JP2014113981A - 不等分割式の車両用シート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減し、車両用シート及びチャイルドシートの支持強度を高めることができ、ひいては、カーテンエアバックをスムーズに展開させることができる不等分割式の車両用シート構造を提供する。
【解決手段】隣接する2つのシートバックと、2つのシートバックを回動可能に支持するセンターヒンジと、チャイルドシートを取付けるためのアンカレッジと、一方のシートのシートバック下方で車幅方向に沿って配置される支持メンバとを備える不等分割式の車両用シート構造において、センターヒンジのフロア支持体が、車体フロアに取付けられる底部と、車幅方向に間隔を空けて底部から起立する2つの側部とを有し、2つの側部が2つのシートバックをそれぞれ回動可能に支持し、支持メンバがフロア支持体の2つの側部を貫通し、アンカレッジが2つの側部間で支持メンバに取付けられている、車両用シート構造。
【選択図】図2

Description

本発明は、互いに異なる幅を有し、かつ互いに車幅方向に隣接して配置される2つのシートと、チャイルドシートを取付けるためのアンカレッジとを備える不等分割式の車両用シート構造に関する。
多くの自動車等の車両には、チャイルドシートを取付可能とする車両用シート構造が採用されている。例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されるように、図5及び図6に示すような車両用シート構造101においては、シート102は、乗員が着座するシートクッション103(図5にて仮想線で示す)を有し、さらにシート102は、シートクッション103の後方にて上方に向かって延びる2つのシートバック104,105を有しており、2つのシートバック104,105(図5にて仮想線で示す)は、互いに異なる幅を有し、かつ互いに車幅方向に隣接して配置されている。
このような車両用シート構造において、2つのシートバック104,105の内部には、それぞれシートバックフレーム106,107が設けられ、2つのシートバックフレーム106,107間には車体フロア108から車室内側に向かって突出するセンターヒンジ109が設けられている。互いに隣接する2つのシートバックフレーム106,107の側部は、このセンターヒンジ109によって回動可能に支持されている。また、2つのシートバックフレーム106,107のうち一方のシートバックフレーム106の下方には、チャイルドシート(仮想線で示す)Cを取付けるための一対のアンカレッジ110,111が車幅方向に間隔を空けて配置され、一対のアンカレッジ110,111における車幅方向中心線同士の間隔は距離d1となっている。これら一対のアンカレッジ110,111が車幅方向に沿って配置された支持メンバ112に取付けられ、一対のアンカレッジ110,111のうち車幅方向中央側のアンカレッジ110は、センターヒンジ109から車幅方向に離れて配置されている。支持メンバ112の車幅方向中央側端部はブラケット113によって車体フロア108に取付けられている。
チャイルドシートCには、車幅方向に間隔を空けて一対のコネクタc1,c2が設けられている。これら一対のコネクタc1,c2は、それぞれ一対のアンカレッジ110,111に取付可能に構成されており、一対のコネクタc1,c2における車幅方向中心線間の距離d2は、一対のアンカレッジ110,111間の距離d1に対応している。
さらに、車幅方向の車室内側面114に沿ってカーテンエアバック(仮想線で示す)115が展開可能に構成され、かつ一方のシートバックフレーム106における車幅方向外側の側部が車室内側面114に隣接している車両が存在する。
特許第3462160号公報 特許第4051915号公報
しかしながら、上述した車両用シート構造では、センターヒンジ109と一方のアンカレッジ110とが離れて配置されているので、センターヒンジ109及び一方のアンカレッジ110の周辺の強度が低くなっており、シート102及びチャイルドシートCの支持強度を高めることが要求されている。さらに、センターヒンジ109と、アンカレッジ110,111を取付けた支持メンバ112とが互いに別個独立して取付けられているので、センターヒンジ109を取付ける部材及び補強する部材と、ブラケット113のように支持メンバ112を取付ける部材及び補強する部材とがそれぞれ必要になり、部品点数が増加することとなる。
また、チャイルドシートCを安定的に保持するためには、一対のアンカレッジ110,111間の距離d1と、一対のコネクタc1,c2間の距離d2とは十分な長さであると好ましく、例えば、ISOFIXでは、距離d1及び距離d2を280mmとすることが定められている。しかしながら、上述した車両用シート構造では、センターヒンジ109と一方のアンカレッジ110とが離れて配置されているので、距離d1の間隔を空けて配置された一対のアンカレッジ110,111は一方のシート102の車幅方向外側寄りに配置され、このような一対のアンカレッジ110,111に取付けられたチャイルドシートCは一方のシート102の車幅方向外側寄りに位置することとなり、その結果、チャイルドシートCと車室内側面114との間のスペースが十分でなくなる。この場合、カーテンエアバック115が展開可能に構成された車両では、カーテンエアバック115の展開時にカーテンエアバック115がチャイルドシートCと接触して、カーテンエアバック115がスムーズに展開できなくなるおそれがある。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数を削減し、車両用シート及びチャイルドシートの支持強度を高めることができ、ひいては、カーテンエアバックをスムーズに展開させることができる不等分割式の車両用シート構造を提供することにある。
課題を解決するために、本発明の一態様に係る不等分割式の車両用シート構造は、互いに異なる幅を有し、かつ互いに車幅方向に隣接して配置される2つのシートバックと、前記2つのシートバックを回動可能に支持するセンターヒンジと、チャイルドシートを取付けるために用いられ、かつ前記2つのシートバックのうち一方のシートのシートバック下方にて車幅方向に間隔を空けて配置される2つのアンカレッジと、前記一方のシートのシートバック下方で車幅方向に沿って配置される支持メンバとを備える不等分割式の車両用シート構造において、前記センターヒンジに設けられるフロア支持体が、車体フロアに取付けられる底部と、車幅方向に間隔を空けて前記底部から起立する2つの側部とを有し、前記フロア支持体の2つの側部が前記2つのシートバックをそれぞれ回動可能に支持しており、前記支持メンバが前記フロア支持体の2つの側部を貫通し、前記2つのアンカレッジのうち車幅方向中央側のアンカレッジが、前記フロア支持体の2つの側部間で前記支持メンバに取付けられている。
本発明の一態様に係る不等分割式の車両用シート構造では、前記センターヒンジのフロア支持体の底部を前記車体フロアに取付けるための構造が、前記中央側のアンカレッジの真下に配置されている。
本発明の一態様に係る不等分割式の車両用シート構造では、前記一方のシートバックの幅が前記2つのシートバックのもう一方における幅より狭くなっており、前記一方のシートバックにおける車幅方向外側の側部が車幅方向の車室内側面に隣接し、前記車室内側面に沿ってカーテンエアバッグが展開可能に構成されている。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。本発明の一態様に係る不等分割式の車両用シート構造は、互いに異なる幅を有し、かつ互いに車幅方向に隣接して配置される2つのシートバックと、前記2つのシートバックを回動可能に支持するセンターヒンジと、チャイルドシートを取付けるために用いられ、かつ前記2つのシートバックのうち一方のシートのシートバック下方にて車幅方向に間隔を空けて配置される2つのアンカレッジと、前記一方のシートのシートバック下方で車幅方向に沿って配置される支持メンバとを備える不等分割式の車両用シート構造において、前記センターヒンジに設けられるフロア支持体が、車体フロアに取付けられる底部と、車幅方向に間隔を空けて前記底部から起立する2つの側部とを有し、前記フロア支持体の2つの側部が前記2つのシートバックをそれぞれ回動可能に支持しており、前記支持メンバが前記フロア支持体の2つの側部を貫通し、前記2つのアンカレッジのうち車幅方向中央側のアンカレッジが、前記フロア支持体の2つの側部間で前記支持メンバに取付けられている。そのため、センターヒンジのフロア支持体が中央側のアンカレッジ及び支持メンバと一緒に効率的に補強されることとなって、2つのシートバック及びチャイルドシートの支持強度を高めることができる。特に、支持メンバがフロア支持体の2つの側部を貫通した状態で支持されることによって、フロア支持体の捩れ変形を抑えることができる。また、センターヒンジのフロア支持体によって支持メンバを取付けることができるので、支持メンバを取付けるためのブラケット等の取付部品を省略できて、部品点数を削減することができる。
本発明の一態様に係る不等分割式の車両用シート構造では、前記センターヒンジのフロア支持体の底部を前記車体フロアに取付けるための構造が、前記中央側のアンカレッジの真下に配置されているので、チャイルドシートからアンカレッジに加えられた荷重が、フロア支持体を車体フロアに取付けるための構造によって効率的に受けられることとなる。そのため、アンカレッジ及び支持メンバが効率的に補強されて、チャイルドシートの支持強度を高めることができる。
本発明の一態様に係る不等分割式の車両用シート構造では、前記一方のシートバックの幅が前記2つのシートバックのもう一方における幅より狭くなっており、前記一方のシートバックにおける車幅方向外側の側部が車幅方向の車室内側面に隣接し、前記車室内側面に沿ってカーテンエアバッグが展開可能に構成されている場合に、チャイルドシートが車室内側面から離れて配置されて、チャイルドシートと車室内側面との間に十分なスペースを確保できる。よって、カーテンエアバックをスムーズに展開させることができる。
本発明の実施形態に係る車両用シート構造を正面から見て概略的に示す模式図である。 図1のA部にて示した領域の詳細を概略的に示す拡大正面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シート構造に用いられるセンターヒンジ、アンカレッジ、及び支持メンバを概略的に示す背面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シート構造に用いられるセンターヒンジ、アンカレッジ、及び支持メンバを概略的に示す平面図である。 従来の車両用シート構造を正面から見て概略的に示す模式図である。 図5のB部にて示した領域の詳細を概略的に示す拡大正面図である。
本発明の実施形態に係る不等分割式の車両用シート構造を以下に説明する。図1に示すように、車両用シート構造1は、チャイルドシート(図1にて仮想線で示す)Cを取付可能とするように構成されている。このような車両用シート構造1はシート2を有し、シート2は、乗員が着座するシートクッション3(図1にて仮想線で示す)を有している。このシートクッション3は、車幅方向に延びるように形成されている。さらに、シート2は、互いに異なる幅を有し、かつ互いに車幅方向に隣接して配置される幅狭シートバック4及び幅広シートバック5を有しており、幅狭シートバック4及び幅広シートバック5は、シートクッション3の後方にて上方に向かって延びるように形成されている。幅狭シートバック4及び幅広シートバック5の内部には、それぞれ幅狭シートバックフレーム6及び幅広シートバックフレーム7が設けられている。
幅狭シートバックフレーム6と幅広シートバックフレーム7との間には、車体フロア8から車室内側に突出するように形成されたセンターヒンジ9が設けられている。センターヒンジ9は、幅狭シートバックフレーム6及び幅広シートバックフレーム7を回動可能に支持するように構成されている。また、幅狭シートバックフレーム6の車幅方向外側には、車体フロア8から車室内側に突出するように形成されたサイドヒンジ10が設けられている。サイドヒンジ10は、幅狭シートバックフレーム6を回動可能に支持するように構成されている。なお、センターヒンジ9及びサイドヒンジ10は車体フロア8に取付けられている。
幅狭シートバックフレーム6の下方には、チャイルドシートCを取付けるために用いられる2つのアンカレッジ11,12が車幅方向に間隔を空けて配置されている。2つのアンカレッジ11,12における車幅方向中心線同士の間隔は、距離d1となっており、例えば、ISOFIXでは、距離d1を280mmとすることが定められている。さらに、幅狭シートバックフレーム6の下方には、支持メンバ13が車幅方向に沿って配置されている。2つのアンカレッジ11,12は支持メンバ13に取付けられている。さらに、幅狭シートバック4の車幅方向外側に近接する車室内側面14に沿って展開可能に構成されたカーテンエアバック(図1にて仮想線で示す)15が設けられている。このカーテンエアバック15は、例えば、車両衝突時等に、車室内側面14に沿って展開するように構成されている。
ここで、図1を参照してチャイルドシートCの詳細を説明する。チャイルドシートCには、車幅方向に間隔を空けて2つのコネクタc1,c2が設けられている。これら一対のコネクタc1,c2は、それぞれ2つのアンカレッジ11,12に取付可能に構成されており、2つのコネクタc1,c2における車幅方向中心線間の距離d2は、2つのアンカレッジ11,12の距離d1に対応している。
図2〜図4を参照してセンターヒンジ9の詳細を説明する。センターヒンジ9は、該センターヒンジ9を車体フロア8に取付可能とするように構成されたフロア支持体16と、センターヒンジ9を幅狭シートバックフレーム6及び幅広シートバックフレーム7にそれぞれ取付可能とするように構成された2つシート支持体17,18とを有している。
フロア支持体16は略U字状に形成されている。このようなフロア支持体16には、車体フロア8に取付けられる底部16aが設けられている。この底部16aの下面が車体フロア8に当接した状態で、底部16aがボルト、ナット、ネジ等の締結部材19を用いて車体フロア8に取付けられている。さらに、フロア支持体16は、底部16aから起立する2つの側部16b,16cを有している。これら2つの側部16b,16cは、車幅方向に間隔を空けて配置されている。2つの側部16b,16cのうち車幅方向外側の側部(以下、「外側部」という)16bは、車幅方向外側のシート支持体(以下、「外側シート支持体」という)17を用いて幅狭シートバックフレーム6に回動可能に取付けられている。2つの側部16b,16cのうち車幅方向中央側の側部(以下、「中央側部」という)16cは、車幅方向中央側のシート支持体(以下、「中央側シート支持体」という)18を用いて幅広シートバックフレーム7に回動可能に取付けられている。
外側シート支持体17は、幅狭シートバックフレーム6の前面6aから車両前方に突出するように形成されている。外側シート支持体17の基端部にはフランジ17aが設けられている。このフランジ17aが、幅狭シートバックフレーム6の車幅方向中央側端からシート2の中央側に間隔を空けた位置に取付けられている。外側シート支持体17のシート取付部17bは、フロア支持体16の外側部16bに回動可能に取付けられている。中央側シート支持体18は、幅広シートバックフレーム7の車幅方向中央側面(以下、「中央側面」という)7aから車両前方に突出するように形成されている。中央側シート支持体18の基端部18aは、幅広シートバックフレーム7の中央側面7aに取付けられている。中央側シート支持体18のシート取付部18bは、フロア支持体16の中央側部16bに回動可能に取付けられている。
図1〜図4を参照して、2つのアンカレッジ11,12、及び支持メンバ13の詳細を説明する。2つのアンカレッジ11,12の車幅方向中央側のアンカレッジ11(以下、「中央側アンカレッジ」という)は略U字状に形成されている。このような中央側アンカレッジ11は、車幅方向に沿って配置された先端部11aを有しており、さらに、先端部11aの車幅方向両端から互いに略平行に延びる2つの側部11bを有している。なお、2つのアンカレッジ11,12のうち車幅方向外側のアンカレッジ(以下、「外側アンカレッジ」という)12は、中央側アンカレッジと同様に構成されている。支持メンバ13はパイプ状に形成されており、このような支持メンバ13は車幅方向に沿って配置されている。中央側アンカレッジ11の側部11bと外側アンカレッジ12の側部とは、支持メンバ13の外周面に接合されている。この接合状態において、中央側アンカレッジ11と外側アンカレッジ12とは、支持メンバ13から車両前方に突出するように配置されることとなる。また、支持メンバ13がセンターヒンジ9のフロア支持体16における2つの側部16b,16cを貫通した状態で、支持メンバ13とフロア支持体16における2つの側部16b,16cとが互いに接合されている。このような構成において、中央側アンカレッジ11は、フロア支持体16の2つの側部16b,16c間に配置されている。また、センターヒンジ9のフロア支持体16の底部16aを車体フロア8に取付けるための締結部材19は、中央側アンカレッジ11の真下に配置されている。
本実施形態に係る車両用シート構造1の組立方法の一例を以下に説明する。センターヒンジ9のフロア支持体16における2つの側部16b,16cに、幅狭シートバックフレーム6及び幅広シートバックフレーム7をそれぞれ回動可能に取付ける。フロア支持体16における2つの側部16b,16cに、支持メンバ13を貫通させる。支持メンバ13とフロア支持体16の2つの側部16b,16cとを接合する。支持メンバ13の外周面に、中央側アンカレッジ11の側部11bと外側アンカレッジ12の側部とを接合する。締結部材19を用いて、センターヒンジ9のフロア支持体16の底部16aを車体フロア8に取付ける。サイドヒンジ10を車体フロア8に取付ける。2つのシート支持体17,18のうち外側支持体17のフランジ17aを、幅狭シートバック4の幅狭シートバックフレーム6に取付ける。また、サイドヒンジ10を幅狭シートバック4の幅狭シートバックフレーム6に回動可能に取付ける。さらに、2つのシート支持体17,18のうち中央側支持体18のフランジ18aを、幅広シートバック5の幅広シートバックフレーム7に取付ける。なお、このような組立方法は一例であって、本実施形態に係る車両用シート構造1を組立て可能であれば、他の組立方法によって車両用シート構造1を組立ててもよい。
以上のように本実施形態によれば、センターヒンジ9のフロア支持体16における2つの側部16b,16cが、幅狭シートバックフレーム6及び幅広シートバックフレーム7にそれぞれ回動可能に取付けられ、支持メンバ13がフロア支持体16の2つの側部16b,16cを貫通し、支持メンバ13に取付けられた中央側アンカレッジ11が2つの側部間に配置されているので、センターヒンジ9のフロア支持体16が中央側アンカレッジ11及び支持メンバ13と一緒に効率的に補強されることとなる。そのため、シート2、幅狭シートバック4、幅広シートバック5、及びチャイルドシートCの支持強度を高めることができる。特に、支持メンバ13がフロア支持体16の2つの側部16b,16cを貫通した状態で支持されることによって、フロア支持体16の捩れ変形を抑えることができる。また、センターヒンジ9のフロア支持体16によって支持メンバ13を取付けることができるので、支持メンバ13を取付けるためのブラケット等の取付部品を省略できて、部品点数を削減することができる。
本実施形態によれば、センターヒンジ9のフロア支持体16の底部16aを車体フロア8に取付けるための締結部材19は、中央側アンカレッジ11の真下に配置されているので、チャイルドシートCから2つのアンカレッジ11,12に加えられた荷重が、締結部材19によって効率的に受けられることとなる。そのため、2つのアンカレッジ11,12及び支持メンバ13が効率的に補強されて、チャイルドシートCの支持強度を高めることができる。
本実施形態によれば、幅狭シートバック4における車幅方向外側の側部が車幅方向の車室内側面14に隣接しており、車室内側面14に沿ってカーテンエアバッグ15が展開可能に構成されている場合にも、チャイルドシートCが車室内側面14から離れて配置されて、チャイルドシートCと車室内側面14との間に十分なスペースを確保できる。よって、カーテンエアバック15をスムーズに展開させることができる。
ここまで本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、本発明の変形例として、センターヒンジ9のフロア支持体16の底部16aを車体フロア8に取付けるための構造は、ボルト、ナット、ネジ等の締結部材19以外であってもよい。このような取付構造は、フロア支持体16の底部16aを車体フロア8に溶接等を用いて接合するように構成されていてもよい。
1 車両用シート構造
2 シート
4 幅狭シートバック
5 幅広シートバック
6 幅狭シートバックフレーム
7 幅広シートバックフレーム
8 車体フロア
9 センターヒンジ
11 アンカレッジ(中央側アンカレッジ)
12 アンカレッジ(外側アンカレッジ)
13 支持メンバ
14 車室内側面
15 カーテンエアバッグ
16 フロア支持体
16a 底部
16b 側部(中央側部)
16c 側部(外側部)
19 締結部材
C チャイルドシート
c1,c2 コネクタ
d1,d2 距離

Claims (3)

  1. 互いに異なる幅を有し、かつ互いに車幅方向に隣接して配置される2つのシートバックと、
    前記2つのシートバックを回動可能に支持するセンターヒンジと、
    チャイルドシートを取付けるために用いられ、かつ前記2つのシートバックのうち一方のシートのシートバック下方にて車幅方向に間隔を空けて配置される2つのアンカレッジと、
    前記一方のシートのシートバック下方で車幅方向に沿って配置される支持メンバと
    を備える不等分割式の車両用シート構造において、
    前記センターヒンジに設けられるフロア支持体が、車体フロアに取付けられる底部と、車幅方向に間隔を空けて前記底部から起立する2つの側部とを有し、
    前記フロア支持体の2つの側部が前記2つのシートバックをそれぞれ回動可能に支持しており、
    前記支持メンバが前記フロア支持体の2つの側部を貫通し、
    前記2つのアンカレッジのうち車幅方向中央側のアンカレッジが、前記フロア支持体の2つの側部間で前記支持メンバに取付けられている、車両用シート構造。
  2. 前記センターヒンジのフロア支持体の底部を前記車体フロアに取付けるための構造が、前記中央側のアンカレッジの真下に配置されている、請求項1に記載の車両用シート構造。
  3. 前記一方のシートバックの幅が前記2つのシートバックのもう一方における幅より狭くなっており、
    前記一方のシートバックにおける車幅方向外側の側部が車幅方向の車室内側面に隣接し、
    前記車室内側面に沿ってカーテンエアバッグが展開可能に構成されている、請求項1又は2に記載の車両用シート構造。
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