JPS586541Y2 - 超音波洗浄用カスト - Google Patents
超音波洗浄用カストInfo
- Publication number
- JPS586541Y2 JPS586541Y2 JP1977016479U JP1647977U JPS586541Y2 JP S586541 Y2 JPS586541 Y2 JP S586541Y2 JP 1977016479 U JP1977016479 U JP 1977016479U JP 1647977 U JP1647977 U JP 1647977U JP S586541 Y2 JPS586541 Y2 JP S586541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cast
- cleaned
- cleaning
- inner lid
- objects
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は医療器具等を収納し、滅菌器にて滅菌すること
ができると共に超音波洗浄器にて超音波洗浄ができるカ
ストの改良構成に関するものである。
ができると共に超音波洗浄器にて超音波洗浄ができるカ
ストの改良構成に関するものである。
従来、この種の洗浄槽用のカストとしては実開昭５０−
７５２７０号に記載の構成のものが知られている。
７５２７０号に記載の構成のものが知られている。
このカスト上面開口には被洗浄物の浮き上りを防止する
多孔状の中蓋が装脱自在に設けられている。
多孔状の中蓋が装脱自在に設けられている。
しかしながら、この中蓋の取付は位置はカスト上面開口
に限られており、被洗浄物の外形形状が小さく、かつ量
が少ない場合、洗浄中或いは洗浄後の排水時或いは洗浄
後のカスト運搬時に被洗浄物同志が衝突して損傷する問
題があった。
に限られており、被洗浄物の外形形状が小さく、かつ量
が少ない場合、洗浄中或いは洗浄後の排水時或いは洗浄
後のカスト運搬時に被洗浄物同志が衝突して損傷する問
題があった。
本考案は斯る問題を解決すべくなされたものである。
以下本考案を図について説明すると、１は洗浄槽２の底
面に超音波振動子３・・・・・・を配設して戊る超音波
洗浄器で、その振動子３の振動による超音波にて前記洗
浄槽２内の洗浄液中にキャビテーションを発生させ洗浄
を行なう。
面に超音波振動子３・・・・・・を配設して戊る超音波
洗浄器で、その振動子３の振動による超音波にて前記洗
浄槽２内の洗浄液中にキャビテーションを発生させ洗浄
を行なう。
４は筐状のカストで、上面には多孔蓋５を設けると共に
両側上部には一対の吊手６，６を回動自在に取付け、又
底板７の両端部には各５個の透孔８・・・・・・を前後
方向に一列に穿設している。
両側上部には一対の吊手６，６を回動自在に取付け、又
底板７の両端部には各５個の透孔８・・・・・・を前後
方向に一列に穿設している。
９．９は前記透孔列の外側に配設された略逆Ｕ字状の可
動板で、その基部を底板７に重合しており、前後端に固
着せる脚を兼ねた保持金具１０と底板７とによって摺動
が可能な程度に挟持され前記透孔８・・・・・・を開閉
可能と成している。
動板で、その基部を底板７に重合しており、前後端に固
着せる脚を兼ねた保持金具１０と底板７とによって摺動
が可能な程度に挟持され前記透孔８・・・・・・を開閉
可能と成している。
１１は前記カスト４内に収納した医療器具等の被洗浄物
１２・・・・・・をその上部より押える多孔状の中蓋で
、金網１３の周囲に長方形状の枠杆１４が設けられてい
る。
１２・・・・・・をその上部より押える多孔状の中蓋で
、金網１３の周囲に長方形状の枠杆１４が設けられてい
る。
１５．１５は前記中蓋１１の左右両側に固着せる係止具
で、下部に横長スリット状の開口１６を有するコ字状の
支持金具１７、該支持金具の中央部に貫通せる支持ピン
１８、該支持ピンにて回動自在に支持されると共に下端
に前記開口１６から出没するつめ１９を設けた回動板２
０、前記つめ１９が突出する如く附勢せしめるバネ２１
等にて構成している。
で、下部に横長スリット状の開口１６を有するコ字状の
支持金具１７、該支持金具の中央部に貫通せる支持ピン
１８、該支持ピンにて回動自在に支持されると共に下端
に前記開口１６から出没するつめ１９を設けた回動板２
０、前記つめ１９が突出する如く附勢せしめるバネ２１
等にて構成している。
２２．２２は前記カスト４の左右両側板の内側路中央部
に相対する如く直立状に装着した受金具で、その膨出面
２３には前記つめ１９が嵌合する横長スリット状の透孔
２４・・・・・・が所定の間隔を有して穿設しである。
に相対する如く直立状に装着した受金具で、その膨出面
２３には前記つめ１９が嵌合する横長スリット状の透孔
２４・・・・・・が所定の間隔を有して穿設しである。
従って、前記中蓋１１は係止具１５のつめ１９を出没せ
しめることによりカスト４内の任意の位置に装設するこ
とができる。
しめることによりカスト４内の任意の位置に装設するこ
とができる。
而して、カスト４に被洗浄物１２・・・・・・を入れて
超音波洗浄槽２に入れるときには被洗浄物１２・・・・
・・の上に略当接する如く中蓋１１を位置せしめて係止
具１５にて中蓋１１を固定し、底板７の透孔８・・・・
・・を開口した状態で洗浄槽２に入れる。
超音波洗浄槽２に入れるときには被洗浄物１２・・・・
・・の上に略当接する如く中蓋１１を位置せしめて係止
具１５にて中蓋１１を固定し、底板７の透孔８・・・・
・・を開口した状態で洗浄槽２に入れる。
この時、注射器等の中空状のものや浮力の大きなもの等
浮上し易い被洗浄物１２は中蓋１１によって浮上を阻止
されることとなる。
浮上し易い被洗浄物１２は中蓋１１によって浮上を阻止
されることとなる。
従って、この状態で振動子３・・・・・・を動作させる
と、カスト４内の被洗浄物１２・・・・・・は洗浄液内
での強力な洗浄力で洗浄が行なわれ、この洗浄の際中蓋
１により被洗浄物１２・・・・・・の移動が抑制される
ので、被洗浄物１２・・・・・・同志の衝突による損傷
を防止できる。
と、カスト４内の被洗浄物１２・・・・・・は洗浄液内
での強力な洗浄力で洗浄が行なわれ、この洗浄の際中蓋
１により被洗浄物１２・・・・・・の移動が抑制される
ので、被洗浄物１２・・・・・・同志の衝突による損傷
を防止できる。
洗浄が終ると、そのまま洗浄槽２からカスト４を出し、
透孔８・・・・・・によって水切を行なう。
透孔８・・・・・・によって水切を行なう。
そして次にカスト４の透孔８・・・・・・を一時塞いで
すすぎを行ない、そのすすぎ水はカスト４を傾むけて排
水する。
すすぎを行ない、そのすすぎ水はカスト４を傾むけて排
水する。
その時、カスト４内の被洗浄物１２・・・・・・は固定
された中蓋１１によってカスト４から外部へ出てしまう
ことがないと共に、カスト４内での移動が抑制され相互
衝突による損傷を防止できる。
された中蓋１１によってカスト４から外部へ出てしまう
ことがないと共に、カスト４内での移動が抑制され相互
衝突による損傷を防止できる。
又、カスト４を利用して滅菌器にて滅菌する等の為に、
カスト４を運搬する際にも被洗浄物１２・・・・・・カ
スト４内での移動が中蓋１により抑制されるので、被洗
浄物１２・・・・・・の移動による損傷を防止できる。
カスト４を運搬する際にも被洗浄物１２・・・・・・カ
スト４内での移動が中蓋１により抑制されるので、被洗
浄物１２・・・・・・の移動による損傷を防止できる。
以上の如く本考案は構成されており、中蓋をカスト内で
の上下位置を任意に調整可能に受具に装脱自在に取付け
たものであるから、被洗浄物の形状数量に応じて中蓋の
取付位置を調整でき、洗浄中或いは洗浄後の排水時或い
は洗浄後のカスト運搬時に被洗浄物の移動を抑制でき被
洗浄物同志の衝突を減少し衝突による損傷を少なくでき
る等効果が大きい。
の上下位置を任意に調整可能に受具に装脱自在に取付け
たものであるから、被洗浄物の形状数量に応じて中蓋の
取付位置を調整でき、洗浄中或いは洗浄後の排水時或い
は洗浄後のカスト運搬時に被洗浄物の移動を抑制でき被
洗浄物同志の衝突を減少し衝突による損傷を少なくでき
る等効果が大きい。
第１図は洗浄状態の超音波洗浄器とカストの断面図、第
２図はカストの要部拡大断面図、第３図は第２図のＡ−
Ａ’断面図である。 ２・・・・・・洗浄槽、４・・・・・・カスト、１１・
・・・・・中蓋、１２・・・・・・被洗浄物。
２図はカストの要部拡大断面図、第３図は第２図のＡ−
Ａ’断面図である。 ２・・・・・・洗浄槽、４・・・・・・カスト、１１・
・・・・・中蓋、１２・・・・・・被洗浄物。
Claims (1)
- 被洗浄物を収納して洗浄槽内に出し入れ自在と戊した筐
体状のカスト内に受具を設け、多孔状の中蓋をカスト内
の上下位置調整可能に上記受具に装脱自在に取付けたこ
とを特徴とする超音波洗浄用カスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977016479U JPS586541Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | 超音波洗浄用カスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977016479U JPS586541Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | 超音波洗浄用カスト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53110764U JPS53110764U (ja) | 1978-09-04 |
| JPS586541Y2 true JPS586541Y2 (ja) | 1983-02-04 |
Family
ID=28840073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977016479U Expired JPS586541Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | 超音波洗浄用カスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586541Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3852800B2 (ja) * | 1997-11-13 | 2006-12-06 | ソマックス株式会社 | 金型洗浄装置に用いる金型保持カゴ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228378Y2 (ja) * | 1973-11-09 | 1977-06-28 |
-
1977
- 1977-02-10 JP JP1977016479U patent/JPS586541Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53110764U (ja) | 1978-09-04 |
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