JP2001016990A - 鉢花展示具 - Google Patents

鉢花展示具

Info

Publication number
JP2001016990A
JP2001016990A JP11188681A JP18868199A JP2001016990A JP 2001016990 A JP2001016990 A JP 2001016990A JP 11188681 A JP11188681 A JP 11188681A JP 18868199 A JP18868199 A JP 18868199A JP 2001016990 A JP2001016990 A JP 2001016990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
flower
fixed table
planting pot
flowerpot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11188681A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenari Fukumoto
英成 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TACHIBANA YOKI KK
Original Assignee
TACHIBANA YOKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TACHIBANA YOKI KK filed Critical TACHIBANA YOKI KK
Priority to JP11188681A priority Critical patent/JP2001016990A/ja
Publication of JP2001016990A publication Critical patent/JP2001016990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉢植え植物の移動・保管・使用時における転
倒防止の用途のみならず、屋内や屋外においてそのまま
展示に供することのできる鉢花展示具を提供すること。 【解決手段】 植木鉢1と、該植木鉢1を保持するため
の固定台2とを一組の鉢花展示具の構成単位として、植
木鉢1の底部と固定台2の平面部において、両者を着脱
可能に保持しうる係合手段11,21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、苗木や花、小型の
観葉植物等をその運搬・移動時に固定したり、適当に配
置・展示したりする際に用いられる鉢花展示具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】育苗ポットにて育成された花や野菜の苗
をはじめ小型の観葉植物等を購入した場合、樹脂製の買
物袋に入れたのでは苗等が傷むので、汎用または専用の
樹脂製もしくは紙製トレイ等に収容して持ち帰ることが
多い。例えば、実開平7-13726号では、こうした複数本
の苗木の移動・保管専用として、段ボール製薄型組立ケ
ースの上面に鉢等を嵌め込むための切り込み部を複数個
設けてなる鉢置き用ケースが提案されている。また、実
用新案登録第3001854号では、合成樹脂を射出成形する
ことにより外枠と内枠とを一体的に成形した仕切トレイ
が提案されている。
【0003】底面の四周に立壁を備えた略方形状のもの
に代表される汎用トレイを用いた場合は、収容する育苗
ポット等の個数が所定収容個数に足らなければ、せっか
くトレイに収容しても移動時等に育苗ポット等が転倒し
てしまう不都合があったが、前記鉢置き用ケースないし
仕切トレイでは、植木鉢の周囲をケース上面ないし内枠
によって確実に保持することができるので、1個からで
も運搬・移動時における転倒防止が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記鉢置き
用ケースないし仕切トレイでは、植木鉢が半ば以上ケー
ス等内に埋没してしまうので、植木鉢をケース等に収容
したままの状態で展示等に供するのは、植木と鉢との外
観上のバランスを損なってしまうために好ましくなかっ
た。つまり、植木鉢は、その存在によって植栽された花
や観葉植物を引き立てる役目をも果たしているところ、
従来の専用ケース等は単なる移動運搬時の便宜を考慮し
たものにすぎなかったのである。そのため、一度移動・
保管の用が済んでしまえば再利用する場合を除いて破棄
するしかなく、資源の無駄を生じていた。さらに、専用
ケース等は軟弱な樹脂製育苗ポットの移動には適してい
ても、育苗ポットのままで苗木の育成を図ることはない
ために、樹脂製や素焼きの鉢に移植してしまった後に
は、やはり用済みとなっていた。
【0005】本発明は、こうした事情に鑑みて、鉢植え
植物の移動・保管・使用時における転倒防止の用途のみ
ならず、屋内や屋外においてそのまま展示に供すること
のできる鉢花展示具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記所期の課題解決を図
るため、本発明では、まず、植木鉢と、該植木鉢を保持
するための固定台とを一組の鉢花展示具の構成単位とし
て、植木鉢の底部と固定台の平面部において、両者を着
脱可能に保持しうる係合手段を設けた。このように、植
木鉢の底部と固定台の平面部とを係合可能に形成したこ
とによって、ごく浅い位置において植木鉢の固定を図る
ことができるようになり、固定台に植木鉢を保持させた
状態のまま展示しても、植栽した植木と鉢との外観上の
バランスを損なわず、鉢花全体を美しく見せることが可
能になった。
【0007】また、請求項2に記載した発明では、前記
請求項1に記載した発明における固定台によって複数個
の植木鉢を保持可能に形成した。したがって、例えば、
色のバリエーションを考慮した鉢花を組み合わせて1つ
の固定台に保持させることによって寄せ植え的に配置し
たり、複数個の鉢花を配置した状態のままで適宜移動さ
せることも可能になるわけである。
【0008】さらに、請求項3に記載した発明では、植
木鉢の背面部において固定台平面部との係合手段を設け
たので、固定台を垂直に立てて、壁掛け的に用いること
が可能になった。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る鉢花展示具について詳細に説明する。図1は本発明に
係る鉢花展示具の一例を示す斜視図である。この図に示
される例では、3個の植木鉢1を1個の固定台2に保持
させるように形成している。
【0010】植木鉢1は、合成樹脂製、より具体的には
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレン等の合成樹脂を射出成形やブロー成形することに
より容易かつ安価に得られる。合成樹脂製とすれば、陶
器製や素焼きの植木鉢を模した色に着色したもののほ
か、無色又は有色透明の植木鉢や、様々な色・模様を付
した植木鉢とすることが可能となる。一方、固定台2も
同様に合成樹脂を用いて射出成形してもよいし、趣を変
えて全部又は一部を木製としてもよい。
【0011】植木鉢1の底部、すなわち植木鉢1の底部
側壁外周面には、植木鉢1の底面と略平行をなす4本の
筋状をした係合突起11が形成されている。そして、固定
台2の平面部には植木鉢1の底面形状に対応した陥没凹
部21が形成されており、該陥没凹部21の側壁において、
植木鉢1の前記係合突起11に対応するように略L字形の
受け部22が4個形成されている。
【0012】したがって、植木鉢1の底部を固定台2の
陥没凹部21に落とし込み、植木鉢1を時計回り方向に僅
かに回転させるだけで、植木鉢1の係合突起11が固定台
2の受け部22と係合し、両者の強固な連結が図られるこ
とになる。逆に、植木鉢1と固定台2との係合を解除す
るには、植木鉢1を反時計回り方向に僅かに回転させて
上方へ持ち上げればよい。
【0013】植木鉢1と固定台2との係合手段は、この
例に示される筋状の係合突起11と略L字形の受け部22と
の組み合わせに限定されるものではなく、例えば、一般
的なネジ山とネジ溝からなる螺合方式をはじめとする様
々な係合方法を採用しうる。ただし、前記のような係合
突起11と略L字形の受け部22との組み合わせによれば、
鉢花の最も整った部分を前面に向けることが容易となる
利点が得られる。
【0014】図2は、他の係合手段を採用した例の斜視
図である。この図に示される鉢花展示具では、植木鉢1
の底部における係合突起11と固定台2平面部における陥
没凹部21ないし受け部22の形状を変更した点を除けば、
先の例と同様な鉢花展示具としている。
【0015】固定台2は、図1及び図2に示されるよう
に、一部に脚23を設けたり、厚みのある中空体に形成し
つつ開閉可能なドア24を設けて内部を肥料等の小物入れ
として活用可能にするなど、自由な形状に設計すること
ができる。このように固定台2の形状をデザイン性や機
能性に富んだものとすることによって、より一層活用範
囲の広い鉢花展示具として提供できる。
【0016】なお、植木鉢1の底部、および固定台2に
おける陥没凹部21には、水抜き用の通孔を形成しておい
てもよい。
【0017】図3は、固定台をトレイ状に形成した例の
斜視図である。この例の固定台2は、肉厚の板状材を略
長方形のトレイ状に形成してなるもので、四隅付近に穿
設した貫通孔3に挿通して先端を係止した4本の吊り紐
4によって、固定台2全体をブランコのように吊り下げ
可能に形成している。植木鉢1と固定台2との係合手段
には図1に示した例と同じ係合突起11と受け部22を採用
し、1枚の固定台2に対して2個の植木鉢1を係合可能
にしている。植木鉢1の固定台2との脱着作業は、図1
の説明で述べたと同様である。
【0018】図4は、固定台を壁掛型とした例の斜視図
である。固定台2は、図3に示した吊下型の鉢花展示具
で利用したものを流用しうるが、植木鉢1は背面部にお
いて固定台2との係合手段を備えたものを使用する。す
なわち、この例の植木鉢1には、上面開口部が半円状で
背面部のみが略平坦面をなしているものを用いており、
その背面部には、固定台2における陥没凹部21に対応し
た大きさで周面に係合突起11を有する略円柱状凸部12が
形成されている。
【0019】固定台2は、その隅部に穿設された4個の
貫通孔3のうち上辺側に位置する2個の貫通孔3を利用
して、釘や金具(図示されていない)を用いて簡単に壁
等に掛けることができる。そして、植木鉢1を左に約30
度程傾斜させた状態で、植木鉢1における略円柱状凸部
12を固定台2における陥没凹部21に嵌め込み、植木鉢1
を時計回り方向に垂直位置まで僅かに回転させるだけ
で、植木鉢1の係合突起11が固定台2の受け部22と係合
し、両者の強固な連結が図られることになる。逆に、植
木鉢1と固定台2との係合を解除するには、植木鉢1を
反時計回り方向に僅かに回転させて前方へ引き抜けばよ
い。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る鉢花展示具では、簡単な動
作によって植木鉢と固定台との強固な連結が図られるの
で、植栽した植木鉢の移動・運搬・保管時における転倒
を防止することができる。また、購入先からの持ち帰り
時のみならず、花や慣用植物等を植栽した植木鉢を固定
台に保持させたまま載置したり、吊り下げたり、壁等に
掛けたりして、展示に供することが可能である。
【0021】さらに、固定台によって複数個の植木鉢を
保持可能に形成すれば、鉢花を組み合わせて寄せ植え的
に配置して楽しんだり、複数個の鉢花を配置した状態の
ままで適宜移動させることも可能になる。そして、各植
木鉢は固定台上に強固に保持されているので、複数個の
植木鉢を屋内の出窓やマンションのベランダ等の狭い場
所に載置しても、植木鉢が風や小動物等によってドミノ
倒し的に転倒してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉢花展示具の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】他の係合手段を採用した例の斜視図である。
【図3】固定台をトレイ状に形成した例の斜視図であ
る。
【図4】固定台を壁掛け型とした例の斜視図である。
【符号の説明】
1 植木鉢 2 固定台 3 貫通孔 4 吊り紐 11 係合突起 22 受け部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植木鉢と、該植木鉢を保持するための固
    定台とからなり、前記植木鉢の底部と前記固定台の平面
    部において、両者を着脱可能に保持しうる係合手段を設
    けてなる鉢花展示具。
  2. 【請求項2】 固定台が、その平面部において複数個の
    植木鉢を保持可能に形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の鉢花展示具。
  3. 【請求項3】 植木鉢と、該植木鉢を保持するための固
    定台とからなり、前記植木鉢の背面部と前記固定台の平
    面部において、両者を着脱可能に保持しうる係合手段を
    設けてなる鉢花展示具。
JP11188681A 1999-07-02 1999-07-02 鉢花展示具 Pending JP2001016990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11188681A JP2001016990A (ja) 1999-07-02 1999-07-02 鉢花展示具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11188681A JP2001016990A (ja) 1999-07-02 1999-07-02 鉢花展示具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001016990A true JP2001016990A (ja) 2001-01-23

Family

ID=16227985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11188681A Pending JP2001016990A (ja) 1999-07-02 1999-07-02 鉢花展示具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001016990A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011605A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Masashi Minegishi 運搬用花器ホルダー
WO2010053349A2 (en) * 2008-11-06 2010-05-14 Julien Thomas Hodson-Walker Botanical arrangement and display apparatus
CN108307861A (zh) * 2018-02-07 2018-07-24 北京中农富泉农业发展有限公司 蝴蝶兰组盆装置及组盆工艺
CN111213518A (zh) * 2020-01-16 2020-06-02 广州花生壳园艺科技有限公司 自动化作业花盆及花盆匹配的种植平台及物流框及包装盒
KR102444969B1 (ko) * 2021-08-09 2022-09-19 김종환 화분 받침장치

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011605A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Masashi Minegishi 運搬用花器ホルダー
JP4565254B2 (ja) * 2007-07-05 2010-10-20 昌志 峯岸 運搬用花器ホルダー
WO2010053349A2 (en) * 2008-11-06 2010-05-14 Julien Thomas Hodson-Walker Botanical arrangement and display apparatus
WO2010053349A3 (en) * 2008-11-06 2010-08-19 Julien Thomas Hodson-Walker Botanical arrangement and display apparatus
CN108307861A (zh) * 2018-02-07 2018-07-24 北京中农富泉农业发展有限公司 蝴蝶兰组盆装置及组盆工艺
CN108307861B (zh) * 2018-02-07 2023-11-28 北京中农富泉农业发展有限公司 蝴蝶兰组盆装置及组盆工艺
CN111213518A (zh) * 2020-01-16 2020-06-02 广州花生壳园艺科技有限公司 自动化作业花盆及花盆匹配的种植平台及物流框及包装盒
KR102444969B1 (ko) * 2021-08-09 2022-09-19 김종환 화분 받침장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7096623B2 (en) Floral design container system
JP2001016990A (ja) 鉢花展示具
CA2750362A1 (en) Vase
JP2000312534A (ja) 鉢植え植物用容器及びその使用方法
US5218774A (en) Frame flower display
JP2020074711A (ja) フラワーディスプレイ用具
KR20070119940A (ko) 화분 받침대
GB2212375A (en) Tiered container for plants
KR200390125Y1 (ko) 관상용 식물 배양의 장식용 커버 및 이를 포함하는 관상용식물 배양용기
JP7498936B2 (ja) 鉢植え用鉢
KR101436460B1 (ko) 화분 겸용 야채 포장 케이스
JP3076746U (ja) 園芸用トレー
JP2517105Y2 (ja) 蘭等の植物栽培用ポット
KR200363010Y1 (ko) 관상용 식물 재배용기
JPH09299209A (ja) 鉢植えの飾り台
JP2000014260A (ja) フラワーポット外装容器
KR102519670B1 (ko) 탁상용 달력이 구비된 화분
JP3069514U (ja) 花植ポットの飾り台
CN209517961U (zh) 一种花泥手捧花托架
JP3005994U (ja) 育苗ポット用携帯具
KR200246685Y1 (ko) 장식용 화분
JPH0838323A (ja) 園芸鉢用支持台
JP3089728U (ja) 植木鉢用マルチトレー
JP2528668Y2 (ja) 植物包装体
KR20230158721A (ko) 분해 및 조립이 가능한 화분 받침틀 조립체