JPH0761268A - 自動車用シート - Google Patents

自動車用シート

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JPH0761268A
JPH0761268A JP21543493A JP21543493A JPH0761268A JP H0761268 A JPH0761268 A JP H0761268A JP 21543493 A JP21543493 A JP 21543493A JP 21543493 A JP21543493 A JP 21543493A JP H0761268 A JPH0761268 A JP H0761268A
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    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/26Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
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    • B60N2/2803Adaptations for seat belts
    • B60N2/2806Adaptations for seat belts for securing the child seat to the vehicle
    • B60N2/2809Adaptations for seat belts for securing the child seat to the vehicle with additional tether connected to the top of the child seat and passing above the top of the back-rest

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャイルドシート支持用のテザーアンカーハ
ンガ及びシート倒れ防止用のバンドの取付部品点数並び
に取付工数を削減できてコストダウンを図ることができ
ると共に、テザーアンカーハンガによるシートバック表
皮への損傷の発生を防止でき、しかもバンドのぶらつき
を防止し得て外観性の向上を図ることができるようにす
る。 【構成】 チャイルドシート支持用のテザーアンカーフ
ック21が係着されるテザーアンカーハンガ5とシート
バック4の表皮13との間に、シート倒れ防止用のバン
ド6を介在させ、この状態の下でテザーアンカーハンガ
5及びバンド6の一端部をシートバック4に共締めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャイルドシート支持
用のテザーアンカーフックが係着されるテザーアンカー
ハンガと、シートバック及びシートクッションを重ね合
わせた状態で折畳んで車体フロア上に起立配置したとき
の倒れ防止を図るシート倒れ防止用のバンドとを前記シ
ートバックにそれぞれ具備する自動車用シートに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7はこの種の従来の自動車用シート
(リヤシート)30を示すものであって、同図におい
て、31はシートクッション、32はこのシートクッシ
ョン31に対して折畳み可能に構成されたシートバッ
ク、33はシートクッション31及びシートバック32
から成る自動車用シート30上に設置されて使用される
チャイルドシート(子供用シート)である。
【0003】図7に示すように、上述の自動車用シート
30には、そのシートバック32の後面32aの上端縁
箇所にテザーアンカーハンガ34がボルトS1 にて取付
けられると共に、テザーアンカーハンガ34の近傍箇所
(テザーアンカーハンガ34の取付位置とは別の箇所)
にシート倒れ防止用のバンド35の一端部がスクリュー
2 にて回転可能の状態で取付けられている。なお、テ
ザーアンカーハンガ34及びバンド35をそれぞれ取付
けるためのボルトS1 及びスクリューS2 は、通常、シ
ートバック32内に配設された1つのブラケット(図示
せず)に螺着されるように構成されている。
【0004】しかして、チャイルドシート33に形成さ
れたベルト挿通孔33aに支持ベルト36を挿通してそ
の両端を車体側に固定すると共に、チャイルドシート3
3の上端にベルト37を介して連結されたテザーアンカ
ーフック38を前記テザーアンカーハンガ34に係着す
ることにより、チャイルドシート33が自動車用シート
30上に固定状態で設置されるように構成されている。
【0005】また、チャイルドシート33の不使用時に
は、シートバック32をシートクッション31の側に前
傾させて2つ折りに重ね合わせてから図8に示すように
2つ折りの自動車用シート30を車体フロア39上に起
立配置させた状態にすることにより、車室後部のスペー
スを広くし得るようになっている。なお、この場合、シ
ート倒れ防止用バンド35の先端の係着金具40を車体
フロア39のフック部41に引っ掛けることにより、折
り畳み状態の下での自動車用シート30の倒れを防止す
るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来の自動車用シート30では、次のような不具合
がある。すなわち、テザーアンカーハンガ34とバンド
35とは、それぞれ異なる2箇所に別個に取付けなけれ
ばならないため各2組のボルト,ナット,ワッシャ等の
取付部品を必要とする上に、これらの取付作業を個々に
行わなければならないため、部品点数及び作業工数が多
くなるという問題点がある。さらに、ボルトS1 及びス
クリューS2 を螺着するためのブラケットとしては、ボ
ルトS1 及びスクリューS2 の配置領域に十分に対応す
る大型のものを使用しなければなないという問題点もあ
る。
【0007】また、自動車用シート30上にチャイルド
シート33を乗せてこれを固定支持すべくテザーアンカ
ーフック38をテザーアンカーハンガ34に係着しよう
とする際に、操作者の不注意によりテザーアンカーフッ
ク38がテザーアンカーハンガ34付近のシートバック
32の表皮部分32bに不測に当たってこの表皮部分3
2bを傷付けてしまうおそれがある。さらに、テザーア
ンカーフック38がテザーアンカーハンガ34に係着さ
れている状態の下では、自動車の振動やチャイルドシー
ト33に着座している幼児等の動き等により、テザーア
ンカーフック38が前記表皮部分32bに当たってこの
表皮32aを傷付けてしまうおそれもある。
【0008】一方、自動車用シート30の通常状態時す
なわちシート倒れ防止用のバンド35の不使用時には、
このバンド35は固定されることなくスクリューS2
中心に回転可能な状態にあり、車両走行中には図7に示
すように垂れ下がった状態で常にブラブラした動きを生
じ、見栄え(外観性)が非常に悪いのが実状である。
【0009】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、チャイルドシート支持用
のテザーアンカーハンガ及びシート倒れ防止用のバンド
の取付工数並びに取付用のボルト等の部品点数を削減で
きてコストダウンを図ることができると共に、テザーア
ンカーハンガによるシートバック表皮への損傷の発生を
防止でき、しかもバンドのぶらつきを防止し得て外観性
の向上を図ることができるような自動車用シートを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、チャイルドシート支持用のテザーア
ンカーフックが係着されるテザーアンカーハンガと、シ
ートバック及びシートクッションを重ね合わせた状態で
折畳んで車体フロア上に起立配置したときの倒れ防止を
図るシート倒れ防止用のバンドとを前記シートバックに
それぞれ具備する自動車用シートにおいて、前記テザー
アンカーハンガとシートバックの表皮との間に前記バン
ドを介在させて前記テザーアンカーハンガ及びバンドの
一端部を前記シートバックに共締めするようにしてい
る。
【0011】また、本発明では、前記バンドの自由端を
前記シートバックに着脱可能に止着する手段を設け、前
記バンドの自由端が前記シートバックに止着されかつ前
記テザーアンカーハンガに前記テザーアンカーフックが
係着された状態の下では、前記テザーアンカーフックの
真下部に前記バンドが配置されるように構成している。
【0012】
【作用】チャイルドシート支持用のテザーアンカーハン
ガとシート倒れ防止用のバンドとを共締めすることによ
り、取付用のボルト,ナット,ワッシャ等の部品点数及
び取付工数が削減され、ひいてはコストダウンが図られ
る。
【0013】また、テザーアンカーフックがテザーアン
カーハンガに係着した状態の下では、シート倒れ防止用
のバンドがテザーアンカーフックとシートバックの表皮
との間に配置されてテザーアンカーフックの下敷きとし
て機能するため、シートバックの表皮がテザーアンカー
フックにて引っかき傷等の損傷を受けるような事態が回
避される。。
【0014】また、シート倒れ防止用のバンドをシート
バックに対して固定する手段を設けることにより、この
バンドの垂れ下がり及びぶらつきが防止され、その結
果、外観性の向上が図られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図6
を参照して説明する。
【0016】図1は本例の自動車用シート1を示すもの
であって、この自動車用シート1は四輪自動車のリヤシ
ートである。そして、この自動車用シート1上には必要
に応じてチャイルドシート2が載置され、後述の如く、
自動車用シート1上の所定位置に固定支持されるように
構成されている。
【0017】上述の自動車用シート1は、乗員が着座す
るシートクッション3と、着座者の背もたれとなるシー
トバック4とから成り、シートバック4はシートクッシ
ョン3に対して前倒(回動)されて2つ重ねに折畳まれ
ると共に、2つ重ねに折畳まれたシート1が図2に示す
ように起立配置されるようになっている。
【0018】また、図1,図3及び図4に示すように、
前記シートバック4の背面4a側には、その上端縁であ
ってかつ左右方向のほぼ中央箇所に、チャイルドシート
支持用のテザーアンカーハンガ5とシート倒れ防止用の
バンド6の一端部5a,6aが1本のボルト7にて共締
めされている。
【0019】さらに具体的に述べると、まず、チャイル
ドシート支持用のテザーアンカーハンガ5は、図3に明
示するように矩形の鋼製板材の中間部分に段差部8を屈
曲成形してなるものであり、図6に示す如く、一端部5
aにボルト挿通孔9が形成されると共に、他端部5bに
フック係着孔10が形成されている。一方、シート倒れ
防止用のバンド6は可撓性を有する布製部材から成り、
一端部6aにボルト挿通孔11が形成されると共に、他
端部6bに係着金具12が取付けられている。
【0020】そして、上述のテザーアンカーハンガ5及
びバンド6の一端部5a,6aが互いに重ね合わされて
バンド6の一端部6aがシートバック4の後面上部に取
付けられている。すなわち、図6に示すように、シート
フレームFに固着されかつシートバック4の後面上部に
おいてシートバック4の表皮13から一部が露出された
ブラケット14に前記一端部6aが当てがわれ、この状
態の下でこれらの一端部5a,6aのボルト挿通孔9,
11に挿通したボルト7、ワッシャ15及びナット16
にて前記ブラケット14に締付け固定されている。これ
により、テザーアンカーハンガ5及びバンド6が、それ
らの一端部5a,6aにおいてシートバック4に共締め
されており、バンド6はシートバック4の表皮13とテ
ザーアンカーハンガ5との間に介在された状態になって
いる。
【0021】なお、この場合、テザーアンカーハンガ5
は上下方向に沿って延びるように配置され、そのフック
係着孔10が一端部5aの真上箇所であってかつシート
バック4の上端面4bより僅かに低い位置に配置されて
いる。また、バンド6はその一端部6aから上方に向か
うように配置され、その他端部6bの係着金具12がシ
ートバック4の上端面4b上にまで延び得るように構成
されている。
【0022】また、上述のバンド6の他端部6bは、係
着テープ19aと被係着テープ19bとから成るいわゆ
るベルベット式ファスナ19にてシートバック4の上端
面4bに着脱可能に止着されるように構成されている。
すなわち、バンド6の他端部6bには、シートバック4
に対向する側の面であってかつ前記係着金具12の近傍
箇所に係着テープ19aが貼付されており、シートバッ
ク4の上端面4bの所定箇所には前記係着テープ19a
に対応する被係着テープ19bが貼付されている。かく
して、バンド6の係着テープ19aをシートバック4の
被係着テープ19bに係着することにより、バンド6が
その全長に亘ってシートバック4の表皮13に密着され
てシートバック4に対してぶらつきを生じることなく止
着されるようになっている。
【0023】一方、自動車用シート1上に設置されて使
用されるチャイルドシート2には、図1に示すように、
その後部下端の角部にベルト挿通孔20が設けられてい
る。そして、チャイルドシート2の上部中央箇所には、
先端部にテザーアンカーフック21を備えたベルト22
が取付けられている。また、図2に示すように、車体フ
ロア24には自動車シート1に対応する部分に段差部2
5が設けられ、この段差部25にフック部26が設けら
れている。
【0024】このような構成の本例の自動車用シート1
の機能について述べると、次の通りである。
【0025】まず、チャイルドシート2を使用しない通
常の場合には、バンド6の他端部6bをベルベット式フ
ァスナ19にてシートバック4の上端面4bに固定した
状態とし、これにより、係着金具12を含むバンド6の
全体をぶらつきなくシートバック4に止着しておく。こ
のようにすれば、バンド6はシートバック4と一体の状
態となり、バンド6の垂れ下がりやぶらつき等による外
観性の悪化を来すような事態を来さずに済む。
【0026】また、必要に応じて自動車用シート1上に
チャイルドシート2を設置して使用する場合には、ま
ず、自動車用シート1のシートクッション3上にチャイ
ルドシート2を乗せ、チャイルドシート2のベルト挿通
孔20に挿通したベルト27(図1参照)の両端を車体
フロア24に弛みなく適度に緊張させて固定する。
【0027】次いで、テザーアンカーフック21を前記
シートバック4側のテザーアンカーハンガ5に係着す
る。これにより、チャイルドシート2は前記ベルト2
2,27にて自動車用シート1上に固定支持される。
【0028】一方、車室後部のスペースを広くするため
に自動車用シート1を折畳み状態にする場合には、ま
ず、ベルベット式ファスナ19の係合状態を解除し、バ
ンド6の他端部6bを自由状態とする。しかる後、シー
トクッション3とシートバック4との間のロックを解除
してシートバック4を前方に回動させることによりこれ
らを互いに重ね合わせて2つ折りの折畳み状態とし、次
いでこの折畳み状態の自動車用シート1を図2の如く上
下方向に起立させた状態にする。
【0029】これにより、シートバック4の後面4aが
前面側に配置されると共に、テザーアンカーハンガ5及
びバンド6が倒立されて前方側の下部位置に吊下状態で
配置されるため、図2に示すように車体フロア24のフ
ック部26に係着金具12を引っ掛けることにより、自
動車用シート1の倒れ防止を図るようにする。
【0030】このような構成の自動車シート1によれ
ば、テザーアンカーハンガ5及びバンド6を1本のボル
ト7にて共締めするようにしたので、これらを別々に取
付けるようにしていた従来の場合に比べて、ボルト等の
取付部材の部品点数及び取付作業工数を削減できる。し
かも、テザーアンカーハンガ5及びバンド6の取付箇所
は1箇所で済むため、共締め用ボルト7が螺着されるシ
ートバック4内のブラケット14の大きさを小さなもの
にすることが可能となる。その結果、自動車シート1の
コストダウンを図ることができる。
【0031】しかも、本例によれば、自動車シート1の
通常使用時にシート倒れ防止用のバンド6をベルベット
式ファスナ19にてシートクッション4に止着しておく
ことにより、バンド6及びテザーアンカーフック21の
垂れ下がりやぶらつきを防止でき、外観性の向上を図る
ことができる。
【0032】さらに、自動車シート1上へのチャイルド
シート2の設置時においては、テザーアンカーハンガ5
に係着されたテザーアンカーフック21の下部にバンド
6が存在し、テザーアンカーフック21とシートバック
4の表皮13との間にはこのバンド6が介在されること
となる。従って、前記バンド6がテザーアンカーフック
21の下敷き部材としての機能を果たすこととなり、テ
ザーアンカーフック21がシートバック4の表皮13に
直接的に接触するおそれがない。このため、テザーアン
カーハンガ5へのテザーアンカーフック21の係着操作
時にこのテザーアンカーフック21を不用意に取り扱っ
ても、或いは、係着状態の下で自動車の振動等に伴って
テザーアンカーフック21が揺動しても、シートバック
4の表皮13がテザーアンカーフック21にて損傷を受
けるような事態を回避することができる。
【0033】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、既述のテザーアンカーハンガ5,テザーア
ンカーフック21,バンド6等の形状や、テザーアンカ
ーハンガ5及びバンド6の共締め構造は必要に応じて種
々に変更可能である。また、シートバック4へのバンド
6の止着手段としては既述のベルベット式ファスナ19
に限ることなく、スナップやホック等を使用してもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、チャイルドシー
ト支持用のテザーアンカーハンガとシートバックの表皮
との間にシート倒れ防止用のバンドを介在させてテザー
アンカーハンガ及びバンドの一端部をシートバックに共
締めするようにしたものであるから、これらの部材を別
個に2箇所でそれぞれ取付けるようにしていた従来の場
合に比べてボルト等の取付部材の削減を図り得て部品点
数並びに取付工数の削減が可能となり、しかも共締め用
ボルトが螺着されるシートバック内のブラケットの小型
化が可能となるため、自動車用シートのコストダウンを
図ることができる。
【0035】また、本発明の構成によれば、チャイルド
シートを自動車用シート上に固定支持すべくテザーアン
カーフックをテザーアンカーハンガに係着させた状態の
下では、シート倒れ防止用のバンドがシートバックの表
皮とテザーアンカーハンガとの間に介在されてテザーア
ンカーフックの下部に配置されることとなる。その結
果、このバンドがテザーアンカーフックの下敷きとして
機能し、シートバックの表皮とテザーアンカーフックと
の間に擦れを生じてシートバックの表皮が損傷を受けて
しまうような事態を未然に回避できる。
【0036】また、上述のバンドをシートバックに着脱
可能に取付け得るように構成することにより、バンドの
垂れ下がりやぶらつきを防止でき、ひいては外観性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用シートを示す斜視図であ
る。
【図2】前記自動車用シートを折畳んだ状態を示す斜視
図である。
【図3】前記自動車用シートのシートバックの上部部分
を示す斜視図である。
【図4】チャイルドシート支持用のテザーアンカーハン
ガとシート倒れ防止用のバンドとが共締めされている箇
所を示す拡大斜視図である。
【図5】前記バンドのシートバックへの固定手段を示す
拡大斜視図である。
【図6】図4におけるA−A線断面図である。
【図7】従来の自動車用シートを示す斜視図である。
【図8】従来の自動車用シートを折畳んだ状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 自動車用シート 2 チャイルドシート 3 シートクッション 4 シートバック 5 チャイルドシート支持用のテザーアンカーハンガ 6 シート倒れ防止用のバンド 7 ボルト 12 係着金具 13 表皮 14 ブラケット 19 ベルベット式ファスナ 21 チャイルドシート支持用のテザーアンカーフック 26 フック部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャイルドシート支持用のテザーアンカ
    ーフックが係着されるテザーアンカーハンガと、シート
    バック及びシートクッションを重ね合わせた状態で折畳
    んで車体フロア上に起立配置したときの倒れ防止を図る
    シート倒れ防止用のバンドとを前記シートバックにそれ
    ぞれ具備する自動車用シートにおいて、前記テザーアン
    カーハンガとシートバックの表皮との間に前記バンドを
    介在させて前記テザーアンカーハンガ及びバンドの一端
    部を前記シートバックに共締めするようにしたことを特
    徴とする自動車用シート。
  2. 【請求項2】 前記バンドの自由端を前記シートバック
    に着脱可能に止着する手段を設け、前記バンドの自由端
    が前記シートバックに止着されかつ前記テザーアンカー
    ハンガに前記テザーアンカーフックが係着された状態の
    下では、前記テザーアンカーフックの真下部に前記バン
    ドが配置されるように構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の自動車用シート。
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