JP6450931B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、乗物用シートに関する。
シートバックフレームに固定したブラケットにダイナミックダンパを取付けて、シートの振動を低減しようとする乗物用シートがある。特許文献1には、ブラケットの上端をシートバックフレームのアッパパイプに固定し、ブラケットの下端をシートバックフレームの両サイドフレーム間に架け渡したワイヤに固定した構造が開示されている。ダイナミックダンパは、できるだけシートバックフレームの上部に取付けるのが振動の低減に有効である。よって、ブラケットの上端をシートバックフレームのアッパパイプに直接固定するとともに、ブラケットの下端はなるべく軽量で簡潔な構造でアッパパイプに固定するのが望ましく、ワイヤが利用されている。
特開2003−226179号公報
シートバックフレームに、ダイナミックダンパ取付け用ブラケットだけでなく、シート操作レバー取付け用ブラケットやヘッドレストサポートブラケットの補強プレート、さらには、シートベルトの案内ケース等の部材を固定する必要がある場合がある。かかる場合に、ダイナミックダンパ取付け用ブラケットの下端部を支持するワイヤを効果的に配設して1本のワイヤで複数の部材をシートバックフレームに対して支持する構造が望まれていた。
このような要請に鑑み本発明の課題は、ダイナミックダンパ取付け用ブラケットが固定されたシートバックフレームにおいて、ダイナミックダンパ取付け用ブラケットの一端をシートバックフレームに対して固定するワイヤを他部材の取付け又は補強用に利用することができる構造のシートバックフレームを備えた乗物用シートを提供することにある。
本発明の第1発明は、シートバックフレームに、質量体と弾性体を備えるダイナミックダンパを取付けるためのブラケットの一端部が固定され、該ブラケットの他端部がワイヤを介して前記シートバックフレームに固定された乗物用シートであって、前記ワイヤの少なくとも一端は、他部材を介して前記シートバックフレームに固定されるとともに、前記ワイヤの一部に上記他部材以外の何らかの部材を係止する係止部が設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、1本のワイヤでダイナミックダンパを取付けるためのブラケット以外に少なくとも2つの部材をシートバックフレームに対して固定できるのでシートバックフレームを軽量で簡潔な構造とすることができる。さらに、ブラケットを含む複数の部材間をワイヤで連結するので一体として全体の強度が向上する。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記係止部は、前記ワイヤの一部を屈曲して形成した屈曲部であることを特徴とする。
第2発明によれば、係止部は、別部材を使用することなくワイヤの屈曲により形成されるため、より軽量で簡潔な構造とすることができる。
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記屈曲部は、U字形状をしていることを特徴とする。
第3発明によれば、ワイヤに設けられたU字状の屈曲部に何らかの部材の一部を係止するだけでかかる部材の取付ができるので組付け作業性がよい。
本発明の一実施形態の自動車用シートを斜め前方から見た斜視図である。 上記実施形態のバックフレームを斜め後方から見た斜視図である。 上記実施形態のバックフレームの正面図である。シートベルト及びシートベルトリトラクタは省かれている。 上記実施形態のバックフレームの背面図である。シートベルト及びシートベルトリトラクタは省かれている。 上記実施形態のシートベルトカバーの分解斜視図である。シートベルト及びシートベルトリトラクタは省かれている。
図1〜図5は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、自動車用シートに本発明を適用した例を示す。各図中、矢印により自動車用シートを自動車に取付けたときの各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。本実施形態の自動車用シート1は、着座部となるシートクッション10と、背凭れとなるシートバック20と、頭部を支持するヘッドレスト30と、を備えている。
図1に示すように、シートクッション10とシートバック20とヘッドレスト30は、それぞれ、骨格を成すフレーム11、21、31と、クッション材であるパッド12、22、32と、表皮材である表皮13、23、33と、を備えている。
シートバック20のフレーム21は、鉄製で、上下方向に延びる左サイドフレーム24と、左サイドフレーム24と平行に上下方向に延びる右サイドフレーム25と、左サイドフレーム24の上端部と右サイドフレーム25の上端部を連結するアッパフレーム26と、を備える。さらに、フレーム21は、左サイドフレーム24の下端部と右サイドフレーム25の下端部を連結するロアパイプ27と、左サイドフレーム24の上下方向略中央部と右サイドフレーム25の中央部やや上を連結するセンタパイプ28と、を備える。左サイドフレーム24、右サイドフレーム25、アッパフレーム26、ロアパイプ27、センタパイプ28は、組みつけられて正面視略矩形状に形成されている。ここで、フレーム21が、特許請求の範囲の「シートバックフレーム」に相当する。
左サイドフレーム24は、メイン部24aと、プレート部24bと、を備える。メイン部24aは、シートバック20がシートクッション10に対して標準位置にあるとき、シートクッション10の着座面に平行な面で切った断面が略矩形状の角柱状のフレームである。該矩形状の断面は、下端部から上端部に向かうにつれて左右方向の長さ(短辺の長さ)は変えずに、前後方向の長さ(長辺の長さ)が短くなるように形成されている。メイン部24aが角柱状とされているのは、後述するシートバック20に内蔵されるシートベルトリトラクタ50から繰り出されるシートベルト51を左サイドフレーム24の上部で前方向に向けて折り返して着座者が装着するため、自動車衝突時に着座者から印加される大きな曲げ力に対抗するためである。矩形状の断面が下端部で大きくなっているのは最大の曲げモーメントが発生する部分を強化するためである。メイン部24aの下端部には、シートクッション10のフレーム11に連結するために左方向(シート外側方向)に開いた略U字状断面のプレート部24bが溶接等で取付けられている。
右サイドフレーム25は、メイン部25aと、プレート部25bと、を備える。メイン部25aは、シートバック20がシートクッション10に対して標準位置にあるとき、シートクッション10の着座面に平行な面で切った断面が、左方向(シート内側方向)に開放部を向けた略U字状のフレームである。該略U字状の断面は、下端部から上端部に向かうにつれて前後方向の長さ(U字の閉じ部側の長さ)が短くなるように形成されている。これも左サイドフレーム24と同じく最大の曲げモーメントが発生する部分を強化するためである。メイン部25aの上端部は、アッパフレーム26の縦パイプ部26aの下端部に結合するために、縦パイプ部26aのRより大きいR形状に形成されている。メイン部25aの下端部には、シートクッション10のフレーム11に連結するために左方向(シート内側方向)に開いた略U字状断面のプレート部25bが、メイン部25aの略U字状の断面の内側に当接するように溶接等で取付けられている。プレート部24bとプレート部25bは、それぞれ、リクライナ60を介してシートクッション10のフレーム11後端部に取付けられたロアアーム11aに対して回動可能に取付けられている。
アッパフレーム26は、丸パイプを曲げて縦パイプ部26aの上端部と横パイプ部26bの右端部とを有する正面視でL字状に形成した部材である。縦パイプ部26aの下端部が右サイドフレーム25のメイン部25aの上端部と溶接等で連結され、横パイプ部26bの左端部が左サイドフレーム24のメイン部24aの上端部と溶接等で連結される。ロアパイプ27は、左右方向に延びる丸パイプの左端部を上方に曲げて段差部27aを設けた部材である。ロアパイプ27の右端部は、右サイドフレーム25下のプレート部25bに設けられた左右方向の貫通孔に挿入された状態で溶接等により連結されている。ロアパイプ27の左端部は、左サイドフレーム24のメイン部24aの下端部に設けられた左右方向の貫通孔に挿入された状態で溶接等により連結されている。センタパイプ28は、左右方向に延びる丸パイプの左端部を前方に曲げて段差部28aを設けた部材である。センタパイプ28の右端部は、前後方向につぶされて平面部28bとされ、平面部28bが溶接等で右サイドフレーム25のメイン部25aの後面部に連結されている。センタパイプ28の左端部は、左サイドフレーム24のメイン部24aに設けられた左右方向の貫通孔に挿入された状態で溶接等により連結されている。
アッパフレーム26の横パイプ部26bの前面には、樹脂製のヘッドレストサポート52aを挿入させて支持する角パイプ状のホルダ52が、上下方向に軸線を向けて左右方向中央の左右対称位置に溶接等で連結されている。アッパフレーム26の右上コーナ部には、縦パイプ部26aと横パイプ部26bと右側のホルダ52のそれぞれに溶接等で連結される補強プレート53が取付けられている。アッパフレーム26の左端部が左サイドフレーム24の上端部に連結された左上コーナ部には、左サイドフレーム24のメイン部24aと横パイプ部26bと左側のホルダ52のそれぞれに溶接等で連結される補強プレート53が取付けられている。また、図2に示すように、左右の補強プレート53の後側面のシート内側端部には、折り曲げ加工を施して3次元立体形状に形成された補強ワイヤ54の端部54aがそれぞれ溶接等で取付けられている。また、横パイプ部26b後側には、補強ワイヤ54の中間部54bがそれぞれ溶接等で取付けられている。補強プレート53と補強ワイヤ54は、相俟ってホルダ52の横パイプ部26bへの取付け強度を補強している。補強ワイヤ54は、詳しくは、略M字状に形成したワイヤの両サイド縦棒部分の下端部を側方から見て略U字状になるように折り曲げ加工した形状をしている。端部54aはU字の1つの縦棒部に相当し、中間部54bはM字の両上側頂部に相当する。
図2に示すように、シートバック20のフレーム21の右上部の後側、すなわち、アッパフレーム26の横パイプ部26bと、縦パイプ部26aと、右サイドフレーム25の上部と、センタパイプ28で囲われた領域の後側には、操作レバー取付け用ブラケット55が取付けられている。操作レバー取付け用ブラケット55は、背面視で矩形の額縁状部材である。操作レバー取付け用ブラケット55は、L字状断面の部材を矩形に組み合わせた額縁状部55aと、額縁状部55aの上辺から前方に向かって延設された上脚部55bと、額縁状部55aの左辺から前方に向かって延設された左脚部55cと、額縁状部55aの右辺から前方に向かって延設された右脚部55dと、額縁状部55aの下辺から前方に向かって延設された下脚部55eと、を有する。また、額縁状部55aの下辺にはリクライナ解除用レバー等の操作レバーを取付けるためのシートレバー取付け用ブラケット55fが取付けられている。上脚部55bの前端部はフランジ状に折り曲げられて右側の補強プレート53の後側面に溶接等で連結されている。左脚部55cの前端部はフランジ状に折り曲げられてその前側面に後述する連結ワイヤ56の第1縦部56aが溶接等で連結されている。右脚部55dの前端部はフランジ状に折り曲げられて右サイドフレーム25のメイン部25aの後側面に溶接等で連結されている。下脚部55eの前端部はフランジ状に折り曲げられてセンタパイプ28の後側面に溶接等で連結されている。ここで、操作レバー取付け用ブラケット55と、右側の補強プレート53が、特許請求の範囲の「他部材」に相当する。
図3に示すように、連結ワイヤ56は、1本のワイヤを折り曲げて3次元立体形状に形成したワイヤ部材である。詳しくは、連結ワイヤ56は、右側から上方に向って延びる第1縦部56aと、第1縦部56aの上端部から横パイプ部26bと平行に左方に向って延びる第1横部56bと、第1横部56bの左端部から前上方に向って延びる傾斜部56cと、を備える。さらに、連結ワイヤ56は、傾斜部56cの上端部から下方に延びるとともに、第1横部56bより上でR形状を形成して上方に向って折り返すU字状部56dと、U字状部56dの第1縦部56aとは反対側部分の上端部から上方に向って延びる第2縦部56eと、第2縦部56eの上端部から左方に横パイプ部26bと平行に左方に向って延びる第2横部56fと、を備える。U字状部56dは、左右方向で第1縦部56aと第2横部56fの左端部との間の中央やや左寄りに位置し、上下方向で第1縦部56aの下端部と第2横部56fのほぼ中央に位置する。第1縦部56aは、操作レバー取付け用ブラケット55の左脚部55c前端のフランジ部の前面に溶接等で連結され、第2横部56fは、右側の補強プレート53の前側面の下部に溶接等で連結されている。ここで、連結ワイヤ56が、特許請求の範囲の「ワイヤ」に相当する。また、U字状部56dが、特許請求の範囲の「係止部、屈曲部」に相当する。
ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57は、縦長の矩形状部材で左右方向両側に補強用のリブが形成されている。ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57の上端部は、アッパフレーム26の横パイプ部26bの前側面の左右方向ほぼ中央に溶接等で連結されている。ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57の下端部の前側面は、連結ワイヤ56の第1横部56bの後側面に溶接等で連結されている。そして、ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57の後側面には、ダイナミックダンパ57aがボルトナットで取付けられている。ダイナミックダンパ57aは、重錘57bを上下の弾性体57cを介してフレーム57dに取付けたものである。ここで、ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57が、特許請求の範囲の「ブラケット」に相当する。
図1及び図2に示されるように、シートベルトリトラクタ50は、シートバック20のフレーム21の左側において、ロアパイプ27に固定されたブラケット50aとセンタパイプ28に固定されたブラケット50bに対して取付けられている。フレーム21の左上コーナ部の上側には、シートベルトリトラクタ50から引き出されたシートベルト51をフレーム21背面から正面に向けて折り返して支持するベルト支持ブラケット50cが取付けられている。シートベルトリトラクタ50とベルト支持ブラケット50cの背面側との間には、シートベルト51を内蔵して保持するベルト案内ケース50dが取付けられている。ベルト案内ケース50dは、樹脂製の断面略U字状の長尺部材である前側ケース部材50d1と、同じく樹脂製の断面略U字状の長尺部材である後側ケース部材50d2とを、それぞれ開放部を向かい合わせて組付け略角筒状とした部材である。前側ケース部材50d1の前面部下側には、左右方向から見てL字状の係合部50d3が設けられている。ベルト案内ケース50dは、係合部50d3を連結ワイヤ56のU字状部56dに上方から係合させるとともに、前側ケース部材50d1の上端部をベルト支持ブラケット50cの後下部に係止させることによってフレーム21に取付けられている。この状態で、シートベルトリトラクタ50から引き出されたシートベルト51がベルト案内ケース50dの中を下から上に向って通されるとともに、ベルト支持ブラケット50cの上端で前方向に折り返されて支持されている。着座乗員は、シートベルト51を自分の肩から腰にかけて掛け渡して、シートベルト51の端部に取付けられたタング(図示せず)をシートクッション10のフレーム11に取付けられたバックル(図示せず)に係合させて装着する。ここで、ベルト案内ケース50dが、特許請求の範囲の「他部材以外の何らかの部材」に相当する。
以上のように構成される実施形態は、以下のような作用効果を奏する。連結ワイヤ56は、第1横部56bがダイナミックダンパ取付け用ブラケット57の下端部に、第1縦部56aが操作レバー取付け用ブラケット55の左脚部55cに、第2横部56fが右側の補強プレート53に、それぞれ、溶接等で取付けられている。さらに、連結ワイヤ56のU字状部56dには、ベルト案内ケース50dの係合部50d3が係合されている。これによって、1本の連結ワイヤ56で、ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57と、操作レバー取付け用ブラケット55と、右側の補強プレート53と、ベルト案内ケース50dと、をシートバック20のフレーム21に対して固定できる。これから、シートバック20のフレーム21を軽量で簡潔な構造とすることができる。さらに、ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57を含む複数の部材間を連結ワイヤ56で連結するので一体としてフレーム全体の強度が向上する。さらに、連結ワイヤ56のU字状部56dは、別部材を使用することなくワイヤの屈曲により形成できるため、より軽量で簡潔な構造とすることができるとともに、U字状部56dに係合部50d3を係合させるだけでよいので作業性がよい。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、連結ワイヤ56をダイナミックダンパ取付け用ブラケット57以外に操作レバー取付け用ブラケット55と左側の補強プレート53に溶接等で取付けた。しかし、これに限らず、連結ワイヤ56の一端部を操作レバー取付け用ブラケット55もしくは左側の補強プレート53に取付け、他端部をフレーム21に直接取付けてもよい。
2.上記実施形態においては、連結ワイヤ56にU字状部56dを一つ設けそこにベルト案内ケース50dの係合部50d3を係合させたが、これに限らず、U字状部56dを複数設けてベルト案内ケース50dの複数の係合部50d3に係合させてもよい。さらに、複数のU字状部56dには、ベルト案内ケース50d以外の部材の係合部を係合させてもよい。
3.上記実施形態においては、ダイナミックダンパ取付け用ブラケット57以外の部材を操作レバー取付け用ブラケット55、左側の補強プレート53、ベルト案内ケース50dとしたが、これに限らず、シートバック20のフレーム21に取付ける部材であればどのような部材であってもかまわない。
4.上記実施形態においては、本発明を自動車のシートに適用したが、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
1 自動車用シート
20 シートバック
21 フレーム(シートバックフレーム)
50d ベルト案内ケース(他部材以外の何らかの部材)
53 補強プレート(他部材)
55 操作レバー取付け用ブラケット(他部材)
56d U字状部(係止部、屈曲部)
56 連結ワイヤ(ワイヤ)
57a ダイナミックダンパ
57c 弾性体
57 ダイナミックダンパ取付け用ブラケット(ブラケット)
57b 重錘(質量体)


Claims (1)

  1. シートバックフレームに、質量体と弾性体を備えるダイナミックダンパを取付けるためのブラケットの一端部が固定され、該ブラケットの他端部がワイヤを介して前記シートバックフレームに固定された乗物用シートであって、
    前記ワイヤの少なくとも一端は、他部材を介して前記シートバックフレームに固定されるとともに、前記ワイヤの一部に記他部材以外の何らかの部材に設けられた左右方向から見てL字状の係合部を係止する係止部が設けられており、
    該係止部は、前記ワイヤの一部を屈曲して形成した上方に向かって開口するU字形状をしている屈曲部であって、
    前記係合部の一部が前記屈曲部に対して上方の開口から挿入されて係止されている乗物用シート。
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