左右
両側の支持棒64,65からなり、これら支持棒64,
65の上部に中籠29或いは当該中籠29を載せた下籠
28を置くことができるようになっている。
【0021】支持棒64,65は、それぞれ略水平面上
に延びるとともに相互に略同一となる高さ位置に設けら
れており、下籠28の下枠体32における左右両側部分
に近似する形状に設けられている。すなわち、支持棒6
4,65は、前後方向に延びる直線部64A,65A
と、これら直線部64A,65Aの途中二箇所にそれぞ
れ形成されるとともに、中籠29の脚部42に係合可能
な略く字状或いは略へ字状の屈曲部64B,65Bとに
より構成される。これら屈曲部64B,65Bは、相対
する支持棒65,64方向に屈曲している。また、左側
の支持棒64に形成された屈曲部64B,64Bの各頂
部T1,T1間の離間幅、並びに、右側の支持棒65に
形成された屈曲部65B,65Bの各頂部T2,T2間
の離間幅は、中籠29に設けられた脚部42,42の下
端における前後方向の離間幅と略同一に設定されてい
る。なお、支持棒64,65の高さ位置は、底部材53
の上端部分よりも少なくとも脚部42の高さ程度離れて
いれば足りる。
【0022】このような第1の支持体59に中籠29の
みを保持させる場合には、その四箇所に設けられた脚部
42を上方から屈曲部64B,65Bに係合させ、支持
棒64,65間に中籠29を掛け渡すように載せればよ
い。一方、第1の支持体59に下籠28及び中籠29を
保持させる場合には、下籠28の各屈曲部38,38
(図2参照)が第1の支持体59側の屈曲部64B,6
5Bに相対するように、下籠28を支持棒64,65に
載せ、その後、脚部42を上方から屈曲部38及び屈曲
部64B,65Bにそれぞれ係合させ、下籠28の上に
中籠29を載せればよい。以上のように、第1の支持体
59に中籠29等が保持された状態では、脚部42と屈
曲部64B,65Bとの係合によって、スライド部材2
6に対する中籠29の前後左右方向の相対移動が規制さ
れる。従って、屈曲部64B,65Bは、食器籠25と
係合してスライド部材26の移動に伴う中籠29等の移
動を規制する規制部を構成することになる。
【0023】前記第2の支持体60は、中籠29に設け
られた上籠保持部46に略近似する構造の起立支持部6
8と、中籠29の右側に設けられた把手部44と略同一
の形状をなす浮上防止部69とを備えて構成されてい
る。
【0024】前記起立支持部68は、底部材53の前後
両側各二箇所でそれぞれ起立する前側脚部71,71及
び後側脚部72,72と、前側脚部71,71の各上端
側間を連結する前側引掛部74と、後側脚部72,72
の各上端側間を連結する後側引掛部75と、各引掛部7
4,75の左端側間を連結する前後延出部77と、各引
掛部74,75の右端側にそれぞれ連なるフック状の係
止部78,79とにより構成される。
【0025】各引掛部74,75は、上籠30に設けら
れたフック部51,51の各先端側間と略同一の離間幅
に設定されており、これにより、各引掛部74,75に
フック部51,51を係合することで上籠30を各引掛
部74,75及び前後延出部77の上に載せることが可
能となっている。また、各引掛部74,75は、右側す
なわち浮上防止部69方向に向かって次第に下方に傾斜
する形状をなす一方、係止部78,79は左側が開放す
る向きに配置される側面略U字状をなす。これにより、
上籠30が各引掛部74,75に載せられた状態では、
当該各引掛部74,75に沿う上籠30の左方への移動
が係止部78,79で規制されることになる。
【0026】なお、起立支持部68としては、前後延出
部77を設けずに、中籠29の上籠保持部46と略同一
の形状とすることも可能である。
【0027】前記浮上防止部69は、前側脚部71,7
1及び後側脚部72,72のうち右側に位置する各脚部
71,72の下端側から底部材53に接触固定された状
態で前後方向に延びる下端部82,83と、これら下端
部82,83の先端側から上方に向かって略垂直に延び
る鉛直部85,86と、これら鉛直部85,86の各上
端側間に連設されるコ字状部88とにより構成されてい
る。
【0028】コ字状部88は、右側すなわち外側が開放
する向きに取り付けられており、鉛直部85,86の各
上端側から左方に向かって略水平に延びる内向き部88
A,88Aと、これら内向き部88A,88Aの各先端
側間を略直線状に連結する連結部88Bとからなる。こ
のコ字状部88は、上籠30が各引掛部74,75に載
せられた状態で、上籠30のベース部49における右端
部分の上方に位置するようになっており、上籠30の浮
上を規制可能に設けられている。
【0029】以上の構成の第2の支持体60に上籠30
を保持する場合は、中籠29側から取り外された上籠3
0のフック部51,51を各引掛部74,75に左側か
ら引っ掛け、そのまま、当該各引掛部74,75に沿っ
てフック部51,51を右方にスライドさせることによ
り行う。この際、当該各引掛部74,75は、前述した
ように傾斜状に設けられているため、上籠30の取り付
けをよりスムースに行うことができる。また、このよう
な上籠30の取付状態では、フック部51,51と各引
掛部74,75との係合によって、上籠30の前後方向
の移動が規制される他、フック部51,51と係止部7
8,79との係合によって上籠30の右方向の移動が規
制され、しかも、前記コ字状部88によって上籠30の
浮上が規制される。従って、各引掛部74,75、係止
部78,79、及びコ字状部88は、スライド部材26
の移動に伴う上籠30の移動を規制する規制部を構成す
ることになる。
【0030】以上の構成の食器棚10には、図示しない
食器洗い機等で洗浄、乾燥された後の食器類Eが収容さ
れた食器籠25がそのままスライド部材26に載せられ
た状態で収納される。すなわち、洗浄、乾燥後の食器類
E等が収容された食器籠25から、食器類E等を収容し
たまま中籠29及び上籠30を分離し、食器類E等が収
容された中籠29を第1の支持体59に保持させる一
方、食器類E等が収容された上籠30を第2の支持体6
0に保持させることによって、食器類E等が食器棚10
に収納される。
【0031】従って、このような第1実施例によれば、
洗浄後或いは乾燥後の食器類E等を食器籠25から一個
づつ取り出して別異の収納場所に移し替える作業を省く
ことができるという効果を得る。
【0032】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。なお、以下の説明において、前記第1実施例と同一
若しくは同等の構成部分については同一符号を用いるも
のとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0033】[第2実施例]この第2実施例は、前記第
1実施例に対して第2の支持体60の構造を変更したと
ころに特徴を有し、その他の構成は、前記第1実施例と
実質的に略同一となっている。
【0034】すなわち、第2実施例における第2の支持
体60は、図4に示されるように、第1実施例の底部材
53と構成の相違する底部材91によって構成されてお
り、上籠30の保持位置を調整可能となる構造が採用さ
れている。すなわち、底部材91は、右側の前記支持棒
65の下方に位置して前板54及び背部材55間に延び
る第1の底棒93と、この第1の底棒93と右側の側部
材57の下端側とを前後方向四箇所で連結する第2の底
棒94とを備えて構成されており、前記上籠30を載せ
ることのできる平面サイズに設けられている。第2の底
棒94は、略等間隔毎に配置されており、図5(A)に
示されるように、連続する三本の第2の底棒94,9
4,94に跨った状態で上籠30を載せることができる
ようになっており、それらのうち前後両側に位置する第
2の底棒94,94間にフック部51,51が係合可能
に設けられている。このため、図5(A)及び(B)に
示されるように、フック部51,51が係合する第2の
底棒94,94を変えることにより、上籠30の保持位
置を前後方向にずらすことができる。また、本実施例に
おいては、フック部51,51が係合する第2の底棒9
4,94が、上籠30の前後方向の移動を規制する規制
部を構成することになる。
【0035】従って、このような第2実施例によれば、
前記第1実施例と同一の効果が得られる他、上籠30の
保持位置を調整することができ、上籠30の収納の自由
度を高めることができるという効果をも得る。
【0036】なお、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、食器籠25を収納
スペースS内で保持可能とする籠取付部材58が設けら
れている限りにおいて、種々の変更が可能である。例え
ば、スライド部材26を設けずに、収納スペースS内に
籠取付部材58を直接固定することも可能である。
【0037】また、屈曲部64B,65Bを、支持棒6
4,65の違う位置に更に設け、或いは、前後方向にス
ライド可能な構造とすること等により、上籠30だけで
なく、中籠29、下籠28の保持位置を調整できる構成
としても良い。
【0038】更に、前記実施例においては、本発明を食
器棚10に適用した構成を図示説明したが、キッチンの
キャビネット等に例示される他の収納キャビネット類に
本発明を適用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
収納体内の収納スペースに、食器籠を所定位置に保持す
る籠取付部材を設けたから、食器籠から食器類等を一個
づつ取り出して別異の場所に移し替える作業が不要とな
る他、収納スペース内に収納された状態の食器籠から食
器類等を取り出した際等における食器籠の不用意な位置
ズレを防止することができる。
【0040】また、収納スペースの内外で前後方向に移
動可能なスライド部材に前記籠取付部材を設けたから、
収納スペースの奥行側に食器類等を収納していても、当
該食器類等を簡単に取り出すことができる。
【0041】更に、前記籠取付部材に、食器籠と係合し
てスライド部材の移動に伴う食器籠の移動を規制する規
制部を形成したから、スライド部材を移動したときであ
っても、当該スライド部材上の食器籠の位置ズレを規制
することができる。
【0042】また、前記第1及び第2の籠を分離した状
態で保持する第1及び第2の支持体により前記籠取付部
材を構成したから、食器籠の上下幅を小さくした状態で
当該食器籠を収納スペースに収納することができ、これ
により、収納体の小型化を促進することができる。
【0043】更に、前記第1と第2の支持体の少なくと
も一方に対し、前記第1又は第2の籠の保持位置を調整
可能としたから、第1又は第2の籠を比較的自由な位置
で保持させることができ、第1又は第2の籠の収納に関
する自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る食器棚の概略斜視図。
【図2】 前記食器棚に収納される食器籠の分解斜視
図。
【図3】 前記食器棚のスライド部材を食器籠とともに
表した斜視図。
【図4】 第2実施例に係るスライド部材を食器籠とと
もに表した斜視図。
【図5】 (A)は、図4のスライド部材における第1
位置に上籠を保持させた状態を示す斜視図であり、
(B)は、図4のスライド部材における第2位置に上籠
を保持させた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10・・・食器棚(収納体)、25・・・食器籠、26
・・・スライド部材、29・・・中籠(第1の籠)、3
0・・・上籠(第2の籠)、58・・・籠取付部材、5
9・・・第1の支持体、60・・・第2の支持体、64
B・・・屈曲部(規制部)、65B・・・屈曲部(規制
部)、74・・・前側引掛部(規制部)、75・・・後
側引掛部(規制部)、78・・・係止部(規制部)、7
9・・・係止部(規制部)、88・・・コ字状部(規制
部)、94・・・第2の底棒(規制部)、S・・・収納
スペース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器洗い機若しくは食器乾燥機の食器籠
    を収納する収納スペースを備え、 前記収納スペースには、前記食器籠を所定位置に保持す
    る籠取付部材が設けられていることを特徴とする収納
    体。
  2. 【請求項2】 食器洗い機若しくは食器乾燥機の食器籠
    を収納する収納スペースを備え、 前記収納スペースには、前後方向に移動可能なスライド
    部材が設けられ、当該スライド部材は、前記食器籠を所
    定位置に保持する籠取付部材を備えたことを特徴とする
    収納体。
  3. 【請求項3】 前記籠取付部材は、前記食器籠と係合し
    て前記スライド部材の移動に伴う食器籠の移動を規制す
    る規制部が形成されていることを特徴とする請求項2記
    載の収納体。
  4. 【請求項4】 前記食器籠は、第1の籠と、この第1の
    籠の上部に着脱自在に保持される第2の籠とを含み、 前記籠取付部材は、前記第1及び第2の籠を分離した状
    態で保持する第1及び第2の支持体により構成されてい
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の収納体。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の支持体の少なくとも一
    方は、前記第1又は第2の籠の保持位置を調整可能に設
    けられていることを特徴とする請求項4記載の収納体。
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