JP2001130132A - ポリビニルアルコール−アルキル化ポリアミンブレンドを含むインクジェット紙コーティング - Google Patents

ポリビニルアルコール−アルキル化ポリアミンブレンドを含むインクジェット紙コーティング

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い光学濃度の画像および優れた耐水性を紙
に与える改良されたインクジェット紙コーティングなら
びに改良されたインクジェット記録用紙を製造する方法
の提供。 【解決手段】 上記課題は無機顔料、好ましくはシリ
カ、およびアルキル化された非ポリマー性のポリアミン
とPVOHをブレンドしたPVOH組成物からなるコー
ティング組成物によって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】インクジェット技術の進歩は、記録用紙
の需要の高まりをもたらしてきた。適切に機能するため
には、記録用紙は印刷直後に素速くインキおよびインキ
ビヒクルを吸収し、インキの光学濃度を最大にし、イン
キのブリードおよびウィッキングを最小にし、そして良
好な耐水性および耐光性を提供しなければならない。上
記機能を有する紙を得るために、紙には通常一つまたは
それ以上のコーティングが施される。
【0002】インクジェット紙のコーティングには、典
型的には吸収能の高いシリカ顔料およびポリマーバイン
ダー、例えば結合強度の強いポリ(ビニルアルコール)
「PVOH」が含まれる。また、非シリカ顔料、例えば
クレー、炭酸カルシウム、二酸化チタンおよびアルミナ
水和物も使用される。他の知られているポリマーバイン
ダーには、ポリ(ビニルピロリドン)、スチレンブタジ
エンコポリマー、ポリ(ビニル酢酸)、デンプンおよび
アミン官能性ポリマー、例えばアミン官能性PVOHが
含まれる。
【0003】大部分の商業的に入手可能なアミン官能性
ホモ−およびコポリマーならびにアミン官能性PVOH
は、経済的には魅力的ではない。商業的に入手可能なア
ミン官能性PVOHは、高価なことに加えて、さらにア
ミン官能性レベルが低いという欠点がある。アミン官能
性レベルが低いと、これらの物質は、良好なインクジェ
ットプリントの品質、特にハイエンドの写真グレードの
インクジェット紙に必要な厳しい性能を満たすことがで
きない。印刷画像密度および鮮鋭度が適切でなく、耐水
性および耐光性についても同様である。したがって、良
好な印刷画像密度および鮮鋭度ならびに耐水性および耐
光性を提供するより高い性能のポリマー系を製造するこ
とが以前から必要とされていた。
【0004】先行技術の多くは、種々の合成アミン含有
ポリマーまたはコポリマーを、インクジェットコーティ
ング組成物に配合することによって、これらの性能の問
題を解決しようとしてきた。その場合、アミン含有ポリ
マーまたはコポリマー、PVOHバインダー、顔料およ
び他の添加剤の比率は、所望の最終的なインクジェット
紙の性質を達成するために変動する。
【0005】しかし、このようなブレンドを使用すると
なじみ性(compatibility)の問題を生じることがあ
る。例えば:1) インクジェットコーティング組成物を
製造して配合する時に、相分離、濃厚化および/または
フロキュレーションが生じてコーティングできない系に
なる、2) 配合されたポリマー系は、インクジェットコ
ーティング組成物中でしばしば使用される他の試薬とな
じまない、そして3) 紙をコーティングして乾燥する際
に、ブレンドがなじんでいないと、コーティング表面が
不均質になることがあり、 一旦印刷された画像品質の
程度を変化させることになる。
【0006】先行技術としてあげられる第二のアプロー
チは、所望のインクジェットプリントの品質が得られる
マルチコート紙である。例えば、マルチコートされたイ
ンクジェット紙は、典型的にはカチオンタイプのポリマ
ーが活性剤である色素定着層および顔料を結合するため
にしばしばPVOHを含むバインダー層を含むことがで
きる。
【0007】インクジェット紙コーティングの先行技術
は、仕上がったインクジェット紙にインキまたは色素定
着性を付与するために種々のアミン官能性またはカチオ
ン性のポリマーおよび/またはコポリマーブレンドを使
用することを開示している。
【0008】1998年9月29日に出願された米国特
許出願第09/1 62,940号および1998年7月21日に
出願の同第09/119563号には、インクジェット紙コーテ
ィングのためのアミン変性PVOHが開示されている。
出願第 '940号には、第一級、第二級、第三級または第
四アミン官能基を含むエチレン系不飽和モノマーでグラ
フト重合したPVOHを教示している。出願第 '563号
は、ピペリドン官能化PVOHを教示している。
【0009】U.S. 5,270,103は、支持体ならびに顔料お
よびバインダーを含むコーティングからなる受容シート
を開示している。バインダーは、PVOHおよび追加の
バインダー成分、例えばカチオンポリアミン、例えばポ
リ(2−ヒドロキシプロピル−1,1−N−ジメチルア
ンモニウムクロリド)もしくはポリ(ジメチルジアリル
アンモニウムクロリド)、カチオンポリアクリルアミド
またはカチオンポリエチレンミンからなる。その受容シ
ートは、インクジェット印刷系におけるような水性ベー
スのインキを用いた印刷に特に有用である。
【0010】JP 63049478(要約)は、2−(ジメチル
アミノ)エチルメタクリレート(DMAEMA)の単独
重合に続き、3−クロロ-2-ヒドロキシプロピルトリメ
チルアンモニウムクロリドと反応させて四級化してカチ
オンポリマーを製造したインクジェット紙コーティング
組成物を開示している。次いで良好な耐水性および耐光
性ならびに良好な画像を有するインクジェット記録シー
トを得るためにこのカチオンポリマー、PVOHおよび
シリカからなるブレンドを用いて紙にコーティングを施
している。
【0011】JP 63160875(要約)は、DMAEMA−
メチルメタクリレート−シクロヘキシルメタクリレート
ターポリマーのメチルクロロアセテート塩をメチルセル
ロースおよびPVOHと配合してなるインクジェット紙
コーティング組成物の使用を開示している。US 4,944,9
88は、シリカ、ポリ(ナトリウムアクリレート)、PV
OHおよびDMAEMA−酢酸ビニルコポリマーを含む
組成物の使用ならびにそれを用いてコーティングされた
インクジェット記録用紙を製造するための方法を開示し
ている。
【0012】JP 06247036(要約)は、インクジェット
紙をコーティングするためのPVOH、シリカおよび四
級化されたポリ(エチレンイミン)ブレンドの使用を開
示している。JP 06297833(要約)は、均一な色の鮮明
なプリントを得るため、インクジェット紙にコーティン
グするためのPVOH、顔料およびポリ(エチレンイミ
ン)ブレンドの使用を開示している。
【0013】JP 06143800(要約)は、高密度画像およ
び耐水性を有するインクジェット記録用シートを製造す
るため、PVOH、シリカ、カチオン変性PVOHおよ
び四級化ポリ(エチレンイミン)のブレンドを用いた紙
のダブルコーティングを開示している。JP 01186372
は、高い色濃度を有するインクジェット記録用シートを
製造するため、PVOH、シリカおよびカチオンポリ
(アクリルアミド)のブレンドを用いた紙のコーティン
グを開示している。
【0014】JP 01283182(要約)は、高品質インクジ
ェット記録用シートを製造するため、PVOH、シリ
カ、変性PVOHおよびカチオンポリ(アクリルアミ
ド)のブレンドを用いた紙のコーティングを開示してい
る。JP 63162276(要約)は、良好な画像、耐水性およ
び耐光性を有するインクジェット記録用シートを製造す
るため、PVOH、シリカおよびカチオン変性PVOH
のブレンドを用いた紙のコーティングを開示している。
JP 59096987(要約)は、アルキルアミンクロリドおよ
びアルキルアミンアセテートを含むインクジェット記録
用シートを開示している。
【0015】アルキル化ポリアミンについての多数の文
献があるにもかかわらず、このような物質がインクジェ
ット紙コーティング組成物において有効であるとは認め
られていなかった。以下の特許および刊行物は、アルキ
ル化ポリエチレンアミンおよびその用途に関する:
【0016】US 2,267,205は、式: X−NH−R−(NH−R)n−NH−Y (式中、Rはエチレンおよびプロピレン基からなる群よ
り選ばれたアルキレン基であり、nは0、1または2で
あり、そしてXは水素およびより低級なアルキル基から
なる群より選ばれ、そしてYは少なくとも7個、そして
多くとも18個の炭素原子を有するアルキル基である)
の化合物を含む洗剤組成物を開示している。また、布地
処理および浮遊選鉱におけるこれらの物質の使用が開示
されている。
【0017】US 5,804,640は、ハロゲン化樹脂(ポリオ
ール)、界面活性剤、および式:
【化7】 (式中、R1〜R7は、Hまたは炭素原子約1〜約20個
の直鎖もしくは分枝鎖アルキル、ヒドロキシアルキルま
たはアルコキシアルキル基から独立して選ばれる)をと
ることができるアミンを含む水性コーティング組成物を
開示している。
【0018】US 4,195,152は、ジエチレン−トリアミン
のMIBKおよびMIAK還元アルキレート:
【化8】 を開示している。これらの物質は、非常に粘度が低いた
め高固形分エポキシコーティングの硬化剤として有用で
ある点が注目される。他に、組成物、ラミネーションお
よび接着剤の注封における使用が提案されている。
【0019】Murata, Y.; Ueda, M. J. Antibact. Anti
fung. Agents 1989, 17 (8), 371-375は、歯垢細菌に対
して抗菌性を有することを示す、式:
【化9】 (式中、Rは直鎖C8またはC10アルキル基である)の
N,N″- 2-ジアルキルジエチレントリアミンの三塩酸
塩を開示している。この研究は、in vitoro殺菌活性が
N−置換されたアルキル鎖の長さと共に増加する傾向に
あることを示している。
【0020】1997年11月12日に出願の米国特許
出願第08/968224号は、以下の式:
【化10】 (式中、mは2〜6であり、nは2または3であり、そ
してRおよびR′はC5〜C8アルキル基である)のアル
キル化ポリアミン化合物を含む水性組成物を開示してい
る。
【0021】1997年11月12日に出願の米国特許
第08/968222号は、式(I): RHN−[(CH2)nNH]p−(CH2)nNHR (I) (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
であるが、但し少なくとも一つのRは水素でなく、nは
2〜6であり、そしてpは2〜8である)、および式
(II):
【化11】 (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
であるが、但し少なくとも一つのRは水素でなく、mは
2〜6であり、tは0〜3であり、qは0〜3であり、
そしてrは0〜5である)の少なくとも一つのアルキル
化ポリアミン化合物を含む水性組成物を開示している。
【0022】
【発明の概要】本発明は、改良されたインクジェット紙
コーティングに関する。その改良されたところは、複数
の側鎖ヒドロキシル基を有するポリマー、好ましくはポ
リ(ビニルアルコール)[ PVOH ]、および少なくと
も一つのアルキル化された非ポリマー性のポリアミンを
コーティング組成物に組み込むことによって高い光学濃
度の画像および良好な耐水性が得られる、紙支持体に施
されたコーティングを使用することにある。
【0023】アルキル化された非ポリマー性のポリアミ
ンは、好ましくない粘度またはフロキュレーションを生
じることなく、水性シリカ含有インクジェットコーティ
ング組成物に容易に配合されて改善された耐水堅牢度
(waterfastness)を得ることができる。
【0024】上記のブレンド組成物をインクジェット紙
コーティングに組み込むに際していくつかの利点があ
る: ・組成物を単一コーティングして高品質インクジェット
記録用紙を製造することができる、 ・印刷したときに、単色の黒、複合色の黒および原色に
関して高い光学濃度の画像が得られる高品質インクジェ
ット紙を製造することができる、 ・印刷したときに、耐水堅牢性の画像が得られる高品質
インクジェット紙を製造することができる、および ・上記組成物でコーティングしたインクジェット紙上に
印刷した後、速いインキ乾燥時間を達成することができ
る。
【0025】加えて、アルキル化された非ポリマー性の
ポリアミンの能力から、実質的に気泡を生じることなく
動的表面張力を減らすという利点が得られることがあ
る。このような性質が組み合わさると、より速やかにコ
ーティングを施すことができ、紙にコーティングを施す
際に欠陥の数を減らすことができる。
【0026】本発明の別の実施態様において、コーティ
ングされたインクジェット紙は、(a) PVOHの水溶
液をアルキル化された非ポリマー性のポリアミンと配合
して水性バインダー組成物、例えば水溶液または分散液
を得、(b) 水性バインダー組成物を水性顔料、好まし
くはシリカ、スラリー紙コーティング組成物に組み込
み、(c) 紙支持体を水性バインダー−顔料スラリー組
成物でコーティングし、そして(d) コーティングした
紙支持体を乾燥させることにより製造される。
【0027】
【発明の詳述】本発明のインクジェット記録用紙は、ポ
リマー鎖上に複数の側鎖ヒドロキシル基を有するポリマ
ー、例えばPVOHを一つまたはそれ以上のアルキル化
された非ポリマー性のポリアミンと配合してなるポリマ
ーバインダー系を含むコーティングがその上に施されて
いる。本発明の重要な知見の一つは、アルキル化された
非ポリマー性のポリアミンを用いると、それらのアルキ
ル化されていない対応物と比較して優れた性能が得られ
ることである。別の重要な知見は、色素またはインキ定
着性(すなわち耐水堅牢度)をインクジェット紙に与え
るために、アミン官能基またはカチオンポリマー系が必
要ないということである。良好な耐水堅牢度は、アルキ
ル化された非ポリマー性のポリアミンをコーティング組
成物に単純に組み込むことによって得られる。
【0028】「非ポリマー性のポリアミン」とは、少な
くとも2個、好ましくは3個またはそれ以上のアミン基
を有する多くとも1000の分子量を有する、第一級、
第二級または第三級、すなわち多アミン官能基化合物で
あってよい化合物のことである。
【0029】適切なアルキル化された非ポリマー性のポ
リアミンは、耐水堅牢度を改良するために十分にN−ア
ルキル置換された、すなわち、5〜75当量%、好まし
くは25〜50当量%のアミン水素がC3〜C12アルキ
ル基により置換された非ポリマー性のポリアミンであ
る。アルキル基は、同じかまたは異なっていてもよい。
それらは、直鎖または分枝鎖でもよく、そしてポリアミ
ンの窒素に付いている位置は、内部または末端炭素上の
いずれでもよい。好ましいアルキル基は、C5〜C8アル
デヒドまたはケトンの還元アルキル化反応から誘導さ
れ、特にメチルイソブチルケトンまたはメチルイソアミ
ルケトンの還元アルキル化反応から誘導されたものであ
る。適切なC5〜C8アルデヒドおよびケトンの具体例と
しては、ペンタナール、2-ペンタノン、3-ペンタノ
ン、メチルイソプロピルケトン、ヘキサナール、2-ヘ
キサノン、3-ヘキサノン、メチルt−ブチルケトン、
エチルイソプロピルケトン、ヘプタナール、2−メチル
ヘキサナール、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−
ヘプタノン、オクタナール、2−オクタノン、3−オク
タノン、4−オクタノン、2−エチルヘキサナール等が
含まれる。
【0030】インクジェット紙コーティング組成物の一
部として使用できる代表的なアルキル化された非ポリマ
ー性のポリアミンは、ジアルキルケトンと、ジエチレン
トリアミン、トリエチレンテトラアミン、テトラエチレ
ンペンタミン、テトラアミノプロピルジアミノブタン等
との水素化された付加物が含まれる。適切なジアルキル
ケトンには、メチルイソブチルケトン、メチルイソアミ
ルケトン等が含まれる。
【0031】このようなアルキル化された非ポリマー性
のポリアミンの例としては、以下の式(1) RHN−(CH2)J−NH−(CH2)K−NHR (1) (式中、Jは2〜6であり、好ましくはJは2または3
であり、Kは2または3であり、そしてR基は独立して
水素またはC5〜C8アルキルであるが、但し少なくとも
一つのRは水素ではない)のアルキル化されたポリアミ
ン化合物を開示している、1997年11月12日に出
願の米国特許出願第08/968224号、および式(2) RHN−[(CH2)nNH]p−(CH2)nNHR (2) (式中、R基は独立して水素またはC5〜C8アルキルで
あるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、nは
2〜6であり、pは2〜8であり、好ましくはRはC5
〜C8アルキルであり、nは2または3であり、そして
pは2または3である)、および式(3)
【化12】 (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
であるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、w
は2〜6であり、tは0〜3であり、qは0〜3であ
り、そしてrは0〜5であり、好ましくはRはC5〜C8
アルキルであり、wは2または3であり、tは0または
1であり、qは0〜2であり、そしてrは0〜3であ
る)のアルキル化されたポリアミン化合物を開示してい
る1997年11月12日に出願の米国特許第08/9
68222号に教示されているものが含まれ、これらの
開示は本願明細書に参照によって加入するものとする。
【0032】また、式(4)
【化13】 (式中、R基は独立して水素またはC5〜C8アルキルで
あるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、xは
独立して2〜6であり、yは0〜2であり、そしてzは
0〜2であり、好ましくは、R基は独立してC5〜C8ア
ルキルであり、xは独立して2〜4であり、yは1また
は2であり、そしてzは1または2である)のアルキル
化されたポリアミン化合物は、好適している。
【0033】式(4)のアルキル化されたポリアミン化
合物は、適当なジ−およびポリアミノ官能基化合物をア
クリロニトリルと反応させてアミン水素の一部のまたは
全部をシアノエチル基により置換することによって製造
できる。次いで、ニトリル官能基は、適切な触媒、例え
ばスポンジニッケルまたはスポンジコバルト上での水素
化によって第一アミン官能基に還元される。第一アミン
官能基は、適切な触媒、例えば白金またはパラジウムを
用いた水素化によって、アルデヒドまたはケトンを用い
て順に還元的にアルキル化される。
【0034】上記の反応順序に好適なジアミン出発物質
には、1,2−エチレンジアミン、1,3−プロパンジア
ミン、1,2−プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミ
ン、1,5−ペンタンジアミン、2−メチル-1,5-ペンタ
ンジアミン、1,6−ヘキサンジアミンおよび1,2−シ
クロヘキサンジアミンが含まれる。
【0035】同じ反応順序に好適なポリアミノ官能基出
発物質には、ジエチレントリアミン、ジ−3−アミノプ
ロピルアミン、トリエチレンテトラアミン、テトラエチ
レンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、N,N,
N′,N′−テトラキス(3−アミノプロピル)−1,2
−エチレンジアミンおよびN,N,N′,N′−テトラキ
ス(3−アミノプロピル)−1,4−ブタンジアミンが
含まれる。
【0036】以下の反応順序は、出発アミンの完全なシ
アノエチル化を経て、アルキル化された非ポリマー性の
ポリアミンを示す。
【化14】
【0037】以下の反応順序は、出発アミンの不完全な
シアノエチル化を経てアルキル化された非ポリマー性の
ポリアミンを示す。
【化15】
【0038】好適したアルキル化された非ポリマー性の
ポリアミンの具体例としては、メチルイソブチルケトン
とテトラアミノプロピルジアミノブタンの4:1水素化
付加物(TAPDAB/MIBK4)、メチルイソアミ
ルケトンとジエチレントリアミンの2:1水素化付加物
(DETA/MIAK2)およびメチルイソブチルケト
ンとトリス−(2−アミノエチル)アミンの3:1水素
化付加物(TAEA/MIBK3)が含まれる。
【0039】
【化16】
【0040】複数の側鎖ヒドロキシル基を有するポリマ
ーは、エステル単位が1〜4個の炭素原子を含むビニル
またはアクリルエステルの重合によって形成できる。加
水分解したときに、側鎖エステル基は側鎖ヒドロキシル
基を含むポリマーを形成する。複数の側鎖ヒドロキシル
基を有するポリマーの好ましい種類は、加水分解された
酢酸ビニルポリマーをベースとするものであり、ここで
は、酢酸ビニルはホモポリマーとして重合されるかまた
は他のモノマーと重合されてコポリマーを形成し、そし
てそれぞれPVOHまたはビニルアルコールコポリマー
として知られている。典型的に、ビニルエステル、具体
的には酢酸ビニルは、ビニルアルコール部分へ加水分解
されたコポリマーを60〜100モル%、好ましくは少
なくとも90モル%含む。
【0041】本発明で使用するPVOHは、一般に約
5,000〜300,000、好ましくは10,000〜
200,000の範囲の重量平均分子量(Mw)を有す
る。あるいは、PVOHは100〜5,000、好まし
くは200〜3500の重合度(DPn)を有すること
ができる。ポリ(酢酸ビニル)の加水分解によって商業
的に製造されるPVOHは、典型的には約85から99
モル%を超える範囲の加水分解レベルを有する。本発明
では、加水分解レベルは、50から99モル%を超え
る、好ましくは85〜98モル%の範囲でありうる。ま
た、分子量および加水分解レベルを変化させたPVOH
の組合せを使用した混合PVOHグレードのものも、本
発明において使用できる。
【0042】様々なモノマーをビニルエステルと共重合
させて、ビニルアルコール単位を含むコポリマーを製造
できる。ビニルエステル、好ましくは酢酸ビニルと重合
できるモノマーには、エチレン、不飽和酸、例えばマレ
イン酸、アクリル酸およびメタアクリル酸ならびにエス
テル、例えばアクリル酸またはメタアクリル酸のC1〜
C12、好ましくはC1〜C6アルキルエステルが含まれ
る。多くの場合において、これらのポリマーは、グレー
ドの異なるPVOHを製造するために加水分解すること
ができ、例えばビニルエステルだけを加水分解して、ア
クリル酸エステル官能基をそのまま残すことが含まれ
る。2〜12個の炭素原子を有する他のモノマー例えば
アルキルマレエート、例えばマレイン酸ジブチル等を、
所望により親水性および疎水性含量を制御するため、酢
酸ビニルと重合させることができる。本発明で利用でき
るビニルアルコールコポリマーは、水に可溶性である。
【0043】表1は、バインダー系としてのPVOHを
有するアルキル化された非ポリマー性のポリアミンブレ
ンドの使用に関して有効なおよび好ましい範囲を記載し
ている:
【表1】
【0044】インクジェットコーティング組成物は、典
型的には顔料、例えばシリカ、ケイ酸アルミニウム、ク
レー、タルク、炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム
等、望ましく50〜700m2/gの表面積を有するシ
リカ、およびおそらく少量の他の無機物顔料の一つを含
む。シリカ顔料は、典型的には約10〜約95重量%、
好ましくは50〜90重量%(固形物基準)の範囲の量
でインクジェットコーティング組成物中に組み込まれ
る。ポリマーバインダー(PVOHおよびポリアミン)
レベルは、インクジェット組成物(固形物基準)の5〜
90重量%、好ましくは10〜50重量%で変動でき
る。
【0045】顔料およびバインダーのレベルは、インク
ジェット紙の製造において使用する塗工機のタイプによ
って決まる。例えば、バインダーに対する顔料比がより
大きいエアナイフ塗工機と比較すると、パドルサイズプ
レス塗布(puddle size press application)では、粘
度限界のためにバインダーに対して相対的に低い重量部
で顔料が使用される。また、インクジェット組成物は、
慣用の添加剤、例えば消泡剤、界面活性剤、染料、紫外
吸収剤、顔料分散剤、カビ阻害剤(mold inhibitor)、増
粘剤および耐水剤を含むことができる。
【0046】インクジェット組成物は、通常約2〜20
g/m2、好ましくは、3〜15g/m2の範囲の量で紙
表面に塗布される。塗布量は、コーティング塗工機のタ
イプに従って変化する。例えば、パドルサイズプレスで
は、2〜4g/m2の塗布量を塗布できるだけである
が、エアナイフでは10g/m2まで供給できる。任意
の種類の紙を本発明のインクジェットコーティングの塗
布のために使用できるが、コーティングしてない上質紙
が好ましい。
【0047】理論によって拘束するものではないが、ア
ルキル化された非ポリマー性のポリアミンのアミン総計
が紙表面上のカチオン電荷を提供し、これがインクジェ
ットインキの直接染料のまたは酸性染料のアニオン性の
スルホン酸基と反応して不溶性塩を形成すると考えられ
る。このようにして、インキは紙表面上で耐水堅牢性と
なる。また、顔料結合強度は、シリカ顔料上のシラノー
ル基によるアミンの強い吸着のためアルキル化された非
ポリマー性のポリアミンの使用により改良される。
【0048】
【実施例】実施例1 (TAEA/MIBK3) トリス(2−アミノエチル)アミン(0.5モル)(T
AEA)、メチルイソブチルケトン(1.68モル)
(MIBK)および10%Pd/C(全装荷の4重量
%)を、1リットルのステンレス鋼オートクレーブに入
れた。反応器を密閉し、窒素、次いで水素でパージし
た。反応器の内容物を、7バール(100psig)の水素
下で、80℃に加熱した。水素圧を55バール(800
psig)に増大させ、そしてドーム調節器により需要に応
じて1ガロン(3.8L)バラストから水素を投入する
ことによって、反応(24時間)の間ずっと維持した。
次いで、粗生成物を真空で濃縮し、1.0ミリバール
(0.8トル)、160〜166℃で蒸留し、無色透明
な液体173.0gを得た。
【0049】実施例2 (TAPDAB/MIBK4) テトラアミノプロピルジアミノブタン(0.41モル、
イソプロパノール中の65%溶液)(TAPDAB)、
MIBK(1.72モル)および10%Pd/C(全装
荷の3重量%)を、1リットルのステンレス鋼オートク
レーブ中に入れ、実施例1のように24時間反応させ
た。粗生成物を真空下で濃縮し、次いで1.3ミリバー
ル、約175℃に20分間加熱し、残っている水および
揮発性有機物を除去し、カールフィッシャー滴定によっ
て、0.06重量%の水を有する無色透明な液体を得
た。
【0050】実施例3 (DETA/MIAK2) ジエチレントリアミン(1.5モル)(DETA)、メ
チルイソアミルケトン(3.2モル)(MIAK)およ
び10%Pd/C(全装荷の2.4重量%)を、1リッ
トルのステンレス鋼オートクレーブに入れ、実施例1の
ようにして5時間反応させた。反応器内容物をGC/F
IDによって分析したところ、92.4面積%がジアル
キル化ジエチレントリアミンであることがわかった。生
成物は、155〜157℃、2.7ミリバール(2ト
ル)で蒸留によって精製した。
【0051】実施例4 PVOHおよびアルキル化された非ポリマー性のポリア
ミンのブレンドを、次のように製造した:Airvol(R) 52
3 PVOH(21g、DPn〜1200、88モル%加
水分解された)を水(127g)に溶解し、90℃で3
0分間撹拌して14.1%溶液を得た。この冷却したP
VOH溶液に、メチルイソブチルケトンとテトラアミノ
プロピルジアミノブタンの4:1水素化付加物(2.4
g、TAPDAB/MIBK4)を撹拌しながら添加し
た。次いで、酢酸を用いてブレンドのpHを6と8の間
で調整した。得られた均一な水性ポリマーブレンドを、
紙コーティングを処方する際にさらに精製することなく
使用した。表2の他のアミン/PVOHブレンドも、同
様に製造した。
【0052】実施例5 インクジェットコーティングの製造 いくつかの色についてのインクジェット光学濃度および
耐水堅牢度を評価するため、コーティングしてないベー
ス紙のシートにコーティングを施した。水800部、シ
リカ顔料100部および実施例4で製造したブレンド4
0部(固形物基準)を混合することによって、紙コーテ
ィング分散液を製造した。コーティングの製造において
は、最初に水中のシリカ顔料の分散液を製造した後、高
剪断下でこの分散液にアルキル化された非ポリマー性の
ポリアミンとPVOHのブレンド(例えば実施例4で製
造したブレンド)を添加した。得られた分散液を、マイ
ヤーロッドドローダウンバーを用いて7〜8g/m2
塗布量で40g/m2の基準重量を有するコーティング
されてない上質紙(wood free paper)の上へコートし
た。コーティングして250°F(121℃)で60秒
間乾燥させた後、インクジェット紙媒体をテストするた
めにヒューレットパッカードにより提供されたHP試験
パターンを使用して、ヒューレットパッカード560の
インクジェットプリンタを用いてこのシートに印刷し
た。印刷後、試料についてトビアスIQ200の反射デ
ンシトメーターを使用して光学濃度を測定した。耐水堅
牢度試験は、印刷後に最初に単色黒インキ密度を測定す
ることによって実施した。次いで、印刷領域をわずかに
撹拌しながら、蒸留水に30秒間浸し、そして張力下で
ホットプレート上で乾燥した。次いで、再び光学濃度を
測定した。
【0053】表2は、シリカ100重量部およびバイン
ダー40重量部を含む固形物15重量%のインクジェッ
トコーティング組成物におけるPVOH/アルキル化ア
ミンブレンド、すなわちバインダー系についてのインク
ジェットのデータを示している。表示したアミンを、表
示したアミン:PVOHの乾燥重量比で水性AIRVOL 523
PVOH(14.1重量%水溶液)と配合した。水性ブ
レンドのpHを、酢酸を用いて7〜8に調整した。耐水
堅牢度は、印刷物を30秒間の水に浸した後に単色黒イ
ンキの光学濃度の%損失として測定した。
【0054】
【表2】
【0055】表2は、本発明に記載したブレンドを用い
てコーティングしたインクジェット紙上の印刷画像のイ
ンキ光学濃度および耐水性を比較している。比較のアミ
ン、例えばDETAおよびTETAでは、シリカおよび
PVOHのみを含むコーティングと比較すると、インク
ジェット紙コーティング組成物中に組み込んだ時に、実
際にプリント品質を低下させ、耐水堅牢度を僅かしか改
善しない。しかし、DETA/MIAK2、TAEA/
MIBK3および特にTAPDAB/MIBK4のよう
に、これらのアミンをアルキル化すると、耐水堅牢度が
著しく改善され、いくつかの例では、完全な耐水堅牢度
さえ得られ、インキ光学濃度についても同様に非常に良
好であった。
【0056】
【産業用途についての記載】本発明は、インクジェット
記録用紙を製造するためのコーティング組成物を提供す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D21H 19/46 D21H 19/60 19/60 27/00 Z 27/00 B41J 3/04 101Y (72)発明者 ジョン・ジョウゼフ・ラバースコ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18104. アレンタウン.アレグザンダードライブ 268 (72)発明者 ケヴィン・ロドニー・ラーシーラ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18062. マキュンジー.ペリウィンクルドライヴ 7320 (72)発明者 リチャード・ヴァン・コート・カー アメリカ合衆国ペンシルベニア州18104. アレンタウン.サウス・トウェンティシク ススストリート416 (72)発明者 クリスティーン・イレイン・ミニク アメリカ合衆国ペンシルベニア州18104. アレンタウン.カレッジドライブ529

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機顔料およびポリマーバインダーを含
    有するインクジェット記録用紙のための水性コーティン
    グ組成物であって、複数の側鎖ヒドロキシル基を有する
    ポリマーおよびアルキル化された非ポリマー性のポリア
    ミンからなるポリマーバインダーを含有することを改良
    点とする前記組成物。
  2. 【請求項2】 無機顔料がシリカであり、複数の側鎖ヒ
    ドロキシル基を有するポリマーがポリビニルアルコール
    であり、そしてアルキル化された非ポリマー性のポリア
    ミンが、式(1): RHN−(CH2)J−NH(CH2)K−NHR (1) (式中、Jは2〜6であり、Kは2または3であり、そ
    してR基は独立して水素またはC5〜C8アルキルである
    が、但し少なくとも一つのRは水素でない)のアルキル
    化ポリアミン化合物、式(2): RHN−[(CH2)nNH]p(CH2)nNHR (2) (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
    であるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、n
    は2〜6であり、そしてpは2〜8である)のアルキル
    化ポリアミン化合物、式(3): 【化1】 (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
    であるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、w
    は2〜6であり、tは0〜3であり、qは0〜3であ
    り、そしてrは0〜5である)のアルキル化されたポリ
    アミン化合物、および式(4): 【化2】 (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
    であるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、x
    は独立して2〜6であり、yは0〜2であり、そしてz
    は0〜2である)のアルキル化されたポリアミン化合物
    ならびにそれらの組合せからなる群より選ばれる請求項
    1の水性コーティング組成物。
  3. 【請求項3】 アルキル化された非ポリマー性のポリア
    ミンが、メチルイソブチルケトンとテトラアミノプロピ
    ルジアミノブタンの4:1水素化付加物(TAPDAB
    /MIBK4)、メチルイソアミルケトンとジエチレン
    トリアミンの2:1水素化付加物(DETA/MIAK
    2)およびメチルイソブチルケトンとトリス−(2-ア
    ミノエチル)アミンの3:1水素化付加物(TAEA/
    MIBK3)からなる群より選ばれる請求項2に記載の
    水性コーティング組成物。
  4. 【請求項4】 ポリビニルアルコールが5,000〜3
    00,000の重量平均分子量および50〜99モル%
    を超える加水分解度を有する請求項2に記載の水性コー
    ティング組成物。
  5. 【請求項5】 ポリビニルアルコールが10,000〜
    200,000の重量平均分子量および85〜98モル
    %の加水分解度を有する請求項2に記載の水性コーティ
    ング組成物。
  6. 【請求項6】 固形物基準でポリマーバインダーが10
    〜50重量%の量で存在し、そしてシリカが50〜90
    重量%の量で存在する、請求項2に記載の水性コーティ
    ング組成物。
  7. 【請求項7】 本質的にシリカ顔料、ならびに10,0
    00〜200,000の重量平均分子量および85〜9
    8モル%の加水分解度を有するポリビニルアルコールお
    よび式(1): RHN−(CH2)J−NH(CH2)K−NHR (1) (式中、Jは2〜6であり、Kは2または3であり、そ
    してR基は独立して水素またはC5〜C8アルキルである
    が、但し少なくとも一つのRは水素ではない)のアルキ
    ル化ポリアミン化合物、式(2): RHN−[(CH2)nNH]p−(CH2)nNHR (2) (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
    であるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、n
    は2〜6であり、そしてpは2〜8である)のアルキル
    化ポリアミン化合物、式(3): 【化3】 (式中、R基は、独立して水素またはC5〜C8アルキル
    であるが、但し少なくとも一つのRは水素ではなく、w
    は2〜6であり、tは0〜3であり、qは0〜3であ
    り、そしてrは0〜5である)のアルキル化されたポリ
    アミン化合物、および式(4): 【化4】 (式中、R基は独立して水素またはC5〜C8アルキルで
    あるが、但し少なくとも一つのRは水素ではない、xは
    独立して2〜6であり、yは0〜2であり、そしてzは
    0〜2である)のアルキル化ポリアミン化合物、ならび
    にその組合せからなる群より選ばれるアルキル化された
    非ポリマー性のポリアミンを含有するポリマーバインダ
    ーからなるインクジェット記録用紙のための水性コーテ
    ィング組成物。
  8. 【請求項8】 アルキル化された非ポリマー性のポリア
    ミンが式(1): RHN−(CH2)J−NH−(CH2)K−NHR (1) (式中、Jが2または3であり、Kが2または3であ
    り、そしてR基がC5〜C8アルキルである)のアルキル
    化されたポリアミン化合物である請求項7に記載の水性
    コーティング組成物。
  9. 【請求項9】 アルキル化された非ポリマー性のポリア
    ミンが式(2): RHN−[(CH2)nNH]p−(CH2)nNHR (2) (式中、R基が独立してC5〜C8アルキルであり、nが
    2または3であり、そしてpが2または3である)のア
    ルキル化されたポリアミン化合物である請求項7に記載
    の水性コーティング組成物。
  10. 【請求項10】 アルキル化された非ポリマー性のポリ
    アミンが式(3): 【化5】 (式中、R基が独立してC5〜C8アルキルであり、wが
    2または3であり、tが0または1であり、qが0〜2
    であり、そしてrが0〜3である)のアルキル化された
    ポリアミン化合物である請求項7に記載の水性コーティ
    ング組成物。
  11. 【請求項11】 アルキル化された非ポリマー性のポリ
    アミンが式(4): 【化6】 (式中、R基が独立してC5〜C8アルキルであり、xが
    独立して2〜4であり、yが1または2であり、そして
    zが1または2である)のアルキル化されたポリアミン
    化合物である請求項7に記載の水性コーティング組成
    物。
  12. 【請求項12】 アルキル化された非ポリマー性のポリ
    アミンが、メチルイソブチルケトンとテトラアミノプロ
    ピルジアミノブタンの4:1水素化付加物(TAPDA
    B/MIBK4)、メチルイソアミルケトンとジエチレ
    ントリアミンの2:1水素化付加物(DETA/MIA
    K2)およびメチルイソブチルケトンとトリス−(2-
    アミノエチル)アミンの3:1水素化付加物(TAEA
    /MIBK3)からなる群より選ばれる請求項7に記載
    の水性コーティング組成物。
  13. 【請求項13】 ポリマーバインダーが固形物基準に関
    して10〜50重量%の量で存在し、そしてシリカが5
    0〜90重量%の量で存在する請求項7に記載の水性コ
    ーティング組成物。
  14. 【請求項14】 さらに消泡剤、界面活性剤、染料、紫
    外吸収剤、顔料分散剤、カビ阻害剤、増粘剤および耐水
    剤からなる群から選ばれた一つまたはそれ以上の添加剤
    を含む請求項7の水性コーティング組成物。
  15. 【請求項15】 請求項1の水性コーティング組成物か
    ら沈着されたコーティング組成物約2〜20g/m2
    コーティングされた紙支持体からなるインクジェット記
    録用紙。
  16. 【請求項16】 請求項2の水性コーティング組成物か
    ら沈着されたコーティング組成物約2〜20g/m2
    コーティングされた紙支持体からなるインクジェット記
    録用紙。
  17. 【請求項17】 請求項4の水性コーティング組成物か
    ら沈着されたコーティング組成物約2〜20g/m2
    コーティングされた紙支持体からなるインクジェット記
    録用紙。
  18. 【請求項18】 請求項7の水性コーティング組成物か
    ら沈着されたコーティング組成物約2〜20g/m2
    コーティングされた紙支持体からなるインクジェット記
    録用紙。
  19. 【請求項19】 請求項8の水性コーティング組成物か
    ら沈着されたコーティング組成物約2〜20g/m2
    コーティングされた紙支持体からなるインクジェット記
    録用紙。
  20. 【請求項20】 請求項9の水性コーティング組成物か
    ら沈着されたコーティング組成物約2〜20g/m2
    コーティングされた紙支持体からなるインクジェット記
    録用紙。
  21. 【請求項21】 (a) PVOH水溶液をアルキル化さ
    れた非ポリマー性のポリアミンと配合して水性バインダ
    ーを得、 (b) 水性バインダー組成物を水性顔料スラリー紙コー
    ティング組成物に組み込み、 (c) 紙支持体を水性バインダー−顔料スラリー組成物
    でコーティングし、そして (d) コーティングされた紙支持体を乾燥させる からなるインクジェット記録シートを製造するための方
    法。
  22. 【請求項22】 メチルイソブチルケトンとテトラアミ
    ノプロピルジアミノブタンの4:1水素化付加物。
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