JP2001118621A - フレキシブルプリント配線板と電線の接続用コネクタ - Google Patents

フレキシブルプリント配線板と電線の接続用コネクタ

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JP2001118621A
JP2001118621A JP29555899A JP29555899A JP2001118621A JP 2001118621 A JP2001118621 A JP 2001118621A JP 29555899 A JP29555899 A JP 29555899A JP 29555899 A JP29555899 A JP 29555899A JP 2001118621 A JP2001118621 A JP 2001118621A
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electric wire
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fpc
flexible printed
connector
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Hitoshi Takenaga
均 武長
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FPC上の任意の位置で電線の接続を可能と
し、配線の自由度を向上させたFPCと電線の接続用コ
ネクタを提供すること。 【解決手段】 一端に電線接続部6を有する本体部1
と、本体部1の他端に回動自在に取り付けられたカバー
部2とからなり、本体部1に電線接続部6内に先端部8
02a〜802dが突出する複数本のブスバー8a〜8
dが並設され、ブスバー8a〜8dの基端部にはFPC
10の導通部15の間隔Tと同じ寸法Lをもって前後に
ずらせた爪部801a〜801dが形成され、各導通部
15に各爪部801a〜801dを突き刺した状態でカ
バー部2と本体部1との間でFPC10を挟持固定する
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント配線板(以下、FPCと略称する)と電線とを電気
的、機械的に接続するFPCと電線の接続用コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】FPCと電線を接続するコネクタとして
は、図6に示すように絶縁基板20に孔21を設け、F
PC10を絶縁基板20の表面から孔21の内壁に沿っ
て折り曲げ、電線(ワイヤハーネス)11に接続した電
線コネクタ22を孔21に嵌め込み、電線コネクタ22
の外側の接触部23をFPC10の導通部15と接触さ
せることにより、FPC10と電線11とを接続するよ
うにした構造のものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6のようなコネクタ
構造においては、FPC15と電線11との接続位置
は、孔21の位置で決定され、配線位置の変更は、不可
能であるため、配線の自由度が少ない。このことは、特
に、車両用のワイヤハーネス配索において不都合をきた
すことになる。
【0004】すなわち、車両は、右ハンドル車、左ハン
ドル車により部品が分かれており、部品単体では共通で
あっても車両への搭載においては、左右対象の部品と、
平行移動で右又は左に搭載される部品とが入り混じった
状態になっている。したがって、車両に搭載された上で
各々の部品に電源を分配することになるワイヤハーネス
は、右ハンドル車、左ハンドル車においての共通化が不
可能であるという問題がある。
【0005】本発明は、上述の点に着目してなされたも
ので、FPC上の任意の位置で電線の接続を可能とし、
配線の自由度を向上させたFPCと電線の接続用コネク
タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、複数の導通部が所定の間
隔をおいて配置されたFPCと電線とを接続するFPC
と電線の接続用コネクタであって、一端に電線接続部を
有する本体部と、該本体部の他端に回動自在に取り付け
られたカバー部とからなり、前記本体部に前記電線接続
部内に先端部が突出する複数本のブスバーが並設され、
該ブスバーの基端部には前記FPCの導通部の間隔と同
じ寸法をもって前後にずらせた爪部が形成され、前記導
通部に前記爪部を突き刺した状態で前記カバー部と前記
本体部との間で前記FPCを挟持固定するように構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0007】このため、請求項1記載の発明では、FP
Cは、その長手方向の任意の位置でコネクタに接続で
き、配線の自由度が向上し、電線の配線設計に応じて最
適の箇所での接続が可能となる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のFPCと電線の接続用コネクタであって、前記カバ
ー部の縁部と前記本体部の側部との間で前記FPCを折
曲げて挟持したことを特徴とするものである。
【0009】このため、請求項2記載の発明では、FP
Cは、本体部とカバー部との間で下方に折曲げられた状
態で挟持され、本体部に押しつけられた状態となって引
張力に対して強い固定力が得られる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載のFPCと電線の接続用コネクタであって、
FPCは、2枚重ねて各々を前記爪部に突き刺して前記
カバー部と前記本体部との間で挟持固定したことを特徴
とするものである。
【0011】このため、請求項3記載の発明では、共通
のコネクタで2枚のFPCを接続することが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図6と同一部材または同一
機能のものは同一符号で示している。
【0013】図1、図2及び図3において、コネクタA
は、FPC10と電線(ワイヤハーネスを含む、以下同
じ)11とを接続するものであって、本体部1と、この
本体部1の基端部3に軸4を介して回動自在に取り付け
られたカバー部2とを備えている。カバー部2は、本体
部2の外側に被さる縁部2aを有し、この縁部2aの前
縁には本体部1に形成された係止爪12に係止する係止
片2bが形成されている。本体部1の先端部には、差込
口5を有する電線接続部6が設けられ、この電線接続部
6と基端部3との間に平坦面7が形成されている。
【0014】前記平坦面7上に複数本のブスバー8a、
8b、8c、8dが、平行に配設されている。これらの
ブスバー8a〜8dは、貼り付け又は埋め込み等により
平坦面7に固定されている。そして、ブスバー8a、8
b、8c、8dの基端部には上向きの爪801a、80
1b、801c、801dが形成され、先端部802
a、802b、802c、802dは、電線接続部6の
通路9から電線接続部6の差込口5内に突出している
(図2、図3及び図4参照)。このとき、爪801a、
801b、801c、801dは、FPC10の各導通
部15間の間隔Tと同じ寸法L(L=T)づつ前後方向
にずらせている(図2参照)。
【0015】電線11は、電線コネクタ13に接続され
ている。この電線コネクタ13は、電線接続部6の差込
口5に差し込まれてブスバー8a〜8dの先端部802
a〜802dと接続される。このとき、電線コネクタ1
3の係止爪14が電線接続部6の係止孔16に係止され
て固定されるようになっている。
【0016】FPC10は、コネクタAに以下のように
して接続される。
【0017】すなわち、FPC10は、コネクタAに対
して直角方向に向けて平坦面7上に位置させ、カバー2
を閉じてFPC10を上から押し込むことにより、ブス
バー8a〜8dの爪801a〜801dが導通部15に
突き刺さって突出する(図2参照)。なお、図2では、
カバー部2を開いた状態で示しているが、この状態で、
カバー部2を本体部1に被せるように回動させ、係止片
2bを係止爪12に係止させる。これにより、FPC1
0は、カバー部2の縁部2aと本体部1の側部との間で
挟まれ、縁部2aで本体部1の側部に沿って折曲げられ
た状態となって固定される(図5参照)。FPC10の
導通部15は、爪801a〜801d、ブスバー8a〜
8d、電線コネクタ13を介して電線11と電気的に接
続される。
【0018】本体部1及びカバー部2を樹脂製で構成す
ることにより、カバー部2を閉じたとき、縁部2aの樹
脂の弾性によりFPC10は弾性的に本体部1との間で
下方に折曲げられた状態で挟持され、FPC10は、平
坦面7に押しつけられた状態となり、FPC10への引
張力に対して強い固定力が得られる。但し、FPC10
をカバー部2の一部又は全体で平坦面7上に押しつける
構造でもFPC10の固定は可能である。
【0019】以上のように、本実施の形態では、FPC
10をコネクタAに挟み込んで導通部15にブスバー8
の爪部801a〜801dを突き刺すようにしたので、
FPC10は、その長手方向の任意の位置でコネクタA
に接続でき、電線11とFPC10との配線位置の自由
度が向上する。したがって、例えば車両搭載の場合にお
いて、右ハンドル車、左ハンドル車に応じて電線(ワイ
ヤハーネス)11の配索位置を移動させることも簡単で
あり、ワイヤハーネスの共通化が可能となる。
【0020】また、FPC10は、上述のように1枚の
みならず、重ね合わせて爪部801a〜801dに突き
刺すようにすれば、1枚ごとにコネクタAを用いること
なく、共通のコネクタAで2枚のFPC10を接続する
ことも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、FPCの導通部にコネクタのブスバーの
爪部を突き刺した状態でカバーと本体部との間でFPC
を挟持固定するようにしたので、FPCは、その長手方
向の任意の位置でコネクタに接続でき、配線の自由度が
向上し、電線の配線設計に応じて最適の箇所でのFPC
と電線の接続が可能となる。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、カバ
ー部の縁部と本体部の側部との間でFPCを折曲げて挟
持したので、請求項1記載の発明の効果に加えて、FP
Cは、本体部に押しつけられた状態で挟持固定され、引
張力に対して強い固定力が得られる。
【0023】また、請求項3記載の発明によれば、FP
Cは、2枚重ねて各々を爪部に突き刺して、カバー部と
本体部との間で挟持固定したので、請求項1または2記
載の発明の効果に加えて、共通のコネクタで2枚のFP
Cを接続することが可能となり、部品点数が削減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFPCと電線の接続用コネクタの一実
施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】一実施の形態のコネクタのカバー部を開いた状
態の側面図である。
【図3】図2のコネクタの要部の平面図である。
【図4】一実施の形態のコネクタのカバー部を半開きし
た状態の斜視図である。
【図5】FPCを接続した状態のコネクタの斜視図であ
る。
【図6】従来のFPCとワイヤハーネスの接続構造の縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 カバー部 2a 縁部 6 電線接続部 8a、8b、8c、8d ブスバー 801a、801b、801c、801d 爪部 802a、802b、802c、802d 先端部 10 FPC 11 電線 15 導通部(FPCの) A コネクタ L 前後の位置ずれ寸法(爪部の) T 間隔(導通部の)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導通部が所定の間隔をおいて配置
    されたフレキシブルプリント配線板と、電線とを接続す
    るフレキシブルプリント配線板と電線の接続用コネクタ
    であって、 一端に電線接続部を有する本体部と、該本体部の他端に
    回動自在に取り付けられたカバー部とからなり、前記本
    体部に前記電線接続部内に先端部が突出する複数本のブ
    スバーが並設され、該ブスバーの基端部には前記フレキ
    シブルプリント配線板の導通部の間隔と同じ寸法をもっ
    て前後にずらせた爪部が形成され、前記導通部に前記爪
    部を突き刺した状態で前記カバー部と前記本体部との間
    で前記フレキシブルプリント配線板を挟持固定するよう
    に構成されていることを特徴とするフレキシブルプリン
    ト配線板と電線の接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カバー部の縁部と前記本体部の側部
    との間で前記フレキシブルプリント配線板を折曲げて挟
    持したことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルプ
    リント配線板と電線の接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記フレキシブルプリント配線板は2枚
    重ねて各々を前記爪部に突き刺して前記カバー部と前記
    本体部との間で挟持固定したことを特徴とする請求項1
    又は2記載のフレキシブルプリント配線板と電線の接続
    用コネクタ。
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