JP2618359B2 - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインクジェット記録方法、とりわけ高精細な
画質を高速度で提供する多色インクジェット記録方法に
関する。
(従来の技術) インクジェット記録方法は、種々の記録液吐出方式
(例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液(以
下インクという)に機械的振動又は変位を与える方式、
インクを加熱して発泡させその圧力を利用する方式等)
により、インクの小滴を発生及び飛翔させ、それらの一
部若しくは全部を、紙等の被記録材に付着させて記録を
行うものであるが、騒音の発生が少なく、高速印字、多
色印字の行える記録方法として注目されている。
インクジェット記録用のインクとしては、安全性及び
印刷適性の面から主に水系のものが使用されており、一
方、被記録材としては、従来通常の紙が一般的に使用さ
れてきた。液状のインクを用いて記録を行う場合には、
一般にインクが記録用紙上で滲んで印字がぼけたりしな
いことが必要であり、又、インクが記録後可及的速やか
に乾燥して不意に紙面を汚染しないことが望ましい。
一方、2色以上の異色のインクを用いる多色インクジ
ェット記録方式においては、色材の発色性及びインク吸
収性の面から専用紙が使われることが多い。
従来、この様なインクジェット用の被記録材として
は、 (1)バルブを主成分とした一般の紙を低サイズ度とな
る様に抄紙して、濾紙や吸取紙の様にしたもの、 (2)特開昭56−148585号公報にある様に、基材上にシ
リカやゼオライトの様な多孔質で吸油量が大きくインク
中の着色成分を吸着する顔料を用いて塗布層を設けたも
の、 等が知られている。
上記被記録材(1)は低コストであり、又、インク吸
収性は優れるものの、インクは紙の繊維層に深く浸み込
んでしまうためインク中に色材の発色性が悪く、又、イ
ンクが紙表面の繊維に沿って吸収されるためフェザリン
グと呼ばれる現象が生じてドットが円形にならずギザギ
ザになる現象や解像度の低下をきたし、良質な画像が得
られないという欠点があった。
このため、専らこの様なノンコートタイプの紙は、モ
ノクロ記録やパソコンの端末等の比較的解像度が低く高
濃度の画像を必ずしも必要としない用途に用いられてき
た。
上記被記録材(2)では、インク受容層が多孔質で均
一になっているため、適度なインク吸収性とドット形状
や解像度に優れたものが得られる。
しかしながら、より高品位で高解像度のカラー画像を
必要とする記録方式において使用される被記録材の場合
には、更に重ねて、 (1)多色のインク滴が同じスポットに重ねて付着して
もドットが流れ出さず且つ必要以上に拡がらない様なイ
ンク吸収容量を持つこと、 (2)付着したインク滴が直後にこすられても滲まない
様なインク吸収速度及びインク定着性を有すること、 (3)インク受容層に受容されたインク中の記録剤の発
色性が優れていること、 (4)付着したインクドットの周辺が滑らかであり、形
状が真円に近いこと、 等が要求される外、得られた記録画像の耐水性や耐光性
等の保存性も必要とされる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この様な性能を全て満足する被記録材
は未だ知られていない。特にインクジェットヘッドのノ
ズルの高密度化に伴なって、異色の印字の境界部におい
てインクが滲んで混じり合うブリーディングと呼ばれる
現象や記録の高速化に伴い印字直後の画像の未定着のイ
ンクが排紙ローラーにこすられたり、ローラーを介して
記録紙の未印字部に転写しておこるゴーストと呼ばれる
問題が顕在化してきた。
更に、今後1分間当りでA4サイズの用紙を10枚乃至30
枚印字する様な速度を有する高速プリンタに対する要求
も強く、この様なプリンタが実用化すれば印字後1秒以
内に印字部が排紙ローラーに達することになる。
この様なインクジェット技術の発達に伴なって発生し
たブリーディング、ローラーこすれ、ゴーストといった
問題は、従来問題とされてきたインク吸収性の問題と異
なり、1秒以内というインクの初期の吸収段階における
吸収速度、容量の問題と思われる。
ところが今迄この様な紙の初期吸収速度の問題やそれ
らと紙に付着するインク量との関係については何ら検討
が為されていなかった。
本発明の目的は、上述の技術分野において従来技術が
満足し得なかった諸問題を全て満足させることにある。
とりわけ本発明では複数のカラーインクを用いた高精
細且つ高密度なフルカラー画像の記録における上記諸要
求を満足する記録画像を与える記録方法を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、特に印字部のローラーこすれや
ゴーストの問題を発生しない高速フルカラーインクジェ
ット記録方法を提供することにある。
上記及び他の目的は以下の本発明によって達成され
る。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、細孔内に導入されるインクを該
細孔に通じた開口より噴射し、このインクを、支持体上
に充填剤粒子を含有するインク受容層を設けてなる被記
録材に付着させて記録を行うインクジェット記録方法に
おいて、上記被記録材の記録面のJIS−P−8140におい
て接触時間を30秒とし、ジエチレングリコールを30重量
%含む蒸留水を用いて求めたCobb吸水度が30g/m2以上で
あり、且つその最大記録密度P(nl/mm2)と上記被記録
材のインク受容層表面のベック平滑度S(秒)が S≦116−3.62P の範囲内とすることを特徴とするインクジェット記録方
法である。
(作用) 本発明者等は、特に前記の(2)のタイプのコート紙
を用いた高密度で高速記録を行うインクジェット記録方
法においてゴースト、こすれ、あふれ、ブリーディング
等の問題について検討した結果、被記録材として特定の
物性値(Cobb吸水度)を有する被記録材を用いた場合
と、前述の様な問題点が著しく改善されることを知見し
た。
又、更に1秒間に満たない範囲で印字部が排紙ローラ
ーにこすれる様な高速タイプのいわゆるフルマルチプリ
ンタにおけるこすれ及びゴーストの問題について種々の
コート紙を用いて検討した結果、この様な数百ミリ秒に
おける記録紙のインク吸収性は、例えば、特開昭59−35
979号公報にある様な多色のインクを重ねて印字した場
合のインクの流れ出しとは別個の問題であり、特にイン
クの付着する密度と記録紙の表面物性との間に相関性が
高いことを知見し本発明に至った。
すなわち、付着する最大インク量に対して、特定の表
面物性を有する被記録材を用いた場合において、上記の
様なこすれやゴーストの問題は発生しにくいこと、同時
にこの様な印字密度に対して特定の記録紙を使用するこ
とはシリアルタイプのプリンタにおいても前述の如きブ
リーディングの問題を生じないことを知見し本発明に至
った。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。
本発明に用いる被記録材を第1に特徴づけるCobb吸水
度とは、JIS−P−8140の方法に基づき測定される値で
ある。このCobb吸水度は直接紙の記録面に付着させた水
の吸収量を測定する方法であり、直接インクの吸収に関
係するコート層の空隙容量を測定することができる方法
である。
Cobb吸水度の測定は通常は蒸留水を用いて行われる
が、本発明での測定にはジエチレングリコールを30重量
%を含む蒸留水を用いて行われる。
紙の繊維層やコート層への液体の浸透は、その空隙を
毛細管と考えれば、Lucas Washburnの式により、大略説
明されることがわかっており、蒸留水を用いたのではイ
ンクジェット用インクとは表面張力、粘度、接触角等が
異なるため、異なった挙動を示すと考えられる。更に、
インクの記録紙上での滲み等が溶媒組成により異なるこ
とは本発明者等も確認するところである。
一般に、インクジェット用インクはノズル先端での染
料の析出によるノズル詰りを防ぎ、且つ粘度、表面張力
を最適範囲とするためや臭気等の面から10乃至50重量%
の多価アルコールが含まれており、本発明ではインクジ
ェット用インクを代表する試験液として、ジエチレング
リコールを30重量%含む試験液を用いる。
本発明では、上記の液体の接触時間を30秒としたとき
のCobb吸水度を測定するものであり、得られたCobb吸水
度が30g/m2以上である被記録材を用いることにより本発
明の目的が達成される。吸水度が30g/m2に満たない被記
録材はインク受容量中に存在するボア容積が少ないた
め、インクの吸収容量が低く、ゴーストやこすれの問題
に対して効果的でない。
Cobb吸水度は前述の(2)のタイプのコート紙、すな
わち、高速且つ高精細記録に適した比較的高いサイズ度
の基紙上にコート層を設けたコート層吸収タイプの被記
録材において、そのインク吸収性を評価する方法として
最適な方法であり、例えば、特開昭59−185690号公報に
ある様な紙の表面から裏面への水の浸透性を測定するス
テキヒトサイズ度や特開昭56−109783号公報にある様な
水面への吊下げた紙の吸水高さを測るクレム吸水度等に
比較してより適している。但し、前述の(1)のタイプ
のノンコート紙や基紙に低サイズ度の紙を用いたベース
紙吸収タイプの徴量コート紙は例外である。
本発明では以上の様にしてインク吸収容量に優れた被
記録材を使用する。
しかしながら、上記の様な一定値以上のCobb吸水度を
有する被記録材であっても、高速プリンタにおいて、ゴ
ーストやこすれを発生する問題を生じた。現在、印字数
百ミリ秒後に印字部が排紙ローラーにこすられる様な高
速プリンタも開発されており、これらの記録装置におけ
る上記の様な問題はCobb吸水度だけでは説明できない問
題である。
上記の問題について本発明者等は、種々の記録装置と
種々のコート紙を用いて検討したところ、付着するイン
ク量、紙の表面平滑性とこすれ、ゴーストの問題につい
て深い相関があることを知見し本発明に至った。
本発明の第二の特徴は、特定の印字密度の記録システ
ムに対して特定の表面物性を有する被記録材を使用する
ことである。
すなわち、本発明者等は印字部のローラーへのこすれ
により発生する問題について種々検討した結果、上記の
Cobb吸水度を有し、更に記録システムの最大印字密度P
(nl/mm2)に対し、下記の範囲内(式)のベック平滑
度S秒を有する記録面を有する被記録材を用いた場合に
は、ゴーストやこすれの問題を発生しないことを知見し
た。
S≦116−3.62 上記式は500ミリ秒後のローラーこすれに対し、実
際に吐出量の異なる記録装置及び30g/m2以上の前記の方
法によるCobb吸水度を有し、且つ、ベック平滑度の異な
る記録紙を用いた検討の結果得られたものであり、少な
くとも上記範囲の平滑度及び特定のCobb吸水度を有する
被記録材を最大印字密度Pを有する記録システムに用い
た場合には、最悪でも印字の500ミリ秒後に印字部が排
紙ローラーにこすられてもゴーストやこすれの問題を発
生しないことを確認した。
尚、ここで云うベック平滑度とはJIS−P−8119の方
法により求められる値である。数十からの数百ミリ秒の
単位での液体の紙への浸透(転移)量は、J.A.Bristow,
E.Daub等によって報告されており、Cobb吸水度で示され
る同じ吸収容量を有する紙の初期吸収性が必ずしも同一
の挙動を示すとは限らない。時間に対する液体の転移量
の一般式は下記の様に表され、 V=Vr+Ka[(γcosθ)(t−tw)/η]1/2 V:液体転移量 Vr:粗さ指数 Ka:吸収係数 γ:液体の表面張力 η:液体の粘度 θ:接触角 t:吸収時間 tw:濡れ時間 インク物性と紙の表面物質(Vr)により決まる値であ
り、特に初期段階(ミリ秒の範囲;tの小さい範囲)では
紙物性の寄与が大きい。
本発明は被記録材の平滑度と、ゴーストやこすれの問
題との関係を検討したものであるが、ゴーストの問題に
被記録材の平滑度が寄与することはインクジェット記録
におけるインクの吸収に関しても一般式が成り立って
おり、又、t=500ミリ秒におけるインクの吸収はイン
クジェット記録におけるtw(インクの濡れ時間)に近い
範囲であるため、インクよりもVr(紙の粗さ指数)の影
響が特に大きくなるためと考えられる。
すなわち、ゴースト及びこすれの問題は、付着するイ
ンク量に対して被記録材の初期吸収量が不足することに
より発生する問題であるため、付着インク量に対してあ
る一定値以下のベック平滑度を有する紙を用いることに
よりVr(紙の粗さ指数)を増大し、初期吸収性を上げる
ことによって解決されると考えられる。
又、前述式における記録システムの最大印字密度P
とは、その記録装置、システムにおいて達成可能な最大
インク付与量(密度)により定義される。
例えば、ノズルピッチd(μm)及びノズル平均吐出
液滴体積V(nl)のインクジェットヘッドをイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(Bk)の4色分有する記録装置においては、 P=nv/d2 である。ここで云うノズル平均吐出液滴体積は、各ノズ
ルに対して単吐出を行った際の液滴の1滴当りの体積の
平均値を求め、ノズル毎の平均値を更に平均したもので
ある。又、nは最大重ね印字数であり、モノクロ印字で
はn=1、Y、M、Cとこれらの混色、レッド(R)、
グリーン(G)、ブルー(Bl)及びBkの7色よりなる、
いわゆるビジネスカラー印字ではn=2であり、更によ
り多い色調の再現を目的としたピクトリアルカラー印字
では2≦n≦3である。勿論、最大重ね印字数nは記録
装置だけでなく、画像処理も含めたシステム全体の値と
して決定されるものである。
本発明において、前述の式を満たさない印字密度P
及び平滑度Sの組合せを用いた場合には、被記録材の初
期吸収量が付着インク量に満たないため、ゴースト及び
こすれを生じることは勿論である。
以下に本発明に使用する被記録材の好ましい態様例を
挙げ、本発明を更に具体滴に説明する。尚、以下に例示
するものは好ましい具体例の一つであり、以下の態様例
以外にも本発明の要件を満たすものはいずれも使用可能
である。
本発明方法において用いられる被記録材は、支持体及
びその表面に設けられたインク受容層からなる。
被記録材の支持体としては、紙を使用するのが適当で
あるが、布、多孔性樹脂、木材等の多孔性材料や樹脂、
金属、ガラス板等の非多孔性材料も使用できる。
特に本発明方法においては、ステキヒトサイズ度10秒
以上の紙を基紙として使用することが好ましく、被記録
材自体のサイズ度を10秒以上としたものが良好である。
低サイズ度の基紙を用いた場合には、インク中の溶媒及
び色材が基紙に浸透してしまうため、O.D.の低下や印字
部にコックリング(波打ち)を生じ、特にフルマルチタ
イプの記録装置においては印字中にコックリングが発生
すると、波打った印字部が別のヘッドにこすれる問題も
あり好ましくない。
一方、インク受容量は充填剤とバインダーとを主とし
て形成される。充填剤粒子としては、合成シリカ、硅酸
塩鉱物、合成硅酸塩、クレー、タルク、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミ
ナ、サチンホワイト、リトポン等の無機質顔料等が挙げ
られる。
この中でも本発明において好ましいものは、合成シリ
カ、硅酸アルミニウム、硅酸カルシウム、硅酸マグネシ
ウム等のシリカ系顔料である。特にシリカ系顔料はイン
ク中の溶媒及び染料等を吸収する微細な内部ポアを多数
有しており、これらの色材がインク受容量の最表層で捕
捉された方が呈色性が良好となる他、特定のCobb吸水度
を有するインク受容層の設計にこうしたシリカ系顔料が
好ましいためである。
他方、バインダーとしては、澱粉、酸化澱粉、ゼラチ
ン、カゼイン、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ、カル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダ等の水溶性高
分子;SBRラテックス、MBRラテックス、酢ビエマルジョ
ン、アクリル型エマルジョン等の水分散型高分子等が挙
げられ、これらの一種以上が使用される。
又、インク受容層には、耐水化剤(染料定着剤)、分
散剤、蛍光染料、pH調整剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、
界面活性剤等の添加剤を含有させてもよい。
本発明の方法に適当な上記の被記録材は、上記の材料
を水等の媒体中に溶解又は分散させて調製した塗工液
を、リバースコーター、バーコーター、エアナイフコー
ター、ブレードコーター、ゲートロールコーター、サイ
ズプレス方等、従来公知の方法を用いて支持体上に塗工
し、その後可及的速やかに乾燥させて調製される。
支持体上のインク受容層の塗工量は、Cobb吸水度を30
g/m2以上とする様に調整されるが、通常5乃至50g/m2
度(乾燥塗工量)、より好適には10乃至30g/m2が好まし
い。
又、本発明方法においては、塗工工程上の負荷を減ら
すため、更にインク吸収性、O.D.、粉落ち、ドット形状
等を両立させるうえで2層以上のコート層を設け、機能
分離させることが好ましい。この態様では下層に粒子径
の大きい顔料を用いて、その表面の細かい凹凸を上層の
粒径の小さい顔料で埋めることにより大きい顔料を用い
た場合の利点を生かし、粉落ちを生じることなく更にド
ット形状が良好でザラツキ感のない画像が得られる。
又、本発明における顔料とバインダーの使用割合もイ
ンク受容層中のポアの分布や容量を調整する要因である
ため、Cobb吸水度を指標にすることが好ましいが、一般
に重量比10/1乃至1/1の範囲内であることが好適であ
る。10/1より顔料が多いとインク受容層中の顔料の接着
力が低下するため粉落ちの問題が発生し、一方、1/1よ
りバインダーが多いとインク受容層中のポアが少なくな
りCobb吸水度を30g/m2以上に調整することが困難であ
る。
前述の如く、インク受容量を2層構成とする場合に
は、上層のインク吸収速度が、表面に付着したインク滴
が適当な大きさに滲む程度に遅く、且つ下層のインク吸
収性が大である構成が好ましく、このためには上層にお
ける顔料とバインダーの使用割合が1/3乃至5/1、より好
適には1/2乃至3/1で、インク受容層トータルとして1/1
乃至10/1の範囲が好適である。
インク受容層が、前述の如く2層で構成されているた
め、上層の塗工量は1乃至20g/m2、より好適には5乃至
15g/m2、下層はインク受容層の塗工量がトータルとして
5乃至50g/m2、より好適には10乃至30g/m2となる範囲で
上層より大なる塗工量が好ましい。
上層が1g/m2未満では設けない場合に比べてさしたる
効果がなく、一方、20g/m2を越えると、下層の効果が表
れず、インク吸収速度及び染料発色性等が低下するので
好ましくない。
更に本発明の被記録材のインク吸収性をより良好とす
るために、好ましくは下層を形成する顔料として、特開
昭62−183382号公報に開示されている様な球状の粒子形
状を有する多孔質のシリカ粒子を用いることができる。
特に10乃至30μmの平均粒径を有する前記球状シリカを
下層に用いた場合には、従来の不定形顔料を用いたもの
に比べ、空隙容量が高いコート層を形成することがで
き、優れたインク吸収性を有する被記録材を提供するこ
とができる。
本発明方法に用いる好ましい前記充填剤の平均粒子径
は、被記録材の平滑度を低く設定するためには、2乃至
30μm、より好ましくは3乃至15μm程度である。30μ
mを越えるとザラツキ感を与える画像となり、又、逆に
2μm未満では良好な塗層強度と平滑度が得られ難い。
又、本発明方法で使用する被記録材は、上記の方法に
より調製後表面の塗層強度を得るため通常のスーパーカ
レンダー処理をすることができる。スーパーカレンダー
処理により平滑度をコントロールすることも可能である
が、この際インク受容層のポアを潰すことになるので、
Cobb吸水度が30g/m2未満にならない様にする必要があ
る。
以上の様な材料を用いて本発明方法で使用する被記録
材が調製されるが、本発明で言うCobb吸水度や平滑度等
はインクジェット記録適性に寄与する被記録材中のポア
容積及び表面付近のポア分布や粗さを定義するものであ
り、インク受容層の製造方法、塗工方法や乾燥方法によ
って影響されるものである。
従って本発明で使用する被記録材を具体的に限定する
ものは、調製された被記録材のポアの分布状態等を示す
指標であり、具体的に前記の材料を用いて夫々の材料に
好適な製造方法を選択し、本発明の要件であるCobb吸水
度及びベック平滑度に調整する必要がある。
以上の様な材料を用いて構成される被記録材を用いた
記録方法は、特に高速記録に適しており、印字後500ミ
リ秒後に印字面が排紙ローラーにこすられることがあっ
ても、ゴースト及びこすれの問題を発生せず、高精細で
鮮明な画像を与えるものである。
更に本発明の記録方法は、シリアル方式の記録方式に
おいても高密度記録に適しており、前述の如きブリーデ
ィングの問題を発生しないことも確認された。
本発明方法は上記本発明の被記録材を用いる記録方法
であり、この記録方法において上記の如き特定の被記録
材にインクジェット記録方法により付与するインクそれ
自体は公知のものでよく、例えば、その記録剤は直接染
料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、食用色素等に
代表される水溶性染料であり、特にインクジェット記録
方式のインクとして好適であり、上記の被記録材との組
合せで定着性、発色性、鮮明性、安定性、耐光性その他
の要求される性能を満たす画像を与えるものであればい
ずれのものでもよい。
この様な水溶性染料は、従来のインク中において一般
には約0.1乃至20重量%を占める割合で使用されてお
り、本発明においてもこの割合と同様でよい。
本発明に用いる水系インクに使用する溶媒は、水又は
水と水溶性有機溶媒との混合溶媒であり、特に好適なも
のは水と水溶性有機溶剤との混合溶媒であって、水溶性
有機溶剤としてインクの乾燥防止効果を有する多価アル
コールを含有するものである。又、水としては種々のイ
オンを含有する一般の水でなく、脱インク水を使用する
のが好ましい。
インク中の水溶性有機溶剤の含有量は、一般にはイン
クの全重量に対して重量%で0乃至95重量%、好ましく
は10乃至50重量%の範囲である。
又、本発明に用いるインクは上記の成分の外に必要に
応じて界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包
含し得る。
本発明方法において前記の被記録材に上記のインクを
付与して記録を行うための方法はいずれの記録方法でも
よいが、好ましくはインクジェット記録方法であり、該
方法はインクをノズルより効果的に離脱させて、射程体
である被記録材にインクを付与し得る方式であればいか
なる方式でもよい。
上記の方式の中でも本発明方法に特に最適なものは、
特開昭54−59936号公報に記載のバブルジェット記録方
式である。特にこのバブルジェット記録方式は、吐出方
式が簡単であり且つ吐出手段を微少化できるため、ノズ
ルの高密度化が可能であり、且つフルマルチ方式のヘッ
ド設計に適している。
上記のバブルジェット記録方式を用いて、Cobb吸水度
30g/m2以上のコート紙の平滑度と紙の500ミリ秒後こす
れに対する最大初期インク吸収容量の関係について求め
たものを第1図に示した。上記の試験は、第2図に示す
装置を用いて以下の方法に従って行ったものである。
図中ロール紙1はガイドローラー2及び搬送ローラー
3を介してバブルジェット記録ヘッド8に達し、印字さ
れた後500ミリ秒後にこすれロッド9に達し、搬送ロー
ラー4を通って排紙される。
本発明者等は印字ヘッド8におけるインク吐出量及び
紙の搬送速度を調整することによりインクの付着密度を
変え、ロッド9のこすれにより印字部に尾引きが発生し
ない最大量のインク付着密度Pmax(nl/mm2)を求めた。
尚、搬送速度を変更する場合には、ロッド9を印字500
ミリ秒後にこすれ位置にくる様に移動させた。
第1図のグラフにおいてで示される範囲が、記録紙
の有する紙の初期吸収量が付着密度により上まわる領域
である。前記式は、第1図ので示される領域を示す
ものである。
尚、前記式は本発明者が検討したデータをもとに導
いた近似式であり、好ましい平滑度S(秒)の範囲は、
1≦S≦80、より好ましくは5≦S≦60である。すなわ
ち、Sが80秒を越える範囲では前述(式)のVrが小さ
くなってしまうため、インクの初期吸収性が低くなる
他、Vに対するインクの影響が大きくなるため、紙の物
性値で規定した本発明における式に含まれる誤差は大
きくなる。又、Sが1秒に満たない様な紙はコート層が
脆く、紙粉の問題を発生したり、又、得られた画像に光
沢感がなくザラついた画像となり好ましくない。
(発明の効果) 以上の如き本発明によれば、本発明方法で使用する被
記録材は、染料捕捉性の高い顔料をコート層に多量に含
有しているので、インク滴中の染料が顔料に捕捉及び吸
収される確率が高く、その為にインクの滲み及び拡散が
抑制され、その結果ドット形状が改良されて優れたイン
ク吸収性、解像度、発色性、発色濃度等を示す。
更に本発明方法で使用する被記録材は、多量の内部ポ
ア容積を有し、且つ表面にも多量のポアを有している
(表面が適度な粗さを有している)ために、特に高密度
印字及び高速印字に適しており、特定の印字密度を有す
る記録システムに上記の如き被記録材を用いたインクジ
ェット記録方法においては、印字後500ミリ秒後に印字
部分が排紙ローラーに達することがあっても、ゴースト
及びこすれの問題を発生せず、又、写真調の高密度且つ
高精細印字も可能であり、特にバブルジェット方式を用
いた本発明の記録方法においては、A4サイズの用紙を1
分当り10乃至30枚の印字速度で記録することも可能とな
った。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。尚。文中、部又は%とあるのは特に断りのな
い限り重量基準である。
実施例 〈被記録材の調製〉 基材として、ステキヒトサイズ度27秒の一般上質紙
(New O.K.上質紙、王子製紙製)を用い、その基紙上に
下記の塗工液(A)を用いて、乾燥塗工量が20g/m2とな
る様にバーコーター法により塗工し、110℃で5分間乾
燥させて、第1層を形成した。その第1層の上に下記の
塗工液(B)を用いて乾燥塗工量が7g/m2となる様にバ
ーコーター法により塗工し、110℃で3分間乾燥させて
第2層を形成して本発明で使用する被記録材1を調製し
た。
塗工液(A)組成 合成球状シリカ(旭硝子製、平均2次粒子径18μm)27
部 ポリビニルアルコール(PVA−117、クラレ製) 3部 変性ポリビニルアルコール(PVA−1130、クラレ製) 6
部 カチオン樹脂(PAA−10S、日東紡製) 2部 水 200部 塗工液(B)組成 合成シリカ(ミズカシルP−78D、水沢化学製、平均2
次粒子径8μm) 12部 ポリビニルアルコール(PVA−117/PVA−105、クラレ
製) 9部 カチオン樹脂(PAA−10S、日東紡製) 1部 水 200部 上記被記録材1をテスト用スーパーカレンダー機(熊
谷理機工業製)にて、線圧20kg/cmとして1回及び2
回、そして線圧100kg/cmとして1回及び5回夫々通して
平滑度を調整し、被記録材2乃至5を得た。
塗工液(B)に用いた合成シリカに代えてファインシ
ールX−37(徳山曹達製、平均2次粒子径3μm)を用
いた以外は、被記録材1を調製した方法と同様にして被
記録材6を調製した。被記録材6を上記と同様に線圧20
kg/cmで1回及び2回、線圧100kg/cmで1回及び5回夫
々スーパーカレンダー処理し、被記録材7乃至10を調製
した。
被記録材1で用いた基紙上に塗工液(B)を用いて、
乾燥塗工量が7g/m2となる様に塗工し、1層のみのイン
ク受容層を有する被記録材11を、被記録材1と同様にし
て調製した。
被記録材1で用いた基紙をそのまま被記録材12とし
た。
上記被記録材1乃至12の前述の方法により求めたCobb
吸水度及びJIS−P−8119によるベック平滑度を下記第
1表にまとめた。
上記の被記録材に対して下記の記録装置をもって印字
し、記録適性を評価した。
記録方法1 上記の被記録材に対して0.125mmのノズル間隔でA4サ
イズの短辺方向(210mm幅)にノズルが配列する様に、
インクジェットヘッドをY、M、C及びBkと4色分を4
列に配置した高速バブルジェットプリンタ(試作機)を
用いて記録した。
この記録ヘッドの有するノズルの平均吐出液体積の実
測値は0.165nlであり、最大重的印字数n=2となる様
な画像処理のもとで記録を行なった。
この記録装置の記録紙の搬送速度は150mm/sec.、搬送
方面の印字解像度もヘッド方向と同一となる様に設定さ
れており、印字後最短で500ミリ秒後に印字度部が排紙
ローラーに達するものである。
記録方法2 前記第2図におけるヘッド8として1mmに16本のノズ
ル間隔で128本のノズルを備えたインクジェットヘッド
をY、M、C及びBkの4色分配置した記録装置(試作
機)を用いて記録を行なった。
同様にこの記録装置は搬送方向にもヘッドと同一解像
度で印字される様に記録紙の搬送速度が設定されてお
り、こすれロッド9に印字後500ミリ秒後に印字部が達
するロッドの位置を設定した。
上記記録ヘッドを有するノズルの平均吐出液滴体積は
0.025nlであり、上記記録装置を用いてn=2となる画
像処理のもとに記録を行なった。
記録方法3 1mmに14本のノズル間隔で128本のノズルをY、M、C
及びBkの4色分備えたシリアルスキャンタイプのインク
ジェットプリンタを用いて記録を行なった。
この記録ヘッドの有する平均吐出液滴体積は0.052nl
であり、上記記録装置を用いてn=2の記録を行なっ
た。
上記各記録方法に用いたインクを下記に示した。
(インク組成…記録方法1及び2) 染料 2部 ポリエリレングリコール#200 10部 トリエチレングリコール 25部 N−メチル−2−ピロリドン 5部 水 58部 (インク組成…記録方法3) 染料 2部 ジエチレングリコール 20部 グリセリン 5部 水 73部 染料は各記録方法をも下記のものを用いた。
(染料) Y:C.I.ダイレクトイエロー86 M:C.I.アシッドレッド35 C:C.I.ダイレクトブルー86 BK:C.I.フードブラック2 評価は次に示す項目について行なった。
(1)インク吸収性は、記録方法1及び2については、
ゴースト及びこすれが発生しないものを○、そうでない
ものを×とした。記録方法3においては、混色の印字境
界部におけるブリーディングを発生しないものを○、そ
うでないものを×、その中位のものを△とした。
(2)O.D.は、記録方法1についてY、M、C及びBkの
ベタ印字部のO.D.(画像濃度)をマクベス濃度計RD−91
8を用いて求めた。上記の評価結果を下記第2表にまと
めた。
【図面の簡単な説明】
第1図はバブルジェット記録方式を用いて、Cobb吸水度
30g/m2以上のコート紙の平滑度と紙の500ミリ秒後のこ
すれに対する最大初期インク吸収容量の関係を示す図で
あり、第2図は上記の試験に用いた装置を示す図であ
る。 1:記録紙、2:ガイドローラ 3,4:搬送ローラ 5,6,7:搬送ガイド 8:記録ヘッド、9:こすれロッド

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細孔内に導入される記録液を該細孔に通じ
    た開口より噴射し、この記録液を、支持体上に充填剤粒
    子を含有するインク受容層を設けてなる被記録材に付着
    させて記録を行うインクジェット記録方法において、上
    記被記録材の記録面のJIS−P−8140において接触時間
    を30秒とし、ジエチレングリコールを30重量%含む蒸留
    水を用いて求めたCobb吸水度が30g/m2以上であり、且つ
    その最大記録密度P(nl/mm2)と上記被記録材のインク
    受容層表面のベック平滑度S(秒)が S≦116−3.62P の範囲内とすることを特徴とするインクジェット記録方
    法。
  2. 【請求項2】インク受容層が、シリカ系の顔料を含んで
    いる請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】インク受容層が、球状の粒子形状を有する
    多孔質な合成シリカを含有している請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】印字幅方向全幅にインクジェットノズルを
    配置してなるフルマルチ記録装置を用いる請求項1に記
    載のインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】記録液が、10乃至50重量%の多価アルコー
    ルを含む水系インクである請求項1に記載のインクジェ
    ット記録方法。
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