JP3180645B2 - 荷室ボード - Google Patents

荷室ボード

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JP3180645B2 JP33335095A JP33335095A JP3180645B2 JP 3180645 B2 JP3180645 B2 JP 3180645B2 JP 33335095 A JP33335095 A JP 33335095A JP 33335095 A JP33335095 A JP 33335095A JP 3180645 B2 JP3180645 B2 JP 3180645B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のリ
アシートと荷室フロアの端部との間に生じる隙間を覆い
隠す荷室ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】ワゴン車など、図11に示されるように
客室1と荷室2とが連続している車体3をもつ自動車に
は、荷室2のフロア2aを、フロントシート4,リアシ
ート5が据付けられた客室1のフロア1aより高い位置
に配置させた車体構造を用いたものがある。
【0003】このような自動車では、図11に示される
ように荷室2を構成するフロア2aの前方の端部がリア
シート5の後側から立ち上がるようになる。なお、2b
はその前方端部となるフロア2aの縦壁を示す。
【0004】このため、荷室2のフロア2aの前方端部
とリアシート5との間に隙間tが生じる。このままだ
と、リアシート5の後側の段差(隙間t)が露出してし
まい、使い勝手を向上させ、且つ良好な外観を保つため
に同隙間tを覆い隠す必要がある。
【0005】このとき、シートクッション5a、シート
バック5b(いずれもリアシート5を構成するもの)が
定位置から動かないリアシート5であれば、簡単に隙間
tを覆い隠せるものの、シートクッション5aが車体前
後方向にスライド可能、シートバック5bが前後方向に
傾動可能であるリアシート5だと、シートクッション5
aのスライド機能、シートバック5bの傾動機能も確保
しなければならない都合上、工夫が必要である。
【0006】そこで、こうしたスライド,傾動可能なリ
アシート5が搭載される自動車では、図12に示される
ように荷室ボード6を用いて、リアシート5とフロア2
aの縦壁2bとの間の隙間部分を上側から遮蔽すること
が行われている。
【0007】具体的には、荷室ボード6には、フロア2
aの上面に隙間tを覆うような外形を有するボード本体
7を載置し、このボード本体7の上面全面にシートバッ
ク5bの後面下部から延ばした支持帯、例えばカーペッ
ト生地で構成された帯体7を取着した構造が採用されて
いる。
【0008】この構造により、図12(a)から図12
(b)のようにリアシート5が車体前後方向にスライド
しても、同図中の矢印のようにシートバック5bを車体
前(後)方向に傾動させても、常に隙間tが、フロア2
a上を摺動するボード本体7によって上側から覆われる
ようにしてある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構造だ
と、ボード本体7から加わる荷重は、カーペット生地、
さらには縫製部分を通じて、シートバック5bに加わる
ために、ボート本体7とシートバック5bとの間に在る
カーペット部分にかなり荷重が集中しやすい。
【0010】特に荷室ボード6は、図12(b)に示さ
れるように荷室2の一部として荷8を載せて使用するこ
ともあるので、かなり負担が強いられる。実開昭64−
5878号公報では、ボード本体をシートクッションに
連結する構造ではあるが、シート側に専用のヒンジブラ
ケットを設け、ボード側に同ヒンジブラケットに組み合
うヒンジ部品を設けて、ボード本体を回動自在に支持す
る構造が提案されており、この構造を適用することが考
えられる。
【0011】ところが、この構造だと、シートとボード
本体との間のヒンジは、荷重に耐えうるようになるが、
かなり複雑な構造となり、コスト的にかなりの負担を受
ける。
【0012】このため、強度の面と構造の面との両立が
行える改善が求められている。本発明は上記事情に着目
してなされたもので、その目的とするところは、簡便な
構造で、シートクッションのスライド機能、シートバッ
クの傾動機能の確保、さらには十分な支持剛性を得て、
シートと荷室フロアの前方端部との間に形成される隙間
を覆い隠すことができる荷室ボードを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、荷室ボードを、荷室フロ
の上面に摺動自在に載置され、シートと荷室フロアの
前方端部との間の隙間を覆い、前方の端部がシートバッ
クの後面に延び、かつ該端部に客室フロア側に折曲され
てなる係止部をもつボード本体を有した構造とし、この
ボード本体の係止部を、シートバックの後面から口部を
通じシートバックに形成された空所部に挿入してシート
バックに係止され、ボート本体をシートのスライド、傾
動に連動して隙間を覆った状態のまま車体前後方向に
位させる構成にしたことにある。
【0014】請求項1に記載の発明によると、シートク
ッションが車体前後方向へスライド、シートバックが車
体前後方向へ傾動すると、係止部が、口部の開口端、空
所の内面などで車体前後方向に押し引きされて、荷室フ
ロアに載置されているボード本体を車体前後方向へ変位
させる。
【0015】これにより、常に隙間は、シートクッショ
ン,シートバックの動きと連動するボード本体にて覆わ
れるようになる。したがって、ボード本体にフロア側に
折曲させるという係止部を設け、この係止部をシートバ
ック後面から内部の空所部に挿入して係止させるという
簡便な構造で、シートクッションのスライド機能、シー
トバックの傾動機能を確保しつつ、シートと荷室フロア
の前方端部との間の隙間を覆い隠せる。しかも、ボード
本体は、係止部で、直接、シートバックに支持されるか
ら、支持剛性は十分である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図6に
示す第1の実施形態にもとづいて説明する。但し、図面
において、車体構造に関しては、先の「従来の技術」の
項で述べたのと同じなので、この部分については同一の
符号を付して、その説明を省略することにする。
【0017】図1は、図11に示したような例えばワゴ
ン車などの客室1と荷室2とが連続した自動車の車室内
を示していて、図中10は客室1の幅方向全体に沿って
配設されたリアシートである。
【0018】このリアシート10は、車幅方向中間から
分割されている。これら分割されたシート10a,10
bは、いずれも客室1のフロア1aに据付けた車体前後
方向にスライド可能なシートクッション11とこのシー
トクッション11に車体前後方向に傾動可能に枢支され
たシートバック12とを有して構成してある。なお、シ
ートバック12には、例えばバックパネル方式の構造が
採用してある。
【0019】そして、これらシート10a,10bと、
該シート10a,10bの後方に在るフロア2a(荷室
2)の縦壁2bとの間には、それら間に形成される隙間
tを上側から覆い隠すようにそれぞれ荷室ボード13
a,13bが設けられ、異なる高さ位置の客室1のフロ
ア1aと荷室2のフロア2aとの採用で生じる境界部の
段差を見えなくしている。
【0020】これら荷室ボード13a,13bには、い
ずれも同じ構造が採用されている。そこで、そのうちの
片側、例えば荷室ボード13a回りの構造だけについて
説明すれば、荷室ボード13aは、フロア2aの上面に
載置されるボード本体14を有している。
【0021】このボード本体14は、図2に示されるよ
うに車体前後方向に延びる板形状をなしていて、隙間t
を覆うのに必要な大きさを有している。なお、ボード本
体14の前後長はシートクッション11のスライド量、
シートバック12の傾動量にもとづき定めてある。
【0022】このボード本体14のシート側の例えば端
部両側、すなわち前端部両側には、例えば先端がフロア
側(下側)に逆L字形に折り曲げられた帯板状の一対の
フック15,15が突設されている。
【0023】これらフック15,15により、ボード本
体14の先端部に係止部16を構成してある。またシー
トバック12の後面の、例えばフロア2aを延長した線
と交わる部位には、係止部16を受ける受部17が形成
してある。
【0024】この受部17には、バックパネル方式のシ
ートバック12を利用した構造が用いてある。すなわ
ち、バックパネル方式のシートバック12とは、図3に
示されるように例えばパイプ部材で枠状に組んでなるバ
ックフレーム18に、同フレーム18の開口を覆うよう
にバックパネル19を固着し、このバックパネル19の
背面を除く部位にシート部材であるパッド20、表皮2
1を設けて、シートバック全体を構成する構造をいう。
【0025】そして、この外部に露出するバックパネル
14の背面には、係止部16,16と対応する下部両側
に位置して、一対の通孔22,22(口部に相当)が穿
設してある。
【0026】通孔22,22は、いずれもフック先端が
挿通自在な長方形の開口をなしている。またこれら通孔
22,22と対向するパッド20の部位は、図4および
図5にも示されるように凹状に成形されている。
【0027】この凹状部で形成される空間を用いて、バ
ックパネル14とパッド20との間に通孔22と連通す
る空所部23を形成している。そして、上記荷室ボード
13aのフック15,15が、通孔17,17からこの
空所部23,23内に挿入されて、荷室ボート端を受け
止めている。
【0028】すなわち、通孔22の開口端で、フック1
5,15の下方へ曲る先端部(係止部16)を係止させ
る構造となっている。この構造により、シートクッショ
ン11が車体前方向にスライドするときは、フック15
が通孔22の開口端と係止して、荷室ボード13aを車
体前方向へ引くようにしてある。逆にシートクッション
11が車体後方にスライドするときは、フック15が空
所部23の内面と係止して、荷室ボード13aを車体後
方向へ押すようにしてある。なお、通孔22の開口端と
荷室ボード端との当接により、荷室ボード13aを車体
後方へ変位させるようにしても構わない。
【0029】さらにこの係止により、シートバック12
が車体前方向に傾動するときは、通孔22の開口端が、
係止部分回りを変位しながらフック15と係止し続ける
という挙動にて、荷室ボード13aを車体前方向へ引く
ようにしてある。逆にシートバック12が車体後方向に
傾動するときは、フック15が空所部23の内面と係止
して、荷室ボード13aを車体前方向へ押すようにして
ある。
【0030】これにより、シートクッション11のスラ
イド、シートバック12の傾動に連動して、隙間tを覆
ったまま荷室ボード13aを車体前後方向に変位させる
構造にしている。
【0031】空所部23のフック15と当接する内面部
分には、バックフレーム18に支持された受部材、例え
ば板金製のプレート24が設けられていて、パッド部分
に負担を与えないようにしてある。
【0032】なお、ボード本体14の上面は、下端が下
方へ延長するようにしてバックパネル19の背面に取着
された化粧部材、例えば荷室2のフロア2aに敷いたカ
ーペット(図示しない)と組み合うカーペット25で覆
われ、荷室ボード14を荷室2のフロア2aの一部とす
る外観してある。
【0033】つぎに、作用について説明する。例えばシ
ート10aを車体前方へスライドさせたとする。このと
きには、図4(a),(b)に示されるようにフック1
5は通孔22の開口端と当接(係止)する状態が続き、
荷室ボード13aはその状態のまま車体前方向へ引かれ
る。
【0034】ここで、荷室ボード13aは、あらかじめ
隙間tを覆うのに必要な全長を有しているから、隙間t
の上側を覆いながらフロア2a上を車体前方向へ摺動す
ることになる。
【0035】またシート10を元の位置に戻すべく車体
後方へスライドさせれば、図4中、拡大した図面中の二
点鎖線で示されるようにフック15がプレート24に当
接して、荷室ボード13aは車体後方へ押される。
【0036】つまり、荷室ボード13aは同様に隙間t
の上側を覆いながらフロア2a上を車体後方向へ摺動す
ることになる。また例えば図4(b)に示す状態から、
図5に示されるようにシートバック12を前側に倒せ
ば、フック15と係止している通孔22の開口端は、シ
ートバック12の回動にしたがい、図6に示されるよう
にフック15の根元部回りを係止し続けながら変位し
て、荷室ボード13aを車体前方向へ引く。
【0037】ここで、荷室ボード13aは、先にも述べ
たように隙間tを覆うのに必要な全長を有しているか
ら、隙間tの上側を覆いながらフロア2a上を車体前方
向へ摺動することになる。
【0038】またシートクバック12を元の位置に戻す
べく車体後方へ回動させれば、図6中の二点鎖線で示さ
れるようにフック15がプレート24に当接して、荷室
ボード13aは車体後方へ押される。
【0039】つまり、荷室ボード13aは同様に隙間t
の上側を覆いながらフロア2a上を車体後方向へ摺動す
ることになる。これにより、常に隙間tは、シートクッ
ション11,シートバック12の動きと連動する荷室ボ
ード13aにて覆われるようになる。
【0040】したがって、ボード本体14にフロア側に
折曲にさせるという係止部16を設け、この係止部16
をシートバック後面から内部の空所部23に挿入して係
止させるという簡便な構造で、シートクッション11の
スライド機能、シートバック12の傾動機能の確保しつ
つ、リアシート10とフロア2aの前方端部との間の隙
間tを覆い隠すことができる。
【0041】しかも、荷室ボード13aは、係止部16
で、直接、シートバック12に支持されるから、支持剛
性は十分で、図4(b)および図5中の二点鎖線に示さ
れるように荷8を荷室ボード13aに載せても十分に耐
えうる。このため、後面がバックパネル14で形成され
ているシートバック12は、バックパネル14に通孔2
2を形成し、さらに通孔22とこれと対向するパッド2
0との間に空所部23を形成し、通孔22から係止部1
6を空所部23に挿入する簡便な構造で、シートクッシ
ョン11のスライド機能、シートバック12の傾動機能
を確保しつつ、リアシート10と荷室のフロア2aとの
境界部を覆い隠すことができる。
【0042】図7は、本発明の第2の実施形態を示す。
本実施形態は、板金製のプレートの代りに、略深皿状の
パネル30を空所部23の内面に設けたものである。具
体的には、パネル30の周縁部をバックパネル19の内
面に取着して、内面を空所部22の全面に配置させてあ
る。
【0043】図8ないし図10は、本発明の第3の実施
形態を示す。本実施形態は、ワイヤ方式のシートバック
35に受部17を設けた例である。すなわち、ワイヤ方
式のシートバック35とは、図8に示されるように例え
ばパイプ部材で枠状に組んでなるバックフレーム36
に、同フレーム35の開口に縦・横方向に複数本のワイ
ヤ37を張り渡してワイヤフレーム38を構成し、この
ワイヤフレーム38の背面を除く部位にシート部材であ
るパッド39、表皮40を設けて、シートバック全体を
構成する構造をいう。
【0044】そして、バックフレーム36の下部に幅方
向に延びる並行な二本のワイヤ41,41を所定の間隔
で上下方向に設けて、両ワイヤ間の隙間部分を上記第1
の実施形態の通孔に代る通孔部分42(口部に相当)に
してある。
【0045】これら通孔部分42と対向するパッド20
の部位は、図9および図10に示されるように凹状に成
形してある。この凹状部で形成される空間を用いて、ワ
イヤ41,41とパッド39との間に通孔部分42と連
通する空所部43を形成している。
【0046】そして、荷室ボード13aのフック15,
15が、通孔部分42からこの空所43内に挿入され
て、荷室ボート端を受け止めている。すなわち、下側の
ワイヤ41で、フック15,15の下方へ曲る先端部
(係止部16)を係止させている。
【0047】この構造により、シートクッション11が
車体前方向にスライドするときは、先の第1の実施形態
のときと同様、フック15が下側のワイヤ41と係止し
て、荷室ボード13aを車体前方向へ引き、シートクッ
ション11が車体後方にスライドするときは、フック1
5が空所部43の内面と係止して、荷室ボード13aを
車体後方向へ押すようにしてある。
【0048】またシートバック35が車体前方向に傾動
するときも、第1の実施形態のときと同様、下側のワイ
ヤ41が、係止部分回りを変位しながらフック15と係
止し続けるという挙動で荷室ボード13aを車体前方向
へ引き、シートバック35が車体後方向に傾動するとき
は、フック15が空所部43の内面と係止して、荷室ボ
ード13aを車体前方向へ押すようにしてある。
【0049】なお、第1の実施形態と同様、空所部43
の内面には同様に板金製のプレート44が設けられ、ボ
ード本体14の上面は、下端が延長するようにしてワイ
ヤフレーム38の背面側に設けた化粧部材、例えば荷室
2のフロア2aに敷いたカーペット(図示しない)と組
み合うカーペット45で覆ってある。
【0050】つまり、ワイヤタイプのシートバック35
でも、ワイヤフレーム38を構成するワイヤ41を所定
の間隔で二本、上下方向に配設して両ワイヤ間を通孔部
分42とし、さらにワイヤ41とこれと対向するパッド
39との間に空所部43を形成して、通孔部分42から
フック15の下方へ曲る先端部を挿入する簡易な構造
で、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
【0051】但し、図面中、図9は例えばシートバック
35が最後方に在るときの状態を示し、図10は荷室2
を広げるべく同シートバック35を前側に倒したときの
状態を示している。
【0052】なお、上述した実施形態では、本発明をシ
ートクッションとシートバックをそれぞれ前側に倒せる
リアシートに適用したが、むろんシートバックをシート
クッションと重なるよう前側に倒せるリアシートにも適
用できることはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、簡便な構造で、シートクッションのスライ
ド機能、シートバックの傾動機能を確保しつつ、シート
と荷室フロアの前方端部との間の隙間を覆い隠すことが
できる。しかも、荷室ボードは、係止部で、直接、シー
トバックに支持されるから、支持剛性は十分で、荷室ボ
ードに加わる荷重にも十分に耐えうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る荷室ボードを、
同ボードをリアシートに取付けている状態と共に示す斜
視図。
【図2】同シートバックと荷室ボードとの取付構造を説
明するために斜視図。
【図3】荷室ボードを支えるシートバック側の構造を説
明するための斜視図。
【図4】リアシートが車体前後方向にスライドしたとき
における荷室ボードの挙動を説明するための図。
【図5】同リアシートのシートバックを前側に倒したと
きにおける荷室ボードの挙動を説明するための図。
【図6】同シートバックの前倒れ時の係止部の挙動を説
明するための図。
【図7】本発明の第2の実施形態の要部を示す断面図。
【図8】本発明の第2の実施形態の要部となるワイヤ方
式のシートバックを、荷室ボードを支える構造と共に示
す斜視図。
【図9】リアシートが車体前後方向にスライドしたとき
における係止部の挙動を説明するための図。
【図10】同リアシートのシートバックを前側に倒した
ときにおける係止部の挙動を説明するための図。
【図11】客室と荷室とでフロア高さが異なる自動車を
説明するための図。
【図12】同客室のリアシートと荷室のフロア端との間
に設けている荷室ボードの挙動を説明するための図。
【符号の説明】
1…客室 1a…客室のフロア 2…荷室 2a…荷室のフロア 10a,10b…シート 11…シートクッション 12…シートバック 13a,13b…荷室ボード 14…ボード本体 16…係止部 22,42…通孔,通孔部分(口部) 23,43…空所部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 5/04 B62D 25/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向にスライド可能なシートク
    ッションと車体前後方向に傾動可能なシートバックとを
    有してなるシートの後方に設けられ、前記シートが取付
    けられた客室フロアより高い位置に配置されかつ前方の
    端部が前記シートと対向する荷室フロアの前記前方端と
    の隙間を覆う荷室ボードであって、 前記荷室フロアの上面に摺動自在に載置され、前記隙間
    を覆い、前方の端部が前記シートバックの後面に延び、
    かつ該端部に前記客室フロア側に折曲されてなる係止部
    をもつボード本体を有し、 このボード本体の係止部が、前記シートバックの後面か
    ら口部を通じ前記シートバックに形成された空所部に挿
    入して前記シートバックに係止され、前記ボート本体を
    前記シートのスライド、傾動に連動して前記隙間を覆っ
    状態のまま車体前後方向に変位させることを特徴とす
    る荷室ボード。
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KR101823063B1 (ko) * 2016-07-05 2018-01-30 경도비젼테크주식회사 이중스토퍼 구조를 갖는 양방향 인출식 중량물적재장치

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