JP2019001261A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】製品コストの低減が可能なリトラクター付き車両用シートを提供する。【解決手段】車両用シートは、シートバックと、シートクッションと、を有する。前記シートクッションは、右側フレーム21Rと、左側フレーム21Lと、前記右側フレームと前記左側フレームとを、前記シートクッションの後側で相互に連結する第1パイプ部材22および第2パイプ部材23と、を含む。前記シートクッションは、さらに、前記第1パイプ部材に設けられた第1取り付け部材と、前記第2パイプ部材に設けられた第2取り付け部材32と、前記第1取り付け部材と前記第2取り付け部材とに設置されたリトラクター40と、を有する。【選択図】図4
Description
本発明は車両用シートに関し、特に、シートベルトの巻取り用のリトラクターが取り付けられた車両用シートに適用可能である。
従来から、シートベルトの巻取り用のリトラクターが内蔵された車両用シートが知られている。この種の車両用シートにおいて、リトラクターの取り付け構造が特許文献1ないし特許文献3に開示されている。
特許文献1は、金属製の略矩形の板部材からなるリトラクタ取付ブラケット50に、リトラクタ54を取付けた構成を開示している。
特許文献2は、シートベルトリトラクタ50が、シートバック20のフレーム21の左側において、ロアパイプ27に固定されたブラケット50aとセンタパイプ28に固定されたブラケット50bとに取り付けられた構成を開示している。
特許文献3は、左右の側部フレーム部4が両者の後部側下方でクロスメンバ5によって固定されており、このクロスメンバ5にシートベルト装置のリトラクター12が固定された構成を開示している。
車両には、一般的に、左席(例えば、助手席)および右席(例えば、運転席)が設けられる。左席と右席とにおいて、おのおの専用部品の設計及び作成が必要であると、製品コストの低減が難しくなる。
特許文献1の様に、板部材からなるリトラクタ取付ブラケット50を設ける場合、左席および右席では、シートベルトの位置が左席および右席で異なるため、リトラクタ取付ブランケットは専用部品となる。そのため、左席用および右席用のリトラクタ取付ブラケットの金型が必要となるため、製品コストが高くなってしまう。また、板部材からなるリトラクタ取付ブラケットでは、衝撃荷重の入力強度の伝達は1方向に強いが、衝撃荷重の横方向の強度伝達が弱くなる。
特許文献2の様なブラケット50aの場合も、左席および右席では、取付穴の位置が異なるため、専用部品となる。
特許文献3の様に、クロスメンバ5にシートベルト装置のリトラクター12を設ける場合、リトラクター12の取り付けが不安定となる虞がある。
本発明の目的は、製品コストの低減が可能なリトラクター付き車両用シートを提供することにある。
本発明の概要を簡単に説明すると下記の通りである。
車両用シートは、シートバックと、シートクッションと、を有する。前記シートクッションは、右側フレームと、左側フレームと、前記右側フレームと前記左側フレームとを、前記シートクッションの後側で相互に連結する第1パイプ部材および第2パイプ部材と、を含む。前記シートクッションは、さらに、前記第1パイプ部材に設けられた第1取り付け部材と、前記第2パイプ部材に設けられた第2取り付け部材と、前記第1取り付け部材と前記第2取り付け部材とに設置されたリトラクターと、を有する。
上記リトラクターは、前記第1パイプ部材に設けられた第1取り付け部材と、前記第2パイプ部材に設けられた第2取り付け部材とに固定される。それによって、前記リトラクターの取り付けを確実に行うことが出来る。
また、前記第1取り付け部材および前記第2取り付け部材は、前記第1パイプ部材および前記第2パイプ部材の長手方向の固定位置を任意に変更可能であり、前記リトラクターの取り付け位置も任意に変更可能である。その為、左席および右席のそれぞれが前記第1パイプ部材および前記第2パイプ部材を有する構造である場合、前記第1取り付け部材および前記第2取り付け部材は、左席および右席で共通に利用できる。その結果、左席および右席に対する部品点数の削減が出来るので、左席および右席の製品コストの削減が図れる。
また、リトラクターの取り付けられる前記第1パイプ部材および前記第2パイプ部材は、前記シートクッションの前記右側フレームと前記左側フレームとを、前記シートクッションの後側で相互に連結するので、衝撃荷重の横方向の入力に対しても強い構造となっており、衝撃荷重の入力強度の伝達も効率の良い構造である。
上記本発明の車両用シートによれば、製品コストの低減されたリトラクター付き車両用シートを提供可能である。
以下に、本発明の実施の形態について、各図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。また、図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印RRは車両の後方を示し、矢印LHは車両の左側方を示し、矢印RGは車両の右側方を示すものとする。また、以下の説明においては、特別に断らない限り、前、後や上、下、左、右については、車両に対しての前、後や上、下、左、右を意味するものとする。
図1は、実施例に係る車両用シートレールと左シートの斜視図である。図2は、実施例に係る車両用シートレールと右シートの斜視図である。
図1は、車室内に設置された車両用のシート(左シート)1の骨格部(フレーム)と、左シート1を前後方向にスライド可能に支持する左右一対の車両用のロアシートレール(下部シートレール)4R、4Lを示す図である。ロアシートレール4Rは右側ロアシートレールであり、ロアシートレール4Lは左側ロアシートレールである。
左シート1は、シートクッションフレーム2と、シートバックフレーム3と、を含む。左シート1は、乗員の臀部及び腿部を支持するシートクッションフレーム2の後端部に、乗員の腰部及び背部を支持するシートバックフレーム3が傾動可能に連結されている。
シートクッションフレーム2のシートクッションフレームは、車幅方向の左右に、右側フレーム(右サイドクッションフレーム)21Rおよび左側フレーム(左サイドクッションフレーム)21Lを有する。右側フレーム21Rおよび左側フレーム21Lの下端には、右側アッパーシートレール(上部シートレール)5Rおよび左側アッパーシートレール5Lがねじ部材等によりそれぞれ取り付けられている。右側アッパーシートレール5Rおよび左側アッパーシートレール5Lのそれぞれは、右側ロアシートレール4Rおよび左側ロアシートレール4Lに、スライド調整可能に支持されている。
右側フレーム21Rおよび左側フレーム21Lは、両者の後側下方で、上下に配置される第1および第2パイプ部材22、23によって相互に連結されている。シートバックフレーム3の上端部の中央部分には、ヘッドレストを支持する為のヘッドレストステイ固定部7が設けられる。
鉄などの金属材料からなるロアシートレール4R、4Lは、車体前後方向に略沿って延出する略U字状の断面のシートレールであり、固定部材を用いて取り付けられる。
第1及び第2パイプ部材22、23には、シートベルト装置のリトラクターが設置される。リトラクターから引き出されたシートベルトは、シートバックフレーム3の左側の上端部に設置されたスルーリング固定部8に通され、その先端部が左側フレーム21Lに連結されたプリテンショナー固定部9に連結されている。なお、図1においては、プリテンショナー固定部9のそのものの形状の記載は省略されている。スルーリング固定部8から引き出されたシートベルトの中途部にはシートベルトプレートが通されている。シートベルトプレートは、右側フレーム21Rに設けられたバックル10に脱着可能とされている。
リクライニング装置11は、左側フレーム21Lとシートバックフレーム3との連結部に設けられており、シートクッションフレーム2に対してシートバックフレーム3が傾動可能にされている。
図2は、車室内に設置された車両用のシート(右シート)1dの骨格部(フレーム)と、右シート1dを前後方向にスライド可能に支持する左右一対の車両用のロアシートレール(下部シートレール)4Rd、4Ldを示す図である。ロアシートレール4Rdは右側ロアシートレールであり、ロアシートレール4Ldは左側ロアシートレールである。
右シート1dは、シートクッションフレーム2dと、シートバックフレーム3dとを、含む。右シート1dは、乗員の臀部及び腿部を支持するシートクッションフレーム2dの後端部に、乗員の腰部及び背部を支持するシートバックフレーム3dが傾動可能に連結されている。
シートクッションフレーム2dは、車幅方向の左右に、右側フレーム21Rdおよび左側フレーム21Ldを有する。右側フレーム21Rdおよび左側フレーム21Ldの下端には、右側アッパーシートレール(上部シートレール)5Rdおよび左側アッパーシートレール5Ldがねじ部材等によりそれぞれ取り付けられている。右側アッパーシートレール5Rdおよび左側アッパーシートレール5Ldのそれぞれは、右側ロアシートレール4Rdおよび左側ロアシートレール4Ldに、スライド調整可能に支持されている。
右側フレーム21Rdおよび左側フレーム21Ldは、両者の後部側下方で、上下に配置される第1および第2パイプ部材22d、23dによって相互に連結されている。シートバックフレーム3dの上端部の中央部分には、ヘッドレストを支持する為のヘッドレストステイ固定部7dが設けられる。
鉄などの金属材料からなるロアシートレール4Rd、4Ldは、車体前後方向に略沿って延出する略U字状の断面のシートレールであり、車体のフロア部に設けられた取り付けフレームに、固定部材を用いて取り付けられる。
第1及び第2パイプ部材(第3および第4パイプ部材)22d、23dには、シートベルト装置のリトラクターが設置される。リトラクターは、ロック機構を内蔵する。リトラクターから引き出されたシートベルトは、シートバックフレーム3dの左側の上端部に設置されたスルーリング固定部8dに通され、その先端部が左側フレーム21Ldに連結されたプリテンショナー固定部9dに連結されている。なお、図1においては、プリテンショナー固定部9dのそのものの形状の記載は省略されている。スルーリング固定部8dから引き出されたシートベルトの中途部にはシートベルトプレートが通されている。シートベルトプレートは、右側フレーム21Rdに設けられたバックル10dに脱着可能とされている。
リクライニング装置11dは、左側フレーム21Ldとシートバックフレーム3dとの連結部に設けられており、シートクッションフレーム2dに対してシートバックフレーム3dが傾動可能にされている。
図3は、左シート1および右シート1dの部分的な後方の斜視図である。図4は、左シート1および右シート1dのリトラクター取り付け状態を示す後方の斜視図である。
図3において、第1取り付け部材31は、その前側部分に、リトラクター(40、40d)の上部をねじ等の固定部材で取り付けるための開口部31Hを有し、その後側部分に、第1パイプ部材(22、22d)の外形に嵌め込むことが出来るような曲率を有する2つの凹部31Rを有する。2つの凹部31Rは、第1パイプ部材(22、22d)の長手方向に沿って、第1取り付け部材31の取り付け位置を調整ないし移動可能な形状とされている。第1取り付け部材31は、2つの凹部31Rの2カ所の部分において、第1パイプ部材(22、22d)に溶接などの固定部材により固定される。
一方、第2取り付け部材32も、第1取り付け部材31と同様に、その前側部分に、リトラクター(40、40d)の下部をねじ等の固定部材で取り付けるための開口部32Hを有し、その後側部分に、第2パイプ部材(23、23d)の外形に嵌め込むことが出来るような曲率を有する凹部32Rを有する。凹部32Rは、第2パイプ部材(23、23d)の長手方向に沿って、第2取り付け部材32の取り付け位置を調整ないし移動可能な形状とされている。第2取り付け部材32は、凹部32Rの部分において、第2パイプ部材(23、23d)に溶接などの固定部材により固定される。
左シート1において、第1及び第2パイプ部材22、23には、リトラクターの取り付け部材として、第1取り付け部材31および第2取り付け部材32が溶接などの固定部材により固定設置される。第1取り付け部材31は左側フレーム21Lと第1パイプ部材22との接続部分の近傍、すなわち、第1パイプ部材22の左側に取り付けられる。一方、第2取り付け部材32は、第1パイプ部材22への第1取り付け部材31の取り付け部分から、やや右側において、第2パイプ部材23に取り付けられる。第1取り付け部材31および第2取り付け部材32は、第1及び第2パイプ部材22、23において、左側フレーム21Lに近い左側に取り付けられる。図1から理解できるように、この部分は、シートバックフレーム3の左側の上端部に設置されたスルーリング固定部8の下側のシートクッションフレーム2のフレーム部分に対応している。
一方、右シート1dにおいて、第1及び第2パイプ部材(第3及び第4パイプ部材)22d、23dには、リトラクターの取り付け部材として、左シート1に取り付けられた取り付け部品と同様な第1取り付け部材31および第2取り付け部材32が溶接などの固定部材により固定設置される。第1取り付け部材31は右側フレーム21Rdと第3パイプ部材22dとの接続部分の近傍、すなわち、第3パイプ部材22dの右側に取り付けられる。一方、第2取り付け部材32は、第3パイプ部材22dへの第1取り付け部材31の取り付け部分から、やや左側において、第4パイプ部材23dに取り付けられる。第1取り付け部材31および第2取り付け部材32は、第1及び第2パイプ部材(第3及び第4パイプ部材)22d、23dにおいて、右側フレーム21Rdに近い右側に取り付けられる。図2から理解できるように、この部分は、シートバックフレーム3dの右側の上端部に設置されたスルーリング固定部8dの下側のシートクッションフレーム2dのフレーム部分に対応している。
すなわち、図3に示されるように、第1取り付け部材31および第2取り付け部材32は、車両用シート(1、1d)に、共通に用いられる。そのため、各車両用シート(1、1d)で、専用の取り付け部材を設計及び製造する場合に比べ、リトラクターの取り付け部材の製造コストは低減可能である。さらに、車両用シート(1、1d)の製品コストも低減可能である。
また、第1取り付け部材31および第2取り付け部材32は、その後側に、第1及び第2パイプ部材(22、23、22d、23d)に嵌め込むことが出来るような曲率を有する凹部(31R、32R)を有する構造である。そのため、第1取り付け部材31および第2取り付け部材32は第1及び第2パイプ部材(22、23、22d、23d)の長手方向(車幅方向、左右方向又は水平方向)における取り付け位置は所望に調整することが可能である。
図4の(a)は、左シート1のリトラクター取り付け状態を示す背面図である。図4の(b)は、右シート1dのリトラクター取り付け状態を示す背面図である。
図4の(a)に示されるように、リトラクター(第1リトラクター)40は、図3に示される左シート1の第1取り付け部材31の開口部31Hおよび第2取り付け部材32の開口部32Hに、ねじ等の固定部材により取り付けられる。図4の(a)には、シートベルト41も描かれており、シートベルト41はリトラクター40から、スルーリング固定部8に通され、その先端部が左側フレーム21Lに連結されたプリテンショナー固定部9に連結される。図4の(a)から理解できるように、リトラクター40は、シートベルト41がスルーリング固定部8に向けて、垂直方向からやや左側へ傾けて設けられるように、左シート1の第1取り付け部材31および第2取り付け部材32に固定されている。
同様に、図4の(b)に示されるように、リトラクター(第2リトラクター)40dは、図3に示される右シート1dの第1取り付け部材31の開口部31Hおよび第2取り付け部材32の開口部32Hに、ねじ等の固定部材により取り付けられる。図4の(b)には、シートベルト41dも描かれており、シートベルト41dはリトラクター40dから、スルーリング固定部8dに通され、その先端部が右側フレーム21Rdに連結されたプリテンショナー固定部9dに連結される。図4の(b)から理解できるように、リトラクター40dはシートベルト41dがスルーリング固定部8dに向けて、垂直方向からやや右側へ傾けて設けられるように、右シート1dの第1取り付け部材31および第2取り付け部材32に固定されている。
実施例によれば、以下の効果を得ることが出来る。
第1取り付け部材31および第2取り付け部材32は、車両用シート(1、1d)に、共通に用いられる。そのため、各車両用シート(1、1d)で、専用の取り付け部材を設計及び製造する場合に比べ、リトラクターの取り付け部材の製造コストは低減可能である。さらに、車両用シート(1、1d)の製品コストも低減可能である。
さらに、第1取り付け部材31および第2取り付け部材32は、第1及び第2パイプ部材(22、23、22d、23d)の長手方向(車幅方向、左右方向、または、水平方向)における取り付け位置は所望に調整することが可能である。
また、車両用シート(1、1d)の右側フレーム(21R、21Rd)および左側フレーム(21L、21Ld)は、両者の後側下方で、上下に配置される第1および第2パイプ部材(22、22d)、(23、23d)によって相互に連結されているので、横方向(左右方向)からの衝撃荷重の入力に対しても車両用シート(1、1d)のフレームの剛性が高くされている。そのため、第1および第2パイプ部材(22、22d)、(23、23d)に第1取り付け部材31および第2取り付け部材32を固定設置し、第1取り付け部材31および第2取り付け部材32にリトラクター40を固定するため、前記リトラクターの取り付けを確実に行うことが出来ると共に、板部材(パネル構造)に比べて、入力強度の伝達も効率よく行うことが出来る。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
1:車両用シート(左シート)
1d:車両用シート(右シート)
8、8d:スルーリング固定部
9、9d:プリテンショナー固定部
21R、21Rd:右側フレーム
21L、21Ld:左側フレーム
22、22d:第1パイプ部材
23、23d:第2パイプ部材
31:第1取り付け部材
32:第2取り付け部材
40、40d:リトラクター
41、41d:シートベルト
1d:車両用シート(右シート)
8、8d:スルーリング固定部
9、9d:プリテンショナー固定部
21R、21Rd:右側フレーム
21L、21Ld:左側フレーム
22、22d:第1パイプ部材
23、23d:第2パイプ部材
31:第1取り付け部材
32:第2取り付け部材
40、40d:リトラクター
41、41d:シートベルト
Claims (7)
- シートバックと、シートクッションと、を有し、
前記シートクッションは、
右側フレームと、
左側フレームと、
前記右側フレームと前記左側フレームとを、前記シートクッションの後側で相互に連結する第1パイプ部材および第2パイプ部材と、
前記第1パイプ部材に設けられた第1取り付け部材と、
前記第2パイプ部材に設けられた第2取り付け部材と、
前記第1取り付け部材と前記第2取り付け部材とに設置されたリトラクターと、を有する、
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
前記シートバックは、その左側の上端部に、シートベルト通過部を有し、
前記第1取り付け部材と前記第2取り付け部材とは、前記第1パイプ部材および前記第2パイプ部材において、前記左側フレームに近い左側に設けられる、車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
前記シートバックは、その右側の上端部に、シートベルト通過部を有し、
前記第1取り付け部材と前記第2取り付け部材とは、前記第1パイプ部材および前記第2パイプ部材において、前記左側フレームに近い右側に設けられる、車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
前記第1取り付け部材は、前記リトラクターの上部を固定する為の開口部を有する前側部分と、前記第1パイプ部材が嵌め込まれるような曲率を有する凹部を有する後端部分と、を有し、
前記第2取り付け部材は、前記リトラクターの下部を固定する為の開口部を有する前側部分と、前記第2パイプ部材が嵌め込まれるような曲率を有する凹部を有する後端部分と、を有する、車両用シート。 - 左シートと、右シートと、を有し
前記左シートと前記右シートのおのおのは、
シートバックと、
シートクッションと、を有し、
前記シートクッションは、
右側フレームと、
左側フレームと、
前記右側フレームと前記左側フレームとを、前記シートクッションの後側で相互に連結する第1パイプ部材および第2パイプ部材と、
前記第1パイプ部材に設けられた第1取り付け部材と、
前記第2パイプ部材に設けられた第2取り付け部材と、
前記第1取り付け部材と前記第2取り付け部材とに設置されたリトラクターと、を有する、
ことを特徴とする車両用シート。 - 請求項5に記載の車両用シートにおいて、
前記第1取り付け部材および前記第2取り付け部材は、前記左シートと前記右シートとに、共通に利用される、車両用シート。 - 請求項5に記載の車両用シートにおいて、
前記第1取り付け部材は、前記リトラクターの上部を固定する為の開口部を有する前側部分と、前記第1パイプ部材が嵌め込まれるような曲率を有する凹部を有する後端部分と、を有し、
前記第2取り付け部材は、前記リトラクターの下部を固定する為の開口部を有する前側部分と、前記第2パイプ部材が嵌め込まれるような曲率を有する凹部を有する後端部分と、を有する、車両用シート。
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Citations (2)
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JP2016068720A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日本発條株式会社 | クッションフレーム、車両用シート |
JP2016132292A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
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