JP2002225601A - 車両のチャイルドシート支持構造 - Google Patents
車両のチャイルドシート支持構造Info
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- JP2002225601A JP2002225601A JP2001024664A JP2001024664A JP2002225601A JP 2002225601 A JP2002225601 A JP 2002225601A JP 2001024664 A JP2001024664 A JP 2001024664A JP 2001024664 A JP2001024664 A JP 2001024664A JP 2002225601 A JP2002225601 A JP 2002225601A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】チャイルドシートの装着を容易にし、且つ支持
剛性を高める。 【解決手段】シート座面となるシートクッション１１と
シートバック１２の上に載置されたチャイルドシート３
０が、シートベルト１と支持ベルト３３とによりシート
上に固定されている。シートバック１２の上端部１２ａ
には、乗員の頭部後方に配置されるヘッドレスト１３が
着脱自在に取り付けられる。チャイルドシート３０は、
そのシート座面部３１に形成されたベルト切欠部３１ａ
にシートベルト１を挿通してシートベルト１をバックル
に締結することによりシートクッション１１上に固定さ
れると共に、背もたれ部３２の上端部３２ａに連結され
た支持ベルト３３を介してアンカー部４０に固定され
る。アンカー部４０は、ヘッドレスト１３の下端部から
突出する支持ポール１３ａ、又はシートバック１２の上
端部１２ａから突出するポールガイド１４に取り付けら
れる。
剛性を高める。 【解決手段】シート座面となるシートクッション１１と
シートバック１２の上に載置されたチャイルドシート３
０が、シートベルト１と支持ベルト３３とによりシート
上に固定されている。シートバック１２の上端部１２ａ
には、乗員の頭部後方に配置されるヘッドレスト１３が
着脱自在に取り付けられる。チャイルドシート３０は、
そのシート座面部３１に形成されたベルト切欠部３１ａ
にシートベルト１を挿通してシートベルト１をバックル
に締結することによりシートクッション１１上に固定さ
れると共に、背もたれ部３２の上端部３２ａに連結され
た支持ベルト３３を介してアンカー部４０に固定され
る。アンカー部４０は、ヘッドレスト１３の下端部から
突出する支持ポール１３ａ、又はシートバック１２の上
端部１２ａから突出するポールガイド１４に取り付けら
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックにチ
ャイルドシートを支持する車両のチャイルドシート支持
構造に関する。
ャイルドシートを支持する車両のチャイルドシート支持
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平７−８９３８４号公報には、チャ
イルドシート取付用アンカーとリヤシート取付用ブラケ
ットとを車両のクオータパネル間に亘るアッパバックパ
ネルに固定した構成が開示されている。
イルドシート取付用アンカーとリヤシート取付用ブラケ
ットとを車両のクオータパネル間に亘るアッパバックパ
ネルに固定した構成が開示されている。
【０００３】また、特開平１１−３２１４０７号公報に
は、チャイルドシートから延びる支持ベルトを、シート
ベルトバックル部に係合するシートベルトバックル支持
ブラケットからシートバック後面に延びるアンカー部に
係合する構成が開示されている。
は、チャイルドシートから延びる支持ベルトを、シート
ベルトバックル部に係合するシートベルトバックル支持
ブラケットからシートバック後面に延びるアンカー部に
係合する構成が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、チ
ャイルドシートの装着に手間取ったり、構造が複雑なた
めに支持剛性を高める必要がある。また、アンカー部を
フロアに取り付ける構造では荷室空間を狭めることにな
る。
ャイルドシートの装着に手間取ったり、構造が複雑なた
めに支持剛性を高める必要がある。また、アンカー部を
フロアに取り付ける構造では荷室空間を狭めることにな
る。
【０００５】本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、そ
の目的は、チャイルドシートの装着が容易で、且つ支持
剛性を高めることができる車両のチャイルドシート支持
構造を提供することである。
の目的は、チャイルドシートの装着が容易で、且つ支持
剛性を高めることができる車両のチャイルドシート支持
構造を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の車両のチャイルドシート
支持構造は、車両用シートにチャイルドシートを支持す
る車両のチャイルドシート支持構造であって、前記チャ
イルドシートから延びる支持ベルトと係合するアンカー
部を、シートバックを形成するシートバックフレームに
取り付けた。
的を達成するために、本発明の車両のチャイルドシート
支持構造は、車両用シートにチャイルドシートを支持す
る車両のチャイルドシート支持構造であって、前記チャ
イルドシートから延びる支持ベルトと係合するアンカー
部を、シートバックを形成するシートバックフレームに
取り付けた。
【０００７】また、好ましくは、前記シートバックフレ
ームには、乗員の頭部後方に配置されるヘッドレストを
支持するヘッドレスト支持部が設けられ、前記アンカー
部は前記ヘッドレスト支持部に取り付けられている。
ームには、乗員の頭部後方に配置されるヘッドレストを
支持するヘッドレスト支持部が設けられ、前記アンカー
部は前記ヘッドレスト支持部に取り付けられている。
【０００８】また、好ましくは、前記アンカー部は、前
記支持ベルトと係合する係合部を備え、当該係合部が前
記ヘッドレストと前記シートバックの間に位置するよう
に前記アンカー部が取り付けられている。
記支持ベルトと係合する係合部を備え、当該係合部が前
記ヘッドレストと前記シートバックの間に位置するよう
に前記アンカー部が取り付けられている。
【０００９】また、好ましくは、前記ヘッドレスト支持
部は、前記シートバックの上端部に車幅方向に複数設け
られ、前記アンカー部は、当該複数のヘッドレスト支持
部を連結するように、前記シートバックフレームに固定
される。
部は、前記シートバックの上端部に車幅方向に複数設け
られ、前記アンカー部は、当該複数のヘッドレスト支持
部を連結するように、前記シートバックフレームに固定
される。
【００１０】また、好ましくは、前記シートバックフレ
ームは、シートバック外形に沿って延びる外郭フレーム
と、当該外郭フレームを車幅方向に連結する連結フレー
ムとを備え、前記ヘッドレスト支持部は前記外郭フレー
ムの上辺部に固定され、前記ヘッドレスト支持部と連結
フレームとは、補強ブラケットで固定されている。
ームは、シートバック外形に沿って延びる外郭フレーム
と、当該外郭フレームを車幅方向に連結する連結フレー
ムとを備え、前記ヘッドレスト支持部は前記外郭フレー
ムの上辺部に固定され、前記ヘッドレスト支持部と連結
フレームとは、補強ブラケットで固定されている。
【００１１】また、好ましくは、前記補強ブラケット
は、前記ヘッドレスト支持部を連結するように連結フレ
ームに固定されている。
は、前記ヘッドレスト支持部を連結するように連結フレ
ームに固定されている。
【００１２】また、好ましくは、前記ヘッドレスト支持
部は、前記シートバックフレーム上辺部の後面部に固定
されている。
部は、前記シートバックフレーム上辺部の後面部に固定
されている。
【００１３】また、好ましくは、前記ヘッドレストは、
前記ヘッドレスト支持部に着脱自在に取り付けられ、当
該ヘッドレストに設けられたポール部に前記アンカー部
が支持されている。
前記ヘッドレスト支持部に着脱自在に取り付けられ、当
該ヘッドレストに設けられたポール部に前記アンカー部
が支持されている。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、請求項１の発明によれ
ば、チャイルドシートから延びる支持ベルトと係合する
アンカー部を、シートバックを形成するシートバックフ
レームに取り付けたことにより、チャイルドシートの装
着が容易となり、且つ支持剛性を高めることができる。
ば、チャイルドシートから延びる支持ベルトと係合する
アンカー部を、シートバックを形成するシートバックフ
レームに取り付けたことにより、チャイルドシートの装
着が容易となり、且つ支持剛性を高めることができる。
【００１５】請求項２の発明によれば、シートバックフ
レームには、乗員の頭部後方に配置されるヘッドレスト
を支持するヘッドレスト支持部が設けられ、アンカー部
はヘッドレスト支持部に取り付けられていることによ
り、装着が容易で、且つ支持剛性を高めることができ
る。
レームには、乗員の頭部後方に配置されるヘッドレスト
を支持するヘッドレスト支持部が設けられ、アンカー部
はヘッドレスト支持部に取り付けられていることによ
り、装着が容易で、且つ支持剛性を高めることができ
る。
【００１６】請求項３の発明によれば、アンカー部は、
支持ベルトと係合する係合部を備え、当該係合部がヘッ
ドレストとシートバックの間に位置するようにアンカー
部が取り付けられていることにより、チャイルドシート
の装着が容易となる。
支持ベルトと係合する係合部を備え、当該係合部がヘッ
ドレストとシートバックの間に位置するようにアンカー
部が取り付けられていることにより、チャイルドシート
の装着が容易となる。
【００１７】請求項４の発明によれば、ヘッドレスト支
持部は、シートバックの上端部に車幅方向に複数設けら
れ、アンカー部は、当該複数のヘッドレスト支持部を連
結するように、シートバックフレームに固定されること
により、アンカー部の支持剛性を高めることができる。
持部は、シートバックの上端部に車幅方向に複数設けら
れ、アンカー部は、当該複数のヘッドレスト支持部を連
結するように、シートバックフレームに固定されること
により、アンカー部の支持剛性を高めることができる。
【００１８】請求項５の発明によれば、シートバックフ
レームは、シートバック外形に沿って延びる外郭フレー
ムと、当該外郭フレームを車幅方向に連結する連結フレ
ームとを備え、ヘッドレスト支持部は外郭フレームの上
辺部に固定され、ヘッドレスト支持部と連結フレームと
は、補強ブラケットで固定されていることにより、支持
剛性を更に高めることができる。
レームは、シートバック外形に沿って延びる外郭フレー
ムと、当該外郭フレームを車幅方向に連結する連結フレ
ームとを備え、ヘッドレスト支持部は外郭フレームの上
辺部に固定され、ヘッドレスト支持部と連結フレームと
は、補強ブラケットで固定されていることにより、支持
剛性を更に高めることができる。
【００１９】請求項６の発明によれば、補強ブラケット
は、ヘッドレスト支持部を連結するように連結フレーム
に固定されていることにより、支持剛性を更に高めるこ
とができる。
は、ヘッドレスト支持部を連結するように連結フレーム
に固定されていることにより、支持剛性を更に高めるこ
とができる。
【００２０】請求項７の発明によれば、ヘッドレスト支
持部は、シートバックフレーム上辺部の後面部に固定さ
れていることにより、アンカー部の前方への引張荷重に
対してより支持剛性を高めることができる。
持部は、シートバックフレーム上辺部の後面部に固定さ
れていることにより、アンカー部の前方への引張荷重に
対してより支持剛性を高めることができる。
【００２１】請求項８の発明によれば、ヘッドレスト
は、ヘッドレスト支持部に着脱自在に取り付けられ、当
該ヘッドレストに設けられたポール部にアンカー部が支
持されていることにより、ヘッドレストの装着時にアン
カー部を取り付けることができ、装着が容易で、且つ構
造を簡略化できる。
は、ヘッドレスト支持部に着脱自在に取り付けられ、当
該ヘッドレストに設けられたポール部にアンカー部が支
持されていることにより、ヘッドレストの装着時にアン
カー部を取り付けることができ、装着が容易で、且つ構
造を簡略化できる。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
【００２３】尚、以下に説明する実施の形態は、本発明
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。
【００２４】図１に示すように、本実施形態の車両のチ
ャイルドシート支持構造は、シート座面となるシートク
ッション１１とシートバック１２の上に載置されたチャ
イルドシート３０が、シートベルト１と支持ベルト３３
とによりシート上に固定されている。
ャイルドシート支持構造は、シート座面となるシートク
ッション１１とシートバック１２の上に載置されたチャ
イルドシート３０が、シートベルト１と支持ベルト３３
とによりシート上に固定されている。
【００２５】シートバック１２は、背もたれ部としてシ
ートクッション１１に対して車体前後方向に揺動可能な
リクライニング機構を持っており、シートバック１２の
上端部１２ａには、乗員の頭部後方に配置されるヘッド
レスト１３が着脱自在且つ高さ調整可能に取り付けられ
る。
ートクッション１１に対して車体前後方向に揺動可能な
リクライニング機構を持っており、シートバック１２の
上端部１２ａには、乗員の頭部後方に配置されるヘッド
レスト１３が着脱自在且つ高さ調整可能に取り付けられ
る。
【００２６】チャイルドシート３０は、そのシート座面
部３１に形成されたベルト切欠部３１ａにシートベルト
１を挿通してシートベルト１をバックルに締結すること
によりシートクッション１１上に固定されると共に、背
もたれ部３２の上端部３２ａに連結された支持ベルト３
３を介してアンカー部４０に固定される。
部３１に形成されたベルト切欠部３１ａにシートベルト
１を挿通してシートベルト１をバックルに締結すること
によりシートクッション１１上に固定されると共に、背
もたれ部３２の上端部３２ａに連結された支持ベルト３
３を介してアンカー部４０に固定される。
【００２７】アンカー部４０は、ヘッドレスト１３の下
端部から突出する支持ポール１３ａ（図２参照）、又は
シートバック１２の上端部１２ａから突出するポールガ
イド１４（図３参照）に取り付けられる。特に、図３に
示す構造では、アンカー部４０は、シート組み付け時に
予めポールガイド１４に取り付けられるので、例えば、
仕向け国の規制などに応じて、支持ポール１３ａに取り
付ける構造するか、予めポールガイド１４に取り付けて
おく構造とするかを決定することができる。
端部から突出する支持ポール１３ａ（図２参照）、又は
シートバック１２の上端部１２ａから突出するポールガ
イド１４（図３参照）に取り付けられる。特に、図３に
示す構造では、アンカー部４０は、シート組み付け時に
予めポールガイド１４に取り付けられるので、例えば、
仕向け国の規制などに応じて、支持ポール１３ａに取り
付ける構造するか、予めポールガイド１４に取り付けて
おく構造とするかを決定することができる。
【００２８】アンカー部４０には、所望の剛性を有する
薄い金属又はプラスチック材料から構成され、支持ポー
ル１３ａ又はポールガイド１４が挿通される挿通孔４１
がポール又はガイド数に対応して形成されると共に、チ
ャイルドシート３０の背もたれ部３２の上端部３２ａか
ら延びる支持ベルト３３のバックル端部３３ａと係合す
る係合部としてのフック部４２が設けられている。
薄い金属又はプラスチック材料から構成され、支持ポー
ル１３ａ又はポールガイド１４が挿通される挿通孔４１
がポール又はガイド数に対応して形成されると共に、チ
ャイルドシート３０の背もたれ部３２の上端部３２ａか
ら延びる支持ベルト３３のバックル端部３３ａと係合す
る係合部としてのフック部４２が設けられている。
【００２９】また、フック部４２は、チャイルドシート
３０を装着しない状態においても、乗員に邪魔にならな
いようにシートバック１２の前方側に対して突出しない
ように設けられる。この構成により、アンカー部４０を
予め取り外しできないようにポールガイド１４に取り付
けた状態で、チャイルドシート３０を取り付けない場合
であっても、乗員の着座状態を良好に保つことができ
る。
３０を装着しない状態においても、乗員に邪魔にならな
いようにシートバック１２の前方側に対して突出しない
ように設けられる。この構成により、アンカー部４０を
予め取り外しできないようにポールガイド１４に取り付
けた状態で、チャイルドシート３０を取り付けない場合
であっても、乗員の着座状態を良好に保つことができ
る。
【００３０】アンカー部４０は、支持ポール１３ａをポ
ールガイド１４に挿入してヘッドレスト１３をシートバ
ック１２に装着することにより、シートバック１２の上
端部１２ａに取り付けられる。
ールガイド１４に挿入してヘッドレスト１３をシートバ
ック１２に装着することにより、シートバック１２の上
端部１２ａに取り付けられる。
【００３１】図４に示すように、シートバック１２は、
矩形状のシートバックフレーム２１を有し、その車幅方
向に延びる上辺部２２には、ヘッドレスト１３を支持ポ
ール１３ａを介して支持するヘッドレスト支持部として
の中空円筒状のポールガイド１４が上下方向に溶接など
により固定されている。ヘッドレスト１３の支持ポール
１３ａは、ポールガイド１４の中空内部に挿通されてシ
ートバックフレーム２１の上辺部２２に位置決めされて
固定される。
矩形状のシートバックフレーム２１を有し、その車幅方
向に延びる上辺部２２には、ヘッドレスト１３を支持ポ
ール１３ａを介して支持するヘッドレスト支持部として
の中空円筒状のポールガイド１４が上下方向に溶接など
により固定されている。ヘッドレスト１３の支持ポール
１３ａは、ポールガイド１４の中空内部に挿通されてシ
ートバックフレーム２１の上辺部２２に位置決めされて
固定される。
【００３２】アンカー部４０は、ヘッドレスト１３の下
端部とシートバック１２の上端部１２ａの間に挟まれ
て、且つフック部４２がシート前方側に位置されるよう
に取り付けられている。
端部とシートバック１２の上端部１２ａの間に挟まれ
て、且つフック部４２がシート前方側に位置されるよう
に取り付けられている。
【００３３】ポールガイド１４は、シートバックフレー
ム２１の上辺部２２に対して車幅方向に複数（例えば、
２本）離間して設けられており、アンカー部４０は、当
該複数のポールガイド１４を互いに連結するように、ポ
ールガイド１４に挿通されてシートバックフレーム２１
に固定されている。
ム２１の上辺部２２に対して車幅方向に複数（例えば、
２本）離間して設けられており、アンカー部４０は、当
該複数のポールガイド１４を互いに連結するように、ポ
ールガイド１４に挿通されてシートバックフレーム２１
に固定されている。
【００３４】シートバックフレーム２１は、シートバッ
ク外形に沿って形成された外郭フレーム２３と、当該外
郭フレーム２３の向かい合う側辺部を車幅方向に連結す
る連結フレーム２４とを備える。
ク外形に沿って形成された外郭フレーム２３と、当該外
郭フレーム２３の向かい合う側辺部を車幅方向に連結す
る連結フレーム２４とを備える。
【００３５】ポールガイド１４は、外郭フレーム２３の
上辺部２２の前面部に固定されている。
上辺部２２の前面部に固定されている。
【００３６】また、図７乃至図９に示すように、このポ
ールガイド１４と連結フレーム２４とを連結するように
補強ブラケット２５で固定すれば、さらに支持剛性を高
めることができる。
ールガイド１４と連結フレーム２４とを連結するように
補強ブラケット２５で固定すれば、さらに支持剛性を高
めることができる。
【００３７】尚、図１０乃至図１２に示すように、ポー
ルガイド１４を外郭フレーム２３の上辺部２２の後面部
に固定し、このポールガイド１４と連結フレーム２４と
を連結するように補強ブラケット２５で固定すれば、ア
ンカー部４０の前方への引張荷重に対してより支持剛性
を高めることができる。
ルガイド１４を外郭フレーム２３の上辺部２２の後面部
に固定し、このポールガイド１４と連結フレーム２４と
を連結するように補強ブラケット２５で固定すれば、ア
ンカー部４０の前方への引張荷重に対してより支持剛性
を高めることができる。
【００３８】更に、図１３に示すように、補強ブラケッ
ト２５を板状に一体化して、夫々のポールガイド１４に
亘って連結するように連結フレーム２４に固定してもよ
い。
ト２５を板状に一体化して、夫々のポールガイド１４に
亘って連結するように連結フレーム２４に固定してもよ
い。
【００３９】上記実施形態によれば、チャイルドシート
３０の上端部３２ａから延びる支持ベルト３３と係合す
るアンカー部４０を、ヘッドレスト１３を支持するポー
ルガイド１４に取り付けることで支持剛性を高め、ヘッ
ドレスト１３から延びる支持ポール１３ａに取り付ける
ことでヘッドレストの装着時にアンカー部を取り付ける
ことができ、装着が容易で、且つ構造を簡略化できる。
３０の上端部３２ａから延びる支持ベルト３３と係合す
るアンカー部４０を、ヘッドレスト１３を支持するポー
ルガイド１４に取り付けることで支持剛性を高め、ヘッ
ドレスト１３から延びる支持ポール１３ａに取り付ける
ことでヘッドレストの装着時にアンカー部を取り付ける
ことができ、装着が容易で、且つ構造を簡略化できる。
【００４０】また、ポールガイド１４は、シートバック
フレーム２１の上辺部２２に車幅方向に複数設けられ、
アンカー部４０は、当該複数のポールガイド１４を連結
するように、シートバックフレーム２１に固定されるこ
とにより、アンカー部の支持剛性を高めることができ
る。
フレーム２１の上辺部２２に車幅方向に複数設けられ、
アンカー部４０は、当該複数のポールガイド１４を連結
するように、シートバックフレーム２１に固定されるこ
とにより、アンカー部の支持剛性を高めることができ
る。
【００４１】更に、ポールガイド１４と連結フレーム２
４とを補強ブラケット２５で固定し、或いはポールガイ
ド１４を連結するように連結フレーム２４に固定されて
いることにより、支持剛性を更に高めることができる。
４とを補強ブラケット２５で固定し、或いはポールガイ
ド１４を連結するように連結フレーム２４に固定されて
いることにより、支持剛性を更に高めることができる。
【００４２】特に、ポールガイド１４を、シートバック
フレーム２１の上辺部２２の後面部に固定することで、
アンカー部４０の前方への引張荷重に対してより支持剛
性を高めることができる。
フレーム２１の上辺部２２の後面部に固定することで、
アンカー部４０の前方への引張荷重に対してより支持剛
性を高めることができる。
【図１】本実施形態の車両のチャイルドシート支持構造
を示す自動車用シートの斜視図である。
を示す自動車用シートの斜視図である。
【図２】アンカ部の支持構造の一態様を示す断面図であ
る。
る。
【図３】アンカ部の支持構造の他の態様を示す断面図で
ある。
ある。
【図４】本実施形態のシートバックフレームの斜視図で
ある。
ある。
【図５】図４の側面図である。
【図６】図４のポールガイド付近の詳細を示す図であ
る。
る。
【図７】ポールガイドの取付構造の一態様を示す斜視図
である。
である。
【図８】図７のポールガイド付近の詳細を示す図であ
る。
る。
【図９】図８のＩ−Ｉ断面図である。
【図１０】ポールガイドの取付構造の他の態様を示す斜
視図である。
視図である。
【図１１】図１０のポールガイド付近の詳細を示す図で
ある。
ある。
【図１２】図１１のＩＩ−ＩＩ断面図である。
【図１３】補強ブラケットの他の態様を示すポールガイ
ド付近の詳細を示す図である。
ド付近の詳細を示す図である。
１ シートベルト １１ シートクッション １２ シートバック １３ ヘッドレスト １４ ポールガイド ２１ シートバックフレーム ２５ 補強ブラケット ３０ チャイルドシート ３３ 支持ベルト ４０ アンカー部
Claims (8)
- 【請求項１】 車両用シートにチャイルドシートを支持
する車両のチャイルドシート支持構造であって、 前記チャイルドシートから延びる支持ベルトと係合する
アンカー部を、シートバックを形成するシートバックフ
レームに取り付けたことを特徴とする車両のチャイルド
シート支持構造。 - 【請求項２】 前記シートバックフレームには、乗員の
頭部後方に配置されるヘッドレストを支持するヘッドレ
スト支持部が設けられ、前記アンカー部は前記ヘッドレ
スト支持部に取り付けられていることを特徴とする請求
項１に記載の車両のチャイルドシート支持構造。 - 【請求項３】 前記アンカー部は、前記支持ベルトと係
合する係合部を備え、当該係合部が前記ヘッドレストと
前記シートバックの間に位置するように前記アンカー部
が取り付けられていることを特徴とする請求項２に記載
の車両のチャイルドシート支持構造。 - 【請求項４】 前記ヘッドレスト支持部は、前記シート
バックの上端部に車幅方向に複数設けられ、前記アンカ
ー部は、当該複数のヘッドレスト支持部を連結するよう
に、前記シートバックフレームに固定されることを特徴
とする請求項２又は３に記載の車両のチャイルドシート
支持構造。 - 【請求項５】 前記シートバックフレームは、シートバ
ック外形に沿って延びる外郭フレームと、当該外郭フレ
ームを車幅方向に連結する連結フレームとを備え、前記
ヘッドレスト支持部は前記外郭フレームの上辺部に固定
され、前記ヘッドレスト支持部と連結フレームとは、補
強ブラケットで固定されていることを特徴とする請求項
２乃至４のいずれか１項に記載の車両のチャイルドシー
ト支持構造。 - 【請求項６】 前記補強ブラケットは、前記ヘッドレス
ト支持部を連結するように連結フレームに固定されてい
ることを特徴とする請求項２乃至５のいずれか１項に記
載の車両のチャイルドシート支持構造。 - 【請求項７】 前記ヘッドレスト支持部は、前記シート
バックフレーム上辺部の後面部に固定されていることを
特徴とする請求項２乃至６のいずれか１項に記載の車両
のチャイルドシート支持構造。 - 【請求項８】 前記ヘッドレストは、前記ヘッドレスト
支持部に着脱自在に取り付けられ、当該ヘッドレストに
設けられたポール部に前記アンカー部が支持されている
ことを特徴とする請求項２乃至７のいずれか１項に記載
の車両のチャイルドシート支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001024664A JP2002225601A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 車両のチャイルドシート支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001024664A JP2002225601A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 車両のチャイルドシート支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002225601A true JP2002225601A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18889769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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