JPS636194Y2 - - Google Patents
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- JPS636194Y2 JPS636194Y2 JP1983163564U JP16356483U JPS636194Y2 JP S636194 Y2 JPS636194 Y2 JP S636194Y2 JP 1983163564 U JP1983163564 U JP 1983163564U JP 16356483 U JP16356483 U JP 16356483U JP S636194 Y2 JPS636194 Y2 JP S636194Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- legs
- holding frame
- holding
- workpiece
- Prior art date
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229910001208 Crucible steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は熱処理を施す部品、例えばシヤフ
ト、ギヤー等を収納保持して熱処理炉に供給する
ための熱処理用治具に関する。
ト、ギヤー等を収納保持して熱処理炉に供給する
ための熱処理用治具に関する。
従来、この種熱処理用治具としては第16図に
示すように、トレーあるいは台車101上に所定
長さの4本または5本の支柱102を立設し、こ
の支柱102に対し保持枠103を嵌込んで部
品、例えば軸類105等を保持する場合、所定の
間隔を維持するため所定長さのカラー104を支
柱102に嵌込んで所定の高さに保持していたが
極めて手数を要する欠点があつた。
示すように、トレーあるいは台車101上に所定
長さの4本または5本の支柱102を立設し、こ
の支柱102に対し保持枠103を嵌込んで部
品、例えば軸類105等を保持する場合、所定の
間隔を維持するため所定長さのカラー104を支
柱102に嵌込んで所定の高さに保持していたが
極めて手数を要する欠点があつた。
本考案は上記従来欠点を排除すべくなされたも
ので、単に積重ねるのみで安定した状態で部品を
収容保持することのできる熱処理用治具を提供す
ることを目的とし、その要旨は略方形板状でワー
クの取付手段を有する枠部の各隅角部に上下方向
に突出する脚部を有する脚付保持枠と前記脚付保
持枠の枠部とほぼ同じ略方形板状の枠部を主体と
し、その各隅角部には前記脚付保持枠の脚部を載
置可能とする受座を設け、かつ同脚部と係合する
ストツパー部を上下に有する脚無保持枠とを設け
て、前記脚付保持枠と脚無保持枠とを交互に積重
ねてワークを収容可能に枠組み形成する構成とし
た熱処理用治具に存する。
ので、単に積重ねるのみで安定した状態で部品を
収容保持することのできる熱処理用治具を提供す
ることを目的とし、その要旨は略方形板状でワー
クの取付手段を有する枠部の各隅角部に上下方向
に突出する脚部を有する脚付保持枠と前記脚付保
持枠の枠部とほぼ同じ略方形板状の枠部を主体と
し、その各隅角部には前記脚付保持枠の脚部を載
置可能とする受座を設け、かつ同脚部と係合する
ストツパー部を上下に有する脚無保持枠とを設け
て、前記脚付保持枠と脚無保持枠とを交互に積重
ねてワークを収容可能に枠組み形成する構成とし
た熱処理用治具に存する。
次に、本考案の第1実施例を第1図ないし第7
図にしたがつて説明すると、この熱処理用治具は
脚付保持枠1と脚無保持枠14とを交互に積重ね
て部品、例えばシヤフト類(以下ワークという)
Wを収容保持するもので、両保持枠1,14は耐
熱鋳鋼等より一体に形成されている。
図にしたがつて説明すると、この熱処理用治具は
脚付保持枠1と脚無保持枠14とを交互に積重ね
て部品、例えばシヤフト類(以下ワークという)
Wを収容保持するもので、両保持枠1,14は耐
熱鋳鋼等より一体に形成されている。
1は上記した脚付保持枠であつて、枠材3,4
により方形状の枠部2が形成され、この枠部2内
にはワークW1を挿通可能な内径dを有するリン
グ状の保持鐶5が接続片6を介して所定の間隔で
設けられ、また保持鐶5の外側には空間部7が形
成されて網状に形成されている。また、この保持
鐶5の上下面は第6図に示すように内径d側に尖
鋭部8が形成されるとともに、この尖鋭部8の直
交する方向には凹部溝9が形成されて、ワークW
を保持したとき線接触して支持するように形成さ
れている。また、枠部2の隅角部10には上下方
向に向つて所定の高さを有する脚部11が突設さ
れるとともに、同脚部11にはリブ12が形成さ
れている。また、枠部2のほぼ中央部にも接続片
6を介して取付座13が設けられ、この取付座1
3の上下面にも同様のリブ12を有する脚部11
が形成されている。
により方形状の枠部2が形成され、この枠部2内
にはワークW1を挿通可能な内径dを有するリン
グ状の保持鐶5が接続片6を介して所定の間隔で
設けられ、また保持鐶5の外側には空間部7が形
成されて網状に形成されている。また、この保持
鐶5の上下面は第6図に示すように内径d側に尖
鋭部8が形成されるとともに、この尖鋭部8の直
交する方向には凹部溝9が形成されて、ワークW
を保持したとき線接触して支持するように形成さ
れている。また、枠部2の隅角部10には上下方
向に向つて所定の高さを有する脚部11が突設さ
れるとともに、同脚部11にはリブ12が形成さ
れている。また、枠部2のほぼ中央部にも接続片
6を介して取付座13が設けられ、この取付座1
3の上下面にも同様のリブ12を有する脚部11
が形成されている。
14は脚無保持枠であつて、枠材16,17に
より脚付保持枠1の枠部2とほぼ同形状の方形状
の枠部15が形成され、この枠部15内には脚付
保持枠1に形成した保持鐶5と同形状の保持鐶
5′が接続片6を介して所定の間隔で設けられて
いる。なお、この保持鐶5′は脚付保持枠1の空
間部7の中心部とほぼ整合状に設けられて保持鐶
5とは齟齬状に形成されている。また、枠部15
の各隅角部18には受座19が設けられるととも
に、この隅角部18の外側には脚付保持枠1と積
重ねた際、脚部11の外れを防止するストツパー
部20が上下方向に突出形成されている。また、
枠部15のほぼ中央には脚付保持枠1の中央に形
成した脚部11の受座21が形成されている。
より脚付保持枠1の枠部2とほぼ同形状の方形状
の枠部15が形成され、この枠部15内には脚付
保持枠1に形成した保持鐶5と同形状の保持鐶
5′が接続片6を介して所定の間隔で設けられて
いる。なお、この保持鐶5′は脚付保持枠1の空
間部7の中心部とほぼ整合状に設けられて保持鐶
5とは齟齬状に形成されている。また、枠部15
の各隅角部18には受座19が設けられるととも
に、この隅角部18の外側には脚付保持枠1と積
重ねた際、脚部11の外れを防止するストツパー
部20が上下方向に突出形成されている。また、
枠部15のほぼ中央には脚付保持枠1の中央に形
成した脚部11の受座21が形成されている。
次に、上記のように構成された第1実施例の作
用および効果について説明する。
用および効果について説明する。
さて、本例熱処理用治具は、略方形板状でワー
クWを挿通して保持する保持環5を有する枠部2
の各隅角部10に上下方向に所定の長さで突出す
る脚部11を有する脚付保持枠1と、脚付保持枠
1の枠部2とほぼ同じ略方形板状の枠部15を主
体とし、その各隅角部18には脚付保持枠1の脚
部11を載置可能とする受座19を設け、かつ同
脚部11と係合するストツパー部20を上下に有
する脚無保持枠14とを設けて、脚付保持枠1と
脚無保持枠14とを交互に積重ねてワークWを収
容可能に枠組み形成する構成としたものである。
したがつて、この両保持枠1,14によりワーク
Wを収能保持するには、第5図に示すように、ま
ず、トレーあるいは台車22の上に脚無保持枠1
4を載置して例えば段部を有するワークW1を収
容保持する場合、この保持枠14の保持鐶5′に
ワークW1を垂直状に保持し、この保持枠14上
に脚付保持枠1の脚部11を保持枠14の受座1
9上に載置すると、この脚付保持枠1の保持鐶5
と脚無保持枠14の保持鐶5′とは齟齬状に設け
られ、かつ保持鐶5と保持枠14の空間部7′お
よび保持鐶5′と空間部7とはそれぞれ整合状に
設けられているのでワークW1の立上状の軸部は
保持枠1の空間部にそれぞれ挿通された状態で収
容保持される。また、第5図の図示右側のように
段部の上下に比較的長い軸部を有するワークW2
を収容保持する場合においても、同様に第1の脚
付保持枠1の保持鐶5に保持されたワークW1の
下部側の軸部の端部は最下段の保持枠14の空間
部7′に挿通され、同上部側の軸部は、第2の保
持枠14の中空部7′に挿通される。同様に第2
の保持枠14の保持鐶5′に保持されたワークW2
はその下端部は保持枠1の空間部7に挿通され、
上端部は第2の保持枠1の空間部7に挿通され、
以下脚付保持枠1と脚無保持枠14とを単に交互
に積重ねるのみでワークW1,W2を収容保持する
ことができ、さらには、両保持枠1,14ともに
上下面を同一に形成したので、表裏の方向性がな
いことから極めて容易に積重ねおよびワークW1,
W2等を収容することができる。また、このよう
に収容保持する脚無保持枠14の各隅角部18に
は脚付保持枠1の脚部11と係合するストツパー
部20を設けたので安定した積重ね状態を維持す
ることができ、さらには、ワークW1,W2が相互
の空間部7,7′に挿通することで積重ね状態の
安定度を高めることができ熱処理炉へ送り込んで
も安定した状態で移動することができる。また、
脚付保持枠1と脚無保持枠14とを組にすること
で例えば熱処理工程の前工程の機械加工工程に供
することで機械加工の完了したワークW1,W2を
順次、収容保持することで通箱の兼用を計ること
ができ、この場合熱処理工程でのワークWの治具
への収容工程を省力化することができる。
クWを挿通して保持する保持環5を有する枠部2
の各隅角部10に上下方向に所定の長さで突出す
る脚部11を有する脚付保持枠1と、脚付保持枠
1の枠部2とほぼ同じ略方形板状の枠部15を主
体とし、その各隅角部18には脚付保持枠1の脚
部11を載置可能とする受座19を設け、かつ同
脚部11と係合するストツパー部20を上下に有
する脚無保持枠14とを設けて、脚付保持枠1と
脚無保持枠14とを交互に積重ねてワークWを収
容可能に枠組み形成する構成としたものである。
したがつて、この両保持枠1,14によりワーク
Wを収能保持するには、第5図に示すように、ま
ず、トレーあるいは台車22の上に脚無保持枠1
4を載置して例えば段部を有するワークW1を収
容保持する場合、この保持枠14の保持鐶5′に
ワークW1を垂直状に保持し、この保持枠14上
に脚付保持枠1の脚部11を保持枠14の受座1
9上に載置すると、この脚付保持枠1の保持鐶5
と脚無保持枠14の保持鐶5′とは齟齬状に設け
られ、かつ保持鐶5と保持枠14の空間部7′お
よび保持鐶5′と空間部7とはそれぞれ整合状に
設けられているのでワークW1の立上状の軸部は
保持枠1の空間部にそれぞれ挿通された状態で収
容保持される。また、第5図の図示右側のように
段部の上下に比較的長い軸部を有するワークW2
を収容保持する場合においても、同様に第1の脚
付保持枠1の保持鐶5に保持されたワークW1の
下部側の軸部の端部は最下段の保持枠14の空間
部7′に挿通され、同上部側の軸部は、第2の保
持枠14の中空部7′に挿通される。同様に第2
の保持枠14の保持鐶5′に保持されたワークW2
はその下端部は保持枠1の空間部7に挿通され、
上端部は第2の保持枠1の空間部7に挿通され、
以下脚付保持枠1と脚無保持枠14とを単に交互
に積重ねるのみでワークW1,W2を収容保持する
ことができ、さらには、両保持枠1,14ともに
上下面を同一に形成したので、表裏の方向性がな
いことから極めて容易に積重ねおよびワークW1,
W2等を収容することができる。また、このよう
に収容保持する脚無保持枠14の各隅角部18に
は脚付保持枠1の脚部11と係合するストツパー
部20を設けたので安定した積重ね状態を維持す
ることができ、さらには、ワークW1,W2が相互
の空間部7,7′に挿通することで積重ね状態の
安定度を高めることができ熱処理炉へ送り込んで
も安定した状態で移動することができる。また、
脚付保持枠1と脚無保持枠14とを組にすること
で例えば熱処理工程の前工程の機械加工工程に供
することで機械加工の完了したワークW1,W2を
順次、収容保持することで通箱の兼用を計ること
ができ、この場合熱処理工程でのワークWの治具
への収容工程を省力化することができる。
なお、上記実施列において、保持鐶5,5′の
内径d側に尖鋭部8を形成して例示したが、これ
に限定するものではなく例えば第7図に示すよう
に、保持鐶5の上下面の直交する方向に尖鋭部2
3を設ける構成であつてもよい。
内径d側に尖鋭部8を形成して例示したが、これ
に限定するものではなく例えば第7図に示すよう
に、保持鐶5の上下面の直交する方向に尖鋭部2
3を設ける構成であつてもよい。
次に、本考案の第2実施例を第8図ないし第1
3図にしたがつて説明すると、この熱処理用治具
は第1実施例と同様に脚付保持枠25と脚無保持
枠37とを交互に積重ねて部品、例えばギヤー類
(ワーク)W3を取付部材42を介して保持するも
ので、両保持枠25,37は第1実施例と同様に
耐熱鋳鋼等により一体に形成されている。
3図にしたがつて説明すると、この熱処理用治具
は第1実施例と同様に脚付保持枠25と脚無保持
枠37とを交互に積重ねて部品、例えばギヤー類
(ワーク)W3を取付部材42を介して保持するも
ので、両保持枠25,37は第1実施例と同様に
耐熱鋳鋼等により一体に形成されている。
25は上記した脚付保持枠であつて、枠材2
7,28により方形状の枠部26が形成され、ま
た、図示左右の枠材28,28間のほぼ中央には
支持枠29が一体に横架状に設けられている。ま
た、枠材27の上下の面には図示のように凹状の
受部30が所定の間隔で対応して凹設されてい
る。また、支持枠29の上下面にも枠材27の受
部30と対応して凹状の授部31が形成されると
ともに、この受部31には仕切板32が設けられ
て区画されている。また、枠部26の各隅角部3
3には受座34が設けられ、この受座34の上下
面には所定の高さを有する脚部35が上下方向に
向つて突設され、同脚部35にはリブ36が形成
されている。
7,28により方形状の枠部26が形成され、ま
た、図示左右の枠材28,28間のほぼ中央には
支持枠29が一体に横架状に設けられている。ま
た、枠材27の上下の面には図示のように凹状の
受部30が所定の間隔で対応して凹設されてい
る。また、支持枠29の上下面にも枠材27の受
部30と対応して凹状の授部31が形成されると
ともに、この受部31には仕切板32が設けられ
て区画されている。また、枠部26の各隅角部3
3には受座34が設けられ、この受座34の上下
面には所定の高さを有する脚部35が上下方向に
向つて突設され、同脚部35にはリブ36が形成
されている。
37は脚無保持枠であつて、この保持枠37の
枠部38は脚付保持枠25の枠部26と同形状に
形成されているので同符号を附してその説明は省
略する。また、この枠部38の各隅角部39には
脚部35の受座40が設けられるとともに、その
外側には脚部35と係合するストツパー部41が
形成されている。
枠部38は脚付保持枠25の枠部26と同形状に
形成されているので同符号を附してその説明は省
略する。また、この枠部38の各隅角部39には
脚部35の受座40が設けられるとともに、その
外側には脚部35と係合するストツパー部41が
形成されている。
このように形成された両保持枠25,37には
第12図および第13図に示すように枠材27と
支持枠29との間に掛渡し可能な棒状の取付部材
42にワークW3が挿通されて掛着されて両保持
枠25,37は交互に積重ねられている。この棒
状の取付部材42にワークW3を挿通して受部3
0,31への掛着はワークW3の径が小さい場合
にはそのほとんどの受部30,31に掛着するこ
とができ、ワークW3の径が大きい場合には受部
30,31の掛着を選択的に行うことができる。
また、取付部材42の両端は受部30,31で固
定されるので、熱処理炉内を移動中ずれ等を生ず
ることがなく、熱処理炉内の移動中でのワーク相
互による打痕および焼むら、歪等を防止すること
ができる。したがつて、このワークW3を挿通し
た取付部材42両保持枠25,37には第1実施
例と同様に脚無保持枠37に脚部35と係合する
ストツパ部ー41を設けたものであるから、第1
実施例と同様の作用効果を奏するものである。な
お、この第2実施例において受部30,31を角
形状に例示したが、半丸状の受部であつてもよ
い。
第12図および第13図に示すように枠材27と
支持枠29との間に掛渡し可能な棒状の取付部材
42にワークW3が挿通されて掛着されて両保持
枠25,37は交互に積重ねられている。この棒
状の取付部材42にワークW3を挿通して受部3
0,31への掛着はワークW3の径が小さい場合
にはそのほとんどの受部30,31に掛着するこ
とができ、ワークW3の径が大きい場合には受部
30,31の掛着を選択的に行うことができる。
また、取付部材42の両端は受部30,31で固
定されるので、熱処理炉内を移動中ずれ等を生ず
ることがなく、熱処理炉内の移動中でのワーク相
互による打痕および焼むら、歪等を防止すること
ができる。したがつて、このワークW3を挿通し
た取付部材42両保持枠25,37には第1実施
例と同様に脚無保持枠37に脚部35と係合する
ストツパ部ー41を設けたものであるから、第1
実施例と同様の作用効果を奏するものである。な
お、この第2実施例において受部30,31を角
形状に例示したが、半丸状の受部であつてもよ
い。
次に、第14図および第15図は第2実施例の
別態様を示すもので、棒状の取付部材42に代り
両保持枠25,37に金網43を張着した場合を
示すものである。
別態様を示すもので、棒状の取付部材42に代り
両保持枠25,37に金網43を張着した場合を
示すものである。
なお、上記各実施例におけるワークWの保持手
段としては保持鐶5,5′および受部27,28,
29を設けて取付部材42および金網43により
保持するように例示したがこれに限定するもので
はなく、ワークWの形状、長さ等に応じて選択的
に構成すればよい。
段としては保持鐶5,5′および受部27,28,
29を設けて取付部材42および金網43により
保持するように例示したがこれに限定するもので
はなく、ワークWの形状、長さ等に応じて選択的
に構成すればよい。
さて、本考案は略方形板状でワークの取付手段
を有する枠部の各隅角部に上下方向に突出する脚
部を有する脚付保持枠と、前記脚付保持枠の枠部
とほぼ同じ略方形板状の枠部を主体とし、その各
隅角部には前記脚付保持枠の脚部を載置可能とす
る受座を設け、かつ同脚部と係合するストツパー
部を上下に有する脚無保持枠とを設けて、前記脚
付保持枠と脚無保持枠とを交互に積重ねてワーク
を収容可能に枠組み形成する構成としたことによ
り、脚付保持枠と脚無保持枠とを単に積重ねて枠
組みすることでワークを収納保持することができ
るとともに、脚無保持枠の隅角部に脚部と係合す
るストツパー部を設けたので安定した積重ね状態
を維持することができてワークを安定保持するこ
とができるので、熱処理用治具として極めて実用
性に優れた考案である。
を有する枠部の各隅角部に上下方向に突出する脚
部を有する脚付保持枠と、前記脚付保持枠の枠部
とほぼ同じ略方形板状の枠部を主体とし、その各
隅角部には前記脚付保持枠の脚部を載置可能とす
る受座を設け、かつ同脚部と係合するストツパー
部を上下に有する脚無保持枠とを設けて、前記脚
付保持枠と脚無保持枠とを交互に積重ねてワーク
を収容可能に枠組み形成する構成としたことによ
り、脚付保持枠と脚無保持枠とを単に積重ねて枠
組みすることでワークを収納保持することができ
るとともに、脚無保持枠の隅角部に脚部と係合す
るストツパー部を設けたので安定した積重ね状態
を維持することができてワークを安定保持するこ
とができるので、熱処理用治具として極めて実用
性に優れた考案である。
第1図ないし第7図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は脚付保持枠の平面図、第2図は同じ
く正面図、第3図は脚無保持枠の平面図、第4図
は同じく正面図、第5図は積重ね状態を示す正面
図、第6図は保持鐶の拡大断面図、第7図は保持
鐶の別態様を示す斜視図、第8図ないし第13図
は本考案の第2実施例を示し、第8図は脚付保持
枠の平面図、第9図は同じく正面図、第10図は
脚無保持枠の平面図、第11図は同じく正面図、
第12図は積重ね状態を示す正面図、第13図は
脚付保持枠に取付部材を掛着した状態を示す斜視
図、第14図および第15図は第2実施例の別態
様を示し、第14図は積重ね状態を示す正面図、
第15図は脚付保持枠の斜視図、第16図は従来
の熱処理治具の正面図である。 1,25……脚付保持枠、14,37……脚無
保持枠、2,15,26,38……枠部、10,
18,33,39……隅角部、11,35……脚
部、20,41……ストツパー部、W,W1,
W2,W3……ワーク。
し、第1図は脚付保持枠の平面図、第2図は同じ
く正面図、第3図は脚無保持枠の平面図、第4図
は同じく正面図、第5図は積重ね状態を示す正面
図、第6図は保持鐶の拡大断面図、第7図は保持
鐶の別態様を示す斜視図、第8図ないし第13図
は本考案の第2実施例を示し、第8図は脚付保持
枠の平面図、第9図は同じく正面図、第10図は
脚無保持枠の平面図、第11図は同じく正面図、
第12図は積重ね状態を示す正面図、第13図は
脚付保持枠に取付部材を掛着した状態を示す斜視
図、第14図および第15図は第2実施例の別態
様を示し、第14図は積重ね状態を示す正面図、
第15図は脚付保持枠の斜視図、第16図は従来
の熱処理治具の正面図である。 1,25……脚付保持枠、14,37……脚無
保持枠、2,15,26,38……枠部、10,
18,33,39……隅角部、11,35……脚
部、20,41……ストツパー部、W,W1,
W2,W3……ワーク。
Claims (1)
- 略方形板状でワークの取付手段を有する枠部の
各隅角部に上下方向に突出する脚部を有する脚付
保持枠と、前記脚付保持枠の枠部とほぼ同じ略方
形板状の枠部を主体とし、その各隅角部には前記
脚付保持枠の脚部を載置可能とする受座を設け、
かつ同脚部と係合するストツパー部を上下に有す
る脚無保持枠とを設けて、前記脚付保持枠と脚無
保持枠とを交互に積重ねてワークを収容可能に枠
組み形成する構成としたことを特徴とする熱処理
用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16356483U JPS6071657U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 熱処理用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16356483U JPS6071657U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 熱処理用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071657U JPS6071657U (ja) | 1985-05-21 |
JPS636194Y2 true JPS636194Y2 (ja) | 1988-02-22 |
Family
ID=30358856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16356483U Granted JPS6071657U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 熱処理用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071657U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4501528B2 (ja) * | 2004-05-17 | 2010-07-14 | Tdk株式会社 | セラミック成形体の焼成方法 |
JP6905947B2 (ja) * | 2018-01-25 | 2021-07-21 | 大同特殊鋼株式会社 | 熱処理炉 |
JP2021095602A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 住友電工焼結合金株式会社 | メッシュトレイ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50131306U (ja) * | 1974-04-16 | 1975-10-28 |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP16356483U patent/JPS6071657U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6071657U (ja) | 1985-05-21 |
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