JP3194143B2 - 格納式リアシートの取付構造 - Google Patents

格納式リアシートの取付構造

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JP3194143B2 JP21543293A JP21543293A JP3194143B2 JP 3194143 B2 JP3194143 B2 JP 3194143B2 JP 21543293 A JP21543293 A JP 21543293A JP 21543293 A JP21543293 A JP 21543293A JP 3194143 B2 JP3194143 B2 JP 3194143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は格納式リアシートの取付
構造に関し、詳しくはシートバックのステーを枢支結合
するブラケットのフロアに対する取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】出願人は、先に四節回転リン
ク機構を備えた、操作性に優れた格納式リアシートを提
案した(特願平5−212675号参照)。このシート
は、シートバックのステーを支持するブラケットがシー
トクッションの下方に配置されているため、このブラケ
ットをシートクッションのレッグよりも先にフロアに取
り付けなければならない。そこで、シートバックをロッ
ク機構によって起立位置に保持するとともに、シートク
ッションをシートバックに折り重ねて両者をベルトなど
で拘束してから、ブラケットをボルトでフロアに固定し
ている。しかし、このボルトの締結は、シートが後方へ
倒れようとするのを体で支えながら行わなければなら
ず、作業性が極めて悪い。本発明は、このような事情に
鑑み、折り重ねたシートバックとシートクッションを起
立状態に仮止めしておける格納式リアシートの取付構造
を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、シートバックの下端から下方へ延出するス
テーと、該ステーを枢支結合するフロアにネジ類により
固定したブラケットと、上記シートバックに枢支結合し
たシートクッションと、該シートクッションと上記フロ
アにそれぞれ両端を枢支結合したレッグと、上記ステー
のブラケットに対する回動を規制するロック機構とを備
、該ロック機構を解除し、上記シートバックと共に上
記ステーと上記レッグを前方に倒すことにより、フロア
上に折り畳み可能とした格納式リアシートにおいて、上
記フロアにTスタッドを稙設するとともに、上記ブラケ
ットのフロアに該ネジ類により固定される面の前端から
舌片を一対延長させて、該一対の舌片の間に該Tスタッ
ドを係合した後、上記ブラケットを該ネジ類によりフロ
アに固定したことにある
【0004】
【実施例】図7に本発明の格納式リアシートを示す。こ
のシート1はシートバック2の下端にステー3を備えて
おり、該ステー3を、フロアパネル4に設置したブラケ
ット5にピン6で枢支結合してある。一方、シートクッ
ション7は側面にブラケット8を備えており、該ブラケ
ット8をピン9でシートバック2に枢支結合してある。
さらに、シートクッション7は前部にレッグ10を備
え、該レッグ10の両端をピン11,12でシートクッ
ション7とブラケット13に枢支結合してある。すなわ
ち、このリアシート1は 四節回転リンク機構によって
フロアパネル4に設置してある。ところで、シートバッ
ク2はロック機構(図示せず)によってピン6に対する
回動を規制され起立位置に保持されるようにしてある。
いま、このロック機構を解除しシートバック2を前方へ
倒すと、レッグ10も前方へ倒れ、シートバック2がシ
ートクッション7に折り重なって格納されることになる
(図8参照)。なお、シートバック2はこの位置でもロ
ック機構によって拘束されるようにしてある。
【0005】シートバック2は、実際には図3に示すよ
うにステー3を左右に備えており、このうち、左側のス
テー3Lの回動を規制すべく左側のブラケット5Lに上
記ロック機構を設置してある。右側のステー3Rは単に
ブラケット5Rに枢支結合してあるだけである。左側の
ブラケット5Lは下端に折り曲げ部14を備え、該折り
曲げ部14の前端に舌片15を一対延設して係止部16
を形成してある。一方、右側のブラケット5Rには下方
に向けて切り起こし片17を設けてある。レッグ10は
コ字型に形成してあり、その両端にブラケット13をそ
れぞれ設置してある。このうち、左側のブラケット13
Lに下方に向けて切り起こし片18を設けてある。
【0006】このリアシート1は次のようにしてフロア
に取り付けられる。まず、シートバック2をロック機構
によって起立位置に保持するとともに、シートクッショ
ン7を図1に示すように起してシートバック2に折り重
ね両者をベルトなどで拘束しておく。ついで、左側のブ
ラケット5Lの係止部16を、フロアパネル4に植設し
たTスタッド19に係合させるとともに、右側のブラケ
ット5Rの切り起こし片17をフロアパネルの孔20に
係合させる。これによって、シート1は起立状態に保持
されたまま、左右のブラケット5L,5Rの位置決めも
行われる。この状態で、これらブラケット5の孔21と
フロアパネル4の孔22にボルト(図示せず)を通し、
ブラケット5をフロアパネル4に固定する。その後、図
2に示すようにシートバック7を前方に回転させ、左側
のブラケット13Lの切り起こし片18をフロアパネル
の孔23に係合させてから、左右のブラケット13も同
様にボルトで固定する。
【0007】なお、本実施例では、フロアパネル4の段
部4aに対当して左側のブラケット5Lを右側のブラケ
ット5よりも高くしてあるが、本発明はこのような構造
に限定されるものではない。また、フロアパネル4の、
後方側のブラケット5の取付面も前下がりの傾斜を付け
る必要はない。
【0008】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、フロアに稙
設したTスタッドに、ブラケットの前端に設けた一対の
舌片を係合させるだけで、シートを起立状態に保持で
き、また、ブラケットのフロアにネジ類により固定され
る面の延長線上に一対の舌片を設けたので、舌片をTス
タッドに係合させれば近傍のネジ穴の位置が自動的に一
致するので、ブラケットの取付が容易になり、作業性の
大幅な向上を図ることができる。また、一対の舌片は、
ブラケットのフロアへの取付面を延長して形成するだけ
なので、従来に比べて加工工数を増加させることなく、
容易に形成することが可能である。同様にフロア側もT
スタッドを溶接するだけなので、フロア側を大きく変更
する必要がなく、スペースもほとんど必要としない為、
容易に変更が可能となる。また、上記一対の舌片とTス
タッドの組み合わせによれば、フロア上面への突出量を
最小限に押さえることができ、本案のようにフロア上に
折り畳み可能なシートに対しても、シートクッションや
ステーとの干渉を防ぐことができる。更に、請求項2に
よれば、他方のブラケットにフロアに対して少なくとも
後方向の規制が可能な位置決め手段を設けたので、一方
のブラケットに設けた一対の舌片が外れる方向、すなわ
ち車両後方への力がかかった場合でも、他方のブラケッ
トの位置決め手段により、一対の舌片がTスタッドから
外れるのを防ぐことができる。更に、請求項3によれ
ば、フロアに設けた孔と、該孔に係合可能なブラケット
に設けた切り起こし片により、他方のブラケットに位置
決め手段を設けたことにより、加工が容易にでき、フロ
ア上方への突出量も増加させることなく位置決め手段を
設けることが可能となる。また、上記ブラケットは、上
記係合手段によりフロアに仮止めされた後、従来同様ボ
ルトなどのネジ類で、固定されるため、従来のシートの
取付強度を保ちながら、かつ仮止めにより取付け強度を
更に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリアシートの取付手順の第1ステップ
を示す図である。
【図2】同第2ステップを示す図である。
【図3】同リアシートの斜視図である。
【図4】図2に示した点線枠D内を拡大して示す図であ
る。
【図5】図3に示したブラケットを矢印A方向から見た
図である。
【図6】図3に示したブラケットを矢印B方向から見た
図である。
【図7】図3に示したリアシートを矢印C方向から見た
図である。
【図8】図7のリアシートに示したリアシートの格納状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 リアシート 2 シートバック 3 ステー 4 フロアパネル 5 ブラケット 6 ピン 7 シートクッション 8 ブラケット 9 ピン 10 レッグ 11 ピン 12 ピン 13 ブラケット 14 折り曲げ部 15 舌片 16 係止部 17 切り起こし片 18 切り起こし片 19 Sスタッド 20 孔 21 孔 22 孔 23 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/30 B60N 2/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの下端から下方へ延出する
    ステーと、該ステーを枢支結合するフロアにネジ類によ
    固定したブラケットと、上記シートバックに枢支結合
    したシートクッションと、該シートクッションと上記フ
    ロアにそれぞれ両端を枢支結合したレッグと、上記ステ
    ーのブラケットに対する回動を規制するロック機構とを
    備え、該ロック機構を解除し、上記シートバックと共に
    上記ステーと上記レッグを前方に倒すことにより、フロ
    ア上に折り畳み可能とした格納式リアシートにおいて、
    上記フロアにTスタッドを稙設するとともに、上記ブラ
    ケットのフロアに該ネジ類により固定される面の前端か
    ら舌片を一対延長させて、該一対の舌片の間に該Tスタ
    ッドを係合した後、上記ブラケットを該ネジ類によりフ
    ロアに固定したことを特徴とする格納式リアシートの取
    付構造。
  2. 【請求項2】 上記シートバックは両側部に上記ステー
    と該ステーを枢支結合するブラケットを備え、一方のブ
    ラケットに上記一対の舌片を設け、他方のブラケットに
    は上記フロアに対して少なくとも後方向の規制が可能な
    位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の格納式リアシートの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記位置決め手段が、フロアに設けた孔
    と、該孔に係合可能な上記ブラケットに設けた切り起こ
    し片であることを特徴とする請求項に記載の格納式リ
    アシートの取付構造。
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