JP6281547B2 - 自動車の後部車体構造 - Google Patents
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Description
また、上述の補強部材を、車両側面視でサスペンションレインフォースメントと重なるようにサイドインナパネルに沿って設ける場合、補強部材の剛性を高める目的で、該補強部材に車幅方向外側に屈曲するフランジ部を設けることも考えられるが、この場合には、フランジ部とサスペンションレインフォースメントとが干渉する問題点があった。
また、サスペンションレインフォースメントが、前後方向に延びる上記フランジ部に対して上下方向に交差して延設されることで、これら両者の交差レイアウトを確保することができる。
図面は自動車の後部車体構造を示し、図1は当該後部車体構造を示す側面図、図2は車体外板を取外した状態で示す後部車体構造の斜視図、図3は図2の要部拡大斜視図である。
上述のセンタピラー(図示せず)と、ルーフサイドレール2と、中間ピラー3と、リヤフェンダ5と、サイドシル6(図4参照)とで囲繞された後席ドア開口部8(いわゆる乗降口)を形成すると共に、上述の中間ピラー3と、ルーフサイドレール2の後部と、リヤピラー4の上部前側と、リヤフェンダ5の上部とで囲繞されたクオータウインド用の開口部9(いわゆるウインド開口)を形成している。
一方、車体後部の下側において車幅方向に延びるリヤエンド部を設けている。
そして、車体後部には、上述の左右のリヤピラー4,4(但し、図面では車両右側のリヤピラーのみを示す)と、上側のリヤヘッダ部と、下側のリヤエンド部とで囲繞された荷室開口11(図2参照)が設けられており、この荷室開口11は、図1に示すリフトゲート1で開閉されるように構成している。
このリヤシート13は、後席乗員が着座する着座部を形成するシートクッション13Cと、後席乗員の背もたれ部を形成するシートバック13Bと、後席乗員の頭部を保持するヘッドレスト13Hとを有している。
また、図4に示す車両右側のリヤシート13に着座した後席乗員を拘束するシートベルト装置14を設けている。
該ダンパ支持ブラケット26の下部には、ホイールハウスインナ22の車幅方向内側面との間に閉断面を形成する前後一対の脚部(図示せず)が設けられている。
すなわち、サスペンションレインフォースメント27は、上側部材としてのサスペンションレインアッパ29と、下側部材としてのサスペンションレインロア28とを備えている。
この補強レインフォースメント50は車室側から見てサイドパネルインナアッパ25の裏側(車外側)にスポット溶接手段にて設けられた所謂裏打ちレインである。
上述のウエルドナット53,54に対して、サイドパネルインナアッパ25を介して車室側から上述のボルト44,45を締結することで、リトラクタブラケット41をサイドパネルインナアッパ25を介して補強レインフォースメント50に締結固定することができ、この締結完了時において、補強レインフォースメント50の前部およびリトラクタブラケット41の前上方の取付け部41Fが、図3,図5に示すように、車両側面視でサスペンションレインフォースメント27とオーバラップするように構成され、補強レインフォースメント50の前部は閉断面30,31内に入り込むよう形成されている。
車両の衝突時には、リヤシート13に着座した後席乗員が前のめりになり、シートベルト18には引出し方向(図6の矢印a方向)に荷重がかかる。この時、リトラクタ15の図示しないストッパが作用してシートベルト18の引出しを規制するので、リトラクタ15には図6に矢印bで示す方向に荷重(回転モーメント)がかかる。
また、サスペンションレインフォースメント27が、前後方向に延びる上記フランジ部55aに対して上下方向に交差して延設されることで、これら両者の交差レイアウトを確保することができる。
この発明のサイドインナパネルは、実施例のサイドパネルインナアッパ25に対応し、
以下同様に、
サスペンションレインフォースメントの上側部材は、サスペンションレインアッパ29に対応し、
サスペンションレインフォースメントの下側部材は、サスペンションレインロア28に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
15…リトラクタ
25…サイドパネルインナアッパ(サイドインナパネル)
27…サスペンションレインフォースメント
28…サスペンションレインロア(下側部材)
29…サスペンションレインアッパ(上側部材)
41…リトラクタブラケット
41F,41R…取付け部
50…補強レインフォースメント
55a…フランジ部
60…凹部
Claims (3)
- 車体の後部側壁を形成するサイドインナパネルと、
上記サイドインナパネルにリトラクタブラケットを介して支持されたリトラクタとを有し、
上記リトラクタブラケットは、上記リトラクタの後方と前上方とに上記サイドインナパネルに対する取付け部を備えた自動車の後部車体構造であって、
上記リトラクタブラケットの上記取付け部には、上記サイドインナパネルの車幅方向外側面に沿って補強レインフォースメントが設けられ、
該補強レインフォースメントは、その下縁に車幅方向外側へ屈曲して前後方向に延びるフランジ部が設けられ、
上記サイドインナパネルの外側面に沿って上下方向にサスペンションレインフォースメントが延設され、
該サスペンションレインフォースメントが上記補強レインフォースメントの上記フランジ部と車幅方向外方に離間すると共に、
該サスペンションレインフォースメントが、前後方向に延びる上記フランジ部に対して上下方向に交差して延設され、かつ、上記サスペンションレインフォースメントが補強レインフォースメント本体と接合固定されたことを特徴とする
自動車の後部車体構造。 - 上記サイドインナパネルにおける上記補強レインフォースメントの上記フランジ部の直下には、車両前後方向に延びる凹部が形成された
請求項1記載の自動車の後部車体構造。 - 上記サスペンションレインフォースメントは、上側部材と下側部材とを備え、
上記サスペンションレインフォースメントの上側部材と、上記サスペンションレインフォースメントの下側部材と、上記補強レインフォースメントとが三枚接合されると共に、
該補強レインフォースメントはリヤピラーと接合固定された
請求項1または2に記載の自動車の後部車体構造。
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