JP2001128781A - 車両用シートのシートフレーム構造 - Google Patents

車両用シートのシートフレーム構造

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JP2001128781A
JP2001128781A JP31546599A JP31546599A JP2001128781A JP 2001128781 A JP2001128781 A JP 2001128781A JP 31546599 A JP31546599 A JP 31546599A JP 31546599 A JP31546599 A JP 31546599A JP 2001128781 A JP2001128781 A JP 2001128781A
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JP
Japan
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seat
striker
frame
vehicle
welding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31546599A
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English (en)
Inventor
Masao Chimura
正雄 千村
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム本体にストライカを溶接する際の部
品点数及び溶接箇所を削減してコストを低減できるとと
もに、治具を簡素化できる車両シートのシートフレーム
構造を提供する。 【解決手段】 矩形枠状のフレーム本体13にシートク
ッションワイヤ17を掛け渡して溶接により接合したシ
ートフレーム10に幼児用シート20のロック部材25
が係脱可能に装着されるストライカを配設してなる車両
用シートのシートフレーム構造において、上記シートク
ッションワイヤ17´にストライカ部17aを一体に延
長形成し、該ストライカ部17aをシートクッションワ
イヤ17´とともに上記フレーム本体13に溶接により
接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幼児用シートを固
定するためのストライカを備えた車両用シートのシート
フレームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】幼児用シートを車両シートに固定する場
合、幼児用シートの共通化を図る観点から、幼児用シー
ト側にロック部材を配設し、車両シート側に上記ロック
部材が係脱可能に装着されるストライカを配設するよう
にしている。
【0003】このようなストライカを車両シートに配設
する場合、従来、図5に示すように、矩形枠状のフレー
ム本体40に複数本のシートクッションワイヤ41が溶
接により接合されたシートフレーム42の該フレーム本
体40に、コ字状に屈曲形成されたストライカ43,4
3を溶接により接合する場合がある。また、上記ストラ
イカ41を溶接するにあたっては、溶接用治具(不図
示)により上記各シートクッションワイヤ41及びスト
ライカ41をそれぞれフレーム本体40に位置決めし、
この状態で溶接するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
シートフレーム構造では、別部品のストライカをフレー
ム本体に溶接する必要があり、該ストライカの分だけ部
品点数が増えるとともに溶接箇所が増え、コストが上昇
するという問題がある。
【0005】また上記従来構造では、シートクッション
ワイヤ及びストライカをそれぞれ位置決めするための治
具が必要であり、該治具の構造が複雑となり易く、この
点からもコストが上昇するという問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、フレーム本体にストライカを溶接する際の部
品点数及び溶接箇所を削減してコストを低減できるとと
もに、治具を簡素化できる車両シートのシートフレーム
構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、矩形枠状のフ
レーム本体にシートクッションワイヤを掛け渡して溶接
により接合したシートフレームに幼児用シートのロック
部材が係脱可能に装着されるストライカを配設してなる
車両用シートのシートフレーム構造において、上記シー
トクッションワイヤにストライカ部を一体に延長形成
し、該ストライカ部をシートクッションワイヤとともに
上記フレーム本体に溶接により接合したことを特徴とし
ている。
【0008】
【発明の作用効果】本発明にかかるシートフレーム構造
によれば、シートクッションワイヤにストライカ部を一
体に延長形成し、該ストライカ部をシートクッションワ
イヤとともにフレーム本体に溶接接合したので、従来の
別部品のストライカを溶接する場合に比べて部品点数及
び溶接箇所を低減でき、それだけコストを低減できる。
【0009】またシートクッションワイヤにストライカ
を一体形成したので、シートクッションワイヤのみを位
置決めするための簡単な構造の治具で済み、この点から
もコストを低減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図3は、本発明の
一実施形態による車両用シートのシートフレーム構造を
説明するための図であり、図1はシートフレームの斜視
図、図2はシートフレームのストライカ部を示す概略斜
視図、図3は幼児用シートの固定状態を示す概略斜視図
である。
【0011】図において、1は自動車の車体フロア(不
図示)に配設された車両シートであり、これは車体フロ
アの上方に配設されたシートクッション2と、該シート
クッション2に車両前後方向に回動可能に配設されたシ
ートバック3とから構成されている。
【0012】上記シートバック3は、シートバックフレ
ーム4に不図示のクッションパッドを配設するとともに
該クッションパッドを表皮で覆った構造のものである。
上記シートバックフレーム4は、ロ字状に折り曲げ形成
された矩形枠状のパイプ製フレーム本体5に、複数本の
シートクッションワイヤ6aを大略格子状をなすように
結合してなるワイヤ部材6を溶接により接合して構成さ
れている。
【0013】上記シートクッション2は、シートフレー
ム10にクッションパッドを配設するとともに該クッシ
ョンパッドを表皮で覆った構造のものであり、基本的な
構造は上記シートバック3と略同様である。
【0014】上記シートフレーム10は、コ字状に折り
曲げ形成されたパイプ製フレーム部材11の後端部間に
板金製のクロス部材12を溶接により接合して矩形枠状
のフレーム本体13を形成した概略構造のものである。
上記フレーム部材11の両後端部を押し潰して形成され
た平板部11a,11aにはシートバック3のフレーム
本体5がヒンジブラケット14,15を介して回動可能
に連結されている。
【0015】上記フレーム本体13には車両前後方向に
延びる複数本のシートクッションワイヤ17が車幅方向
に所定間隔をあけて配置されており、該各シートクッシ
ョンワイヤ17はフレーム部材11とクロス部材12と
に掛け渡して溶接により接合されている。このシートク
ッションワイヤ17は直径6mmφの棒状のものであ
る。
【0016】そして上記左, 右端に位置する各シートク
ッションワイヤ17´の後端にはストライカ部17aが
一体に延長形成されている。このストライカ部17aは
下向きコ字状を成すように屈曲形成されており、シート
クッションワイヤ17´とともに上記フレーム本体13
に溶接により接合されている。また上記シートバック3
の左, 右下縁部の上記ストライカ部17aに臨む部分に
はロック部材挿入用凹部3aが切り欠き形成されている
(図3参照)。
【0017】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態の車両シート1に幼児用シート20を固
定するには、幼児用シート20のロック部材25を上記
凹部3a内に挿入するとともに押し込む。するとロック
部材25の係合凹部25aがストライカ部17aに自動
的に係合してロックし、これにより幼児用シート20を
固定する。ここで上記幼児用シート20はシート本体2
1にクッション部材22を配設するとともに幼児拘束部
材23を配設した構造のものであり、該シート本体21
の左, 右後壁に上記ロック部材25が固定されている。
【0018】このように本実施形態によれば、シートク
ッションワイヤ17´にストライカ部17aを一体に延
長形成し、該ストライカ部17aを上記シートクッショ
ンワイヤ17´とともにフレーム本体13に溶接により
接合したので、従来の別部品によるストライカを不要に
にでき、それだけ部品点数及び溶接箇所を削減でき、コ
ストを低減できる。
【0019】またシートクッションワイヤ17´にスト
ライカ部17aを一体形成したので、各シートクッショ
ンワイヤ17を位置決めするための簡単な構造の治具で
済み、治具を簡素化でき、この点からもコストを低減で
きる。
【0020】なお、上記実施形態では、シートクッショ
ン2のシートクッションワイヤ17´にストライカ部1
7aを一体形成した場合を例に説明したが、本発明は、
図4に示すように、シートバック3のシートクッション
ワイヤ6aにストライカ部6bを一体に延長形成し、該
ストライカ部6bをシートクッションワイヤ6aととも
にフレーム本体5に溶接接合してもよく、この場合にも
上記実施形態と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による車両用シートのシー
トフレーム構造を説明するための斜視図である。
【図2】上記シートフレームのストライカ部を示す概略
斜視図である。
【図3】上記車両用シートに配設された幼児用シートの
固定状態を示す概略斜視図である。
【図4】上記実施形態の他の実施形態によるシートフレ
ーム構造を示す斜視図である。
【図5】従来のシートフレーム構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 車両シート 4,10 シートフレーム 5,13 フレーム本体 6a,17 シートクッションワイヤ 6b,17a ストライカ部 20 幼児用シート 25 ロック部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形枠状のフレーム本体にシートクッシ
    ョンワイヤを掛け渡して溶接により接合したシートフレ
    ームに幼児用シートのロック部材が係脱可能に装着され
    るストライカを配設してなる車両用シートのシートフレ
    ーム構造において、上記シートクッションワイヤにスト
    ライカ部を一体に延長形成し、該ストライカ部をシート
    クッションワイヤとともに上記フレーム本体に溶接によ
    り接合したことを特徴とする車両用シートのシートフレ
    ーム構造。
JP31546599A 1999-11-05 1999-11-05 車両用シートのシートフレーム構造 Withdrawn JP2001128781A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089881A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Toyota Motor Corp シートクッション構造
JP2009202788A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用シート
JP2011143872A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Toyota Boshoku Corp 車両用シートクッション
JP2011178261A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
CN105034903A (zh) * 2014-04-29 2015-11-11 通用汽车环球科技运作有限责任公司 具有椅面部件的机动车辆座椅

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