JP2008265520A - 分割式シートバックの開き防止構造 - Google Patents

分割式シートバックの開き防止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】分割式シートバックに荷重が作用した場合の該シートバックの開きやカバーの外れを簡単な構成で確実に防ぐことができる分割式シートバックの開き防止構造を提供すること。
【解決手段】車幅方向外端部と内端部をそれぞれフロアブラケットとセンターヒンジブラケット8を介して車体フロアに各々独立に回動可能に取り付けて車幅方向に並設された複数の分割式シートバックの開き防止構造として、車幅方向に隣接する左右の前記センターヒンジブラケット8にL字形ブラケット(連結部)18をそれぞれ設け、該L字形ブラケット18同士を連結する構成を採用する。
【選択図】図7

Description

本発明は、車両用シートを構成する分割式シートバック、更に詳細には車体フロアに各々独立に回動可能に取り付けて車幅方向に並設された複数の分割式シートバックの開き防止構造に関するものである。
分割式シートバックを備えた車両用シートにおいては、各シートバックは、その車幅方向外端部と内端部がそれぞれフロアブラケットとセンターヒンジブラケットを介して車体フロアに各々独立に回動可能に取り付けられている。
ところで、斯かる車両用シートがワゴン車等のリヤシートであって、該リヤシートとその後方の荷室との間に隔壁が設けられていない場合には、車両の急制動時等において荷室に積載している荷物が慣性で前方に移動してシートバックに衝突すると、センターヒンジブラケットに衝撃荷重が集中的に作用し、該センターヒンジブラケットが破損して左右のバックシートが分割部で観音扉式に開いたり、センターヒンジブラケットを覆う樹脂カバーが外れるという問題が発生する。
そこで、特許文献1には、荷室からシートバックに荷重が入力された場合には、センターヒンジブラケットに他方のシートバックの他側縁と係合する左右ヒンジ部を設ける構成が提案されている。
特開平11−208336号公報
しかしながら、特許文献1において提案された構成では、センターヒンジブラケットの変形の形態によっては係合部の歯が係合しない可能性があり、確実性の面で不安がある。又、係合部の加工が複雑である他、加工に高精度が要求されるために製造が困難であるという問題もある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、分割式シートバックに荷重が作用した場合の該シートバックの開きやカバーの外れを簡単な構成で確実に防ぐことができる分割式シートバックの開き防止構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車幅方向外端部と内端部をそれぞれフロアブラケットとセンターヒンジブラケットを介して車体フロアに各々独立に回動可能に取り付けて車幅方向に並設された複数の分割式シートバックの開き防止構造として、車幅方向に隣接する左右の前記センターヒンジブラケットに連結部をそれぞれ設け、該連結部同士を上下に重ね合わせて連結したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記連結部を前記バックシートの回転中心軸近傍の略同一高さ位置に配置したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記センターヒンジブラケットを覆うヒンジカバーに孔を形成し、該孔に挿通する締結部材によって前記連結部同士を連結することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記連結部同士を連結する締結部材と左右の前記ヒンジブラケットを固定する締結部材を三角形の頂点に配置したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、連結前の左右の前記連結部間に設計基準で上下方向の隙間を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車幅方向に隣接する左右のセンターヒンジブラケットに設けられた連結部同士を連結したため、荷室に積載した荷物がシートバックに衝突しても、左右のシートバックを支持するセンターヒンジブラケットの変形や破損が防がれ、左右のシートバックの開きが簡単な構成で確実に防がれる。
請求項2記載の発明によれば、連結部をシートバックの回転中心軸近傍に配置したため、センターヒンジブラケットの変形をシートバックの回転中心軸に近接した位置で防ぐことができる。又、連結部をシートバックの回転中心軸と略同一高さ位置に配置したため、荷物等のセンターヒンジブラケットへの直接的な衝突による衝撃を手前で確実に食い止めることができる。
請求項3記載の発明によれば、センターヒンジブラケットを覆うヒンジカバーに孔を形成し、該孔に挿通する締結部材によって連結部同士を連結するようにしたため、衝撃を受けたためにセンターヒンジブラケットが多少変形しても、ヒンジカバーがセンターヒンジブラケットから外れて飛散することがなく、又、センターヒンジブラケットに衝撃が加わらない通常時においてもヒンジカバーを乗員が無用に取り外すという問題が発生することがない。
請求項4記載の発明によれば、連結部同士を連結する締結部材と左右のセンターヒンジブラケットを固定する締結部材を三角形の頂点に配置したため、センターヒンジブラケットを固定する一対の締結部材がセンターヒンジブラケットの変形に対する抵抗を生じ、センターヒンジブラケットの変形が抑えられて左右のシートバックの開きが一層確実に防がれる。又、三角形の固定構造によって、センターヒンジブラケットを締め付ける際の負荷をバランス良く分散させることができ、センターヒンジブラケットによるシートバックの車体への組付精度が高められる。
請求項5記載の発明によれば、連結前の左右の連結部間に設計基準で上下方向の隙間を設けたため、連結部の上下の重ね方を左右で間違えることがなく、左右のバックシートの組付誤差を小さく抑えることができる。尚、連結前の左右の連結部間に設けられた上下方向の隙間は、両連結部をボルト等の締結部材で締結することによって連結部が若干変形するために最終的には解消される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は車両用シートのシートバックとシートクッションを別々に示す斜視図、図2は左右のシートバックを別々に示す斜視図、図3は各シートバックへのカバーの取付構造を示す斜視図である。
図1に示す車両用シート1は、主に乗員の上体を支えるシートバック2と、主に乗員の臀部から大腿部にかけての部分を支えるシートクッション3とで乗員の着座スペースを形成しており、シートバック2とシートクッション3はそれぞれ車体に対して独立に固定されている。
上記シートクッション3は、着座スペースを形成する可撓性材料から成るクッションの下に樹脂製等の或る程度剛性の高い材料で構成されたクッションフレーム4を配置し、該クッションフレーム4の車幅方向の左右両側に樹脂等から成るサイドカバー5を取り付けて構成されている。ここで、クッションフレーム4は、クッションを車体床面から保護するとともに、クッションの形状を維持する機能を果たし、サイドカバー5は、クッションフレーム4のエッジ部や車体床面に乗員が直接触れるのを防ぐ機能を果たす。
又、シートバック2は、2分割されて車幅方向に並設されており、各シートバック2の上部にはヘッドレスト6がそれぞれ上下動可能に設けられている。又、各シートバック2の下部の車幅方向外端部と内端部は、フロアブラケット7とセンターヒンジブラケット8によって図2の中心軸X1,X2を中心として車体フロアに各々独立に回動可能に取り付けられている。
ここで、図3に示すように、各シートバック2の車幅方向外端部を車体フロアに取り付けるためのフロアブラケット7には、各シートバック2の傾斜角度を調整可能とするリクライニング機構9が設けられており、各リクライニング機構9は、樹脂等で一体成形されたアウターカバー10によって覆われている。
又、各フロアブラケット7とセンターヒンジブラケット8にはリヤカバー11とヒンジカバー12がそれぞれ被せられており、これらのリヤカバー11とヒンジカバー12及び前記アウターカバー10によって金属製のフロアブラケット7とセンターヒンジブラケット8及びリクライニング機構9の露出による外観性の低下が防がれるとともに、それらに乗員が直接接触するのが防がれる。
而して、上記シートバック2の背後には図2に示す支持バー13が車体フロアから浮いた状態で車幅方向に延設されており、この支持バー13の長手方向両端部はフロアブラケット7に取り付けられ、センターヒンジブラケット8の後端部は支持バー13の幅方向中央に取り付けられている。
上記支持バー13は円管状のパイプ材で構成され、図2に示すように、その長手方向両端には矩形プレート状のサイドブラケット14がそれぞれ結着され、長手方向中央には車幅方向に長いセンターブラケット15が結着されている。
ところで、各フロアブラケット7は、その前後が不図示のボルトによって車体フロアに取り付けられている。そして、前記支持バー13は、その長手方向両端部に結着された前記サイドブラケット14をフロアブラケット7に後述のボルト16(図8参照)にて締着することによって、その長手方向両端部が左右のフロアブラケット7に取り付けられている。
又、各センターヒンジブラケット8は、その前端部が不図示のボルトによって車体フロアに取り付けられており、後端部は後述のボルト17(図7〜図10参照)によって支持バー13の前記センターブラケット15に締着されることによって支持バー13の長手方向中央部に支持されている。
次に、本発明の要旨を図4〜図10に基づいて説明する。
図4は左右のセンターヒンジブラケットの斜視図、図5はL字形ブラケットとシートバックの回転中心軸との高さ位置関係を示す側面図、図6はヒンジカバーの斜視図、図7は左右のセンターヒンジブラケットの固定部を示す斜視図、図8はシートバックの背面図、図9は図8のA部拡大詳細図、図10は左右のセンターヒンジブラケットの固定構造を示す分解斜視図である。
本実施の形態では、図4に示すように、左右のセンターヒンジブラケット8の上辺の相対向する部位には、L字状に屈曲した連結部としてのL字形ブラケット18が設けられており、これらのL字形ブラケット18の水平部には円孔18aが形成されている。ここで、図5に示すように、各L字形ブラケット18は、バックシート2の回転中心軸O近傍の略同一高さ(図示Sの高さ範囲)に配置されている。尚、本実施の形態では、L字形ブラケット18をセンターヒンジブラケット8とは別体に構成し、これをセンターヒンジブラケット8に溶接しているが、L字形ブラケット18をセンターヒンジブラケット8と一体に構成しても良い。
ところで、後述のようにL字形ブラケット18は上下に重ね合わされてボルト19(図7〜図10参照)によって連結されるが、下側に位置する一方(本実施の形態では、左側)のL字形ブラケット18の水平部下面の円孔18aの周囲には溶接ナット20が溶接されている(図4及び図5参照)。尚、図示しないが、連結前の左右のL字形ブラケット18間には設計基準で上下方向の隙間が形成されている。
又、図4に示すように、左右の各センターヒンジブラケット8の前後には円孔8a,8bがそれぞれ形成されており、各センターヒンジブラケット8の前端部は、円孔8aに挿通する不図示のボルトによって車体フロアに取り付けられており、各センターヒンジブラケット8の後端部は、図7〜図10に示すように、円孔8bに挿通するボルト17を支持バー13の車幅方向中央部に結着されたセンターブラケット15にねじ込むことによって支持バー13の車幅方向中央部に取り付けられている。
他方、図8に示すように、シートバック2の背後に車幅方向に延設された前記支持バー13は、その左右両端に結着されたサイドブラケット14を各2本のボルト16によって左右のフロアブラケット7に締結することによって、その左右両端が左右のフロアブラケット7に取り付けられている。
ところで、各センターヒンジブラケット8に被着される前記ヒンジカバー12は、図6に示すように、センターヒンジブラケット8に向かい合う面側を主に覆う面状部12Aのその周縁を囲むように立設されたフランジ部12Bを有しており、フランジ部12Bの基端部には矩形状の孔12aが形成されている。尚、図6には一方(左側)のヒンジカバー12のみを示すが、他方(右側)のヒンジカバー12は、図10に示すように、左右が対称である以外は一方(左側)のヒンジカバー12と同じである。
而して、分割式シートバック2を組み付けに際しては、左右のシートバック2の内端部を支持する左右のセンターヒンジブラケット8は、図7〜図9に示すように、それぞれに設けられたL字形ブラケット18が上下に重ね合わされる。具体的には、右側のセンターヒンジブラケット8に設けられたL字形ブラケット18が左側のセンターヒンジブラケット8に設けられたL字形ブラケット18の上に重ね合わされる。このとき、前述のように連結前の左右のL字形ブラケット18間には設計基準で上下方向の隙間が形成されているため、これらのL字形ブラケット18の上下の重ね方を左右で間違えることがなく、左右のバックシート2の組付誤差を小さく抑えることができる。尚、各センターヒンジブラケット18にはヒンジカバー12が予め組み付けられている。
上述のように左右のL字形ブラケット18が上下に重ね合わされた状態で、各センターヒンジブラケット8の各後端部がボルト17によって支持バー13のセンターブラケット15に取り付けられるとともに、上下に重ね合わされたL字形ブラケット18に形成された円孔18aとヒンジカバー12に形成された孔12aにボルト19が通され、該ボルト19が下側(左側)のL字形ブラケット18の下面に溶着された溶接ナット20に締め付けられ、両L字形ブラケット18がボルト19によって連結される。尚、連結前の左右のL字形ブラケット18間に設けられた上下方向の隙間は、両L字形ブラケット18をボルト19で締結することによってこれらのL字形ブラケット18が若干変形するために最終的には解消される。
而して、図7〜図9に示すように、両L字形ブラケット18同士を連結するボルト19と左右のセンターヒンジブラケット8の各後端部を支持バー13のセンターブラケット15に取り付ける2本のボルト17は三角形の頂点に位置している。尚、ボルト17,19の各中心を結んで形成される三角形は、車両前方に頂点を有する正三角形が望ましい。
以上において、本実施の形態では、車幅方向に隣接する左右のセンターヒンジブラケット8にそれぞれ設けられたL字形ブラケット18同士を連結したため、荷室に積載した荷物がシートバック2に衝突しても、左右のシートバック2を支持するセンターヒンジブラケット8の変形や破損が防がれ、左右のシートバック2の開きが簡単な構成で確実に防がれる。
そして、L字形ブラケット18をシートバック2の回転中心軸O近傍に配置したため、センターヒンジブラケット8の変形をシートバック2の回転中心軸Oに近接した位置で防ぐことができる。又、L字形ブラケット18をシートバック2の回転中心軸Oと略同一高さ位置に配置したため、荷物等のセンターヒンジブラケット8への直接的な衝突による衝撃を手前で確実に食い止めることができる。
又、本実施の形態では、センターヒンジブラケット8を覆うヒンジカバー12に孔12aを形成し、該孔12aに挿通するボルト19によってL字形ブラケット18同士を連結するようにしたため、衝撃を受けたためにセンターヒンジブラケット8が多少変形しても、ヒンジカバー12がセンターヒンジブラケット8から外れて飛散することがなく、センターヒンジブラケット8に衝撃が加わらない通常時においてもヒンジカバー12を乗員が無用に取り外すという問題が発生することがない。
更に、本実施の形態では、L字形ブラケット18同士を連結するボルト19と左右のセンターヒンジブラケット8の後端部を固定するボルト17を三角形の頂点に配置したため、センターヒンジブラケット8を固定する一対のボルト17がセンターヒンジブラケット8の変形に対する抵抗を生じ、センターヒンジブラケット8の変形が抑えられて左右のシートバック2の開きが一層確実に防がれる。そして、三角形の固定構造によって、センターヒンジブラケット8を締め付ける際の負荷をバランス良く分散させることができ、センターヒンジブラケット8によるシートバック2の車体への組付精度が高められる。
その他、本実施の形態では、シートバック2の背後に車幅方向に延設された支持バー13の長手方向両端部をフロアブラケット7に取り付けるとともに、センターヒンジブラケット8の後端部を支持バー13に取り付ける構成を採用したため、シートバック2への衝撃荷重を支持バー13から左右に分散させて左右のフロアブラケット7から強度の高い車体フロア側壁へと逃がすことができる。この結果、センターヒンジブラケット8に衝撃荷重が集中的に作用することがなく、該センターヒンジブラケット8の損傷とこれに伴うシートバック2の開きを防ぐことができる。
車両用シートのシートバックとシートクッションを別々に示す斜視図である。 左右のシートバックを別々に示す斜視図である。 各シートバックへのカバーの取付構造を示す斜視図である。 左右のセンターヒンジブラケットの斜視図である。 L字型ブラケットとシートバックの回転中心軸との高さ位置関係を示す側面図である。 ヒンジカバーの斜視図である。 左右のセンターヒンジブラケットの固定部を示す斜視図である。 シートバックの背面図である。 図8のA部拡大詳細図である。 左右のセンターヒンジブラケットの固定構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 クッションフレーム
5 サイドカバー
6 ヘッドレスト
7 フロアブラケット
8 センターヒンジブラケット
8a,8b センターヒンジブラケットの円孔
9 リクライニング機構
10 アウターカバー
11 リヤカバー
12 ヒンジカバー
12A ヒンジカバーの面状部
12B ヒンジカバーのフランジ部
12a ヒンジカバーの孔
13 支持バー
14 サイドブラケット
15 センターブラケット
16,17 ボルト(締結部材)
18 L字形ブラケット(連結部)
18a L字形ブラケットの円孔
19 ボルト(締結部材)
20 溶接ナット
O シートバックの回転中心軸

Claims (5)

  1. 車幅方向外端部と内端部をそれぞれフロアブラケットとセンターヒンジブラケットを介して車体フロアに各々独立に回動可能に取り付けて車幅方向に並設された複数の分割式シートバックの開き防止構造であって、
    車幅方向に隣接する左右の前記センターヒンジブラケットに連結部をそれぞれ設け、該連結部同士を連結したことを特徴とする分割式シートバックの開き防止構造。
  2. 前記連結部を前記シートバックの回転中心軸近傍の略同一高さ位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の分割式シートバックの開き防止構造。
  3. 前記センターヒンジブラケットを覆うヒンジカバーに孔を形成し、該孔に挿通する締結部材によって前記連結部同士を連結することを特徴とする請求項1又は2記載の分割式シートバックの開き防止構造。
  4. 前記連結部同士を連結する締結部材と左右の前記ヒンジブラケットを固定する締結部材を三角形の頂点に配置したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の分割式シートバックの開き防止構造。
  5. 連結前の左右の前記連結部間に設計基準で上下方向の隙間を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の分割式シートバックの開き防止構造。
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