JP2010184006A - 食器設置具およびこの食器設置具を設けた食器洗い機、食器乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】食器のセットを容易にして、使い勝手をよくする。
【解決手段】横倒れ姿勢で食器3の口縁部3aの下側と係止する第一の係止部材1と、食器の口縁部3aを支持する上方に伸びた第二の係止部材9と、前記第一および第二の係止部材を所定の間隔で複数設けた基体2とを備え、前記第一の係止部材は、食器の口縁部を収容する収容部6と、前記収容部に食器の口縁部を位置させて複数方向から係止可能な係止部4とを備えた。
【選択図】図30
【解決手段】横倒れ姿勢で食器3の口縁部3aの下側と係止する第一の係止部材1と、食器の口縁部3aを支持する上方に伸びた第二の係止部材9と、前記第一および第二の係止部材を所定の間隔で複数設けた基体2とを備え、前記第一の係止部材は、食器の口縁部を収容する収容部6と、前記収容部に食器の口縁部を位置させて複数方向から係止可能な係止部4とを備えた。
【選択図】図30
Description
本発明は、食器を設置する食器設置具およびこの食器設置具を設けた食器洗い機、食器乾燥機に関するものである。
従来、食器の収納や食器の水切りを行う一般的な食器設置具は、所定の間隔を隔てて設けた複数の係止部によって食器を横倒れ姿勢で係止するものがある(例えば、特許文献1参照)。図44は、上記特許文献1に記載された食器かごの側面図で、皿類を多く並べて収納することができると共に、碗類、丼、サラダボウルなどの深さのある食器を収納することもできるものである。
図45に示すように、丼用保持部101は、丼や丼と同様な形状を呈する大型の汁碗等の丼状の食器102を横倒れ姿勢で保持できるように構成されている。すなわち、丼用保持部101は、横倒れ姿勢にした食器102の口縁部103の下側部分103aを係止部104に係止し、かつ、その横倒れ姿勢の食器102が底部側へ転動しないように、所定の間隔で設けた隣接する係止部104で食器102の側周部を支持するように構成されている。そして、前記複数の係止部104は、間隔を隔てて一列状に並べて設けられており、横倒れ姿勢にした食器102を上方から見たときの口縁部103を同じ方向に向けてセットするように構成したものである。また、隣接する第1支持体104aと第2支持体104bとの間に、皿状の洗浄対象物18を立ち姿勢で保持できるように構成されている。
また、図46に示すように、碗類セットかご105の長手方向の両辺106に、上向きに伸び、かつ、上部で内側に曲がる屈曲部を持った複数個のセットピン107を設け、直径の大きな食器108をセットするときは、その口縁部109を係止する左右のセットピン107をずらして食器108を斜めにセットするようにすることも考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−159206号公報
特開平3−215233号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものでは、碗類と皿状の食器とが同じのピンを用いてセットすることができるが、係止部104が一列状に並べて設けられているため、碗類食器102がセット可能な方向(上方から見たときの食器の口縁部の向き)は、係止部104が並んでいる限定された一方向にしか食器をセットすることができないものである。
また、上記特許文献2に記載のものでは、直径の大きさが異なる複数種類の食器のセットが可能であるが、上記特許文献1に記載のものと同様に、セットピン107が並んでいる方向に食器の方向が限定される。
一般的に、使用した食器に皿類が多い場合は、皿類のセット位置に多くの皿をセットすることが求められるが、碗類が多い場合は、皿類のセット位置に碗類もセットすることが求められる。さらに、食器をセットするときは、食器のセットに用いる手が、右手か左手かといった使用者の利き手によって食器セットの容易性が異なる。また、使用者が食器設置具の右側もしくは左側に立っているかといった食器設置具と使用者との位置関係によっても食器セットの容易性が異なる。そのため、手に持った食器がセット方向と異なる場合
は、食器の向きを変えるために腕を捩じったり、食器を他方の手に持ち替えたりするという動作が生じて使い勝手が悪く、使用者の利き腕や食器設置具に対する位置によって、最もセットがし易い向きに食器をセットすることができないという問題があった。
は、食器の向きを変えるために腕を捩じったり、食器を他方の手に持ち替えたりするという動作が生じて使い勝手が悪く、使用者の利き腕や食器設置具に対する位置によって、最もセットがし易い向きに食器をセットすることができないという問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、食器の形状によらず食器のセットを容易にして、使い勝手をよくすることを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器設置具は、横倒れ姿勢で食器の口縁部の下側と係止する第一の係止部材と、食器の口縁部を支持する上方に伸びた第二の係止部材と、前記第一および第二の係止部材を所定の間隔で複数設けた基体とを備え、前記第一の係止部材は、食器の口縁部を収容する収容部と、前記収容部に食器の口縁部を位置させて複数方向から係止可能な係止部とを備えたものである。
これにより、食器設置具に皿類を多くセットできると共に、碗類を最もセットがし易い向きにセットすることができるようになり、使い勝手をよくすることができる。
本発明の食器設置具は、食器が容易にセットでき、使い勝手をよくすることができる。
第1の発明は、横倒れ姿勢で食器の口縁部の下側と係止する第一の係止部材と、食器の口縁部を支持する上方に伸びた第二の係止部材と、前記第一および第二の係止部材を所定の間隔で複数設けた基体とを備え、前記第一の係止部材は、食器の口縁部を収容する収容部と、前記収容部に食器の口縁部を位置させて複数方向から係止可能な係止部とを備えたことにより、所定の大きさの皿類を多くセットできると共に、所定の大きさの皿類をセットしない場合は碗類や小皿といった食器を複数の方向にセットすることができ、使い勝手をよくすることができる。したがって、食器の向きをかえるために腕を捩じったり、食器を他方の手に持ち替える無駄な動作をなくして、最も置き易い向きに食器をセットすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第一の係止部材は、隣接する第二の係止部材の下端部を結ぶ直線上に設けたことにより、基体の構成を簡易にすることができる。
第3の発明は、特に、第1もしくは第2の発明の第一の係止部材は格子状に配置したことにより、食器を規則的にセットすることができ、そのため多くの食器をセットすることができる。
第4の発明は、特に、第1もしくは第2の発明の第一の係止部材は三角格子状に配置したことにより、食器を12方向にセットすることができ、より食器セットの自由度が高まる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明の基体は、可動式に構成し基体と平行な軸を中心に回転する構成したことにより、第二の係止部材を使用しない場合は食器セットの妨げとなる第二の係止部材を倒すことにより、第二の係止部材が食器へ接触し食器セットを妨げることを防ぎ、セットの自由度を高めることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明の第二の係止部材は可倒式に構成し、基体を中心に回転可能な構成としたことにより、第二の係止部材を使用しない場合は食器セットの妨げとなる第二の係止部材を選んで倒すことにより、第二の係止部材が食
器へ接触し食器セットを妨げることを防ぎ、セットの自由度を高めることができる。
器へ接触し食器セットを妨げることを防ぎ、セットの自由度を高めることができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明の第一の係止部材を所定の間隔で複数設け第一の基体と、前記第二係止部材を所定の間隔で複数設けた第二の基体とを備え、前記第二の基体と第一の基体とは別体の構成としたことにより、皿類をセットする場合に第一の基体を取り外したり移動させたりすることで皿類のセットを容易にするとともに、碗類等をセットする別の場所を作ることができ、セットの自由度を高めることができる。
第8の発明は、特に、第7の発明の第一基体は第二基体上を水平方向にスライドする構成としたことにより、皿類をセットした場合に第一の基体を空いているスペースに移動させることで、より多くの食器をセットする場所を提供することができ、セット可能な食器容量を増やすことができる。
第9の発明は、特に、第7もしくは第8のいずれかの発明の第一基体は鉛直方向にスライドする構成としたことにより、かごを上下2段にすることができ、小皿と小鉢などを2段に分けてセットすることができ、セット可能な食器容量を増やすことができる。
第10の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明の第一の係止部材は、第1の間隔に設定した第1のエリアと、前記第1のエリアの第1の間隔より狭い第2の間隔に設定した第2のエリアを備えたことにより、食器の形状に応じて最もセットしやすいエリアに食器をセットすることができ、より食器を安定してセットすることができる。
第11の発明は、特に、第1〜第10のいずれか1つの発明の食器設置具を備えた食器洗い機であり、食器の形状等により予め設定されているセット場所に拘束されることがなく、任意の場所と方向へ食器をセットすることができる。また、食器間に洗浄水が流入する隙間を確保することができるとともに、安定して保持することができる。
第12の発明は、特に、第1〜第10のいずれか1つの発明の食器設置具を備えた食器乾燥機であり、食器の形状等により予め設定されているセット場所に拘束されることがなく、任意の場所と方向へ食器をセットすることができる。また、碗類の糸底の水切りができ、効率よく乾燥させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図2はその断面図、図3は食器を3方向からセットした状態の各々の平面図である。
図1は本発明の実施の形態1の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図2はその断面図、図3は食器を3方向からセットした状態の各々の平面図である。
図1〜図3において、第一の第一の係止部材1は合成樹脂の成型品等からなり、平板状の基体2に取り付けられている。第一の第一の係止部材1は、例えば、碗類等の食器3の口縁部3aを複数方向から係止することが可能な係止部4を有し、水平方向へ放射状に3箇所設けている。第一の第一の係止部材1は、多角柱形状の支持部5で基体2の上に固定されており、基体2と係止部4との間に収容部6を形成している。この収容部6に横倒れ姿勢で食器3の口縁部3aの下部を位置させて係止部4の下面側に係止する。
横倒れ姿勢で係止部4の下面側に係止させた食器3は、基体2の上面でその側周部3bが支持され、係止部4と基体2とで横倒れ姿勢の状態に保持される。食器3は、糸底3c側に重心が位置するように傾けて置かれ、食器3の重みが口縁部3aを介して係止部4の
下面側から上方へ作用するようにして、安定した保持が得られるようにしている。
下面側から上方へ作用するようにして、安定した保持が得られるようにしている。
以上のように構成された食器設置具について、以下その動作を説明する。食器設置具に食器3をセットするときは、第一の係止部材1の上方から食器3を基体2の近傍まで近づけ、収容部6に食器3の口縁部3aを収容する。その後、収容部6を中心に食器3の側周部3bが基体2の上面に接するまで食器3の角度θを変え、糸底3c側へ傾けて口縁部3aを係止部4の下面側と接触させて係止し、食器3を安定して保持させる。なお、「角度」とは、食器3を側面からみたときの傾きのことである。
図3のように、水平方向へ3方向に設けた各々の係止部4に対して食器3の口縁部3aを係止することができ、複数方向から食器3をセットすることができる。
なお、本実施の形態では、1点の食器3を1箇所の係止部4に係止させているが、図3(b)の鎖線で示すように1点の食器3を、同一の第一の係止部材1に設けられた二つの係止部4に係止させるようにしてもよい。この場合は、2箇所の係止部4によって、食器3をより安定して係止することができる。
なお、本実施の形態では、第一の係止部材1に3箇所の係止部4を設けたものであるが、この限りではなく、複数個の係止部4を備えていればよい。
図4は、本実施の形態の他の例を示したもので、係止部4の下面側の先端部に突起7を下方へ突出するように設けたものであり、食器3をより安定して保持することができる。また、係止部4の近傍の基体2の上面に、下方へ円弧状に窪ませた凹部2aを設けてあり、係止部4の先端部の直下が深く、第一の係止部材1を囲むように設けたその外周縁2bは、係止部4の先端部より外方に位置させて浅くなるように傾斜させている。
これにより、食器3の口縁部3aを円弧状の凹部2aに沿って係止部4の下面側に滑り込ませることができるので、食器3のセットが容易になる。なお、この凹部2aは、係止部4の下方に対向させて放射状に形成してもよい。
図5は、本実施の形態の他の例を示したもので、基体2をステンレスなどの金属材料からなる線材によって三角格子状に設けたものであり、開口部2cが形成されるようにしたものである。基体2を三角格子状に設けることにより、食器3は係止部4の下部から放射状に延びる2辺2dで側周部3bが支持され、食器3を安定して保持することができる。そして、基体2に開口部2cが形成されていると、食器洗い機や食器乾燥機の食器設置具として用いた場合、洗浄水や温風が開口部2cをスムーズに通過し、洗浄性能や乾燥性能が向上する。
なお、基体2は、金属材料の線材により網目状や格子状に設けて開口部2cを形成するほか、第一の係止部材1を一体に成形した合成樹脂製の基体に、所定の大きさと間隔で開口部を形成しても良い。
なお、第一の係止部材1は、それ自体またはその表面をゴムなどの摩擦係数の大きい材料や、ワイヤー、ステンレスなどの金属部材で構成することができる。摩擦係数の大きい材料で構成した場合は、食器3を係止部4に係止したときに滑りにくく、係止部4からの不用意な離脱を防止することができる。
なお、収容部6は、基体2と係止部4との間に設けているが、セットする食器の形状によっては、係止部4への係止位置が変化するため、収容部6は、必ずしも係止部4と基体2との間に設ける必要はなく、係止部4の下面側に食器3の口縁部3aが係止可能に収容
される収容部6が設けられていればよい。
される収容部6が設けられていればよい。
また、第一の係止部材1に支持部6を設けているが、収容部6を形成するための一実施例であり、係止部4の下面側に食器3の口縁部3aが係止されるように、口縁部3aが収容可能であれば必ずしも必要ではない。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図7はその断面図、図8は食器3を6方向からセットした状態の各々の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図6は本発明の実施の形態2の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図7はその断面図、図8は食器3を6方向からセットした状態の各々の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図6〜図8において、第一の係止部材1は平面円形状に形成されており、第一の係止部材1の上部は円柱、下部は上方より下方の径が小さい平面円形状をしている。基体2は直線状のワイヤーで構成されており、ワイヤーはピッチ(角度)Aが60度で設けられワイヤーの交差する箇所に第一の係止部材1が固定されている。
本実施の形態によれば、第一の係止部材1を平面円形状に設けているため、係止部4はその全周に形成される。したがって、食器3は係止部4に対して口縁部3aを複数方向から係止可能であり、任意の方向から食器3をセットできる。図8に示すように、第一の係止部材1から放射状に延びるワイヤー2の角度Aを60度に設定しているため、(a)〜(f)のように食器を6方向からセットすることができる。係止部4に対して口縁部3aを任意の方向に係止すると、放射状に延びる2辺2dで側周部3bが支持され、食器3を安定して保持することができる。
なお、角度Aは60度のほか複数方向へセットできるものであれば、他の角度に設定可能である。また、図8では1つの第一の係止部材1に対して1つの食器3を係止させているが、1つの第一の係止部材1に対して複数の食器3を係止させても良い。
また、本実施の形態では、第一の係止部材1の上面を平面状に形成しているが、中央部が盛り上がった形状でもよい。この場合は、食器洗い機や水切りかごなどに用いた場合、水や汚れが第一の係止部材1の上面に留まるのを防止することができる。
(実施の形態3)
図9は本発明の実施の形態3の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図10はその断面図、図11は食器3を8方向からセットした状態の各々の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1および2と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図9は本発明の実施の形態3の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図10はその断面図、図11は食器3を8方向からセットした状態の各々の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1および2と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図9〜図11において、第一の係止部材1の上部は直方体に形成され、下部は上方より下方の径が小さい平面円形状をしている。基体2の上面には第一の係止部材1の周囲に球面状の凹部2aを形成している。凹部2aは、下方へ円弧状に窪ませてあり、その外周縁2bが係止部4の先端部より外方に位置させて浅くなるように傾斜させている。
以上のように構成された食器設置具について、以下その動作を説明する。食器設置具に食器3をセットするときは、第一の係止部材1の上方から第一の係止部材1の直方体部分の角、もしくは、辺の近傍を狙って食器3を基体2の近傍まで近づけ、収容部6に食器3の口縁部3aを収容する。その後、食器3の側周部3bが基体2の上面に接触するように糸底3c側へ傾けて食器3を安定して保持させる。
本実施の形態によれば、第一の係止部材1に対して複数方向に食器をセットできるとともに、図11のように食器3は第一の係止部材1の角、もしくは、辺を狙ってセットできるため、(a)〜(h)のように食器を8方向からセットすることができ、食器3のセットを容易にすることができる。
なお、第一の係止部材1は、上部を直方体としているが、三角柱や六角柱といった多角柱でもよい。
(実施の形態4)
図12は本発明の実施の形態4の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図13はその断面図である。本実施の形態において、実施の形態1〜3と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図12は本発明の実施の形態4の食器設置具に食器をセットした状態の斜視図、図13はその断面図である。本実施の形態において、実施の形態1〜3と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図12および図13において、第一の係止部材1は、上面および下面が略球面状に形成されており、下面で食器を係止する。第一の係止部材1の下面が基体2と接続されている。なお、球面状とは表面が滑らかな球面だけではなく、表面に小さな突起や窪みを有したものも含まれる。
本実施の形態によれば、使用者が食器3をセットするときに、誤って第一の係止部材1の上部に食器3の口縁部3aの下端を接触させても、球面状の表面に沿って食器3がその周縁方向へ滑るため、食器3に加わる衝撃を緩和することができ、破損する可能性を低減させることができる。また、食器3が第一の係止部材1の周縁方向へ滑るため、食器3を第一の係止部材1の係止位置へ導くことができる。
また、第一の係止部材1の下面を球面状にしたことにより、食器3に係止部4との接触による傷がつきにくく、係止部4の下方に形成される収容部6の周縁側の空間が大きくでき、食器3のセットおよび取り出しを容易にすることができる。
なお、図14(a)は、第一の係止部材1の他の例を示したもので、球体状にしたものである。食器3をセットするときに食器3が第一の係止部材1に接触しても、球面に沿って食器3の口縁部3aを収容部6へと導き、収容部6への収容を容易にすることができる。
また、図14(b)は、第一の係止部材1を球体としたものの他の例を示したもので、球体の表面に縦方向に複数の凹部1aを設けたものである。この場合は、食器3と第一の係止部材1との間の空間が大きくなり、食器洗い機や食器乾燥機に本食器設置具を用いた場合に、洗浄水が落下しやすくなるとともに、噴射された洗浄水や、乾燥用空気が第一の係止部材1の凹部1aを通り、効率よく食器に接触させることができる。
(実施の形態5)
図15は本発明の実施の形態5の食器設置具の斜視図、図16は食器設置具に形状の異なる複数の食器をセットした状態の平面図、図17〜図24はそれぞれの食器を個別にセットした状態の斜視図とその断面図、図25は食器3を12方向からセットした状態の各々の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1〜4と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図15は本発明の実施の形態5の食器設置具の斜視図、図16は食器設置具に形状の異なる複数の食器をセットした状態の平面図、図17〜図24はそれぞれの食器を個別にセットした状態の斜視図とその断面図、図25は食器3を12方向からセットした状態の各々の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1〜4と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図15および図16において、合成樹脂製の角材からなる基体2は所定の間隔で複数本設けられ、それぞれの基体2を角材と垂直方向に設けられた角材からなる基体連結部2eで基体2を略平行に連結している。それぞれの基体2には、所定の間隔で複数個の球体から構成される第一の係止部材1、および、その下部に基体2と接続するように設けられた
円柱状の支持部5が設けられている。第一の係止部材1および支持部5は基体2に所定の間隔で設けてあり、図16のように平面視で正三角格子状に設けられていることが好ましい。
円柱状の支持部5が設けられている。第一の係止部材1および支持部5は基体2に所定の間隔で設けてあり、図16のように平面視で正三角格子状に設けられていることが好ましい。
次に、図17〜図24を用いて大きさおよび形状の異なる食器3について、それぞれ個別に説明する。子供用の茶碗や小鉢といったサイズが小さく深い食器3Aをセットする際は、図17および図18に示すように、第一の係止部材1の上方から第一の係止部材1の近傍を狙って食器3Aを基体2の近傍まで近づけ、収容部6に食器3Aの口縁部3aの下部を収容して1つの係止部4に係止し、食器3Aの糸底3cを隣接した第一の係止部材1で支持させる。食器3Aの大きさや形状によっては側周部3bを支持することもある。この場合は、食器3Aの口縁部3aを1つの第一の係止部材1の係止部4に係止し、糸底3cまたは側周部3bを1つの第一の係止部材1で支持するものである。
また、茶碗や汁碗、丼といった食器3Bをセットする際は、図19および図20に示すように、第一の係止部材1の上方から第一の係止部材1の近傍を狙って食器3Bを基体2の近傍まで近づけ、食器3Bの口縁部3aを1つの第一の係止部材1に係止し、食器3Bの口縁部3aを係止した第一の係止部材1と隣接する2個の第一の係止部材1で食器3Bの側周部3bを支持する。この場合は、食器3Bの口縁部3aを1つの第一の係止部材1の係止部4に係止し、側周部3bを2つの第一の係止部材1で支持するものである。
また、丸皿のような食器の口縁部が比較的薄い食器3Cをセットする場合は、図21および図22に示すように、第一の係止部材1の上方から2つの第一の係止部材1の間へ食器(丸皿)3Cを基体2の近傍まで近づけ、食器(丸皿)3Cの口縁部3aを2つの第一の係止部材1に係止し、(丸皿)3Cの口縁部3aを係止した第一の係止部材1と隣接する1つの第一の係止部材1で食器(丸皿)3Cの裏面を支持するものである。
また、角皿のような食器の口縁部が比較的薄く、平らな口縁部3aを備えた食器3Dをセットする場合は、図23および図24に示すように、第一の係止部材1の上方から第一の係止部材1の間へ食器(角皿)3Dを基体2の近傍まで近づけ、食器(角皿)3Dの口縁部3aを複数の第一の係止部材1に係止し、食器(角皿)3Dの口縁部3aを係止した第一の係止部材1と隣接する複数の第一の係止部材1で食器(角皿)3Dの裏面を支持するものである。
本実施の形態によれば、種類、大きさおよび形状の様々な食器に最適な状態に安定してセットできるとともに、手に持っている食器の置きやすい任意の方向に向けて容易にセットすることができる。
また、図25は第一の係止部材1の配列の角度Bを60度に設定し正三角格子状に配置したものである。この構成によれば、3つの第一の係止部材1により食器3を3点保持できる箇所を最も多く設けることができる。例えば、1つの第一の係止部材1で食器3の口縁部3aを係止し、隣接する2つの第一の係止部材1で食器3を支持すると、(a)〜(l)の12通りの安定した食器の保持が可能である。そのため、食器セット時の自由度が向上し、使用者の利き手や、立ち位置などによらず、使用者が最もセットしやすい方向に食器をセットすることができる。
なお、本実施の形態では、角材の基体を並列させて配置させているが、基体2を実施の形態1のように正三角格子状に配置しても良い。この場合は、実施の形態1と同様に、格子の両辺に食器が保持されるため、より安定して食器を保持することができる。
また、図25では、第一の係止部材1を正三角格子状に配置しているが、正方形の格子
状に配置しても良い。この場合は、食器3を8方向にセットすることができる。
状に配置しても良い。この場合は、食器3を8方向にセットすることができる。
(実施の形態6)
図26は本発明の実施の形態6の食器設置具の斜視図、図27は食器設置具に形状の異なる複数の食器をセットした状態の斜視図である。本実施の形態において、実施の形態1〜5と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図26は本発明の実施の形態6の食器設置具の斜視図、図27は食器設置具に形状の異なる複数の食器をセットした状態の斜視図である。本実施の形態において、実施の形態1〜5と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図26および図27において、合成樹脂製の角材からなる基体2は所定の間隔で複数本設けられ、それぞれの基体2を角材と垂直方向に設けられた角材からなる基体連結部2eで基体2を略平行に連結している。球体から構成される第一の係止部材1および円柱から構成される支持部5は、所定の間隔C1で基体2に複数個設けられている。そして、基体2は所定の間隔C2で複数個設け、第1のエリアCを構成している。
第2のエリアDは、球体から構成される第一の係止部材1および円柱から構成される支持部5を、第1のエリアCの第一の係止部材1の間隔C1より狭い、所定の間隔D1で基体2に複数個設け、基体2を所定の間隔D2に設定し複数個設けている。
基体2の間隔は、第1のエリアよりも第2のエリアの方が基体2の間隔が狭くなるように、C2>D2に設定している。そして、間隔C1とC2との関係、および間隔D1とD2との関係は、第一の係止部材1が正三角格子状に配置されるように設定されている。
以上のように構成された食器設置具について、以下その動作を説明する。図27に示すように、碗類など深さのある食器をセットする際は、食器3Bを第1のエリアCに設けられてある第一の係止部材1に係止させ、皿類など浅い食器3Cをセットする際は、第2のエリアDに設けられてある第一の係止部材1に係止させる。
本実施の形態によれば、様々な方向にセット保持することができるとともに、食器3の種類に応じて最適なエリアを選択し、食器3を安定してセットすることができる。
なお、第一の係止部材1をエリアに応じて形状や色を変化させてもよい。例えば、第2のエリアDの第一の係止部材1の高さを、第1のエリアCの第一の係止部材1より高くすることによって、皿類をさらに安定して保持することができる。また、エリアによって色分けすることにより、食器のセット場所を視覚的に判別することができ、食器のセットを容易にすることができる。また、エリアに応じて基体2の形状や色を変えても良い。
(実施の形態7)
図28は本発明の実施の形態7の食器洗い機の構成図である。本実施の形態において、実施の形態1〜6と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図28は本発明の実施の形態7の食器洗い機の構成図である。本実施の形態において、実施の形態1〜6と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図28において、食器洗い機は、前面が開口する箱状の本体20に電源21が接続されている。本体20には、略水平方向に引き出し可能な洗浄槽22と、水道23から洗浄槽22に洗浄水を供給する給水経路24と、洗浄槽22から本体20の外に洗浄水を排水する排水経路25を備えており、給水経路24と排水経路25にはそれぞれ電磁弁からなる給水弁26、排水弁27を備えている。
洗浄水は給水口28から洗浄槽22内に供給され、洗浄槽22の下部に設けられた排水口29から排水を行う。給水弁26および排水弁27は制御手段30によって自動制御される。洗浄槽22の中には、食器3をセットする食器設置具31が着脱自在に設けられている。洗浄槽22は、上面に設けた開口を本体20内に設けた内蓋(図示せず)で開閉自在にしてあり、本体20から引き出すときに開放される。
食器設置具31は、図29に示すように、所定の間隔で設けられたワイヤーからなる基体2と、基体2を連結する基体連結部2eと、基体2の上部に設けられた第一の係止部材1とを備え、食器3を横倒れ姿勢で係止する。なお、食器設置具31は、本発明の実施の形態1〜6に記載のいずれを用いてもよい。
洗浄手段は、本実施の形態では洗浄ノズル32と、洗浄ノズル32に洗浄水を供給する循環ポンプ33と、洗浄槽22から循環ポンプ33を経由して洗浄ノズル32に洗浄水を供給する循環経路34とで構成しており、洗浄ノズル32から噴射された洗浄水が食器3に衝突し汚れを洗浄する。なお、洗浄手段は、洗浄ノズル32から洗浄水を噴射する構成に限定されるものではない。
以上のように構成された、食器洗い機について動作を説明する。使用時は、本体20から洗浄槽22を水平方向に引き出し、その後、食器3を食器設置具31にセットする。全ての食器3のセットが終了すると、洗浄槽22を本体20に収容し洗浄を開始する。一般的には、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥機能を有する場合は続けて乾燥工程を行う。洗浄終了後に、再び洗浄槽22を本体20から引き出して食器3を取り出し、食器3を全て取り出した後、洗浄槽22を本体20内に戻す。
以上のように、本発明の食器設置具31を食器洗い機に用いることにより、設定されたセット場所に拘束されることなく、食器3を任意の場所と方向へ自由にセットすることができるとともに、安定して保持することができる。
なお、本発明の食器設置具を食器乾燥機に用いる場合は、食器等の被乾燥物を入れる乾燥室(図示せず)と、この乾燥室に乾燥用空気を送風するファン等の送風手段(図示せず)と、乾燥用空気を除湿および/または加熱する手段(図示せず)を設け、乾燥させる食器を食器設置具31にセットし、乾燥室内で乾燥させる。
以上のように、本発明の食器設置具31を食器乾燥機に用いることにより、設定されたセット場所に拘束されることなく、食器3を任意の場所と方向へ自由にセットすることができるとともに、安定して保持することができる。また、碗類の糸底の水切りができ、効率よく乾燥させることができる。
なお、本発明の食器設置具は、実施の形態に限定されるものではなく、目的、用途等にあわせて基体2と第一の係止部材1を適宜組み合わせて実施することができる。
(実施の形態8)
図30は本発明の実施の形態8の食器設置具の斜視図、図31および図32はそれぞれ食器設置具に食器3Cをセットした状態の斜視図と平面図、図33は食器3Bをセットした上体の斜視図、図34および図35は食器3Bを2方向からセットした状態の斜視図および平面図、図36および図37は小皿などの食器3Eをセットした状態の斜視図および平面図である。また、図38〜図40は別の例の食器設置具であり、それぞれ図38および図39は食器設置具の斜視図と平面図、図40は食器3Bを多方向からセットした状態の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1〜7と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図30は本発明の実施の形態8の食器設置具の斜視図、図31および図32はそれぞれ食器設置具に食器3Cをセットした状態の斜視図と平面図、図33は食器3Bをセットした上体の斜視図、図34および図35は食器3Bを2方向からセットした状態の斜視図および平面図、図36および図37は小皿などの食器3Eをセットした状態の斜視図および平面図である。また、図38〜図40は別の例の食器設置具であり、それぞれ図38および図39は食器設置具の斜視図と平面図、図40は食器3Bを多方向からセットした状態の平面図である。本実施の形態において、実施の形態1〜7と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図30において、上方に伸びた第二の係止部材9と水平部の基体2から成る、金属製のワイヤーを曲げて構成される金属部品は、金属部品と垂直に設けられた基体2に所定の間隔で、スポット溶接などで連結されてある。基体2の一部には、例えば樹脂からなる成形部品である球と円柱から構成される形状の第一の係止部材1が平面視で格子状に設けられ
、連結されてある。なお、第二の係止部材9の設けられる間隔より、第一の係止部材1が設けられる間隔が長い方が好ましい。
、連結されてある。なお、第二の係止部材9の設けられる間隔より、第一の係止部材1が設けられる間隔が長い方が好ましい。
食器設置具にセットする食器3に皿類が多い場合は、図31に示すように鉛直上方から隣接する第二の係止部材9の間に食器3Cを設置し、第二の係止部材9に支持させて安定させる。また、食器設置具にセットする食器3に碗類が多く、皿類が少ない場合は、図33に示すように、第一の係止部材1の上方から食器3Bを基体2の近傍まで近づけ、収容部6に食器3Bの口縁部3aを収容する。その後、収容部6を中心に食器3Bの側周部3bが基体2の上面に接するまで食器3Bの角度θを変え、糸底3c側へ傾けて口縁部3aを係止部4の下面側と接触させて係止し、食器3Bを安定して保持させる。図34および図35のように、係止部4に対して食器3の口縁部3aを複数の方向から係止することができ、複数方向から食器3Bをセットすることができる。また、向かい合う第二の係止部材9aと9bの間隔C3より小さな皿類などの食器3Eをセットする場合は図に示すように第一の係止部材に収容部6に食器3Eの口縁部3aを収容し、その後、収容部6を中心に食器3Eの側周部3bが基体2の上面に接するまで食器3Eの角度θを変え、糸底3c側へ傾けて口縁部3aを係止部4の下面側と接触させて係止し、食器3Eを安定して保持させる。
なお、本実施の形態では第一の係止部材を平面視で四角格子状に設けてあるが、図38および図39に示すように三角格子状に設けても良い。この場合は、図40に示すように12方向に食器をセットすることができ、より食器セットの自由度が高まる。
(実施の形態9)
図41は本発明の実施の形態9の食器設置具の斜視図、図42は食器設置具の第一の基体21を取り外し、第二の基体22上を移動させ再度セットした状態の斜視図、図43は皿類の食器3Cおよび茶碗などの食器3Bをセットした場合の斜視図である。本実施の形態において、実施の形態1〜8と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図41は本発明の実施の形態9の食器設置具の斜視図、図42は食器設置具の第一の基体21を取り外し、第二の基体22上を移動させ再度セットした状態の斜視図、図43は皿類の食器3Cおよび茶碗などの食器3Bをセットした場合の斜視図である。本実施の形態において、実施の形態1〜8と同様の部分については同一符号を附し、その詳細な説明は省略する。
図41において、上方に伸びた第二の係止部材9と水平部の第二の基体22から成る、金属製のワイヤーを曲げて構成される金属部品は、金属部品と垂直に設けられた第二の基体22に所定の間隔で、スポット溶接などで連結されてある。樹脂の成形部品などからなる第一の基体21には、樹脂の成形部品からなり略球形状と略円柱形状から構成されてある第一の係止部材1が平面視で格子状に設けられ、振動溶着などで連結されてある。第一の基体21には第一の基体21と一体成型で形成される略U字形状の樹脂部品であるストッパ23が設けられ、第二の基体22をU字部分で挟むようにして固定されてある。なお、第一の基体21と第一の係止部材1とは一体成形の樹脂部品でもよい。
食器設置具にセットする食器に碗類が多い場合は実施の形態8の図40のように用いることができ、皿類が多い場合は、図42に示すように第一の基体21を第二の基体22から一度取り外し、第二の係止部材9から離れた位置の基体22にストッパ23によって再度セットする。皿類は図43に示すように第二の係止部材9に支持させて安定させる。また、碗類などの食器3Bを加えてセットする場合には、第一の係止部材1の上方から食器3Bを第一の基体21の近傍まで近づけ、収容部6に食器3Bの口縁部3aを収容する。その後、収容部6を中心に食器3Bの側周部3bが基体2の上面に接するまで食器3Bの角度θを変え、糸底3c側へ傾けて口縁部3aを係止部4の下面側と接触させて係止し、食器3Bを安定して保持させる。
また、図示しないが、第一の基体21を取り外し、別のスペースの基体2上に第一の基体21をセットしてもよい。この場合は基体22の場所に限らず、スペースをより有効活
用できるので食器のセット性が向上する。また、本実施の形態では第一の基体を移動させる際に、第一の基体21を第二の基体から取り外しているが、取り外さずに第二の基体22上をスライドさせて移動させる構成にしてもよい。この場合は第一の基体21の場所を容易に移動させることができる。
用できるので食器のセット性が向上する。また、本実施の形態では第一の基体を移動させる際に、第一の基体21を第二の基体から取り外しているが、取り外さずに第二の基体22上をスライドさせて移動させる構成にしてもよい。この場合は第一の基体21の場所を容易に移動させることができる。
本発明の食器設置具は、食器が容易にセットでき、使い勝手をよくすることができるので、食器設置具として有用である。
1 第一の係止部材
2 基体
3 食器
3a 口縁部
3b 側周部
4 係止部
6 収容部
9 第二の係止部材
21 第一の基体
22 第二の基体
2 基体
3 食器
3a 口縁部
3b 側周部
4 係止部
6 収容部
9 第二の係止部材
21 第一の基体
22 第二の基体
Claims (12)
- 横倒れ姿勢で食器の口縁部の下側と係止する第一の係止部材と、食器の口縁部を支持する上方に伸びた第二の係止部材と、前記第一および第二の係止部材を所定の間隔で複数設けた基体とを備え、前記第一の係止部材は、食器の口縁部を収容する収容部と、前記収容部に食器の口縁部を位置させて複数方向から係止可能な係止部とを備えた食器設置具。
- 第一の係止部材は、隣接する第二の係止部材の下端部を結ぶ直線上に設けた請求項1記載の食器設置具。
- 第一の係止部材は格子状に配置した請求項1もしくは2に記載の食器設置具。
- 第一の係止部材は三角格子状に配置した請求項1もしくは2に記載の食器設置具。
- 基体は、可動式に構成し基体と平行な軸を中心に回転する構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器設置具。
- 第二の係止部材は可倒式に構成し、基体を中心に回転可能な構成とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器設置具。
- 第一の係止部材を所定の間隔で複数設けた第一の基体と、前記第二係止部材を所定の間隔で複数設けた第二の基体とを備え、前記第二の基体と第一の基体とは別体の構成とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の食器設置具。
- 第一の基体は第二の基体上を移動可能な構成とした請求項7に記載の食器設置具。
- 第一の基体は鉛直方向にスライドする構成とした請求項7もしくは8のいずれか1項に記載の食器設置具。
- 第一の係止部材は、第1の間隔に設定した第1のエリアと、前記第1のエリアの第1の間隔より狭い第2の間隔に設定した第2のエリアを備えた請求項1〜9のいずれか1項に記載の食器設置具。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の食器設置具を備えた食器洗い機。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の食器設置具を備えた食器乾燥機。
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JP2009029444A JP2010184006A (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | 食器設置具およびこの食器設置具を設けた食器洗い機、食器乾燥機 |
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KR102112326B1 (ko) * | 2019-11-07 | 2020-05-18 | 주식회사 와이제이티 | 수평형 프라이팬 거치대 |
-
2009
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