JP2004268668A - 可倒式リヤシートバック構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ISOFIX方式及びトップテザーアンカレッジ方式のいずれの固定方式にも対応することができ、しかも可倒式リヤシートバックの軽量化を図ることができる可倒式リヤシートバック構造を得る。
【解決手段】リヤフロアに固定される高強度の支持部材16には、複数の外側支持ブラケット22及び内側支持ブラケット24並びにチャイルドシート固定用のISOFIX方式対応用のストライカ34及びトップテザーアンカレッジ方式対応用のアンカレッジ36が予め固着されている。従って、チャイルドシートを固定するためのいずれの方式にも対応することができ、しかも支持部材16にリヤシートバックフレーム28の強度を負担させることができるのでリヤシートバック14の軽量化を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャイルドシートの固定構造を有する可倒式リヤシートバック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
チャイルドシートを車両用シートに装着する場合、乗員(子供)拘束性能の確保の観点から、フロントシートであるとリヤシートであるとに拘わらず、充分な支持強度を確保することが望まれる。ここで、リヤシートにチャイルドシートを固定する場合において、充分な支持強度を確保した先行技術としては、下記特許文献1に記載されたものがあり、以下に簡単に説明する。
【0003】
この公報に開示されたチャイルドシート固定構造では、高強度のパイプ材を平面視でコ字状に屈曲させることにより形成されたアンカレッジが、リヤシートのシートバック下方のリヤフロアにボルトで固定されている。このアンカレッジには、分割式リヤシートに対応して、側面視でL字状に形成された合計4個のストライカが溶接により固着されている。
【0004】
一方、チャイルドシートは、シートバックとシートクッションとの間から後方側へ向けて突出する長尺状のロック装置を備えている。チャイルドシートをリヤシートに装着するに際しては、ロック装置の先端部(後端部)をストライカに差込むことにより、ロック装置がストライカに係合されて固定状態となる。
【0005】
上記構成によれば、リヤシートに装着されたチャイルドシートは、ロック装置及びストライカを介してリヤフロアに固定された高強度のアンカレッジに支持されるので、充分な乗員拘束性能を確保することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−71799号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたチャイルドシート固定構造による場合、所謂ISOFIX方式対応の固定構造であるため、所謂トップテザーアンカレッジ方式対応の固定構造を有するチャイルドシートには対応できないという問題がある。
【0008】
また、リヤシートには上記特許文献1に記載されたような固定式のリヤシートの他に可倒式のリヤシートもあるが、可倒式のリヤシートとの関係において上記強度部材であるアンカレッジを利用することができれば、リヤシートフレームの軽量化を図ることができる等の効果を期待できる。
【0009】
本発明はこれらの点に鑑み、ISOFIX方式及びトップテザーアンカレッジ方式のいずれの固定方式にも対応することができ、しかも可倒式リヤシートバックの軽量化を図ることができる可倒式リヤシートバック構造を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明に係る可倒式リヤシートバック構造は、車両幅方向を長手方向として配置されると共に車体フロアに固定され、更にチャイルドシート固定用のISOFIX方式対応の第1の固定部材及びトップテザーアンカレッジ方式対応の第2の固定部材並びにリヤシートバックの可倒中心を規定する複数のブラケットが予め固着された高強度の支持部材と、正面視でリヤシートバック下方側が開放された略コ字状に形成され、前記支持部材に固着された前記複数のブラケットに支軸回りに傾倒可能に支持されたリヤシートバックフレームと、を有することを特徴としている。
【0011】
請求項1記載の本発明によれば、車体フロアには車両幅方向を長手方向として配置された高強度の支持部材が固定されている。本発明では、この支持部材にチャイルドシート固定用のISOFIX方式対応の第1の固定部材だけでなく、トップテザーアンカレッジ方式対応の第2の固定部材をも予め固着したので、前者だけによってチャイルドシートがリヤシートに固定された場合はもとより、前者及び後者の双方を使ってチャイルドシートがリヤシートに固定された場合も、チャイルドシートに入力されるすべての荷重を支持部材で支持することができる。
【0012】
しかも、本発明では、上記支持部材にリヤシートバックの可倒中心を規定する複数のブラケットを予め固着したので、正面視でリヤシートバック下方側が開放された略コ字状に形成されたリヤシートバックフレームの下端部をこれらのブラケットに回動可能に支持させることができる。その場合、シートバックフレームが強度部材である支持部材と連結されることになるため、シートバックフレームの荷重負担が軽減され、軽量化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
以下、図1及び図2を用いて、本発明に係る可倒式リヤシートバック構造の第1実施形態について説明する。
【0014】
図1には、本実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造の分解斜視図が示されている。また、図2には、当該可倒式リヤシートバック構造が適用されたリヤシート10の側面図が示されている。
【0015】
これらの図に示されるように、リヤシート10は、乗員の臀部及び大腿部を支持するリヤシートクッション12と、乗員の腰部及び背部を支持するリヤシートバック14と、を備えている。なお、車種によっては、リヤシートバック14の上端部にヘッドレストが設けられている。
【0016】
上述したリヤシートバック14の下端部の下側には、パイプ材によって構成された高強度の支持部材16が配設されている。支持部材16は、車両幅方向を長手方向として配置されており、長手方向の両端部及び中間部に溶接等によって予め固着された取付ブラケット18を介して「車体フロア」としてのリヤフロア20に固定されている。
【0017】
また、上記支持部材16の長手方向の両端部には、アーム状に形成された外側支持ブラケット22の基端部が溶接等によって予め固着されている。また、支持部材16の長手方向の中間部にも、アーム状に形成された内側支持ブラケット24の基端部が溶接等によって予め固着されている。これらの外側支持ブラケット22及び内側支持ブラケット24は、先端部が略車両上方側を向くように固定されている。さらに、外側支持ブラケット22及び内側支持ブラケット24の先端部には、リヤシートバック14の可倒中心を規定する円形状の軸支孔26が同軸上に形成されている。
【0018】
一方、リヤシートバック14の内方には、正面視でシートバック下方側が開放された略コ字状のリヤシートバックフレーム28が配設されている。なお、リヤシートバックフレーム28は、パイプ材を略コ字状に折り曲げた後に両下端部を潰す方法によって製作してもよいし、リヤシートバックフレーム28の展開形状を母材からプレスで打ち抜いた後にカーリング加工によって断面が円形になるように丸めていくことによって製作してもよい。
【0019】
上記リヤシートバック14の下端部には取付孔30が同軸上に形成されており、これらの取付孔30を前述した外側支持ブラケット22の先端部の軸支孔26及び内側支持ブラケット24の先端部の軸支孔26に合わせた後に、「支軸」としての段付ボルト32及び図示しないナットによって連結する構成となっている。組付後の状態では、段付ボルト32の平滑周面部32Aが軸支孔26及び取付孔30内に位置される。よって、リヤシートバック14は、段付ボルト32を中心として、リヤシートクッション12側へ傾倒可能とされている。なお、通常時には、リヤシートバック14の両側部の裏側に配設されたロック機構(後述する第2実施形態で触れる)によって、リヤシートバック14と車体側構成部材とが離脱可能に連結されている。
【0020】
さらに、上述した支持部材16の長手方向の所定位置(各リヤシートバック14に対応してそれぞれ二箇所)には、ISOFIX方式対応用の「第1の固定部材」としてのストライカ34が溶接等によって予め固着されている。ストライカ34は、平面視で略コ字状をなしている。ストライカ34の基端部34Aは支持部材16の下縁側に固定されており、当該基端部34Aから略車両前方側へ向けて先端部34Bが突出状態で配置されている。そして、この先端部34Bが、図示しないチャイルドシートの下端部に設けられた長尺状の固定装置との係合部分を構成している。
【0021】
また、支持部材16の長手方向の所定位置(各々一対のストライカ34の中間位置)には、トップテザーアンカレッジ方式対応の「第2の固定部材」としてのアンカレッジ36が溶接等によって予め固着されている。アンカレッジ36は、正面視で略矩形状に形成されたプレートによって構成されている。アンカレッジ36の基端部36Aは支持部材16の後面側に固定されており、当該基端部36Aから略車両上方側へ向けて先端部36Bが突出状態で配置されている。そして、この先端部36Bに形成された係合孔38が、図示しないチャイルドシートの上端部に取り付けられたトップテザーとの係合部分を構成している。
【0022】
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0023】
ISOFIX方式の固定装置及びトップテザーアンカレッジ方式の固定装置のいずれも兼ね備えたチャイルドシートを、分割タイプの可倒式のリヤシート10に固定する場合を例にして、本実施形態の作用・効果を説明する。
【0024】
まず、チャイルドシートをリヤシート10のリヤシートクッション12上に載置させる。このときに、チャイルドシートの下端部両サイドから略車両後方側へ向けて突出された一対の固定装置の先端部を、これに対応するストライカ34の先端部34Bにそれぞれ係合させる。さらに、チャイルドシートの上端部に取り付けられた固定用ベルトの先端部に設けられた係合部材を、これに対応するアンカレッジ36の係合孔38に係合させる。これにより、チャイルドシートは、リヤシート10のリヤシートクッション12上にしっかりと固定された状態となる。
【0025】
この状態で車両急減速時になると、チャイルドシートに拘束された乗員(子供)は略車両前方側へ慣性移動しようとする。このため、チャイルドシートにも略車両前方側への引張力や側面視で反時計方向の回転モーメントが作用する。これらの荷重は、ストライカ34及びアンカレッジ36を介してすべて支持部材16に入力される。すなわち、本実施形態によれば、車両急減速時にチャイルドシートに作用する荷重をすべて支持部材16で支持することができる。
【0026】
しかも、本実施形態では、支持部材16の長手方向の所定位置に複数の外側支持ブラケット22及び内側支持ブラケット24を予め固着したので、正面視でリヤシートバック下方側が開放された略コ字状に形成されたリヤシートバックフレーム28の下端部をこれらの外側支持ブラケット22及び内側支持ブラケット24に回動可能に支持させることができる。その場合、リヤシートバックフレーム28が強度部材である支持部材16と連結されることになるため、リヤシートバックフレーム28の荷重負担が軽減される。従って、リヤシートバックフレーム28の軽量化を図ることができる。
【0027】
総じて言えば、本実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造によれば、ISOFIX方式及びトップテザーアンカレッジ方式のいずれの固定方式にも対応することができ、しかも可倒式のリヤシートバック14の軽量化を図ることができる。
【0028】
さらに、本実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造によれば、以下に説明する種々の効果が得られる。
【0029】
第1に、リヤシート10とリヤフロア20との間に、充分な強度を備えた支持部材16が構造体として存在するため、リヤシートバック14に要求される強度が、リヤフロア20等のボディー側の要素(形状・構造等)に左右されない。従って、リヤシートバック14の設計の容易化を図ることができると共に、種々の車種への適応性がある。
【0030】
第2に、支持部材16の合計4箇所に外側支持ブラケッド22及び内側支持ブラケット24を予め固着する構成としたので、本実施形態のように分割タイプの可倒式のリヤシートバック14を取り付けることができると共に、後述する第2実施形態及び第3実施形態で説明する非分割タイプ(一体タイプ)の可倒式のリヤシートバックを取り付けることもできる。このため、車種ごとに可倒ヒンジ構造を設定する必要がなくなる。つまり、仮にリヤシートバックをリヤフロア側に直接回動可能に支持させる構成を採ると、車種が変わるたびにその車種のボディー構造に合った可倒ヒンジ構成部品を追加設定することになるが、本実施形態によれば、その必要がなくなる。すなわち、本実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造によれば、追加部品を要することなく、リヤシート構造(タイプ)の変更にフレキシブルに対応することができる。
【0031】
〔第2実施形態〕
次に、図3を用いて、本発明に係る可倒式リヤシートバック構造の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
【0032】
図3に示されるように、この第2実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造では、非分割タイプ(一体タイプ)のリヤシート40に対して本発明を適用した点に特徴がある。従って、本実施形態に係るリヤシート40では、車両幅方向に長い非分割のリヤシートバックフレーム42及びリヤシートバック43が使用されていると共に、支持部材16には外側支持ブラケット22のみが存在し、内側支持ブラケットは存在しない構造になっている。なお、リヤシートクッションも車両幅方向に長い非分割のものが使用されている(符号45で示す)。
【0033】
また、この第2実施形態では、支持部材16の長手方向の中間部に、高強度のステー44が固着されている。ステー44は略車両前後方向に長く形成されており、円弧面状に形成された基端部が支持部材16の上面に溶接されている。そして、ステー44の先端部に穿設されたボルト挿通孔46へ取付ボルト48が螺合されることにより、左右一対のバックル装置50を支持するコ字状のバックル支持ブラケット52が固定されている。
【0034】
なお、第2実施形態を示す図3には、可倒式のリヤシートバック14をボディー側に固定するためのロック機構54が図示されているが、このロック機構54自体は前述した第1実施形態及び後述する第3実施形態においても同様に設けられている。
【0035】
上記構成によっても、ISOFIX方式及びトップテザーアンカレッジ方式のいずれの固定方式にも対応することができ、しかも可倒式リヤシートバックの軽量化を図ることができるという本発明の基本的効果は同様に得られる。
【0036】
〔第3実施形態〕
次に、図4を用いて、本発明に係る可倒式リヤシートバック構造の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
【0037】
図4に示されるように、この第3実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造では、第1実施形態で説明した支持部材16に対して非分割タイプ(一体タイプ)のリヤシートバック60を取り付けた上で、リクライニング機構62を当該支持部材16の長手方向の端部に設定した点に特徴がある。なお、リクライニング機構62は、外側支持ブラケット22とリヤシートバックフレーム(図示省略)の下端部との間にギヤ等を介在させることにより構成される。
【0038】
このようにリクライニング機構62を追加することにより、可倒式のリヤシートバック60において、容易にリクライニング機能を追加することができる。
【0039】
なお、上述した各実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造では、パイプ材によって構成された支持部材16を用いたが、これに限らず、高強度の長尺状の部材であればすべて適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る可倒式リヤシートバック構造は、車両幅方向を長手方向として配置されると共に車体フロアに固定される支持部材に、チャイルドシート固定用のISOFIX方式対応の第1の固定部材及びトップテザーアンカレッジ方式対応の第2の固定部材を予め固着する他、リヤシートバックフレームの可倒中心を規定する複数のブラケットをも予め固着してこれに傾倒可能に支持させることとしたので、ISOFIX方式及びトップテザーアンカレッジ方式のいずれの固定方式にも対応することができ、しかも可倒式リヤシートバックの軽量化を図ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示される可倒式リヤシートバック構造が適用されたリヤシートの側面図である。
【図3】第2実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造を示す分解斜視図である。
【図4】第3実施形態に係る可倒式リヤシートバック構造を示す組付状態の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 リヤシート
14 リヤシートバック
16 支持部材
20 リヤフロア(車体フロア)
22 外側支持ブラケット
24 内側支持ブラケット
28 リヤシートバックフレーム
32 段付ボルト(支軸)
34 ストライカ(第1の固定部材)
36 アンカレッジ(第2の固定部材)
40 リヤシート
42 リヤシートバックフレーム
43 リヤシートバック
60 リヤシートバック

Claims (1)

  1. 車両幅方向を長手方向として配置されると共に車体フロアに固定され、更にチャイルドシート固定用のISOFIX方式対応の第1の固定部材及びトップテザーアンカレッジ方式対応の第2の固定部材並びにリヤシートバックの可倒中心を規定する複数のブラケットが予め固着された高強度の支持部材と、
    正面視でリヤシートバック下方側が開放された略コ字状に形成され、前記支持部材に固着された前記複数のブラケットに支軸回りに傾倒可能に支持されたリヤシートバックフレームと、
    を有することを特徴とする可倒式リヤシートバック構造。
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