JP2011178261A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シート幅が狭くても、ロアアンカレッジをシート幅方向に所定間隔を空けて2個並べて配設できるようにする。
【解決手段】シートクッション3の両サイドフレーム3A,3B間に架け渡されたパイプ4上にチャイルドシートを固定するためのロアアンカレッジ6Aを備える車両用シート1である。シートクッション3の一方のサイドフレーム3Aは、パイプ4と結合されるパイプ結合部3Aaと、パイプ結合部3Aaよりもシート幅方向の外側でシートバック2と連結されるシートバック連結部3Abと、を有する。パイプ4は、パイプ結合部3Aaよりもシート幅方向の外側へ延長された延長部4Aを有し、延長部4Aにロアアンカレッジ6Aが設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。詳しくは、シートクッションの両サイドフレーム間に架け渡されたパイプ上にチャイルドシートを固定するためのロアアンカレッジを備える車両用シートに関する。
従来、自動車の座席にチャイルドシートを固定する機構には、国際標準規格により定められた機構(ISOFIX)が採用されている(下記特許文献1)。すなわち、シートクッションの左右両側のサイドフレーム間にパイプが架け渡されており、このパイプ上に、チャイルドシートのコネクタを接続して固定するためのU字状の取付金具(ロアアンカレッジ)がシート幅方向に2個並んで設けられているものである。これら取付金具は、上記国際規格により定められた所定間隔を空けてシート幅方向に並んで設けられている。
特開2009−202788号公報
しかし、上記従来の技術では、シート幅が狭い場合に、ロアアンカレッジをシート幅方向に所定間隔を空けて2個並べて配設することができないことがある。
本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シート幅が狭くても、ロアアンカレッジをシート幅方向に所定間隔を空けて2個並べて配設できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートは次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、シートクッションの両サイドフレーム間に架け渡されたパイプ上にチャイルドシートを固定するためのロアアンカレッジを備える車両用シートである。シートクッションの一方のサイドフレームは、パイプと結合されるパイプ結合部と、パイプ結合部よりもシート幅方向の外側でシートバックと連結されるシートバック連結部と、を有する。パイプは、パイプ結合部よりもシート幅方向の外側へ延長された延長部を有し、延長部にロアアンカレッジが設定されている。
この第1の発明によれば、ロアアンカレッジは、一方のサイドフレームのパイプ結合部とシートバック連結部との間のシート幅方向の空きスペースに配置される。したがって、ロアアンカレッジをシート幅方向に所定間隔を空けて2個並べて配設しようとする場合に、ロアアンカレッジとサイドフレームとが配置の重なりを生じてしまうものにおいても、シート幅を広げることなく、ロアアンカレッジをパイプ上に2個並べて配設することができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、ロアアンカレッジを、一方のサイドフレームを外側から覆うシールドから外部に露出させた状態で設けたものである。
この第2の発明によれば、ロアアンカレッジをシールドから外部に露出させて設けたことにより、ロアアンカレッジの根元部をシールドによって覆い隠すことができる上に、シールドをコンパクトに設定することができる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、ロアアンカレッジを、パイプの延長部と一方のサイドフレームのパイプ結合部との双方に結合して設けたものである。
この第3の発明によれば、パイプの延長部が、一方のサイドフレームに片持ち状態で支持されていても、ロアアンカレッジが上記延長部とサイドフレームのパイプ結合部との両者に結合されていることにより、ロアアンカレッジのシート幅方向の外側や前方側への引張り荷重に対する支持強度を高めることができる。
次に、第4の発明は、上述した第2の発明において、ロアアンカレッジは、ワイヤー状のフレームが折り曲げられた形に形成されたものであり、シールドには、ロアアンカレッジを外部に露出させるための通し孔が形成されていると共に、この通し孔に蓋をするためのひれ部材が通し孔の裏面側の一方側の側面からこの側面に向かい合う他方側の側面に達する位置まで片側から張り出す形でシールドに弾性支持されて設けられているものである。
この第4の発明によれば、ひれ部材を、通し孔の一方側の側面から他方側の側面に達する位置まで片側から張り出すように弾性支持した状態で設けたことにより、ひれ部材が通し孔の両側の側面から張り出すように構成されたものと比べると、通し孔内にひれ部材のふちが露呈しないように構成することができ、通し孔内に隙間ができないように蓋をすることができる。
次に、第5の発明は、上述した第3の発明において、更に、パイプの延長部を補強する補強部材が設けられているものである。補強部材は、パイプの延長部を囲う形状とされており、その一端部が一方のサイドフレームのパイプ結合部に固定されている。
この第5の発明によれば、補強部材によってパイプの延長部が補強されることにより、ロアアンカレッジによるチャイルドシートの固定強度を更に高めることができる。
実施例1の車両用シートの骨格構造を示した斜視図である。 車両用シートの骨格構造の正面図である。 シールドの斜視図である。 シールドの裏側構造を示した斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シート1の構成について、図1〜図4を用いて説明する。なお、以下の説明において、「幅方向」と記する場合には、車両用シート1の幅方向を意味するものとし、「外側」「内側」と記する場合には、それぞれ、車両用シート1の幅方向において「車両用シート1の形状の外側」「車両用シート1の形状の内側」を意味するものとする。
本実施例の車両用シート1は、図1に示すように、シートクッション3の左右の両サイドフレーム3A,3B間に架け渡されたパイプ4上に、チャイルドシートを固定するための機構(ISOFIX)である2個のロアアンカレッジ6A,6Bと1個のトップテザーアンカレッジ7とを備えるものである。これらロアアンカレッジ6A,6Bやトップテザーアンカレッジ7は、軟鋼製の磨き鉄線により構成されたものであり、それぞれ、上記パイプ4に一体的に固定されて設けられている。
詳しくは、各ロアアンカレッジ6A,6Bは、その図示下端側の水平方向に延びる一片が、パイプ4の背面にそれぞれ溶着されて固定されており、そこから、パイプ4の上方側へと形状が立ち上がるように折り曲げられて、更にその先で各側のサイドフレーム3A,3Bの側面に向かって水平方向に延びるように折り曲げられて、更にその先で各側のサイドフレーム3A,3Bの側面に沿って後方側へ延びるように折り曲げられて、これら後方側へ折り曲げられた各片が各側のサイドフレーム3A,3Bの側面にそれぞれ溶着されて固定された状態となっている。
また、トップテザーアンカレッジ7は、U字状に折り曲げられた形となっており、その両端部がパイプ4の背面に沿って延びるように折り曲げられて、それぞれパイプ4の背面に溶着されて固定されている。これにより、トップテザーアンカレッジ7は、そのU字形がパイプ4の背面から後方側に張り出して、シートクッション3の後方側に張り出した状態となって配設されている。
上記した各ロアアンカレッジ6A,6Bは、それらの水平方向に延びる各固定片6Aa,6Baに、チャイルドシートの両下部から後方側に延出して設けられた各コネクタ(図示省略)を前方側から押し込んで係合させることにより、チャイルドシートを車両用シート1に固定した状態に保持する機能をするものとなっている。また、トップテザーアンカレッジ7は、その水平方向に延びる固定片7Aに、チャイルドシートの背面部から上方側に繰り出されたトップテザー(ベルト:図示省略)を車両用シート1の後方側へ回し込んで係合させることにより、チャイルドシートを傾かせないように抑えた状態に保持する機能をするものとなっている。
ところで、上記した各ロアアンカレッジ6A,6Bが配設される両者の配置間の幅(離間幅)は、国際標準規格により定められた所定幅に設定されている。しかし、本実施例の車両用シート1は、車両のリヤ席シートを7:3分割したシート幅の狭い側のシートであり、上記各ロアアンカレッジ6A,6Bの配置間の幅と、シートクッション3の各サイドフレーム3A,3Bの配置間の幅(シートバック2の両サイドフレーム2A,2Bの両外側に図示しないリクライニング装置を介して連結される両サイドフレーム3A,3Bの配置間の幅)とが重なり合ってしまう関係の構成となっている。
具体的には、図示右方側(車両インナー側)のロアアンカレッジ6Bを同側のサイドフレーム3Bの内側の側面に隣接させて配置したことにより、図示左方側(車両アウター側)のロアアンカレッジ6Aの配置と同側のサイドフレーム3Aのシートバック2のサイドフレーム2Aと連結されるシートバック連結部3Abの配置とが重なり合う関係の構成となっている。そこで、本実施例の車両用シート1は、この配置の重なりが生じる図示左方側のサイドフレーム3Aをクランク状に折り曲げた形に形成し、そのロアアンカレッジ6Aの配設部位となるパイプ4との結合部(パイプ結合部3Aa)を、上記シートバック連結部3Abに対して他方側のサイドフレーム3B側に偏倚させた形とし、この偏倚により空けられたパイプ結合部3Aaとシートバック連結部3Abとの間の空きスペースSp(図2参照)内にロアアンカレッジ6Aを配置したものとなっている。
以下、上記した図示左方側のロアアンカレッジ6Aの配設構造について詳しく説明する。ここで、パイプ4は、重力方向に曲げ変形しにくいように高さ方向に長尺な矩形の中空断面形状に形成されており、その図示右方側の一端が、同側のサイドフレーム3Bに貫通して挿通されて一体的に溶着されて固定された状態となっている。また、パイプ4の図示左方側の他端は、同側のサイドフレーム3Aのパイプ結合部3Aaに貫通して挿通されて一体的に溶着されて固定された状態となっており、このパイプ結合部3Aaから外側へと延出した延長部4Aが、パイプ結合部3Aaによって片持ち支持された状態となっている。
そして、ロアアンカレッジ6Aは、その前述した図示下端側の水平方向に延びる一片が、上記パイプ4の延長部4Aの背面に溶着されて固定されており、他端側の後方側へ折り曲げられた片が、サイドフレーム3Aのパイプ結合部3Aaの外側面に溶着されて固定されている。そして、上記したサイドフレーム3Aのパイプ結合部3Aaには、その外側面上に、上記したパイプ4の延長部4Aを外側から囲って延長部4Aを補強するU字状の補強部材5の一端が溶着されて固定されている。
この補強部材5は、延長部4Aの上面と下面と前面とに面当接した状態として延長部4Aを外側から囲う断面U字形状に形成されたものとなっており、その前面に貫通形成されたシート幅方向に長尺状に形成された長孔5Aから延長部4Aの前面を露出させた状態として、この長孔5Aの内周面とこの長孔5A内に露呈する延長部4Aの前面とに跨って溶接が施されることにより、補強部材5と延長部4Aとが互いに一体的に溶着された状態となっている。
したがって、上記補強部材5の設定により、パイプ結合部3Aaに片持ち支持された延長部4Aの支持強度が高められており、この延長部4Aに固定されたロアアンカレッジ6Aによるチャイルドシートの固定強度も高められている。なお、図示右方側のロアアンカレッジ6Bは、パイプ4の両サイドフレーム3A,3Bに両端支持された部位に結合されているため、チャイルドシートの固定強度は高い状態となっている。
ところで、上記した車両用シート1の図示左方側(アウター側)の側部には、同側のサイドフレーム3Aを外側から覆う樹脂製のシールド8が装着されている。このシールド8は、図示左方側のサイドフレーム3Aに対して、幅方向に外側から真っ直ぐに組み付けられてセットされており、この組み付けの際に上記したロアアンカレッジ6Aの固定片6Aaを外部に通して露出させられるようにする通し孔8Aが貫通して形成されている。
ここで、上記したシールド8及び通し孔8Aの形状は、図3〜図4において良く示されている。これらの図に示されるように、通し孔8Aは、そのアウター側のサイドフレーム3A(図1参照)への幅方向への装着によって、ロアアンカレッジ6Aの固定片6Aaを幅方向に真っ直ぐ通して外部に露出させられるようにする形状として、シールド8に形作られた立壁面と座面との角部に跨ってL字状に貫通形成された形に形成されている。
そして、上記したシールド8には、上記した通し孔8Aに蓋をするゴム製のひれ部材8Bが設けられている。このひれ部材8Bは、図4に示すように、シールド8の裏面の形に沿った面形状に形成されており、その通し孔8Aの外周領域を囲う外周部分がシールド8の裏面に結合されて固定された状態となって設けられている。詳しくは、ひれ部材8Bは、その中央に上記シールド8の通し孔8Aと同じ形をしたL字状の通し孔8Baが形成されており、この通し孔8Baの短手方向の一方側の側面からこれと向かい合う他方側の側面に達する位置まで片側から張り出すひれ部位8Bbを有した形状となっている。
このひれ部位8Bbは、図3に示すように、その弾性により、自由状態時には、シールド8の表面と面一状の面を形成する姿勢状態となって保持されるようになっている。また、図4に示すように、ひれ部位8Bbの張り出した先の縁部8Bcは、上記自由状態時において、シールド8の通し孔8Aの他方側の側面8Abとその裏面との角部の形状に嵌まり込む段差状に折れ曲がった形に形成されている。
これにより、ひれ部位8Bbは、シールド8の通し孔8Aの一方側の側面8Aaから他方側の側面8Abに達する位置まで片側から張り出して設けられる状態とされており、常時は、その縁部8Bcが、シールド8の通し孔8Aの他方側の側面8Abとその裏面との角部に嵌まり込むことで、ロアアンカレッジ6Aが通された後のシールド8の通し孔8A全体を隙間なく覆った状態(図1参照)として保持されるようになっている。上記したひれ部位8Bbは、これをシールド8の裏面側へと押し込んで撓ませることにより、シールド8の通し孔8Aを開放して、ロアアンカレッジ6Aをシールド8の通し孔8A内へと通せる状態とする。
そして、ロアアンカレッジ6Aを通した後に、上記押し込んだひれ部位8Bbを元の状態に戻すことにより、シールド8の通し孔8Aをひれ部位8Bbによって隙間なく塞いだ状態として、ロアアンカレッジ6Aの根元部をシールド8とひれ部位8Bbとによって覆い隠して、ロアアンカレッジ6Aの固定片6Aaを外部に露出させた状態とすることができる。ところで、図1に戻って、上記した車両用シート1は、シートクッション3の前下部とフロアとがリンク機構9によりリンク連結されており、シートバック2を前倒しした状態にしてリンク機構9を倒し込みの回転方向にリンク運動させることにより、車両用シート1全体をフロア上の低い位置に畳み込んで格納した状態とすることができるようになっている。なお、この格納構造は公知のものであるため、かかる詳細な説明は省略することとする。
このように、本実施例の車両用シート1によれば、ロアアンカレッジ6Aは、一方のサイドフレーム3Aがクランク状に折り曲げられた形に形成されており、そのパイプ結合部3Aaがシートバック連結部3Abに対して他方のサイドフレーム3B側に偏倚された形とされることで空けられる外側の空きスペースSp内に配置される。したがって、ロアアンカレッジ6Aを幅方向に所定間隔を空けて2個並べて配設しようとする場合に、ロアアンカレッジ6Aとサイドフレーム3Aとが配置の重なりを生じてしまうものにおいても、シート幅を広げることなく、2個のロアアンカレッジ6A,6Bを国際標準規格により定められた所定間隔を空けた状態にして並べて配設することができる。
また、ロアアンカレッジ6Aをシールド8から外部に露出させて設けたことにより、ロアアンカレッジ6Aの根元部をシールド8によって覆い隠すことができる上に、シールド8をコンパクトに設定することができる。また、パイプ4の延長部4Aは、一方のサイドフレーム3Aに対して片持ち支持されているが、ロアアンカレッジ6Aが上記延長部4Aとサイドフレーム3Aのパイプ結合部3Aaとの両者に結合されていることにより、ロアアンカレッジ6Aのシート外側や前方側への引張り荷重に対する支持強度を高めることができる。
また、ひれ部材8Bを、シールド8の通し孔8Aの一方側の側面8Aaから他方側の側面8Abに達する位置まで片側から張り出すように弾性支持した状態で設けたことにより、ひれ部材8Bがシールド8の通し孔8Aの両側の側面から張り出すように構成されたものと比べると、通し孔8A内にひれ部材8Bのふちが露呈しないように構成することができ、ひれ部材8Bによって通し孔8A内に隙間ができないように蓋をすることができる。また、補強部材5によってパイプ4の延長部4Aが補強されることにより、ロアアンカレッジ6Aによるチャイルドシートの固定強度を更に高めることができる。
以上、本発明の実施形態を一つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。例えば、パイプ4の延長部4Aは、パイプ結合部3Aaを貫通するパイプ4の延長部4Aにより構成されるものでなくても良く、パイプ結合部3Aaの外側面に別個に外付けされて固定されるものであってもよい。また、ロアアンカレッジ6Aの配置スペースを確保するために、車両用シート1のアウター側に配されたシートクッション3のサイドフレーム3Aをクランク状に内側に折り曲げた形にして、パイプ結合部3Aaをシートバック連結部3Abに対して他方のサイドフレーム3B側に偏倚させた形としたものを例示したが、インナー側のサイドフレーム3Bのパイプ4とのパイプ結合部3Aaを、アウター側のサイドフレーム3A側に偏倚させて、インナー側においてロアアンカレッジ6Bの配置スペースを確保する構成としたものであってもよい。また、パイプは、矩形の中空断面のものを例示したが、円形、楕円等の他の断面形状に形成されたものであってもよく、また、中空断面のものに限らず中実断面のものであってもよい。
1 車両用シート
2 シートバック
2A,2B サイドフレーム
3 シートクッション
3A,3B サイドフレーム
3Aa パイプ結合部
3Ab シートバック連結部
4 パイプ
4A 延長部
5 補強部材
5A 長孔
6A,6B ロアアンカレッジ
6Aa,6Ba 固定片
7 トップテザーアンカレッジ
7A 固定片
8 シールド
8A 通し孔
8Aa 一方側の側面
8Ab 他方側の側面
8B ひれ部材
8Ba 通し孔
8Bb ひれ部位
8Bc 縁部
9 リンク機構
Sp 空きスペース

Claims (3)

  1. シートクッションの両サイドフレーム間に架け渡されたパイプ上にチャイルドシートを固定するためのロアアンカレッジを備える車両用シートであって、
    前記シートクッションの一方のサイドフレームは、前記パイプと結合されるパイプ結合部と、該パイプ結合部よりもシート幅方向の外側でシートバックと連結されるシートバック連結部と、を有し、前記パイプは前記パイプ結合部よりもシート幅方向の外側へ延長された延長部を有し、該延長部に前記ロアアンカレッジが設定されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記ロアアンカレッジを、前記一方のサイドフレームを外側から覆うシールドから外部に露出させた状態で設けたことを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートであって、
    前記ロアアンカレッジを、前記パイプの延長部と前記一方のサイドフレームの前記パイプ結合部との双方に結合して設けたことを特徴とする車両用シート。
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