JPH10315910A - 自動車用可倒式シート - Google Patents
自動車用可倒式シートInfo
- Publication number
- JPH10315910A JPH10315910A JP12383897A JP12383897A JPH10315910A JP H10315910 A JPH10315910 A JP H10315910A JP 12383897 A JP12383897 A JP 12383897A JP 12383897 A JP12383897 A JP 12383897A JP H10315910 A JPH10315910 A JP H10315910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- belt buckle
- seat cushion
- cushion
- seat back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/58—Seat coverings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートバックを前倒しにして、シートを収納
したときに、シートクッションに装備されているシート
ベルトバックルをシートクッションに設けた収納スペー
スに収納できるようにしたこと。 【解決手段】 シートバックを前倒可能に構成し、この
シートバックの前倒動作に連動して、シートクッション
を前方下方向のフロア上に移動可能に構成した自動車用
可倒式シートにおいて、シートベルトバックル９に装着
されたベルト１２の端部をシートバック３とシートクッ
ション２の間を通してシート１後方のフロア４に固定す
るとともに、このシートクッション２の上面に、シート
ベルトバックル９が収納される収納スペースを形成した
構造。
したときに、シートクッションに装備されているシート
ベルトバックルをシートクッションに設けた収納スペー
スに収納できるようにしたこと。 【解決手段】 シートバックを前倒可能に構成し、この
シートバックの前倒動作に連動して、シートクッション
を前方下方向のフロア上に移動可能に構成した自動車用
可倒式シートにおいて、シートベルトバックル９に装着
されたベルト１２の端部をシートバック３とシートクッ
ション２の間を通してシート１後方のフロア４に固定す
るとともに、このシートクッション２の上面に、シート
ベルトバックル９が収納される収納スペースを形成した
構造。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックを前
倒可能に構成して、シートを収納状態に保持することが
できるようにした自動車用可倒式シートに関し、詳しく
は、シートバックを前倒しにして、シートを収納したと
きに、シートクッションに装備されているシートベルト
バックルをシートクッションに設けた収納スペースに収
納できるようにした自動車用可倒式シートに関する。
倒可能に構成して、シートを収納状態に保持することが
できるようにした自動車用可倒式シートに関し、詳しく
は、シートバックを前倒しにして、シートを収納したと
きに、シートクッションに装備されているシートベルト
バックルをシートクッションに設けた収納スペースに収
納できるようにした自動車用可倒式シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車のリヤシートには、荷台を拡大す
るためにシートバックを可倒式にしたものがある。図１
１はこのような可倒式シートを示したもので、シートク
ッション１００に対して、シートバック１０１を前倒し
可能に構成しており、このシートバック１０１を倒した
とき、シートクッション１００に備えられたシートベル
ト用のシートベルトバックル１０２が、図１２に示すよ
うに、シートクッション１００とシートバック１０１の
間に挟み込まれることになる。
るためにシートバックを可倒式にしたものがある。図１
１はこのような可倒式シートを示したもので、シートク
ッション１００に対して、シートバック１０１を前倒し
可能に構成しており、このシートバック１０１を倒した
とき、シートクッション１００に備えられたシートベル
ト用のシートベルトバックル１０２が、図１２に示すよ
うに、シートクッション１００とシートバック１０１の
間に挟み込まれることになる。
【０００３】上記のような可倒式シートでは、シートバ
ック１０１を倒したときに室内空間を広げるため、これ
と同時にシートクッション１００も脚部を折曲げること
により、二点鎖線で示すように前方下方向に略平行移動
してフロア上に収納されるようにしている。
ック１０１を倒したときに室内空間を広げるため、これ
と同時にシートクッション１００も脚部を折曲げること
により、二点鎖線で示すように前方下方向に略平行移動
してフロア上に収納されるようにしている。
【０００４】ところで、シートベルトバックル１０２
は、図１３に示すように、シートクッション１００とシ
ートバック１０１の隙間からシートベルトバックル１０
２のベルト１０３を通し、このベルト１０３の一端に装
着された取付金具１０４をフロア１０５上面にボルト１
０６およびナット１０６ａを介して固定している。
は、図１３に示すように、シートクッション１００とシ
ートバック１０１の隙間からシートベルトバックル１０
２のベルト１０３を通し、このベルト１０３の一端に装
着された取付金具１０４をフロア１０５上面にボルト１
０６およびナット１０６ａを介して固定している。
【０００５】このため、シートバック１０１を倒したと
き、シートクッション１００の移動にともなって、シー
トベルトバックル１０２が後方に引かれ、図１４および
図１５に示すようにシートクッション１００とシートバ
ック１０１の後端部相互間に挟み込まれる。このシート
ベルトバックル１０２のベルト１０３は、図１６に示す
ようにシートクッション１００の後端部に両端部を縫合
されて装着されたバンド１０７に通して配置している。
き、シートクッション１００の移動にともなって、シー
トベルトバックル１０２が後方に引かれ、図１４および
図１５に示すようにシートクッション１００とシートバ
ック１０１の後端部相互間に挟み込まれる。このシート
ベルトバックル１０２のベルト１０３は、図１６に示す
ようにシートクッション１００の後端部に両端部を縫合
されて装着されたバンド１０７に通して配置している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術では、シートバック１０１を倒してシー
トを収納状態に保持した後、シートバック１０１を起こ
したとき、シートクッション１００の表皮にシートベル
トバックル１０２のしわが発生していた。また、シート
ベルトバックル１０２のベルト１０３をバンド１０７に
通すための作業が困難であった。
ような従来技術では、シートバック１０１を倒してシー
トを収納状態に保持した後、シートバック１０１を起こ
したとき、シートクッション１００の表皮にシートベル
トバックル１０２のしわが発生していた。また、シート
ベルトバックル１０２のベルト１０３をバンド１０７に
通すための作業が困難であった。
【０００７】本発明は上記課題を解決し、シートバック
を前倒しにして、シートを収納したときに、シートクッ
ションに装備されているシートベルトバックルをシート
クッションに設けた収納スペースに収納できるようにし
た自動車用可倒式シートを提供することを目的とする。
を前倒しにして、シートを収納したときに、シートクッ
ションに装備されているシートベルトバックルをシート
クッションに設けた収納スペースに収納できるようにし
た自動車用可倒式シートを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、シートバックを前倒可能に構成し、このシー
トバックの前倒動作に連動して、シートクッションを前
方下方向のフロア上に移動可能に構成した自動車用可倒
式シートにおいて、シートベルトバックルに装着された
ベルトの端部をシートバックとシートクッションの間を
通してシート後方のフロアに固定するとともに、このシ
ートクッションの上面に、シートベルトバックルが収納
される収納スペースを形成したことにある。また、本発
明は、上記シートクッションの後端部に、シートベルト
バックルに装着されたベルトを係脱可能にガイドするフ
ックを装着したことにある。さらに、本発明は、上記収
納スペースとしてシートクッションの上面に形成された
収納凹部にケースを配設し、このケースの後端部に上記
フックを装着したことにある。
するため、シートバックを前倒可能に構成し、このシー
トバックの前倒動作に連動して、シートクッションを前
方下方向のフロア上に移動可能に構成した自動車用可倒
式シートにおいて、シートベルトバックルに装着された
ベルトの端部をシートバックとシートクッションの間を
通してシート後方のフロアに固定するとともに、このシ
ートクッションの上面に、シートベルトバックルが収納
される収納スペースを形成したことにある。また、本発
明は、上記シートクッションの後端部に、シートベルト
バックルに装着されたベルトを係脱可能にガイドするフ
ックを装着したことにある。さらに、本発明は、上記収
納スペースとしてシートクッションの上面に形成された
収納凹部にケースを配設し、このケースの後端部に上記
フックを装着したことにある。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
参照しながら詳細に説明する。
【００１０】図１において、１は左右分割可倒式リヤシ
ートであり、シートクッション２に対してシートバック
３が前倒れ可能に構成されている。この可倒式リヤシー
ト１は、フロア４に装着されたベースプレート５に、回
動可能に取り付けられたアーム６を介してシートバック
３が装着されており、このシートバック３の下端部に連
動プレート７を介してシートクッション２の後端部が連
結されている。シートクッション２の前端部には、フロ
ア４との間を連結するリンク８が装着されている。
ートであり、シートクッション２に対してシートバック
３が前倒れ可能に構成されている。この可倒式リヤシー
ト１は、フロア４に装着されたベースプレート５に、回
動可能に取り付けられたアーム６を介してシートバック
３が装着されており、このシートバック３の下端部に連
動プレート７を介してシートクッション２の後端部が連
結されている。シートクッション２の前端部には、フロ
ア４との間を連結するリンク８が装着されている。
【００１１】上記シートクッション２の上面後端部に
は、シートベルト用のシートベルトバックル９が取り付
けられている片側に収納凹部１０が設けられており、こ
の収納凹部１０にケース１１が内装されている。このケ
ース１１は合成樹脂製の容器で、図２に示すように、少
なくともシートベルトバックル９の厚み分の深さを有
し、シートベルトバックル９の面積よりも広く形成され
ている。このケース１１は前端部と側部にそれぞれフラ
ンジ１１ａを有し、後端部には、Ｒ状の凸部１１ｂが設
けられている。
は、シートベルト用のシートベルトバックル９が取り付
けられている片側に収納凹部１０が設けられており、こ
の収納凹部１０にケース１１が内装されている。このケ
ース１１は合成樹脂製の容器で、図２に示すように、少
なくともシートベルトバックル９の厚み分の深さを有
し、シートベルトバックル９の面積よりも広く形成され
ている。このケース１１は前端部と側部にそれぞれフラ
ンジ１１ａを有し、後端部には、Ｒ状の凸部１１ｂが設
けられている。
【００１２】上記シートベルトバックル９が装着された
ベルト１２は、シートクッション２とシートバック３の
間を通して可倒式リヤシート１後方に引き出されてお
り、このベルト１２の端部には、図３および図５に示す
ように、取付金具１３が装着されている。この取付金具
１３はネジ１４を介して可倒式リヤシート１後方のフロ
ア４に固定されている。可倒式リヤシート１のシートク
ッション２後面には、合成樹脂製のフック１５がネジ１
６を介してネジ止めされており、このフック１５は一端
部にシートクッション２後面に当接する折曲げ部１５ａ
が設けられている。上記シートベルトバックル９のベル
ト１２は、折曲げ部１５ａを通して係脱可能にフック１
５に取り付けられており、フック１５の中間部１５ｂの
内側にガイドされてスライド可能に取り付けられてい
る。フック１５を留めるネジ１６は、フック１５の他端
部１５ｃに設けられた穴１５ｄに通して、シートクッシ
ョン２の後面に埋設したブラケット１７に螺合すること
によって固定されている。
ベルト１２は、シートクッション２とシートバック３の
間を通して可倒式リヤシート１後方に引き出されてお
り、このベルト１２の端部には、図３および図５に示す
ように、取付金具１３が装着されている。この取付金具
１３はネジ１４を介して可倒式リヤシート１後方のフロ
ア４に固定されている。可倒式リヤシート１のシートク
ッション２後面には、合成樹脂製のフック１５がネジ１
６を介してネジ止めされており、このフック１５は一端
部にシートクッション２後面に当接する折曲げ部１５ａ
が設けられている。上記シートベルトバックル９のベル
ト１２は、折曲げ部１５ａを通して係脱可能にフック１
５に取り付けられており、フック１５の中間部１５ｂの
内側にガイドされてスライド可能に取り付けられてい
る。フック１５を留めるネジ１６は、フック１５の他端
部１５ｃに設けられた穴１５ｄに通して、シートクッシ
ョン２の後面に埋設したブラケット１７に螺合すること
によって固定されている。
【００１３】上記構成による自動車用可倒式シートによ
ると、シートバック３を前倒し操作すると、図５に示す
ように、シートバック３が→→と前方に倒れるに
したがって、シートクッション２も図示矢視方向に移動
する。そして、シートクッション２が前方下方向に移動
すると、シートベルトバックル９はベルト１２の長さが
変わらないので、後方に引っ張られ、シートクッション
２に対して、相対的に後方に移動する。これによって、
フック１５に沿ってベルト１２が引かれて、シートバッ
ク３が完全に倒れた状態で、図６および図７に示すよう
にケース１１内にシートベルトバックル９が収納され
る。こうして、シートベルトバックル９はケース１１内
に収納されるので、シートバック３を前倒しした場合に
もシートバック３とシートクッション２の間に挟まれな
いことから、シートクッション２の表面の表皮にしわ等
ができることがない。
ると、シートバック３を前倒し操作すると、図５に示す
ように、シートバック３が→→と前方に倒れるに
したがって、シートクッション２も図示矢視方向に移動
する。そして、シートクッション２が前方下方向に移動
すると、シートベルトバックル９はベルト１２の長さが
変わらないので、後方に引っ張られ、シートクッション
２に対して、相対的に後方に移動する。これによって、
フック１５に沿ってベルト１２が引かれて、シートバッ
ク３が完全に倒れた状態で、図６および図７に示すよう
にケース１１内にシートベルトバックル９が収納され
る。こうして、シートベルトバックル９はケース１１内
に収納されるので、シートバック３を前倒しした場合に
もシートバック３とシートクッション２の間に挟まれな
いことから、シートクッション２の表面の表皮にしわ等
ができることがない。
【００１４】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、たとえば、図８および図９に示すよ
うに、ケース１１を省略してシートクッション２の収納
凹部１０に、直にシートベルトバックル９を収納させる
ようにしても良い。また、図１０に示すようにケース１
１の後部側の凸部１１ｂの後面に縦壁部１１ｃを垂下し
てこの縦壁部１１ｃにフック１５を、直接、ネジ１６で
ネジ止めしても良い。これによって、フック１５をケー
ス１１に予め取り付けることができるので、フック１５
の取付位置が決まり、シートベルトバックル９を確実に
ケース１１内にガイドすることができる。この場合、ケ
ース１１の固定は、ケース１１に設けられた取付穴１８
にネジ１９を介してシートクッション２に固定すること
ができる。
れるものではなく、たとえば、図８および図９に示すよ
うに、ケース１１を省略してシートクッション２の収納
凹部１０に、直にシートベルトバックル９を収納させる
ようにしても良い。また、図１０に示すようにケース１
１の後部側の凸部１１ｂの後面に縦壁部１１ｃを垂下し
てこの縦壁部１１ｃにフック１５を、直接、ネジ１６で
ネジ止めしても良い。これによって、フック１５をケー
ス１１に予め取り付けることができるので、フック１５
の取付位置が決まり、シートベルトバックル９を確実に
ケース１１内にガイドすることができる。この場合、ケ
ース１１の固定は、ケース１１に設けられた取付穴１８
にネジ１９を介してシートクッション２に固定すること
ができる。
【００１５】上記の実施の形態によると、シートバック
３の前倒し操作に伴って、シートベルトバックル９をシ
ートクッション２の収納凹部１０あるいはケース１１内
に収納することができるので、シートクッション２の表
面に配設された表皮等に、しわ等ができることがない。
また、シートバック３の前倒し操作に際して、シートベ
ルトバックル９が引っかかることがないので、シートバ
ック３を完全に前倒しすることができる。さらに、フッ
ク１５に対してシートベルトバックル９のベルト１２を
容易に取り付けることができるので、シートベルトバッ
クル９の取り付け作業を容易に行うことができる。な
お、上記の実施の形態では、リヤシートに対して本発明
を適用したが、折り畳み式のシートであれば、リヤシー
トに限定されるものではない。また、ケース１１の形状
も任意に選定することができる。
３の前倒し操作に伴って、シートベルトバックル９をシ
ートクッション２の収納凹部１０あるいはケース１１内
に収納することができるので、シートクッション２の表
面に配設された表皮等に、しわ等ができることがない。
また、シートバック３の前倒し操作に際して、シートベ
ルトバックル９が引っかかることがないので、シートバ
ック３を完全に前倒しすることができる。さらに、フッ
ク１５に対してシートベルトバックル９のベルト１２を
容易に取り付けることができるので、シートベルトバッ
クル９の取り付け作業を容易に行うことができる。な
お、上記の実施の形態では、リヤシートに対して本発明
を適用したが、折り畳み式のシートであれば、リヤシー
トに限定されるものではない。また、ケース１１の形状
も任意に選定することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用可倒式シートによると、以下のような効果を奏するこ
とができる。請求項１において、シートバックを前倒可
能に構成し、このシートバックの前倒動作に連動して、
シートクッションを前方下方向のフロア上に移動可能に
構成した自動車用可倒式シートにおいて、シートベルト
バックルに装着されたベルトの端部をシートバックとシ
ートクッションの間を通してシート後方のフロアに固定
するとともに、このシートクッションの上面に、シート
ベルトバックルが収納される収納スペースを形成したの
で、シートバックを前倒ししたときに、自動的にシート
ベルトバックルを収納スペースに収納できることから、
従来、シートベルトバックルによってシートクッション
表面に生じていた、しわを防ぐことができる。請求項２
において、シートクッションの後端部に、シートベルト
バックルに装着されたベルトを係脱可能にガイドするフ
ックを装着したので、シートベルトバックルを収納スペ
ースに導くことができる。また、シートベルトバックル
のベルトを容易にフックに通すことができることから、
シートベルトバックルのベルトをフックに通す作業が容
易となる。請求項３において、収納スペースとしてシー
トクッションの上面に形成された収納凹部にケースを配
設し、このケースの後端部に上記フックを装着したの
で、ケース内に確実にシートベルトバックルを導くこと
ができる。また、フックは予めケースに装着しておくこ
とができるので、組み付け工数の削減を図ることができ
る。
用可倒式シートによると、以下のような効果を奏するこ
とができる。請求項１において、シートバックを前倒可
能に構成し、このシートバックの前倒動作に連動して、
シートクッションを前方下方向のフロア上に移動可能に
構成した自動車用可倒式シートにおいて、シートベルト
バックルに装着されたベルトの端部をシートバックとシ
ートクッションの間を通してシート後方のフロアに固定
するとともに、このシートクッションの上面に、シート
ベルトバックルが収納される収納スペースを形成したの
で、シートバックを前倒ししたときに、自動的にシート
ベルトバックルを収納スペースに収納できることから、
従来、シートベルトバックルによってシートクッション
表面に生じていた、しわを防ぐことができる。請求項２
において、シートクッションの後端部に、シートベルト
バックルに装着されたベルトを係脱可能にガイドするフ
ックを装着したので、シートベルトバックルを収納スペ
ースに導くことができる。また、シートベルトバックル
のベルトを容易にフックに通すことができることから、
シートベルトバックルのベルトをフックに通す作業が容
易となる。請求項３において、収納スペースとしてシー
トクッションの上面に形成された収納凹部にケースを配
設し、このケースの後端部に上記フックを装着したの
で、ケース内に確実にシートベルトバックルを導くこと
ができる。また、フックは予めケースに装着しておくこ
とができるので、組み付け工数の削減を図ることができ
る。
【図１】本発明の実施の形態による自動車用可倒式シー
トを示す斜視図である。
トを示す斜視図である。
【図２】図１のシートベルトバックル収納用ケースを示
す拡大斜視図である。
す拡大斜視図である。
【図３】図１の後面側に設けられたシートベルトバック
ルをガイドするフックを示す部分拡大斜視図である。
ルをガイドするフックを示す部分拡大斜視図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図１の自動車用可倒式シートの動作を示す概念
図である。
図である。
【図６】図１のシートベルトバックルがシートベルトバ
ックル収納用ケース内に収納された状態を示す部分断面
図である。
ックル収納用ケース内に収納された状態を示す部分断面
図である。
【図７】図６のＢ−Ｂ線断面図である。
【図８】本発明の他の実施例による自動車用可倒式シー
トを示す部分拡大斜視図である。
トを示す部分拡大斜視図である。
【図９】図８のＣ−Ｃ線断面図である。
【図１０】シートベルトバックル収納用ケースの他の実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図１１】従来の自動車用可倒式シートを示す斜視図で
ある。
ある。
【図１２】従来の自動車用可倒式シートのシートバック
を倒した状態を示す斜視図である。
を倒した状態を示す斜視図である。
【図１３】図１１の矢視方向の側面図である。
【図１４】図１２の矢視方向の側面図である。
【図１５】図１４のＤ−Ｄ線断面図である。
【図１６】シートベルトバックルのベルトをガイドする
バンドを示す斜視図である。
バンドを示す斜視図である。
１ 可倒式リヤシート（シート） ２ シートクッション ３ シートバック ４ フロア ５ ベースプレート ６ アーム ７ 連動プレート ８ リンク ９ シートベルトバックル １０ 収納凹部（収納スペース） １１ ケース（収納スペース） １２ ベルト １３ 取付金具 １４ ネジ １５ フック
Claims (3)
- 【請求項１】 シートバックを前倒可能に構成し、この
シートバックの前倒動作に連動して、シートクッション
を前方下方向のフロア上に移動可能に構成した自動車用
可倒式シートにおいて、シートベルトバックルに装着さ
れたベルトの端部をシートバックとシートクッションの
間を通してシート後方のフロアに固定するとともに、こ
のシートクッションの上面に、シートベルトバックルが
収納される収納スペースを形成したことを特徴とする自
動車用可倒式シート。 - 【請求項２】 上記シートクッションの後端部に、シー
トベルトバックルに装着されたベルトを係脱可能にガイ
ドするフックを装着したことを特徴とする請求項１に記
載の自動車用可倒式シート。 - 【請求項３】 上記収納スペースとしてシートクッショ
ンの上面に形成された収納凹部にケースを配設し、この
ケースの後端部に上記フックを装着したことを特徴とす
る請求項１に記載の自動車用可倒式シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12383897A JPH10315910A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 自動車用可倒式シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12383897A JPH10315910A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 自動車用可倒式シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10315910A true JPH10315910A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14870642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12383897A Pending JPH10315910A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 自動車用可倒式シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10315910A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2885851A1 (fr) * | 2005-05-19 | 2006-11-24 | Cera | Ensemble de siege comprenant une couche d'occultation du bloc de ceinture |
| JP2008044515A (ja) * | 2006-08-15 | 2008-02-28 | Mazda Motor Corp | 車両用シートベルト装置 |
| KR100861045B1 (ko) * | 2007-08-22 | 2008-09-30 | 쌍용자동차 주식회사 | 자동차 리어시트 벨트 수납 포켓 |
| JP2010047155A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Nissan Motor Co Ltd | 乗員保護装置 |
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| JP2013039883A (ja) * | 2011-08-18 | 2013-02-28 | Tachi S Co Ltd | 自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダー |
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| FR3028466A1 (fr) * | 2014-11-19 | 2016-05-20 | Renault Sa | Banquette automobile, ensemble de banquette, portion de coiffe de banquette et vehicule equipe d'une telle banquette |
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-
1997
- 1997-05-14 JP JP12383897A patent/JPH10315910A/ja active Pending
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