JP2013154772A - シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性や良好な操作性を確保しつつ、後方に配置された後列シートへの乗降性を向上させ荷室スペースを拡大させることができるシート装置を提供する。
【解決手段】シート装置14は、車両のフロア上且つ乗降口近傍に配置されたシート装置であって、車両の一部又はシート基部に取り付けられたシートクッション20と、シートクッションの後部に配置されたシートバック22と、シートクッションの前側と車両の一部又はシート基部とを複数のリンクにより連結する前側リンク機構26と、シートクッションの後側とシートバックとを、シートクッションの前側が第1連結軸24bにより上下方向に揺動可能に連結する後側リンク機構と、シートバックを前後方向の所定位置に移動可能に支持するシートバックスライド機構28と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート装置に係わり、特に、車両のフロア上且つ乗降口近傍に配置されたシート装置に関する。
従来、後方に配置された後列シートへの乗降性の向上や荷室スペースの拡大等を目的として、前方への移動や回動等が可能な車両用シートが利用されている。
例えば、シートクッションの前端近傍を支持する前脚部の下端を中心としてシート全体を前方に跳ね上げ回動させる車両用シートが知られている(特許文献1)。このようにシート全体を前方に跳ね上げた状態から、前脚部の上端を中心としてシートクッションを後方に倒すことにより、フロアに形成された凹部内にシートクッションが収納される。この状態で更にシートバックをシートクッションに向かって前倒させることにより、シートバックの背面が略水平となり、シートがダイブダウンされた状態となる。
また、下フロアのガイドレールにスライド自在に取り付けられた支持部材によりシートクッションが支持され、下フロアよりも上方の上フロアのガイドレールにスライド自在に取り付けられた受け部材によりシートバックが支持される車両のシート構造も知られている(特許文献2)。このシート構造では、シートクッション及びシートバックがそれぞれ折り畳まれ、下フロアに収容可能となっている。
また、床面に対してピボット運動するように取り付けられた前方脚部と、床面に対してスライドするように取り付けられた可動レールとを有し、シート本体の前端部が前方脚部に対してピボット運動するようにこの前方脚部の上端に取り付けられていると共に、シート背もたれが可動レールに対してピボット運動するようにこの可動レールに取り付けられている折り畳みシートも知られている(特許文献3)。
特開2002−193003号公報 特開2005−047359号公報 特開2004−249109号公報
しかし、特許文献1に記載の車両用シートでは、前方に跳ね上げられたシートを後方に戻す際に、後列シートの乗員の足が挟まれる可能性がある。また、シートを前方に跳ね上げるための付勢力を付与するシリンダを設ける等、機構が複雑になる。
また、特許文献2に記載の車両のシート構造では、シートクッション及びシートバックの折り畳み機構が複雑であり、これらを折り畳む際の手順が煩雑となる。また、折り畳まれたシートクッション及びシートバックを収容するため、シート前方における下フロアに広いスペースを確保する必要があり、シート配置の制約となる。
また、特許文献3に記載の折り畳みシートでは、前方脚部のピボット運動に伴いシートクッションが大きく上下動してしまうため、シートに設置されたチャイルドシートを取り外す必要が生じる等、使用性に向上の余地がある。また、シートクッションの上下動を抑制するために前方脚部の長さを短くすると、シートが前後に移動可能な距離が短くなり、後列シートへの乗降性の向上や荷室スペースの拡大が不十分となる可能性がある。
このように従来のシート装置においては、後方に配置された後列シートへの乗降性、荷室スペースの拡大、操作時の安全性、機構の単純さ、あるいは操作性等について更なる改良が要望されている。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、安全性や良好な操作性を確保しつつ、後方に配置された後列シートへの乗降性を向上させ荷室スペースを拡大させることができるシート装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明によれば、シート装置は、車両のフロア上且つ乗降口近傍に配置されたシート装置であって、車両の一部又はシート基部に取り付けられたシートクッションと、シートクッションの後部に配置されたシートバックと、シートクッションの前側と車両の一部又はシート基部とを複数のリンクにより連結する前側リンク機構と、シートクッションの後側とシートバックとを、シートクッションの前側が第1連結軸により上下方向に揺動可能に連結する後側リンク機構と、シートバックを前後方向の所定位置に移動可能に支持するスライド機構と、を有することを特徴とする。
このように構成された本発明においては、単一のリンクを介してベース部とシートクッションとを連結した場合と比較して、シートクッションの上下動を抑制しつつシート装置の前後の移動距離を大きくすることができる。これにより、シートバックを十分前方に移動させることができる。また、シートバック等を上方に跳ね上げる動作が必要とされないので、後列シートの乗員の足が挟まれることを防止できる。即ち、安全性や良好な操作性を確保しつつ、ウォークイン時における後席への乗降性の向上や荷室スペースの拡大を実現することができる。
また、本発明において、好ましくは、車両のシート装置が設置されるフロアの前方領域には、下方に延びる段差部が形成され、前側リンク機構の複数のリンク相互を連結する中間軸部が段差部よりも前方に位置することが可能である。
このように構成された本発明においては、中間軸部を段差部よりも前方に位置させることができ、シートクッション側のリンクを、段差部の後方におけるフロアよりも低い位置まで回動させることができる。従って、シートクッションを段差部の前下方に移動させると共にシートバックを十分前方に移動させることができ、ウォークイン時における後席への乗降性を更に向上させることができる。
また、本発明において、好ましくは、シート装置は、更に、チャイルドシートをシートバックと共に前後方向に移動可能にシートバックに取り付けるためのチャイルドシート取付部を有する。
このように構成された本発明においては、単一のリンクを介してベース部とシートクッションとを連結した場合と比較して、シートクッションの上下動が抑制されているので、チャイルドシート取付部を用いてチャイルドシートをシートバックに固定したままシートバックを前方に移動させることができ、使用性を向上することができる。
また、本発明において、好ましくは、チャイルドシート取付部は、チャイルドシートをシートバックに固定する固定部と、チャイルドシートのテザーベルトの端部が着脱可能なテザーアンカー部とを備えている。
このように構成された本発明においては、ISO−FIXに準拠したチャイルドシートをシートバックに固定することができる。
また、本発明において、好ましくは、スライド機構は、車両の一部又はシート基部に取り付けられたレールと、このレール上を前後方向に移動可能なスライド部材と、このスライド部材とシートバックとを回動自在に連結する第2連結軸とを備えている。
このように構成された本発明においては、シートバックを前方に移動させ且つ前倒させることができ、ウォークイン時における後席への乗降性を更に向上させることができる。
また、本発明において、好ましくは、シートバックが前方に移動し且つ前方に揺動したとき、後側リンク機構の第1連結軸と、スライド機構の第2連結軸が、シートクッションの上面よりも上方に配置されるようになっている。
このように構成された本発明においては、シートクッションの座面と略平行になるまでシートバックを前倒させることができる。即ち、座面を略水平に保ったままシートクッションを前下方に移動させ、このシートクッションに重なるようにシートバックを前倒させること(いわゆるダイブダウン)ができるので、ウォークイン時における後席への乗降性の向上と、ダイブダウンによる荷室スペースの拡大とを両立させることができる。
本発明によるシート装置によれば、安全性や良好な操作性を確保しつつ、後方に配置された後列シートへの乗降性の向上や荷室スペースの拡大を実現することができる。
本発明の第1実施形態によるシート装置を備えた車両を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置の乗員の着座位置にある状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置のチャイルドシートが設置された状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置の前側リンク機構を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置が図3の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置が図5に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置が図6に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置が図7に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるシート装置がダイブダウンされた状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態によるシート装置を示す側面図である。 本発明の第2実施形態によるシート装置が図10の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態によるシート装置が図11に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態によるシート装置が図12に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態によるシート装置を示す側面図である。 本発明の第3実施形態によるシート装置が図14の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態によるシート装置が図15に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態によるシート装置が図16に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態によるシート装置が図17に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態によるシート装置が図18に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第4実施形態によるシート装置を示す側面図である。 本発明の第4実施形態によるシート装置が図20の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。 本発明の第4実施形態によるシート装置が図21に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
まず、図1乃至図9により本発明の第1実施形態によるシート装置について説明する。図1は本発明の第1実施形態によるシート装置を備えた車両を示す側面図である。
図1に示すように、車両1には、車室内の下方にフロア6が設けられている。このフロア6上には、前方から後方に向けて、1列目シート12、2列目シート14、3列目シート16が順番に配置されている。2列目シート14及び3列目シート16が配置される領域の前方には、前方に向けて低くなる段差部6a、6bがそれぞれ形成されている。
1列目シート12の車幅方向に対応した車両1の側部には、前方サイドドア2用の側面開口部2aが形成され、さらに、同様に、2列目シート14の車幅方向に対応した位置には、後方サイドドア4用の側面開口部4aが形成されている。しかしながら、3列目シート16の車幅方向に対応した位置には、サイドドアがないため、開口部は形成されていない。そのため、3列目シート16に着座する乗員は、後方サイドドア4用の側面開口部4aから、車両1内に乗り込むようになっている。
以下、本発明のシート装置を2列目シート14に適用した第1実施形態について説明する。なお、1列目シート12又は3列目シート16に本発明のシートを装置を適用してもよい。
図2は第1実施形態によるシート装置の乗員の着座位置にある状態を示す斜視図であり、図3は第1実施形態によるシート装置のチャイルドシートが設置された状態を示す側面図であり、図4は第1実施形態によるシート装置の前側リンク機構を示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、2列目シート14は、フロア6上に配置されたシートクッション20と、このシートクッション20の後部に配置されたシートバック22と、シートバック22をフロア6上において前後方向の所定位置に移動可能に支持するシートバックスライド機構28とを備えている。さらに、2列目シート14は、チャイルドシート40をシートバック22に取り付けるためのチャイルドシート取付部30を備えている。
ここで、図2及び図3に示すように、2列目シート14において、シートクッション20がほぼ水平となり且つシートバック22が起立する位置を着座位置と呼ぶ。
図2乃至図4に示すように、シートクッション20は、前側リンク機構26によりフロア6と連結されている。前側リンク機構26は、シートクッション20の下面において車幅方向両側に設けられ且つ相互に連結されたフロア側のリンク26a及びシートクッション側のリンク26bの2つのリンクを備え、これらの2つのリンク26a、26bは、中間軸26cにより回動可能に連結されている。さらに、このフロア側のリンク26aの一端はフロア6に軸部26dにより回動可能に結合され、一方、シートクッション側のリンク26bの一端はシートクッション20の下面に軸部26eにより回動可能に結合されている。各リンク26a及び26bの回動軸は、その軸線方向が車幅方向である。また、図4に示すように、前側リンク機構26には、リンク26a及び26bの相互間の回動を制限するためのリンクストッパー26fが設けられている。このリンクストッパー26fは、リンク26a又は26bの少なくとも一方に設けられており、リンク26a、26b相互間の夾角が所定角となった場合に他方のリンク26a又は26bに当接することにより、この夾角が縮小する方向の回動を規制する。図4に示すように、本実施形態では、リンクストッパー26fはリンク26bに設けられている。また、リンク26aとリンク26bとの間に、これらのリンク26a、26b相互間の夾角を縮小させる方向(即ち、リンクストッパー26fによりリンク26a、26bの回動が規制される方向)にリンク26a、26bを付勢するスプリング26hが設けられている。更に、図3に示すように、リンク26aの軸部26dとフロア6の段差部6aとの距離L1は、リンク26aの長さL2よりも短い。
シートクッション20の後側は、後側リンク機構24により、シートバック22に連結されている。後側リンク機構24は、シートクッション20の後側の車幅方向両側に取り付けられたアームリンク24aと、各アームリンク24aとシートバック22とを、シートクッション20の前側が上下方向に揺動可能に連結するための第1連結軸24bを備えている。この第1連結軸24bは、シートバック22の車幅方向両側に設けられており、その軸線は、車幅方向に延びている。また、第1連結軸24bは、シートクッション20の上面よりも上方に配置されている。
シートバックスライド機構28は、フロア6上に設けられたロアーレール28aと、このロアーレール28a上をスライドするアッパーレール28bと、このアッパーレール28bと一体的に設けられ前後方向にスライドするスライド部材28cと、このスライド部材28cとシートバック22の下端近傍を回動自在に連結する第2連結軸28dとを備えている。この第2連結軸28dは、シートバック22の車幅方向両側に設けられ、その軸線が、車幅方向であり、さらに、シートクッション20の上面よりも上方に配置され、この第2連結軸28dにより、シートバック22は前後方向に揺動可能となっている。
チャイルドシート取付部30は、チャイルドシート40をシートバック22と共に前後方向に移動可能にシートバック22に取り付けるためのもので、ISO−FIXに準拠した公知の構成とすることができる。例えば図2に示したように、チャイルドシート取付部30は、チャイルドシート40をシートバック22に固定する固定部30aと、チャイルドシート40のテザーベルトの端部が着脱可能なテザーアンカー30bとを備えている。これらの固定部30a及びテザーアンカー30bは、シートバック22を構成するフレームやその他のフレーム等、スライド部材28cと共に移動可能な各種部材に設けることができる。第1実施形態では、図2に示すように、固定部30aは略環状に形成され、シートバック22の下端近傍に所定間隔を空けて2箇所設置されている。また、テザーアンカー30bは、シートバック22の背面に設けられている。
次に、図5乃至図8により、上述した本発明の第1実施形態によるシート装置のウォークイン動作を説明する。
図5は本発明の第1実施形態によるシート装置が図3の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。図6は本発明の第1実施形態によるシート装置が図5に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図7は本発明の第1実施形態によるシート装置が図6に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図8は本発明の第1実施形態によるシート装置が図7に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。これらの各図において、1列目シート12が仮想線で表されている。
図3及び図5では、各リンク26a、26bは、スプリング26hの付勢力を利用したロック機構により、リンク26a、26b相互間の夾角を縮小する方向(即ち、リンクストッパー26fによりリンク26a、26bの回動が規制される方向)に付勢されている。従って、各リンク26a、26bは、付勢力を超える所定の回転モーメントがリンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向(即ち、リンクストッパー26fによりリンク26a、26bの回動が規制されない方向)に加わらない限り、リンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向に回動しないように中間軸26cに対してロックされている。これにより、車両の走行中における振動等によって、リンク26a、26bが中間軸26cに対してリンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向に回動することが防止され、軸部26dに対してこれらの2つのリンク26a及び26bが一体に回動可能となっている。また、シートバックスライド機構28は、前傾状態においてシートバック22を第2連結軸28dにより前後方向に回動自在とし、1又は複数の後傾角度においてシートバック22を固定可能な周知のリクライニング機構(図示省略)を備えている。図3及び図5では、このリクライニング機構により、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動がロックされている。一方、シートクッション20は、第1連結軸24bに対して揺動自在となっており、これにより、リンク26a及び26bの回動に応じて第1連結軸24bを軸としてシートクッション20の前側が上下に揺動可能となっている。
図5に示すように、図3に示した位置から2列目シート14が前方に押されると、軸部26dを中心として2つのリンク26a及び26bが左側面視で反時計回りに一体に回動する。これに応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として上下に揺動しつつ、前方に移動する。また、シートバック22はスライド部材28cと共に前方にスライドする。
図6は本発明の第1実施形態によるシート装置が図5に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図5に示した位置において、シートバック22をスライド部材28cと共に前方にスライド操作すると、中間軸26cに対してリンク26bをロックしているロック機構のスプリング26hによる付勢力よりも強い回転モーメントがリンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向に加わり、図6に示すように、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で反時計回りに回動する。これに応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として左側面視で反時計回りに揺動しつつ、前下方に移動する。
図7は本発明の第1実施形態によるシート装置が図6に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図6に示した位置において、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動をロックしているリクライニング機構を解除すると、図7に示すように、第2連結軸28dを中心としてシートバック22が前方に揺動する。これに応じて、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で反時計回りに回動し、シートクッション20は前下方に移動する。
図8は本発明の第1実施形態によるシート装置が図7に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。この図8では、チャイルドシート40が取り外された場合について例示している。チャイルドシート40が取り外されることで、シートバック22はスライド部材28cと共に前方にスライドしつつ、第2連結軸28dを中心として図7に示した位置から更に前方に揺動する。これに応じて、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で反時計回りに回動する。図7に示すように、リンク26aの軸部26dとフロア6の段差部6aとの距離L1は、リンク26aの長さL2よりも短いので、リンク26a、26b相互を連結する中間軸26cは段差部6aよりも前方に位置している。従って、シートクッション20側のリンク26bを、段差部6aの後方におけるフロア6よりも低い位置まで回動させることができ、シートクッション20を図7に示した位置から更に前下方に移動させることができる。
このように、シートクッション20の前側とフロア6とを複数のリンク26a及び26bにより連結しているので、単一のリンクを用いた場合と比較して、シートクッション20の上下動を抑制しつつ2列目シート14の前後の移動距離を大きくすることができる。これにより、シートバック22を十分前方に移動させることができ、ウォークイン時における後方サイドドア4用の側面開口部4aから3列目シート16への乗降性を向上することができる。また、シートバック22を上方に跳ね上げる動作が必要とされないので、3列目シート16の乗員の足が挟まれることを防止できる。さらに、シートクッション20の上下動が小さいので、チャイルドシート40を固定したままシートバック22を前方に移動させることができ、操作性を向上することができる。
図9は本発明の第1実施形態によるシート装置がダイブダウンされた状態を示す側面図である。この図9では、ダイブダウンのためにチャイルドシート40が取り外された場合について例示している。図3に示した着座位置から図5に示した位置まで2列目シート14を前方に移動させた後、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動をロックしているリクライニング機構を解除する。この状態でシートバック22の上部を前方に押し出すと、図9に示すように、第2連結軸28dを中心としてシートバック22の上部が前下方に揺動する。シートバック22と共に第1連結軸24bが前下方に揺動すると共に、中間軸26cに対してリンク26bをロックしているロック機構のスプリング26hによる付勢力よりも強い回転モーメントがリンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向に加わり、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で反時計回りに回動することにより、図9に示すように、シートクッション20は座面が略水平に保たれたまま前下方に移動する。なお、第1連結軸24b、及び第2連結軸28dは、シートクッション20の上面よりも上方に配置されているので、シートクッション20の座面と略平行になるまでシートバック22を前倒させることができる。
このように、座面を略水平に保ったままシートクッション20を前下方に移動させ、このシートクッション20に重なるようにシートバック22を前倒させること(いわゆるダイブダウン)ができるので、図5乃至図8に示した動作によるウォークイン時における3列目シート16への乗降性の向上と、ダイブダウンによる荷室スペース8の拡大とを両立させることができる。
次に、図10乃至図13により本発明の第2実施形態によるシート装置を説明する。
図10は、本発明の第2実施形態による2列目シート14を示す側面図である。
図10に示すように、この第2実施形態では、前側リンク機構26の2つのリンク26a及び26bがほぼ円弧状に形成されている。これらの2つのリンク26a及び26bは、円弧方向に沿って相互にスライド可能に連結されている。さらに、フロア側のリンク26aの一端はフロア6に軸部26dにより回動可能に結合され、一方、シートクッション側のリンク26bの一端はシートクッション20の下面に軸部26eにより回動可能に結合されている。また第2実施形態では、図10に示すように、シートバックスライド機構28の第2連結軸28dは、シートバック22の上面よりも下方に配置されている。
次に、図11乃至図13により、上述した本発明の第2実施形態によるシート装置のウォークイン動作を説明する。
図11は本発明の第2実施形態によるシート装置が図10の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。図12は本発明の第2実施形態によるシート装置が図11に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図13は本発明の第2実施形態によるシート装置が図12に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。
図10及び図11では、リンク26a、26b相互間のスライドはロック機構(図示省略)によりロックされており、軸部26dに対してこれらの2つのリンク26a及び26bが一体に回動する。また、図10及び図11では、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動がリクライニング機構(図示省略)によりロックされている。一方、シートクッション20は、第1連結軸24bに対して揺動自在となっており、これにより、リンク26a及び26bの回動に応じて第1連結軸24bを軸としてシートクッション20の前側が上下に揺動可能となっている。
図11に示すように、図10に示した位置から2列目シート14が前方に押されると、軸部26dを中心として2つのリンク26a及び26bが左側面視で反時計回りに一体に回動する。これに応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として上下に揺動しつつ、前方に移動する。また、シートバック22はスライド部材28cと共に前方にスライドする。
更に、図12に示すように、図11に示した位置において、シートバック22をスライド部材28cと共に前方にスライド操作すると、リンク26a、26bは、軸部26dを中心として左側面視で反時計回りに一体に回動する。これに応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として下方に揺動しつつ、前方に移動する。
更に、図12に示した位置において、リンク26a、26b相互間のスライドをロックしているロック機構を解除すると共に、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動をロックしているリクライニング機構を解除すると、図13に示すように、第2連結軸28dを中心としてシートバック22が前方に揺動する。これに応じて、リンク26a、26bは、軸部26dを中心として左側面視で反時計回りに回動しつつ、円弧方向に沿って延びるように相互にスライドする。これにより、シートクッション20は前下方に移動する。
このように、シートクッション20の前側とフロア6とを、円弧方向に沿って相互にスライド可能に連結された複数のほぼ円弧状のリンク26a、26bにより連結しているので、単一のリンクを用いた場合と比較して、シートクッション20の上下動を抑制しつつ2列目シート14の前後の移動距離を大きくすることができる。
次に、図14乃至図19により本発明の第3実施形態によるシート装置を説明する。
図14は、本発明の第3実施形態による2列目シート14を示す側面図である。
図14に示すように、この第3実施形態では、シートバックスライド機構28の第2連結軸28dは、シートバック22の上面よりも下方に配置されている。また第3実施形態では、図14に示すように、前側リンク機構26のリンク26a、26b相互間の夾角が所定角度未満にならないように制限するための第2リンクストッパー26gが、前側リンク機構26に設けられている。
次に、図15乃至図19により、上述した本発明の第3実施形態によるシート装置のウォークイン動作を説明する。
図15は本発明の第3実施形態によるシート装置が図14の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。図16は本発明の第3実施形態によるシート装置が図15に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図17は本発明の第3実施形態によるシート装置が図16に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図18は本発明の第3実施形態によるシート装置が図17に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。図19は本発明の第3実施形態によるシート装置が図18に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。
図14及び図15では、スプリング26hの付勢力を利用したロック機構により、リンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向の回動がロックされている。また、図14及び図15では、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動がリクライニング機構によりロックされている。一方、シートクッション20は、第1連結軸24bに対して揺動自在となっており、これにより、リンク26a及び26bの回動に応じて第1連結軸24bを軸としてシートクッション20の前側が上下に揺動可能となっている。
図15に示すように、図14に示した位置から2列目シート14が前方に押されると、軸部26dを中心として、フロア6側のリンク26aが左側面視で反時計回りに回動する。また、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で時計回りに回動する。このリンク26bの回動は、リンク26a、26b相互間の夾角が所定角度まで縮小された位置で、第2リンクストッパー26gにより制限される。このリンク26a及び26bの回動に応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として上下に揺動しつつ、前方に移動する。また、シートバック22はスライド部材28cと共に前方にスライドする。
更に、図16に示すように、シートバック22をスライド部材28cと共に前方にスライド操作し、図15に示した位置から2列目シート14が更に前方に押されると、軸部26dを中心として、フロア6側のリンク26aが左側面視で反時計回りに回動する。また、中間軸26cに対してリンク26bをロックしているロック機構のスプリング26hによる付勢力よりも強い回転モーメントがリンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向に加わり、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で反時計回りに回動する。これに応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として上下に揺動しつつ、前方に移動する。
図16に示した位置において、シートバック22をスライド部材28cと共に前方にスライド操作すると、中間軸26cに対してリンク26bをロックしているロック機構のスプリング26hによる付勢力よりも強い回転モーメントがリンク26a、26b相互間の夾角を拡大する方向に加わり、図17に示すように、中間軸26cを中心として、シートクッション20に結合されているリンク26a及び26bが左側面視で反時計回りに回動する。これに応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として左側面視で反時計回りに揺動しつつ、前下方に移動する。
図17に示した位置において、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動をロックしているリクライニング機構を解除すると、図18に示すように、第2連結軸28dを中心としてシートバック22が前方に揺動する。これに応じて、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で反時計回りに回動し、シートクッション20は前下方に移動する。
図19では、チャイルドシート40が取り外された場合について例示している。チャイルドシート40が取り外されることで、シートバック22はスライド部材28cと共に前方にスライドしつつ、第2連結軸28dを中心として図18に示した位置から更に前方に揺動する。これに応じて、シートクッション20側のリンク26bは中間軸26cを中心として左側面視で反時計回りに回動し、シートクッション20は図18に示した位置から更に前下方に移動する。
図19に示した第3実施形態による2列目シート14では、図8に示した第1実施形態による2列目シート14よりも第2連結軸28dが低い位置に配置されている。従って、第3実施形態による2列目シート14では、シートバックスライド機構28を段差部6aまで前進させ且つシートバック22を前倒させた場合のシートバック22の背面の位置が、第1実施形態による2列目シート14よりも更に前下方となる。これにより、シートバック22を十分前方に移動させることができ、ウォークイン時における後方サイドドア4用の側面開口部4aから3列目シート16への乗降性を更に向上することができる。
最後に、図20乃至図22により本発明の第4実施形態によるシート装置を説明する。
図20は、本発明の第4実施形態による2列目シート14を示す側面図である。
図20に示すように、この第4実施形態では、2列目シート14は、フロア6上で前後方向にスライド可能に設置されたシートベース32に取り付けられている。シートベース32は、シートベーススライド機構34によりフロア6上を前後方向にスライド可能にフロア6に設置されている。シートベーススライド機構34は、フロア6に取り付けられたロアーレール34aと、シートベース32に取り付けられたアッパーレール34bとを備え、シートベース32が、フロア6上を前後方向に移動可能となっている。
シートクッション20は、前側リンク機構26によりシートベース32と結合されている。即ち、フロア側のリンク26aの一端はシートベース32に軸部26dにより回動可能に結合され、一方、シートクッション側のリンク26bの一端はシートクッション20の下面に軸部26eにより回動可能に結合されている。また、図20に示すように、リンク26aの軸部26dとシートベース32の前端32aとの距離L1は、リンク26aの長さL2よりも短い。
この第4実施形態によるシートバックスライド機構28において、ロアーレール28aはシートベース32上に設けられ、アッパーレール28bはこのロアーレール28a上をスライドする。第4実施形態では、第3実施形態と同様に、第2連結軸28dはシートバック22の上面よりも下方に配置されている。
次に、図21及び図22により、上述した本発明の第4実施形態によるシート装置のウォークイン動作を説明する。
図21は本発明の第4実施形態によるシート装置が図20の位置から前方に移動した状態を示す側面図である。図22は本発明の第4実施形態によるシート装置が図21に示した位置から更に前方に移動した状態を示す側面図である。
図20及び図21では、第2連結軸28dを中心としたシートバック22の揺動がリクライニング機構(図示省略)によりロックされている。一方、シートクッション20は、第1連結軸24bに対して揺動自在となっており、これにより、リンク26a及び26bの回動に応じて第1連結軸24bを軸としてシートクッション20の前側が上下に揺動可能となっている。
図21に示すように、図20に示した位置から2列目シート14が前方に押されると、軸部26dを中心として2つのリンク26a及び26bが左側面視で反時計回りに回動する。これに応じて、シートクッション20は第1連結軸24bを中心として上下に揺動しつつ、前方に移動する。また、シートバック22はスライド部材28cと共にシートベース32に対して前方にスライドする。更に、シートベース32はフロア6に対して前方にスライドする。
図22では、チャイルドシート40が取り外された場合について例示している。チャイルドシート40が取り外されることで、シートバック22はスライド部材28cと共に前方にスライドしつつ、第2連結軸28dを中心として図21に示した位置から更に前方に揺動する。これに応じて、中間軸26cを中心として、シートクッション20側のリンク26bが左側面視で反時計回りに回動し、シートクッション20は図21に示した位置から更に前下方に移動する。
このように、シートベーススライド機構34によりシートベース32がフロア6上を前後にスライドするので、フロア6に対してシートクッション20及びシートバック22が前後に移動可能な距離を拡大することができ、ウォークイン時における3列目シート16への乗降性を更に向上させることができる。
1 車両
2 前方サイドドア
2a、4a 側面開口部
4 後方サイドドア
6 フロア
6a、6b 段差部
8 荷室スペース
12 1列目シート
14 2列目シート
16 3列目シート
20 シートクッション
22 シートバック
24 後側リンク機構
24a アームリンク
24b 第1連結軸
26 前側リンク機構
26a、26b リンク
26c 中間軸
26d、26e 軸部
26f リンクストッパー
26g 第2リンクストッパー
26h スプリング
28 シートバックスライド機構
28a ロアーレール
28b アッパーレール
28c スライド部材
28d 第2連結軸
30 チャイルドシート取付部
30a 固定部
30b テザーアンカー
32 シートベース
32a 前端
34 シートベーススライド機構
34a ロアーレール
34b アッパーレール
40 チャイルドシート

Claims (6)

  1. 車両のフロア上且つ乗降口近傍に配置されたシート装置であって、
    車両の一部又はシート基部に取り付けられたシートクッションと、
    上記シートクッションの後部に配置されたシートバックと、
    上記シートクッションの前側と上記車両の一部又はシート基部とを複数のリンクにより連結する前側リンク機構と、
    上記シートクッションの後側と上記シートバックとを、シートクッションの前側が第1連結軸により上下方向に揺動可能に連結する後側リンク機構と、
    上記シートバックを前後方向の所定位置に移動可能に支持するスライド機構と、
    を有することを特徴とするシート装置。
  2. 上記車両のシート装置が設置されるフロアの前方領域には、下方に延びる段差部が形成され、上記前側リンク機構の複数のリンク相互を連結する中間軸部が上記段差部よりも前方に位置することが可能である請求項1に記載のシート装置。
  3. 更に、チャイルドシートを上記シートバックと共に前後方向に移動可能にシートバックに取り付けるためのチャイルドシート取付部を有する、請求項1乃至3の何れか1項に記載のシート装置。
  4. 上記チャイルドシート取付部は、上記チャイルドシートを上記シートバックに固定する固定部と、チャイルドシートのテザーベルトの端部が着脱可能なテザーアンカー部とを備えている請求項4に記載のシート装置。
  5. 上記スライド機構は、上記車両の一部又はシート基部に取り付けられたレールと、このレール上を前後方向に移動可能なスライド部材と、このスライド部材と上記シートバックとを回動自在に連結する第2連結軸と、を備えている請求項1乃至4の何れか1項に記載のシート装置。
  6. 上記シートバックが前方に移動し且つ前方に揺動したとき、上記後側リンク機構の第1連結軸と、上記スライド機構の第2連結軸が、上記シートクッションの上面よりも上方に配置されるようになっている請求項5に記載のシート装置。
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