JP3519658B2 - リヤフロアクロスメンバ構造 - Google Patents
リヤフロアクロスメンバ構造Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/26—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
- B60N2/28—Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
- B60N2/2887—Fixation to a transversal anchorage bar, e.g. isofix
- B60N2/289—Fixation to a transversal anchorage bar, e.g. isofix coupled to the vehicle frame
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Description
上方に配設したリヤフロアクロスメンバの構造に関し、
特にチャイルドシートを固定するロック金具を取付ける
のに好適なリヤフロアクロスメンバの構造に関するもの
である。
する方式のISO規格として、図4に示すように、車両
用シート20のシートクッション21上にチャイルドシ
ート23を設置し、シートクッション21の後端後部で
かつシートバック22の下端下部の位置に、丸棒をハッ
ト断面形状ないしコ字状に折り曲げ成形したロック金具
24を車体側に固着して配設し、シートクッション21
上に配置したチャイルドシート23の後部下端から後方
に延出した連結具25の後端に設けられた係止溝26内
にロック金具24の先端部を挿入して係合させることに
より、チャイルドシート23を固定するようにしたもの
が提案されている。
ように、車体側のリヤフロア31の左右両側に各一対づ
つ(24a、24b)配設され、各対の外側のロック金
具24aはリヤフロアの両側のリヤタイヤハウスなどの
隆起部32の前端部上面に配設されて略水平に延出さ
れ、内側のロック金具24bはリヤフロア31の中間部
上面に配設されて斜め上方に向けて延出されて、係止溝
26に係合固定する先端部が同一高さとなるように構成
されている。また、これらロック金具24a、24bは
互いに形状が異なり、かつ先端部で所定の強度と剛性が
要求されるとともに位置精度が要求されるため、図6に
示すように、必要な取付強度を確保するためにロック金
具取付板27を用い、これに治具を用いて両ロック金具
24a、24bを位置決めした状態でその基部を溶接固
着し、このロック金具取付板27をリヤフロア31に装
着している。
ンバを配設したものとして、例えば特開平7−1870
11号公報には、左右のリヤストラットタワー間をシー
トバックに一体的に設けられたクロスメンバにて連結す
るとともに、その連結部を着脱機構にて着脱可能に係止
したものが開示されている。
に示したような構成では、ロック金具24を取付けるた
めだけのために所定の強度を確保できる板厚の大きなロ
ック金具取付板27を必要としたり、このロック金具取
付板27にロック金具24を取付ける時に複雑な治具が
必要になり、また両ロック金具24a、24bの形状が
異なり、製作コストが高くなるなど、部品コストや取付
コストが高くなってコスト面で不利であるという問題が
ある。
に開示されたクロスメンバはこのような問題に対する解
決手段を提起するものではない。
イルドシート取付用のロック金具を所要の剛性を確保し
ながら低コストで取付けることができるとともに車体の
走行性能を向上できるリヤフロアクロスメンバ構造を提
供することを目的とする。
スメンバ構造は、リヤフロアの上部でリヤシートの後部
の位置に車体幅方向に延びるクロスメンバを配設し、リ
ヤシートに載置されるチャイルドシートのロック金具を
クロスメンバに固着してその先端部をリヤシートのシー
トクッションとシートバックの間の隙間に臨ませ、前記
クロスメンバの両端部を、リヤフロアの車体幅方向両側
に形成されたリヤタイヤハウス又はリヤストラットタワ
ーに連結固定したことを特徴とする。本発明によれば、
クロスメンバにロック金具を固着しているので高い支持
剛性を容易に確保でき、またロック金具が1本のメンバ
上に取付けられるため、簡単な治具を用いて作業性良く
高いピッチ精度で取付けることができ、また複数対設け
る場合も全てが同一形状の部品となって型費が大幅に削
減できてコストを低減できる。しかも本発明によれば、
クロスメンバによってリヤタイヤハウス又はリヤストラ
ットタワーのたわみ変形を抑えることができ、車体の走
行安定性を向上することができる。
クッションの後端上面とほぼ同じ高さ位置に配設し、ロ
ック金具をクロスメンバから前方に向けて直線状に延出
させると、ロック金具の長さを短くできるとともに、前
面衝突時におけるロック金具の変形を少なく抑えること
ができるため、高い支持剛性を確保できる。
メンバ構造の一実施形態について、図1、図2を参照し
て説明する。
幅方向両側部にはリヤタイヤハウス2の上部が上方に膨
出形成されている。このリヤタイヤハウス2の前部より
前方部には図1に示すようにリヤシート3が配設されて
いる。なお、その後部のリヤフロアメンバ1上の空間は
荷室4とされている。
れたシートクッション6とその後端部から上方に向けて
配設されたシートバック7にて構成されている。シート
バック7の下端部は、シート座部5の後端部に設けられ
たリクライニング機構8にて前後方向にリクライニング
可能に支持されている。リクライニング機構8は、シー
ト座部5上に固定された支持ブラケット9にて枢軸10
を介してヒンジブラケット11を前後に揺動自在に支持
して構成され、かつヒンジブラケット11に形成された
係止歯11aに係止機構(図示せず)を係止することに
よって任意の揺動位置で係止固定できるように構成され
ている。
の後部の位置には、リヤシート3のシートクッション6
の後端上面とほぼ同じ高さ位置に車体幅方向に延びるク
ロスメンバ12が配設され、その両端部がリヤタイヤハ
ウス2上に連結固定されている。クロスメンバ12は、
パイプ材にて構成されるとともに、その両端部は板材を
扁平な凹形状に曲げ加工して構成された取付ブラケット
13の内面に溶接固着され、この取付ブラケット13が
取付ボルト(図示せず)にてリヤタイヤハウス2に締結
固定されている。
置される2席分のチャイルドシート(図示せず)を固定
するための2対のロック金具14が固着されている。ロ
ック金具14は丸棒材を平面視で略コ字状に折り曲げ成
形し、その両端部をパイプから成るクロスメンバ12の
外周に沿うように側面視で円弧状に曲げ成形して取付脚
部14aを形成して構成され、その取付脚部14aをク
ロスメンバ12の外周に溶接固着することによって取付
けられている。こうしてクロスメンバ12に取付けられ
たロック金具14は、クロスメンバから前方に向けて直
線状に延びて先端の係合部がリヤシート3のシートクッ
ション6とシートバック7の間の隙間に臨んでいる。
1上に配設した単一のクロスメンバ12に複数対のロッ
ク金具14を取付けているため、各対のロック金具1
4、14を所定のピッチ精度で位置決めするためのベー
スブラケットや複雑な治具を用いずに低コストで作業性
良く、高いピッチ精度で取付けることができる。また、
各ロック金具14の全てを同一部品にできるので、型費
が大幅に削減できてコストを低減できる。
シートクッション6の後端上面とほぼ同じ高さ位置に配
設しているので、ロック金具14の長さを短くできて高
い支持剛性を確保でき、かつロック金具14を直線状に
延出しているので、前面衝突時におけるロック金具14
の変形を少なく抑えることができ、高い支持剛性を確保
できる。
幅方向の強度及び剛性も向上することができるととも
に、リヤタイヤハウス2のたわみ変形を抑えることがで
きるため、車体の走行安定性を向上することができる。
造をストラットタイプのサスペンション機構を採用した
車両に適用した場合の実施形態について、図3を参照し
て説明する。なお、上記実施形態と同一の構成要素につ
いては同一参照符号を付して説明を省略し、相違点のみ
を説明する。
部を車体両側のリヤタイヤハウス2の上面に連結固定し
た例を示したが、本実施形態では両側のリヤタイヤハウ
ス2の車幅方向内側から上部にかけて膨出形成されてい
るリヤストラットタワー15のアッパーサポート部材1
6、16間をクロスメンバ12にて連結している。その
ため、クロスメンバ12の両端部には、アッパーサポー
ト部材16上面上に重合配置されるとともにその装着穴
16aの周囲を取り囲むように略Y字状に形成した結合
部材17が設けられ、かつこの結合部材17にはアッパ
ーサポート部材16と共締めするようにボルト穴18が
形成されている。
よってリヤストラットタワー15、15間が連結されて
その支持強度を向上することができるとともに、結合部
材17にてアッパーサポート部材16の面剛性を向上で
きるため、リヤストラットタワー15のたわみ変形を抑
えることができ、車体の走行安定性を向上することがで
きる。
よれば、以上のようにリヤフロアの上部でリヤシートの
後部の位置に車体幅方向に延びるクロスメンバを配設
し、リヤシートに載置されるチャイルドシートのロック
金具をクロスメンバに固着してその先端部をリヤシート
のシートクッションとシートバックの間の隙間に臨ませ
たので、クロスメンバにロック金具を固着したことで高
い支持剛性を容易に確保でき、また1本のメンバ上にロ
ック金具を取付けたことで簡単な治具を用いて作業性良
く高いピッチ精度で取付けることができ、また全てのロ
ック金具を同一形状の部品にできて型費が大幅に削減で
き、コストを低減できる。しかも本発明によれば上記ロ
ック金具を取付けるための部材であるクロスメンバによ
って、リヤタイヤハウス又はリヤストラットタワーのた
わみ変形を抑えることができ、車体の走行安定性を向上
することができる。
クッションの後端上面とほぼ同じ高さ位置に配設し、ロ
ック金具をクロスメンバから前方に向けて直線状に延出
させると、ロック金具の長さを短くできるとともに、前
面衝突時におけるロック金具の変形を少なく抑えること
ができるため、高い支持剛性を確保できる。
要部の詳細縦断面図である。
図である。
の部分斜視図である。
全体斜視図、(b)は(a)のB部詳細斜視図である。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 リヤフロアの上部でリヤシートの後部の
位置に車体幅方向に延びるクロスメンバを配設し、リヤ
シートに載置されるチャイルドシートのロック金具をク
ロスメンバに固着してその先端部をリヤシートのシート
クッションとシートバックの間の隙間に臨ませ、前記ク
ロスメンバの両端部を、リヤフロアの車体幅方向両側に
形成されたリヤタイヤハウス又はリヤストラットタワー
に連結固定したことを特徴とするリヤフロアクロスメン
バ構造。 - 【請求項2】 クロスメンバはリヤシートのシートクッ
ションの後端上面とほぼ同じ高さ位置に配設し、ロック
金具をクロスメンバから前方に向けて直線状に延出させ
たことを特徴とする請求項1記載のリヤフロアクロスメ
ンバ構造。
Priority Applications (1)
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JP2000038399A JP3519658B2 (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | リヤフロアクロスメンバ構造 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008279844A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Suzuki Motor Corp | 車両用シートのシートクッション取付け構造 |
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