JP2535730Y2 - 食器洗浄機の食器ラック構造 - Google Patents

食器洗浄機の食器ラック構造

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JP2535730Y2
JP2535730Y2 JP1989072166U JP7216689U JP2535730Y2 JP 2535730 Y2 JP2535730 Y2 JP 2535730Y2 JP 1989072166 U JP1989072166 U JP 1989072166U JP 7216689 U JP7216689 U JP 7216689U JP 2535730 Y2 JP2535730 Y2 JP 2535730Y2
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玲智 幸泉
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、食器洗浄機の食器ラック構造に関し、更
に詳細には、食器収容ラック(以下単に「食器ラック」
ともいう)に収容した食器の効率的な洗浄を達成し得る
と共に、複数の食器を効率的に収容し得る手段に関する
ものである。
従来技術とその欠点 従来、食器洗浄機に使用される食器ラックとして、上
方に開放する箱状に形成した本体底部に、多数の食器支
持ピンを相互に所要間隔で隣接するよう略垂直に立設し
たものが知られている。この食器ラックを使用する場合
は、該ラックの隣接する食器支持ピンの間に食器を斜め
状態で収容し、この状態で食器洗浄機に収容して洗浄を
行なっている。
このとき、前記隣接する食器支持ピンの離間間隔によ
って、収容された食器の傾斜角度が異なり、その離間間
隔が長くなると傾斜角度が深くなって、隣接して収容し
た食器の一部が上下の関係で重なり合うことになる。こ
の場合、食器洗浄機のノズルより噴射される洗浄水の飛
散する方向および範囲が限定されているため、前記食器
の重なり合った部分に洗浄水が充分飛散されず、汚れが
残る欠点があった。従って、これを解決するには、洗浄
時間を長く設定するか、再び洗浄し直さなければなら
ず、作業効率が低下すると共に手間が掛かる問題があ
る。
また、前記食器支持ピンの離間間隔を挟くすることも
考えられるが、この場合は茶碗やお碗のように洗浄を要
する面が比較的挟く、かつ深みのある食器を収容し得な
くなる欠点がある。すなわち、茶碗やお碗のように深み
のある食器を収容する食器ラックと、皿などのように比
較的洗浄を要する面の広く、薄板状の食器を収容する食
器ラックとを別々に必要とし、これら食器ラックを使い
分けるのが煩雑になる難点がある。
考案の目的 この考案は、前述した従来技術に係る食器ラックに内
在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく
提案されたものであって、収容した食器を効率的に洗浄
すると共に、形状の異なる食器を効率的に収容し得る新
規な食器ラックを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成する
ため本考案は、ラック底部に食器支持ピンを所要間隔で
隣接するよう略垂直に立設し、また前記ラック底部でか
つ相互に隣接し合う前記食器支持ピンの間に位置する部
位に上方へ突出する突起を設けてなる食器洗浄機用の食
器収容ラックにおいて、 前記食器支持ピンの立設間隔を、相互に整列し合う一
方向では短くなるように設定し、また前記整列方向に対
し交差する方向には長くなるように設定し、 前記突起は、食器支持ピンの短い立設間隔には小さい
ピッチで配設すると共に、食器支持ピンの長い立設間隔
には大きいピッチで配設して、この突起と前記食器支持
ピンとの間で食器を斜め状態で安定に支持し得るよう構
成したことを特徴とする。
実施例 次に、本考案に係る食器洗浄機の食器ラック構造につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら説
明する。第1図は食器ラックの基本構成を示す要部概略
斜視図、第2図は第1図に示す食器ラックの要部側面図
である。図面に示す如く、食器ラック10の底部12は、縦
材12aと横材12bとを格子状に配設して構成され、この底
部12に複数の食器支持ピン14が所要のパターンで略垂直
に立設されている。これら支持ピン14は、相互に隣設す
る支持ピン14に対して所要の間隔をもって配設され、そ
の間に食器16が倒立状態で収容される。
前記縦材12aにおける相互に隣設し合う前記食器支持
ピン14,14の略中間位置には、上方に所定高さだけ突出
する突起18が設けられている。この突起18は、当該食器
ラック10に食器16を収容するに際し、前記食器支持ピン
14との間で食器16を斜め状態で安定に支持するべく機能
する。また、突起18を介して食器16を支持することによ
り、第2図に示す如く、隣接して収容される各食器16,1
6が上下の関係で重なり合うことがなく、後述する如
く、食器洗浄機22により洗浄する際に、洗浄水が食器16
の全面に隈なく噴射される。従って、短時間で食器16の
汚れを洗浄することができ、作業能率が向上する。なお
前記食器16を、前記突起18を使用することなく、相互に
隣接する食器支持ピン14,14で支持するようにしてもよ
い。
ここで、前述した構成の食器ラック10は、第3図に示
す如く、上方に開放する箱状の収納箱20に着脱自在に収
納し得るよう構成され、必要に応じてラック10を交換で
きるようになっている。また、実施例では、2個の食器
ラック10,10を収納箱20に収納し得るよう寸法設定され
ているので、第3図に示す如く、同一構成の食器ラック
10,10をセットしたり、また、第4図に示す如く、食器
支持ピン14,14の離間間隔を長く設定した食器ラック10
と組合わせることもできる。なお収容箱20の底部20a
は、食器ラック10の底部12と同一のパターンの格子状に
形成され、後述する如く、食器洗浄機22で食器16を洗浄
する際に、下方から噴射される洗浄水が食器16に効率的
に噴射されるよう構成してある。
第1図〜第4図に関して基本構成を説明した食器ラッ
ク10を前提として、本実施例に係る具体的な食器ラック
構造を第6図および第7図に示す。すなわち実施例に係
る食器ラック構造は、食器ラック10の底部12を構成する
縦材12aと横材12bとの両方に突起18が設けられ、食器16
を縦方向と横方向との何れの方向からでも収容し得るよ
う構成されている。前記食器支持ピン14の立設間隔は、
第6図に示すように、横材12b方向に相互に隣設し合う
支持ピン14,14の離間間隔を、縦材12a方向に相互に隣設
し合う支持ピン14,14の離間間隔よりも短くなるよう設
定してある。また、縦材12aおよび横材12bには、縦材12
a方向および横材12b方向に相互に隣設し合う支持ピン1
4,14の略中間位置に、夫々突起18が突設されている。す
なわち、横材12bに突設される突起18のピッチは短か
く、縦材12aに突設される突起18のピッチは長くなるよ
う設定される。
この場合において、前記縦材12aに立設した食器支持
ピン14,14の間において、一方の支持ピン14と突起18と
により食器16を斜め状態で支持すると、その傾きは比較
的深くなり、例えば茶碗等の深さのある食器16を好適に
収容することができる。また、前記横材12bに立設した
食器支持ピン14,14の間において、一方の支持ピン14と
突起18とにより食器16を斜め状態で支持すると、その傾
きは比較的浅くなり、例えば皿等の薄板状の食器16を好
適に収容することができる。
実施例の作用 次に、実施例に係る食器洗浄機の食器ラック構造の使
用の実際につき説明する。先ず、前記収納箱20に食器ラ
ック10,10を収納装着し、各ラック10,10に複数の食器16
を収容する。このとき、食器16は、第2図に示す如く、
食器ラック10の支持ピン14と突起18との間に斜め状態で
支持され、隣接する食器16,16は上下の関係で重なり合
わないように収容される。
次に、第5図に示す如く、食器16を収容した収納箱20
を食器洗浄機22に収納した後、該洗浄機22よる洗浄を開
始すれば、食器ラック10を挟んで上下に配設した噴射ノ
ズル24,24から洗浄水が食器ラック10に向けて噴射され
る。このとき、隣接して収容した各食器16は重なってい
ないので、各食器16の略全面に洗浄水が噴射され、短時
間で効率的に洗浄が完了する。
また、食器16を収容する際に、突起18を使用しなけれ
ば、茶碗等のように深さのある食器を収容することがで
きるので、同一の食器ラック10に異なる形状の食器16を
効率的に収容し得る。なお、実施例では食器ラックを収
納箱に着脱自在に収納し得るよう構成したが、収納箱と
一体に構成しても良いことは勿論である。
考案の効果 本考案に係る食器洗浄機の食器ラック構造によれば、
ラック底部でかつ隣接し合う食器支持ピンの間に突出さ
せた突起を、食器支持ピンの短い立設間隔には小さいピ
ッチで配設すると共に、食器支持ピンの長い立設間隔に
は大きいピッチで配設するように構成してある。従っ
て、ラックにおける食器支持ピンの短い立設間隔の間に
小さいピッチで設けた突起に関しては、一方の食器支持
ピンと前記突起とにより食器を斜め状態で支持すると、
該食器の傾きは比較的深くなるので、深さのある食器を
好適に収容することができる。また該ラックにおける食
器支持ピンの長い立設間隔の間に大きいピッチで設けた
前記突起に関しては、一方の食器支持ピンと前記突起と
により食器を斜め状態で支持すると、該食器の傾きは比
較的浅くなるので、皿等の薄板状の食器を好適に収容す
ることができる、等の利点が容易に得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は食器ラックの基本構成を示す要部概略斜視図、
第2図は第1図に示す食器ラックの要部側面図、第3図
は同一構成の食器ラックを収納箱に収納する状態を示す
概略斜視図、第4図は食器支持ピンの離間間隔を異なら
せた食器ラックを収納箱に収納する状態を示す概略斜視
図、第5図は食器洗浄機に食器ラックを収納した状態を
示す縦断側面図、第6図は本考案の好適実施例に係る食
器ラックを示す平面図、第7図は第6図に示す食器ラッ
クの縦断側面図である。 10……食器ラック、12……底部 14……食器支持ピン、16……食器 18……突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−16728(JP,A) 実開 昭59−31371(JP,U) 実開 昭59−190165(JP,U) 実開 昭51−44274(JP,U) 実開 昭63−147174(JP,U) 実開 昭62−178962(JP,U) 実開 昭59−31372(JP,U) 特公 昭48−5313(JP,B1) 実公 昭47−4207(JP,Y1) 実公 昭47−36703(JP,Y1) 実公 昭48−9563(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラック底部(12)に食器支持ピン(14)を
    所要間隔で隣接するよう略垂直に立設し、また前記ラッ
    ク底部(12)でかつ相互に隣接し合う前記食器支持ピン
    (14)の間に位置する部位に上方へ突出する突起(18)
    を設けてなる食器洗浄機用の食器収容ラックにおいて、 前記食器支持ピン(14)の立設間隔を、相互に整列し合
    う一方向では短くなるように設定し、また前記整列方向
    に対し交差する方向には長くなるように設定し、 前記突起(18)は、食器支持ピン(14)の短い立設間隔
    には小さいピッチで配設すると共に、食器支持ピン(1
    4)の長い立設間隔には大きいピッチで配設して、この
    突起(18)と前記食器支持ピン(14)との間で食器(1
    6)を斜め状態で安定に支持し得るよう構成した ことを特徴とする食器洗浄機の食器ラック構造。
JP1989072166U 1989-06-20 1989-06-20 食器洗浄機の食器ラック構造 Expired - Lifetime JP2535730Y2 (ja)

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KR100882297B1 (ko) 2007-07-27 2009-02-10 (주)녹원 양면 사용이 가능한 내부받침대가 구비된 세척박스

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